銀河鉄道の夜　/ NBL、指名制、無登録

＞オーブリー

オぅ、………いってえ！ってーなア！もっと丁寧に頼むって、──おー。サンキュ、オーブリーが居なきゃ全部毟るとこだったァ、マジで助かった。( ネクタイの先をポケットの中に収めてくれる細やかな気遣いを可愛いと感じると同時に聞こえる声が申し訳なさだったり情けなさだったりを煽り、困ったように落ちる眉尻がより深まったように感じた。身を小さくするような申し訳なさは次第に乱雑に変わる扱いに対する文句によって消え始め、頭皮を引っ張られる痛みのままに助けて貰っている身分を忘れているかのように声を上げて。暫しの痛みの末に身体が自由になれば頭部を離しても引っ張られない事を確認してホッと安心を。先程の醜態を恥じて少しだけ気まずそうに感謝を伝えて。続く声にはにっと得意気な笑みを浮かべてから隠し切れない己に対する自己評価の高さをそのまま見せて、自らもぐりんと巻かれる髪を一束分指先で摘み持ち、僅かな揺らぎもなく心から誇りに思っているそんな風に伝えて。最後には摘んでいた髪をぱっと手放してから今一度、正面の彼を一瞥。頭の先から足の先まで、もしも己が彼だったなら自慢の箇所が多すぎただろうその仕上がりを前にしてからたずねるように口にして )でもカッケーだろ。確かに扱いにゃア困るけど、でも格好良くねェかあ？自慢の角によく似合うんだ。………おめぇもあるだろ、自分のここは好きだって場所





○ 世界観 ○
＞1

〇　提供　〇
＞139


〇　好み　／　萎え　〇
＞51

質問やご相談だけでも受け付けていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

◯ カムパネルラ表　◯


◯ 海蛇座　◯
己が正しく優秀であり信じるに値する存在だと考える完璧主義者のリアリストの男。
痩せの食いしん坊で食欲旺盛。放っておくとジョバンニの分の食事が残らないほど。
他者より「海蛇(うみへび)」と呼ばれる。
常に正しい分析された結果に少しの間違いもなく、その結果の末に誰かを傷つけることも厭わない。
170ほどの背丈、痩せた鶏ガラ体型。猫背で不健康な風貌。年は30代に掛かるくらいだろうか。
パサパサとした傷んだ黒髪はツンツンと硬さのある毛質で目の色と同じでワインレッドのインナーカラーが入る。
細く吊り上がる三白眼の目は血のような赤で蛇のように縦に鋭い瞳孔をしている。眉尻と口角が垂れ下がっている事が多い。
目つきの悪さは気にしていないが視力が悪いのでチェーンのついたロイド眼鏡を着用している。
白のシャツと藍色のベスト、黒のスーツ姿。
普段は隠される舌が長く、薄く、そうして先が割れていて歩く死体のように極度の低体温をしている、宛ら蛇のように。
見かけの不気味さとは似合わずに甘いものが好き。


◯ 小狐座　◯
虚勢を張り生き急ぐ弱い存在。己が弱いことを知っているので他者から話を聞き学ぶことを楽しみとしている男。 自己肯定、自己評価力が極端に低い。
口煩く文句を垂れながら世話を焼く事が好き。世話を焼く事で己を認知され、求められることに飢えている。
とてもストイックで自分に厳しく他者に甘い。甘やかして甘やかして駄目にしていくことに無自覚。
他者より「小狐(こぎつね)」と呼ばれる。
他のカムパネルラより下に見られる事が多いが愛ゆえの事らしい。
185ほどの背丈、筋肉のある鍛えられた体型を持ち、雄々しく整った外見の持ち主。年は20代になったばかりだろうか。雄々しく端正な俳優にも似た見目をしている。
狐色に似たブロンドの髪は清潔感のあるショートカット、頭部には宛ら狐だと言うように髪と同じ色の先に尖る耳があり人間の耳は見られない。
座席に潰されないように避けられたボリュームのあるふわふわの狐の尾が感情を露わにするのが悩みらしい。
気の強さを表に出す釣った眉と、本来の弱さが刻まれる垂れた青色の目。切れ長の眼を縁取る下まつ毛が長く多い。
一つの汚れも無い白いパンツと首周りが大きく開くアイボリーのニットを着用している。
己は糖質制限の影響で食べなくとも料理をする事がすき。


◯ ペガスス座　◯
とても勝気でいつも強気で誰にも負けたく無い負けず嫌いの生意気な女。
素直になる事ができずに感情とは真逆だとしても強い口調で辛辣なことを口にしてしまっては、後になってから後悔し悔やむ姿がよく見られている。
お洒落が好きで可愛いものが好き。お喋りすることも大好き。根が善人なのに誤解を受けやすい。
他者より「天馬(てんま)」と呼ばれる。
常に自信を持ち、何様私様天馬様と大胆不敵な行動が見られている。その裏では何に対しても努力家らしい。
160ほどの背丈、むっちり体型。胸元とお尻部分に肉がついている女性らしい体型だが、年頃の女性らしく気にしていることが伺える。
年は10代半ばだろうか、思春期真っ只中らしい。
ボリュームのある白銀の髪は腰までのロングヘア。高い位置で二つ結びにしたツインテールで額にはまるでペガススかのような大きく長い角が生えている。
頭部より空を向く髪と同色の馬耳が生えており人間のそれは存在しない。大きくこぼれ落ちそうな目はアーモンド形で角度によって色がピンクイエローパープルブルーと変化する。
白のシャツとパステルパープルのチェック柄のスカート、紺色のジャケット、ピンク色のリボンタイと学生のような服装をしている。
所謂女児が好みそうなわかりやすい可愛い物が好き。


