すこしふしぎでなにかおかしい【3L/仄暗】

名前：ダニエル
性別：男
年齢：外見上は19歳から20歳ほど
役職：アンジェラのイマジナリーフレンド

病状：病院へ該当する症状はなく、むしろ存在その物が論外。アンジェラの精神によって生じたため彼女の病状の一つと表現した方が相応しい。

容姿：一滴の水も混ざらないインクにも似た黒色の髪は横が頬辺り、襟足はうなじが見えずシンプルな形状で癖は少なく全体的に真っ直ぐ。やや目にかかる前髪は不規則にジグザグとしている。二重瞼の若干小さな瞳孔に月白の虹彩を持ち、名の通り見る者へ夜空に浮かぶ月から発した光を連想させ、瞳の僅かな青は控えめに輝くにも関わらず黒い頭髪と対を成す事で際立った印象を与える。長い四肢の繋がる体は標準と比べて痩せ型へ部類し、肌は白く騒音を取り除いた空間のような静けさを漂わせる顔立ち。身長176cm。首周りは少しゆったりとした余裕を持たせながら広がり、袖が両手の一部を覆い隠す長さをした黒いタートルネックを着用。正面をボタンで留められている青鈍色のコートは太腿まである丈で、フードに白色のボア生地が縁取られている。カーキグリーンのスキニーパンツを履き、靴は左右それぞれに金具と共にベルトが巻き付く短な焦げ茶色いブーツを使用。

性格：感情はどれも欠ける事もなければ歪んでもおらず、しっかりと宿ってはいるのだが、表情の豊かさが通常と比べて少ない傾向にある。浮かべるものはどこか薄っすらとしており、花が咲くような明瞭だとは言い難い。けれども、これは自ら抑えているという訳ではなくその状態は初対面やお互い少ない関わりに多く長い間にわたって話し合い、良好な関係を結んでおけば以前までの少々距離を感じる雰囲気は減少していき柔らかいように思われ、次第に相手へ見せる表情も増えていく。しかし、誰より最も見せる顔が違い、心の内を一番に明かす対象はアンジェラである。同時に感情が例え、良い意味であろうと悪い意味であろうとも、揺れ動きやすくなるのは彼女本人とその身の回りに影響を及ぼす何かしらの物事。どことなく飄々とした佇まいに穏やかな立ち振る舞いとは反して、特定の条件を満たす場合に現れる利己的かつ自己犠牲的な面を兼ね備えている。

備考：アンジェラのイマジナリーフレンドとして存在し、「育ての親」「友人」「恋人」の姿を持つ。アンジェラが入院する前からもした後からも自分で出来ない周囲の事や読めない文字、分からない言葉にはどのような意味があるかなどを教えている。彼女が見ている世界と本来の世界を自分の任意で見る事が出来る。アンジェラの両親を殺害したというのは情報として複数の医師と研究者に伝えられているが、何故殺したのかという理由を知る人物は未だいない。

ロルテ：
夢中になって読んでいるところ悪いけど、向こうを見てご覧。教授が読んでいるよ。
(あと数十分で昼へと迫る時間帯、本来ならば置かれていない小説に目を通していたが視界には記憶の一部と化した医師が映り込み。時計を確認してから日にちを思い出せば、もうそんな頃だったかと口内で呟いて。スピンを挟んでから隣へ座り、今にも穴が空きそうなほどに図鑑を見つめるアンジェラへ視線を変えては驚かせないように、それでもはっきりと伝わる声量で話しかけ。教授だなんて呼んだが実際は定期検診だろう、そう思いはしたがもう慣れてきてしまった自然な振る舞いで微笑み。「さあ、行っておいで。僕はここで待っているから」手にしたそれを少し名残惜しみながらも、頷き医師へ歩み寄っていって。その姿を送り、ひらひらと降る片手を止めては背後から覗く相手へ体勢を向かせ、薄い線を引く口を開き)
───知っているよ。昨日から見えていたんだろう、僕の姿を。

募集：「ダニエルの可視化が出来、初めて干渉する事が出来た患者」を一人。性別共に年齢不問。


(/>4の者です。pfが仕上がったので確認をお願いします。不備や付け加えなどありましたら、どうぞご指摘ください！)

＞トピ主様
( / 参加許可ありがとうございます！性癖を詰め込んだキャラだっただけにお褒め頂き本当に嬉しいです…！これからよろしくお願い致します！)

