魔法の時間(ﾌｧﾝﾀｼﾞｰ/1対1/nl/練習)

わぁ！近くで見ると迫力がありますね！大きいなぁ……あっ、お勤めご苦労様です！
(近づくにつれ城壁の高さをまじまじと知る事になり、首が痛くなるほど上を向けば素直な感想を述べ。門を守る衛兵達が視界に入れれば少し背伸びをし、敬礼のポーズを取っては満面の笑みを浮かべ挨拶し)

へぇ、ロイドさんって物知りですね！戦時中の名残がたっくさん残ってる街なんだ、せっかく来たんだからその地下道も見てみたかったなぁ……でも街の迷路も楽しそうですね。あっ──じゃあ私が迷子にならないように手、離さないで下さいね？(街について語られる一言一言に相づちを打てば、相手の博識ぶりに驚き。興味が湧いたのに肝心の地下道は封鎖されている事に残念そうにため息を洩らすも、街も迷路のようだと言う事に期待し。注意を受ければ繋いだままの手を持ち上げ、名案だとばかりに提案すれば朗らかに笑い)

(ヘレンが笑顔で敬礼のポーズを取ると衛兵達の方も笑顔で起立をした後、ビシッと敬礼で返しており、その光景を見たロイドは和やかな気持ちになり)

ああ、もちろんだ！俺に任せろ！(彼が注意を促した後、私が迷子にならないように手を離さないでねと笑顔で繋いだままの手を持ち上げるヘレンに対して、頼りにされるのが嬉しいのか、繋がれてない方の手でガッツポーズを取り、俺に任せろと元気よく返事を返し)

ようこそ、ラクアへ！なかなか綺麗な街だろ？…お！丁度、教会で野外コンサートが行われているな。(衛兵達が守る城門を抜けると大広間が広がっており、アイテム屋などの屋台やお店の宣伝などを行う公示人がおり、活気がある様子で街中でも掃除が行われているのかゴミが少なく綺麗で。入り口で圧倒的な荘厳さが伝わる巨大な大聖堂が最初に視界が入り、大聖堂の入り口で聖歌隊が聖歌を歌っており、観客の人々の中に十字を切ったり、小声で一緒に歌う人もおり。この大聖堂は勇者の所属する教団で聖歌隊の歌う聖歌は邪気を払う不思議な効果があり、人が聞けば癒されて疲れが取れて、小物の魔物が聞けばそのまま昇天し、中級の魔物にとっても金属音のような非常に嫌な音と認識するらしいが、魔物である彼の場合は全く気にしない処か「いい歌だな。癒される」と逆に誉めて称えており)

えへへ。はい、よろしくお願いします！(衛兵達が挨拶を返してくれた事に笑みを深め、また相手が自分の提案を受け入れてくれた事に嬉しそうにすれば、此方も負けじと大きくはっきりとした声で答えれば握る手に力を込め、再び歩き出し)

っ……はい、素敵です！こんなに綺麗なのも地元愛が強い人達のおかげなんですかね。それに村の何倍も広い……あっちのアイテム屋さん大きいですね、品揃えもすごいんだろうな。洋服もオシャレだし、あっ、あのお店にあるの美味しそう……！(街へと足を踏み込めば一気に広がる景色に、城壁とはまた違った意味で息を飲み。手入れの行き届いた整備され道の上を歩く人々の楽しげな話し声や、村とはまったく違った可愛らしい服装に身を包んだ女性達、店の規模、焼き物を販売する屋台から香る匂い等次々と興味が移れば、どれも近くで見てみたいと田舎者丸出しな態度で、空いている手で指差しつつ自然と体は前のめりになりながら話)

わっ、すごい！こんなに大きな教会も私初めて見ました！はい、癒されますし不思議と元気が湧いてきます、歌の力ってすごいですね……でもこれって聖歌ですよね？ロイドさんは大丈夫なんですか……？(街並みから相手が指摘した場所を見れば､年配の神父が管理する村のこじんまりとした教会とはまるで別物のような大聖堂の前で列を成し､天使のように真っ白な衣服を纏う聖歌隊が居り。観客も合わせこれ程の集団が声を一つにし歌う声を耳にすれば､此処に来るまでに歩いて溜まっていたはずの疲労も癒されていく気がし、強ばっていた体も解されたかのようにリラックスした様子で表情を緩め。神聖な儀式のようにも思える光景を､魔物でもあるはずの相手が心地良さそうに感じていれば、周囲を気にしてか普段よりかは抑えた声でこっそりと疑問を投げ掛け)

