桜舞う道を二人で〆

2人ともやるねっ！……でも勝つのはボクだよ！はぁっ！！
(ちらりと後ろを向き、かなり本気で走ってるのに着いてきてる2人に意外性を感じて、これから高めあえていけることを嬉しく思えば、残り100メートルに差し掛かりさらにスパートかけて引き離しにかかり)

【スマートファルコン】

も、もう無理～…
(一旦は先頭に立ったものの逃げ切ることは出来ずテイオーに捉えられてしまい、先頭に立とうと無理な加速をしたことが祟ってへばってしまえば最終的にはテイオーの後ろを追走していたチヨちゃんにも追い抜かれてフラフラのままゴールして)

【サクラチヨノオー】

っ…はぁ…はぁ…負けました…やっぱりテイオーさんは凄いです…
(必死で食い下がるも結局後一歩届かず、これまでのトレーナーの指導で力がついてきた実感があっただけに全力をだしても捉えきれなかった事実に、静かに負けを認めテイオーを称えつつも拳を握って悔しさを滲ませて)

[トウカイテイオー]

やったぁ！ボクが１着！とっても楽しかったよ～、ありがとね！
(１着でゴールして、満面の笑みではしゃげば2人のもとに向かって走ってくれてありがとうと感謝を述べて)

[永春慧]

お疲れ様、やっぱりテイオーの才能は素晴らしいね。チヨちゃんとファル子もよく頑張ったね、これから期待できそうだよ
(3人の元に行くと、まずは勝ったテイオーを褒めて、その次にチヨちゃんとファル子にも労いの言葉かければそれぞれに光るものを感じてこれからのトレーニングが楽しみだと言って)

【スマートファルコン】

テイオーさんは勿論だけどチヨちゃんも速かったよ～…逃げ切れるかもって思ったんだけど甘かったなあ
(スタートこそ少し遅れをとったものの、途中先頭をとって逃げる態勢になった時はそれなりに勝算があっただけに、最初は一番後ろに居たはずのチヨちゃんにも抜かれたことはショックだったようで、二人のチームメンバーの強さを再認識していて)

【サクラチヨノオー】

ありがとうございます、でもやっぱり……私、もっと強くなりたいです…！…テイオーさんにも次は負けませんから！
(自分を褒めるような言葉に感謝は口にするも、実力を測るためのレースにも関わらず自分でも驚くぐらいこの結果が堪えているようで、悔しいという言葉を思わず口にしそうになって直前で飲み込めば、強くなりたいとトレーナーへ真摯に訴え、負けん気の強さを珍しく出して)

[トウカイテイオー]

ふふんっ、いつでもワガハイは相手になるぞ～！でも次もボクが勝つからねっ！
(勝ってご満悦ながらも、久しぶりに自分と同格レベルのウマ娘と走れたのが嬉しくていつでも一緒に走りたいなと思いつつも、次も負けないと張り合って)

[永春慧]

それじゃみんな各自クールダウンしてきて、制服に着替えたら校門前に集合ね
(パンっと手を叩いて注目を集めれば、トレーニングを切り上げるのでクールダウンをしてくるように指示すればこの後は校門前に集合とこれからの予定を話して)

【サクラチヨノオー】

お待たせしました、皆さん揃いましたね。それでは商店街へ行きましょう！
(気持ちはちゃんと切り替え、着替えを終えてトレーナーの指定通り校門前にやってくれば、全員が揃ったのを確認してから、今日のボランティアの内容を尋ねるべくまずは商店街へ向かって町内会の人の話しを聞きにいくことにして)

【スマートファルコン】

あんな全力で走った後なのにチヨちゃん元気だねー
(トレーニングをした後とは思えないぐらい元気いっぱいといった様子で全力でボランティアに臨もうとしているチヨちゃんに素直に感心していて)

[トウカイテイオー]

本当だよね～、でももしかしたらこの中で1番この後のこと楽しみにしてたりして
(ファル子に同意しながらも、少しからかってボランティアのこともだがお祭りのことを本当は1番楽しみにしてるのではないかと口にしてみて)