＞ネル
＿＿ああ、やっぱり君のお花だったんだ。これ、要らないなら僕が貰ってもいいかな？
(診察の予定もなく暫し時間を持て余していた頃、暇つぶしにと廊下を徘徊していたところ真っ白な廊下に点々と落ちた花を見つけ。こんなところに落ちているとなれば十中八九落とし主も把握でき、花をひとつひとつ拾い上げながら続いていく方へと歩みを進めていけば案の定花の落とし主であろう相手に行きついて。症状のせいもあるだろうがそれを差し引いても何処か浮世離れした不思議な雰囲気を持つ相手、その背後から静かに声を掛ければ拾い上げた花々を手にしたまま歩み寄っていき)
( / 初めまして、早速絡ませて頂きました！何とも不思議な魅力のある息子様で、お話しできるのを密かに楽しみにしておりました…！これからどうぞよろしくお願いしますね！)

＞all
＿＿うーん…参ったなあ、悪戯好きな子が多いんだから。
(暖かな日差しが降り注ぐ中庭にて、楽しげに遊び回る子供達から少し離れたところでうろうろと辺りを見渡しながら小さく溜息をつき。彼らの心のケアと称し一緒に遊んでいたまでは良かったのだが、どうやら遊んで興奮し過ぎた子供に自身の十字架を隠されてしまったらしく。子供の悪戯とはいえこの病棟は特殊な患者達ばかり、悪意はないにしろ中々見つけるのには骨が折れるだろうことを思えば流石に少しばかり困った様な笑みで呟きを漏らし。一先ず子供が隠しそうな花壇やベンチの下などを探し始めて)
( / 初めまして、この度医師で参加した者でございます！早速絡み文を置かせて頂きます。
些か胡散臭いというか面倒臭いというか、変わった性格のキャラではございますがこれからどうぞよろしくお願い致します！)

>>ｳﾞｧﾚﾘｰ様。

…こんにちは先生。そんな花が欲しいのかい?鑑賞用にも食用にもならない花だ、それでも善ければどうぞ。
花なんて毟っても毟っても明日にはまた咲いてくるから。
(ふと後ろから声を掛けられてはぴたり、と立ち止まりゆっくり振り向いてはにっこりと笑顔を浮かべて。声の主である彼をじっくりと穴が開きそうなほど見詰めては手に抱える己の花を視界に捉え、何故そんな花を欲しがるのかと不思議そうに首を傾げて。己からしては邪魔な花、それを欲しがるのならばと断る理由も無く彼に差し出しては“どうしてそんな花が欲しいの?”と拭えない疑問を彼に問い掛けつつ、ぷちりぷちり、とゆっくりとした動作で花を毟り。)


(/初めまして!これからよろしくお願いします!
お褒め頂きとてもとても嬉しいです!
優しさの中に狂気が混じりあってる息子様は個人的にぐっと来るものがあり、これからの絡みが楽しみです!)

(/ 映画のような素敵な設定ですね！
高度な専門医療従事者ではなく医師や患者の雑用をする病院スタッフとして参加したいのですが、よろしいでしょうか？

＞ネル
どんな花でも元は君の一部だろう？君に巣食う病の象徴だとしても、ただ捨て置くなんて何だか寂しく思えたんだよ。
(此方に笑みこそ向けてくれたものの、本人は無意識だろうか"そんな花"などと何処か自嘲すら感じる言葉は同じ年頃の少年達よりも幾らか大人びた印象を抱かせるもので。少しだけ困った様な笑みを浮かべながら肩を軽く竦めて見せると抱えていた花の花弁を指先で撫で、相手を想うが故に感じる花への愛着を語れば「それに一本では味気なくとも、整え方次第で魅力を引き出せるのも花の醍醐味だよ。これだけあるならリースの飾りにでもと思ったんだけれど、一緒にどうかな？」こうして話している間も花を毟る相手の方へと片手を差し出し、病を無為に摘み取るだけでなく上手く付き合っていけるようにと一つの提案を口にして)

