星野 葉月 2013-05-19 13:09:29 |
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……嫌じゃないけど…。
(図星を突かれギクリとすれば少し黙るものの不服そうにするも認めて。『ん……蒼暖かい…」モソモソと相手の方に近寄り相手にくっつき眠そうになりながらも相手の方に顔を向けながら笑みを向けて。)
お前の方が熱いっつの。…早く良くなれ、バカ葉月。
(身を寄せてくる相手を抱き直すと、額にそっと額をくっつけ熱を確認し。髪をとくように緩く撫でながら、相手が眠りにつくのを手伝って)
ん……うん…ありがと……
(バカと発する相手も内心己を心配してくれてると思えば悪い気はせずその言葉に小さく頷き。髪を触られれば先程より眠気が増して重くなる瞼を少し開けながら相手を見れば少し笑みを浮かべ『おやすみ…」そう発すると直ぐに寝息を立てて。)
ああ、おやすみ…。
(眠そうながらも微笑む相手が無性に愛しく、いつになく優しげな声音で返すと、寝息が耳に届いたあとも髪をゆっくり撫で。額にそっと口づけた後、普段より高めの相手の体温もあり次第に眠気に誘われ、相手を抱いたままいつしか眠ってしまい)
____……んっ…
(カーテンの隙間から入る日射しに眩しそうに眉間にシワを寄せればゆっくりと目を開けてまだ寝息を立てている相手を見るなり笑みを浮かべ。『…下がってる……良かった…」自らの額に手を当てれば安堵の息を漏らし再び相手を見れば髪を撫で『ありがと…」と小さく呟き。)
ん……、
(髪を撫でられる感覚に瞼を震わせれば、腕の中の温もりに無意識にすがるように擦りよって。やがてゆっくりと目を開けるとぼんやりと相手が視界に入り「葉月……、…やべ、寝ちまったのか…」未だ眠い目を擦りながら呟き)
あ、おはよ……。
(子供を撫でているような気分になりながら目を細めながら相手を愛しそうに見詰めて。目を開け己を見る相手におはよと声をかければ『もう少しゆっくりしてても良いよ?」少し起きるには早いためもう少しと相手に告げながらベッドから降りて。)
…ん…、っつーか今何時…?
(寝起きのぼんやりした思考で、確か一緒に眠ってしまったのは午後だった事を思い出すと、眠気のせいではっきりしない発音で時刻を問い、スマホを探すような仕草を見せ)
えっと……5時半前だよ。まだお母さんとか帰ってこないから朝ごはん作っとかないと。
(相手が時間を問い掛けるのに部屋の時計をチラリと見れば微笑みながら答え。髪をゴムで縛りポニーテールにすれば少し伸びをし「何作ろうかな……』んーっと顎に指を添えながら考えて)
五時半か……、…って待て、朝ごはん!?
(時刻を聞き、夕方まで眠ってしまったのかとぼんやり考えるも、次の“朝ごはん”という単語にバチっと目を覚まし。手にしたスマホで慌てて日時を確認すると、確かに翌日の早朝になっており。「マジか…」まさかあのまま相手の部屋で一晩過ごしてしまう事になるとは思わず、やってしまったというように頭を片手で抱えて溜め息を)
ちょっと寝過ぎちゃったね……ご飯作ってる間にお風呂かシャワー入る?
(マスクを付けながら苦笑いを浮かべながらも己の熱で汗をかいただろうと思い問いかけて。『……蒼…体ダルくない?大丈夫?」己の風邪がうつってはいないかと心配になり。頭を抱え溜め息をつく相手に少し首をかしげれば少し固まり家族が帰って来たらなにか勘違いされるのではと内心焦りつつもなんとかなるだろう!と信じ。)
体は今んとこ何ともない。つーかシャワー以前に、まずお前んちの家族は俺が此処にいる事知らねぇんだろ?
(体調を気にかけられれば軽く頷き問題ない事を伝え。シャワーを浴びたいのは山々だが、理由はどうあれこんな時間から相手の部屋に自分がいる事実はどう考えても相手の家族に誤解を与える事になるだろうと考え。「かといって、やましい事があるわけじゃねぇのにこっそり出ていくのも逆に怪しまれるよな…」と少しの間悩んでいたが、「…よし、挨拶してく」と決意を口にし)
あ、まぁ……そうだね。
(相手が述べた言葉にすこし考えつつも母親には伝えたから大丈夫だろうとはおもうも首を傾げそれに弟が帰ってきてるはずだからと特に心配することはないだろうと考え。「え、挨拶?ん……別にいいけど……お父さんが厄介なんだよな……」相手の言葉にキョトリとするもんーと少し考えたあと小さく頷きとはいえ己の父親が親馬鹿な為なんて言うだろうかと少し考えては苦笑いを浮かべて)
親父は何処の家も厄介だろ。それに…いつかは正式に挨拶する事になるからな。
(幾ら強気な性格と言えど、いざ相手の父親に挨拶となれば付き合いを反対されるかもしれないという緊張感はやはりあるわけで。しかし将来を共にしたい相手の父親にはいつか必ず挨拶する事になると考え。布団から抜けベッドに腰掛けてはまっすぐ見つめながら伝え)
あ、いや……付き合うとかに関しては反対しないけど…親バカだから…。……今から楽しみにしとこ…。
(相手の想像している親父とはかけ離れているだろう己の父親を思い浮かべれば少し首をかしげれば相手に訂正した言葉を述べて。正式に挨拶をするだろうという相手に少し照れるもすぐに笑みを浮かべ楽しみにしとこと小さく呟いて。)
可愛がられてそうだもんな、お前。兄弟からも。
(何となく想像がついて納得したように頷きながらふっと笑い。朝食の準備をすると言っていた事を思い出せば「まだ家族は寝てんだろ?俺も手伝うか?」挨拶するにしても何もしないで待つのもどうかと思い、提案してみて)
大袈裟……まぁ幸せではあるよ…。
(クスクスと小さく笑えば大袈裟だと言うも笑みは浮かべたままで。相手が問いかけてくれば『あ、うん…お願いしてもいい?」小さく頷けばいつ起きるかなと時計を確認し。)
了解。
(手伝いについて頷けば制服のまま寝てしまっていた為乱れた服装を簡単に直し。未だ寝間着のままでいる相手に視線を移しては「また手伝ってやろうか?着替え」と口角上げてからかって)
バッ…バカ!
(相手の唐突な発言に目を見開けば相手がからかっているのだと分かりフイッと顔を逸らしながらバカと告げて。『…たく……からかわないでよ…」そそくさと着替え始めればぶつぶつと言い内心は心臓バクバクで。)
いいじゃねぇか、そのうち全部見る事になるんだから。
(むきになる様子にくくっと可笑しそうに笑いながら、着替え始める相手から目をそらさず楽しげに見つめ)
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