【期間限定!】『僕の地球を守って』 Please Save My Earth

【期間限定!】『僕の地球を守って』 Please Save My Earth

沢下条 張  2022-12-17 00:45:55 
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此処は志々雄様本体様との夢の1対1ナリ!【期間限定】なので他の方の参加はごめんなさーい…!良かったらオール版権キャラで参加OKの『るろうに剣心について雑談所!』に是非是非遊びに来てねー!



~玉蘭(ギョクラン):「紫苑(シオン)、……君はいつだってそうだ、いつだって君は僕に無いものを持っているのに。…何故、」


これは過去(前世)と現在を繋ぐ不器用な彼等のストーリー


 

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  • No.12 by シオン(紫苑)  2022-12-18 03:23:29 



…っ!

殺してやる?…やっと言ったか、ざまぁねぇな?


(強く殴られた反動で船内のパネルに後頭を打ち、一瞬顔を顰めては目の前が暗転したのか気付けば罵声を浴びながら胸倉を掴まれていて。普段は穏やかで優しい彼から聞こえたその罵倒する言葉に酷く安堵するような、ただ何か違うような、妙な感情でその怒っている薄グリーンの瞳を眺め。やっとそんな剥き出しの感情を放ったかと傷付いた彼を煽るようにはっと笑い飛ばすものの、稀少なキチェスだと建前を叫ぶ彼に"聞きたいのはそれじゃないだろう?"とした顔を向けて。「向こうがそのつもりで来たんだろ。…稀少なキチェスってな、…あいつはただの人間と同じだ、寂しかったら泣くし落ち込む。俺らと変わらないただの女だ。…お前らの期待に耐えかねて息が詰まる。」と淡々と続けるものの、言葉を飲み込む彼にわざと追い討ちを掛けるよう)


残念だったな?…お前惚れてたんだっけか、その女神のモクレン(木蓮)に。


 

  • No.13 by 玉蘭  2022-12-18 04:01:29 

玉蘭「グッ!紫苑ッ…!!お前ッ!!お前が彼女を誘惑でもしたんだろッ?!…ただの女じゃない!キチェスはなかなかこの世に生まれてこない稀少価値の……ッ、……お前、僕が木蓮を好きなのを知ってて、なのか…??…何故、」

(深い黒曜石の瞳、哀愁がいつも漂っている、今でもそう、こっちを蔑んでるように見えて悲しそうだ。ただ最後に僕を煽る紫苑の言葉が許せなくて、ぐっと彼の襟を掴み上げていた、彼の喉元が一気に締まる。そんな時、僕たちの仲介役、秋海棠に慌てて止められた。そしてキチェスをたぶらかしたとする彼を監禁する事に皆で決めたのだった。)




~後日~

玉蘭「木蓮、君は病み上がりだろ?そんなに急いじゃ…」

(あの騒ぎで高熱を出していた僕たちの女神もといマドンナ、木蓮から事情を聞かされて皆驚いた、木蓮は彼に好きだと言われたからそのつもりで彼の部屋に行った、と。自分達は婚約してると話され、信じがたい思いで監禁しているラボへ皆で行く。紫苑は唯一自分を普通の…ただの人間として扱ってくれていたと話す木蓮の顔は愛するものを助けに行かんとばかりの急ぎようだった。パタパタと駆け足で走る足音が廊下に響く)

玉蘭「紫苑、久しぶり……だな。木蓮の目が覚めた、お前に会いたがってる、…婚約したってのは本心なのか?…あ、木蓮!君、……。」

(窓越しに見える紫苑に木蓮がガラスを叩いて気付かせてる、紫苑の顔を見れてホッとした感じの彼女にもやッとしてしまった僕は真意を確かめようとした途中で、扉のハッチを開けて入って行ってしまった木蓮が紫苑の胸元に飛び込んで彼を抱き締めていた。複雑にそれを見るしか出来ない、こんな時、紫苑、君には僕がどう映っているのだろう、彼等が相思相愛で婚約の仲だと知らされ皆も驚くなか、僕は窓ガラスから紫苑を見つめて。少しの間だけ二人きりにして欲しいと木蓮に言われたから、皆でラボの外の扉の前で待機する)

  • No.14 by 木蓮(モク・レーン)  2022-12-18 04:20:28 

(/急に木蓮でスンマセン(汗))

木蓮「紫苑…!本当にごめんなさい、床に臥せっていたからすぐ助けに来れなくて……、皆に説明したのだけれど、……顔を見せて頂戴。」

(気が付けば駆け寄って彼を抱き締めていた、ぎゅっと広くて厚い胸板に顔を埋めてから顔を上げ、顔を見せてと彼の頬を片手で撫でる)

木蓮「……私、ちゃんとそのつもりでした。だから大丈夫。…その後玉蘭に貴方が殴られて此処に閉じ込めたと聞いて、居てもたってもいられなくて、」

(キチェスの印、消えずに額にあるまま彼の瞳を見上げる、キチェスと情事後なら本当はキチェスの力も失い額の印も消える筈。何故かは分からないけど消えなかった、もしかするとそれは……彼が私を本当には愛してないんじゃないか、原因は分からない。けどそんな事はいいのだ…、私は常に孤独な彼を救いたい、彼が好きだ。彼の整った顔立ちを見上げて)

  • No.15 by シオン(紫苑)  2022-12-18 06:29:55 

>ギョク(玉)
人聞きが悪いな。モクレン(木蓮)に好きだって話しただけだ。

(怒りと困惑に満ちた彼の瞳を眺め、彼女を唆したのでは?との言葉には嘲笑いを堪えるように話すものの、彼の意中の彼女は此方に惚れているとなった今でも何故だか彼に勝ち誇った気にはなれない。不可解な虚しさが残るだけで)


……っ!?


(ぐっと首が絞まると息苦しさに眉を顰め、シュウカイドウ(秋海棠)に取り為されて解放された気道に酸素が急に送り込まれると咳き込み。他の男性メンバーに取り押さえられて)





-隔離部屋-



……、


(誰も近付かない隔離部屋に押し込められてから日が経ち、寝台端で壁に凭れながら己のこの不可思議な感情について嫌程考えさせられ。そんなところに幼馴染みの彼がガラス越しに現れると一瞬驚き、更にはその隣から白い手が見えると硝子を叩くモクレン(木蓮)が視界に入って)



モクレン(木蓮)、お前…キチェが、



(扉の開閉音が聴こえたかと思えば飛び込んでくる木蓮に気付いて受け止め、額に残る印を目にすると彼女からあの不思議な力を奪っていないのかと安堵した表情を浮かべて脱力し。木蓮が二人きりにして欲しいと皆に話す声へはたと顔を上げ、硝子一枚隔てた向こうに居る玉蘭の複雑そうな表情を目にし。此方はそんな彼を見てどう反応する訳でも無く、ただただ整理出来ない感情の混線を纏めるのに黙ってしまって)

