瀬戸 綾人 2013-01-11 21:56:16 |
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クレープ?確か駅前にクレープの店があったな・・・行くか
(顔の赤みは取れただろうか、そう心配に思いながらも口元を覆っていた手を外し、歩き出す。駅前、変な奴に絡まれることがなければいいのだが。)
・・・じゃあ買ってくるから、ここで待ってろ。
・・・いいか、くれぐれもおとなしく、おとなしくしてろよ。
(駅につき、ベンチを指させば相手に待ってろ、と言い財布を取り出して。念を押すようにおとなしく、と二度繰り返せばクレープ屋に向かうのだろう。辺りを見る限り、他校の生徒もたくさんいる、早く帰らねェと、なんて考えながらクレープの列に苛立ち舌打ちをしながら並んで)
う 、うん。
(念を押されやや引き気味にベンチに腰掛け)
え ?でも、今人待っててぇ …。
(ベンチに座り少ししてから他校の男子数名に声を掛けられ困ったように対応して)
っ・・・・あんの馬鹿っ・・・
(クレープを注文し、チラと後ろを見ればいつものように絡まれている幼馴染。それに気づけば乱暴に金をだし、早くしろとでもいうように店員を睨み脅せば、やや駆け足で近づいて)
おい・・・それ、俺の連れなんだけどよ・・・どっか行ってくんね・・・?
(目付きの悪い瞳、額には青筋。だが、それも両手に持つクレープで迫力は半減してしまっているだろうか。もし両手が空いていればすぐに潰してやるところ。)
あ !綾人 ~!
(貴方がこちらに来るのを見ると呑気に小さく手を振って貴方が側に来ると他校の男子は逃げて行き)
あの人たちね 、姫のこと可愛いって言ってくれたの 。
(貴方の心配などよそにえへへ。と言いながら微笑んで)
・・・・・ったく、本当に馬鹿だなお前は。楽観的で、お気楽で、能天気で・・・馬鹿だ。大馬鹿。
(はあぁ、大きな溜息をつけばしゃがみこんで)
もっと危機感を持て。変なとこに連れてかれたらどうすんだ?
・・・・ってか、俺がいない時に声かけられてもついていくんじゃねぇぞ。
(眉を顰め忠告をすれば片手のクレープを差し出して)
馬鹿馬鹿言わないでよ ~!
(しゃがみこんだ貴方の頭をポカポカ叩き)
うーん 、でもイイ人だったよ ?
クレープありがとう !
(貴方の話もまともに聞かずクレープを受け取り満面の笑みを向けて)
いってぇな、さすが馬鹿、馬鹿力って奴か?
(叩かれれば立ち上がり、相手を見下して口元に笑みを浮かべればからかうように言って)
お前なぁ・・・・。・・・はぁ、帰るぞ。
(全然分かっていない様子の相手に呆れと不安と苛立ちが一気にこみ上げてくる。何を言おうかと拳を握りしめた瞬間、向けられた相手の笑みに力は抜けて。)
・・・ほ、ほら。手。・・・・こうしてれば、変な奴らに絡まれねぇだろ?
(顔を赤くし、右手を差し出せば視線をそっぽに向けて。変な奴らに絡まれないようにするため、というのもモチロン理由の一つだが、一番の理由は純粋に手をつなぎたいから、というわけで。いつも素直になれないため、こういうところで理由を探すしかないのだ)
馬鹿って言う方が馬鹿なんだからね !
(無意識に上目遣いで見上げて言い返して)
うん ♪
綾人は優しいね っ!
(クレープを少しずつ食べ進め差し出された右手をぎゅっと握って微笑んで)
馬鹿は馬鹿だろ。
(そっけなくいいながらも上目遣いを受け、また目線をずらして)
・・・意味分かんね。
(優しいね、なんて言われれば小声でぼそり、呟いて、握られた手を握り返す。顔はもちろん、紅に染まってるのだろう。手つなぐのなんていつぶりだろうか、そんなことを考えながらクレープを食べる相手の横顔を見て)
なんで目逸らすの ?
こっち見てよ !
(貴方の気持ちなど知らず目線をずらされたことが気になったのか無神経にも言い放ち)
美味しい ~♪
(横顔を見られていることに気付きニコッと笑みを向けて)
・・・お前の馬鹿面見てたら馬鹿が移りそうなんでな。あと、小さすぎて視界に入らない。
(視線を相手から外し、鼻で笑いながら言えば相手の小ささを強調するように相手の頭に手をのせて)
っ・・・・ま、まあ、また気が向いたら、行くか。次は奢らねぇけど。
(笑みを向けられれば何もなかったかのように視線を前に戻し、相手の言葉を聞いてまた行くか、と)
も~ !知らない !
(顔を赤くして怒り頭に手を乗せられると勢いよくしゃがんで)
うん ♪
また奢ってね ?
(クレープを食べ終えてマンガのように鼻にクリームを付けてまた奢ってくれるかと顔を覗き込んで尋ね)
(そろそろ落ちます !明日(今日)は何時ごろに来ますか?)
事実なんだからしょうがねーだろーが。
(こういう時も口の悪い自分、これでは相手の印象は悪くなるばかりだろうか。相手がしゃがめば腰をかがめてまた頭に手を置いて)
奢らねェっつってんだろ。・・・・ま、気が向いたら奢ってやる、かもな。・・・って、ついてんぞ。
(相手の鼻の上のクレープを見れば眉を顰め、指で取ればその指を舐める。甘い、なんて思った次の瞬間、顔は真っ赤、一気に真っ赤に。お、俺は一体何を、なんて若干パニックになりそうになりながらも動揺を悟られないように腕で顔を隠して上を向いて)
((了解です。明日は恐らく午後からこれると思います。1:30~2:00くらいでしょうか・・・))
酷いよ …、そんなに意地悪言わなくてもいいじゃん 。
(馬鹿と言われ次第に悲しさと悔しさが溢れ瞳に涙を浮かべるが貴方に知られないようにと俯いて顔を腕で隠し)
じゃあ、姫もバイト代入ったら奢ってあげるね ♪
ん 、ありがとう !
(貴方に言わずにでバイトを始めていたことも忘れ、明日バイトだ~。などと呑気に言ってクリームを取ってもらいニコッと微笑み掛けて)
(早めに用事が終わったのであげておきますね♪)
っ・・・・すぐに泣いてんじゃねェよめんどくせぇ・・・
(相手が泣いていることくらい容易に分かる。長い間一緒にいるのだから。謝りたいが、口を突いて出てきたのはいつも通りの暴言で、相手の頭から手を離せば後ろを向いて距離をとった。自分の表情も、歪んでいるのだろう)
お、おぉ・・・・は?・・・バイト?
(礼を言われると照れくさそう短く返事をするのだが、次の相手の言葉には一気に赤みは退き、顔が青くなっていく。この馬鹿今なんっつった?一応聞き間違いかもしれない、僅かな希望を持って確認するように問いかけて)
((遅くなりました;では、よろしくお願いします!))
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