いけない愛と知っていながら【教師、生徒】非募

素直な方が、すき？
(素直じゃない自分は嫌なのだろうかと思い少し不安気に聞き。嫌な雰囲気になり慌てて「違うってばっ」と否定して)

素直も好きだが、1番は玲二かな。
(相手の不安気な声と様子を感じ取り、相手が好きだとハッキリ述べて。慌てて否定する相手が信用ならず、「何処の誰だ。」ともう一度問い)

...なんでそういうことさらっと言うかな
(はっきり言う相手に照れて目を逸らし。否定したにも関わらずまだ信じてない相手に「薫さんだよっ、俺をこんなにするのはっ」と言ったあとにバカと小さく付け足してぎゅっと抱きつき)

強いていうなら、豊富な経験？
(照れている相手を見てはクスクス笑って、たまには相手にも嫉妬して欲しいとたくらめば上記を述べてみて。「あっそう。じゃあいい。」と完全に不機嫌に述べて)

俺以外にってこと？
(むっとして言えば、歳の差に仕方ないのかなとしょげて。キレイなお姉さんとかを想像して勝てないなあと思い。「...なんでそういうこと言うのっ」と目を潤ませて相手から少し離れたところに座り直して膝を抱え込み信用されてないのかなと考えて)

嫉妬した？
(少しムッとしている相手を見ると満足そうに笑いながら、冗談冗談と述べて。「証明しろよ。」膝を抱え込んでいる相手を冷たい目で見れば、窓際に移動し煙草をとりだして火をつけて)

ほんと？
(この歳でまあ経験はあるだろうけど、そんなにないのか？と訝しげに相手を見て。｢...どうやって｣と証明っていっても手段が思い浮かばず。いつにもまして冷たい相手に本当に泣きそうになりながらも持ち堪えて)

あまり真剣なお付き合いはしてこなかったからね。
(というのも、自分の独占欲の強さと嫉妬深さで関係を持った女性や男性はすぐに逃げてしまい。「泣くほど何が悲しいの。」今にも泣き出しそうな顔を見れば鼻で笑って。「もう良いよ、わかったから。」と流石に相手の涙は見たくないと感じては述べて。窓の外にを見ながら煙草を吸い)

そうなんだ。
(少し意外そうに、でも嬉しそうに述べて。鼻で笑われた事に少し苛立ったが「なにも分かってないじゃん...どうしたら信用してくれるの？」ともういいと言ったが相変わらず窓の外を見ている相手にとうとう泣き出して「俺はこんなに好きなのに、嫌いなの？俺の事」と小さく呟いて)

こんな俺を受け入れてくれるのは玲二ぐらいだよ
(意外そうにしているなと感じれば上記を真剣に述べて。どうしたら良いのかと問われればそれに答えずそのままでいると相手の泣いている声と小さな呟きが聞こえては「泣くのは反則だろ…」と煙草を咥えたまま相手に近付き述べては相手の涙を拭い)

面倒くさい俺を受け入れてくれるのも薫さんくらいだよ
(相手の言葉に少し照れつつも同じように返して。相変わらず答えてくれないのかと思っていると涙を拭われ顔を上げれば煙草を吸う相手にかっこいいと思い少し赤くなり、「...泣いてないもん」と言いつつも涙は止まらず)

玲二は面倒くさくないだろ
(当たり前のように相手のことを面倒くさいと思ったこともなく 自分が感じたままに述べて。少し赤くなったかと思えば、涙が止まっておらず気のせいかと判断し。「涙が止まっていない」泣いてないと言う相手にどこが泣いていないと言えるのだろうと考えて)

ほんと？
(いっつも素直に言えないのに本当だろうかと思い。涙を止めようと思ってもなかなか止まらなくて「薫さんに、疑われて、冷たくされて、悲しくて、もうわかんないっ」所々しゃくりあげながら嫌いにならないでほしいという思いで述べて抱きつきたいけど抱き付けなくて手だけがふらふらとさ迷って)

素直じゃなくても気持ちはわかってるつもりだしな
(きっと素直さのことを気にしているのだろうなと考えれば上記を述べて。泣きやもうと必死なのだなと感じれば「取り敢えず落ち着け、嫌いじゃないから」と相手の頭を撫でながら述べて)

お見通しか
(言わなくても分かる居心地の良さに甘えてるんだなあと思い。「ん...かおるさん」と恐る恐る抱きつきつつ、頭を撫でられて涙は止まっていき、時々しゃくり上げてぎゅっとさらに抱きつき)

先生の側にいる人の考えていることはわかってるつもりだ。
(流石に生徒一人一人のことはわからないが、相手やよく近くにいる生徒先生の思考は理解しているつもりで。恐る恐る抱きついてきた相手を見て、何を恐れることがあるのだろうと思いつつも子供をあやすようにして)

俺は他の生徒と同じなの？
(ちょっとむくれて違うとは分かっているが、聞きたくなって。拒絶されなかったことにほっとして「もう怒ってない？」と不安気に抱きつきつつ見上げて聞き、これは子供扱いだなっと少し頬を膨らませ)

一緒が良いの？勿論、違うけど
(相手の質問に可愛いなと感じつつ、意地悪な答え方で。相手の上目遣いにやられて若干顔を赤くすると「怒ってないよ」と言いながら膨らんだ頬を撫でて)

やだ。
(さっき泣いて吹っ切れたのかもう素直に答えてぎゅっと抱きつく力を強くして。どうやら機嫌の直ったらしい相手に｢よかった｣と言って珍しくふにゃっと顔を綻ばせて)

もう吹っ切れたのか？
(急に素直になったなと思い、さっ泣いたのが効いたのかなと考えては泣かせるのもありかなんて考えて。 「可愛い」と両手で相手の頬を包み)