「 My Angel, My Devil 」〆

「 My Angel, My Devil 」〆

Devil  2021-11-21 21:57:27 
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人々を清く正しい方向に導くべく光をもって地上に遣わされた天使。
人々を誘惑し堕落させるべく闇をもって地上に遣わされた悪魔。
決して交わる事の許されない2人が、この町のどこかで今日もグラスを片手に他愛の無い話に花を咲かせている──らしい。


お相手様決定済み〆


 

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  • No.301 by Belial  2022-01-07 00:39:44 


(こちらに言わせれば大天使ともあろうものが悪魔と飲み明かしている方がまずいと言いながら、またおかしそうに笑った。
相手と共に店を出る間際ほろ酔いの楽しい気分のまま「この店に祝福を」なんて、ちゃっかり祝福を与えたものだからその日以降いつもに増して店は繁盛することになるのだが、当の本人はそんなこと覚えていないだろう。
相手が悪魔だとかそんなことは忘れていて、白みはじめた町に2人で出ていくと機嫌よく讃美歌なんかを歌い始める。
悪魔にしてみれば天使に横で讃美歌など歌われたらたまったものではないだろうが、朝方の静かな町をやいのやいの言いながら並んで歩いて行くのだった。)


(一連の事件から数週間。引きこもってばかりいるせいか、それとも何かと天使と行動をしているせいか、本来の仕事が滞っていることに気づき、悪魔は頭を悩ませつつソファーに寝転がっていた。
人間を誘惑して誤った道に導くことを命じられて地上に遣わされたのだから、その使命を果たさなければ面倒なことになる。
仕事はどうなっていると、地獄から声がかかる前に早いところ何人か誘惑してしまわないといけない。
夜の店で酒を飲んで少し誘惑すればあっという間、手取り早く行うなら人が大勢いる方が良い。となればパーティーだ。今日は休日でちょうどいいと、近くのバーやゲストハウスなんかで行われる大きなパーティーの情報を探すため勢いよく起き上がり、パソコンを立ち上げた。)


(ひとまずオチ(?)をつけて、パーティーに行くぞ!と意気込んでるベリアルにバトンタッチしておきました!とても楽しみです!*)

  • No.302 by Raymond  2022-01-07 01:40:44 

_

……アルー、起きてるかい?
街端にあるあのお店、数日前からやっと落ち着いてきてたよ。

( 相手がパソコンを立ち上げ暫くして、まるで自分の家のように玄関の扉を開けて入ってくる天使が1人。
もう既に日は高くなっていたが、まだいつも通り寝ているのだろうと推測し、とりあえず世間話でも…と思っていたようだ。
以前から静かにやっていたとあるバーが、数週間前から突然今までに無いほど繁盛し出し、それを一度2人で目撃した事があったのだ。あまりに不思議な事で、もしや…なんて考えるが、悪いことでは無いし、度々様子だけ見に行っていた。
…それに、この前ちらりと店の周辺で見掛けたある2人の後ろ姿、知人のような気がしたが…まぁ、それは置いておこう。)

…あれ、珍しいね。調べ物かい?

( 暗かったし離れてたし、顔まではあまり見えなかったからなぁ、なんて続けて考えながらそのまま部屋に入ってくると、此方の予想に反し、ベッドから出てパソコンと向き合っている相手を見ては、珍しい、なんて笑ってみせる。
そして、どうやら先程までまた街に出ていたらしく、身につけていたマフラーとコートを脱いだ。)



(/ 転回ありがとうございます!
私もそのままパーティ編へ突入させて頂きました!

とりあえず合流させてはみましたが…
パーティ自体には、お互いの参加を知らないまま
偶然会場で会うことにしますか?? )

  • No.303 by Belial  2022-01-07 09:21:08 


起きてるよ、今日は恰好の仕事日和だ。
…へぇ、ようやくか。前からあったのに急に繁盛するなんて怪しいよな。お前がどっかで、そこのマスターに祝福でも与えたんじゃないのか?

