キタサンブラック 2022-01-03 03:24:59 |
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あっ……!…あたしの負け、ですね…
(少し気が抜けたその一瞬で一気に抜き去られ、集中を乱された状態でそこから捲るのは無理なぐらいにまで差を広げられてしまい、元々の実力差ももちろんあっただろうがここまでの大差がついたのは少なからずショックで、まだ勝負経験も少ないこともあって相手に完全にレースの主導権を握られレース展開を支配されてしまっていたということには気付くことが出来ず)
[ブエナビスタ]
ありがとうねキタちゃん!レース運びはなかなか良かったけど私の方が少し上手だったかな?
(ゴールしたキタちゃんに駆け寄って、一瞬に走ってくれたことに感謝してペースは良かったけど油断して速度を落としたことをニヤニヤと笑いながら指摘して)
[雨宮雫]
2人ともお疲れ様。相変わらずブエナの末脚はとんでもないな。キタちゃん、なんであんなに大差付けられたか分かった?
(2人にタオル渡し、こうなることは予測していたのでいつもの調子でブエナを褒め、キタちゃんに向き直ば自分で敗因は理解してるのかたずねてみて)
うーん…トレーナーさんが改めて聞いてくるってことはただブエナさんが強かったってだけじゃないんですよね…?ブエナさんが全然追いついて来なくてそれで一瞬気を抜いてしまったっていうのはあったんですけど、それですか?
(トレーナーが意味のない問いかけはしないということはわかっており、ただブエナが強かったというだけとは違うのだろうということはなんとなく察して考え込むと一つだけ思い当たるところがあり、それだろうかと問いかけ)
[雨宮雫]
そうだね、ブエナはあんな感じで前のウマ娘のペース崩すの得意なんだよ。もしかしたらそういうタイプのウマ娘と走るかもだし、癖の強いウマ娘とレースで走るかもだから絶対油断しちゃダメだよ
(とりあえず今日はレースではどんなことがあろうと絶対に油断してはいけないことを教えたかったので自分で気づいたキタちゃんに安心しながら注意して)
[ブエナビスタ]
癖の強いってなにさー!まぁいいけど、それより雫ちゃん。頭撫でて欲しいな~
(癖が強いと言われて不服そうにするが直ぐに切りかえて、頑張って走ったから褒めて欲しいとなでなでを所望して)
なるほど…確かにあの位置からならもしかしたら負けないんじゃないかって少しだけ思ってしまいました、それがダメだったんですね。油断は大敵ってことかあ…
(ペースを崩す走り、そんなものもあるんだなと感心して、確かにああいう走りをされると自分が有利と錯覚してしまったりもするかもしれないと反省をして、この経験は忘れないようにしておこうと肝に銘じて)
[雨宮雫]
まぁでも、走りの基礎はちゃんとできてたし話された後の追い上げも良かったよ。ちゃんと今までのトレーニングの成果出てきてるね
(キタちゃんの大敗だったけどいい所ももちろんちゃんとあり、今までの努力がちゃんと出せていたとブエナと一緒に頭を撫でながら)
[ブエナビスタ]
えっへへ~、やっぱり雫ちゃんのなでなでは最高だな~…
(頭を撫でられてご満悦な様子で表情を蕩けさせて)
本当ですか?それならいいんですけど…トレーナーさん、ありがとうございます。…でも、やっぱりちょっと悔しいです。ブエナさん、あたしが強くなったらまた勝負してください!次は負けませんから
(負けてはしまったが、トレーナーの期待を裏切るような結果にはならずに済んだ事に安堵したものの、大差で負けたのは事実であるため悔しそうにしては、もっと強くなるという誓いを立てればブエナとの再戦を願って)
[ブエナビスタ]
もっちろん!あっ、私トレーナーさんと用事あったんだ!それじゃあまたね~
(再戦の約束すれば、自分のトレーナーと用事があった事を思い出して急いでその場を嵐のように去っていき)
[雨宮雫]
あはは、相変わらずだな……キタちゃんどうする?もし疲れたのなら無理しないで寮帰っても大丈夫だからね
(相変わらずのブエナに苦笑いして、レース形式で走ったのだから疲れてるだろうと思い無理しないで寮に戻っても大丈夫だと心配そうにして)
うーん…そうですね、今日は少し休ませてもらっていいですか?
