大郷 納彦 2014-11-09 00:50:10 |
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離れる理由が無いしな?( 当たり前、大事な存在を放って何処かに行く神経は一切学ぶ気もない故に。満足いったらしい相手の表情に微笑を添えてから、もう少し抱き寄せる手に力を込め。「 ん、どーしたどーした。」 長らく待たされて、相手も同じ様に待って、だからこそ離れる気がない様子に楽しげに口角上げて。その思考にはこう返しておこう、好きと言う感情よりも、貴方と言う人間を大事にしたい感情が強い、と。不満だろうか、首傾げて様子見。)
( 友達から甘え上手、と云われるテクニックを伝授してもらって、実践する為に頑張ると意気込みをした。そして明日は休みだから、久し振りに触れたいし触れて貰いたい。たのしみと言わんばかりに笑顔を浮かべつつ、彼を待とうか。)
( この時期はなんとも言い難い程に寒気が酷く、手先が異様に冷えたのを解消する為先ずは話しかけるより先に灯油ストーブを付けようと部屋内を歩いて行き。部屋の隅にある其れと、着火用の器具、カチャカチャと弄っては暫くした後火は緩く灯され。掌に息を吹きかけながら擦り、その間何度か相手を眺めたり。)
なひこ、寒そうだねー。(数時間経って帰ってきた彼に頬を緩めてソファーから降りて後ろからそれは子供みたいに抱きついた。そしてその体を暖めるようにぎゅうと力を込めて。「寒そうななひこさんにはこの私が暖めてあげましょーう。」そうおちゃらけた様子で続けて彼の冷たい手を握ってみた。)
冬だからなぁ…。( そう言って程良く温かみが増してきたストーブに手をかざしていた辺りで、後ろから唐突に抱き付かれては其方に視線をきょろりと向け。中腰も何なので其の儘ゆっくりと腰を下ろし。「 そりゃあ有難い、是非お願いしよう。」 かざしていた手も相手に包まれて、其の温度に一息を吐きながら目を細めて。)
雪凄いもんねえ、(昨日も一昨日も降っていたのを思い出してはうむうむと同意の意志を。そうして相手の冷たい手を包んで頬を緩める。「御願いされましたー、ずっと手握っててあげるね。」そう添えて相手の手を強く握り頬を緩めて。そうして抱きつく力は弱めずに背中にすりすりと。)
雪…?こっちはまだ降ってないけれど。( 相手の方は既に冬の象徴が姿を現しているらしい、目を丸くさせながらもその気温故に納得は早く、空笑いを浮かべて白い吐息を。「 ずっとされたら家事できないなぁ。」 相手は寒くないだろうか、振り向くのは難しいので顔だけ静かに向け。)
そなんだー、雪降るといいねえ。(雪が降ると楽しくなるのは己だけだろうか。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり。しもやけになった指先とか楽しさで溢れる。聞こえてきた声にむー、と添えて。少し寒くなってきたその気温に身震いを一つ。「__今は独り占めしたい、な。」そう続けて相手をむぎゅう。)
降ったらはしゃいじゃうな。( 余り見れない白い結晶、地に積もった時の景色は正に白化粧そのもので。近年、去年や一昨年にも見ていない気がする、其れこそ降ったら気分は浮かれてしまいそう。背後から漏れる不満の色に首を傾げながら、取り敢えず炬燵にでも入ろうと促しをしつつ。「 …はいはい、娘さん。」 片手をするりと相手の背中に回して、後ろ向きのままトントンと撫でてやり。)
もし降ったら雪だるま作ろうねー?(ふふ、と暢気に頬を緩めてむぎゅうと抱きついていたら聞こえて来た声に、ふふと笑みを浮かべた。そうして促しを聞くと離れたくないと言わんばかりに眉を寄せて、でも寒いのは体にも障る。彼に抱きついたまま背中に顔を埋めると、「なひこ、だいすき。」そう添えて力を込めた)
そうだな、等身大は…難しいかもだけど。( 一応以前は胸部の辺りまでの大きさなら作った経験もあり、更に大きいのは難儀にしろ作りたいなと同意の心境を示し。促しに対し力が篭るのを感じると疑問符を浮かべ、何だろうかと肩を一度竦めたり。毛布でも探すべきか思案中。「 ん、私も。」 とても深いlike、と添えて喉を鳴らし、小さく笑みを零しながら再度促しを。)
