キタサンブラック 2022-01-03 03:24:59 |
通報 |
えっ!?…えっと、あ、あーん……なんだか照れますね、あはは…
(まさかの相手の行動に驚き、少しばかり遠慮がちに口を開けて差し出されたじゃがいもを頬張り、もぐもぐと咀嚼して飲み込んでから、これまであまり感じたことのなかった気恥ずかしさに戸惑いながら、僅かに赤らんだ顔でやや俯きがちにそう呟いて)
あっ、ごめんね。大きかったからついキタちゃんに食べて欲しくて…さすがにちょっと嫌だったかな?
(キタちゃんが言葉にすれば自分もなんだかさっきの行動が恥ずかしくなり、親しき仲にも礼儀ありとさっきの行為嫌じゃなかったかと聞き)
…あ、いえ!別に嫌って訳じゃないですよ、大きなじゃがいもにもしっかり味が染みてて美味しいです
(恥ずかしい気持ちはあってもそこに嫌悪感などはないとその点はハッキリと否定して、大きなじゃがいもにも関わらず、味がしっかり染みてほろほろで美味しいと笑顔でそう感想を述べて)
ならよかったよ。そうだキタちゃん、明日もウチくる?来るなら何食べたいか聞いときたいんだけど…
(キタちゃんの笑顔見てほっとして、料理で言おうとしてたこと思い出して、明日も家に来るならキタちゃんが食べたいものを作ってあげたいなと思って聞いてみて)
えっ、いいんですか!?なんだかユキちゃんのお世話よりご飯をいただくのがメインになっちゃってる感じでちょっとだけ恐縮ですけど、トレーナーさんの作るニンジンハンバーグ食べてみたいです、出来ますか?
(明日も誘われれば、流石に少し図々し過ぎではと思い、本来メインであるユキの世話より食事をするのがメインになってしまいそうになりつつあることに苦笑を浮かべるも、相手の厚意に甘えることにすればカフェテリアでもお馴染みのメニューを挙げれば出来そうか尋ねて)
あー、あれか。ウマ娘みんな好きだよね。分かった、正直あんな豪快な料理作ったことは無いけどキタちゃんのためなら頑張って作ってみるね。
(人参ハンバーグと聞いて、カフェテリアでウマ娘がよく食べているハンバーグに人参まるまる1本ぶっ刺さったのを想像して、あんなもの作れるかなと苦笑いするも、キタちゃんの期待裏切る訳には行かないなと胸を張って承諾して)
あたしたちウマ娘はまずニンジンが大好きですからね、トレーナーさんが作るニンジンハンバーグとっても楽しみです!……ご馳走様でした
(大好きなニンジンを丸ごと使ったあの料理を嫌いなウマ娘なんて居ないと自信満々に微笑み、カフェテリアで食べるのとはまた違った感動がありそうだなんて早くも期待に胸を膨らませ、そんな風に会話を楽しみながら食事を進めていけば完食して、満足げに両手を合わせて)
こちらこそ、お粗末さまでした。って、ユキ待ってたんだね。ごめんごめん。でもお皿洗わなくちゃいけないから待っててね。
(大量に作ったご飯と肉じゃが完食してくれたキタちゃんに嬉しく思いながら自分も食べ終われば、待っていたかのようにユキが膝の上に乗ってきて体擦り寄せながら甘えてくるも、食器を洗わなくちゃいけないからどうしたものかと苦笑いし)
お困りみたいですね、食器洗いはあたしに任せてトレーナーさんはユキちゃんを見ていてあげてください!
