「 My Angel, My Devil 」〆

「 My Angel, My Devil 」〆

Devil  2021-11-21 21:57:27 
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人々を清く正しい方向に導くべく光をもって地上に遣わされた天使。
人々を誘惑し堕落させるべく闇をもって地上に遣わされた悪魔。
決して交わる事の許されない2人が、この町のどこかで今日もグラスを片手に他愛の無い話に花を咲かせている──らしい。


お相手様決定済み〆


 

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  • No.281 by Raymond  2021-12-23 17:31:03 

『…おいおい、俺はバイ菌か何かかよ』

( 背が縮むという皮肉を言ってきた相手に対し『おう、縮めよ』なんて冗談っぽく笑いながら絡んでいたが、此方の腕から抜け出し元の体勢に戻った相手を見れば、まるで埃でも払うかのような仕草に、此方は露骨に傷付いた風に装って上記を呟いてみる。勿論本気で凹んでいる訳では無いが。)

『 あ、そういえばそうだったな。

俺はゼパル。こう見えて愛の申し子だぜ。』

( 名前も知らないと続けた相手の言葉に、そういえばとやっと気が付いたかのように笑い出せば、相手の顔を見て笑顔で名を名乗った。大分話した後に改めて自己紹介をするっていうのはなんだか恥ずかしいものだなぁと思いつつ、最後に余計なドヤ顔まで付け加える。
申し子と言っても、人間に対する恋愛に絡めた誘惑や挑発が得意なだけであるが…。それを本当に豪語していいのは恐らく恋のキューピットだけだろう。)

  • No.282 by Belial  2021-12-23 22:05:17 


「 …あのな、愛の申し子っていうのは俺たち天使の中でも、キューピッドたちのことを指す言葉だ。

お前は悪魔だし、どうせ欲望を掻き立ててカップルを破局させたりする専門だろ。 」

(いちいち傷付いたり笑ったりドヤ顔を披露したり忙しい奴だと思いながら相手の自己紹介を真面目な表情で見ていたものの、愛の申し子という言葉に露骨に眉をひそめる。
それは絶対に悪魔を指す言葉ではない。自分達天使の中でもキューピッドたちのことを指す言葉だ。悪魔である相手が「愛の申し子」というのは天使にしてみればおかしなものに思えて容赦なく突っ込んだ。
愛の申し子なんて言っておきながら、誘惑して破局させたりする方の専門なのだろう。
ゼパルという相手の名前を聞き、「ラグエルだ。」とだけぶっきらぼうに名乗ると空になった缶をゴミ箱に捨てた。
夜になり空気も冷えてきた。このまま天界に帰るのは忍びないためどこか店にでも入って少し時間を潰そうかなんて考えるのだった。)

  • No.283 by Raymond  2021-12-23 22:58:40 


『 別にいいだろ。
考えようによっちゃ、同じ様なもんなんだし。』

( 眉をひそめて即座に突っ込んできた相手に対し、此方も不服そうに上記を返した。まさに相手の言う通りなのだが、愛情という人間の欲望本能を駆り立て成立させるというあたり、見解によってはどちらも似たようなものだ。ただし、此方の方は純粋で清らかなものかは分からないし、どちらかといえば不純である方が誘惑のしがいがあるが。とりあえず黙っておこう。)

『 ラグエルはレイモンドに会いに来たのか?
まだ暫くこっちにいるなら俺も連れてけよ。』

( ぶっきらぼうではあるが、きちんと名乗り返してくれた事に正直驚きながらも、直ぐに笑顔になって相手の名を呼ぶ。そして、ふと気になって先輩を連れ戻す事を目的に地上へ来ていたのか尋ねる。自分が聞いた噂が確かだったなら視察が目的であるようにも思うが、所詮は噂に過ぎないし直接聞いた方が早い。
そして、もしまだ地上に残るなら暇だし着いて行こうと考え、続けて突拍子も無いことを言い出した。相手は悪魔とそれほど親しくする気も無さそうであったが、そんな空気を読むほど利口ではないらしい。)

