いけない愛と知っていながら【教師、生徒】非募

リヒト…やめろ
(いつも膝の上にいるのは相手ではなく猫のリヒトで、今日もリヒトが膝の上で何かしていると感じたのかリヒトと名前を呼んで。日々の疲れがたまっていたのと、近頃睡眠時間が短かった故に一度寝てしまうとなかなか起きずに)

...やっぱり猫がいいの？
(まだ眠りの浅い時に案外はっきり聞こえた声にもう眠気もなくなってしまい、そんなに猫の方がいいかよと思い静かに泣き始めて起きていない相手の膝を濡らして、ひどい...ばかと呟き)

玲二が落ちる…
(相手の泣き声と濡れた自分の膝で、やっと目を覚まし。今の状況から色々やらかしたと感じると寝たふりのまま寝言のようにリヒトを叱っている雰囲気で相手が一番だとアピールしてみて。)

...んん、かおるさん？
(まだ涙目のまま起きたのかと思って膝の上に寝たまま上を向き目を閉じる相手に寝言かと思い、猫叱られてるのかなと思うと思うと少し笑い。どんな夢見てるの？ちゃんと俺いるの？と寝てるはずの相手に話し掛けて)

(/上げです、待ってます。体調崩されてないか心配です。)

(/上げです。)

ん…なんだ玲二
(自分の寝たふりに騙された相手に少々罪悪感を感じながら、相手が単純で良かったと感じて。このまま寝たフリは辛いなと思ったのかゆっくりと目を開き、何言っていたなと思えば何を言ったのか問い。)


(/上げ有難う御座います…重要なテストが立て続けにあってスマホを封印してたので返事が大幅に遅れてしまいました。これから先受験があるのでまた返事が遅れるかもしれません。本当、すみませんでした！！)

......
(黙りこくって未だ涙目のままどうしようかとなんて言おうか悩んでいて。何を言ったかと聞かれてからぽつりと、俺といるのに、猫のこと呼んでた、楽しそうで...途中まていえばまた涙が溢れてきて)

(/受験生さんでしたか！わかりました、私は気長にお待ちしてますので、お暇ができたときにゆっくり返事をしてください。頑張ってくださいね！)

まあ猫と一緒にいるのは楽しいが、それよりも…
(愛猫と一緒に過ごすのは紛れもなく楽しいことだと認めて。それよりもと付け加え、自分の膝の上にいる相手の首を支え軽く起き上がらせては耳元で「玲二と一緒がいいな」と耳元で囁いて。)


(/本当にすみません…有難う御座います！！)

それよりよも...？
(きょとんとしながら相手を見上げていれば近寄ってきた顔に目を丸くして。耳元の声にかあっと紅くなって｢そうじゃないと、許さないから｣と泣き笑いして、心底良かったと思い相手に抱きつき)

好きだ、玲二
(涙を流しながら笑っている相手を見ては、自分みたいな人間を好きになるなんて可哀想な奴だなと感じながら抱きついてきた相手を抱きしめ返し。相手の体を自分から離すとゆっくりと顔を近づけキスをして)

...俺も、好き
(抱きしめ返され照れながらも精一杯の返事をして、ぎゅっと抱きついたまま赤くなった顔をぐりぐりと埋めて。離されてきょとんとするもキスされれば赤い顔ではにかみ自分からも口付け)

そんな顔したら、止まらなくなるだろう
(はにかんだ相手の表情を見るとドキッとして、いますぐ自分のものにしたいと感じて。卒業するまで我慢するつもりなのにこの調子じゃ、一苦労だと苦い顔に似たでも幸せそうな顔で微笑んで)

止めなくたって、いいのに
(なんだかいつまでも先生と生徒な気がしてそれを振り払うためにもう一度ちゅっと音を慣らして短く口付けて。微笑む相手の頬を包んで見つめ)

俺は今の職を失いたくない、それに楽しみは残しておいたほうが倍増するだろう
(真剣な表情と声色で述べたと思えばすぐにいつも通りの調子に戻り、小さい子供のようなキスを受けては頬を包んでいる手に自分の手を重ねてみたりして)

俺も、薫さんには教師続けて欲しいし、分かってるから...楽しみか、そうだね
(いつになく真剣な相手にドキッとして、今のままでも相手が居ればいいかと思い微笑み。手を重ねられれば一瞬驚いてから笑ってじーっと見つめて)

将来お前と過ごすための生活費を、今の内に貯めておかないと
(今まで相手に言ったことのない卒業後は一緒に暮らすという計画をさらっと相手に告げて。自分の顔をじっと見つめている相手に、顔に何か付いているか？と首を傾げながら聞いてみて)

え、うん、そうだね...嬉しい
(驚いた顔をして一緒に暮らそうと思って暮れているのに喜びが隠せずふにゃっと笑って。何もついてないよと言って相手に微笑んでからうとうとしてきて相手に凭れて)