>>ｳﾞｧﾚﾘｰ様。

僕の一部だろうけど、こんなの僕自身は望んでないからね。こんな一部は懲り懲りだよ。…なんてアンタに云ったところで変わりっこない事実だから仕方ないんだけどさあ。
(彼の言葉を静かに聴いているもにっこりと柔らかな笑みを浮かべたまま、少々皮肉とも捉えられることをぺらりぺらりと告げてみて。その言葉は抑揚も何も無く只只述べているだけで本心かどうかも伝わりづらい、それでも彼に告げるからには少なからず本当のことも混じっているだろうか。ぷちりと毟った1つの花を眺めながら、1枚、2枚と花弁を千切り、それを差し出された彼の掌へ載せるようにしてみて。“リース?何個出来るんだろうね、愉しみだなあ。…そうと決まれば早速作ろうよ、先生。”彼の提案に持ち前の好奇心からかそんな事を告げ、何処と無く雰囲気に愉しみの色が混じり。)

＞ネル
…ふふ、分かってるよ。"汝の敵を愛せよ"なんて、当事者として言える人なんてそれこそ神様位…だから君の行為を正すつもりはないよ、僕の行為だってただの独善に過ぎないんだから。
(皮肉にも感じる相手の言葉は最もな意見、神父のような装いをした自分が言ってはどうしようもないが現実は神の御言葉通りに運ぶには難しいことも理解しており。あくまで自分のエゴでしかないと自覚しているからこそ相手の言葉には苦笑するしかなく緩く首を傾げながら呟きを漏らせば掌に乗せられた花弁をそっと握り。病と呼ぶにはあまりに綺麗過ぎる花弁を見つめれば不意に相手に向けたものとは違う、何処か愉悦を滲ませたような笑みを一瞬浮かべると「ありがとう、材料はもう談話室に運んでるんだ。実はあんまりセンスには自信がなかったから、お手伝いが出来て心強いよ」すぐに表情はいつも通りの温和なものへ、それから乗り気になってくれたらしい相手に礼を言うと廊下を進み談話室へと向かって)

名前：漆　黒　(　うるし　くろ　)

性別：男
 
年齢：24 

役職：研究者
  
容姿：何色にも染まらない程の真っ黒な髪は全体的に短めでアシンメトリー。前髪も眉より上でツンツンさせている。顔をほぼ半分覆い尽くしている火傷の跡がある。瞳は髪と同じで、光を捉えない程の黒色、若干つり目。身長173cmで細身。服装は黒色のワイシャツに真っ白な白衣。黒色のスウェットにスリッパ。両耳には沢山のピアスをつけていて片耳に4、5個はつけている。

性格：患者に対してはいつもにこにこしていて、とてつもなく好かれる人間ではあるがそれは外面だけであり腹の中に疼いている感情は何とも言えない黒く汚いもの。その中身はまるで氷のように冷たく患者をただの実験道具、医師はそれを育てる飼育員としか思っていない。患者に対して好かれる人間になる理由は実験しやすくなるから。様々な症状を研究して謎を究明するのが快感な様で究明出来るのであれば何でもさせるし何でもする。口調は柔らかく人当たりがいいものの話す事はなんとも残酷で無惨。

備考：同じ研究者達からは一目置かれる存在ではあるが性格故に誰も近付かず一匹狼として研究している。幼少時には既に猫や犬等、様々な死体を解剖したり、ホルマリン漬けを作ってみたりと小さい頃から狂っていた様子。それには何か原因が有る様だが誰も知らなければ話そうともしない。誰も見た事は無いものの、体にも沢山の切り傷や打撲、火傷の跡が残されている。

ロルテ：




_______________ふふ。あぁ、何て素敵なんだろう。こんなにも綺麗な人間の形があるのか…


( 薄暗い、不気味且つ血の匂いが漂う研究室で1人。沢山の資料を机に並べ、恍惚とした表情で不自然に口角を上げて不気味な笑みを零し。資料へ手を伸ばしては愛おしげに指を滑らせ、ぽつりぽつりと言葉を述べると暗闇の中に響いては消えて。黒い髪はその暗い部屋に溶け込み、まさにこの世界にたった一人だけ、とでも言うかのような独自の空間を生み出して。「…さて、行こうか 」 そう呟くとゆっくりと歩を進めて暗闇から抜け出していき )




募集：たった1人の悪友。( 役職問わず )






( ／ お待たせしました！！超絶なるゲス野郎を作ってまいりました！！←急いで作ったのでロルは短めですが、まだ回せます！！こんな奴でも宜しければ是非ともよろしくお願いします！！ )