  • No.284 by Belial  2021-12-24 00:49:31 


(天使が純粋な愛情を持った人々の心を結ぶのに対して、悪魔はそれを引っ掻き回し全く関係ない人間に突発的に愛情を抱かせたりするのだから同じにされては困る。
キューピッドと目の前の悪魔が同じであるはずがないと断言した。)

___連れてくって、どこに。
いや、そもそも何で俺がお前を連れてかないといけないんだ。悪魔の子守りはごめんだ。

……まぁ、でも一杯だけなら付き合っても良い。

(先輩に会いにきたのかという問いに頷く。続いた突拍子もない相手の言葉に目を丸くしたものの、すぐに普段通りの毒気を取り戻したようだった。
どうしてこれほど憎んでいる悪魔を連れて地上を回るようなマネをしないといけないのか。それも騒がしくて全く制御のしようもなさそうな悪魔だ。
一度反射的に断りはしたものの、することも目的も今はない。傷心中だからだろうか、寒さを凌ぎがてら一杯だけ飲むのには付き合っても良いかという気になるとボソボソと答えた。
本人は確実に否定するが、意外にも相性は悪くないのかもしれない。)

  • No.285 by Raymond  2021-12-26 10:14:17 

(/ 返信大変お待たせしております;

私情により、年明けまで暫く浮上できなさそうなのでその報告にやって来ました!
1週間ほどお待たせしてしまうと思いますがすみません…)

  • No.286 by Raymond  2021-12-26 10:14:18 

(/ 返信大変お待たせしております;

私情により、年明けまで暫く浮上できなさそうなのでその報告にやって来ました!
1週間ほどお待たせしてしまうと思いますがすみません…)

  • No.287 by Belial  2021-12-26 19:16:19 


(了解しました!報告ありがとうございます*
年末年始とバタバタしますから、落ち着いたらで問題ありません。良いお年をお過ごしくださいね!)

  • No.288 by Raymond  2022-01-03 21:46:20 


『 …まじか!
ダメ元でも言ってみるもんだな!』

( 断りの言葉を聞いて、やっぱりダメかと一度肩を竦めるが、その後ボソボソの続けられた言葉にパッと顔を明るくさせる。正直、断られる前提で言ったようなものだが、物は試しだと笑えば、立ち上がって相手の背を軽く叩く。)

『 しかし、レイモンドも見る目ねぇなぁ、俺はあんたみたいの結構、好きだけどな。

…っても、俺の同僚になんかしたっつーなら怒るけどね。』

( ゆっくりと歩き出しながら上記を述べれば、相手をちらりと横目に見つめて優しげに笑った。
とはいえ、先程までの相手の話を聞いていれば、どうも自分の同僚を嫌っているらしいので、内容次第では友として怒るかもしれないと悪戯っぽく笑った。そして『ま、そのへん詳しく教えろよ。』なんて言って両手をポケットに突っ込む。
同僚とその天使のバカップルぶりには飽きれるところもあったが、なによりも楽しそうな2人を見て羨ましいという気持ちもあった。偶然の出会いからあんなにも信頼関係ができるなんて、適当に生きている自分には無縁だと思えるが、そんな事があればいいななんて、より一層頭の中がお花畑になってしまったんだろうか…。
噂に鼻をつかれた天使と悪魔が、同じ空間で同時にくしゃみしたのを此方は知らぬまま、口から漏れる白い息を眺めていた。)



(/明けましておめでとうございます*
大変お待たせ致しました!続きを投下しておきます!

今年も何卒、天使をよろしくお願い致します←)

  • No.289 by Belial  2022-01-05 15:55:54 


「 お前みたいな悪魔に好かれても別に嬉しくない。

…じゃあ怒るだろうな。レイモンドさんにもかなり怒られた。」

(喜怒哀楽を隠すことなく表現して嬉しそうに顔を明るくする相手は悪魔の癖にとても純粋に見えてやはりその度に毒気を抜かれてしまう気がする。
歩き出しながら告げられた言葉は慣れないもので、若干の動揺を見せつつも口では悪魔に好きだと言われても嬉しくないと刺々しく跳ね除けた。が、耳は少し赤くなっているようで、相手の顔を見ることなく足を進めるのだった。
自分が相手の同僚にしたことを知ったら、きっと怒るだろう。あの温和なレイモンドさんをあれほど怒らせてしまったのだから、同じ悪魔側の者であればきっと尚更だ。
自分があの悪魔に与えた痛みは悪魔であれば誰もが知る痛みで、目の前の相手も同じような痛みを味わったことがあるはずなのだと思うと、初めて、ほんの少しではあるものの罪悪感を覚えることとなった。
地上に詳しくない2人では歩いた所で良い店を知っている訳でもない。店の並ぶ通りまで来てふと足を止めると、相手に店を選べと難題を押し付けた。)