お前の将来は俺のものだ
(驚いた顔したり、嬉しそうな顔したり表情が忙しいなと相手の顔を見ながらクスクス笑い。相手の将来など相手が決めることなのに自分のものだとふざけて述べて。凭れ掛かってきた相手を見てまた寝るのかと呆れ気味で)

じゃあ、責任もって幸せにしてよ？
(笑われてむっとしていれば、いつになく強引なところにくすっと笑って。薫さんになら委ねたっていいよという意味を込めて述べ。ベットでちゃんと寝ようよと述べればまだまだ寝たり無くて連れてってというように抱き着き)

当たり前だ、怖くなるくらい幸せにしてやる
(幸せ過ぎてすぐに壊れてしまうんじゃないかと恐怖に思うくらいに相手を幸せにしようと考えては相手の頭をワシャワシャと撫でて。抱きつかれて連れて行けということだなと察すると、しょうがないなと声を漏らしながら相手を抱き上げて)

言ったね？約束だよ
(そんなに幸せにされたら薫さん以外のとこにはもう行けないなあと思い撫でられて微笑み。身体が浮けば自分にやっぱり甘い相手の首に腕を回してしがみつきながらくすくす笑って)

嗚呼、約束だ
(自分といる時が幸せ過ぎて誰も見れないどこにも行けないように躾けてやろうと心の中で面白がっていると、抱き上げた相手がクスクス笑っていることが気になってなんだ？と不思議そうに相手を見つめて)

うん、破ったらお仕置きね
(相手が面白がっているのもわからずに、くすくすと笑って喜び、ビシッと指さして述べてみて。見つめて来た相手にふにゃっと笑って何でもないよと言って頬にキスして)

まあ、それも楽しそうだ
(約束を破ったらお仕置きと聞いて、相手は自分にどんなお仕置きをしようと言うのか想像してみては面白うそうだと感じて笑い。頬にキスを受けて、へんな奴だなと感じつつも寝室に入りベッドに落として)

楽しかったらお仕置きの意味ないんだけど
(笑う相手にげっと顔を顰めてなにこいつと言うように見て。御機嫌に抱かれていれば急に下ろされてぎゅっとシャツは掴んだままねむそうに見上げて)

それもそうだが、お前が俺に何をするのかが気になるな
(相手が自分のことを蔑むように見ていると思い、なんだか面白くなってお仕置きをするなら相手は自分に何をするのかを聞いてみて。眠そうな目で見つめている相手を見て、早く寝ればいいだろうという顔で)

ええ、えっと...１週間口聞かない？
(お仕置きと言ったはいいが内容まで考えておらずううんと悩んで言ってみたが自分が果たしてできるのかと思い苦笑いで。何を思ったかふにゃっと笑って相手のシャツを握ったまますやすやと寝はじめ)

それは慣れっこだ。
(一人暮らしに慣れているため別に一週間口をきかない程度のことは、我慢できると自信ありげに述べて。相手のお仕置きは相手の方が辛いのではないかと思い始め。自分の服を握ったまま寝てしまった相手に困ったなと呟きながら自分もベッドに入り)

薫さんは、１週間俺と話せなくてもなんとも思わないんだ...
(なんてことないような顔をする相手に少しショックを受けてふいっとそっぽ向いて。ベットに相手が入ってくると抱き着いて微笑みむにゃむにゃ言いながら寝ていて)

何とも思わない訳ではないが、お前の方が辛そうだな
(一週間も相手に無視され続けたら自分も耐久度が切れて、自分から相手を一ヶ月程無視してしまいそうだなと考えては上記を述べ。自分に抱きつきながら寝ている相手に困ったやつだなと微笑みながら)

そうかも...
(自分が相手にできるお仕置きってあるこかなと思い始めてはいじけて。抱きついたまま朝を迎えて朝の日差しに唸って寝惚けながら擦りついて「薫さん、おはよう...」とうとうとしながら述べて)

一度無視されたら玲二が俺に泣きついても、無視し続けるかもしれないな
(好きな相手に無視を決め込まれては自分の子供っぽい部分が出て来て逆に相手を無視してしまうかもしれないとニヤニヤしながら述べて。寝起きが悪い方で相手の声すら聞こえない程に熟睡していて)

そんな...薫さんと話せないの嫌だ
(ニヤニヤと笑われれば不安になったのか俯いて自分の服をぎゅっと握り。なかなか起きない相手に悪戯してみようかなと近くにあったペンを持って相手の上に跨り顔に落書きしてみてクスクスと笑い)

こんなに愛してくれる人間がいるのも悪くないな
(親に叱られて落ち込んでいる子供のように見えて愛おしいと思いながら、本当に愛されているんだなと実感してはそれを口にして。顔の変な感触にやっと目を覚まし、なぜ相手がペンを持って笑っているのか理解できずに相手を見つめて)

