主 2018-03-15 23:29:04 |
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>>ヴァレリー様。
…神様ってほんと自由すぎだよねぇ。僕らをこんなにして何が愉しいんだか。敵は敵で愛せっこないのに。寧ろ神様がこの病気引き受けるべきじゃないの。
(彼の後ろを着いて歩きながら何処か不満げにそう告げるもリースを作るという暇潰しは、己の中で結構愉しみとして膨れ上がっているのか足取りは至って軽やかであり。彼が向けたいつもと違う雰囲気を敏感に感じ取っていたのか、それはどうしてなのかと考えるも只只考えるだけでは応えも浮かぶ訳無く。その理由を尋ねるのは彼には失礼かとそっとそのまま胸の内に秘め、談話室が近付くにつれ、早くも毟った箇所から花の蕾が溢れて。その蕾を撫でながら“そうなんだ、僕もセンスは皆無だけど…センスは人それぞれ違うし格好悪くてもセンスと言い張ることにするよ。”とにっこり笑を浮かべ談話室に入ろうとして。)
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