  • No.16 by シオン(紫苑)  2022-12-18 06:39:46 

>モクレン(木蓮)
…こっちこそ悪かった、あの後高熱出してたんだってな。

(頬に触れる手に熱を感じて眉を下げ、相手が植物を操る力を持つ能力者だからか相変わらず大輪の花のような匂いがし。相手の身体を気遣う謝罪はまるで半ば無理矢理抱いた事を詫びているようにも聞こえ。モクレン(木蓮)の話からから先程のギョク(玉)の顔が思い出されると、幼い頃此方の為に泣いていた彼を思い出し。複雑に絡まる心情へ次第に顔から血色が失せながら目前の木蓮の肩へと力無げに頭が落ちて)


ギョク(玉)にも、あんな顔をさせるつもりじゃ無かった…俺はただあいつに、


(綺麗事ばかり並べる彼(玉蘭)の本心を引き出したかっただけなのか、実際に激昂を見ただけで一切満足しなかったのは。どうやら自分は彼が此方を許してそばに居て欲しかったらしい、試すように人を傷付けて反応を見るような此方を一体誰がそばにいるというのだろうか。そんな己の稚拙さに気付いてしまってからは半ば猛省に囚われ、愛しているとはいえ巻き込んだ形となってしまった木蓮にも罪悪感が胸を占めては「すまない、モクレン(木蓮)…。」と顔を上げぬまま再度謝罪を口にして)

  • No.17 by シオン(紫苑)  2022-12-18 06:42:28 

>本体様
(/大丈夫です~*彼等の物語上、彼女に玉蘭への懺悔を吐露する場面は自然かと。ストーリー上木蓮さんとは婚約の仲ですが、この場は話し合いだけで留めてくださると嬉しいです。(キスとか必要以上の触れ合いは無しでお願いします…。))

  • No.18 by 木蓮(モク・レーン)  2022-12-18 10:35:11 

>志々雄様本体様(/リョーカイです!(笑)この木蓮は敢えて玉蘭の思いを黙ってます。愛してる男性である紫苑に自分を愛して欲しいから…!彼の幼馴染みである玉蘭に嫉妬してるんですよね、二人の友情も拗らせたままやし、自分は愛されてへんと勘違いしたまま僕の地球を守っては悪戯に進んでいきます~。悲しい~…(泣))


木蓮「……紫苑、フフ、何を仰るんですか。ほら、私こんなに元気ですのよ?私に何も謝る事なんて……、玉蘭、ですか?」

(肩口に漆黒の髪色が埋まる紫苑の頭を見つめ、私の体調を気にしてくれる彼に嬉しくて、自分はこの通り元気だと明るく話す、ただ独白を溢す彼の頭を大事に抱きしめる腕がギュッとなる。また玉蘭の話、二人は本当に仲が良いしいつも喧嘩ばかりしてるけど、常にあの玉蘭が彼の側にいた。幼馴染みだから、なのかしら。彼の懺悔を聞く、実は…玉蘭も同じような事を私に話してくれていた。彼はいつも孤独で自由で、自分より何でも上でとても羨ましいと。何があっても親友でいたいと……それを今、落ち込んでいる彼に言うべきなのでは。けど、私の方が彼を愛している。…女のプライドではないけど、幼馴染みの彼との友情より私を見て欲しい。木蓮は彼の謝罪が自分を本当は愛していないんじゃないかと勘違いし不安だった、玉蘭に関わらず此方を一心に愛して欲しい木蓮は、落ち込んでいる彼を抱き締めたまま敢えて彼に対する玉蘭の優しい思いを伝えないのであった。)

  • No.19 by 玉蘭  2022-12-18 10:44:22 

>紫苑
玉蘭「……」

(あれから紫苑とは口を長らくきいていない、正式に木蓮との婚約の発表があった日からどれくらい経ったろうか。…それとここのところ体調がすこぶる悪い、薬を飲んでも全く効果がないまま、廊下をフラフラゆっくり歩く)

  • No.20 by シオン(紫苑)  2022-12-18 14:36:09 

>本体様
(/思ったよりモクレン(木蓮)さんがヤンデレで面食らいました…。笑 なるほど、敢えて言わないんですね。はい、現世編へ向かう為にも前世編は擦れ違いのままいこうかと思います*)

  • No.21 by シオン(紫苑)  2022-12-18 14:51:02 



ギョク(玉)、…どうした?

(廊下の奥に玉蘭の後ろ姿を見付けては意を決して話し掛けようと彼を呼んだ迄は良いものの、何故かその足元が覚束無い様子に気付いて。体調が悪いのかと心配になるのか、あれから口をきいていない為に気不味げな空気のまま彼の側へと寄っては問い掛けて。ただあまりにも顔色が悪いのを目にした瞬間驚きながら思わず彼の二の腕を片手で持ち「顔色悪過ぎだろ、医務室行くぞ。シュウカイドウにすぐ診て貰え。」と、今すぐ彼を医務室へ連れて行こうと)

  • No.22 by シオン(紫苑)  2022-12-18 14:57:23 

>本体様
(/玉蘭さんが例のウイルスに感染した、という感じでしょうか?とうとう来ますね…船内アウトブレイク)

  • No.23 by 玉蘭  2022-12-18 17:19:04 

>紫苑(/ウン!木蓮ちゃんは思ったより病んデレになってもた!(笑)もう三人の関係こじれるこじれる…。木蓮ちゃんは木蓮ちゃんで紫苑の心を引き止めるのに必死なんですよ~!しゃーないんです、そーなんですッ!こっから船内スタッフ全滅のウイルス発生イベントですわ…(汗)パンデミックやなしアウトブレイク言うの知らんかった…。しかし麗ちゃんの演じる紫苑優しいてカッコいい…、イケメン…良い匂いしそう(泣))


玉蘭「紫苑ッ…、触るなよッ…!!平気だし一人で医務室に行け……る…、」

(ダメだ、本格的に気分が悪くて目眩がしてきた。そんな時に声を聞いた、紫苑の声だ。辛いときに聞いた声に安心した自分がいたのがまた腹立たしく感じた。掬い上げるように二の腕を持たれて引き上げられた、一瞬楽になった気がしたけれど、プライドが邪魔して彼の手を振り払う。一人で行けると紫苑の瞳を睨んだ時、グラリと揺れて倒れ)

  • No.24 by シオン(紫苑)  2022-12-18 20:55:20 

>本体様(/ええ?恐れ入ります…。張さんはいつも補正をかけてくれてるので。笑 こういう皮肉屋で友達の好きな人を強引に奪ってしまうようなキャラは初めてなので手探りですね…。)


…っギョク!