◯ 山猫座　◯
何を考えているのか底の見えない女。敵か味方で物を見る癖があり、懐に入れた人間のことは何があっても絶対に守るらしい。
その逆に一度敵認定した相手には冷たい。精神的に強く女王様のような堂々たる立ち振る舞いが多い。
絶対に折れない凛とした華のように美しく恐ろしいそんな存在。人の気持ちがわからないサイコパスな所が見受けられる。
暇潰しのために意地悪をしたがる性悪さもあるようでキュートアグレッションを拗らせていると言える。
年は20代半ばだろうか、年相応に瑞々しさと大人らしさを持っている。女性的ながらすらりとしたモデル体型で170ほどの背丈プラス8cmの赤いハイヒールを使う。
他者より「山猫(やまねこ)」と呼ばれる。
山猫らしいフォーンカラーの髪には豹柄が浮かんでだ胸元までのロングヘア。頭部には大きめの猫の耳があり人間の耳は存在しない。真っ赤なルージュの唇に目が行きがちだが口の中には大きく鋭い牙が隠されている。
きついアイメイクと体型の良さを活かす胸元の開いたワインレッドのタイトドレス、黒色のショールを羽織っている。腰元より細身の尻尾が生えているが感情が乗ることは無いらしい。
お人形のように可愛らしい女の子を可愛がり、男には意地悪になってしまうらしいが本人無自覚のことだという噂。
自分とは違う真っ直ぐで綺麗な物が好き。


◯ 蠍座　◯
一言で表すなら自己中心的な男。この男にとって世界で一番大切にされて愛されるべき存在は自分以外にあり得ないと考えている。
感情の起伏が激しく気に入った存在や愛するに値すると決めた存在にはフレンドリーな扱いをするものの、己にとって無害だとなれば興味一つ抱かず見向きもしない。気に食わないとすぐに暴力を振るうこと、既に何人を殺めて来たかも定かではない。
他者より「蠍(さそり)」と呼ばれる。
鋭い牙からは絶えることなく猛毒が出ており、噛まれた際には毒を与えてしまう。与えられた毒の量によっては目眩や吐き気震えの末に命を奪ってしまう。
20代後半ほどの見目だがその言動や選ぶ服装のせいで年齢不詳扱いを他者より受けている。背丈は190を超えるほどの長身でスマートな体型。ダボダボの黒パーカーにダメージデニムを着用している。
夜明けを示す黎明色のグラデーションカラーをしたミディアムヘア。後ろで三つ編みにしている姿は宛ら蠍の尻尾のよう。前髪が長く左目を覆う。隠される目は緑色、表に出る目はピンク色のオッドアイ。長く鋭い爪は全て黒色に染まる。
一目でわかる関わってはいけない男。中身だけではなく見た目や雰囲気さえも毒に満ちている。何処か現代的な知識 を持つ。
己を見ない、または気を逸らされる事が嫌い。


◯ 兎座　◯
自由気ままで飽きっぽく怠惰を人にした男。気まぐれに構って飽きたらそっぽを向いてしまう。
その癖誰よりも寂しがり屋で執着心が強く独占欲や依存心に満ちている。悪戯が好きで好意を抱いたジョバンニのことを気ままに甘やかしているらしい。
他者より「兎(うさぎ)」と呼ばれる。
マイペースさが浮かぶ垂れた二つの双眸は丸みが強く愛嬌が有るが恐ろしいほどの赤色。赤を際立たせる髪も肌もくすみの無い白さで頭部からは長い兎耳が空を向き、人間のそれは存在していない。真っ白の髪はラフなセットのショートカット。
20代前半ほどの見た目でモデルのように引き締まった175程の背丈。白色のカットソーにワインレッドのパーカーと白のパンツ。腰元からはふわふわの小さな尻尾が生えている。
ふわふわと漂う姿は雲のようで放っておくとそのまま何処かに消えてしまいそうな危うさが。
暇が嫌いでジョバンニとの会話が大好き。甘えるのが好きで甘やかされることが好き。それだけじゃ飽きちゃうので時にはお兄さんぶって甘やかしたい。
面白い人が好き。


◯ 牡羊座　◯
生きるのが下手でコミュニケーション能力に欠ける内弁慶の男。捻くれていて自己評価が高いくせに卑屈。心を開くのに時間が必要だが一度懐に入れると誰よりも愛情深い。
一歩後ろに下がった距離感を見せるがその実では口が悪く頑固。一度決めたことを覆さない自己主張の強い面も。
他者より「羊(ひつじ)」と呼ばれる。
くりんくりんの巻き毛はクリーム色、胸元までのロングヘア。こめかみの辺りからぐりんと巻いた大きな角が生えていて本人曰く自慢らしい。
お洒落が好きで絵を描くことも好き。爪には夜空色にネイルが塗られている。情けなく垂れた目と眉が特徴的で二つの目は三白眼の月色をしている。
痩身体型の178ほどの背丈だが酷い猫背なので大体170前半ほどの印象を与える。 20代前半から半ば程の見た目。
灰色のメンズロングワンピースに合わせて蹄のような形のブーツを履いている。男女共有ファッションを好み、細い体にはそれがよく似合うらしい。
世話を焼くよりも焼かれる方が好き。気難しいように見えてポンコツなのが親しくなるとバレてしまう。
癖の強いカムパネルラ達の中では一番の常識人だと言える。
ジャンクなお菓子が好き。


◯ 烏座　◯
悪い方向に頭が切れる狡く賢い男。美しいものに目がなくて可愛らしいものよりも美丈夫が好きなゲイ。
色情魔で好みのジョバンニを見つけるとあの手この手で自分の物にしてしまおうと悪巧みをしている。口が上手く交渉上手なので会話の内に不利にならないように気をつけた方がいいかもしれない。
他者より「烏(からす)」と呼ばれる。
濡羽色まさしく美しい艶のある黒髪の外ハネショートカット。睫毛の長い糸目は中々開かれないが開いた際には赤い三白眼で目つきが悪い悪人面だとの噂が。
30代半ばほどの見た目、程よく筋肉がついた健康的な体型。183ほどの背丈。背に見える黒色羽が織りなすのは広げると身を覆い隠すほど大きな翼。邪魔になるので鉄道内では畳んでいる。
賭け事が好きでアルコールも煙草も好き。好みの美丈夫と過ごすなら何でも好き。
薄い唇に真っ黒なリップを塗り、いつだってにやにやと笑っている。車内では薄い紫の色眼鏡を着用。
黒い開襟シャツと黒のスーツ姿。清潔感はあるが近寄るのを躊躇う柄の悪さが目立つ容貌らしい。