>>ｳﾞｧﾚﾘｰ様。

…神様ってほんと自由すぎだよねぇ。僕らをこんなにして何が愉しいんだか。敵は敵で愛せっこないのに。寧ろ神様がこの病気引き受けるべきじゃないの。
(彼の後ろを着いて歩きながら何処か不満げにそう告げるもリースを作るという暇潰しは、己の中で結構愉しみとして膨れ上がっているのか足取りは至って軽やかであり。彼が向けたいつもと違う雰囲気を敏感に感じ取っていたのか、それはどうしてなのかと考えるも只只考えるだけでは応えも浮かぶ訳無く。その理由を尋ねるのは彼には失礼かとそっとそのまま胸の内に秘め、談話室が近付くにつれ、早くも毟った箇所から花の蕾が溢れて。その蕾を撫でながら“そうなんだ、僕もセンスは皆無だけど…センスは人それぞれ違うし格好悪くてもセンスと言い張ることにするよ。”とにっこり笑を浮かべ談話室に入ろうとして。)

＞アリス背後様
(/pf修正確認いたしました！現段階では普通の気弱な女の子であるアリス様がこれからどのように狂っていってしまうのか…楽しみです…！！よろしければ絡み文や既存の絡み文へのレスをお願いします！)

＞ダニエル背後様
(/ふおああ…！！！素敵なpfありがとうございます！！性癖どツボ過ぎてもう…！アンジェラとは違い狂いきっていない、しかしどこか狂気が見え隠れするような素敵な息子さんです((
不備も特にありませんので、絡み文や既存の絡み文へレスをお願いします！)

＞24匿名様
(/なんて嬉しい褒め言葉を…！ありがとうございます！医療外スタッフ、大歓迎です！素敵なpfお待ちしておりますね！)

＞漆黒様
(/素敵pfありがとうございますッッ！！いやもう口の出しようがない素晴らしい下衆野郎さんで(( 二面性の理由も信念に基づいていて、めちゃくちゃ好みです…。不備も特にありませんので、絡み文や既存の絡み文へのレスをお願いします！)

＞ネル
ネル、あなたって結構ロマンチストなのね？
(手にはピクニックに行くようなバスケット。髪や服に葉っぱが付いていることから、中庭から来たのだろうか。今日はいつも一緒のダニエルはいないらしく、蓋のしまったバスケットを抱えるように持って歩き。鼻歌交じりに例の「教授」を探すためきょろきょろと辺りを見渡すと花を毟り歩く相手の姿。しかしそれは彼女には本来の痛々しい姿ではなくロマンチックにも花占いをしているように見えたらしく。とてとてと小走りで近寄り後ろからどこかいたずらでもするような笑みを浮かべて相手に話しかけ。そのまま相手の顔を覗き込むと「で、誰なの？ロージー、それともポリー？」と院内の女医や患者の名前をいくつか挙げて)

＞ヴァレリー
どうしたの、教授。何かお探し？
(問診が終わり、今日はあんまり素敵な話ができなかったわ、とどこか不服そうで。気晴らしにいつものように中庭に行こうと歩く途中、小さな子供達がくすくす笑いながら走って行く様子が見え。土遊びでもしていたのだろうか、手には泥を払った跡があり。そのまま中庭へ着くと何か探す相手の姿。先程の子供達と何か関係があるのだろうか、相手の元へ近づくと隣にしゃがんで尋ねて。「もしかしてあの子達に発掘の邪魔でもされたの？」とあくまで相手の探しているものは地層深く眠る化石の類であると思っているようで)

＞all
(図書館から戻る途中。何か患者の男の子と口論になった挙句、それがヒートアップしせっかく図書館の司書から譲ってもらった分厚い図鑑の表紙を汚されてしまったようで。悲しみやら悔しさやらで涙が出そうになるのを堪えながら下を向いて自分の病室までの道を早足で歩き。ふと立ち止まると友情を訴えるようなポスターを発見し。ぐちゃぐちゃになった感情をぶつけるかのようにそのポスターを縦に破って。)

［現在の参加者様］
患者
アンジェラ＞3
ネル様＞12
アリス様＞20
医師
ヴァレリー様＞18
研究者
漆様＞28
アンジェラのイマジナリーフレンド
ダニエル様＞21

