なりきりセイチャットTOP > オリジナルキャラなりきりチャット > ▲▽▲【 東京ワケアリ男子っ！ ／ 指名トピ 】▲▽▲
▼ 2021-05-08 17:42:32 |
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……？
（ 微かではあるが整った顔が深刻みを帯び、悪いやつという真意の掴めない五文字に少し不思議そうに首を傾げ。一体礼儀正しく優しい彼の何処に悪い要素があるのかと、彼の素性など露も知らずに疑問符だけは浮かび。然し自身が強く押したからか了承の言葉を受け取ると、一気に表情に花咲かせその無理矢理形成された笑みに気づかず｢ もちろん。ありがとう。 ｣そう心からの思いを。嬉々とした感情を微塵も隠さずに玄関へと歩みを進めて。 ）
>ハル
ありがとうはぼくの言葉です。実はワンジョン・ペゴパ、です（さすがに流暢な母国語でとっても空腹であることを告げ、小柄な彼女の後に続きながら小さくて可愛らしいな、などとぼんやりと考え。玄関の前に立てば少しでも汚れを持ち込まないよう、入念にパンパンと服に付着した汚れを掃って）
お腹空いた、って意味？かな。…あ、そこまで綺麗じゃないかもしれないけど、ごめんね。
（ 片言ではなく滑らかな発音で母国語が聞こえてくると、状況から判断して緩く笑み。扉の前に到着すると鍵を取り出し、扉をあけては彼に入るよう促す様に手で押さえ保険として一応の言葉を伝え。しかしそれとは裏腹に、普通の大学生が住むような間取りの室内は丁寧に整理整頓されており、白を基調とした家具で統一され、中央にはテーブルとクッション、右奥には寝台左奥にテレビや棚などが並べられており。 ）
>ハル
めっちゃ腹減った！ですね（意味は合っているがさらに正しいニュアンスを伝えた後、久々に砕けた言葉遣いをしたからか楽しそうに歯を見せて笑って。扉を開けてもらえば当然のように自分が代わりに扉を押さえ「 ハル、どうぞ。 」とレディーファーストに微笑み。それに続いて扉を閉めながら玄関に入り「 あー…シレハゲスムニダ。 」お邪魔しますの日本語が分からず、両手を軽く合わせぺこりと頭を下げながら母国語で挨拶してからボロボロのサンダルを脱いでおずおずと部屋に上がり「 いえ、すごくとてもキレイです。ハルは綺麗好きですか？ 」遠慮してかその位置から動かず、驚いたように問い掛け）
わ、ありがとう。……ふふ、どうぞ。
（ 恐らく日本に来てから慣れない言葉ばかり使っていたのだろう、母国語の響きに心からの笑顔が垣間見えて此方まで嬉しさが滲み。代わりに扉を持つ彼に慌ててお礼を発してから、お邪魔しますのニュアンスがとれる呟きに笑顔で肯定すると、暫しその場から動かない姿に先程同様首を傾げ。どうやら綺麗に映ったらしい自身の部屋への褒め言葉に｢ どちらかと言えば、って感じかな。でも、綺麗にしておいて良かった。 ｣遠回しに彼の来訪を歓迎しているよう示唆しつつ、動かない彼へテーブルの前で手招きして。 ）
>ハル
お掃除が得意なの、素敵ですね。（招かれてからようやくリビングへと進み、テーブルの傍で立ち止まり「 ハル、勉強とバイトで疲れてるでしょう。ぼく、なにか手伝えるありますか？ 」久し振りに整頓された部屋へ入った事で落ち着かない様子で周囲を見回して）
＞ミンジュン
ありがとう。──何もしないでいいよ、ミンジュンはお客さんなんだから！とりあえずご飯用意するから、座ってて。
（ そわそわと落ち着かない様子の彼がやはり可愛らしく、手伝いを申し出る姿勢に笑顔でやんわりと断り。発言通り彼の為にも早く用意しようと台所に立ち、つくるといっても作り置きしておいたカレーライスがあるので温めるだけで終わる簡単な作業で。恐らく数分もかからないだろう、強火で煮詰めていくと広くはない室内にはカレーの香りが満ちていき。 ）
>ハル
すみません、お言葉甘えます。（大きな体をちょこんと屈めて、テーブルの傍に体育座りして。キッチンに立つ彼女の後姿に懐かしいような感傷を覚えつつじっと見つめていると、馴染みのある香りに再度腹が音を奏でて「 このにおい、カレーですか！うわぁぼく大好きです！アッサ！ 」韓国語でやったあ！と付け足しわくわくした様子で立ち上がり、そそくさと台所へ近付いて「 お皿とかスプーン運ばせてください。ふたりで準備した方が早く終わるし、楽しいです 」待ちきれないとばかりにニコニコと話しかけて）
＞ミンジュン
