北條 格 2013-06-15 15:06:07 |
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( 帰路を指差す相手に「ん、」と一言だけ返せば、先を歩く相手についていき。並んで歩く様に進んでいけばどんどん暗い道になっていき、こんな道を彼女は毎晩通って帰っているのかと眉を寄せ。明らかに女の子一人で歩くには危ないであろう道に思わず「紅葉さ、いつもこの道で帰ってるのか?」と尋ねてみて。 )
... ん? そうですよ?、 此の道通った方が早いですしね。最初は人通り少ないから恐いなとか思ってたけどもう慣れました。( へらり、とすると平気そうな表情を浮かばせ。彼と隣に並んで送ってもらっているという今だけ彼女になった気分を味わえる。彼にバレないようにだらしなく頬を緩め、嬉しそうに。/)
いくら帰るのが早くなるからってこの道は危なすぎるだろ…
( 溜め息混じりに前記を述べて横目で相手を見れば、特に恐がってもいないような表情をしており更に眉を寄せて。流石にこれからもこんな暗い道を一人で帰らせる訳にもいかず、自分の家からも然程遠くないらしかったので、「これからも会社帰り、家まで送るよ。」と告げて。そんな遠くないんだろ?、と確認程度に相手に尋ねてみて。 )
危なくないですって..、それに私にストーカーする人とかいませんよ、絶対に。( 溜め息混じりに云う彼に、首をぶぶん、と横に振り。へらっとしながら前記を言ってみて。彼が、"これからも会社帰りは家まで送る"、と言った事に驚いたように瞬きを数回させ、首を横に振り。「..そんな遠くないですけど、何か悪いです。私なら本当に大丈夫なんで。...気持ちだけ貰っときます。..、ありがとう。」 と言うと苦笑混じりに微笑んで。そうこうしていると、己のマンションの前に辿り着き。「此処が私の家です。」 とか言って目の前にある15階建てのマンションを指さして。/)
そんなのわからないだろ。
( 相手の言葉に半ば呆れた様に小さく溜め息を着けば相手に視線送りつつ前記を述べて。何とも警戒心の無さすぎる相手に更に心配を募らせ、やはり送った方が彼女の為にもなるだろうと思い、「いや、一人で帰るよりは話し相手居た方がいいだろ。」と割りと適当な理由を付けて、帰りは送っていくと告げて。そして彼女が指差すマンションを見て、此処が彼女の家か とまじまじと眺め 何階?、と徐に尋ねてみて。 )
... 。わ、私には分かりますもん。( 彼の詞に少し詞を失うが、ムキになりつつも弱々しく述べて。/ 「 .. それは、そうですけど。」 相手の告げたことに、苦笑を浮かべながらも同意を示すように頷いて。小さな声で、これから宜しく御願いします。と横目で恥ずかしそうに彼をチラチラみながら言って。自分が住んでいる部屋は何階か、と聞かれると 「 んーと ..、11階です。わりと高くて景色が結構綺麗なんですよね。」 と楽しげに微笑みながら答えて。/)
…いやぁ、わかってないだろ。( 相手の言葉に軽く苦笑漏らして前記述べれば、もうちょっと警戒心を持て、と続けて。/ 相手の答えにくすりと笑みを浮かべれば こちらこそ。と小さく会釈してみて。11階、と言う相手の言葉に顔を上に上げてマンションを眺めれば「いいじゃん、羨ましい。」と微笑浮かべて。是非ともその景色を眺めてみたいのか軽く目を細めてマンションを見詰めた侭で。 )
( 。/申し訳ありません遅れましたあああああああ!!!;;orz;; )
.... は、はい。此からは警戒心持ちます .. っ。( 彼に警戒心を持て、と言われると、此からはちゃんと持たないとな、と思ってきて彼に誓うように述べて。/ ちらり、と彼の方に目を向けると彼は私の住んでいるマンションをじいっと眺めた侭で。「..あ、あの。良かったら綺麗な景色見ていきます? ... 部屋は見せれる程ではないんですけど気にしないなら ..、」 と、彼の横顔を眺めていたら無意識に喋っていて。部屋はとても見せれる程綺麗ではない。寧ろ汚い方。今日の朝は寝坊して、ベッドに服を脱ぎ散らかした侭。まあ寝室を見せなかったら良い話だが。/)
ん、それならよろしい。
( 相手の言葉にこくりと頷けば緩い微笑を浮かべて。/ "部屋で夜景を見るか"と聞く相手に顔を向け、思わず目を瞬かせて。確かに夜景は見てみたいが、いきなり女性の家にあがっていいものかと少し躊躇している様子で。少し考えた後に、「紅葉がいいなら、少し見ていきたいけど、」とあくまでも相手に決定権を与えるように言葉を投げ掛けてみて。 )
( 目を瞬かせる目の前にいる彼に少し苦笑を浮かばせて。そして彼が考えた後、此方に決定権を与えるような詞を投げかけてきて。勿論、自分から誘ったのもあって迷うこともなく 「 はい。全然いいですよ。 .. 部屋は汚いですけど、どうぞ。」 と答えて。先程から部屋が汚いと象徴する彼女。でもまあネガティブ思考は良くないと思い、ポジティブ思考で行こう、と内心思っていて。/)
じゃあ、少しだけ。
