匿名さん 2017-07-11 21:42:25 |
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てか、何でそんな及び腰なんだよ、もう既に毒のある背びれは取り除いてあるんだけどな
(もたついている手元を見ればどこか怯えているようでもあって、もしやさっき言った毒のことを気にしているのだろうかと考えれば相手の手元にある魚を指差して既に危険は取り除いてあると述べ、怖がりな相手をからかうように笑って)
え!?あ、それなら早く言ってくださいよ…
(まさか猛毒は取り除かれているのかと思い相手を見てぷぅと頬を膨らませれば小言を言うも、早めに取り除いてくれた相手に小さな声でありがとうございますと感謝を述べて、いつも通り手際よく串刺しにして)
そう膨れんなよ…つか、いくらなんでもそんな危ないもの投げて渡す訳ないだろ
(上手に串に刺された魚を相手の手から受け取り一応なだめるように口にしつつ、相手の中の自分はどれだけ鬼畜な存在として認識されているんだとやや呆れ気味に肩を竦め、砂浜に流れ着いていた木の枝などを寄せ集めた周りに魚の刺さった串を突き立てれば火をつけて塩焼きにしようとして)
それもそうですね
(確かにいくらこの人でもそんなことはしないか、と思えば笑がこぼれてあははと笑い、焼いている魚を見るといい香りがしてきたので美味しそうと呟いて)
ほらよ、熱いからゆっくり食えよ
(しばらくして美味しそうにこんがりと焼きあがった魚の刺さった串を相手へと差し出して、自分の分の串も手に取り軽く吹き冷ましてから豪快にかぶりつけば焼き加減、味つけともに我ながら完璧だと満足げに小さく笑みを浮かべ)
ぅ、あちっ!
(相手が注意したのに自分が思ったより冷ませれてなくて熱さに肩が飛び跳ねればふぅふぅと息を吹きかけ、美味しそうに食べている相手を見つめると自分も早く食べたいと思いお腹がなって)
だから言っただろうが…
(自分が最初に忠告をしたにも関わらず結局火傷しそうになっていて、何をしてるんだと呆れたような笑いを浮かべながらも束の間の平和を肌で感じつつ魚を食べすすめて)
ぅ、すみません
(やはり注意をされるとしまったというような顔をして、少し冷まされた魚にかぶりつくと本当に美味しくて目をきらきらさせて感嘆の声を出して)
別に謝るほどのことじゃねえけどな…それより、どうだ?美味いだろ?
(叱りつけたつもりは無いのだが恐縮してしまっている相手を横目に相変わらずだなと言わんばかりにやれやれと肩を竦め、味の感想について尋ねるまでもなく表情や声にわかりやすいぐらいに現れてはいたが形式的にそう言葉を投げかけ)
すっごく美味しいです!
(美味しさのあまりに口の周りについてることなど気にせず満面の笑みで微笑んで、残さず綺麗に食べれば美味しかったとお腹をさすり満足そうに微笑んで)
そりゃ、良かったな…それよりそこ、食べかすついてるぞ
(あっという間に完食してしまったのを見ればよほど気に入ってくれたのだろうことがわかり、機嫌よさげに相手の頭をわしわしと撫でつけて。それから相手の口元を指差し、食べかすがついていると指摘をしてから少し意地悪く笑い)
え、ほんとですか!?
(頭を撫でられたことに気を良くして目を細めていると指摘されると慌てて口元を抑えて口元を拭い、意地悪く笑っている相手をみてからかってきそうだなと思い恥ずかしいのを隠すように頬をふくらませて)
ったく、お前は本当にどこまでいっても緊張感のねえ奴だよな、本当にもう身体は平気なのか?
(今更になって口元を隠し、膨れっ面になった相手を鼻で笑いながらもすっかり気が抜けてしまって肩を竦めて。本人は先ほどもう大丈夫と言っていたがさっきまで脱水状態で倒れていた相手のことがやはり心配で体調を気遣うように声をかけ)
はい、本当にご心配をおかけしました
(緊張感がないと言われると言い返したくても言い返せずむぐぐ…となりながら相手を見つめて、体の心配をされれば本当に心配をかけてしまったと深々と頭を下げ大丈夫だと示すために微笑んで)
いや…それにしても、どうやらお前はまず基礎の体力からしっかり身に付けないといけないみたいだな
(心配はいらないとアピールするような真っ直ぐな笑顔に僅かに照れたように頬を掻きつつ、大丈夫ならばそれでいいと少しぶっきらぼうに言って顔を背け。それから相手がこの先更に強くなる為にはまず基礎も基礎の体力作りから始めなければいけないなと肩を竦めて)
そう、ですよね…自分も痛感しました
(顔を背けた相手に首をかしげて、相手の言った通りだと頷きながら自分の体力のなさを今日痛感して、基礎体力をつけるのがまず優先だなと自分の腕を見ながら思って)
まあ、期待はしないで気長に付き合ってやるよ
(呆れたような口調ながらもそれでも相手を見限るつもりはなく、相手ならばいつかは必ず自分の期待に応えて成長してくれるとも信じているようで、今はまだ頼りない体つきの相手の方を口元を緩めて見やり)
はい!絶対に頑張ります!
(こくこくと頷いてこれからもっともっと鍛えればきっとあの人からもらった刀を使いこなすことが出来ると思い、相手の優しさを無駄にせず頑張ろうと思って)
おっ、やる気だな、やっぱりもう少し厳しくしごいた方がいいか?
(やる気だけは十分といった様子で気合いを入れる相手に対して、もっと厳しい課題を課してやった方がいいのかと意地悪を言えば口角を上げてニヤリと笑って)
い、いえ、今のままで十分です…
(まさかこれより更に厳しくされたら自分の身がもたないと思って慌てて首を振り本当に勘弁してくださいというようにぺこぺこと頭を下げて、相手の意地悪く笑う顔を見ればこの人は本当にドSだと思い知らされて)
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