匿名さん 2017-07-11 21:42:25 |
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ふう、さっぱりしたぜ…ありがとな。お礼にそうだな…髪でも洗ってやろうか?
(よほど気持ちが良かったのだろう、気分も良くなったようで上機嫌な口調でお礼を述べ、それから軽い口調のままそう冗談混じりに問いかけてみては口角を釣り上げて笑い。最初は同じように背中を…とは考えたが自分の見ている前でタオルを外すのはいくらなんでもマズいと考えて当たり障りなく髪を洗うことにして)
え、ほんとですか!
(相手が喜んでくれると満面の笑みになりこちらも上機嫌になって、髪を洗ってやろうかと言われればいつもは遠慮するものの今日だけは甘えようと思って笑顔で頷いて)
痒いところはねえか?ちゃんと目を閉じてろよ、染みるからな~
(よしきた、とばかりにまず髪を軽く流しシャンプーをつけて洗い始めて。長い毛先から根元までを丁寧に洗っていきながら肩越しにそう声をかけて、やはり子供扱いは抜けきらないのか最後には少しばかり余計なひとことを付け足しおどけてみせて)
大丈夫です、私子供じゃないんでちゃんと目を閉じてます!
(相手がおどけたことを言うのでくすくすと笑いながら自分も楽しそうに返して、大きくてゴツゴツとした手はとても優しく気持ちいいなぁと思いながら鼻歌を歌いそうなきぶんで)
…よし、終わったぜ。後は身体は自分で洗えよ、俺はまた風呂入ってるからな
(髪についた泡を丁寧に流し終えれば満足げにそう言って立ち上がり、男である自身と同じ洗い場でタオルを外すのはやはり抵抗があるだろうと何だかんだ女性である相手へと配慮をすれば湯船へと戻って行こうとして)
あ、わかりました!わざわざありがとうございます
(ゆるくふにゃっと微笑みお風呂の熱気で少し頬は赤くなっていてまた相手に背中を向ければ砂浜に倒れ込んだのもありすぐに洗ってしまおうと遠慮なくタオルを外して今までの疲れを洗い流すようにごしごしと綺麗に洗っていき)
今日はもうこれで、のんびりと過ごしたいもんだよなぁ
(ここ数日はトラブルに見舞われ、野宿をする羽目になったりといったこともあった。お尋ね者の身である以上は予断を許さぬ状況ではあるかもしれないが、それでも願わくば今日1日ぐらいは宿屋の温かい部屋とベッドで穏やかに過ごしたいものだなと相手に同意を求めるよう背中越しにそう語りかけるように述べて)
そうですよね、今日1日ゆっくり出来たらこれからも頑張れるのに
(体を洗いながらのほほんと気分良さげに答えて今日はたしかにゆっくりさせて欲しいと心の中でこっそり神様にお願いをすれば泡を流して一息ついて)
まあ、とりあえず騒ぎの種だけは作ってくれるなよ?自警団のお坊ちゃまに喧嘩を売ったりな
(不安要素がない訳ではなく、決して楽観視は出来ない状況であったが無事に国境を越えられた時点で多少は気が抜けたのも事実で。ゆったりと湯船に浸かったまま、こうして逃亡生活を送ることになった原因を作った事件へと敢えて触れれば決して相手を責める風ではなく今では笑い話だとばかりに少し意地悪い笑みを浮かべ、決して相手が悪かった訳ではないこともわかっていながらもそうからかうように発言をしてみて)
私は作りたくて作ったわけじゃないです…
(ぐぬぬ…とこんなになった種を指摘されれば眉間に皺を寄せて、あの男の人たちはすごく怖くてしかも理不尽でしたと怒りながらもう一度湯船に浸かればはぁとため息をついて、もうあんな目には二度と会いたくないと思って)
まあ、迂闊な行動はするなってことだ…そろそろ俺はあがるぜ?
(元々トラブルに巻き込まれやすい体質なのかもしれない、そんな風に考えればいざという時に自分がそばにいればトラブルから守れるかもしれないと思い、単独行動などはしないようにと改めて言い聞かせるように口にして。十分に身体も温まり、言いたいことも言ったため満足してゆっくり立ち上がれば大浴場の出口へと歩いていき)
はぁい…以後気をつけます
(渋々頷き1人では行動しないように思って相手が出て行くのを見送りながら自分はもう少し浸かっていようと思い息を吐きながらもうこんなにくつろぐことは出来ないかもしれないお風呂を堪能して)
…女ってのはどうしてこうも長風呂なんだ…
(風呂からあがって一足早く着替え終わって、それからしばらく経ってもあがってこない相手に痺れを切らし大きなため息混じりにぼやいて。かといって下手に浴場に突入して文句を言うわけにもいかず、ひとまず慌てず騒がず脱衣場の外に置かれたイスへと深く腰を下ろせば大人しく相手の戻りを待っていて)
いやぁ、さっぱりしました
(満面の笑みで少し頬を染めながらお風呂から上がれば鼻歌でも歌い出しそうな気分で体をふき、長い髪は乾きにくいのでタオルで何度も丁寧にふいて)
(やはり女性というのは皆そういうものなのだろうと考えれば、ここで苛立っても仕方がないと諦めて大人しく待つことにして、そう決めてから退屈そうに大きな欠伸を一つ零し、後はひたすら無心で相手の帰りを待ち続け)
あ、あれ、待っててくれたんですか!?
(髪も拭き終わり身なりを整えれば気持ちよかったなぁと満足げに脱衣所を出ていき、ふと目に入ったのが相手だったので慌てて近寄りてっきり部屋に帰っていたかと思っていたのでおろおろしながら上記を告げて)
お前を一人にしておいてまたトラブルに巻き込まれたりしたら面倒だったからな…それだけだ
(言われてみれば確かに部屋に先に戻っているという選択肢もあったはずで、それでもそうしなかったのは何故かを考えてみると少し照れくさく思えてきてしまって。ややバツが悪そうに頬を掻いて、もっともらしいことを口にしてはイスから立ち上がりくるりと背中を向けて部屋へと歩きだそうとして)
あ、えと、待っててくれてありがとうございました
(相手がこちらに背中を向けて歩いていこうとするのを見れば慌てて相手の服を掴み、ふにゃっとした笑顔でお礼を述べて待っててくれたことが嬉しかったのでどこかドキドキしながら少し頬を染めて)
うるせえ、いちいちお礼なんて言うな煩い…
(こちらとしては適当にあしらったつもりだったのだが、それにもめげずに笑顔でお礼まで言われてしまうとこちらの立場がなく、小さく舌打ちをしては軽く手を振り払うようにして相手の方へ向き直り、戻ってくるのを待つ間に買っておいたビンに入った冷たい牛乳を相手の頬に押し付けるようにしてそう言い捨てて)
うひゃっ!?つ、つめた…っ!
(振り払われた手が行き場をなくして迷子になったので仕方なく後ろに回していると急にほほに冷たい感触があり変な声を上げてしまい、慌てて相手とほほに押し付けられた物を見つめながら牛乳だとわかれば受け取って)
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