大郷 納彦 2014-11-09 00:50:10 |
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俺は大郷納彦、オオサトナヒコって読むんだ。取り敢えず男で性格は気儘なんだけど、癖毛の髪を気にしながら笑顔を頑張って浮かべようとしてる一寸小さめの、そんな奴。( 部屋内で一人自分の紹介を施す様に言葉を綴っていく。誰に当てた訳でも無い、只自分が自分を納得させる為に贈っただけの台詞。ソファに凭れて一息を付いたら扉の方に緩く視線を向けてみよう。自分が望む、相手も望む、そんな依存し合いの溺れた関係の相手。来てくれるのを待ちながら徐々にゆっくりと瞼を伏せてしまえば、恐らく今日はもう眠りに落ちてしまうだろうか。)
__。
( ガチャリ、 と何の遠慮も無く開いた扉。 そしてパタンと閉まった音を聞いてぽてぽてとおぼつかない足取りを部屋に進めた。 部屋に入ると柔らかい暖かい空気が頬を霞め、 その空気に溜め息を吐き出す。 そしてふとソファ-に目を向けては相手をじいと見つめて、 その綺麗な睫毛を見つめた。 綺麗な睫毛してるなあなんて思考を一つ浮かべ彼の顔を見つめて。 )
…っあ…?( 気付いたのは数刻経ってからの事、何時の間にか眠りに落ちていたらしいが其れも知らぬ内の事で。視界を広げれば其処に入るのは待ち侘びただろう相手の姿、此方を見ている状態からして待たせてしまったのは直ぐに解るだろう事実。後頭部掻きながら苦笑を浮かべたなら空笑いで誤魔化す風にしながら、未だに腰掛けるソファの隣をポンポンと叩いて隣に来るのを促そう。待っていたのだから、沢山話したいのは当たり前だから。)
____、( 彼女は特に何も話さなく彼の隣に腰を降ろした。 そして時折欠伸をしつつ目を瞑る。 その様子からして眠気は有るように見える、 のが客観的なのだろう。 彼女は特に眠気も無いがそう、 猫のような者なのだ。 ただ欠伸したいからするといったようなもの。 もともと行動を一つに収まらない彼女は黒猫系と良く表されることが多く、 無愛想というのが良く言われていたが只単に人見知りと極度の面倒くさがりというだけなのだ。 )
自己紹介、軽く聞きたい。( 眠そうな相手に無理を言っているのは承知の上ながら、欠けては成らない是からの二人を考えては知って置きたい様子。早速隻手を伸ばすと相手の頬にゆったりと触れながら左右に撫でてやり、言葉を促す風に暫らくそんな調子で撫で続ける。お互いまだ解らない事が多い、それ故も在って、知りたいと言う純粋な気持ちが少しばかり相手の方へ身体をずらして近寄る事にも繋がった模様。じっと射抜く視線に相手は応じてくれるのか。)
__せと、 むつき。 ( 相手の声を聞いて誠実にそう答えると頬に暖かい感覚が。 ふと目を瞑って心地良さに瞳を細める。 ふと己に突き刺さる視線に瞳を開けては薄く笑みを。 そして言葉を一度飲み込んだが口をゆっくりと開いた。 ) __貴方は? ( そう続けて今度は己が彼を見つめる。 黒色の瞳には相手の姿しか映ってない。 けれど時折した欠伸と共に瞳は涙目になっていた。 人差し指で目尻を撫でれば溜まっているであろう水分を拭って )
俺は、おおさと なひこ。( 否定される素振りも見えなければ手を引っ込めはせず其の儘撫で続け。適度に頬を暖めてから喉下に手を移すと、猫を可愛がる様に喉の下を指の腹で掻く風に撫で始めつつ。)眠いなら、無理せず?( つられて欠伸は出てしまうものの、きっと目の前の相手よりは眠気は薄い筈。涙が出てしまう程となると相当な眠気を耐えているのだろうと察し、出る言葉は相手を気遣う様に紡がれた。)
なひこ。( ゆっくりとした口調で名前を確認するとふふ、と頬を緩める。そして喉の下に映った手に少しくすぐったそうに頬を緩めたものも、気持ちよさそうに目を閉じて目を細める。人の体温がここまで心地良いのはいつぶりなんだろうか。なんて一つ思考を浮かべていたら聞こえてきた声に軽く首を降った。)ねむくないの、 昔から良く欠伸する体質なだけ。 ( そう続けて薄く頬を緩める。 夜行性で昼間こそ良く寝る彼女がこの時間に寝ているなど考えられないだろう。 目尻の涙を拭い目を開けて相手を見つめてみようか)
むつき。( 同じ様に相手の名を小さく声に出してみる。幼い子供が初めて言葉を発した時の様な可笑しさが在ったから、つい瞳を細めて笑い出してしまい。次ぐ気持ち良さそうな反応にはとても嬉しそうに、手を離しては顔を近付けてからやんわりと頬擦りなんてしてみよう。)其れは不思議な体質。…でも、御免、俺が眠いや…。( 先程の相手と代わったかの如く視線を眠気に細めて、頭をうつらと揺らしながらも相手を手放さないと言わんばかりに頬擦りをしつつ。亦今度、と言う台詞を吐いても遠く感じてしまうから。)
ふふっ、可愛い。(彼の言葉にそう続けて近くに来た彼を見つめ、そして目を瞑った。何も考えない幸せな時にはこうやって目を瞑ってしまう癖がある。元々己は大事な瞬間こそ焼き付けておきたいから目を瞑ってしまうのだ。近くに聞こえたテノールボイスにこくんと頷いた。)でしょう?__また、此処が見えたら遊びにきても、いい?(そう続けたのは疑問符。幼い子供が質問をするように幼い表情でそう続けて頬を緩めようか。)