［募集］
患者(無制限)
医師(無制限)
研究者(無制限)
アンジェラの主治医(一人)
アリス様
一回りかふた回り上の男性医師一人。容姿や性格不問。
ヴァレリー様
①ヴァレリー様に全く心を開いてくれない担当患者(1名) 

②教会に所属していた当時の知人だった現研究員(1名)
ダニエル様
「ダニエルの可視化が出来、初めて干渉する事が出来た患者」を一人。性別共に年齢不問。
漆様
たった一人の悪友(役職不問)

(/纏めてみました！不備などございましたらお伝えください！)

>>all
…また増えた
(時刻はちょうど正午を指し、昼食時だが特別お腹はすいておらず暇つぶしにつけたテレビはつけたらちょうど今人気のバラエティ番組がやっていた為観ていくうちに面白くなり笑っていたら宝石が涙として手に球体のローズクォーツが数個零れ落ち。電球に宝石を照らし眺めていたらいつの間にかその番組は終わってしまい、途中から観てなかったと落胆の色を見せ。「楽」という文字の書かれた箱に宝石を入れ、食堂に向かおうと自室を出て白い壁に囲まれた廊下を歩き食堂へ向かい）
(/絡み文を提出させていただきました、よろしくお願いします。もし絡みずらかったら申し付けてください)

>>主様
(承諾ありがとうございます！ご期待に答えられるように頑張っていきます！！)

>>アンジェラ様。

ロマンチスト…?僕がかい?
(暇潰しには何をしようかと考えていると可愛らしく幼い声に呼び止められてはふと思考を止め、笑顔を浮かべ彼女に視線を落として。己の病気である花を毟る行為、云えば自傷行為とも取れるそれをロマンチストだと述べる彼女に些か不思議だと思わずそう問い掛けて。視線を合わせるように屈んでは服に付いている埃や汚れ、葉っぱを払ってやろうと彼女の躰に手を掛けようとしながら己の名とは違う名を呼ぶ彼女に“本当は判ってるでしょ、アンジェラ。クリスだよ。”と誰のものでもない名を告げてみて。)



>>アリス様

……、その姿はアリスかな。何処へ行くんだい。
(昼下がり、元気な子供たちと遊戯室で遊んでいた所、ふと廊下へと目線を移せば丁度彼女が通り掛かった所で。藍色の綺麗な長髪が視界に入れば彼女だろうと思い、遊んでいる子供たちを後にし部屋を出ては、ゆっくり歩み寄りながら彼女に何処へ行くのかと問い掛けて。この言葉には感情そのものが乗っていないため、冷たく聞こえてしまうだろうか。このまま行けば食堂だろう、それくらい幾年も過ごしている為に判りきったことではあるが、若しかしたら違う応えが返ってくるかもしれないと何処か胸踊らせながらにっこりと笑顔を浮かべて彼女の返答を待っていて。)


(/初めまして、絡ませていただきました!よろしくお願いします!)

>ネル

(理知的な要素が含まれる博物館の廊下を歩みながら、今のとは異なる実際の光景へ切り替えていき。白で構成された院内、清潔感に溢れていると同時に自分の目には何故だか無機質なようにも映っており。奥へ進む間に不意に届いた声、そちらの方向へ続くため足を動かせば床のあちらこちらに散らばっている花を見つけ。それはぽつりと寂しげな様子を醸し出すせいか装飾としても、誰かへ宛てられてもいない事は明確で。腰を折り曲げては一輪の赤い花を手に取り、ちろちろと指先で回して遊ばせつつ。)
……何だったかな、この花の名前は。


>ヴァレリー

──お探しの物はこれで合っているかな？先生。
(中庭にて純粋に楽しみ遊ぶ患者、日頃の鬱憤を晴らすためにめいいっぱい駆け回る子供の姿を横目に流しながら院内へ戻ろうとした瞬間、何かがちかりと日の光を浴びて反射し。怪訝に思っては体勢を変えようと地面へしゃがみ込み、草木の茂っている場所を確認してみればそこには首飾りが落ちており。トップは決して派手な作りではないものの、どことなく厳かに感じ。辺りを見回し、ある一点に気付けばその様子に納得がいき。心地良い風に身を包み、遠くでもはっきり目視出来そうな髪をなびかせ。無意識にある程度の距離を取りながら手の平に乗せられた十字架を差し出し、唐突に問いかけ。)