(玄関の開く音と一緒に相手の声が聞こえると、部屋の外にも聞こえるように声を張って返事をする。
あいにく今日はいい仕事日和だと気付いたのだ、上手くいって今日だけで何人も堕とすことができれば、しばらくは仕事をしなくてもお咎めはないだろう。サボるために仕事に熱を入れているのだ。
大勢誘惑しなければと切羽詰まっているより、気の向いた時にその辺でカモを引っかける方が楽でいい。
…そんなことを相手に言うわけにはいかず、パソコンの画面を眺めたまま相手の世間話につきあう。
随分前からあったバーなのに急に繁盛するなんて珍しいこともあったものだ。どこかで相手がそのバーのマスターと行きあっていて、たまたま祝福でもしたせいで幸運が降りかかっているんじゃないかなんて言いながら相手を見る。)

また朝から出かけてたのか。
コーヒーなら好きに飲め、お前のマグカップも棚に入ってる。

(寒そうだと思いキッチンを指差すと、インスタントコーヒーくらいしかないが好きに飲んで構わないと伝える。
相手がよく使っているマグカップも、洗って棚にしまってあると言いながら画面を眺めていると条件にぴったりな情報を見つけて密かににんまりと笑みを浮かべた。
洒落たゲストハウスを貸し切った大きなパーティーが午後7時からあるらしい。自由参加のいわゆる出会いや交流の場となるもので、毎年100人規模の人が集まる華やかなパーティーのようだ。
ドレスコードはスマートカジュアル、適当な服にジャケットを羽織れば問題なさそうだ。
今夜はここで仕事をすることにしようと、会場と時間を確認すると天使に見られないうちにパソコンを閉じた。)

(そうですね!お互い相手が来ているとは知らずに、誘惑されきった女性の肩を抱いている時なんかに遭遇してしまい(←)、そこからはお互いが気になって嫉妬しつつされつつな感じでしょうか!
天使をナンパする参加者は動かしますが、女性と男性とどちらがいいでしょう?男性の方が今後悪魔が心置きなく意地悪できていいですかね?←)

  • No.304 by Raymond  2022-01-07 11:37:42 


おや、仕事日和なんて、君が言うと不思議な感じがするね。

あ、ありがとう。頂くよ。

( 仕事日和だという相手に、悪気はないがなんだか可笑しそうに笑う。普段、自分がそう言っても眉間にシワを寄せて出てこようとしない様子に見慣れているからだろうか。相手の仕事内容は此方にとって良いものでは無いが、そこはお互いの務めもあるし、頭ごなしにとやかく言うことは無い。
続けて“祝福”の話題については、そんな事した覚えないけどなぁ、と言った具合に首を傾げる。そのままマフラーとコートをハンガーに掛け終えれば、相手の言葉に甘えてキッチンへと向かい、自分のマグカップを手に取った。)

……あぁ、そうだ。
僕、夕方から用事があるから、今夜はいないよ。

( インスタント珈琲を入れ、その暖かそうな湯気を見つめながら、パソコンを見詰める相手に思い出したかのようにそう声を掛ける。その用事というのが、今まさに相手が見ていたパーティだとは知らず…。
人間観察、地上視察の一環として大きな催しにも参加してみようと考え、実は参加の申し込みを行っていたらしい。あわよくば善の仕事も出来るだろうと、半場好奇心で参加するようなものだ。
相棒を連れていくことも考えたが、あれだけ大人数の場をどう思うか心配だったし、何よりきっと彼の悪戯心が疼くだろう…。それに、最近はまた夜も共にいる事が多かった為、相手の羽根伸ばしの意味も込め 1人で参加することにしたようだ。
コーヒーを用意し終われば、パソコンを閉じた相手の傍へと寄っていって腰をかける。)



(/ ですね!それでいきましょう!
こちらはベリアルに誘惑され、すっかり彼女の気になる女性や取り巻きなどなどやらせて頂きますね!