(相手の困ったような反応にお助けの血が騒ぎ、迷いなくそう口にして腕まくりをしてはグッとガッツポーズをしてテーブル上の食器を纏めてキッチンへと運んでいき)
あっ、悪いねキタちゃん。それじゃあユキは俺とキタちゃん戻るまで待ってよっか。
(キタちゃんにはゆっくりして欲しかったけど、ユキを構うのを拒否することができなかったのでユキの背中撫でながらキタちゃんが洗い終わるのを待って)
いいんですよ、トレーナーさんにはご飯用意して貰っちゃいましたし、むしろこれぐらいは進んでやりたいと言いますか、頼りにされるとあたしも嬉しいですし
(現時点だと自分は家にお邪魔して食事をご馳走になっただけであり、料理は自分には手伝えないが出来ることはしたいと思っていて、こうして食器洗いぐらいのことでも頼りにしてもらえれば嬉しいとユキと戯れる相手を笑顔で振り返りながら手を動かして)
でもあれだね、やっぱり女性がキッチンに立つとなんだかお母さんみたいに見えるね、まあキタちゃんはお母さんっぽくはないけど
(食器洗うキタちゃん見ながら、こうして女性がキッチンに立っているところを見るとなんだかお母さんみたいに見えて、キタちゃんも将来だけかの母親になるのかなと微笑みながらも、キタちゃんの性格からお母さんらしさはやっぱりないかなとくすくす笑って)
あはは、まだお母さんって感じの歳じゃないですしね…でも、素敵なお母さんって少しだけ憧れちゃいますし、いつかはあたしもって女の子ならそんな風に思う子も多いと思いますよ
(実際、まず母親という歳でもないし相手にそんな風にらしくないと思われるのは無理もないと思っていて、自分もそんな柄じゃないと苦笑混じりに認めるが、それはそれとしてやっぱり女性として多少の憧れは持ったことはあると軽い調子で言い、それから暫くして作業を終えて戻ってきて)
おかえりキタちゃん、本当にありがとうね、助かったよ。とりあえずここ座りな。
(食器洗ってくれたキタちゃんにニコリと笑って感謝言えば、膝にユキを乗せて背中を撫でながら、座ったソファの横をぽんぽん叩いて隣に座って欲しいと伝えて)
はい、お邪魔します!それにしてもユキちゃん、すっかりトレーナーさんに心を許しちゃってますよね、可愛いです
(隣へと腰を下ろせば相手の膝上で大人しくしているユキへと視線を落とし、この短期間ですっかり相手に懐いた様子を見ればその頭を撫でてやりながら嬉しそうに尻尾をパタパタ揺らして)
なんか知らないけど懐かれちゃってね、本当にユキは可愛いし良い相手見つかるといいけど……やっぱり俺が飼おうかな…なんて
(キタちゃんと一緒にユキを撫でながら、これだけ懐いてくれたのならいっその事自分が正式に飼おうかなという気持ちが出てきたが、何となく恥ずかしかったので冗談っぽく言って)
もし本当にそうなったらきっとユキちゃんも喜ぶと思いますよ!でも、トレーナーさんはトレーナーさんでいつもお仕事で忙しそうですし…難しいですよね
(相手の冗談めかした発言を聞けば、飼いたい気持ちはあるがずっととなると現実的に難しいんだろうなと解釈して、うーん…と小さく唸って。自分もお世話など協力出来るところは全力で協力し、頑張って飼い主を探さないとなと気合いを入れては自身も横からユキを撫でて)
ユキのためにトレーナーやめようかな……そしたらキタちゃんはもっと腕の良いトレーナーと組めて実力も上がるだろうし…チラッ
(そのままキタちゃんならきっと可哀想な発言するのだろうなと、意地悪したくなりトレーナーを辞めると言えばさすがにこれはやりすぎたかなとキタちゃんの方をちらりと見て)
トレーナーさん!冗談でもそういうこと言っちゃヤです…あたしにとってはもうトレーナーさんしかいません!…わがままだって言われてもあたしはトレーナーさんが居なければ走りたくないです…
(トレーナーを辞めるなんてとんでもないことを言い出した相手にハッとした表情浮かべてから少しばかり語気を強めたが、すぐに落ち込んだような表情になり、俯きがちになりながらもう相手以外の担当になるなんて考えられないぐらい信頼しているということを示すようにそんなわがままを口にして)
ごめんごめん、俺もキタちゃん以外のウマ娘は担当するつもりないしちゃんとキタちゃんが引退するまで俺もトレーナー辞めるつもりないよ。だから、そんな悲しい顔しないで
(まさかここまで悲しまれるとは思わず慌てて自分がそんなつもり全くないこと説明すれば、今にも泣きそうなキタちゃんの頬を撫でながら安心させようとして)
トピック検索 |