(此方の腕を振り払った反動か、均衡を崩して倒れそうになる彼を咄嗟に腕で支えて呼び掛け。明らかに体調が優れない様子の彼を抱えるように医務室へと急いで)

  • No.25 by 玉蘭(ウイルスにより死亡)  2022-12-18 21:21:17 

~医務室~

(ここから謎のウイルスが発生した船内感染が始まった。一体どこから侵入したのかは不明、投薬も打つ手も無くて、次々に症状が出た船内の仲間達は倒れ、この僕、玉蘭も呆気なく数日で亡くなる。…紫苑が僕を見て泣いてたのは朧気に覚えてる、色々と話し掛けてくれてたのに、僕は何も話せないままで。彼とは仲直りも出来ないままこの世を去った。

あとに残されたのは…)





 

  • No.26 by 木蓮(モク・レーン)  2022-12-18 21:34:13 

>紫苑
木蓮「……紫苑?」

(あれから皆を黙って弔ってくれたのも紫苑、彼だ。あとは医療知識のある秋海棠も。二人とも色々と手を尽くしてくれたし…それに引き換えキチェスである私が出来る事が無くて、とても歯痒い。紫苑を探してさ迷ってるととある部屋で彼の後ろ姿を見付けた。…立て続けに皆が亡くなって疲れてるかもしれない、小さく彼の名前を呼んでからふわりと目の前に表れ、紫苑の顔を心配し見上げる。いつか私達もこのまま死を待つだけなんだろうか、あの時、紫苑の言う通りKKに降りていればこんな事にはならなかった?皆意識が無くなるとき…紫苑の言う通りにしておけば良かったと後悔したかしら…、今となっては分からなくて)

  • No.27 by シオン(紫苑)  2022-12-18 22:30:41 



…、

(玉蘭の最期を看取った後、それを皮切りに次々に他の仲間が未知のウイルスに倒れ。ついには己と木蓮、そして秋海棠(シュウカイドウ)の三人となった。ソファの背凭れに凭れて少々気が滅入っていたものの、何とか残った三人だけでもKK(地球)へ降りられないか考えていて。ふと廊下から声がするとそちらを向こうとしたが目の前にふわりと現れるモクレン(木蓮)の香りがし。気遣わしげに見上げる彼女へと眉を下げて笑みつつ「…ん、そんな心配そうな顔すんな。大丈夫か?」と元気付けるように。いつか自分達も彼等のように息絶えてしまうのか、そんな不安に押し潰されそうな中では彼女も大丈夫ではないだろうが。今は既に無いであろう母星への救難信号とKKへ降りる算段を考えながらも互いに声を掛け合う事で相手を少しでも安心させようとし)

  • No.28 by 木蓮(モク・レーン)  2022-12-19 05:09:37 

木蓮「ふふ、大丈夫よ…私はね。…貴方の方が徹夜で大変だったでしょう…、昨日はあまり寝れてないんじゃない?今日はちゃんと寝ましょ。…誉めてくれる?私貴方が居なくて寂しいのに昨日はひとりでちゃんと寝てたわ。」

(四人目を弔った後、紫苑はずっと前から母星か周囲の仮母星へと何らかの連絡を取ろうとしている。優秀なメカニックマンだけれど…昨夜は寝ずに作業をしていた。KKに降りる事を考えてもいるみたい。憧れの地球…、大自然のなかを降りてみたい。彼も一緒ならきっと何処に居たって心強い。大丈夫か?って優しく気遣ってくれる声を嬉しそうに聞き穏やかな笑顔で答える。眉尻が下がって私を見る彼の笑み顔、何て優しい顔をするんだろうか…。こつんと背凭れに側頭を置いてフフっと笑う。冗談を話すけれど…これは疲れてる彼が休めるように、あと夜は一人にしないでねなんて話して)

木蓮「どんなところかしら…、KK(地球)。降りたら…まず貴方に料理を作ってあげたいわね。」

(ふとそんな事を夢見る、現実逃避なのかもだけれど…彼となら明るい未来の話がしたい。この月基地は食事も管理された機械で作られる自動だもの。)

  • No.29 by シオン(紫苑)  2022-12-19 10:49:39 



偉い偉い。

(軽やかに笑う相手から冗談混じりの褒めを要求されると此方も気が抜けるように笑って返し、相手と同じようにソファの背へと身体の側面を凭れさせながらそこはかとなく彼女から労う空気を感じれば「だな、そうする。」と、今夜ばかりは休む事を約束して)



お前が料理?…つい歌っちまって野菜の根と芽をボサボサに生やしちまうのに一票、


(急にどうしたんだ?といった顔を向けるものの、わざわざ此方に作りたいと話してくれる事自体がとても嬉しくて。彼女の高い歌声はキチェス特有の植物を急成長させる力を秘めているからか、いつものように鼻歌を歌って切る前の野菜を成長させてしまうのでは?と。10回近く彼女の歌声で基地内を大草原にした相手へとちょっとした意地悪なのか揶揄い)

  • No.30 by 木蓮(モク・レーン)  2022-12-19 15:58:18 

>紫苑
木蓮「ちゃ、ちゃんと鼻歌うたわずに無事作れるに一票…!~~…基地を草原に何度もしちゃったのは悪かったって言ったじゃない…機械も草まみれにして壊してごめんなさいって…。あの時は…気にするなって玉蘭が励ましてくれて、…、」

(一票!って。大人しく人差し指を控えめに立てて頑張って自分は上手く作れるともう一票に入れた。…たまにこうやって思い出させるように意地悪い紫苑、けど出会った頃よりはやっぱり優しくなった。一緒にソファの背凭れへごろんとしてるみたいで何か楽しい。…私の歌声でこの基地は何度も大草原にしてしまった…基内の機械達が壊れる度、エンジニアである紫苑が全部直してたっけ。……我ながら本当に、申し訳ない。玉蘭がそういえば一緒に手伝ってくれたっけ…。懐かしく思うとそんな事をつい口にし、はっとする。彼が亡くなったのを一番悲しんでいるのはきっと紫苑だ。つい玉蘭の名前を出して思い出させてしまったかもと…。しまったな、彼の顔が見れなくてぅぅ、となりながら紫苑の胸元にぽふっと顔を埋める。……これからどうなるんだろう、キチェスの力なんてこんな事態にも何の役にも立たない。せめて…私が愛してる彼を悲しみから癒せたらと思うばかり)

  • No.31 by 秋海棠  2022-12-19 16:06:13 

秋海棠「紫苑、ちょっと話が……。取り込み中?」

(部屋を見るとソファに二人が座ってる。相変わらず仲が良い。少し紫苑と話したいと呼び出して)

  • No.32 by シオン(紫苑)  2022-12-20 10:50:41 

>モクレン(木蓮)
……、

(慌てて謝っている相手へと人が悪く愉しげに笑っていたものの、玉蘭の名が上がると少し笑みを緩めて黙ってしまい。力無く胸元にぽすんと収まるブロンド髪の頭に此方も溜め息を抑えつつ顎を乗せていたがシュウカイドウ(秋海棠)の姿が見えると顔を離して)


>シウ(秋)
シウ(秋)、体調平気か?