ん-..、寒いなあ..。( 手袋とマフラ-という防寒着を着て室内へ入室。 周りを見渡して彼を居ない事を確認するといつもの定位置に座って、 マフラ-や手袋を机に置いた。 暖房が付いている部屋は外よりも凄く気温差があって、 ふうと吐き出した一息は白く染まらなかった。 )
…寒そうな格好してたんだな。( テーブルに置かれた防寒具を、室内に入って直ぐに目に入れるとそんな感想を零し。九時から用事がある身としては一緒に暖房の付いたこの部屋に居たい気持ちが強いものの、溜息吐いて肩を竦めたなら、取り敢えず相手の隣まで移動して腰を下ろし。)
あったかい格好してたけどね、 雪降ってたから余計に寒くて。 ( 彼言葉にそう添えて横に座った相手を見つめてみる。 どこか用事があるとでも云いたそうな顔、 行かないで、 なんて言える訳でも無いし、 相手には相手の都合がある。 それに何よりも迷惑になりたくないから。 「 なひこ-、 」取り敢えず名前を読んで三角座り。 膝の上に手を置けばくあっと欠伸を。)
そっちは雪が降ってるんだもんなぁ…。( その言葉と同時に寒さに対する溜息が再度漏れだし、何処か呆れっぽく肩を落として首を倒し。相手の視線の意図を汲み取ると片手を伸ばして頭に触れてやりつつ、わしゃりと髪を掻き撫でて。行くの面倒だけど仕方ない、けどそう思ってくれて有難う、そう言いたげに笑みを浮かべ。それに迷惑なんて思わないから卑下は止めろ、とも。「 んー?」 眠そうな様子、眠いなら私の事待たずにちゃんと寝てろよな、と撫でながら添え。)
雪好きだけど余計に寒くなるから嫌い。 ( 好きなのか嫌いなのか、 どちらなんだと聞かれてしまえば答え憎い。 と一つ思考を浮かべてからうんうんと首を上下。 撫でられたその優しい手に心地良さそうに目を細めた。 そして返ってきた優しい思考にこくんと頷いて、 何に行くのかは分からないし、 聞きはしないから唯一一つ、 頑張ってね、 と添えて頬に笑みを。 「 なひこ-、 」再び名前を復唱すると相手を見つめてねむくない、から待ってる。 と添えておいた 。 )
好きではあるけど傷が痛むし…。( 好きか否か、相手同様問いとして言われた場合どちらにも答え難く。然し四季の一つとして巡るこの景色を好ましくない訳はない、結局答えには迷う素振り。序でに言うと行き先は普通に仕事らしい、夜中を過ぎるので待たなくて良いとも言ったらしく。「 むつき。…何の呼び合いだこれ、ふふ。取り敢えず行ってきます。」 眠くなったら無理せず寝ること、そう添えてから立ち上がると相手の頰を一撫でしてから、寒い風の吹き荒れる外へと静かに出て行っただろう。嗚呼、寒い寒い。)
びりびりするよね-、 ( 己もそれは冬の一番の悩みで、 痛み止めを飲まないと痛さでうずくまる時が頻繁にある。 まあ昔からの長い胸の傷だから仕様が無いのだけれども。 行き先を聞いたのなら再び頑張ってね、 と添えて彼の気遣いにこくりと頷いた。 「 なひこ、 うん、 行ってらっしゃーい 」聞こえてきた声に玄関まで送り届ければ頑張ってきてねと少し背伸びをして頬にキスを。 そうして玄関へと消えていった彼の後ろ姿を見て、 ソファ-に座り、 帰りを待った。 )
…まぁ、寝てるよな。( 当たり前ながらこんな時間になる。帰ってから寝る準備まで済ませたは良いが大分夜は更けており、頰に頂いた温もりも外気の所為で寒くなってしまい。ソファに腰掛けて少し待ってみよう、反応が無さそうなら今日はもう床に就く予定。)
クリスマスかあ。( 恋人が出来てからの初めてのクリスマスが近く成っている。バイト帰りに貰ったプレゼントにお勧めなものが載っている雑誌を見つめる。思えば彼の好きなものとか聞いたことが無いかも、なんて思考を浮かべて思案を一つ。)
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