この街は商売や観光に力を入れているからな、それに最先端のファッションにも敏感だから結構お洒落な店が多いんだ。(いろいろなお店に興味津々なヘレンな様子を見れば、ラクアに連れてきて良かったとロイドは嬉しそうになり、問題は自分の所持金が少ない事で周りに聞こえないくらいの小声で「まぁ、お金がないから買えるかどうかが分からないが…」と申し訳なさそうに独り言を呟き)

ん？俺は大丈夫、むしろこの歌が好きな位だ。だが、大抵の奴は聖歌を聞いたら死ぬだの、雑音のような酷い音だのとか言っていたな…魔王なんか聞いただけで気分が悪くなるから聖歌なんか消えてしまえばいいとか言うし。(ヘレンに聖歌を聞いて大丈夫なの？と聞かれれば、自分は平気処かむしろ癒されると話し、自分以外の魔物は聞いただけで死ぬと怖れたり、黒板を爪で引っ掻いた音のようだと言う者、モンスター達のトップである魔王ですら不快になる音楽らしいと話し。どうやら、人間と魔物で美的センスがずれている箇所があり、聖歌などの神聖な歌は効果を抜きにしても嫌がる魔物が多く、例外はロイドのような比較的に人間に近い感覚や考え方を持つ変わり者の魔物ぐらいで)

本来はここで食料やアイテム、装備を買い揃えて旅の準備をするんだが…今は全て買い揃えるだけのお金がない。とりあえず、次の目的地を決めるための情報収集を兼ねて依頼がないか聞き込みでもしてみるか…(本来ならヘレンと一緒に楽しく買い物っていう事をしたかったが、お金がないのでそれができないようで。ロイドは小さくため息をついて腕を組みながらしばらく考え込んだ後、情報収集を兼ねた依頼を探すための聞き込みを行おうとヘレンに提案をし)

これが最先端……！村とは別世界ですね。可愛いし綺麗だし、キラキラ輝いてて、なんだか良い匂いもするような……あ、だ、大丈夫ですよ！見ているだけですっごく楽しいですから、気にしないで下さい！(瞳を輝かせたままキョロキョロと遠慮無く、また落ち着きも無く辺りを見渡せば、側を通り過ぎていった女性が纏う甘い香水にも興味を示し。初めての都会についつい夢中になってしまっていたが隣り合っていた為か確かに聞こえた小さな呟き、ﾊｯと目を覚ましたかのように声を出せば勢いよく振り返り相手を見上げ、ねだるつもりは無いのだと慌てて弁解し)

へぇ、魔物さんも感性は其々なんですね！こんなに綺麗で素敵なのに、なんだか面白いです。それに歌が苦手なんてちょっと可愛いなって思っちゃいました(相手やその他の魔物達の反応を聞けば思わずクスクスと笑い。自分が耳にしている音とは真逆な感想や、今は亡き、過去の戦いで恐れられていたと伝う聞いている魔王でさえ苦手意識を持つ事に、村では実際にその驚異をあまり目の当たりにしていなかったからか、親近感に似た感覚を抱き)

そうですよね。頑張ってお金も稼ぎましょう！あ、依頼ってどうやって見つけるんですか？酒場とか、冒険者ギルドとか……後は、お仕事を紹介してくれる斡旋所みたいな所……とかですか？(目的地探し、また旅を続ける為にも自分に出来る限りの事を手伝おうとやる気の炎を瞳に宿し、空いている片手を握り天に突き上げては答え。人の集まりやすい場所や、組合、仕事を紹介する事に特化した専門の店等、旅人であった父から前に聞いた事のある場所を口に出しつつ、相手はどうやって見つけているのだろうかと疑問を投げ掛け)

……しまった…聞こえてしまったか…気を遣わせてしまった本当にすまない…(思わず小声で呟いてしまった独り言がヘレンに聞こえてしまい、気を遣わせてしまい、ロイドは相手の気遣いに感謝する気持ちと自分が金欠のせいでヘレンに辛い思いをさせてしまっている罪悪感が混じった言葉でヘレンに謝り。彼は金が貯まったらヘレンに何か好きな物を買ってあげようと心に決めて)

？………プッ、確かに！(ヘレンの魔王にも可愛らしい面を持っているんだねという言葉に対して、初めはどういう事だと首を傾げていたが、魔王が聖歌が嫌いと言っていてその様子がとてもコミカルだった場面を思い出し、彼は思わず吹き出しそうになり、ヘレンの言葉に賛同しながらも笑いをこらえており)