(此方にだけ話があるといった風な彼の様子に気付くと此方も木蓮へと"行ってくる。"と話すようにとんとん彼女の肩を極軽く叩いて、ソファからゆっくりと離れ。己と彼は級友であるものの医学博士である彼を玉蘭とはまた別の形で此方は尊敬していて。何とかして救難信号や残りの三人で地球へ降り立つ算段を立てている此方と、彼もまたこの伝染病に打ち勝とうと日々研究している事を知っているからか、徹夜で奮闘している彼の体調を気遣い。いつも此方がギョク(玉)と仲違いをすれば仲裁に入ってくれていた優しい彼には慕いを見せ)

  • No.33 by 秋海棠  2022-12-20 14:51:04 

秋海棠「ウン……。僕は大丈夫。君こそ色々と手を尽くしてくれてるだろ、それに…玉蘭が亡くなってから気落ちが見られるようだね。あまり無理しないように。」

(離れていく紫苑を寂しそうに目で追う木蓮を見てはズキリと胸が痛む、木蓮は皆のマドンナ的存在だったから。体調を気にしてくれるしおらしい紫苑を見上げ大丈夫だと微笑む、彼の同級生としても、医者の立場としても話してにこりとする。二人きりになったのを見て話し出す)

秋海棠「聞いてくれ、実は……この謎の感染症のワクチンが出来たんだ。これを皆で打てば助かる。…君も打ってくれるね?木蓮にも後で伝えていて欲しい、今すぐ取りかかろう…。」

(実は…、僕は感染している。だからワクチンを打ってももう効かない。しかもワクチンは一人分しか精製できなかった。ならどうする?……紫苑だけにワクチンを打つことにした。木蓮には栄養剤を打つ。僕たちはいずれ感染して死んでしまうけど皆の木蓮を奪った彼だけ、このままこの孤島である月基地で生き残って孤独に生きれば良い、ドス黒い感情が渦巻いた。彼が僕を信頼してくれているのも計算済みだ。早速打とう…と話して)

  • No.34 by セイチャットファンさん  2022-12-20 17:22:24 

支援

  • No.35 by 秋海棠  2022-12-20 20:39:41 

>34セイチャットファンさん
「支援ありがとうございますー!♪1対1でごめんなさいねーッ?」

  • No.36 by シオン(紫苑)  2022-12-20 21:14:54 


本当かっ?こんな短期間で凄いぞシウ(秋)!…天才じゃねぇか、

(部屋を出る際、木蓮を見た彼が一瞬だけ傷付いたような表情をした気がし。それを不思議に思ったものの彼から驚きの報せを聞かされて大いに歓喜し。発生してからまだ日が浅いにも関わらずワクチンを完成させた彼を天才じゃないかと讃えて。木蓮へ知らせてくれと話されるなり「ああ、すぐに。木蓮にも伝える。…本当にありがとう、シウ。何度感謝しても足りないぐらいだ。…まだシャトルは完成してないがきっとこれなら、これから皆でどうにかして星へ帰るか地球へ降りよう。」と、感謝の意からぎゅっと秋海棠を抱擁し。ワクチンが完成して時間の制限が許すのならシャトルも順調に作れると話して。皆で帰ろうと告げては彼を離しつつぽんっと二の腕を叩き、尊敬する彼に親愛の笑みを向けた後すぐさま木蓮にも伝えようと部屋へ向かい出して)

  • No.37 by 秋海棠  2022-12-20 23:22:03 

秋海棠「あぁ、………。」

(喜んでいる紫苑に抱き締められて感謝を話されると固まる、船が完成すれば…か、もう僕は乗れないし…僕と木蓮は先に死ぬ、君はこの月基地に一人取り残されるのに。慕われている笑顔を向けられ去っていく背の高い彼を見送る。……君は生まれてから不運に見舞われてきた人だけど、美しい木蓮の心を奪った、苦しむといいよ…。)

  • No.38 by 秋海棠(ウイルスにより死亡)  2022-12-20 23:50:58 


(紫苑にはワクチンを打ち、木蓮にはワクチンだと偽って栄養剤を打った後、間も無く感染した僕も亡くなった。それからワクチンを打ったとされた筈の木蓮がウイルスに感染し、紫苑はきっと絶望しただろう……いい気味だ、彼の絶望した顔は見たかったな。)



(日に日に弱っていく木蓮の側で紫苑は悲しみに暮れ、やがて木蓮は息を引き取った。最期に彼へ何かを言い残して、そして一人月に残された紫苑は仲間の亡骸に囲まれ、親友の玉蘭や彼女までも失った絶望の日々を送った)

  • No.39 by 坂口 亜梨子  2022-12-21 01:04:29 


「現代への転生図!」



・木蓮(モクレン)→16歳 坂口亜梨子(ロングの黒髪で性格の大人しい女子高生、最近、7歳とは思えない程大人びた顔をする輪くんという小学生が何だか気になる。木蓮の生まれ変わりで歌が得意、植物と話せる。)



・玉蘭(ギョクラン)→16歳 小椋 迅八(とても明るい性格の男子高校生、天然なところと無遠慮なのがたまにキズ、玉蘭の生まれ変わり)



・秋海棠(シュウカイドウ)??→7歳 小林 輪(自らを秋海棠の生まれ変わりだと名乗る小学生。とても大人びていて亜梨子をとても大切に思っているのか優しく接している。…けど本当は、)


・紫苑(シオン)??→17歳 笠間 春彦(黒髪に浅黒い肌色、まるで前世の紫苑の姿にそっくりな見た目をした高校生。ただ前世の友であった玉蘭(ギョクラン)の迅八は彼をひとめ見て「お前は紫苑(シオン)じゃない。姿はソックリだけどアイツの雰囲気と目元が違う…。」と……彼は紫苑の生まれ変わりでは無いんじゃないかと違和感を感じている。)






……そして月日は流れ


~現代~

亜梨子「輪(リン)くん?調子はどう?」

(病室に入ってきて輪くんに声をかけた。交通事故にあったと聞いて最初はビックリしたし…とても心臓がバクバクした、何とか一命をとりとめた輪くんにお見舞いで来たのだった)

  • No.40 by 小林 輪(リン)  2022-12-21 01:55:17 


亜梨子、

(病室のベッドに横たわったまま包帯を巻いた頭をそちらへと傾け、黒髪ロングの女性に名前を呼ばれるなり嬉しそうに返事を。彼女の顔を見ると心が癒されるのか幸せそうに小さく微笑んで「…ん、昨日よりマシだよ。亜梨子、学校の帰り?」と優しく話し掛けて)

  • No.41 by 坂口 亜梨子  2022-12-21 02:09:39 

亜梨子「………ぁ、え、う、うんッ。学校の帰り…だよ。」

(こっちを向いた輪くんの表情にドキッとした。輪くんは小学生なのに時々とても大人びた顔で優しく微笑むから心臓に悪い、…この感じは何だろう、とても懐かしい感じがする…。)