「……俺は地上に来たばかりだから店なんて知らない。
お前がどの店にするか選べ。」


(あけましておめでとうございます!いえいえ、こちらも年明けでバタバタしていたのでお互い様です*

こちらこそ!いつもとても楽しい時間を過ごさせていただいていますっ!今年も悪魔共々よろしくお願い致します!)

  • No.290 by Raymond  2022-01-05 16:59:35 


『 それはそれは、随分やらかしたと見た。
でもレイモンドに比べれば、多分、俺なんて可愛いもんだぜ』

( 相手からの返答に上記を述べれば肩を竦める。あの温厚そうな天使を怒らせたとなれば、相当な事をしでかしたのだろうと安易に想像できたのだ。しかし、そうなれば、自分が怒るといっても到底其れには及ばないのだろう。
友人が傷付けられれば多少それなりに怒りは出てくるが、なんせ、自分は他人の生き方には干渉しない主義だ。薄情だと言うやつがいるかもしれないが、そんなの、自分が楽しく生きられればそれでいい。)

『 えー、丸投げかよ…

……あ、あの店。前に通った時気になってたんだよ。
夜しかやってないみたいでそん時は開いてなかったし
丁度いいじゃん 』

( 相手と共に脚を止めて、店選びの権利を押し付けられれば少し眉をひそめて辺りを見渡す。
すると、偶然、前回目に止めていた店を発見し指を指す。昼間は開いていないらしいその店はどうやらバーのようで、それなりに年季を感じさせるが雰囲気の良い小洒落た店内だった。
店に入るや否や奥の席へと着く。こういう店はカウンターに座った方がより雰囲気を楽しめるのだろうが、何せ会話の内容をカウンター越しに聞かれては困るだろうと、かろうじでそこまで気遣いは回るらしい。
上着を脱いで乱雑に放り投げれば、何を飲もうかなんて機嫌良さそうにメニューを手に取った。)



( / ありがとうございます!!
よろしくです!!!* )

  • No.291 by Belial  2022-01-05 22:17:56 


(先輩の怒りには遠く及ばないという相手の言葉にどうだかと肩を竦めて見せつつも、相手から見てもそう感じるほどにあの2人は仲が良いのだと突きつけられた気がして、改めて自分の入る隙など無いのだと落ち込む事となった。
同時に彼がそれほど大切にしている友人をあんな目に遭わせた自分を許してくれた先輩の寛容さに安堵するのだった。
不服そうにしながらも店を決めた相手の後について店内に入る。ウッドテイストで落ち着いた雰囲気の内装に、主張しすぎない静かな音楽。少し暗めの照明も心地良く、どんな破天荒な店に連れて行かれるかと思っていたものの見かけによらずいい店を選ぶものだと密かに感心した。奥のテーブルを選ぶ配慮もできるらしい。)

「…じゃあ、俺はこれを。」

(メニューを眺めてみるが地上のものには詳しくないためカクテルの違いなど当然分からない。
かなり安直な決め方だが「エンジェル・フェイス」という名前のカクテルがあったのでとりあえずそれを頼むことにして、オーダーを取りに来た店員に会釈がてら微笑みかけると、その名前を指差して告げた。)

  • No.292 by Raymond  2022-01-05 22:54:24 


『 へぇ……洒落たもんが沢山あるな。

あ、俺はこれ! “ラヴィアンローズ”
なんかかっけぇ名前だから。』

( 暫くメニューを眺めながらそんな事を呟けば、ふと、相手が店員へ注文しているのをみて、自分も頼もうと声を掛ける。
ヘラヘラと小学生じみた理由を述べながら注文を終えれば、店員を見送り、向かいへ座る相手の顔を見ながら頬杖をついて目を細めて笑いかける。)