仕事を紹介する斡旋所は駄目だ、あそこは国家が滅亡してこの国に移り住んだ奴や戦争がなくなって平和が続いているから軍事費削減としてリストラされた兵士とかその他もろもろの連中が長蛇の列を作っているんだ、とてもじゃないがあそこに並びたいとは思わないな。(仕事を紹介する斡旋所は難民やリストラされた兵士達、職を失った者が3日前からその場で寝泊まりしながら並んでおり、長蛇の列が果てしなく続いているらしく、彼は斡旋所を利用するために一週間並ぶなんて無理だと首を降りながら答えて。魔王が倒されて平和になったのはいいが、リストラされた兵士などが職につきたくてもできない就職難民などの問題が新たに発生しているようだ。)

俺が依頼を探す時はいつも聞き込みで困っている住民の人を探したり、依頼主みずから仕事を依頼してくる感じだったな。だが、いつもの要領でやると時間が掛かるからな…う～ん、まず最初に冒険者ギルドとか依頼受諾ギルドに向かうか…(どうやって依頼を探しているのかと聞かれると地味な聞き込みで困っている人を探し出して依頼を受けたり、彼なら依頼をやり遂げてくれそうとかいう変わった理由で依頼主の方から近づいて依頼をしてくる事が多かったと答え、この方法だと時間が掛かるために手っ取り早く冒険者ギルドや依頼を受ける専門のギルドを当たった方が良いのでそこに行った方が良いと話し、「まぁ、早い者勝ちだからまともな依頼が残っているかどうかが心配だが…」と付け足し)

【依頼受諾ギルド】
魔王が倒された後、雇用問題が発生し、職を持たない人々が冒険者ギルドなどの依頼をほとんど引き受けてしまい、依頼の報酬で生計を立てていたギルドの者や傭兵達を苦しめていた。そこで職を失った人々向けに依頼を提供するギルドが登場した。基本的に依頼受諾ギルドのメンバーは依頼を受けるだけで自分達が依頼を達成する事はなく、就職難民が依頼を達成するスタイル。依頼内容も冒険者ギルドより幅広く雑用係の募集や汚染された環境での採掘、下水道の清掃等の汚れ仕事、普通なら引き受けない劣悪な労働条件下での社員募集まで存在しており、ハローワーク(それよりも若干ブラックかもしれない)に近いギルド。

［依頼受諾ギルドのシステム］

依頼を受ける(冒険者ギルドのように依頼主が依頼する事もあるが、依頼受諾ギルドが積極的に活動をして依頼を受ける事が多い。又、依頼をする時は報酬を事前に渡さないと引き受けてくれず、報酬に関しても現金のみが適用される)
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職のない人々が依頼を受ける(引き受けたい依頼の種類や条件、報酬を探して候補を挙げてくれるサービスが存在する)
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依頼が完了したら、ギルドに報告。(嘘をついた場合は犯罪行為と見なされて衛兵に逮捕される)
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依頼が完了した事を依頼主に報告し、ギルドの手数料として20%を差し引いた報酬額を依頼を引き受けた人物に渡す。(正社員などの労働契約の場合は10%給料から差し引かれる。)

いえ、本当に大丈夫ですから！此方こそすみませんでした……(一度手を離しては自分の顔の前で両手を振っては申し訳なさそうにもう一度大丈夫だと答え)

ふふ。あ……じゃあロイドさんの苦手なものは何なんですか？(笑いを堪える相手とは反対に、自分はなおも笑い続けながら言葉を続ければ、相手が苦手と思うものには例えば何があるのだろうかと疑問が浮かび問いかけ)

そうなんですか？平和になったのに、そのせいで困る人が出てくるなんて不思議な話です。仕事を見つけて働くって大変なんですね……分かりました。丁度良い依頼が残ってると信じて行ってみましょう！それで、そのギルドはどちらにあるんですか？
(説明を聞き、父が旅していた頃とは状況の違う時代を目の当たりにすれば目を丸くし、道行く人たちを眺め。自分の目には楽しげに歩いているように見える人々の中から、何かに困っていてかつ報酬を出してくれる人を見つけるのは大変だろうと表情を曇らせ。村では畑仕事や動物の世話等が当たり前にあったが、町で暮らすにはまた別の苦労があるのだと学びつつ、此処に来る前に話したような自分が手伝える仕事は無いかもしれないが、心配そうな様子の相手を見ては励ますように努めて明るい声を出し。再び相手の手を握り、どの道を通って行けばいいのかと首を傾げ)

…ありがとう、ヘレン。ある程度お金を稼いだ後でここに戻るつもりだ、その時は一緒にお店を回ろう。(ヘレンの優しさに救われたロイドは感謝の言葉を述べ、明るい口調で懐が温かくなったら一緒に買い物を楽しもうかとヘレンに顔を向けながら提案をし)