そう、カレー────って、はしゃぎすぎじゃない？
（ 早い提供が叶う為昨晩の夕食がカレーで良かった、と安心しつつ念の為の味見をしようと試みた途端、歓喜乱舞という言葉が似合いそうな程にはしゃぐ子供さながらの姿が。母国でよく食べていたのか、はたまた単純に好物なのかは分からないが、双眸を嬉しそうにきゅ、と細めて慈愛の滲む眼差しを送りくすくすと笑み零し。率先して手伝おうとする申し出には言葉に甘え彼の分を多くよそい、スプーンとともに差し出して。 ）
ありがとう。これミンジュンの分ね。運んでもらってもいい？
>ハル
母が、よく作ってくれたんです。（くつくつと煮える鍋の遠くに追憶を見たのか、懐かしむような切ない目をして。そこに手渡された皿とスプーンにハッと我に返り「 ありがとございます！ 」完成した料理を前に憂鬱は吹き飛び目を輝かせて両手で受け取りテーブルに置いて「 こんなあたたかいごはん、ぼく幸せです 」まだ食べてもないのに頬を緩め、座りはしないままテーブルからキッチンの彼女の様子を窺い）
…そうなんだ。お母さんの味には劣るかもしれないけど、不味くはないはずだから。
（ 記憶の海にいるのか、追想する眼差しに心臓が痛くなる。どういった事情があって来日したのかは分からないものの、その様子から安易に家族に会うことは叶わない身なのだろうと察知し落ち着いた口調で返し。一転、すぐに華やいだ表情に一先ず安堵すると彼を待たせないようにと自身の分もすぐによそって慌ててテーブルへとつき、｢ 私も誰かとご飯食べるの久しぶりだから幸せ。座っていいよ、食べよっか。 ｣そう満面の笑みで。 ）
>ハル
手料理は競うもの違います。ぼくのために用意して貰えただけで、全部美味しいご馳走です（ふるふると首を振り、彼女も着席したことを確認してから自分も座って「 はい。いただきます！ 」勢いよく両手を合わせ挨拶をしてから、スプーンを掴みこんもりの一杯分を掬って口に入れた瞬間パッと目を瞠って。ほっぺいっぱいにもぐもぐしながら自然と頬を雫が流れ落ち、顔を隠すように片手で目元を覆って俯き）…………美味しいです。すごく、すごく――。
＞ミンジュン
いただきます！──ミンジュン？どうしたの、大丈夫？
（ 配慮の行き届いた返答に、彼には終始感動させられてばかりだと改めて感じる。日本語で食事の開始の挨拶をする彼に倣って自身も同じ言葉を零し、何度か口元に運ぶ。美味しいだろうか、と反応が気になり恐る恐る眼前に視線を遣ると、頬いっぱいに詰めながらも眦から涙が煌めくのが分かり、一気に目を見開いて。セリフと表情の不一致に疑問と焦りが渦巻き、ハンカチを取り出しては彼の隣まで急いで移動し心配と共に様子を窺って。 ）
>ハル
……すみません。美味しくて幸せで、気付いたら涙出てました。（袖口でぐいっと目元を拭い、未だ涙を溜めたままの目で彼女を見つめる口許は精一杯の笑顔の形で。「 日本に来てから食べたもので、いちばん美味しいです。 」雨曝しの生活に日々の食事は賞味期限切れ間近の安い出来合のものばかり。罪から逃れるため仕方がないが幸福とは言い難い生活が少し報われたような気がして、後は夢中であっという間にカレーを完食して）
＞ミンジュン
（ 歪な弧を描く口角と、水の膜が張った双眸から涙の理由が明らかに嘘だと言う事を示している。然しそれを言及できるほど配慮が届かない性格でもなく、続け様の言葉に｢ …そっか。良かった。 ｣短くそう返すだけに留めておいて。彼の様子や身なりから一体どんな生活を過ごして来たのかと想像してはとある問いが頭にふと浮かぶ。尋ねるべきかどうか、散々迷った末にカレーを食べ終えたタイミングを見計らって静かに問い掛け。 ）
…ミンジュンは、日本で帰る家は、あるの？
>ハル
ごちそうさまでした。（綺麗に空っぽになった皿の前で合唱ししみじみと。そこで耳に入った質問にみるみる表情は陰を帯び「 家……は、無いです。 」短く回答してから顔の前で軽く手を振って「 でも、全然だいじょぶです。日本はソウルほど寒くないですし、ぼくの身体丈夫ですから 」この善人に余計な心配をかけまいと努めて明るく笑って）
＞ミンジュンさん、及び主様
（ ／最後お返事出来ず申し訳ないです…！楽しい時間をありがとうございました。此方こそタイミング合いましたらまたお願い致します。 ）
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