蛇柱 2020-02-26 19:46:51 |
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今日は泣かせてしまってばかりだな…、申し訳なく思う一方で君が俺の為にこうして泣いてくれる事が嬉しい。少し歪んで居るだろうか…、愛されている、と感じる…。
俺も人前で口元を晒すなんて、生きて行く中であるとは思わなかったよ。だが、恋人になった以上一緒に食事を摂ったり当たり前の事を大事にしていきたいとそう思った。
いや、蜜璃にそう言ってもらえるのは何度目であっても嬉しい物だ。君のくれる言葉は何時も眩しくて、暖かくて心地が良い、少し照れ臭いが心が凄く和やかになる。
(頬を伝い流れ落ちていく涙に謝罪より感謝の意を込め口付け落とし、指先で涙拭うと微笑み掛け。説明下手な彼女が精一杯自身の魅力に関して語らう姿愛らしく、上手く言葉になりきれず不服そうな彼女に肩を揺らして笑う声我慢し乍彼女が心配するべき事等無いと優しい眼差しで伝え。
生まれ変わろうと彼女も鏑丸も何も変わらず、こうして腕の中擦り寄る彼女を抱き留め幸せを噛み締め。御両親に関しては明日の午前中連絡を取る事話し、背中を一定の調子で撫でたまま会話を聞いていれば学内の話が飛び出した事に驚き)
本当は挨拶も兼ね、確りお会いせねばならないだろうが、海外迄飛んで仕事もあれば蜜璃を一人にさせてしまうのも心配だ。明日、丁度良い頃合を見つけて連絡しておく。
そうか、まぁ教員の立場として目立つ事があるからだろうが、好意を寄せられても一時の物だと断っていた。友人関係として手紙を渡すよう言われ断った際に後々気不味くなるのが嫌ならば、此方に回してしまっても構わん。心配せずとも、俺が心を寄せる相手は君だけだ。
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