俺の苦手の物は毛虫等の芋虫だな！あのウネウネが鳥肌が立つ位気持ち悪い。後、苦手な食べ物でウナギのゼリー寄せがあるんだが、見た目がとてもグロテスクでな、とてもじゃないが美味しそうには見えない。まぁ、味の方は口の中でウナギの生臭さが広がって不味いと言われているが、あの料理にお酢やチリソースをかれば意外と普通に食える味なる。(ヘレンに苦手な物は何かを聞かれれば、迷いなく芋虫と即答し、理由はウネウネが気持ち悪いからだと身震いをしながら答え。それに加えて自分の苦手な料理はウナギのゼリー寄せだと話し、味は正しい食べ方をすれば悪くない味だが、見た目が非常に悪いのが駄目らしく嫌いな料理の１つだそうらしく。今度はロイドがヘレンの苦手な物はどんな物なのか気になったのか「ヘレンの嫌い物はなんだ？」と尋ね)

うーん、これは個人的な意見だが、退役軍人やリストラされた兵士の場合、俺はどっちかと言うと平和になったから生活が苦しくなっているのではなくて、他の道に進んで幸せな生活をおくる事ができたのに戦争で兵士として生きる事を強いられた彼らも戦争に翻弄された人々なんだと思う。平和になる前はどこの国も軍備拡張をしていたからな、平和になった後は予算を圧迫させるし、必要がなくなったから無駄に増やしていた兵士の数を減らして軍の規模を元に戻しただけだ。昔は魔王との戦い以外にもガルバディアのような大国同士の戦争もあったからかなり悲惨だった、あんな時代は二度と御免だ…(なぜ平和になった後、兵士達が就職難に苦しんでいるかと問題に対して、いくつかの戦争を体験した彼は兵士達も戦争の被害者だという自分なりの意見を述べ、魔王と勇者の戦い以外にも凄まじい戦いがあり、それを経験している彼は俯かせながら二度と戦争の時代は経験したくはないと話し)

…暗い話はさておき、ギルドの場所だったな？最初は冒険者ギルドに向かうんだが、ちょっとややこしい場所にあってな…ここの大広間から東の大通りに入ってしばらく歩いて、右にラベンダー通りと書かれた看板と街路樹の変わりに植えられたラベンダーが見てるからそこの道に進む、左手にオクトパスという酒屋が見えるからその隣りの路地裏に入って右手に冒険者ギルドがあるんだ。(自分のせいで雰囲気を暗くなったので俯いていた頭を挙げて、明るい口調でギルドの場所の話しに切り替え、最初に冒険者ギルドに向かうらしいがラクアの街の構造をよく知らないとたどり着けない所にあり、彼は「最初にラクアの冒険者ギルドにたどり着いた時、なんか違法な物や怪しい薬とかを売っている店かと思った」と明るく笑いながら冗談まじりに話し)

すみません……でもありがとうございます、ロイドさん。楽しみにしてますね！(相手の提案に頭を下げるも、やはり見て回りたい気持ちには勝てず、その言葉に甘え。これからの楽しみが一つ増えれば嬉しそうに微笑み)

え、芋虫って可愛いじゃないですか！あの円らな瞳とかぷにぷにした触り心地とか。大切なお野菜を食べてしまうのはちょっと困っちゃいますけど、成長したら綺麗な蝶とか少し変わった模様の蛾に変身したりして面白いですし……。へぇ、一度私も見てみたいです、そのウナギゼリーって食べ物。──私の苦手なものですか？んーそうですねぇ……怒ったお母さんや、辛かったり苦かったりする食べ物とか、鶏小屋の臭いとか、後は怖い話……ですかね？
(芋虫が苦手と聞けば村育ち故か虫は平気な為、不満げに頬を膨らませては述べ。もう一つについてはウナギ自体見た事が無く、話を聞く中でどんな物か想像するしかないものの興味が湧けば見てみたいと答え。自分の嫌いな物について問われれば何だろうと困りながら唸り、今思い付くものを幾つか挙げ)

難しい話はよく分からないんですけど……いつか、今苦しんでたり大変な思いをしている人達も、笑って暮らせるようになればいいですね！せっかく戦いが終わったんですから……私に何か出来る事は無いかもしれませんが、せめて神様にお願いしてみます
(相手の語る言葉を全て理解するには難しく、言葉に悩みながらも、大きな争いは減った今、徐々に其々に残る傷が回復していって欲しいと願い、目の前の大聖堂を見つめればそちらに向けて両手を合わせ、瞳を瞑っては一度祈りを捧げ)