◯ 乙女座　◯
時に大雑把、時に大らかで気分のムラが激しいオネエ。性自認は男、体も男、ただ美しいものが好きで着飾る事が好き。
自分の思い描く最高の美しさを追い求めた結果、所謂ドラァグクイーンとして日々美を追い求めている。
底抜けに明るくギャルのようなメンタルの日もあれば何をしてもダメだと塞ぎ込みとことん落ちる日もある。年齢的な事もあり達観している。
他者より「　乙女(おとめ) 」と呼ばれる。
浅黒い褐色肌、痩せ身だが視覚的に美しい筋肉を持つ。地毛は白髪混じりの灰色のセミロング。日替わりでその日の気分に合わせたウィッグを選びヘアメイクを変えている。
こだわりが強くつけ胸や付け尻は使用せずに細身の体をコルセットで締め上げた自慢の体型一本勝負。
目の色は右が桃色、左が水色のオッドアイで切れ長の吊り目。背丈は170後半だが必ず自慢のハイヒールを使う為、平均で180半ばほど。40頭ほどの年齢で相応に目元に皺がある。ゴールドやシルバーのラメを使ったキラキラ輝くメイクが好き。
生粋の男なので大抵のことは面倒を見る覚悟があり、何とかしてみせる甲斐性持ち。仕草や動作は女性的で美しく指先がとても器用。
厳しい事も言うが最終的には優しく背中を押してくれるオネエさん。
メンタルがプラスチックス宛ら。自分が第一、自分が綺麗、意地悪も言うけど許してね。の精神。


◯ 大熊座　◯
マイペースでゆるゆるとした甘えん坊の女。ふわふわとした空気感を持ち浮世離れした雰囲気を持つ。
のんびりとした間延びした喋り方で話すのが特徴で蝶よ花よと甘やかされて生きてきたようで自己肯定力のモンスター。
一見すると警戒心がなくただ無防備でポヤポヤとした常識知らずの女だが、その中身は無害とはほど遠く捕食者思考で攻撃的。
警戒心がなく無防備なのも自分が絶対的に強い存在だと考えているから。
他者より「　大熊(おおぐま) 」と呼ばれる。
ミルクチョコレートのような甘いブラウンカラーのロングヘア、月の色をしたとろんと微睡む垂れ目。
背丈は160cm前後で四肢は長くウエストが括れ、胸だけがふわふわと大きい。控えめなナチュラルメイクは桃色がベースで女の子らしい。
年齢は10代後半から20代前半ほど。頭にはちょこんと丸い耳があり人間のものは存在しない。
尾てい骨のあたりには小さな丸い尻尾。深い茶色のロングワンピース、ところどころに黒いレースやリボンが使われている。見た目だけならチョコレートの擬人化のように甘くてとろんとした雰囲気を持つ。
しかし開いた口には鋭い牙があり、普段は普通の長さの爪が指先に力が入ると何でも切り裂けてしまいそうな硬く鋭い爪に変わる。
女の子も男の子もみーんな可愛い。がおーっと食べちゃいたい。


○ 【注】変更箇所 ○

次回乗車の際には身分証が同じページ内に無い場合にコピペで構いませんので身分証の提出を再度お願いいたします。
募集受付時( リアルタイム交流の際 )続きからのお話が希望でしたらお伝えいただければ可能です。
違うカムパネルラが希望でしたらその旨のご連絡をお願いしております。
置きレス交流の時にも同ページに身分証がない場合のみ記載をお願いいたします。

身分証のコピペ掲示の他、身分証をリンクで貼っていただく方法でも大丈夫です！お手間の無い方法でお願いいたします。


○ 追記 ○

【　※ 】銀河鉄道は「白鳥の停車場」、「鷲の停車場」、新世界交響楽が流れる「小さな停車場」、真っ赤な「蠍の火」、「ケンタウルの村」、「サウザンクロス」、「石炭袋」各場所を繰り返し巡ります。ですが一度乗ったジョバンニがどこで降りて元の時代の元の世界に戻るのかはわかりません。
誤った駅で降りてしまわないように、唯一の降車駅「銀河ステーション」をカムパネルラから聞き出してください。
一度降りたはずのジョバンニが再度また汽車に乗っていたという話もよく聞くお話です。

【　※ 】「蠍座」「烏座」の二人は特に癖が強いので人を選んでしまうかもしれません…！ご容赦を願います。


8/3 一部加筆修正しております。

>牡羊座

まあ確かに…なかなかサマにはなっているな。──…それは……どうだろう、考えたこともない。
( 癖の強さに関わらず手入れの行き届いた髪に傷みは無く、ただ無造作に伸ばされているわけでもないようで、言葉通り彼が自分の髪に愛着と誇りを持っているのだと理解した。大きな丸を描く逞しい角と細かなカールが波打つ真白い髪、それら二つの要素が絶妙に合わさり個性と魅力を引き立て、何より彼自身がその外見に価値を見いだし誇りを持っていることが格好良い。内気な性格とは対照的な自己認識の高さに無意識に羨ましさを覚えながら、髪を摘む手を離して今度は幾らか素直な肯定の言葉を返したが、最後の問いかけにはすぐに答えを出せないまま再び座席に深く座り直して。窓硝子に目を向けそこに映る自分の姿を見つめてみても特に心に響くものはなく、そうした中でふと思い出したのは、以前ここで出会った少女が自身の瞳を良い色だと褒めてくれたことだった。そう遠くない過去の出来事に懐かしい気持ちを呼び起こされれば、それを語る声は少し柔らかくなり )
……でも…、少し前に、目の色を褒めてくれた子が居たな。光の当たり具合で色の見え方が変わるのを楽しそうにして見ていたよ。

