［BML］捨てられ少年と悪の味方。

>称
いいえ。立派な売り子となれるよう、私が直々に調教して差し上げましょう。……せめて三日は楽しませて下さいね。

(と、暗にその強がりは三日と持たないだろうと宣言しては、にっこりと優しい笑みを向ける。……が、開かれた瞳は決して笑ってなどなく相手を真っ直ぐに見つめていて)

>狗藍
……狗藍、遅いですよ。既に2分遅刻です。それと、その呼び方は止めなさい。

(ピシャリと言い放てば「新たな商品は二つ。体調管理等は任せましたよ。……但し、勝手に実験体にしないように。」と釘を刺して)

それは私の策です。……易く逃がすはずが無いでしょう。

(ふ、と冷たく笑えば、相手の差し出した資料を受け取って「そういえば……貴方に頼みがあるのですが」なんて)

>憐桜.

はいはーい。相変わらず憐さんは厳しいっすなー。肩の力抜きなせェよ。

(全くと悪びれた様子なく笑みを湛え、おざなりな返事でさり気に相手の肩をぽんぽんっと叩き)

へえ、今回のも全て憐さんの手の内だったのか。んで、頼みってなんだい？報酬に憐さんの血くれんなら受けちゃる。

(一番興味深いのは目の前の相手でもあり、この機会に血液の採取でもしようと口角を上げ付け込み)

>狗藍
……全く、口の利き方に気を付けなさい。

(ジトリと睨むように見つめて言えば、しかしこれ以上は言っても無駄だろうと苦笑して)

おや、それでは釣りが出ますねぇ。貴方にはらえるのですか？

(と、嫌味ったらしく笑顔で返せば「薬の調合をお願いします。成分表は完成していますので、この通りに。」と)

>佐藤.

あぁ、コレが新商品の。ひひっ…イイネ。反抗的で脅えた目。何時まで保つかワクワクするよん。

(ガチャン、と牢の扉を開け中へ入れば相手の前に屈み込み。長い前髪で隠れた目で見据え、しげしげ観察しながら怪しげな笑みでカルテに記入していき)


>汐碕

えーっと、コレ家出っ子か。口開けてー。さもなくば注射かましちゃうぞ。

(薄い資料と相手を見比べふんふん頷くと無遠慮に顔へ触れ、脅しを掛けつつ口内に指を突っ込もうと診察を始め )


(/一応絡み文投下です。失礼極まりない奴ですが宜しくお願いします。 )

>憐桜

…あーい。

(冗談抜きに今の眼光には背筋が冷たくなり、その場しのぎであるも口を閉ざし)

ひひっ…そこは出世払いってので。ん、りょーかい。コレ急ぎかい？

(簡単に手に入るなどと毛頭思っておらず引き下がれば表へ目を通し、早速取り掛かるべく踵を返し)

>狗藍
……ふふ、良い子です。

(途端素直に口を閉ざす相手。その様子にくす、と思わず吹き出すように笑えば相手の頬をやわやわと撫でて「これからも良い子にしていれば、ご褒美を差し上げましょう。」と)

ご冗談を。いつでもニコニコ現金払い、ですよ。

(笑顔で己の唇の前に人差し指を当てて言えば「ええ、早急に頼みます。」と、相手の背に言って自らも仕事に戻ろうかと相手とは真逆に歩いていき)

>憐桜.

あ、憐さーん。今日中に終えたらご褒美ちょーだいね。

(他人からの接触は慣れないのもあり口元から笑みが消え、残る違和感を拭うよう頬を撫で歩き。ふと振り返れば小さくなる相手の背へ普段の如くちゃらけた声を張り、いそいそと研究室へ)

>狗藍
……出来が良ければ、な。

(微かに響いた相手の声に、普段とは打って変わった低く地を這うような声色で呟けば、事務所に入って書類製作に着手して)

>憐桜
も…もし、立派な売り子にならなかったらどうなんの?(此方を見つめる相手の瞳が笑っていない事が分かると何かの恐怖か不安が出てきたのか少し視線を逸らすと恐る恐る聞いて)

>晃壱
え…嫌だし。口開けたくない(注射という言葉を聞くと少し戸惑いを見せるも、すぐに拒否すると口を開けまいと逸らしながら抵抗して)
(/此方こそお願いします!)

>称
……そのような事にはなりませんよ。私が責任を持って買い手をつけましょう。貴方は高級品ですし、楽な仕事で済むよう優遇しますよ。

(ニッコリ笑いながらそう返せば「怯えずとも貴方ならば直ぐに出れますよ、こんな地獄からは……」と)

>憐桜
高級品…?って、楽な仕事って何?(どこにでも居るような18歳な訳で高級品と言われると不思議そうにするも仕事が気になるのか尋ねれば「本当の事言ってんの?」と少し疑い)

>称
貴方に与える役割は見世物館の一部……私生活を送る様を見せる事で気に入っていただき、買い手様に召し取っていただきます。

(そう告げればすっと目を開いて相手を冷たく射抜き「……居場所が欲しいのでしょう？家出して、家族に見捨てられて……挙げ句こんな場所まで来るくらいなのですから。」と何処か寂しげな表情で相手に問い)

>憐桜
私生活を見せる?(相手が言った役割に何故か疑問に思うとその理由を遠回りで聞くと、「っ…居場所があったらこんな所には来ない」言い返す言葉が見つからず暫く黙ってから答えて)

>称
……貴方はただ、普通に生活すれば良いのです。

(そう呟けば「そうでしょうね。だからこそ、貴方は傷付けたくないのです。」と。小さく困ったような微笑を浮かべて)

>憐桜.

うっひぃ…怖い怖い。直接言われちゃ漏らしてた自信あるな…くっはは。

(よもや最後の言葉で早足に立ち去り部屋へ閉じこもれば自分の肩を抱くよう擦り、内心ヒヤヒヤしながら笑い交じりに独りごちてデータベースを基に製作手順を踏み、研究所に籠もり)



>汐碕

じゃあ、服脱いですっぽんぽんになろうか。ぬぎぬぎしましょーねい。

(あっさり手を引くと服に手を掛け、歌でも歌うように声を弾ませブレザーを落としシャツのボタンを一つまた一つと外し、相手が次にどう行動するのかを伺い)

>狗藍

……私はどうすれば良いのでしょうか。

(微笑と共に呟けば、とある人物達へと想いを馳せる。救いたかった……ただ、それが出来なかった。まだ生きていると信じて、もういないと知りつつ金を稼いで送り続けては、誰かを傷付ける。)

……下らない。さて、次の予算は……

(思考を一時止めれば、カタカタとＰＣをいじりつつ呟いて)

>憐桜
へー、じゃあ、特に何もしなくて良いの?(納得したように言えば確認するように尋ねて、「…そうですか。傷つけるような事もするんだ」相手の言葉からそう思ったのか呟いて)

>晃壱
は…?ちょ、やめっ…何すんだよ!(ブレザーを落とされた事を不思議に思ったのか不思議そうにするもシャツのボタンを外されているのに気付くと更に抵抗して)

>称
ええ。したく無ければしなければいい。……但し、ああなりますが。

(パチン、と。軽快に指を鳴らせば遠くから悲鳴と鎖の音が響き。「役立たずは要りません。それは無論、貴方とて同じこと。……わかりますよね？聡明な貴方なら。貴方は"指示"された通りにすればいい。」と)

>憐桜
っ……(悲鳴と鎖の音に寒気がすれば何も言い返す事が出来なくなり、暫くすると少し寒気が治まってきたのか「…俺もあんな事になるんだ…。」一言だけ返し)