え、えぇと……複雑なんですね、よく覚えられましたねロイドさん。まぁロイドさんと一緒なら迷う心配はありませんよね、じゃ行きましょうか！
(説明を受けるも情報を整理しきれず頭が混乱すれば、お手上げだと眉を下げ、そんな道のりが必要なギルドにたどり着けた相手に対し不思議そうな視線を向け。道案内の看板を頼りに、手を引きながらとりあえず東通りへと歩を進め。「え、そうなんですか？ちょっと楽しみです！」歩きながらどんな場所なのだろうかとワクワクしつつ話)

イモムシがかっ可愛い！？いやいやいやいや、それはない！………確かに蝶は綺麗で素晴らしいが…(ヘレンが芋虫の事を恐くないどころかむしろ可愛いという発言にロイドにとって衝撃の言葉に首を何回も素早く振りながら、それはありえないと驚愕しており、その光景はとてもコミカルで。言われみれば、芋虫が成長して綺麗な蝶になるのはとても素敵な事だと思うがやっぱりが苦手なので芋虫の事は好きになれないなと首を傾げており)

ウナギっていうのは細長い体に掴むのが大変なくらいにヌメヌメとした表面が特徴の魚なんだ。ウナギゼリー寄せはこことは違う国で食べられる料理なんだが、他にもウナギを開き、醤油や砂糖にみりん、酒を配合したタレを塗って焼いた東洋の料理がある。(ウナギの事をよくしらないヘレンに大方ウナギの特徴を話し、東洋の料理にうなぎの蒲焼きがあると話し、「うなぎの蒲焼きをホカホカのご飯にのせて食べると最高に上手いんだ」とうな重を食べた過去を思いだし、唾を飲み込みながら思い出に浸り)

なるほど、そうなのか…俺も目茶苦茶辛い物は好きではないし、鶏小屋に限らず酪農の施設の強烈な臭いは好きになれん。怪談か…まぁ、俺は平気だ……いや、ちょっと苦手かも…(ヘレンが苦手な物についての話に彼は自分もそうだなぁと賛同の意見を述べ、最後の怖い話は平気だと虚勢を張るが、その後聞こえないような声でやっぱり苦手と独り言をつぶやき)

ああ、良くなるといいな(ヘレンの人々が笑って暮らせるようになってほしいという言葉に自分も人間達が幸せに暮らせるといいなと思い、ヘレンが祈りを捧げる様子を無言で見つめており)

ここを右に曲がるんだ、ここの道のラベンダーは綺麗だから俺は好きなんだ。(たくさんの建物に囲まれて人々の楽しそうな声が響き渡る東の大通りをヘレンと一緒に手を繋いで進んで行き、右を見るとラベンダー通りと書かれた看板が設置されており、ラベンダー通りの道の端に街路樹の変わりに植えられたラベンダーが人をリラックスさせる香りを放ちながらズラリと並んでおり、少し遠くで見える蛸の看板を繋いでいない方の手で指を指し「少し離れた所に蛸の看板が特徴のオクトパスの酒場が見えるが、あそこの路地裏に入るんだ。そこにギルドがある」とオクトパスの酒場で路地裏に入れば、冒険ギルドまでたどり着けるとヘレンに説明し)

(/かなり遅くなってすいません！なるべく遅くなり過ぎないように頑張ります！もし、遅くなるようでしたら、事前にお知らせしますのでよろしくお願いいたします！)

絶対可愛いですよ！どうして皆苦手に思うのかなぁ……でも、ふふっ。ロイドさんが芋虫さん苦手って意外でした。──へぇ、ヌメヌメしたお魚さんも居るんですか？知りませんでした。その蒲焼きって料理、聞いてるだけて美味しそうで……なんだかお腹が空いてきちゃいそうです(芋虫についてはなおも不服そうに声を上げるも、自分よりも遥かに大きく､屈強な戦士である相手が首を何度も振って小さく愛らしいあの虫を苦手に思っている意外な一面を目の当たりにすれば、可愛いと思いながらつい笑ってしまい。ウナギの特徴を聞けば何となく姿を頭に思い浮かべ、タレの掛かった焼き魚を白米と一緒に食べる姿を頭に描けは、何とも美味しそうな光景に自分もゴクリと唾を飲み込み、先刻朝食は食べてはいるものの片手で自分のお腹をさすり)

良かった、ロイドさんが辛いもの好きだったら作る料理に困ってしまう所でした。香辛料も高いですし。はい、そうなんです！鶏小屋の前を通る度鼻がもげそうになるのが慣れなくて……お世話してるおじさん達はすごいなって思います。そのお陰で私達卵とか食べられるわけですし。……ん？何か言いましたか？(相手が自分の意見に賛同してくれれば、料理の好みに大きく違いが無い事に安堵し、その後続く言葉にも力強くうんうんと何度も頷き、村で動物を育てている大人達を思い出してはすごいと思いを述べ。相手の最後の小さな呟きは上手く聞き取れなかった為か首を傾げ、不思議そうに聞き返し)

