キタサンブラック 2022-01-03 03:24:59 |
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と、トレーナーさん、だからってそんなに一気に飲んじゃダメですよ!?
(おかわりまでグビグビ飲む相手に目を丸くして、あっという間にジョッキがまた空になると流石にマズイのではないかと思い、量はともかくとして相手のような飲み方をして酔い潰れた人をこれまでに何人か見ているため、これ以上はやめるよう止めようとして)
えー、こんなに美味しいのに……それよりキタちゃん、こっちおいで!
(完全に酔っ払っており、ベロベロになれば隣の席叩きながら向かい側にいるキタちゃんに隣に座るように言って)
あ、はい、いいですけど…とりあえずお酒は一旦こっちによけておいて…お冷やです、どうぞ!
(隣に招かれれば素直に移動して腰を下ろして、隣に座ってまず最初に相手の前のビールの入ったジョッキを奥へと押しやって、グラスに入った水を勧めて)
えー…もっとビール飲みたいのに…キタちゃん、串カツ食べさせて~
(ビールを取られて不貞腐れるも素直にキタちゃんからグラス受け取ってお冷を飲んで、口開ければキタちゃんに食べさせてくれるようにお願いして)
わかりました、それぐらいならお安いごようですよ!それじゃあ…はい、どうぞ、口を開けてください
(相手の絡みは完全に酔っ払いのそれだが飲みすぎるよりはいいかと思い、お願いに快く頷くとお皿から串カツを手に取り、ソースへとつけると片手を添えながらそれを口元へともっていってやり)
あーむ…美味しいねキタちゃん、えへへ…キタちゃんだぁ…いい匂いするね
(キタちゃんに串カツ食べさせてもらえば嬉しそうにして、食べ終えればキタちゃんに寄りかかって肩を枕にしながら大好きな恋人といるように満面の笑みを浮かべて)
と、トレーナーさん、近いですって…もう、流石にちょっと恥ずかしいですよー…!
(肩に寄りかかってきた相手の顔が近づけば、流石に羞恥心が強くなり赤面しながらも、相手を邪険にしたり押し退けたりすることも出来ず、ひたすらに耐えるのみで)
……ひどいキタちゃん、そんなに俺の事嫌いなの?……もうやだ、トレーナー辞める…
(大好きなキタちゃんにくっついたら嫌がられたことで、直ぐに離れれば机に突っ伏して泣き始め、キタちゃんに嫌われたのならトレーナーを辞めると酔ってるからかとんでも宣言して)
ご、誤解ですよー!トレーナーさんが嫌いなんてそんなことあるわけないです、むしろ…その、大好きですから!…あっ…
(拒絶したつもりはないのだが、相手にはそうとられてしまい、まさか泣かれるとは思いもせず戸惑いながら相手の肩に手を置いては、自分が相手を嫌うなんてあるはずがなくむしろ大好きだなんて感情を爆発させてしまうが、流石に大好きだとまで言い切ってしまうのは少し恥ずかしかったようで僅かに頬を赤らめて)
……すぴぃ…んん…キタちゃん…
(キタちゃんが自分の事を大好きだと言ったタイミングでちょうどよく眠ってしまい、彼女の感情を爆発させた言葉は運が良かったのか悪かったのか耳に入らず)
ちょ、ちょっと、トレーナーさん、こんなところで寝ちゃダメですよー!…うぅ、困ったなあ…よし!
(どうやら自分のちょっと恥ずかしい告白は聞かれてなかったようだとわかり安堵するが、相手がすっかり酔い潰れて眠ってしまうと困り果てて、どうしようかと少しだけ考えた後で相手を軽々と背負い、二人分の飲食代の支払いを済ませて居酒屋を出て)
んっ…あれ、ここは…?なんで俺キタちゃんに背負われてるの?
(少ししたら起きて、居酒屋では無く外、しかもキタちゃんに背負われてる状況で酔っていながらもこの状況には疑問が隠せずにいて)
あ、気がつきましたか?トレーナーさんが途中で寝てしまったので、あたしが家まで送り届けようと思いまして!迷惑でしたか?
(背中から声が聞こえて、相手が目覚めたのだとわかると詳しく状況を説明し、このまま家に送り届けるつもりだったことを話せば、もしかして余計なお世話だっただろうかと問いかけて)
いや、全然ありがたいけど…それよりお会計どうしたの…まさか食い逃げ!?
(未だにアルコールが残って歩けそうにもないので送ってくれるのはありがたいと話せば、お会計はどうなったのか聞き、中学生が払えるのか不安になってウマ娘だから逃げてきたのではと心配になり)
それならあたしが払っておきました!お父さんがいつも多すぎるぐらい仕送りしてくれてるんで助かりました
(お金の心配をしてくれる相手に対し、自分のことがよほど心配なのか父親が日頃からむしろ必要以上のお金を仕送りしてくれているおかげで、問題なく払えたと説明しては苦笑浮かべながら人1人背負っているとは思えないほど軽い足取りで歩みを進めて)
んー…明日ちゃんと全額返すね。それにしてもやっぱりウマ娘って凄いね。大の大人背負ってこんなスムーズに歩けるなんて…
(さすがに中学生に奢られるなんて大人として情けないので明日ちゃんと返すと言えば、初めてウマ娘に背負われてみてこんな力が強いんだなと改めてウマ娘に関してすごいと思い)
あたし、昔から大人に混じって重たいお神輿背負ってましたから力には自信があるんですよー。なんならトレーナーさんを腕にぶら下げたままでも家まで行けちゃいますよ
(ウマ娘が人間に比べて力持ちなのは勿論そうだが、自分の場合それに加えて昔からお祭りでは大人に混じって体重より何倍も重たいお神輿を担いできたということもあって、相手一人背負って歩くぐらいなら余裕であり、なんなら腕にぶら下げて運んでもいいなんて冗談めかして口にして)
さすがに腕からぶら下がるのは怖いから遠慮しとくね…。ごめんね、キタちゃん…あんな恥ずかしいところ見せちゃって…本当に不甲斐ない…
(何となく絵面がやばいので苦笑いしながら遠慮して、先程の酔っ払ったところを覚えているのであんな姿を見せたことを謝罪して、キタちゃんの前ではちゃんとした大人でいたかったので信頼を失ったのではと不安になり)
あはは、気にしないでください。あれぐらいは慣れっこですので、もっと酒癖が悪くなると暴れたり急に泣き出したりなんてこともよくありますし
(実家やお祭りなんかでお酒を飲んで出来上がってしまっている人は多く見ており、その中でも相手の酔い方はまだ全然可愛い方で気にしなくても大丈夫だと平然と笑いながら言ってのけては、懐の深さと肝っ玉の強さを見せて)
すごいねキタちゃんは…そういえばさ、寝る前にキタちゃんが何かを大好きって大きな声で言ってたような気がするんだけど…何が大好きなの?
(キタちゃんの懐の深さを尊敬すれば、うっすらと記憶にあるキタちゃんが何かを大好きだと告白するところについて何について言っていたのかを聞いてみて)
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