『 “エンジェル・フェイス” ねぇ。
正に外面はエンジェルフェイスだわな。 』

( どうやら、相手が注文する時に指した酒と、店員に優しく微笑みかける様子をしっかりと見ていたようで…自分の注文の決め方は棚に上げ、楽しそうに上記を述べる。
確かにあの笑顔は正に天使の笑顔だし、元々整っている顔と相まって、さぞ皆から信頼され評判も良いのだろうと納得する。
だが、それと同時に、残念ながら自分が出会った際には天使の面影も無いほど荒れていた為 『 大変だなぁ 』なんてからかいの念も含め、尚も相手の顔を見つめながら呟く。
どちらかと言えば、素の裏に当たる面から挨拶してしまったようなもの故に、まるで王子のようにキラキラとした相手を見ると笑いしか込み上げてこない自信がある。
流石に、そこまで言うとまた余計に怒られるのだろうと胸に締まっておくが。)

  • No.293 by Belial  2022-01-06 09:52:50 


(どんな理由だと突っ込みたくなることこの上ないが、店員を見送ってからかけられた言葉に思わず咳き込みそうになる。
しっかりと自分の注文も店員に向けた笑顔も見られていたらしい。たしかに悪魔相手に見せる表情とは90度違うし、そもそも相手と出会った今日は苛立っていて天使らしく振る舞ってもいなかった。
ニヤニヤとこちらを見ている正面の相手をじとりと見据えつつ、不機嫌そうに頬杖をついた。)

「 うるさい。天使なんだから当然だろ。
レイモンドさんはいつだって”エンジェルフェイス”だけど、俺は悪魔には優しくしないことにしてるんだ。 」

(裏の顔を知っている相手からすれば面白いのだろうが、天使なんだから人に優しく慈愛に満ちた接し方をするのは当然だ。
敬愛する先輩は誰にでも優しくまさに天使の鏡のような人だけど、自分は悪魔には優しくしないのだと言いながら出されたナッツを摘んで眺めつつ口に放り込んだ。…そう言う割にはこうして2人きりで飲んでいるのだが。)

  • No.294 by Raymond  2022-01-06 14:53:22 


( 不機嫌そうに此方を見つめる相手に「 悪かったって 」と悪びれる様子の一切ない謝罪を発せば、自らもナッツを口に放り、ポリポリと噛み砕きながら、ソファの背に深くもたれかかった。)

『 天使も人それぞれってやつだな。勉強になったぜ。』

( 普通に考えれば、目の前の相手の方がよく知る天使の実態に近い。悪魔を嫌い、人間には神々しく優しげな者達だ。そうなると、やはり概念から超越しているのはあの天使の方なのだろうが…どうも、あのコンビに出会ってから自分の認識がおかしくなっているらしい。
そんな事を考えれば、なんだか可笑しくてフッと笑みが溢れた。
今日、地上に来てよかったなぁ、なんて胸の内で考えるが、また脳内が花畑だと思われるだろうな と口には出さなかった。)

『 じゃあさ、俺は?
ラグエルから見て、悪魔っぽい顔してんの?』

( もう一つナッツを摘んだ際、ふと気になったようで、思いついたように顔を上げれば上記を述べて首を傾げる。
悪魔も元々は天使であったし、自分で思うに、見るから悪魔だ、なんていう顔はしてないと思っているが…素行は顔に出ると言うし、相手からしたらおぞましく見えているのかな、なんて好奇心が湧いて。 )

  • No.295 by Belial  2022-01-06 17:43:51 


(天使なら彼のようにあれ、とは押し付けて来ないらしい。悪魔からしてみれば先輩のように誰にでも分け隔てなく優しい方が良いだろうに、天使もそれぞれなのだとあっけらかんとしているのだから、やはりこの悪魔は変わっている。)

「___ いや、全く。お前みたいに悪魔らしくない悪魔に会うのは初めてだ。
さっきの悪魔は周りの空気が淀んでる気がして嫌だったが、お前からはあいにく何も感じない。」