確かに、男性の方が良い気がしますっ!
というのも、ベリアルは女性から、レイモンドは男性から絡まれるイメージが私の中で定着してしまっています…← )

  • No.305 by Belial  2022-01-07 14:42:57 


俺にだって仕事熱心な日くらいあるさ。

(滅多にやる気を出さないのだから相手の反応は正しいのだが、自分にだってまじめに仕事に熱を入れる日くらいあるのだと鼻を鳴らした。
実際仕事とはいえ、悪事を働いたり女性を誘惑したりするばかりなので真面目、不真面目が関係するとも思えないのだが。)

そうか。今夜ディナーに誘う予定は無いから安心しろ。

(今夜は相手も用事があるらしい。それはある意味好都合だ、相手からディナーに誘われることもないと分かり、存分に自分のやることに集中できる。
自分も出かけると言えば相手に今夜の目論みがバレて止められるかもしれないと思い、用があるとはあえて言わないことにした。
ふわりと香るコーヒーの香りに誘われて、隣に腰かけた相手を一瞥すると暖を取っているカップをひょいと取り上げ、断りも入れず勝手にひと口飲んでから相手に返した。)


(ありがとうございます!プレイボーイベリアルを発動させて、お嬢さん方を骨抜きにしてやりますっ(←
確かにそんなイメージがあります…!レイ君に本気になっちゃった男性には後々敵意剥き出しで意地悪してやろうと思います←←)

  • No.306 by Raymond  2022-01-07 15:11:13 


また今度、僕らもあのバーに行ってみようよ。

( 相手も出掛けると知れば、分かった、と頷いて微笑む。その代わりといってはなんだが、先程話題に出た店へ2人で行ってみよう、なんて提案して。
すると、不意にカップを盗られ珈琲を一口飲まれれば、 「もう、飲みたいなら君の分も淹れるのに」なんて、特に怒ってもいないような穏やかな顔で苦笑いをする。そして、自分自身も珈琲に口を付ければ、冷えていた身体がじんわりと暖まるのを感じて。)


…ん、いつの間にかすっかりお邪魔しちゃったね。
僕も一度、家に帰って出掛けるとしようかな。

( _それからは、お互いのんびりとしながら他わいもない会話をしつつ、緩やかに時間が経っていった。
数時間が経ったあと、ふと、時計に目をやれば、例のパーティに行くための準備もある事だし、そろそろお暇しようかと立ち上がった。
ドレスコードもある為、一度家で身支度を整えるようだ。…といっても、また何時もの真っ白なスーツに身を包むだけだが。
掛けていたマフラーとコートを取れば、やはり一緒でないのを少し寂しくも感じながら、お互いに挨拶も程々に、それぞれ身支度へと勤しみに行くのだった。)



(/ それは楽しみですって*←←

良いですね!人たらしのレイモンド君もぜひ叱ってやってください←

メインとモブをそれぞれ同時にやるのは、記載、状況把握共に大変だと思いますので、まずはこちらから、ベリアルサイドの女性役をメインで返させて頂きますね!
ベリアルと女性がくっついた後、レイモンドサイドでお相手して頂けると幸いです*

その後、2人を出会わせて修羅場化しましょう()←← )

  • No.307 by Belial  2022-01-07 16:42:43 


(今度一緒にあのバーに行こうという誘いに頷いて、相手とののんびりとした時間を過ごす。1人では退屈な時間も、相手とであればあっという間に穏やかで心地のいいものになってしまうのだ。
家に帰ると言う相手を見送ってから自分も準備をすべく立ち上がるとクローゼットを開けた。
黒い服しかないわけだが、黒いワイシャツにジャケットを合わせてしまうと途端に“その筋の人”に見えてしまうのでやめておこう。近づきやすさがなければ今日の目的が果たせない。
黒いハイネックニットとジャケット、スラックスを引っ張り出して着替えてからコートを羽織ると、まとまりのない癖っ毛をワックスで軽く整えて少し前髪をかきあげる。
足元はお気に入りのセミブローグの靴を合わせ、普段よりもオシャレに仕上げると、家を出るのだった。
____向かったゲストハウスは煌びやかな装飾が施されて音楽が響き、7時を前にすでに大勢の男女が楽しみ始めているようだった。
受付を済ませて中に入ると、ウェルカムドリンクを手に奥の広い部屋へと向かった。)


(レイモンドくんは無自覚人たらしで割と本気な人が集まってきちゃうので、悪魔はやきもきしつつ叱って、周りの人を懸命に追い払うことになりますね←
了解しました!ありがとうございますー!ベリアルside、レイモンドside、2人の遭遇、お互い嫉妬、という感じですねっ*
ひとまず悪魔をパーティー会場に送り出しましたので、しばしベリアルsideにお付き合いください*)