亜梨子「良かった……。もう、本当に心配しちゃったんだから…。輪くん、…あのね、今日その、迅八くん…えぇと、玉蘭に言われちゃったんだ。私の夢に出てくる憧れの紫苑さんは…木蓮を愛してなんか無かったって。……私の夢の中で見た紫苑さんは…とても優しげで少し悲しそうで、でも凄く木蓮を大切にしてた気がする。…愛してなんか無かったって、……そうは思えなくて、輪くんの前世は秋海棠さんなんでしょう?……彼から見てどうだったかな?……私、愛されてなかったのかな。」

(病室のベッドで横になってる輪くんの側の椅子に腰かける。…今日は迅八くんに抱き締められてそう言われた。アイツ(紫苑)を信じるなって。…でもそうはとても到底思えなくて、私の頭の中がチガウって話してる。だから前世でも一緒だった秋海棠さんの輪くんに聞いてみた)

  • No.42 by 小林 輪(リン)  2022-12-21 10:24:55 



…そっか、玉蘭(ギョクラン)からはそう見えていたかもしれないね。


(彼女、坂口亜梨子は木蓮だった記憶をまだ少しずつしか思い出せていない。故に前世で一緒だった彼(玉蘭)の見た視点からそう伝えられた事に不安を覚えるのかもしれない。"前世の自分は愛されていなかったのでは?"と、沈んでいるような空気を醸す彼女の手に小さな手をそっと置き、現世では病気にならず元気に過ごしている彼女の顔を心から安堵して見つめるように)


愛してたよ…。親友の玉蘭が君の事を好きだと気付いた時も…諦められない程にね。


 

  • No.43 by 坂口 亜梨子  2022-12-21 14:11:41 

亜梨子「……本当?そっか、嬉しい……、?ふふ、輪くん、まるで紫苑さん本人みたいな話し方。」

(小さな手が温かい、輪くんはこうして励ましてくれる。愛してたと聞いて凄く嬉しかったから笑顔で聞き返す、…そうだったよね、けど私の中の木蓮さんは生まれ変わりの迅八くん、玉蘭さんには意識が反応しない…。マドンナ的存在の木蓮さんは紫苑さんだけを愛してたみたいだ。輪くんの見守るような眼差しを受けて心がドキドキしてしまう、私の方が歳上なのに何だか恥ずかしいや…。まるで紫苑さんの台詞みたいと嬉しそうに笑ってしまって)

  • No.44 by 小林 輪(リン)  2022-12-21 14:37:58 



確かに…。けど、僕からはそう見えていたよ。

(彼女の嬉しそうな笑顔を見ると此方も何処か安心し、まるで紫苑のようだと笑われると亜梨子からそっと手を離して。確かにそうだねと苦笑しながら"そう見えていた"と訂正して。現世では両親の元で幸せに育っている亜梨子という少女の顔を此方も喜ばしいように病室のベッドから見上げて。皆彼女が木蓮だと信じていないが、自分と玉蘭だけはもう既に彼女が木蓮だと気付いていた。取り巻く空気が、地球の植物全てが彼女の誕生を喜んでいるように感じ取れるから。少しの間を介しながら意を決するように亜梨子をそっと見つめて)


亜梨子、今は…耳が痛いかもしれないけど聞いてくれる?


君は…そうやって前世の恋人だった紫苑に憧れがあるようだけど、前世の事はもう忘れていいんだよ。


亜梨子には亜梨子という人間(ひと)の未来があるんだから…。今後、紫苑の生まれ変わりと出会ってもその人生は亜梨子のものだよ。…君はもう自由で良いんだ。

 

  • No.45 by 坂口 亜梨子  2022-12-21 15:18:56 

亜梨子「え?……うん、でも、……気になっちゃって、……何というか、夢で優しくも悲しげに笑う彼を本当の意味で笑わせてあげたいの。」

「輪くん、それにね、その、笠間さんは…紫苑さんの生まれ変わりじゃない気がするの…。見た目はとてもそっくりなんだけど……紫苑さんは何というか、自信だとか頼り甲斐だとか、最初は素っ気なかったけど木蓮さんには心を入れ換えてくれたみたいに優しくしてくれて、笠間さんは……何だか別の人?違う人な気がしてるから。……私は私の人生、か…。うん、そうか、……そうだよね。輪くん、本当に大人びてる…うぅん、違うよね、……ありがとう、私の事を心配してくれてるのね?」

(耳が痛いことかもって前おかれて緊張して聞いたけど、全然嫌なことじゃなかった。…寧ろ私の部屋事を心配しての優しい言葉、輪くんは本当に大人だ、……何故だかは分からないけど、輪くんのそんな気遣いと優しい目を見ると心臓の鼓動が早まるんだよね。小学生の輪くんに何て気持ちを抱いてるんだろう…。反省しなきゃ。亜梨子は亜梨子、……そっか、そうだよね。)

  • No.46 by 坂口 亜梨子  2022-12-21 15:41:37 

>輪くん(/いよいよ「僕の地球を守って」のラストシーンいきますね!わーッ!!紫苑と輪くんと原作と少しずつ変わってくのん最高です(泣)大人びた輪くんカッコいいーッ!♪♪)



前世まとめ!


・親友の玉蘭から木蓮を奪ってしまった罪悪感のある孤独イケメンの紫苑(シオン)


・紫苑と最後は仲違いし木蓮を一途に愛している紫苑の幼馴染み玉蘭(ギョクラン)


・木蓮に好きだと気持ちを伝えられず木蓮の心を奪った紫苑を妬んで彼にだけワクチンを打ち、紫苑を月基地で一人孤独にさせた張本人、秋海棠(シュウカイドウ)


……そしてキチェスという不思議な力を持つ歌姫ディーバの木蓮(モクレン)、複雑に絡み合う彼等の気持ちに現世でいよいよ決着がつく!

  • No.47 by 笠間 春彦(前世:紫苑(シオン)??)/小椋 迅八(前世:玉蘭(ギョクラン))  2022-12-21 15:55:31 

春彦「………違うんだ、僕は……僕は紫苑じゃない、僕の前世は……秋海棠(シュウカイドウ)なんだ。紫苑(シオン)、もう隠せないよ……。本当にごめんなさい、ごめんなさい……。君が、木蓮を汚して憎かったんだ…。」

(6人のキーワードはついに揃ったところで、僕は白状した……。自分の外見は紫苑によく似てるけど、本当は秋海棠(シュウカイドウ)なんだと。君が憎かったと話して膝から崩れ落ちる、どうか許して欲しい…、現世に生まれてきて前世での罪が重くのし掛かるようだ)


迅八「な!……何だって?お前ッ、秋海棠(シュウカイドウ)なのかッ…どーりで紫苑の気配が無いわけだ……。…じゃぁ、ここにいる秋海棠は……、」

(彼が膝から崩れ落ちた、涙を流して許しを求めている。まさかの展開……春彦は秋海棠だって?亜梨子と青ざめながら俺たちは自らを秋海棠だと名乗っていた背の小さな小学生を見た……まさか、嘘だろう……紫苑は、)