(流石に全く精神的ダメージがなかったと言えば嘘になり、身体の疲労よりはむしろそちらの方が大きく、長く引きずる程深刻な様子ではないがそれでも今日は休ませて欲しいと珍しく少しだけ元気なさそうな様子で答えて)
もちろん大丈夫だよ、それじゃあ人参ハンバーグは明日にしよっか?
(さすがにこの負け方は精神的にダメージ来るだろうなと前々から察してはいたのでキタちゃんの事心配しながらも明日について尋ねて)
あっ、そうでしたね…ごめんなさい、それも明日でお願いします
(ショックのせいか約束の事を失念してしまっていたことを謝罪したものの、にんじんハンバーグを食べるほどの食欲は流石になく、申し訳なさそうにしながらも明日に回してもらうことにして)
……ねぇキタちゃん、悪いんだけど少し俺に時間くれないかな?家に来いとかじゃなくて連れてきたい場所があるんだ
(ここまで落ち込まれるとは思わなくて、何とかいつもの元気なキタちゃんに戻してあげたいなと悩めば妙案が思いつき、疲れてるところ悪いけど時間をくれないかと頼んで)
え?あ、はい、いいですけど…どこへ行くんですか?
(寮へ帰ろうとしたところを引き止められると不思議そうな表情を浮かべて、相手の意図はわからないが少しだけ考えた後で頷き、一体どこへ連れて行こうというのだろうと目的地を尋ねて)
それはあとのお楽しみ、キタちゃんは1回制服に着替えてから校門前に集合して欲しいな。俺も荷物もって行くから
(人差し指を唇に持っていき方目つぶりながら、たくさん汗をかいただろうから一旦着替えてきて後々集合ということを伝えて)
そう言われると余計に気になりますけど…わかりました!
(秘密だと言われると余計に知りたくなるもので、少しばかりソワソワしてしまうが、相手の様子から聞き出すのは無理そうだと考えれば大人しく引き下がり素直に着替えに戻って)
…あっ、キタちゃんこっちこっち。それじゃあ行こっか
(少しして自分も私服に着替えて大きめのトートバッグを持ちながら校門前で待ち、キタちゃんが来れば手を振って迎えて早速目的の場所に出発して)
大きな荷物ですね、重くないですか?良ければあたしが持ちますよ
(大きなトートバッグを手に、隣を歩く相手に中身まではわからないがもし重たいものであれば自分が持とうかと自ら進んで申し出て)
本当に?ならお願いしようかな。別にそんな重くないけどお助けキタちゃんの力借りたいしね。
(別にそこまで重くはないが、キタちゃんがいると本当に助かることを何となく行動で教えてあげたいと思い「本当に毎日ありがとうね」と一言言ってキタちゃんにトートバッグ渡して)
はい!あたしにお任せあれ、これぐらいは軽々ですよー!……と、どちらへ行けばいいですか?
(相手に頼りにされた事で大分調子も戻ってきて、受け取ったトートバッグを肩にかければ足取り軽くどんどん先へ行くが、行き先を知っているのは相手だけであるため校門をくぐったところで足を止めてどちらへ行くのか尋ねて)
まぁまぁ、慌てずに着いてきて……見えたよキタちゃん、あそこが目的地。
(いつものキタちゃんに戻ってよかったなと、クスッと微笑んで自分が先導して少し歩けば目的地が見えて、そこは下町にありそうな古き良き昔ながらの銭湯で)
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