素直じゃなくて悪かったな！（ＮＬ）

綾人早いよ ～!
はぁ …よし !行くよ ?
(貴方より少し遅れて到着して息を整えると、店の扉を開けて入り)


(あげておきますね～!)

おう・・・・やっぱ俺、最初は客な。
（店に入った相手に続き、店に入る。・・・なんか女の制服露出高すぎるんだが、なんて考えながら、最初は客になる、と。理由はもちろん、客かバイトか、どっちが守りやすいか測るため。客な、なんて言うなりさっさと席まで歩いて行って）

（（遅れました、すみません！））

うん !
じゃあ、行ってくるね ♪
(客と聞くとわかった、と頷いて小さく手を振って店の奥に消えていき)


(大丈夫ですよ♪)

・・・コーヒー。
（相手が店の奥に行き、自分はとりあえず注文。注文を取りに来た女の衣装を見てあいつもこんなのを着るのか、なんて思えば頭痛、と同時に少しの期待。コーヒーが運ばれてくるまでとりあえず店内の様子を見ることにしよう）

（（ありがとうございます；））

いらっしゃいませ ～♪
(店の奥に行き少し経つと案の定露出の高いメイド服のような姿で店に現れ、男性スタッフや客の目線には気付かず笑顔で接客をして)


(私も遅レスなんで気にしないで下さい!)

っ・・・・ッチ。
（相手が出てくれば変なざわめき、それにつられるようにそちらに視線を向ければそこにいたのはやはり先ほどの女と同じような服装の幼馴染で。そこにいた男の視線に気づけば舌打ち。コーヒーが運ばれてくればその女の顔が少し赤かったのは気のせいだろうか。それよりも、男共の行動に気をつけなくては）

え ?メアドですか ?
えっと ー…。
(料理を運んで行った先の他校の男子にメアドが書いた紙を渡されて困りながら対応して)

・・・・おー、健太じゃーん、何久しぶりーぃ。
（さっそく厄介事が。あれは他校の生徒だろうか。はぁ、と溜息をつくなり立ち上がり、無理やりその男子生徒の隣に座って、姫華にはどっかいけとでもいうように手を払って。）
・・・・おい、あれに手ぇ出してみろ、一生太陽拝めなくしてやるよ・・・
（もちろん知り合いでもなんでもない、自称健太君の肩に腕を回せば耳元で低く、重く囁いて。己の顔は悪鬼のごとく怒りに満ちているのだろう）

あ 、綾人 !
ありがとう 。
(貴方が来てくれるとほっとしたような表情になり手で払われるとありがと、と小声で言って小走りでカウンターに戻り)

・・・んじゃ、そんなわけなんで・・・じゃあな、健太クン？
（青ざめて首を縦に振る自称健太君とカウンターに走っていく幼馴染、それを確認すれば口元にニイと怪しげな笑みを浮かべ、自分の席に戻って行って、コーヒーを一口。ほっとしたような表情するくらいならこんなバイト止めちまえ、なんて重いながら）

綾人 、ありがとう。
知り合い ?
(少し経ってから貴方のテーブルに行きお礼をいって健太くんと言ってたことを思い出し知り合いだと思い尋ねて)

ん？ああ、知り合い知り合い。・・・てかお前、嫌な思いすんならこんなバイト止めちまえ。
（もちろん嘘。だが、ニーッコリと笑みを作り古くからの友人だ、と。そしてすぐに言わなければいけないことを思い出し、眉を顰めて）

そうなんだ !
別に嫌な思いはしてないよ …?
ちょっと困っただけ 。
(バイトは辞めたくないため貴方に心配を掛けまいとニコッと微笑んで)

・・・もし体触られたりしたらとっとと止めろよ？あと俺に言え。あとコーヒーもう一杯。
（止めたくないらしい、相手の気持ちもあるだろう。溜息をまたついたなら一応注意だけはして。そしてついでに追加注文。バイトの時間までにあと一杯くらいは飲めるだろう、と）

うん 、心配してくれてありがとう !
はい 、ただいま ♪
(自分の気持ちを心配しながらも尊重してくれることが嬉しくとびきりの笑顔を向けてコーヒー、と言われるとカウンターに戻り)

止めろ、なんて言えねぇな・・・
（あんなに嬉しそうな顔をされたら、言えるわけがない、困ったように、だがどこか楽しげに息をついて、コーヒーを待って）

どうぞ ♪
(ニコニコ微笑みながらコーヒーを注いで)
あと少しだから待っててね ♪
(今日は比較的空いていて早く帰れるらしく待ってて、とだけ言うと再び店の奥に行って)


(一旦落ちます!また夜来ますね♪)

あっ、おい・・・・俺バイトあるっつっただろーが・・・
（コーヒーを貰えば奥に引っ込んでいく相手、それの背中に小さく呟いて。どうしようか。あいつを送ってからバイト先に行くのは時間が厳しそうだ。ということで、カウンターに行き、料金を支払うのと同時に紙を渡して）
あの、すんません、これ松井姫華に渡してください。
（渡したメモ、内容は「バイトあるからじゃあな」だけ。確実に相手に気づかれない今行くのがいいだろう、そうも考えたための行動。店員にメモを渡せばそそくさと店を出て）

（（了解です！））

綾人行っちゃったの !?
そっか …ありがと !
(店員から受け取ったメモを見て少し落ち込むが一緒に働いている男性スタッフの一人から家まで送ってくれる、と言われ貴方のことが脳裏によぎるも一人で帰るよりは、と思い受け入れて)


(ただいま戻りました!
あげておきますね♪)

遅れてすんませーん。
（バイト先、とある喫茶に入れば聞こえる女達の煩い声。それを全てスルーし、奥へと入れば制服に着替えはじめる。あいつ、大丈夫だろうな、なんて思いながらも、まあそこまで馬鹿ではないだろうと。）
・・・たまには、信じてやるか。
（きっと大丈夫、ふぅ、と息を吐いて着替え終わったなら店に戻り、店に入ってきた女性に向けてだるそうに一言。）
お帰りなさいませ、お嬢様。
（そう、ここは執事喫茶。だからバイト先を言いたくなかったのだ）