[永春慧]

もしかしたらそうかもね、遊ぶ日の前は普通にしてるのにいざ当日になったらめっちゃはしゃぐタイプなのかな、チヨちゃんは
(テイオーの言葉に続いて、元気なチヨちゃんが可愛らしいなと思って自分もからかってみて、チヨちゃんがどんな反応するかちょっと期待して)

【サクラチヨノオー】

えぇっ…！？そ、そんなことないですよ…？お仕事はお仕事ですからそこの分別はちゃんとつけないとですから…
(お祭りは正直言えば楽しみだというのは事実としてあって、二人からの指摘につい慌てたような反応を返してしまい、それでもそれはそれとしてその辺の切り替えはちゃんとしなければとあくまでも真面目に口にして)

【スマートファルコン】

チヨちゃん、置いていっちゃうよー？
(抗議するのに夢中になるあまり足を止めたままのチヨちゃんに、ちょっとだけ揶揄うようにそんなことを言って先に三人で商店街方面へ向けて歩き出して)

[トウカイテイオー]

チヨちゃーん！町内会の人にチヨちゃんはサボりましたって伝えちゃうよー？
(立ち止まるチヨノオーにファル子と一緒になって、当の本人はサボりましたと伝えると冗談を言いながらも早く来なと手招きして)

[永春慧]

だってよチヨちゃん、早く来ないと色々大変なことになるよ
(さすがにこのまま置いてくことはできないので、大きな声で呼びかけながらもし遅れたりでもしたらずっと散歩はできなくなるよと呼びかけて)

【サクラチヨノオー】

わわっ、い、行きます！行きますから待ってくださいー
(冗談を半ば真に受けて慌てた様子で走り出して追いついて、そんなこんなで商店街につけば今日の活動内容について代表して話しを聞きに向かって)

今日はお祭りの告知のポスター街中に貼って欲しいそうです！
(活動内容を聞いて戻れば、手にはお祭りの告知のポスターを手にしていて、メンバー全員に今日の活動を説明して)


【スマートファルコン】

一人だったら大変そうだけど、みんなで手分けしたらすぐに終わりそうだよね
(本来はチヨちゃん一人でやる筈だった作業ではあるが、成り行きとはいえチーム総出での作業になるため場所を分担してやればあっという間に終わりそうだと気楽に口にして)

[トウカイテイオー]

それにボクたちウマ娘だしね、あっという間に配り終わりそうだよ～
(人間がするよりも自分たちのような脚力に自慢があるウマ娘がする作業にはもってこいだなと、余裕そうに笑いながらポスターを受け取り)

[永春慧]

まぁこれもトレーニングの一環というもので……それじゃより早く貼り終えた人には何かご褒美をあげるよ。でもちゃんと綺麗に貼ってくるんだよ
(さすがに今日のトレーニングじゃ物足りないだろうからこれも一環として考えようと言えば、元はと言えば自分にも責任があるので少しでも3人が楽しく活動できるように少しゲーム性を加えてみて)

【サクラチヨノオー】

わ、わかりました…！あくまでも丁寧に、それでいて速くですね！
(遊び半分でというのは流石に良くないが、丁寧に綺麗に貼ることを前提とするならとご褒美はなんであれ勝負事とあれば負けられないとウマ娘としての本能が騒ぎ勝負に乗ることにして)

【スマートファルコン】

こういうのはライブの告知で沢山やってるしファル子の得意分野だから二人には悪いけどご褒美はファル子がもらうよ。という訳でファル子はこっち側を担当するね☆
(日頃のイベントでこういった作業には慣れ親しんでおり、他二人よりもアドバンテージがあると得意げに口にしては早速ポスターを手にスタートダッシュを決めて)

[トウカイテイオー]

ふふんっ、純粋な速さならボクが1番だよねー！ご褒美はボクのものだー！
(さっきのレースでもそうだったが、この中で1番速いのは自分だと自信満々に言ってはファル子とは別方向に勢いよく走り出して)

[永春慧]