はい！……わぁ、すごい！これがラベンダーなんですね、図鑑で見た事がありますけど、とっても綺麗ですね！それに良い匂い……ラベンダーってハーブティにもなったりするんですよね。それを嗜む女性はきっと素敵な人達なんだろうなぁ(良くなるといいと同じ思いで言ってくれた言葉に満面の笑みを浮かべ答え、歩き出せば通りを彩る、生まれて初めて見るラベンダーに感嘆の声を溢し。穏やかなそよ風に幾多の穂先が揺れる、鮮やかな紫色の花達から香る心が休まるような柔らかな甘さを目一杯吸い込み、肺を満たしてからゆっくりと口からはき出し。この花から作られたﾊｰﾌﾞﾃｨと共にお茶菓子を食べる、優雅で都会的で大人な一時に思いを馳せれば自然と羨望混じりに瞳を輝かせ)

これが蛸さん！面白いですね、足が八本もあるし、丸くてトマトみたいに真っ赤ですね、でも食べたら唐辛子みたいに辛そうです。……あ、こっちですね。何だかドキドキします……！(歩を進め、指差された看板を目にすれば川魚ならともかく、村育ち故に海の幸に関する知識も疎い為看板に描かれた蛸に釘付けになれば一度立ち止まり、観察するように瞳を大きく開き、思った感想をそのまま口に出し。少しすれば満足したのか再び足を動かせば、通りと比べれば薄暗く先の見えづらい路地裏を歩く事に対し、何かが暗闇に潜んで居るのでは考えが過り若干の緊張を覚え、握る手に力を込め気持ち相手に体を寄せながら、受けた説明通りその路地裏に足を踏み込みその先にあるであろうギルドを目指し進んで行き「……もしかして、あそこですか？」と、それらしい建物を指差しては問いかけ)

(/大丈夫ですよ！リアルを優先して下さい。はい、了解致しました。その時はよろしくお願いいたします。また、ヘレンの性格+背後のせいで会話が楽しく話がどんどんいろんな方向に飛んでしまい、最初と比べだいぶ長くなってしまいましたが、ご負担になる場合もあるでしょうしストーリーを進める上でばっさりでも適度にでも切ったり纏めて頂いて構いませんので！では、お時間が空いた時にで大丈夫ですので、のんびりと返信、お待ちしております)

ん？いいや、なんでもない。俺はゴーストとかアンデッドは見慣れているし、実際にその友人があるから平気だ。決して"怪談"や"怨念"、"人間でも魔物でもない不気味な物"とかに恐れをなしてるわけではないぞ！うん！(魔物である彼は亡霊やゾンビを見慣れており、そういった類いの友人が実際にいるので、全然平気だと話し。だが、東洋の国に行った時に怨念や正体が分からない不気味な物と出会って、邪気の塊であるロイドが本気でビビった経験がある。まるでそのビビった昔の過去を隠すように胸を貼って、怨念なんか恐くないと主張し、自分で頷きながら恐くはないと自己暗示を掛けているように見え、誰が見ても"こいつはお化けが苦手だ"とバレバレな様子で)

このラクアでは"ハーブの女王"と言われるラベンダーが人気だからな、特に多いのが君が言うようにラベンダーをハーブティーとして飲んだり、ラベンダーをお風呂に入れてアロマバスとして利用される事だな(人を落ち着かせる以外にも防虫効果や血圧の低下など様々な効果を持ち、いろんな用途で使えるので一説ではこの事から"ハーブの女王"と呼ばれるようになった言われるラベンダーはラクアですごく人気のようでアロマバスなどによく使われるらしいと蘊蓄をまた披露し、また彼は「知り合いの吸血鬼がラベンダー好きでね。よくハーブティーをご馳走になった」と魔王軍時代の思い出を語り、ラベンダーに視線を向けると漂ういい香りもあいまってか、なんだか穏やかな気持ちになり)