(ワクワクしたように目を輝かせて尋ねてくる相手に間髪入れず否定する。相手はまったく悪魔らしさを感じさせない、なんというかピュアな空気をまとっているのだ。
おぞましい悪事を働いているというよりも、面白半分にイタズラばかりをしかけているような。
先輩といたさっきの悪魔からは悪魔特有の淀んだような暗い空気を感じた。それが目の前の相手はどういうわけか何も感じないのだ。
ちょうどカクテルが2つ運ばれてきて、すぐさま顔を切り替えて店員に朗らかに礼を言うとグラスを受け取った。)

  • No.296 by Raymond  2022-01-06 18:47:01 


『 え、まじ?
悪魔らしくないって初めて言われたな。

…ハハッ、アイツ、そんなに淀んでんのか
そんなアイツとも、結構悪事コンビだったんだけどな 』

( 問いに対して、間髪も入れずに予想外な解答を貰えば、拍子抜けしたように瞬きを数回。そして、少し複雑そうにしながらも笑った。悪魔らしくない、なんて初めてのことだし、果たしてそれは誇っていいのかなんなのか、自分で聞いておいて分からなくなってしまった。
それに引き換え、同僚のあまりの言われように再度笑ってしまっては、もう一度頬杖をつく。
彼が地上への仕事に就く前まではそれこそ仲は良かったし、他の者よりは絡んでいた時期が長い。
まぁ、相手にとって、大好きな先輩を盗られた事もあり余計に淀んで見えているのだろうか。)

『 そんじゃ、俺らの友情を祝して乾杯だな 』

( そんな事を考えていると、丁度カクテルが運ばれてきて、受け取る相手に含み笑いを零せば、自分の分を手に取る。
すると、なんの気無しに上記を述べ、そのままグラスを大きく掲げてみせた。)


  • No.297 by Belial  2022-01-06 21:15:06 


「 …悪魔らしくないと言うと語弊があるか。でもお前が悪魔らしかったら、こんな風に接することはできないはずだ。
かといって天使らしいわけじゃないから勘違いするなよ。 」

(拍子抜けした様子の相手に、悪魔らしくないと言いきってしまうと語弊があるだろうかと少し首をかしげる。らしい、らしくないの判断基準は実際のところ自分との相性でしかない。
何度も言っているように自分は悪魔が嫌いで、あの悪魔とも一切馬が合わなかった。それがどういうわけか、目の前の相手とは一時の気の迷いだとしても2人で店にまで入っているのだ。
相手が”悪魔らしい“悪魔だったら、悪魔と聞くだけで拒絶するような自分にこんなことは起き得なかっただろう。
正直あの悪魔と相手が仲がよかったというのも頷ける。自己主張が強すぎるわけでもなくマイペースで、物怖じしない。相手が誰であれ柔軟に懐に入り込みそうだ、なんて密かに分析しながら相手をじっと見つめた。)

「 …………乾杯。 」

(悪魔との友情なんて祝せるわけがないといつものごとく否定しようとしたが、少しの沈黙の後に大人しくグラスを上げた。認めたくなどないが、自分も懐に入り込まれているひとりなのかもしれない。
天使も悪魔も関係なく彼が好きだ、と言った先輩の言葉が頭をよぎる。悪魔だからと決めつけない方がいいのかもしれないなんてほんの少しでも思ったのは、傷心のせいだろうか。)

  • No.298 by Raymond  2022-01-06 21:54:57 


( なんだかんだ、自分は特別だと言って貰えているような、ただの変人だと思われているような…。しかし、それでもやっぱり、多少不服そうにしながらも一緒にグラスを掲げてくれるところとか。
相手の言動の全部が全部、なんだか歯痒く面白くて終始笑ってしまう。同僚はさぞ嫌な思いをしたのだろうが、自分は悪いほど愉快に楽しませてもらっている。)