  • No.48 by 小林 輪(リン) (前世:ザイ=テス=シオン(紫苑))  2022-12-21 16:51:50 



シウ(秋)、…協力感謝するよ。

(幼い子供から顔付きを変え、両ポケットに手を入れながらしゃがむと春彦という青年に「君の協力で俺は秋海棠(シュウカイドウ)として動けた。おかげで基地メンバーのキーワードは集まったし。…お前の罪悪感を利用して悪かったが、俺にした事は許してやるよ。お前を信頼してた木蓮が許すかどうかは知らないけどな。」と彼だけに聞こえるよう呟いて。最後に此方を騙した彼を自分は"許す"として前世の罪にさいなまれている彼を解放してやり、ただ彼女がどう思うかまでは責任を持てないとしてゆっくりと立ち上がる。幼馴染みである玉蘭の生まれ変わりとして生まれた青年を見上げて、正義感の強いところ、勇敢なところは前世の彼と変わらないからか何処と無く懐かしげに微笑み)


ギョク(玉)、…お前のその勘は昔から恐れ入るな。…けど今は悠長にしてられねぇ、事が終われば俺をぶん殴るなり罵るなり好きにしろ。


(此方も何かを急いているように彼へと話せばその隣で青褪めている亜梨子という少女に視線を移してポケットから両手を出し、真剣に見つめて)


…亜梨子、隠していて悪かった。ただ、前世の事はもうこれきりにしよう。その為にも月基地に設定した俺達のキーワードが必要なんだ。木蓮が何て設定したのか君には思い出して欲しい…。


あんたの事は一生をかけて守る、…目の前から消えろというなら消える。だから協力してくれ。

  • No.49 by 坂口 亜梨子  2022-12-21 18:33:35 

亜梨子「輪くん…!輪くん貴方が、まさか……紫苑さんなの?…何で、私たちより歳が離れて……、」

(目の前の光景が嘘のようだ、とても小さい彼を見つめる、ああけど…本当に『彼』だ。彼の、紫苑の目をしてる。間違いない。…そっか、ずっと紫苑さんに似てる笠間さんが違うと思ってた違和感、ずっとそばに居てくれる輪くんの私に向ける優しい表情が懐かしかったり、何だか愛しくて気になってたのは……彼が前世でのフィアンセ、紫苑だったからなんだ…。けど何で私達より9歳も歳が離れてるのか…不思議に思った。真剣に見つめるその眼差しも、とても懐かしい…彼の熱い眼差しだった。そして、)

亜梨子「……協力、する前に聞かせて欲しいの。……今の貴方は紫苑さん?それとも輪くん?……キーワードを教えても良いの。貴方を信じてるわ…。」

「けど輪くん…前に病院で私に言ったよね?…亜梨子には亜梨子の未来があるって。前世に囚われるなって。……輪くん、紫苑さんの記憶に負けちゃダメだよ…、一緒に、帰ろう…。真っ白な未来を生きようよ…。紫苑さん、輪くんを返して…。」

(涙が止まらない、輪くんはただの悪戯っこな小学生の子供だった…。紫苑さんがキーワードを集めて何をしたいかは分からなかったけど、教えるから輪くんを返してあげてと話した…)

  • No.50 by 坂口 亜梨子(前世:コウ=ハス=セイ=テ=モク=レン「木蓮」)  2022-12-21 18:38:13 

>(/前世の名前こっちも分かりやすくしました!(汗)この方が確かに分かりやすいし本当は秋海棠やなくて紫苑本人やった時のゾワゾワ感感じましたわーッ!!(笑)麗ちゃん天才!!)

  • No.51 by 笠間 春彦(秋海棠(シュウカイドウ)/小椋 迅八(玉蘭(ギョクラン))  2022-12-21 19:02:42 

春彦「……彼の転生が遅れたのは、僕のせいなんだ、……木蓮、……ごめんなさい、ごめんなさい……、僕は君が好きだったんだ、紫苑に取られたくなかった……。」

春彦「木蓮、君だってそんな冷たい男の側なんて本当は嫌だったんじゃないか…?君は純粋だから悪い男に騙されてたんだよ…きっと。あの伝染病の時、僕は君に栄養剤しか打たずに…君の心を奪った紫苑にだけワクチンを打っていたんだ。……だから君が死んだ後、彼は君に言われた約束を守ったんだ…。『自殺してしまったら次の転生で会えない』って紫苑に話してたから、……9年間彼は孤独のなかで死んだんだ。…だから僕たちとは9歳の差がある……。」





迅八「ッ、は、何だって?!……秋海棠オマエッ!!……何でそんな事を、ッッ…紫苑の何が悪いんだ!違う、違うじゃないか…、紫苑に惚れてたのは明らかに木蓮の方だ。…分かるよ、嫌でも、好きな人が誰をいつも視線で追ってるかなんて…。認めたくないけど、紫苑の事をッお前、友達だったろッ何で…、何でそんな恐ろしい事が出来るんだ?!秋海棠ッ…お前は最低だ!紫苑に謝れッ…!!9年だぞ?!孤独で気が狂っても当然の年数だッ!信じられないッッ…俺が代わりにお前を殴ってやるッ…!!」

(春彦、もとい秋海棠の話を聞いて呆然とした、聞き間違いじゃない…、何だって?……それじゃぁ、ただの妬みで紫苑は凄惨な孤独の期間を過ごしたのか……、想像しただけで吐きそうだった、…悔しくて悔しくて、今すぐにでも秋海棠の生まれ変わりのコイツを殴る勢いで)

  • No.52 by 小林 輪(リン) (前世:ザイ=テス=シオン(紫苑))  2022-12-21 20:39:27 

>亜梨子
亜梨子…、

(以前病室で話した事を話す彼女に少し驚いた顔をし、その台詞を覚えていてくれたのだと思うと何処か嬉しそうな顔をして)


分かった。約束する。…輪に話した。


>ギョク(玉)、シウ(秋)
ギョク、シウは俺がさっき許した。…それに今は春彦って人間だ。そいつには関係ない、

(今にもその罪悪感に潰されそうな青年を殴ろうとする拳に吃驚したのかESPで固めて止め、「…お前俺より怒ってどうすんだ、本人は許してやるつってんのに…。」と、相変わらずお人善しな彼が見れたからか呆れて笑うものの。前世で戦災孤児だと理不尽な目に遭ってきた此方を庇ってくれていた親友の玉蘭にもう嫌悪感など無く、あるのは懐かしさとそんな心の余裕のある彼の変わらぬ優しさに触れた心の暖かみであり。次世代にてまたそれを感じられる日が来るとは、と涙混じりに彼へと笑い掛け。「…けどありがとう。」と遅くなってしまった感謝を告げて)