(/初めまして。本日から絡ませていただきます！お二人に伝えておきたいので、こちらにまとめさせていただきました。ダニエルは存在が存在ですので、お二人の息子様にとってこれが初めての関わりなのか、或いは何回か話した事があるかなどそちらにお任せします。これからよろしくお願いいたします。)


>アンジェラ

アンジェラ、どうしたんだい？
(廊下の曲がり角の先へ移動すると、想像もしていなかったそこで繰り広げられる光景に驚いたせいか体が停止してしまい。だが、瞬時に理性を戻し慌ててポスターを破り捨てる彼女へ近寄り必死さを含む声色で話しかけ。顔に目線を合わせれば、こぼれ落ちてしまいそうな涙を垣間見せる両目。先程の行動と力無く床へ伏す紙切れからして、感情が爆発するほどに何かがあったのだと判断が出来て。まずはこれまでの経緯を知ろうと膝をつき、背を低く下ろしにこりと笑い)
何があったか、聞かせてもらえる？今すぐじゃなくてもいいんだ。落ち着いてからでも大丈夫だよ。


(/pfの確認と参加許可ありがとうございます。そう思ってくださって本当に嬉しいです！これからよろしくお願いいたします。)

>all

(/記述をうっかり忘れてしまったため、こちらに書いておきます。背後は全員の参加者様へ絡める余裕が少なく人数はやや限られてしまうかと…。余裕がありましたらこちらから絡まさせていただきます。場合によっては過去のロルを掘り上げてしまいますが、どうかご了承ください。また、こちらは目を通すだけで構いません。蹴る事を推奨いたします。)

＞ネル
＿＿そっか。此処には劣性を叩く一般論もないし、自分を落とす必要なんてなかったんだったね。…大人になるとね、そういう自由な発想って忘れがちになっちゃうんだ。
(堂々と自分自身を誇る様はある意味相手が異質な病を患っているからこその気高さなのだろうか、笑みを浮かべながら相手が口にした言葉は己が求める肯定にも似た心地よさを含んだもので。談話室の扉を開き先導するように仲へと歩みを進めながら静かに呟きを漏らすとぞくりと背筋を駆けあがった歓喜を一度飲み込むように唾を飲み下し。やはりこの病棟には自身が求める居場所があると相手との会話で再認識すればふと相手の方を振り返り「それじゃあ、早速作ってみようか。この間子供達と作ったリースの余りだから、好きな材料を使って大丈夫だよ」傍のテーブルに置いておいた箱を手で差しながら楽しげに目を細めて)

＞アンジェラ
ああ、こんにちはアンジェラ。…うーん、ある意味"発掘"の邪魔、で合ってるのかな。
(不意に視界の隅に捉えた白い残像、その正体が日光に輝いた相手の髪だと気付く頃には自然と挨拶を口にすると共に相手の名を呼んで。相手に教授と呼ばれるのはもう大分慣れてきているものの、上手く言い換えられない自身の現状に苦笑を漏らしながら濁すような言葉を漏らすと困ったように項を掻き「僕の十字架は覚えているかな、あれを隠されちゃってね。少し苦戦中なんだ」自分よりも年下の少女に自分の失態を晒すのは聊か羞恥心が伴うが、仕方なしとばかりに打ち明ければ軽く肩を竦め。情けないが相手の助力があれば有難い限りで、土で少しだけ指先が汚れた手袋を見せる様に手をひらりと翳せば軽く首を傾げて見せ)

＞アリス
＿＿あれ、君も今から昼食かな。良かったら一緒にどうだい？
(精神的な問題を解決するための診療は時には予想より長引いてしまうことも多く、丁度今日も聊か時間が掛かってしまったのか少しばかり遅れての昼食を迎えていて。漸く食事にありつけると受け取った料理を手に席を探していれば丁度今やってきた様子の相手に気付き。少しずれた時間だからか人もあまり多くはなく、だからこそどうせなら相手と会話でもしながらと考えたようで、手にしたお盆を軽く掲げて見せながら相手を誘えば薄く微笑んで見せて)
( / 初めまして、早速絡ませて頂きました…！淡い雰囲気に美しい病を患う娘様、何だか神秘的ですね！
これからどうぞよろしくお願い致します！)

