瀬戸 綾人 2013-01-11 21:56:16 |
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綾人なんて嫌い …。
(しゃがみこんだまま思ってもいないことをつい口走りぼろぼろと涙を長し)
言ってなかったっけ ?
姫バイト始めたの ♪
(一瞬きょとんとするがすぐにいつも通りの笑顔を浮かべて)
(こちらこそよろしくお願いします♪
遅レスになりますが大丈夫ですか?)
・・・・俺も、てめぇなんざ大嫌いだよっ・・・・!
(嫌い、その言葉が出た時点で自分の何かが切れた。今までに何度聞いただろうか喧嘩の元のそのセリフ、未だに慣れない、慣れたくない。思っていること、本心とは正反対のことを振り絞るようにして言い、拳を強く握りしめて。これ以上ここにいたら何を言うか分からない、相手の方を見ることなく歩き出して)
はっ・・・・き、聞いてねェよっ!!お前のオバサンには言ってあるのか!?
(こんな調子だと相手の母にも言っていない可能性がありそうだ、なんて心配のしすぎだろうか。慌てたような口調で冷や汗を流して)
((全然大丈夫ですよ!こちらも遅くなるかもしれませんが、ご了承ください;))
… !
最低 !綾人の馬鹿っ …!!
(大嫌いと言われそれが貴方の本心でないことはわかっていながらも耐えられずあまり荷物の入っていないバッグを貴方の背中目掛けて投げてそのまま走り去り)
ママにはちゃんと言ってあるよ ?
あのね 、制服がすっごく可愛いの ~♪
(近所で制服が可愛く露出が多いと評判のファミレスで働き始めたと嬉しそうに告げて)
(ありがとうございます!!
30分くらい遅れるかも知らないですが落ちるときはきちんと言いますね!)
いってぇなっ・・・!!っ・・・・知るかっ!
(相手が走り去り、思わず伸ばした手、それを引っ込め舌打ちをすればベンチに腰かけて。昔から、だ。くだらないことで喧嘩して相手を泣かせて、しばらくして仲直り。・・・どんな方法で仲直りしてたかなんて、毎回違った。知るか、なんて言ったものの相手がまた変なのに絡まれてないか心配で視線は行ったり来たりしていて)
・・・・明日バイトだっつったよな、連れてけ。
(青筋がビキッと浮かび上がるのを感じた。こいつがバイト?可愛い服で?嫌な予感しかしない、ろくなことがない気がする。こいつはセクハラされても気づかないのだろうか、いや、そこまでは大丈夫か?そう思ってもやはり不安、目を無意識のうちに細め若干上から睨み付けるような、威圧するような感じで言って)
((了解しました!))
… 。
(しばらく行った先の公園のベンチに腰掛けていまだにぼろぼろと涙を流し続け)
え ?うん 、いいよぉ ♪
(貴方の心配など知らず、楽しみ~。と言いながらニコニコと笑みを浮かべて)
(ありがとうございます!
では本体はこれで♪)
・・・・・はぁ・・・
(ようやく落ち着いてきた気分、行くか、と小さく呟き重い腰を上げる。あいつの鞄と俺の鞄、二つを持ち、歩きはじめる。だんだん早足に、更には駆け足に。どんどん早くなるスピード、沈んで行く陽。どこにいるのか、分からない。が、走り続けるしかない)
ああ、楽しみだなぁ・・・そこって、男もウエイターできんのか?
(セクハラをもししてる奴がいたとして、そいつをぶっ飛ばすのが楽しみだ、いや本当に。一緒に働くか、働かずに客をぶっ飛ばすか、どちらかで心が揺れているところだ。)
… 暗くなってきちゃった 、綾人ぉ 。
(徐々に辺りが暗くなってきて寒さと淋しさで無意識に貴方の名前を呟き)
んー 、多分大丈夫だよ ?
綾人も一緒に働きたいの ?
(顔を覗き込んでいたずらっ子のような笑みを浮かべて)
・・・はぁっ・・・呼んだか・・・?