子供っぽくて嫌じゃない？
(相手の言葉にほっとするも自分の服を握りしめたままやはりまた不安気に見つめて。目を開いてしまった相手を見てびっくりし、さっと自分の後ろにペンを隠すもぎこちなく微笑んでおはようとだけ告げて逃げようかと腰を上げ)

嫌じゃないさ、可愛いと思ってる
(相手が高校を出て大学に行くなり就職するなりすれば、今のように甘えたりすることも減って、子供っぽいところもだんだん少なくなって大人びて行くんだろうと想像して。ぎこちない相手を見て何かしたんだなと察すると相手の手首を掴み、キスしろと命令して)

じゃあ、薫さんの前ではこのまでもいい？
(大人らしくならないとと急いでいたが、相手が嫌じゃなければこのままでもいいんじゃないかと思い、相手の前では気を抜こうと考えて。手首を掴まれ相手の上のまま、悪戯をした後ろめたさから素直にキスして)

勿論だ、無理に変わる必要はない
(無理して大人になろうとしていたんだなと感じると相手にもそんな考えがあったことに感心し、子供らしい純粋な相手も大人になろうと必死な相手も何方も好きだと頭を撫でて。素直にキスした様子から相手に、俺に何をしたと相手の目を見て問い)

そっか...
(相手の言葉と撫でられて微笑み好きだと言おうと思ったが喉でつかえて、ギュッと抱きつき好きを表そうとして。真っ直ぐ自分を見られれば目をそらして、...お、怒らない？とおずおずと聞いて)

大人になりたかったのか？
(いつから相手は大人になろうと思っていたんだろうなと気になると、抱きついてきた相手の背中を撫でながら問いかけてみて。イタズラされて怒らないわけないだろと内心思いながら、物によると答え)

うん、早く薫さんの隣が似合う大人になりたくて...
(胸に顔埋めて撫でられ擦り寄りながら静かな声で話して。これは怒られるよなあと思えば口をもごもごさせるがなかなか言い出せずにしゅんとして)

俺にそんな言うほどの価値はないと思うが
(相手が想像する自分に見合う大人ってどんな奴なんだろうと自分も考えてみて。口ごもる相手にそんなに悪いことしたんだなとなんとなくわかれば、ちょっとお仕置きしてやろうかと悪巧みして、もうお前と喋らないと述べてからもう一度ベッドに埋もれて)

ううん、そんなことないよ
(自分にとってはいつもかっこよくて大人で自分には勿体ないくらいの人だと思っているから首を振り否定し。ちょっとした悪戯のつもりがこんなことになると思わず青ざめ、こっちを向かない背中に抱きつきごめんなさいと呟いては静かに泣き始めて)

…有難う
(本気で言った価値がないという自分の言葉を否定してくれたことが嬉しかったクスッと笑ってから、小さく有難うと呟いて。自分の背中で泣いている相手を見てちょっと脅しすぎたかなと様子を伺い、見るに耐えなくなり何をしたのか言ってみろと優しく述べみて)

どういたしまして
(にへっと笑って相手が認めたのが嬉しくて。恐る恐る相手を見れば“顔、落書きした...ごめんなさい、起きないから、つい...”言い終えれば怒られるのを待つように身を丸めて相手の背中で顔を隠し)

お前、実はモテるだろ
(相手の無邪気に笑う姿や何かと必死な様子を見て、自分打に向けている態度だとも思わずに高校ではモテるんだろうなと考えて。顔に落書きをしたと申し訳なさそうに述べる相手を見て怒られると身構えるならしなきゃいいのにと思いつつ、次はないからなと自分の背後に向けて)

えー、そんなことないよ。俺薫さんにしか興味無いし
(こんなにも素を出せるのは相手だけだし安心して欲しいと思って述べて、でも相手の方がモテそうで心配だと思い。出来心でやってこんなに怒ると思わなかったのでやった事を後悔しつつ、相手の言葉にこくこくと頷き)

可哀想なくらい俺にベタ惚れということか？
(こんなにも愛情表現丸出しで笑顔も可愛くてときたら女は寄って行くものじゃないのか、と疑問に思いながらいつになっても女の気持ちはわからんと毛嫌いして。相手が反省しているのを見ると、まあ気にしてないけどと囁いて。いったい自分の顔はどうなっているんだろうと気になって、洗面台へ向かい)

そうかもね、薫さんは？
(可哀想という相手にクスクスわらいながら、そんなにモテないのに相手は何をそんなに心配してるんだろうと思い。相手の言葉にホッとして力をゆるめ洗面台へ向かった相手をベッドで待ち、水性で書いててよかったと胸をなでおろし)

離れたくないくらいには、惚れてるな
(相手に近づく女には自分のことか他の人を好きになってもらう必要があり、普段厳しく接している自分が急に優しく接したり笑顔になってみたり触れたりすれば軽い女は落ちるという経験談を持っているのかその作戦で行こうと考えて。鏡で自分の顔を見るては呆れて、すぐに顔を洗い寝室に戻って)