466の人 2017-02-02 22:55:19 |
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待って、昴…!(何となく避けるように扉に向かう相手を呼び止め、出ていってしまうのを阻止するようにドアノブにかけた手に自らの手を重ねて。少しの沈黙の後、先程の件を謝罪し)
…さっきはごめん。大人げない態度をとったと思う。
っ!(ドアノブにかけた手に重ねられ肩を震わせ。)
……いえ、俺も悪かったです。伊織と、話をして…蒼星さんを寂しくさせてしまいました。(相手に謝られ、そっとその手をぎゅっと握って。彼だけが悪い訳じゃなくて、自分も悪かった、と謝り。)
違うよ、昴。話すのは構わないよ…仲間なんだから話さないわけにいかないんだし。(手を握られれば切なさが込み上げぴくりとし)
単なる嫉妬なんだ。伊織は当たり前のように昴に触れるし、昴は昴で俺に見せないような顔を伊織に見せるから…俺の知らない昴を伊織は沢山知ってるんだろうなって思ったら…、…ごめん。(申し訳なさそうに見つめるが、未だ胸がざわざわしていて瞳を揺らし)
…それなら、これから蒼星さんにいろんな表情見せます。伊織に対して嫉妬しないように…。
それに、キスした後とかの…表情は、蒼星さんにしか見せてません、し…(言いながら顔を赤くさせて。)
…そうだよ。あんな顔、伊織には見せないで。伊織だけじゃない…誰にも──、(キスの後のあの表情を他の誰かに見られると思うだけで喉や胸がじりじりと焼けるような感覚がして。彼のすぐ後ろの扉に追い詰めるようにしてはガチャリと鍵をかけてしまい。真顔で見つめながら指先を滑らせるよう頬から耳にかけて撫で、唇を近付けていき)
蒼星さ…ん…?(彼が近づいて来て頬や耳を撫でられ擽ったく身じろぎ。そして段々と近づいてゆく顔。)
──ッ!ダメです、蒼星さんっ此処は夢色カンパニーです…っ…家ならまだしも此処では…(顔を赤くさせ背けて。家なら2人だけであったが此処では他のみんながいる。鍵をかけたくらいでは安心なんて出来ずに)
──ごめん昴…、抑えが効かない…( 不謹慎なのは十分理解している。けれど込み上げる独占欲を押さえ込む事が出来ずに、背けられた顔を強引に此方に向けさせれば奪うように唇を塞ぎ )
ぁ…ンッ…(背けた顔を再び彼に向けられてしまい驚きつつ口付けされ。恥ずかしくて、いつ誰が見られてもおかしくない状況であって以前とはまた違う胸のドキドキ。無理やりと言っても過言ではない口付けだが、また嫌ではなくて。目をきゅっと瞑りつつ口付けに応える。)
ん…、ねぇ昴、俺だけにしか見せない顔…、っ…見せて…(重ねた唇の感触を確かめるよう何度も啄み。何処か艶めいた声色で懇願しながら唇に舌を這わせ、小さなリップ音を立て、上唇、下唇と繰り返し優しく吸って)
ん…っ蒼星さん…っ(リップ音が響く事がまた恥ずかしくて。吸われる度にびく、となり少し目がとろんとしてきて。)
ん…ぁ…蒼星さん、もっと…(それだけじゃ足りないだなんて思った自分はそう口にしていた。)
…そう、その顔だよ…可愛い…(瞳を潤ませながらもっとと求めてくる相手にゾクゾクし、瞳を細めながら唇を舐め)ん…俺だけの…昴…(再度リップ音立ててから舌を割り込ませ絡め始め)
んぅ…っ(舌を絡められ身体をビクつかせ。足に力が入らなくなったのかずるずると壁に凭れていた身体が下へ。)
っ…はぁ…ぁ(また彼の服をぎゅぅと握り締め耳まで真っ赤にさせながら夢中になってゆき。)
っ…、ふ…(すがるように服を握ってくる行為に愛しさを募らせ、彼がずるずると座り込んでしまっても解放せず貪り続け。一度唇を離すと、色気をまとった目の前の相手を恍惚とした表情で眺めながら意地悪な台詞を吐いて)…ふふ、そんな顔してたら皆の所に戻れないよ?
そ、そんな…蒼星さんがキスしたからじゃないですか…っ(確かにこんな顔で皆の前に出れない。意地悪そうに話す相手を少しウルウルとした目でキッと見つめ。)
…ごめん、嫌だった?(潤んだ瞳で睨み付けられれば更に意地悪がしたくなる─なんて、性格が悪いだろうか。彼の事だから嫌だなんて言う筈がない。そうわかっていながら、少し眉を下げて問う自分の狡さを自覚する。赤いままの頬に触れると、そのまま親指で濡れたままの唇をなぞり)
い、嫌じゃ…ん…(嫌だったのか聞かれれば首を振り否定して。頬を撫でられ彼の親指で自分の唇に触れるとぴく、と身体が反応し。)
──もう、あんなことしないで下さい。俺、凄い落ち込みましたし…苦しかったです(先ほどの蒼星の行動が頭から離れないでいて。もう1度あのような体験をしたくない、とじ、っと蒼星を見詰めて。)
──…ごめん。突き放すような事はもうしないよ。だけど、昴が好きだから嫉妬はこれからもすると思う。その時はちゃんと伝えるから…こんな風に応えてくれる?(先程の行動で思った以上に彼を傷つけてしまった事は申し訳なく思っているのか、真剣な眼差しで見つめて謝罪し。それでもやはり今後も独占欲は抑えられそうになく、触れ合う事で彼が自分のものだと実感したい事を頬に触れたまま伝えてみて)
…はい。蒼星さんが思うままに。俺もその方が分かりやすいんで…(そう答えるとにこ、と微笑んで。)
……でも擽ったいです、触れられると…(頬に触れている彼の手。擽ったそうにしながらえへへと笑って)
…そろそろ戻らないとね。その前に…はい、昴から。(くすぐったそうに笑う相手をぽんぽんと頭を撫でると距離を詰め、皆の所に戻る前にと目を閉じ、彼からの口づけを待ち)
…えっ、俺からですか!?…ん、っ(ポンポンと撫でられ気持ち良さそうにするが彼を見ると既に目閉じていて待っていた。自分から口付けをするのは初めてあり恥ずかしくて今迄自らしに行くことだなんて無かった。狼狽えながら、段々と近付き唇に微かに触れるだけの口付けをし。長い口付けなどハードであり自分から出来る口付けはそれであって。)
…こっ、これでいいですか…?(顔赤くしながらそう彼に問い。)
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