  • No.308 by Raymond  2022-01-07 17:15:17 


( 奥の大広間では、更に煌びやかで絢爛豪華な装飾がなされていた。あちこちに立食のテーブルが並び、以下にも上級者そうな男女がグラスを片手に上品に談話を行っている。
此方にいる女性も、艶美やかな長いブロンドの髪を巻き、妖艶なタイトドレスを身をまとい、これたま“如何にも”な紳士達に囲まれにこやかに微笑んでいた。
その顔は、自信たっぷりの内面を表したように、美しくも算段高そうな綺麗な顔つきであった。)

「……あら、あまり見ない顔ですわね。
このようなパーティは、初めてかしら? 」

( 手にしたグラスを口へ運ぼうとした際、大広間へと入ってきては辺りを見渡す黒のハイネックの男性が目に入り、クスッと微笑めば、近づいていって会釈がてらに上記を述べる。
どうやら、この手のパーティや催しにはよく参加するようで、幾分顔は広いらしい。先程まで談話していた紳士共は此方を目で置いながらも談話を続けているらしかった。)

(__一方、此方の天使もお気に入りの白のスーツを着て準備を進めていた。カジュアルで良いとの事だったので、ネクタイは着けずシャツの首元は緩くし、ジャケットのポケットには赤いスカーフを入れ、ボタンは開けたまま。マッシュの髪も少し横流しに整え、何時もよりも少しワイルドに決める事にしたらしい。
…相棒の悪魔が、既に会場にいることも、この後に起こることも露知らず、少し遅れて、会場入りすることとなった。)



( / ですね!2人の攻防戦が楽しみですっ!

分かりました!
ではでは、今回もよろしくお願い致します!!)

  • No.309 by Belial  2022-01-07 18:46:00 


___ああ、こういう華やかな場にはあまり足を運んだことがなくてな。
…向こうの紳士が名残惜しそうにこっちを見てる。君はパーティーの花形なんだな、そういうのに疎い俺でも分かる。

(声をかけてきたのは、妖艶な魅力をまとった美しい女性だった。取り巻きも大勢いて、彼女目当てなのだと一瞬で分かるほど情熱的な目を向けている男もいる。
そんな彼女と目が合いこちらに近付いて声をかけられると、おっしゃる通り華やかなパーティーには不慣れなのだと肩を竦めて見せた。少し彼女の興味を引いておきたい。
近くで見るとその美貌も去ることながら手入れもきちんと細部まで行き届いていて、自分を美しく見せることに抜かりのない自信のある女性なのだと感じる。誘惑するにはぴったりだ。
上手く行けば彼女に本気の恋心を抱いている男たちも引きずり込めるかもしれない、なんて。
相手の自信を後押しするように他の男たちの反応を口にしつつ、目の前の相手をじっと見つめて少し笑みを浮かべた。)


(こちらこそ、今回もよろしくお願いします*)

  • No.310 by Raymond  2022-01-07 19:11:33 


「……ゥフフ、花形なんてそんな。口が上手いのね。
貴方だって、誰にも負けない程素敵じゃない。」

( 相手の様子をゆっくりと観察すれば、言われた言葉にあざとくも頬を赤らめて微笑んだ。ほんのりと香水の匂いの香る髪の毛を靡かせれば、ふと、他の女性達も此方を見ていることに気付き、クスリと言葉を付け加える。
美男美女の多いこのパーティで、どうやら相手も相当目立つ存在のようで。
此方を見つめて笑みを向ける相手へ此方も笑みを返せば、慣れた手つきでその肩に触れる。
そして、「 慣れていないのなら案内しますわ。」と相手の顔を見上げながら言葉を発せば、先程まで自分のいたテーブルの方へ案内しようと動く。)

「 ところで、貴方はどうしてこのパーティに参加なさったの? 」

( このような催しは、主に仕事関連の交流目的や出会いの場として利用される。
自分自身、多様な交流を目指して参加することが多いが、普段来ないというパーティに、わざわざ今回参加した理由が気になるようだった。 )