( 相手の返答を聞くも、時間も時間だったこともあり控えめに前記を述べて。こんないきなり相手の部屋に上がり込むのはどうかとも思ったが、相手が了承したことでもあり、その綺麗な夜景もどんなものかという好奇心もあった為、大人しく彼女の後についていこうという姿勢で。 )
...はい。じゃあ行きましょうか、( 彼の返事に軽く頷きながら答えると、ゆっくりとマンションの中へ。エレベーターの前までくると、ボタンを押して。丁度、エレベーターが下まで来ていたのか直ぐに開いて、中へ入ると彼が入るのを待ち。彼が中へ入ると、自分の部屋がある、11という数字のボタンを押し、ゆっくりと上へ。今はエレベーターの中だが、何を喋っていいか分からず無言の状態。/)
( 相手の言葉に小さく頷き、ただただ彼女の後についていき。女性の部屋にあがるということにあまり意識してしまわないようにするも、エレベーターの中では無言になってしまい。何とも情けない自分の姿に小さく肩を落として、そんなことを考えている内に11階につき、彼女の部屋の前まで共に歩を進めて。 )
どうぞ、散らかってますけど。( 部屋の前まで着くと、慣れた手付きで鍵を開けて扉を開けると、彼を先に入らそうと扉を開けた侭、彼が入るのを待って。彼が入ると己も続いて入っていき。靴を脱げば、彼より先にリビングへ入りソファの上や周りなどの散らかっている物を隠そうと、すぐ隣にある自分の部屋へ持って行き荒々しく置いてきて。彼に飲み物でも出そうかと思うと、何が飲みたいか聞こうと 「 ..あのう、珈琲か紅茶かオレンジジュース .. どれがいいですか ?、 」 この中には彼が飲みたい物はないかもしれないが一応聞いてみて。/)
嗚呼、…お邪魔します。
( 相手に誘導されるがままに部屋に入っていき、靴をぬいで急いで部屋を片付ける彼女に思わず片眉を下げてくすりと笑ってしまい。あまり急がせないようにゆっくり靴を脱ぎつつ部屋に入れば、ゆるりと部屋を見渡して。散らかっていると言っていたわりにはそれほど散らかっている様子はなく、やはり女の子らしい小物や色合いで揃えられた部屋に軽く目を細めて。相手の問いに、用意が簡単な方がいいだろうと、「じゃあオレンジジュース。」とあまり自分に似合わないかと思う様なものを選んで応え。 )
... あ。ソファのとことか、適当に座っててくださいね。( 立ち尽くしている彼がキッチンから目に入ると、前記を告げて。オレンジジュースと聞くと、冷蔵庫の中から紙パックに入ってあるオレンジジュースを取り出して。棚から2つコップを持ってくると、手早く入れて。そして、オレンジジュースが入ってある2つのコップを手に持つと、リビングへ。彼の前に置くと 「 どーぞ。」 と言い、此方は彼の正面の床に座って。/)
ん、ありがと。
( 相手の言葉に前記を述べては、言われるがままにソファにゆっくり腰掛けて。相手が飲み物を用意してくれている間ぐるりと部屋を見渡すも、やはり己の部屋とは違う如何にも女の子らしい部屋の様子で。隣に置いてあったクッションを手に取り軽く抱き締める様な体勢で相手を待っていれば、飲み物を持ってきた相手からグラスを受け取り、自分の前に座る相手を見て苦笑を浮かべては「そんなとこ座らずに、こっち座ったら良いだろ。」と己の隣の空間をぽん、と空いた手で叩いて。 )
( 彼の前に座った己だが、彼が自分の隣の空間をぽん、と叩いて此方へ来いと促したので苦笑を洩らしながら立ち上がり彼の隣へ、遠慮がちにゆっくりと腰を降ろして。机の上に置いてある己のオレンジジュースのグラスを手に持つと、一口ごくりと。そういえば綺麗な景色を見て貰う為に彼を此処へ連れてきたのだから、早く彼に景色を見せないと。でも、景色を見たら彼が家に帰りそう、という己の思いにオレンジジュースを飲み終わったら見せよう、と悪い考えがみえて。/)
( 相手が隣に腰を降ろすのを見届けてから、己もオレンジジュースを一口飲み込んで。ふう、と小さく吐息を漏らせば軽く目を細めて、口許を掌で覆い控えめに欠伸を溢し。時間も遅くなってきており流石に仕事の疲れもあってかあまり長居は出来ないと思いつつも、何処か心地よい空気に まあいいか、と頭の中で自己完結して。「部屋汚いとか言ってたけど、そんなことないんだな。」と、部屋を見て思ったことをそのまま告げて。あれだけハードルを下げていたせいもあるのか、更に散らかった部屋を想像していたようで。 )
( ちらりと隣に居る彼に視線を遣ると控えめに欠伸を溢していて。時計を見てみるともう12時前。彼も仕事で疲れているだろうし早く夜景を見せて帰らせてあげたい気持ちもあるが、己は未だ一緒に居たい。でもそんな自分の行為に甘えてしまうと彼が可哀想。だから早くオレンジジュースを飲んで夜景を見せないと。再びオレンジジュースをぐぐ、と飲み。先程迄グラスいっぱいに入っていたオレンジジュースはグラスの半分まで減っていて。残り半分だ、とか思いながら残りのオレンジジュースも全て飲み干し空になったらグラスを机の上に置いて。/ ...ええ、そんなことないですよ? 北條さんに比べたら全然ですよ。( 彼から出た詞に目を大きく驚いたようにすると、首を横にふるふると振りつつ苦笑を洩らして。/)
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