月宮 林檎 2016-09-02 21:24:04 |
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でも、林檎さんは充分信じれるってことを私はこの一年で知りましたから。( 褒め言葉に照れ臭そうにしながらも微笑んで見せ。いきなり引かれた手に驚きしかなく懐かしい温もりに目を丸くさせて相手を見上げるしかなく。)
…、俺も信じてたから春歌のこと。春歌のこと考えながら仕事してた( 相手の鈴の様な可愛らしい声に瞼下ろし聴き一度呼吸置いてから真っ直ぐ見つめ告げ幸せに顔綻び )
そうですか…ありがとうございます。( 幸せに溢れたかのような笑みに此方も自然と笑顔が咲いて。ふと相手が仕事で疲れているはずだと思いだし「林檎さん。今から紅茶作ってくるのでソファに座って待ってて下さい」もぞもぞと体動かし腕の中から出ようと。)
どういたしまして。( お礼を言われたのがそんなにも嬉しかったかふんわりと笑いながら答え紅茶一口のみ。「…あ、そうだ。私、美味しいアップルティーの入れ方を教えてもらったんです。今度、お作りしますね」ふと思い出したように顔を上げて、頬緩めさせながら告げ。)
アップルティー…?ふふ、俺の紅茶みたい(不意に語感に笑えば「楽しみにしてるよ」と嬉しそうに頬緩ませ手に取ったままの紅茶一口飲み)
!…えっと、実はアップルティーを教えてもらったのは林檎さんのことが思い浮かんだからで…。
(的を射ているわけではないが少なからずとも同じようなもので。少し恥ずかしげにしつつも言葉を積むが結果的には顔を伏せて。)
嬉しいな…、仕事で長く帰ってこれないときは林檎製品を送れば思ってもらえるのかな?(少しでも相手の心中内自身が登場出来た事嬉しく思い思考後自分の代わりにと名前と同じ果物を考え)
で、でもっ、…やっぱり林檎さん本人がいいです…。
(確かに同じ名前ではあるけれど、自分にとってはやっぱり違うもので。きゅ、と相手の衣服の裾を軽く摘めば細々とした声でつぶやいて。)
確かに、その名前を見るたびに林檎さんのことが思い浮かぶけれど…。やっぱり寂しいです。
(頬に優しく触れる手に上からそっと手を重ねて。相手を見上げるように見つめれば少し困ったように笑い。)
そう思ってくれるのが嬉しいなんて、酷いかな?( 相手の言葉に罪悪感よりも嬉しさの方が上回り「…仕事で長期ロケしに行った時に後姿が春ちゃんに似てるスタッフさんがいて春ちゃん、来てくれたんだって勘違いして後ろから抱き付いて龍也にお説教2時間コースくらったんだー…その後ちゃんとスタッフの女の子には謝りに行ったし許して貰えたから良かったけど危うく警察沙汰だよね…」自身の罪を述べ溜息ぽつ、吐露し)
そんなことないですよ。…私も同じですから。
(相手の言葉にゆるりと首を振って。相手の話す話に胸が密かに痛むのを感じ。思わず勘違いをしてしまうほど会いたいと思ってくれていたことは感じ取れて嬉しくは思うものの、間違ったとは言え別の女性に抱きついたと言われれば嫉妬心が疼くのも無理はなく。それを押さえるようにぎゅと相手に抱きついては。)
気付いたら七海春歌欠乏症だから…本物に会わなきゃ駄目だね…( 同じ気持ちだと思えば嬉しく笑うもぎゅっと抱き着いた相手に目を丸め「…春ちゃん…?ああ、そっか、ごめんね…」名前を呼んだ後に如何して抱き着いたからを憶測で理解しそっと腕を回して抱き締め)
…すみません。子供っぽいところ見せてしまって。でも、もう少しだけこのままで…。
(自分よりも大人である相手にはすっかり見透かされてしまったということを背中に回された腕で判断して。抱きしめる腕の力を強めては相手の肩に顔をうずめて。)
俺はワガママだから、春ちゃんにしてほしいことは言うし春ちゃんが俺にして欲しい事があるなら言ってね?( 反省するも相手の遠慮がちな要望に優しく微笑み相手の髪に口付け )
私は今でも十分、林檎さんから沢山のものを頂いてますよ。
(頭上から振る優しい声に肩の力を抜いて。顔を上げれば相手の顔を見つめつつ目元を緩めて。)
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