  • No.311 by Belial  2022-01-07 20:09:34 


まさか、別にお世辞を言ったわけじゃない。
…君にそう言ってもらえただけで、今日来た甲斐があった。

(はにかんだように頬を染める相手を見つめ、男を手玉に取るのはかなり慣れているのだろうなんて考える。
お世辞で言ったわけじゃないと言いながら、冗談めいた口調で返事をした。
少し距離が近付いたのを感じつつテーブルに向かうと、ウェルカムドリンクを飲み干してウェイターに空いたグラスを渡し、かわりにシャンパンのグラスを2つ手に取る。
相手に片方を渡し軽くグラスを重ねると、ひと口飲んだ。)

___ここに来れば、こういう出会いがあるだろう。
…なぁ、名前を教えてくれ。もっと君のことが知りたい。

(相手の問いに笑みを浮かべると、仕事の交流とも友人探しとも言わずあえて曖昧に答える。相手のような女性を探していたのだとでも言いたげに、まっすぐに瞳を見据えた。
この場で指を鳴らせば想定以上の人間が欲望のまま動き始めかねないため、目の前の相手にだけ標的を定め、視線を重ねたまま甘い言葉を吐いて徐々に自分へと誘惑を始めた。)

  • No.312 by Raymond  2022-01-07 21:09:51 


( 相手からの冗談めいたような口調に、再度頬を赤くしながらも己も手にしていたワインを煽る。
そして、流れるようにシャンパングラスを手渡されれば、其れを飲む相手の顔を見詰める。
相手も女性への対応に随分と慣れていそうだが、それを感じさせても尚、魅力的だと思ってしまう。
此方を見下ろす相手の視線や優しげな発言に、思わず浮かれそうになる。)

…レ、レイチェルよ。
是非、レイって呼んで頂戴。貴方は…?

( そして、此方からの問に笑みながら応える相手の瞳を見詰めれば、何だかのぼせてしまったような、じんわりと暖かいものが全身を駆け巡って来るような感覚に陥る。
名を聞かれれば、更に一方相手に歩み寄り、その腕に自分の手を重ねて、まるで周囲の者へ威嚇でもするかのように身を寄せる。更に、偶然にも、よく聞いた愛称を口にした。
初めに仲良く談話していた紳士達が寄ってくるが、そこには目もくれず「 私でよければ、何でもお教えするわ 」と目を細めて微笑み合うのだった。)

  • No.313 by Belial  2022-01-07 21:55:35 


(こちらを見上げる相手の瞳が熱っぽさを帯びるのを見て、上手く誘惑出来ていると満足げな表情を浮かべる。
誘惑によって盲目的な執着心を煽られた彼女を中心に、やがて彼女を狙っていた男たちも徐々に嫉妬に駆られ始めるだろう。
成長すればいつか自分自身を破滅させかねない執着や嫉妬といった危うい感情を人間に植え付けるのはやはり楽しいものだと思いながら、周りの男たちの嫉妬を煽るため、彼女との親しさを見せつけるように、身を寄せてきた相手の肩を抱いて身体を密着させた。)

……レイチェル、いい名前だな。俺のことはアルと呼んでくれ。
じゃあお言葉に甘えて、2人でのパーティーの楽しみ方を教えてくれよ。

(と、思いがけない名前が飛び出して少し返事に時間がかかってしまう。まさか天使と同じ愛称だとは思いもしなかった。レイと呼ぶ先に天使がいないのは少し違和感がある。
あえてフルネームで呼んで微笑みかけると、自分は本名ではなく愛称を伝えた。悪魔の名前を人間に知られるのはよくない。
なんでも教えると言う相手に、出会いを探す参加者としてではなくパートナーがいる参加者としての楽しみ方が知りたいと、少し身体を屈めて相手の耳もとにささやくのだった。)

  • No.314 by Raymond  2022-01-07 22:22:49 


「 …あら、私で良ければ、喜んでお相手させて頂きますわ。

そうだ、奥にもっとロマンチックなテラスがあるの、アル、一緒に行きましょう? 」

( 肩を抱かれ耳元で囁かれれば、そのくすぐったさに思わず耳に触れる。更に体に熱が籠るのを感じながら、しかし、直ぐにほくそ笑み、身を委ねるように相手の胸元に頭を持たれれば、目を細めながら楽しそうに上記を述べる。
本人にその自覚は全くないのだが、完全に悪魔の誘惑に当てられ、もう他の男性の事は眼中にない事だろう。
その光景を目の当たりにした男性達は、小さくざわめき始め、見境のない者はすぐに他の女性へとアタックを始めている。小さながらも、徐々に乱れの念が大きくなっていっているようだ。
だか、此方は、そんな周囲にもお構い無しに、ライトアップされた裏庭の見えるテラスへと、身を寄せたまま相手を誘って行ったのだった。)