(ようやく見つけた相手。遠くからゆっくりと近づいて行けば聞こえてきた己の名。相手の前に立ち、軽く息を整えながら相手を見て、帰るぞ、と一言)
ああ、金欠でな。
(相手のため、とは言わない、一緒に、とも言わない。表向きは金稼ぎ。顔を覗き込まれればそのいたずらっ子のような顔の額に軽くデコピンをして)
ふぇ …?
綾人っ …!!
(貴方の姿を見ると勢いよく抱き付いてその手は寒さなのか怖さなのかわからないがガタガタと震えており)
じゃあ、頑張って姫にまたクレープ奢ってもらわないとね♪
いてっ !
(ふふ♪っと楽しそうに微笑みデコピンをされると不満そうに頬を膨らまして)
おっ、おいっ・・・・・!?・・・・はぁ、ほんと、馬鹿。
(抱き着かれればもちろん顔は真っ赤に。どうしたのか、どうすればいいのか。顔を真っ赤にしながら、相手が震えているのを感じる。はぁ、と溜息をつけば相手を力強く抱きしめて耳元で再び馬鹿、と。顔を見られぬよう、見ることができないように強く抱きしめて)
そうだな。さ、とっとと帰んぞー。
(相手が頬を膨らめるのを見れば満足そうに、楽しそうに口元に笑みを浮かべ、先に早足で歩きだして)
ごめんなさい …!
… 馬鹿でもいいもん 。
(ぎゅっと力強く抱き付いて貴方の胸元に顔を埋めて)
うん ♪
(早足で歩く貴方の後を小走りで歩きながら追い)
あ、今日ね姫のママとパパ仕事で居ないの …一人じゃ淋しいから家きて ?
(ふと思いだし特に深いことは考えず貴方の顔を覗きながら少し首を傾げ尋ねて)
・・・・・ったく、帰るぞ、馬鹿。
(ふ、と思わず笑みを零し、相手の後頭部をポンポンと叩くように撫でれば、相手から離れて鞄を差し出して。)
はっ!?・・・・その歳にもなって情けねぇな・・・
(強がって言うものの、声は若干震えている。そんな自分に情けない、と思う反面、久しぶりで楽しみという気持ちも強くあって)
… うん 。
(鞄を受け取り涙を拭いながら小さく頷いて)
いいじゃん 、淋しいんだもん。
(頬を膨らまして貴方を見つめ)
(少し落ちます、夜また来ますね♪)
(とりあえずは、また仲直りができてよかった、と喜ぶべきだろうか。涙を拭く相手を見てふ、と笑い)
しょ、しょうがねぇな・・・よ、夜は帰るからなっ!?
(一応言っておく、夜は絶対に自分の家に帰ると。さすがに年頃の男女が一晩二人で同じ家で過ごすのは、俺には無理だ。)
((了解です!))
うん !
ありがとう 、綾人 ♪
(来てくれると聞くととびきりの笑顔を向けて)
(時間があったので返しておきます♪
文があまりうまくなくてごめんなさい!)
さっさと行くぞ。
(礼を言われると少々照れくさかったのか、ふいと顔を前に戻せば早足で相手の家に向かって)
((こっちも夜外出するかもしれないので返しが遅れるかもしれませんが、必ず返すので!))
うん ♪
あ 、綾人 !
(早足の貴方に追いつこうと小走りで付いて行き先程の出来事もあり淋しかったのか空いていた貴方の右手をぎゅっと握って)
(了解です!)
っ・・・・あ、明日お前より早くバイト落ちるな。
(手を握られ一瞬スピードが落ちるが、再び勇気を出してぎゅっと握る。明日のことを考えればあ、なんて声を上げて。明日は自分のバイトもあったはず、と思い出して。)
ああ、俺もバイトだからな。
お、ついたか。
(そういえば、自分も相手にバイトやってること言ってなかったっけ、なんて思えばお互い様だったと笑みを零す。家につけば久しぶりだな、なんて思いながら家を見上げて)
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