2人ともすごいねー……チヨちゃん巻き返せるかな
(見事なスタートダッシュをした2人に果たしてチヨちゃんは勝てるのかなと期待しながら結果はどうなるかなとワクワクしながら自分もできる範囲でポスターを貼って)

【サクラチヨノオー】

慌ててもしょうがないから、ここは地道にですね。勝負にこだわり過ぎて雑になってもいけませんし…
(スタートで若干の遅れが出てしまったという純然たる事実に、少なからず焦る気持ちもなくは無かったが、あくまでも勝負よりも頼まれた仕事を完璧にこなす方が大事だと自らに言い聞かせては出来る限り効率を考えつつも、まずは丁寧さを意識してポスターを貼り付けていって)

【スマートファルコン】

順調だね、これなら今回は二人にも勝てそ、う……えっ？ファル子も一曲？うー…急いでるけどステージの誘いは断れないよね！
(手慣れた様子で丁寧かつ素早くポスターを貼り付けていき、手元のポスターも残り少なくなればかなりの手応えを感じていて、このままラストスパートをかけようもしたところで、特設ステージでカラオケ大会をやっているのを見つけ、通りかかりに飛び入り参加を求められれば悩みつつも結局誘惑に勝てずに参加してしまって)

[トウカイテイオー]

ボク早すぎてもう終わりそうだよ……ってわぁハチミーだぁ！なになに…ここでしか味わえない限定超特濃ハチミー？お姉さんこれのカタメコイメオオメ1つ！
(ファル子と同じく順調にポスター貼りを進めていたが、ハチミーのワゴンを見つけてはすぐさま駆け寄り、限定商品があると知ればすぐさま頼んで)

[永春慧]

あっ、今日もなんか色々とイベントやってるの忘れてた。……まぁ大丈夫でしょ
(そういえば今日は小規模だがイベントをやっていることを思い出して、カラオケ大会や出店などあるがみんな大丈夫だろうと能天気に考えながら作業進め)

よし、これで最後ですね
(特に何か他の事に気を取られる事もなく、作業を黙々と進めていき、気がつけばポスターも最後の一枚になっていてそれを貼り終えればとりあえず最初に全員と分かれた地点に戻って)

あ、トレーナーさん！終わりましたー……って、あれ？お二人はまだ戻ってきてないんですか？
(戻ってくればその付近でトレーナーの姿を見つけ、駆け寄るが近くに他二人の姿が見当たらず、スタートで遅れたこともあって流石に一着は難しいだろうと思っていただけにキョトンと首を傾げて)

お疲れ様、チヨちゃんが1番だねり他の2人も来ると思うけど……あっ、もしかしたら…今日お祭りってわけじゃないけどイベントやってるんだよね、そこにいるのかも…
(意外にもチヨちゃんが1番で驚くも直ぐに労いの言葉かければ、あのふたりが負けるのも少し妙だと感じて考えれば、もしかしたら自分が杞憂だと感じていた事が本当に起こっているのかもと思い苦笑いして)

そうだったんですね、どうしましょう？とりあえずここでお二人を待ちましょうか
(集中して取り組んでいたこともあり、いつもより少しだけ賑やかだったかな、ぐらいの認識でイベントについては気づかずにいて、トレーナーの言葉にようやく状況を理解すればひとまずこの後はどうしようかと尋ねて)

そうだね…あ、チヨちゃん近くにクレープあるよ。よかったら食べる？別に今はボランティア中だし散歩とかにはならないと思うよ
(2人でベンチに座って休んでいると、近くにクレープの屋台を見つけて食べないか誘ってみるが、真面目なチヨちゃんなら断るんだろうなと先読みして今はボランティア中だから大丈夫だと付け加えて)

いいんですか？えっと…それではご一緒させていただきますね！そうと決まったら早く行きましょう！
(相手の誘いに一瞬考え込んだものの、そういうことであればと言い分に納得すれば、クレープを一緒に食べたいという気持ちが大きくなって、軽くはしゃいだ風な様子で声を弾ませると無邪気に微笑みながら相手の手を取ってくいくいと引いて)