可愛いは駄目。( 目を瞑る相手に身体を寄せるとぴったりとくっ付き、片手を背中側から回してぎゅっと引き寄せる風に抱いてみたり。頬擦りし続けていたら暖まってくる体温、ほんのりと表情を緩めながら未だ其の暖かさを堪能する素振り。) だな。…ん、と言うか、良ければ亦明日に…。( もっと相手とくっ付きたい、心身繋がりたいと強く思う願いから出た返答は明日にでもと言う解答。失礼ながらも顔を更に近づけては、口付けを一つ。)
何で?とっても可愛いのに。 ( 彼の言葉にそう続けてゆるりと薄く頬を緩めて。抱きしめられるその暖かさに目を細めて己からもぎゅ、と相手に抱きついた。そして暫し体温を確かめるように相手の胸に顔をうずめて。すると聞こえてきた約束の声にこくんと頷く。)__本当?なひこがそれで良いなら、来たい。(そう続けていたらふわりと落ちた唇に柔らかい体温。それに一瞬驚いたように目を見開くもその後には嬉しそうに目を瞬かせてそしてまた欠伸を一つ、静かにした。)
男には嬉しくないの。( むすっと僅かに頬を膨らませたら若干の不満の様、強くは言わないが控えて欲しいらしい。続けて相手からも抱き付かれれば一瞬目を丸くするが、直ぐに喜ばしそうに瞳を細めて喉を鳴らし。肩の辺りに置いて相手を引き寄せていた手は、相手の頭に乗せ直してゆったりと撫でる手付きに。)…ん、もっとむつきと繋がりたいから、さ。( 頬を掻いて気恥ずかしさを誤魔化す風な素振り、欠伸が再度目に入ると一度頷いてから相手に一つだけ問いを。)むつき、明日何時来れる?
そうなの?__可愛いのに勿体ない。 ( そう続けて相手の体温に体を預けた。 そうしていたら眠気がようやくふわりとやってきて、 まだこの眠気では眠れないだろうと苦笑を一つした。 すると頭の上に載せられた暖かい手にまた瞳を細めて幸せそうに目を瞑った。)ふふっ、私も、もっと。(そう続けて目尻にいつも間にか溜まっていた涙を拭う。そうして相手と視線が合えばゆるりと薄く笑みを浮かべた。)明日__朝から居るよ。
…むつきの方が可愛い。( 欠伸を自ら一つ、空いた手で隠す様にしては見るが徐に眠そうなのは映ってしまい。まるで猫みたいだなと相手の喜ぶ様をじっと眺めながら、同様に幸せそうに緩い雰囲気を纏う自身はきっと惚気満載だろう。其れでも撫で続けながら小さく笑み。)…むつき、好き。( そう言って此方に視線を向けた相手の額に口付けを再度落とし。是で今日は満足なのだろう、一気に力が抜けると相手へ失礼ながらも体重を少し預けながら。)…ん、解った。俺は昼…、12時までには来る。( だから先にこの部屋で待ってて、と言葉を紡いでいる最中に。瞼は眠気の限界から伏せられてしまい、束の間の後には寝息が静かに響き出したとか。)
・・・。むつき?( 気が付けばソファで目をはっきりと開いて意識を覚醒させる自分が居た。辺りをきょろりと見回した後に呟くのは求めている相手の名前、まだ起きたばかりなのも在るのか目元を片手で擦りながら、呼び掛けに応じてくれるまで少し其の儘の体勢で待つとしよう。)
__遅くなっちゃった、 ( 部屋を覗く少女はまた周りを見渡して、彼を見つけたと同時に彼の隣に座った。朝からいるつもりだったのだが、急用が出来た為、急用を終わらせていたらこんな時間に。呑気な性格故に焦るということはあまり見られないが今日ばかりは肩を上下させるまで走ってきたのが分かる。日頃走らないからか走った後は疲れる。昨日と同じように綺麗な彼の顔をじいっと見つめていて。)
・・・むつきー。( 漸く見付けた彼女の姿、待ち遠しかった此の感情は正に寂しさと表現できる代物だろう。隣に座ったなら遠慮なしにぎゅっと強く抱き締めて、相手の肩の辺りに顔を埋めさせながら一息をはぁっと吐き出し。)・・・此処は自動で更新とか無いから、ずっと見ながら待ってた。( 他の場所は自動で更新等便利な機能が在ると言うのに。むつきと一緒に別の所に移りたくも成る、何て言いながら鼻をすんすんと嗅がせ。)
__此処、使い憎いもんね。( 彼の様子に笑みを浮かべそして強く抱きしめられた躯。力もいれずに彼の躯に寄りかかっては笑みをこぼした。そして相手の様子にまた昨日のように笑みを浮かべ、そして可愛いと一言を添える。)いつ発言したのかとか良く分からないから如何しても返事が遅くなってしまうもんね。(彼の様子にそう一言を続けてから今日の己の思った事をぽつりと添えた。そして昨日は沢山撫でて貰ったからそのお返しにと彼の癖の有る髪を撫でる。やっぱり彼は可愛いと一つ確信をして欠伸をした )
・・・だよな、うん。( 矢張り相手も同じ事を考えている模様、はぁと溜息を零した後にはやんわりと掛かってくる相手の重み、身体に力を入れて支えながらも髪の香りを嗅いだりし続け。続く言葉には動きをピタリと止めて小さく唸ったり。)なー。・・・むつき、他に良い所とか知ってるなら、其処に一緒に行きたいなぁと。( 髪を撫でられる感覚に瞳を細めて今度は安息の一息を零す。もっと快適に話せる場所があるなら相手と共に、と紡いだ意見はどんな反応をされるだろう、半分心配の意を込めながら顔を離してちらりと。)
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