_……へぇ、凄いなぁ。

( 大広間から、仲睦まじそうな男女が去っていったその直後、天使が一足遅れてパーティ会場へとやってきた。
その煌びやかな装飾を見て、楽しそうに上記を呟けば、ゆっくりと会場の中へと足を踏み入れ、ウェルカムドリンクを受け取る。目のあった者1人1人ににこやかに微笑んでは、そのまま大広間へと進んでいく。)

  • No.315 by Belial  2022-01-07 23:19:20 


(煌びやかなパーティーの片隅で1人の悪魔によって不穏な種がまかれ、小さな乱れが周囲に伝染して行く。
きっかけを作ってしまえば後は知ったことではないと、誘惑に当てられてすでに悪魔にご執心になりつつある彼女を抱き寄せて、おすすめだという裏庭のテラスへと機嫌よく出て行くのだった。)


(一方そのころ、大広間にやってきた天使に気づいた青年が1人。きれいな白いスーツを着こなし、ポケットから覗く赤いスカーフがオシャレだ。軽く流された銀髪や、整った優しそうな顔立ちにも目を惹かれた。
ドリンクを片手にニコニコと人のよさそうな表情でパーティーの雰囲気を楽しんでいる様子のその人に声をかけたくなり、歩み寄った。)

____こんばんは、賑わってますね。
もう何か召し上がりましたか?あそこのキッシュは絶品でしたよ。

(天使に近づいたのは、ブラウンのジャケットを着た背の高い青年。メガネをかけ利発そうな顔をしていて、物おじすることもなくフレンドリーに声をかける。
警戒されないように他愛のない美味しかった食べ物の話題から入り、相手の反応をうかがった。)

  • No.316 by Raymond  2022-01-07 23:40:28 


えぇ、あまり慣れていないものですから、
圧巻されてしまいましたよ。

( ドリンクを一口飲みながら、立食や談話を楽しむ参加者の様子を遠目ながらに眺めていた。何やら欲望の色と、人々が色めきだっている様子が伺える気もしたが、とりあえずは見守る事にしたらしい。特別仕事をしに来た訳では無いが、もしそうだとしても、人間の欲を無下にする事は必ずしも善へ繋がるとも限らないため、慎重に動く必要がある。そもそも、ここは様々な交流がなされる場であり、欲深い人間が多いことは分かっていた。
そんなことを考えて入口の方で佇んでいると、声を掛けられ、見るとそこには優しげな青年がおり、その挨拶に快く返す。
自分も背は高い方だと思っていたが、相手はそれよりも更に高く、少し上目線で相手の瞳と視線があえば、笑顔で相手の言葉に返答した。)

少し遅れてしまって、今来たばかりでして…
それほど美味しいのなら、僕も頂こうかな。

( ふと、食べ物の話題を振られれば、まだ食事を行っていないことを伝えると、指されたテーブルに目をやり美味しそうな料理の数々が映る。日々、相棒と酒を片手に様々な食材を吟味しているだけあって、食には関心が高い。
相手の言葉に、自分も頂こうか なんて柔らかく微笑めば、他のテーブルも見渡して「 どれも美味しそうですね 」なんて続けて微笑む。 )

  • No.317 by Belial  2022-01-08 12:01:17 


そうなんですね。
僕もまだ来たばかりで。よかったらご一緒させてください。

こういうパーティーにはあまり来られないんですか?