（ガタンゴトン、心地良い揺れで目が覚めた。まだ眠い目を擦りながら辺りを見回せば、そこにはすっかり見慣れた懐かしい景色が広がっていた。星が綺麗で見惚れてしまうのは毎度のこと。静かでカムパネルラと二人きりの空間が心地良い。星空を走る列車、気付いたら乗車しているのも既に3度目で。これまでの出会いがとても楽しいものだったから、きっと今度も良い時間になるだろう。根拠のない自信を胸に目の前のカムパネルラへと視線を向けて。沸き上がる好奇心から自然と頬は緩み、笑みを浮かべながら問い掛けて）やった、また来れた──あなたは何のカムパネルラ？


（ ／ お世話になっております。素敵な時間をありがとうございました！どのカムパネルラも気になりますが、初回交流時より名前が上がっていたペガスス座様とお話してみたいなと考えております……！）

>オーブリー

…………目ェ、なア。うん。確かに。綺麗な色してる( 投げた質問に対する回答が中々戻らずに作られる間、その時間が多過ぎるくらいにある魅力を厳選する贅沢な悩みだと思っていた所でそれが間違いだと教えられた。頭を傾けて信じられないと言った表情を見せながら嘘つけよと捻くれた返事を口にしようと短く息を吸い込んだ、が。そんな捻くれ言を伝えるよりも先に人から褒められた箇所として教えられたパーツに意識が向いた。首を伸ばして顔を寄せ綺麗なヘーゼルを覗き見る。正面からジっと見つめてから、少しだけ顔の角度を変えてまた目視。たっぷりの時間を使って満足すると素直な同意を先に伝えて、それから調子に乗って意地悪に口角を上げた笑みを見せると小ぶりな鼻を指先できゅっと摘んでみせて「　俺がオーブリーだったなら、鼻も自慢だな。人形の鼻みてぇに綺麗な形だ。……、現に今の俺が羨んでる。誇ってイイぜ　」摘んでいた鼻先を自由にすると近づけていた距離感を元のものに戻して、もしも彼が自分の良さを見つけている途中なら次ぐに同じ質問を受けた時には誰かが褒めてくれた目だけではなく己の声も思い出して欲しいと、そんな事を胸中に落として今一度正面の彼を今度は控えめに瞳に写し　)


>アメリア

─────。( 慣れた揺れの中、正面に座るのは自分よりも年上だろうか、眠っていてもわかる愛らしい雰囲気の女の人だ。柔らかな髪色、ふんわりとした真っ白のワンピース、白によく映えるモチーフのついたネックレス、そのどれを取っても可愛いと印象を残すようで。起こしちゃおうかしら、いいえ寝てるのに無理矢理はダメよ、そんな風に自制をしていた所で彼女が丸くくりっとした目を開き、想像していたよりもずっと可愛らしい笑顔で声をかけてくれたから、驚きに背筋がシャンッと伸びて思ってもいないのにツンとした挨拶をしてしまって「　やっと起きたのね！抜けた寝顔ばっかり見せられる私の気持ちにもなってちょうだい。ぐーぐー寝てるからうるさくてやになっちゃう！……って、え。あれ。私がカムパネルラって知ってるの？　」最初こそ口をついてしまう無礼の数々に内心ではこれ以上喋らないで！私の馬鹿！！と反省を行い、強制的に余計な声の数々が止まったのは彼女が先に向けた問いかけのお陰で。興味を隠せずに大きな二つの目を向けて、マジマジと正面のジョバンニを見つめながら少しだけ遅れて名前を名乗り　)私は、──私は天馬のカムパネルラ。

>兎座

驚いた顔、初めて見ましたわ！急にごめんなさいね、弟のように思えてしまいましたのよ。可愛く......？やってみますわ。
（先程まで浮かべていたような人懐っこい笑みとは変わり、内からにじみ出るような笑いが相手の顔に浮かぶ。流れ星が降って消えたようなそれは、しっかりと心に焼きついた。感情そのままに大きな声で嬉しかった事を口に出すと、人に突然触る、触られるのはいけないことだと思っているというのに自分は触れてしまったことへの謝罪を入れる。無邪気な彼が幼き弟に重なって、手が頭に吸い寄せられた。元々別のページに描いていたので彼の頼みに頷くが、その次の言葉に描く手が揺れ。自分は可愛いという感想がつく画風の絵は習ったりした事が無い。悩みながらも忠実にペンを走らせ彼の姿を紙に写していく。途中で何回か目をやると、彼はにっこりと笑っている。顔を描けば終わり、となった所で、ペンが止まると少し考えて、表情を描き込む。「完成しましたわよ」声をかけメモ帳を差し出すと、そこには、相手の絵柄とは正反対なタッチで描かれた兎が居る。上手くはないが写実的にデッサンの様に描かれ、背景も紙が途切れるまで模写されている。そこに描かれた顔は、にっこり笑顔ではなくてさっきの驚きながらの自然な笑み。）