ハハハ…蛸は初めてか？蛸は別に辛くはないから安心してくれ、それどころか一口食べれば、ヘレンも蛸が大好物になる位美味しい食べ物なんだ。(ロイドは地中海を旅して、蛸を食べた経験があり、地中海の蛸料理が美味しかったのか、蛸が大好物になった。ヘレンがもしかしたら、辛いのかな？という言葉に対して唐辛子のように辛くはなく、むしろヘレンも気に入る味だと優しく微笑みながら答え、「地中海では茹でた蛸を一口サイズに切って、塩コショウとオリーブオイルで味付けした料理や蛸と新鮮な生野菜にドレッシングをかけて混ぜたマリネとかいろんな美味しい料理があったなぁ…」とうな重に続いて、今度は地中海の絶品料理を思いだし、また食べたいなとお腹をさすり)

…大丈夫だ。俺は君の手を離さない。(太陽に照らされて明るい雰囲気のラベンダー通りとはうって変わって薄暗く少し不気味な路地裏に入り、ヘレンが握る手に力を込めているのを感じたロイドは振り向きながらヘレンの方に顔を合わせ、不安にさせないように優しく言葉を掛け)

ああ、そうだ。見た目はなんか変な物を売ってそうな建物だが、中は意外にまともだから安心してくれ。(しばらく、路地裏を進むと目的地であるギルドに到着する。外装は看板がなく、建物の壁はボロボロでペンキが所々剥がれており、おまけに蜘蛛が巣を張っているというまるで廃墟のような佇まいだが、ロイドは中は意外に綺麗だから大丈夫と言い、ドアに手を掛けて中に入ろうとし)

(冒険者ギルドは外装と比べると壁の塗装もきちんとしており、掃除も行き届いてとても清潔な印象を受け。中の施設はたくさんの依頼書が張られた掲示板に依頼者用の受付と冒険者用の受付、いくつか置かれたソファーがあり、その他にも3階に宿泊施設や2階に情報交換や作戦会議に使われる酒場が設置されているらしく。ギルド内では仕事がなかなか入ってこないのか掲示板を一生懸命見つめるたくさんの人や依頼を完了するために作戦会議を行うグループ、ソファーに座って東洋の計算機(そろばん)をはじきながらどの依頼が一番採算がとれるのか考えている者もいて、どこかハローワークに雰囲気が似ており)

(/いえいえ、負担だなんてそんな事は思っておりません。むしろ、会話が弾んでとても楽しいので気にしなくて全然大丈夫です！私の方もちょっと面倒な性格のゴッツイ魔物(ロイド)が勝手にグイグイ引っ張っているので私は楽しいですが、ヘレンの背後様にご迷惑をお掛けして申し訳ないなぁと思います。いままでロイドの背後の我が儘に付き合って頂きありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！)

(/依頼の件ですが、私は顔が黒の柴犬の獣人の鍛冶屋とギルドで出会い、依頼内容は人食い蜘蛛が住み着いている鉱山の護衛で依頼が完了した後は追加で業務が急ぎの発注してきたのでアクセサリー作りのお手伝いをする予定ですが(ロイドは魔王軍の一流の職人の腕はまだ持っていないが、一応剣やアクセサリーを作れる設定)、どうでしょうか？もしよろしければ、他に主様の展開の希望があれば、教えていただけますか？)

(/ずっと言い出せずにいましたが、ロイドとヘレンがガルバディアや地中海の町などいろいろな旅をして、二人の絆がかなり深まっただいぶ後の展開で場所はラクアからガルバディアより遥か遠くにある50年前に壊滅した国家でロイドはその国家に駐在する魔王軍の司令官でそこで人生で最も楽しかった思い出と思い出したくもない辛い思い出が混在しており、一人旅時代でちょくちょくその国を訪れていて、ヘレンと一緒に来る目的は変わった景色や面白い物を見せたいう理由で行く予定です。この国家の設定は親魔王軍の国で現代の大都会(東京やニューヨークをモチーフにしている)に近い街並みで車や飛行機が飛んでおり、ガルバディアと冷戦の仲にあり、世界滅亡の危機だったとして有名で滅亡した理由はこの国に住む人々はいろんな種族がおり、冷戦の影響でエルフと人間が対立し、内戦が起きて悲惨な状態の時に体が砂になる伝染病が発生して全滅、他の国の者は車など作り方なんて分からないので滅亡した国の殆どの物がオーパーツ化されている設定にしています。もしかしたら、そういう車とかの近代的な物がファンタジー出るのはちょっと気が引けるという事がございましたらご指摘いただけませんか？旅の途中でその国の話題が出る予定なのでもし、駄目なら他の展開を考えますが、いかがなさいましょうか？)