＞ダニエル
＿＿ああ、ご親切にどうもありがとう。中々見つからなくて困っていたんだ。
(子供の悪知恵とは侮れないもので、中々見つからない探し物に流石に参り始めていた頃ふと呼掛ける声に顔を上げればそこに佇んでいた相手に思わず僅かに目を見開き。他人の気配には敏感な方だと自負していたが目の前の相手は存在こそ見逃しようがないと分かるのに、なぜだかその気配を感じ取ることが出来ずその違和感に暫しの間相手を見つめればふと張り詰めた緊張を緩めたように微笑みを浮かべ。一先ずはお礼を口にすると共に差し出された十字架を受け取り「…それで、君は誰だったかな。ごめんね、少なくとも僕の患者さんじゃないことは分かるのだけれど」それを首に掛けてから問い掛けを口にし)
( / 初めまして、絡みありがとうございます！折角ですのであくまで初対面という体でお返事をさせて頂きました。不思議な立ち位置である息子様とのやり取りがどんなものになるのか、非常にわくわくしております…！
これからどうぞよろしくお願いしますね！)

>>ネル
あっ…食堂だけど…
(患者個人の部屋やカウンセリングルーム、診療室などが並ぶ廊下を進みプレイルームを通り過ぎたとき背後からの声掛けに大袈裟とも言えるほど肩を揺らし恐る恐る声のする方へ顔を振り向かせれば、灰色の瞳が映えるほど綺麗な白の髪の男の子が笑を浮かばせこちらを見つめている。見慣れている顔だがどこ怖さを覚え自ら壁を作ってしまっているような、他人からしてみればそんな事は関係ないだろうと。弱々しい声で質問に答えれば身を引く様に止まっていた足を進め)
(/絡みずらいような子ですが、よろしくお願いします)

>>ダニエル様。

………この花に名前なんてあるの?
(何か考え事をしているのだろうか、花を毟り捨てるという行為をする中で何処か小さな声が聞こえてきて。それは己の思考から現実世界へと引き戻すのは充分なものであり、ゆっくりと振り向きその声の主てある彼を視界で捉えて。1、2度見たことある彼の姿。だが名前までは判らずに少々戸惑うも、態とらしく貼り付けられた笑顔のせいか、その戸惑いすらも隠してしまうだろうか。ゆっくりとした足どりで彼へと近付いては目線合わせるように屈み、己の躰から咲いているその花に名前があることすら知らず、少なからず興味があるのかそう尋ねてみて。)


(/初めまして、絡んでいただきありがとうございます!これからよろしくお願いします。「見掛けたりすれ違ったりすることはあるけれど、話したことは無い」体で絡ませていただきますね!)


>>ｳﾞｧﾚﾘｰ様。

一般論なんてレッテル貼られたら、僕らとしては存在を否定されているようなものだからね。そんな人、此処には要らないでしょ? 寧ろ居たら居たで善い暇潰しが出来そうだけど。
(促されるままに中へ入っては殆ど動かない左腕で椅子を引き腰掛けながら“「存在」くらいは認めてほしいからね。”と小さく呟き。その言葉は何処と無く悲しみ、切なさが入り交じった声色であって。仕切り直すように目の前に広がる材料を見ては、指差しながら丁寧に説明をしてくれる彼の言葉に耳を傾け“へぇ、子供たちともやってたんだね。それは知らなかった。…先生も作る?”どの材料を使い、どのような形に仕上げるかと考えながらもふと1人で作るのも何処と無く物足りない感じがするのかちらりと彼見詰め問い掛けて。)

>>アリス様。

…そうだよね、そっちは食堂しかないからねえ。
(己の問い掛けに何も捻らず真っ直ぐに応えてくれた彼女に、性格がくっきりと出ていると何度か頷き納得しては上記をそう返し。それにしてもあからさまに強張り固まってしまった彼女を見ては、今度からもう少し優しく声を掛けようかと思いを巡らせ。単調な言葉しか話せないので「優しい」も何も無いのだが。ゆっくり歩みを進め彼女との距離を少し詰めては“僕もご飯まだだから一緒に食べよ?”と誘ってみて。)

(/素敵な内容と参加者様に惹かれ参加希望なのですが、研修医での参加は可能でしょうか？大学を卒業したての若い半人前の医者を考えています、ご検討のほどよろしくお願いします。)