身分証:>109

>牡羊座

……そう、…そうか、ありが──ン゛っ！
( 真正面から瞳を直視して観察される慣れない感覚が落ち着かず、目線を泳がせながら瞬きの回数も増えてしまう。更に追い打ちをかけるような直球的な肯定が擽ったい照れを誘い、思わず視線を逸らしてしまった所為で顔に迫る彼の手に反応することができなかった。言葉途中に鼻の先を摘まれて抗議の声を上げようとするものの、途端に告げられたこれもまた率直な誉め言葉に戸惑いを覚えれば、結局それも声にはならず喉の奥へ押し留めて。彼の手が離れて解放された鼻先を自分でも触れ、初めてその形を意識して確かめるが、彼が形容した言葉がすっきりと腑に落ちることはなかった。それでもその言葉に嘘偽りの無いことは伝わり、理解には至らずとも今まで感じたことのない自分の顔の一部に対する自信が微かに湧いてくるようで。会話の始めに話題に上った曇天に覆われた都市の風景然り、彼の視点を通すことで自分には見えていなかった美しさに気づき、そこに新たな価値を感じることができる、その感覚は胸の内で柔らかく響くような温かさがある。今一度窓に映る自分の顔を短い時間眺めた後、小さな笑いを一つ落として正面に向き直り )
鼻…鼻か…。……、ふっ。そうだな、貴方に言われると少し…自信がつくような気がする。…あくまで少し、な。

>20 身分証

＞宮守

やだなぁ、へんな顔見せちゃった。……謝んないで、撫でられたの嬉しかったから。ユミちゃんには弟がいるの？ユミちゃんに似てる？( 自覚をしていた戸惑いをそっくりそのまま指摘されてしまうと照れくさい。非常に、とても、照れてしまう。それでもそれを伝える彼女の様子がとてと嬉しそうで、温かくて、とっても優しかった。だからだろうか、照れ臭さを塗り替えてしまう程に胸が温かくてくすくすと楽しそうな笑い声を共にして照れている事を恥じる事無く分かりやすい反応として表に出して。謝られると己の口元に人差し指をそっと宛がって謝罪の声を途中でストップさせ、撫でられた時の不思議な感覚を喜んで。途中に聞き付けた新しい情報に興味を持つと耳先がぴくぴくと揺れて、そんな風に会話を楽しんでいれば途中僅かにペンの迷いを見せてからお願いした似顔絵が完成したらしい。嬉しそうに”やったあ”なんて喜びの声を口にしつつ差し出していたメモ帳を受け取るとページを覗いて思わず声を出して綻ぶようにあははと笑ってしまって。「 ユミちゃん絵が上手だね、その人の本質を見抜いて書き写すことが出来てる。……ありがとう、僕の宝物にしよっと 」彼女へ見せていた表情の多くはメモ帳の中の表情とは違う。それなのにほんの一瞬だけ見せたその顔を切り抜いて書き残すなんて、変な人で面白い人だと素直に思った。嬉しさを抱えたまま自分の似顔絵が描かれるページを一枚抜き取り、残るメモ帳はそのままペンと共に彼女へプレゼントして )すごい嬉しいから、これはユミちゃんにあげる。嬉しいついでに聞いておきたい事があったら教えてあげるよ、何かある？


＞オーブリー

くくく！、ははっ。男前に磨きが掛かったなア( 不意を着いて行った行動が彼のことを驚かせるとそんな悪戯に対して何かを返すより先に見せる彼の素直なリアクションに隠すことなく声を上げて笑ってしまい、猫のように丸まった肩を震わせて最後には揶揄う声まで付け足した所、そこで自分が伝えたいと思っていた彼の魅力を今直ぐにとは言わずとも少しは認めてくれた事が伝わって、眉尻は困ったように下がりながらも口元には笑みが浮かんで。性分からか控えめな微笑みを見せつつ「 謙虚もイイけど、おめぇの魅力はまだまだ有る筈だぜ。見つけるのが沢山あるっつうの、楽しくていいなァ 」自分の良さを把握していることは強みだと思う。けれど、まだ若い彼だから自分の良さを少しずつ見つけて育てていくのだとも。そこに少しでも携わることが出来たなら良かったと、この短い時間の間に兄貴ぶってしまう程にはすっかり心を開いている。「 なア、オーブリー。おめぇがやってて楽しいことはなんだ。絵を描くとか楽器を引くとか本を読むとか。俺は絵を描くのが好き、マー、そんな上手く無いけど。今度会えた時に見せてやるョ 」他愛のない口約束で自分の得意を口にすれば今度は彼の答えを待つように正面を向く彼へ控えめに顔を合わせつつ口を閉じて )

>ペガスス座

天馬……ああ、貴女が天馬さんなんだ！（勢いよく止まらずに紡がれる言葉の数々を微笑みながら聞き終えて、投げた問い掛けへの答えを耳にする。聞き覚えのある名前に手帳を開き、最初に兎に描いて貰ったイラストと彼女とを見比べてうんうんと頷いて。「私ね、これで3度めなの。兎と小狐と会ってて、だから天馬さんとも会ってみたかった！」警戒心など微塵もなく、ただ楽しさを伝えるようにくすくすと笑みを浮かべながら話す。これまでのことを考えながら、きっと彼女とも仲良くなれるだろうと希望を抱き。彼女のことをじっと見詰め、それから目尻を下げて柔らかい笑みを浮かべ。「会えて嬉しい。こんなに可愛いカムパネルラもいるんだねえ」彼女に対して話し掛けていながら、他の人にでも言うような口振りで呟き。両手を膝に置いて行儀良くしながらも、身を乗り出して興味津々といった様子で）好きなものとか、好きなこととか知りたい！

