月春

驚かせる為にやったんだから当たり前だよね(相手の言葉に悪怯れなく言えば「可愛い声と可愛い顔が見れて大成功」と妖艶笑み形成)

あう……、もう、意地悪ですね、林檎さんてば、
（驚かせたいだなんて、彼も男の子らしい考えをするものだと、言葉に反して頬は緩んでいて、）

ごめん、春ちゃん。お仕事の関係で中々来れなくって……。25日くらいまで忙しそうで来れなくなるかも…(しゅん/)

いえ。大丈夫ですよ！、林檎さんが忙しいの知ってますから、（ ふふ、）
わかりました。お仕事頑張ってください!!、（ ぐっ、）

林檎さんが見つけやすいように上げておきますね！
　

春ちゃん…ただいま。遅くなってごめんね…

　
林檎さん…！おかえりなさい。お仕事お疲れ様でした。
…あ、お疲れならなにか飲み物でも――、（　慌ただしく　）　
　

春ちゃんもお疲れ様…、飲み物いらないよ( 背後寄りぎゅむ抱擁し「ふふふ、久しぶりの春ちゃんだ…」 温度に安堵息吐露し)

ひゃ…、で、でもせめてソファに座りませんか？
（ 回された手に己の手を添えつつ、心配そうな不安げな表情浮かべ。）
　

…そうしようかな(相手の提案にこくり頷き離れればソファに腰掛け )

…本当にお仕事大変だったみたいですね。少し窶れているように見えます…。
（隣に腰掛けて、眉を下げてその頬に手をそっと添えて、軽く撫で。）
　

まさか地方にまで行ってのロケだとは思わなくてね…長かったー……春ちゃんに会えない分窶れたのかも( 自分の体温より少し低い体温の相手の指が心地良く上から手を重ね頬に宛て冗談述べ)

そうだったんですね…。林檎さんがいつものように元気になるまで、私、ずっと傍にいますから。
（相手の行った仕事先に驚いたように目を見開き。重ねられた手にふわりと表情緩めて。「だから、目一杯甘えてくださいね」今日ぐらいは甘えて欲しいと、笑みを浮かべ。）
　

ありがとう……あ、俺のワガママ聞いてくれる？(相手の言葉に甘え感謝を口にし思いついたよう首傾げ問いかけ)

はい、いいですよ。なんでも言ってください。
（相手の疲れを癒せるのならば、何でもと。少しの無茶でも我儘を叶えてあげたいと。そんな思いでこくりと頷いて。）
　

えっと…膝枕…して欲しい…デス…(相手の純粋な視線に耐えられずふいいと視線外し改まって語尾が敬語になってしまい)

はい！勿論いいですよ。寝心地がいいかはわかりませんけど…どうぞ。
（一瞬きょとりとした顔をした後破顔すれば、ぽんと己の太ももあたりを軽くたたき。）
　

ありがとうー！これで心置きなく成仏が出来る…(相手の顔色伺い了承得ればぱぁと嬉しそうに顔輝かせすとん寝転がり相手太股へ頭ぽふ置き)

成仏、て…、もう、冗談はやめてくださいよ。
（太ももに触れる髪にくすぐったそうな声をこぼし。次いで、さらさらな髪を梳くように頭を撫でて。）
　

ごめんごめん、自分へのご褒美だ(言い方を変えて微笑み髪を触れられ心地良く目を細め)