  • No.53 by 坂口 亜梨子(前世:コウ=ハス=セイ=テ=モク=レン「木蓮」)  2022-12-21 21:45:43 

>輪くん
亜梨子「……ありがとう、紫苑さん。私の中の木蓮さんも貴方に会いたがってるよ。」

「キーワードは…とても簡単。

木蓮さんの設定したキーワードは『ザイ=テス=シオン』……貴方の名前だったよ。……愛してるわ、紫苑。先に待ってるからね…。」


(額にキチェスの印が現れながら段々と私も木蓮さんが内側から現れて愛しい彼に話し掛ける。本当は…あの日の夜、私のキチェが消えなかったのは彼に愛されてないからだと誤解してた、彼は寂しかったんだと思ってた、私に愛してると言ったのは玉蘭に見せつけるために利用したのかと勘違いして…でも私だけ彼を好きでも構わないと思ってた。孤独な彼を愛していた。けど先日の、病室での彼は私を愛していたと話してくれた、それと私との約束を守って9年間も自殺しないで亡くなってくれたらしい……もうそれだけで十分だった。彼は信頼していた里親にもすぐ先立たれてひとりぼっち、固く心を閉ざしていた彼をまた私や玉蘭が置いてけぼりには出来ない、そして今、何かをする為にもキーワードが必要らしい。すぐさま明かしたキーワードは紛れもなく私の愛する人の名前だった。待ってるからねと自然と口にしてた)

>紫苑
迅八「……紫苑お前ッ!何で許せるんだ…、……う、分かった…、確かにこの春彦には関係無いことだよ…。」

「………紫苑、」

(小さな子供の彼の目には涙が浮かんでた。僕の言葉に…何だか嬉しそうだ。ありがとうと初めて感謝されて、僕も思わず泣いてしまった…。長かった、ずっと遠回りしてたけど…。僕も君にたくさん失礼な事や傷付けることをしてきた。僕ばかりだと思ってたけど違った…紫苑はもしかすると僕に、そばに居て欲しかっただけなのかもしれないとやっと理解した)

  • No.54 by 小林 輪(リン) (前世:ザイ=テス=シオン(紫苑))  2022-12-21 23:32:24 



それが木蓮のキーワード?はは、…本当に、俺の事好き過ぎだろ、お前…。

(彼女のキーワードを聞いてつい気が抜けて笑ってしまったのか、参ったように眉を下げて笑み。まさか此方のフルネームだったとは。どうりでどんなに考えても自分は彼女のキーワードに辿り着けなかった訳だった。そして彼女の残したキーワードから感じられる告白めいたものを受け止めては亜梨子の額にあのキチェスの印が現れたのを見て。きっと今喋っているのは木蓮で、先に待っていると言われて頷けばふわりと空中に浮かんで)


もう少しだけ待っててくれ。


(そう言い放って光の粒が収縮すると親友の玉蘭、恋人の木蓮、罪を許した秋海棠の三人をその場に残して何処かへと瞬間移動して)




―東京タワー―



(月へと発信する電波操作が出来るのに充分である高度の足場へと降りると片手で横にスライドしてパネルが現れ。幻想的な青白い光の文字盤を見上げながら、輪としての人格で彼に話し掛けてみた)




…なあ、紫苑。聞こえてる?…輪だ。あんたの目的が地球上の戦争を止めようとしてるのは分かったよ。



あんたが木蓮の最期の言葉に「地球を守って」って言われたから…、その約束を守ろうとしてたのは充分理解した。



希望を持って欲しい、あんたの生まれ故郷や母星のように戦争で地球も消滅させないようにする。
亜梨子も、僕があんたの代わりに守ると約束するよ…。


だから紫苑、木蓮とふたりで僕たちの地球を見守って欲しい。木蓮がずっと言ってただろう?"いつか地球の大気になりたい"って。


…僕、見たよ。木蓮さんはもう既に大気になってた。ベランダから落ちた僕を助けてくれたよ。



だから、このキーワードであんたが作った…人間を操作出来る兵器ごと月の基地を壊そう?あんたたちの文明が発見されると不味いだろ、地球人にはまだ早い文明だよ。


(夢の中で、時折現実世界でも彼の記憶や人格が現れては自分の中の異星人(紫苑)が何をしようとしているのか分かっていて。前世の恋人が放った約束を守ろうとしているのは彼らしいが、どうか人類に希望を持って欲しいと自分の内側へと話し掛けて。星の戦争はまた彼のような戦災孤児を生み出すだけ、それも充分わかっている。だからこそ木蓮という女性がこの地球の一部となって彼を待っている今、彼女と二人で地球を見守って欲しいと願い。シンとした冬の澄んだ空気が流れては薄い青色の光に包まれながら懐かしい異星の文字盤に小さな手で素早く触れていき)





『月基地稼働キーワード』




シオン(紫苑) 「どこかへ帰りたい」


シュウカイドウ(秋海棠) 「夢に楽土求めたり」


ギョクラン(玉蘭) 「木蓮を永遠に愛す」


エンジュ(槐) 「玉蘭のそばにいたい」


シュスラン(繻子蘭)「エンジュのお守りはもうごめん」


ヒイラギ(柊) 「オク=タコ=サノール=ヒイ=ラギ」






モクレン(木蓮) 「ザイ=テス=シオン」



(6人のキーワードを打ち込んで自爆装置を起動させるスライドにすっと息を飲んでからキーに触れ、月へと発信させた。ばっと見上げるとモニターに映されたのは、人間を操る兵器では無く美しい姿で歌う恋人の木蓮の立体映像だった。どうやら彼は木蓮を亡くしてから月で彼女の好きだった歌を歌わせてやりたかったらしい、そんな装置が永遠にループされていて。基地の爆破命令が作動しなかったのは彼女の歌声に植物が繁殖し、機能停止していた為だった。ふっとそこから己の意識が途絶えて、ぐらりと体が揺れるなり鉄筋の足場から落下してしまって)

  • No.55 by 坂口 亜梨子  2022-12-22 00:32:27 


亜梨子「輪くん!あんなところに…。」

迅八「…何だッ、誰かに話してるみたいだ…。」

(春彦さんのテレポートで何回かして東京タワーへ着いた私達。春彦さんは言う、僕は紫苑のように一発で目的地に着けないと…。紫苑はかなりのサーチェス(超能力)使いだったから秋海棠の春彦さんは生まれ変わっても彼に遠く及ばないようだ、青い光に包まれた中で何が起こってるの?…少ししたら輪くんが気絶したみたいに東京タワーから落下したのが目に飛び込んできた)


亜梨子「きゃぁぁッ輪くん…!!!」

迅八「紫苑ッ!!……あっぶね、た、助かった……。何がどうなってるんだ?月は……まだある、」


(迅八くんが紫苑さんを呼ぶといつの間にか輪くんを抱き締めるように瞬間移動し、助かった、……死んでしまうかと思った、迅八くんの腕の中で気を失う輪くんの頬を触りながら涙を流した。私の身体の中から木蓮さんがスゥっと抜けていくのを感じた)


~~







……、







木蓮(モクレン)『紫苑(シオン)、……やっと会えた。おかえりなさい。』

(輪という子供が気を失ったとき、その小さな身体から抜けた彼、紫苑を見付けた。両手を広げて彼に抱き着く)