>兎座

フフフ......ええ、二人。末に妹も一人居りますのよ！似てるかは......顔はまあ、似てる子が多いわね
(素直に照れた表情を見せる姿はとても愛らしい。口元に添えられた指に目を見開いた後幸福感が溢れたように笑い声を溢して。こんなに人と落ち着いて話が出来たのは久しぶりだ。彼の落ち着いた人柄に敬服の念を表して、質問に答える。まあ跡継ぎやらの為に子は多いに越したことは無いということで。母に似た自分と下の弟と妹、上の弟だけが父に似た顔だ。性格は一人一人違いすぎるが、仲の悪い姉弟関係ではないと思う。特別仲良いわけでもないが。そんなことを考えながらメモ帳を開く相手を観察していると、笑いだした相手にそんなに下手だった！？と一瞬恥ずかしい気持ちが湧くも、後に続けられた褒め言葉、宝物と言う発言に嬉しさの方で顔が赤くなる。こんどはこちらが照れくさくなりながらもお礼を言う。絵の中に描いたあの表情は、本当に珍しいものを見たと思って、記憶だけにとどめておくのはもったいなかったのだ。渡されたメモ帳に戸惑い、贈り物を人に渡してしまって大丈夫なのかと聞く。それと共に聞きたい事があったら教えると言われ、思いもしない持ちかけに数秒頭を悩ます。惚けるようにぽろりと口から出て来たのは、体験することの無い感情への憧れ。首を傾げて、目を好奇心に光らせながら問いかける。）
ありがとう......貴方の顔があまりに印象的だったのよ。って......これ、わたくしにあげて大丈夫ですの？天馬、という人から頂いたんじゃ......聞きたい事？ええっと......兎って、恋、したことあります？したことがおありなら、どんなものか教えて欲しいわ。

>主様

(／お世話になっております。ここ一週間程お返事をお返しできておらず申し訳ございません。直近で私生活の状況が変わり忙しくなってしまいまして、なかなかお返事を書く時間が作れず…。恐らく９月半ば頃まで今の状態が続く見込みなのですが、その後は落ち着いてくる予定ですので、それまでお返事のペースが落ちてしまうことをお許しいただければ幸いです。ご連絡が遅くなってしまったこと、重ねて申し訳ありません。何卒よろしくお願い致します…！)

＞アメリア


………、( 初対面なのに初対面じゃないような不思議な感覚になるのは、彼女がこちらに対して既に親しみを抱いてくれているからだろうか。居心地のいい暖かいそんな空気感が伝わり、楽しそうな雰囲気を邪魔する事ができずに勢いに飲まれて声を飲むばかり。誰から自分の話を聞いたのだろうと疑問を浮かべていた所で問いかけるよりも先に回答が降り、兎か小狐か、そのどちらかが自分の話をしたのだと考えると余計な話をされていないかと不安が過り、その追求と弁明をしたいと眉尻が下がる。うーうー、と苦々しく言葉を詰まらせて楽しそうに無邪気な笑みを見せる彼女にどうしようと考えを巡らせて。そうしていると次第に話題はとんでもない褒め言葉に変わっていった。大きな双眸を弾く様にパッチリと、いっそ見開く大きく開いて。え、わ、えっと、だなんて照れから慌てるように言葉を先に置いて、今度は身に余る褒め言葉に対してじわじわと実感しぱあああと自信に満ちた嬉しそうな笑顔を見せて「　アンタってば人を見る目があるのね！ふふっ。そうよ、私がカムパネルラの中でいっちばん可愛いの！　」ちょろくもすっかりご機嫌で彼女のことをいい人判定、胸を張って自信満々に言い切るとすっかり心を許した様子で顎の辺りに指先を添えて考える表情を。好きなもの、好きなこと、そう考えるとぴんっと閃いたことを口にして。それからいそいそと隣の座席に置いていた小さなトートバックから手のひらサイズの小さな缶を取り出して。星座が描かれるキャンディ缶を開くと中には女児が好みそうな子供っぽいデザインのアクセサリーや小物がいくつも入っていて　)私は可愛いものが好きよ！ふふん！ジョバンニ、アンタがいい子だから私の自慢を見せてあげる


＞宮守

じゃぁいつか会える夜があるかも。僕が会えたら良いな、ユミちゃんの家族ならきっとおもしろい人だもん( 顔が似ていると聞けば改めて品位のある端正な顔立ちと向き合って、澄まされる顔ではなく愛嬌がある可愛らしい笑みが浮かんでいたのを見れば素直な感想で( 可愛く笑うひとだ　)と感想が心の声として落ちる。好奇心はまだ見ぬ彼女の兄妹にも向いて。手渡したメモ帳を前にして彼女が戸惑うとそれに対して少しの心配もせずにくすくすと笑って「　大丈夫。それに他のカムパネルラがこれを見たら“ カムパネルラの私物　“を貰うくらい気に入られてるジョバンニだって思うよ。そう思わせたら雑には扱われない、僕だって人の大事なものをわざわざ壊すような悪趣味なんてないし。……まぁ、ヤキモチ妬いちゃうひともいるかもだけど。　」寧ろきっと前向きな手助けになる筈。見るだけなら天馬のカムパネルラのお気に入りに見えるだろうし、彼女の機嫌を損ねたら喧しくて面倒になる事くらい皆知っている。話の流れで自分からもらった物で兎座のお気に入りだと伝われば効果は薄いかもしれないが、何にしても少しの役にくらいは立つ筈なのだ。そう考えながら伝えれば彼女から戻る問いかけの内容が予想外のもので驚いた。本当に、なんて面白い人なんだ。と、改めて実感するとわざとらしく考える間を置いてから真剣な顔つきで答えて見せて。真剣な顔で彼女を真っ直ぐに見ながら伝えたのは一時的な感情なのか少なくとも自分でも判断ができていない。最後にはにっこりと笑って自分の顔を彼女へ見せて　)それって、………一緒にいて楽しいとか面白いとか、笑ってる顔を見て可愛いなって思ったり。もっと一緒にいたいなって思うことを指すのが恋なら、いま僕はユミちゃんに恋してるよ。このまま降りないでずっと一緒にいればいいのにって───どう？顔だけなら悪くないよ


>オーブリー

( ／お世話になっております！ご連絡をして頂けて嬉しいです。有難う御座います！私生活が一番大事ですので当トピの事はお時間や気持ちに余裕がある時にで大丈夫です。オーブリーさんとのお話がとても楽しいのでゆっくりで大丈夫なので負担にだけならないように進めて行ければ嬉しく思います。特にリセット期間も設けておりませんので気分が乗った際などふらっと来て頂ければ嬉しいです。お盆が過ぎたとは言え、まだまだ暑い日が続きますのでどうぞご自愛ください…！　)