『_……ン でよぉ、そりャぁ、人間ってのはチョロいもんでよぉ
すこーし誘惑しただけでよォ、寄ってくんのよ

……でもさー、それってチョット違うっつーかァ?本心で好かれるのとォ ワケが違うじゃァん?
くそぉ、ベリアルめ……抜け駆けしやがって……オレも、オレの、天使…いねェかなぁ… 』

( _暫くして気が付けば、周囲には空のグラスが数本。どうやら地上のカクテルが大変お気に召したらしく、ハイペースで呑んでいたようだ。
丁度先程来た着いたのカクテルも一気に飲み干せば、そのグラスを手にしたままフラフラと怪しい呂律で捲し立てる。
どうやら、仲の良い同僚も今では地上で充実生活しているし、地底でも特に楽しいことが無いらしく妬み辛みが溜まっているようだ。最初、目前の天使の話を聞くはずだったのが、その体の面影もなく、情けないことに赤く潤ませた瞳で空のグラスを見詰めた。)



(/ なんだかんだ2人の絡みを結構続けてしまいましたっ…;
酔っ払いをどうにかして、凸凹コンビは1度幕引きをしようと思うのですがどうでしょう??
まだこの2人でやりたいことなどありましたら仰ってくださいね* )

  • No.299 by Belial  2022-01-06 22:53:25 


「 ふふ…天使ならいるだろ、目の前に。それも大天使だ。
喜べ、善き道に導いてやるよ…。 」

(いつの間にか目の前の相手はすっかり酔っ払っていて、自分もあれほど嫌っていたはずの悪魔を宥める方に回っていた。
同時にこちらもかなり酔いが回っているのか、酔っ払いながら妬み嫉みを口にして鬱憤を晴らしている相手が可笑しくて堪らず、クスクス笑いながら自分を指差す。
相手が望んでいる天使は目の前にいる、それも普通の天使よりも位が高い大天使なのだと自慢げに言いながらまた楽しそうに笑った。
相手の言っている俺だけの天使、という意味など特に理解しておらず、導いてやろうと得意げに言ってカクテルを飲む。
久しぶりに楽しい夜だ。間もなく日が昇り始めて閉店の時間だと店を追い出されるだろうが、この店には祝福をして行ってやろうなんて考えながら「おい、寝るなよゼパル。」と友人のように相手の名前を呼んで肩を揺さぶるのだった。)


(ですね、気づけばすっかり2人のストーリーを作り込んでしまっていました!←
しっかり仲良くなったということで凸凹コンビ編は幕引きで賛成ですっ
さてさて、本編の流れはパーティー編(?)に移行しますか?別のストーリーを挟んでも全然いいので何かご希望あれば…!)

  • No.300 by Raymond  2022-01-06 23:22:42 


『……うはッ、本当だ。
てか、ラグエル…お前、大天使だったのかよ!
お偉いさんじゃん、俺、ヤバイじゃんー 』

( 自慢げに笑っている目前の相手に視線を移せば、これまた軽快に笑って返す。相手の位を知らなかった為、酒のせいか大袈裟に驚いた顔をすれば、そんな大天使とサシで呑んでいる自分がどうなるか溜まったもんじゃないと、更に乏しくなった語彙で発する。しかし、大天使様が導いてくれるとなれば、それは良いなぁ、とまた笑った。
誰かとこうして笑い合いながら酒を交わすのは何時ぶりだろうかと、ぼんやりとした頭で考えながら、うっすらと白んできた空を窓から眺める。)

『 ……んー、流石に飲みすぎたなァ。
よしッ、そろそろ出るか。ほれ、行くぞー、大天使さんよ 』

( 外を眺めながら うつらうつらと重い瞼と格闘していると、此方の名を呼ぶ声と肩を揺さぶられた衝撃でなんとか睡魔に打ち勝つ。 そしてゆっくりと伸びをすれば、熱い体温と尚もぼんやりとしたままの思考に、思ったよりも呑んでしまったなと反省させられる。
いい加減店を出るか、と威勢よく立ち上がったのは言いものの、放り投げていた上着を着るのにもたつきながら、向かいにいる相手に笑いかける。)



(/ この2人もなんだかんだ推せますね…←

了解しました!ありがとうございます!
とりあえずはパーティ編で良いかと思われます!楽しみですねっ* )

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