  • No.56 by シオン(紫苑)  2022-12-22 00:44:37 



モクレン(木蓮)、ここは…。


(サージャリム(※彼等の創造主)が作ったあの世でも無く、久しい彼女の姿を見付けると信じられない様子のまま腕のなかに飛び込んでくる木蓮を抱き留め。ふと下にあの子達の姿が見えながら先程の輪が話していた大気というのがこれなのかと遅く理解して。"おかえりなさい"と言われるとつい言葉が出ないまま胸中に熱いものが込み上げてきては愛おしいブロンド髪の彼女を抱き締め)


ただいま。…遅くなった。




 

  • No.57 by 木蓮  2022-12-22 00:52:04 

木蓮『ふふ…、ええ、私待つの得意じゃないのよ…?知ってるでしょ。私の約束を守ってくれて……ありがとう、紫苑……疲れたでしょう?今は少し眠ってちょうだい…、貴方の好きな歌を歌うわ…。』

(抱き締められると幸せそうに紫苑の胸元で頬を擦り付け、彼とずっと擦れ違っていた気持ちを埋めていく…。そっと手をといて彼の頭を抱き締めると眠るよう促した。共に地球の大気となってこの子達を守ろう…私達の器となってくれた、未来ある子供たちの笑顔のために)

  • No.58 by 坂口亜梨子(元:木蓮(モクレン))/小椋迅八(前世:玉蘭(ギョクラン))  2022-12-22 01:22:02 

迅八「やっほー!坂口さん久し振りッ!わ、何か見ない間に綺麗になった…ね?」

亜梨子「きゃッ…!び、ビックリしたぁー…、小椋くん。ふふ、小椋くんもカッコ良くなったね?なーんて…誉め返したり、」

(あれから10年の月日が経ち、俺達は26歳となった。俺は考古学研究会に入って各国を回ってるから久々に日本で月メンバーで会おうと言った。最初は坂口さん遠慮してた、何でも…あの日から自分の中の木蓮は記憶の残骸程度にしか残ってないと。でも相変わらず植物とは話せるみたいだ。つい、大人びて綺麗になった坂口さんを口説いてみる。も、木蓮に未練があるのかな…俺は、やっぱり、それとも坂口さん本人に?)

  • No.59 by 小林 輪(リン)  2022-12-22 01:30:31 


…おい、人の女に手ェ出すなよ。迅八、

(何処から現れたのか、17歳となった自分は成人している彼(迅八)よりも目線の高さが頭一つ分抜きん出る程成長したのか。ぐいっと片手で彼の額を圧し退けながら彼女との距離を指摘し)

  • No.60 by 坂口亜梨子(元:木蓮(モクレン))/小椋迅八(前世:玉蘭(ギョクラン))  2022-12-22 01:42:34 

亜梨子「わッ?りッ、輪くんッ…!心配して来てくれたんだね?」

(すっかり大きくなった輪くんはとてもイケメンになった…そして私の9歳年下の彼氏、です…。つい、その大人びた色っぽい顔を見上げると昨夜の事を思い出してボフッと顔が爆発しそうになる。輪くんは私と同じで何と無く紫苑さんの影響が残ってて…あと口も悪くなってきた。)

迅八「グハッ?な、はッ?デカッ!!え?お前めちゃくちゃ背デカくなってね?!クッソーーこれだから育ち盛りはッ…、俺のって!ただの恋人だろー?まだまだ俺も坂口さんの事をッ…も、木蓮を諦めてねーからなー?ってぇ、何でお前も坂口さんも月のメンバーで参加しないってんだよ…。寂しいじゃんよ。」

(グキッて首がなりそうだった、あっぶねーって言いながら下がるとなんとそこにはサラサラ髪のイケメンが!って輪じゃねぇか。いつのまにか背を越されてて面目丸潰れだ…。一応まだ諦めてないと宣戦布告かましておく)

  • No.61 by 小林 輪(リン)  2022-12-22 02:11:33 


ん、…ついでに亜梨子との今後について報告しておいた方が良いだろうと思って。

(心配して来てくれたのかと嬉しそうな彼女には笑いを堪えながら頭をぽんぽんと優しく撫でて)


今すぐ諦めな?…来年籍入れんだよ。俺達、

(ただの恋人だろうと息巻く彼にしれっと亜梨子とは婚約している事を報告し、メンバーの集まりに参加しないことが寂しいとの台詞には「…俺達の中に彼等はもう居ねぇからな、何と無く遠慮するんだよ。」と二人で参加しない理由を話して)

  • No.62 by 坂口亜梨子(元:木蓮(モクレン))/小椋迅八(前世:玉蘭(ギョクラン))  2022-12-22 11:11:00 

亜梨子「あっ、そ、そっか…そうだよね、一応報告しておいた方がいいよね」

(輪くんの方が年下なのにすっかり背がスラリと高くなって顔立ちが大人びてる、男の人って感じだ。優しい笑顔を向けられて頭をポンポンと撫でられると真っ赤になりながらモジモジしてしまう、小さな頃は私の方が頭を撫でたり抱き締めてコロコロ笑ってた男の子だったのに…時の流れとは何だか不思議な気持ちだ。輪くんの来てくれた理由にはなるほど、といった感じだった。一応報告してた方が良いよねとも納得したけど…もしかして報告がてらの独占欲…?じゃないよね。…まさか。)



迅八「……言ってたよな、もう紫苑と木蓮の魂は輪廻から外れて…大気になってるって。けどそんなん関係なしにさ?寂しいじゃんッ?一緒に参加しようぜ?ってえええええぇぇッ?!オマッ、学生結婚する訳?!ムリムリムリ…いくらお前でもおままごと……、だいたい!どーやって亜梨子を養ってくんだよッ?」


亜梨子「あ、輪くん来年就職するんだよ…。○○ミュージックの専属作曲家で…」


迅八「へ?○○ミュージックって怪物大手企業じゃん……ッ?!しかも専属?!どーなってんのッ…?」

(折角だから皆で集まるときは集まろう?って明るく輪に声を掛ける。そう、紫苑と木蓮の二人は地球の大気として抜けたようだった。目線が高くなってしまった輪を見上げて抗議する、何だろう、とても見たことある風景だなと思ったら紫苑と玉蘭がケンカする時の目線の高さに近い。そんなこんなで懐かしがってたら坂口さんから補足説明が……専属作曲家??そ、そんな才能が?呆気にとられてポカンとしてしまった……)





一成(元:槐)「あッ、見てよ、紫苑と玉蘭がまたケンカしてるみたいだ。ふふ、懐かしいね?」


さくら(元:繻子蘭)「わ、ほんとだー。あはは、あの二人って前世から成長しないねー?……何ーかでも、前より近くて仲良くみえるね??もーケンカする程仲が良いのか何なのか……。」


大介(元:柊)「おーい!皆~?遅れて悪い悪い!春彦くんもあっちで待ってるよ~?」





~今日もふたりの加護があるこの地球(ほし)は快晴、~



僕の地球を守って fin



 
 

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