○ 世界観 ○
＞1

〇　提供　〇
＞212


〇　好み　／　萎え　〇
＞51

質問やご相談だけでも受け付けていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。


＞只今の時間よりリアルタイム交流可能です

　>兎座

わたくしの弟妹達はみんな思いやりがあって賢い子達なんですのよ。兎とはきっと仲良くなれると思いますわ。
(自分の家族との出会いを期待する言葉に目を輝かせて、自慢げに人差し指を立て姉弟達を褒め称える｡こんな人なら安心して話せるだろう。身内のことを話せてご機嫌になる。家自体は苦手でも、彼らは大切なのだ。彼の笑い顔を眺めながら説明を聞いて、良いのだろうか……とメモ帳とペンを「は、はあ…ありがとう」と言いながらポケットに入れる。よくわからないが、この銀河鉄道におけるカムパネルラの私物とはVIPカードのような物と近しいのだろうか？まあ烏のようにからかってくる人が減るのなら良いことだ。そういえば烏にも黒いハンカチを貰ったなと考える。家の引き出しに大事に仕舞われているそれは、開ける度自分の励ましになっている。あのとき確か反対に自分のハンカチを相手に押し付けたが…。思い出に浸って相手の考える様を見つめていると、突然の真剣な顔に誰か恋する相手でも居るのだろうかと微笑ましく思いながら、相手の語る恋とはなんとやらを聞く。初めはうんうんと頷きながら興味深そうにしていると、今は自分に恋してるという言葉に脳がバクを起こし、え？と無表情で固まる。話を最後まで聞き終わると、数秒ほど無言になって、一気に顔を赤くする。熱い頬を手で抑え、「え、あ、貴方、私にって、それは……」一気にキャパオーバーして取り乱していたが、しばらくしてから落ち着けと念じるように首をブンブンと振って、悪戯をした子供を咎めるような視線で相手を見る。下記の事を叱るような声音で言うと、ぷいっと顔をそらしては。)
……からかっているのでしょう？もうそんな手には翻弄されないと決めていますの！ここにいる人達は私を引き留めようとするのが趣味なの？わたくしは帰らなくてはいけませんわ。よってお断りさせて頂きます、可愛い兎さん！

身分証:>109

>宮守


酷いなぁ、揶揄ってなんかいないのに。……あーあ。フラれちゃった。残念だなぁ、あ。ユミちゃん、気が変わったらいつでも教えてね( 陶器のように滑らかな白肌が一瞬にして火がついたように赤く灯る。その変化具合が可愛らしくて我慢する事なくくすくすと柔らかい音で笑い声を溢し。それから勢いを持った様子で幼児にするような喋り口を持って注意とも叱咤とも取れる声を受けるとぱちりと瞬いて。簡潔にお断りだと清々しいまでのフラれ方をすると傷つく様子というよりも、やっぱりユミちゃんは可愛い人だと感想が落ちる。「　僕が他の誰かに恋をしちゃう前に、ユミちゃんも僕のことが好きになればいいのにな　」一緒にいて楽しい、笑顔を見ると嬉しくなる、可愛いユミちゃんを降ろしたくない。抱く感情は全部が本物。今を生きる兎座にとって今のこの想いは全部が本当で、少しの嘘もない。先を見据えて動けるほど余裕を持っていない刹那的なこの男にとって大事なのは目の前のことだけなのか、顔を背けてしまった彼女の綺麗な横顔を目にしながら嘘偽りがない本気の声で口にして。見詰めていた目元を少しだけ細めて、前のめりになり距離を近づけると悪戯に伸ばした両腕が包むように彼女の輪郭を包み「　ユミちゃんの横顔も可愛いけど、せっかくなら顔を見ながら話したいや　」えい、と無理のない程度の力を込めて顔の向きを自分に戻してしまってから遅れて子供の我儘のように甘えごとを伝えて　)

○ 世界観 ○
＞1

〇　提供　〇
＞212


〇　好み　／　萎え　〇
＞51

質問やご相談だけでも受け付けていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。


＞只今の時間よりリアルタイム交流可能です

名前　クロエ
性別　女
年齢　10代後半

外見　腰下までの長さの柔らかい蜂蜜色の髪はネオソバージュのような癖毛、その一部を白いリボンでハーフアップに。前髪は眉までで毛先は内巻き。日焼け知らずの白い肌に長い睫毛で縁取られた垂れ目、瞳は翠、小さな唇の口角は常に僅かに上がっている。顔立ちには幼さが残るものの見る者によっては大人びた印象を与えることも。身長は160㎝程度、ゆったりとしたロング丈の真っ白なフレアワンピースに白のソックス、黒いエナメル質のストラップシューズ、首からはロザリオを下げている。

性格　穏やかかつ嫋やかながら、どこか地に足がつかない。言動は良家のお嬢様らしく丁寧で、初対面の相手にも物怖じせずに接し、好奇心旺盛で人懐っこい姿を見せがち。その反面、家庭の事情から常に愛情に飢えており心にぽっかりと穴が空いたような空虚感を飼っているため、時折危うい面が覗くアンバランスな二面性を持つ。神を信仰している素振りが目立つが、敬虔な信徒というわけではなく理想の救世主像を重ねているだけの利己的な信仰に過ぎない。

備考　世界有数の名家出身ながらも五兄妹の末子という立場であるからか両親から目を掛けられることはなく、全寮制エスカレーター式の女学園にエレメンタリースクールから入学して以降、現在まで両親はおろか親族にもほとんど会うことを許されずに軟禁紛いの日々を過ごしてきた。宗教系の厳粛な学園であるが故に信徒として振舞っているものの本心では神を信じてはいない。