(向けられた人のいい笑顔に胸が温かくなる。こういう場には慣れないと笑う相手に尋ねながら、自分も食事がしたいと相手と一緒にテーブルに向かった。
残り少なくなっているキッシュを皿に取り相手に渡すと、自分もローストビーフなどを持っていた皿によそう。
この人ともっと話がしたいと一目惚れに近い感情を抱いて、普段より積極的に自分から声をかけられたのは悪魔による誘惑が近くで行われた影響もあったかもしれないが、そんなことは知るよしもない。
「乾杯しましょう。」と持っていたグラスを相手と軽く合わせるとワインをひと口飲んだ。)

  • No.318 by Raymond  2022-01-08 18:10:28 


( 相手の誘いに「 えぇ、勿論。」と快く頷けば、取り分けてくれる相手の優しさに笑顔で礼を述べる。早速キッシュを一口頬張ると、すぐに 美味しい、とその顔で物語るのだった。
そして、パーティへの参加について問われれば、これまた頷いて少し困ったように笑う。)

興味はあったんですけど、なかなか勇気が出なくて…。
でも、美味しいお酒も料理も食べれますし、いいものですね。

( 気になった街や店には積極的に通う方だが、一度に人間が多く集うこのような場は、正体を隠すのに何時もより神経を使う為、あまり踏み込んでは来なかった。しかし、大分人間に紛れるのも様になってきたし、割と近くで開催されたこのタイミングで踏み切ったらしい。
肩を竦めながら尚も笑顔で上記を伝えれば、手にしていたグラスを相手のグラスと合わせ此方も共にワインを煽る。
そして、思い出したように片手を差し出しながら、自己紹介を行う。)

どうぞ、よろしく。
僕の事は、レイと気軽に呼んでください。

  • No.319 by Belial  2022-01-08 21:22:35 


たしかに人が大勢いる華やかな場所と思うと踏み出すのに勇気がいりますよね、分かります。
でもこうして、初めての人とお知り合いになれるのは嬉しいものです。

(キッシュを食べて美味しそうに表情を明るくする相手がかわいらしく見えて微笑むと、肩を竦める相手の言葉に頷く。きらびやかなパーティーに参加するのに勇気がいるのは自分も同じだったからよくわかる。
でも稀に今日のようにすてきな出会いがあるのが嬉しくて、自分はたまに足を運ぶようになったのだと笑った。
歳は相手より少し上だろうか、落ち着いて品のある雰囲気でかなりの気遣い上手。優しそうな顔立ちに、ブラウンのジャケットの下に合わせたモスグリーンのネクタイも洒落ていて、何度か足を運んでいるという言葉通り一部の女性が今日も来ているとばかりにこの青年に色めいた視線を遠巻きにむけていた。
今夜は“すてきな紳士たち”と女性たちの注目を集めているのだが。)

レイさん、すてきなお名前だ。
僕はアルフレッドと言います。僕のことも気軽にアル、と呼んでください。

(そんな視線に気付く様子もなく目の前の相手を見つめると、名前を聞いて嬉しそうに微笑む。そして彼もまた、偶然にもよく聞き慣れた愛称を口にするのだった。
「何か取りましょうか、いろいろありますよ。」と、テーブルに近い位置に立っているため相手に優しく尋ねた。)

  • No.320 by Raymond  2022-01-08 22:25:01 


ア…、ぁ、貴方も、とても素敵なお名前ですよ。

( 相手の名を聞いて、流れるように復唱しようとするが、思わず静止し誤魔化すように上記を述べれば、ワインをもう一口飲む。偶然にも相棒と同じ名で戸惑ったのも確かだが、どうにもその名を違う相手に向けるのがむず痒かった。
勢いでグラスの中身を全部飲み干してしまえば、ふと、親切に此方を気遣ってくれる相手へ向けらた、熱心な視線に気づく。)

しかし、なんだか悪いような気がしますね…。
僕のような男に構っていて平気なんですか?

( 尚も優しく料理を取り分けてくれるくれる相手にそう言って笑いかければ、コソッと「 皆注目していますよ 」なんて囁いて。
煌びやかにドレスアップした女性陣は勿論、中には男性も此方を見ているような気がして、こんな新参者が相手をしてもらっていいのだろうかと、と相手を見上げた。
顔立ちもよく、落ち着いていて気品の良さも溢れんばかりに滲み出ている。このような方はさぞモテるのだろうな、、なんて呑気に考える。
後ろの席では、何やらテラスの方を気にして囁きあっている女性陣もいるようで、何かあるのだろうかと、思わずそちらに視線をやるのだった。)

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