ロルテスト
(微睡みから揺り起こすような、それでいて誘うような心地よい揺れに導かれて瞼を持ち上げる。今まで何をしていたのだったか、まるで朧気で思い出すことはできないが、質のいい座席はまるでずっと座っていたように馴染んで居心地がいい。さらに目の前には同じ作りの席に座る人影、少し首を動かせば窓越しに果てぬ星々の煌めきが悠然と広がっている。幻想めいた光景にゆっくりと瞬きをひとつすると、翠の瞳と好奇心は星から対面の人物へと向けられ、動揺の欠片も伺えない微笑と穏やかな声音で問いを)ご機嫌よう、見知らぬあなた。わたしったら夢を見ているのね。

指名　お任せ


(/初めまして、儚く幻想的でとても素敵な世界観に惹かれ、身分証を携えて馳せ参じました。どのカムパネルラ様も魅力的で決め難く、指名はお任せとさせていただきました。もしもよろしければ置きレス形式にて参加させていただけませんでしょうか？ご検討いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。)

＞クロエ

………お、おはよ。見た目のとーり礼儀正しいジョバンニだな。( こっくりとした甘い蜂蜜色の長い髪を持つ少女が夜空の度に気付かずに眠っている。折角の出会いなのだから限られた時間を大切にしたいと正面の彼女が目を覚ますことを心待ちにしている癖に、起こすための声をひとつとしてかける事の出来ない臆病な時間を過ごし。漸く目を覚ました彼女が、その上で今のこの状況を夢だと判断すれば片方の眉は下げて片方の眉を持ち上げた、所謂言い難いと困惑を浮かべた表情で「 此処は銀河鉄道。この中ではアンタの事をジョバンニって呼ぶんだ。その代わり、俺のことはカムパネルラって呼んでくれ。頬っぺた摘んでみろよ、夢かどうかわかるぜ 」夢だと嘘をついてあげることすら出来ずに馬鹿正直な現状を教え )大丈夫。アンタは何も心配要らねぇからさ。降りる場所が来たら俺がちゃんと教える。


ねえねえ、おきて。起きてくれなきゃ食べちゃうぞお！……あっ。ふふっ。マスカットみたいにきれーなおめめ。美味しそお、( まるで既に顔見知りの親しい仲かのように、愛らしくも美しくもある整った顔を覗き込んで甘ったるい声で起こすように呼び掛けて。落ち着いた声、戸惑いのない平生とした雰囲気よりもキラキラと輝くような綺麗な翠色が心を惹いて。にこにこと人見知りの無い甘えた笑顔を浮かべつつ挨拶を送り「 見知らぬあなたは寂しくてやだなあ、…くまちゃんはカムパネルラだもん。ねえねえ、ジョバンニちゃん。ジョバンニちゃんは何のジョバンニちゃんなの？くまちゃんは大熊のカムパネルラっていうんだよぉ。 」初めての人にする説明では決してない雑過ぎる状況案内を口にしながら、可愛らしくて美味しそうな少女に興味を剥き出しにして )


( ／ 初めまして、お越しくださりありがとう御座います！とても愛らしくて素敵なジョバンニとお話出来る機会を頂いてとても嬉しいです。お任せと有りましたので考えたのですが小狐と大熊の二人で選びきれず一旦ふたパターンでお迎えに上がります…！絡みやすそうな方をどちらか選んで頂けると嬉しいです。それではどうぞ宜しくお願いいたします。 )

＞小狐座


銀河鉄道……？そう、これは夢ではないのね。不思議、空を翔る列車だなんて。（学園行事の礼拝に訪れる神父以外は久しく見ていなかった異性、精悍な顔立ちと男性らしい身体付きに備わる愛らしい動物的特徴が目立つ。その口から紡がれる言葉は此方を気遣うもので、それに従うまま頬を抓ると確かな痛みが。「降りる場所、列車だから駅かしら。そこに着くまでわたしと居てくださるのね。優しいお人」現実だということを理解し、彼の言葉を噛み砕いて"これもきっと神様のお導き"であると納得すれば自らの胸元に手を当て仮名をどこか楽しげに復唱し、首に下げられたロザリオを恭しく持ち上げ十字に唇を寄せてクスクスと笑い）わたしはジョバンニで素敵なキツネさんはカムパネルラ、別の名で呼ばれるなんてまるで劇みたいで楽しいわ。神様がくれたご褒美かしら。


(/あたたかなお言葉をありがとうございます！小狐座様も大熊座様もどちらも本当に魅力的で迷ってしまいましたが、今回は小狐座様と交流をさせていただければと思います！癖が強い娘ではありますが、何卒よろしくお願いいたします。)

＞クロエ

アンタ、この汽車に乗るのは初めてか？それとももう他のカムパネルラと会ったことがあるのか？( 大体のジョバンニは訳の分からないまま乗せられる夜の旅を前に恐れを抱いて慄いて、不安に駆られると言うのに。正面のジョバンニからはそんな感情が少しも感じ取れず、見て取れるのは穏やかで落ち着いた空気だけ。そんな対応に戸惑うのはこちら側、更には己の己だけを表す呼称に似たものまで口にされれば愈々初乗車と言うのを疑ってしまい、ぴくりと耳の先が揺れて音をしっかり拾おうとしているのが伝わることだろう。だがしかし、ジョバンニが元の場所に戻るための降車駅については知らないらしい。そんなチグハグさに頭を傾けると、与えられたジョバンニと言う響きを楽しむようなその動作に目元を少し細めてははと声を漏らす笑い声を。「 そう。正しくは小狐のカムパネルラって言うんだ。此処には俺の他にもカムパネルラが何人かいるから、他のカムパネルラと区別して呼ぶなら俺の事は小狐って呼んでくれ 」先ずは彼女が偶然にも呼び当てた呼称について肯定し、目の前で起きる行動の一つ一つは信仰深く神を信じる姿そのもの。数秒の沈黙、それから少しだけ言い渋りつつ尋ねて。 )神様。……信じてんの？