そ、そうですよね？ロイドさんお強いですし、大人だし、呪い人形だとか怪奇現象だとかが怖いだなんて……あの、無理して強がらなくてもいいんですよ？もしロイドさんがお化け苦手でも誰も笑ったりしませんからね？(魔物であるはずの相手なら見慣れたものだろうと思うも、まるで経験があるようなやけに具体的な例が出され、何かを隠すような、自分を励ましているような言葉に瞳をぱちくりさせれば周囲を見渡し、いやいやまかさねと言葉を続けようとするも、鎧に包まれた相手が冷や汗を流しているように見えればもしやと思いつつ相手にだけ聞こえる声でこそっと囁き)

女王様なんですか！お風呂にもするだなんて、贅沢な使い方ですね。良いなぁ入ってみたいなぁ……へぇ、吸血鬼さんもハーブティ飲むんですね！意外です。ロイドさんとは仲良しさんだったんですか？(解説を受ければ女王と言う呼称に納得だと頷き、ラベンダーの香る湯船とは夢のようだと感じれば、いつかやりたい事リストに密かに書き加えつつ花を見つめ。血を好むと聞く吸血鬼も好むと話されれば目を丸くし驚き、懐かしんでいるような相手の姿に問いかけてみて)　

それは気になります！食べたいです、次は海を目指しましょうロイドさん！あ、えっと……そ、それも美味しそうですね。けど、ロイドさんって色んな事や国を知ってるんですね。実は世界一周とかしてたりしますか？(語られる言葉はどれも魅力的で心が躍り、思わず感情の赴くままに次の目的地の希望を口に出し。はたとそんな自分に気付けば、恥ずかしそうに口ごもれば、相手の知らない場所の方が少ないのではないだろうかと疑問が浮かび、人よりも寿命の長い相手なら一周していても可笑しくないと思いながら訊ね)

あ、ありがとうございます……！何だか空き家みたいですね。おじゃましまーす──わぁ、本当ですね！人がいっぱいです。それに不思議な物もあります。あ、依頼ってあそこにある中から探すんですか？(繋がれた手からはまるで父のような優しくあたたかなぬくもりや勇気をもらえば、どこか照れ臭さも感じつつ相手と視線を合わせ感謝の気持ちを伝え。外観については本当に此処で合っているのか半信半疑ながらも、相手の後を着いていっては建物の中へと入り。相手の言葉通り外観とは正反対な程綺麗な内装に驚けば、初めて見るギルドに落ち着き無く視線をあちこちに巡らせ。計算機を弾く独特な音は新鮮であり、掲示板の前には想像以上に人が居れば自分の背丈ではどんな依頼があるのかまでは見えづらく、その場で背伸びをしつつ掲示板らしき物を指差せば相手に確認し)

(/それなら安心致しました！迷惑だなんてとんでもないです。私もヘレンもロイドさん達のお陰で楽しい時間を過ごさせて頂いていますので、このままでお願い致します。此方こそ、改めてこれからもよろしくお願い致します！

依頼の具体的な案、ありがとうございます！是非その流れでお願い致します。アクセサリー作りならヘレンも楽しんでお手伝いする事でしょう！

私が思い付く案は、掲示板に隅にある埃を被った依頼書(報酬の少ないマイナーな薬草探し)から、達成後依頼主の紹介で宿の家事手伝い(報酬は宿で一泊と美味しい食事)→仕事中か達成後かに宿内の客か店主から有力な情報ゲット、とか迷路のような町中から迷子のペット探し、わらしべ長者的な話、ラクアの綺麗な水を汚す下水道の魔物退治、とかくらいでしょうか。正直ラクアじゃなく他の町や村でもこなせそうな無難な物ばかりなので、どこかのタイミングでこの中の一つでも採用されたらなぁ程度の考えだったりします

おぉ、面白そうですね！そこではどんな思い出が語られるのか、または垣間見る事が出来るのかとても楽しみです。近代的な物が出る事に対しては抵抗はないのでこちらは問題ありません、大丈夫ですよ。前もって確認して下さりありがとうございます！)

(/今回は本体のみの返信で失礼致します。なるべく早く返信できるようにいたしますが、もしかしたら、結構遅くなるかもしれないのでご了承ください。)

(/素晴らしいアイディアありがとうございます！早速、ヘレン本体様のアイディアを使わせていただきます！今回の一日の流れとしては、午前のスケジュールは犬の鍛冶屋の蜘蛛退治とアクセサリー作りで午後は薬草探し、最後は宿屋の家事をお手伝いして泊めてもらう予定にしています！そして、次の日には地下道で魔物退治や街中でペット探しをした後、お金にだいぶ余裕ができたのでお買い物の予定です。結構ハードスケジュールかもしれませんが、ご指摘があればお願いいたします！)

(/こちらこそ、近代的な要素を含んでも大丈夫と聞いて、安心いたしました！ありがとうございます！)

(/了解致しました。では二週間以上待っておりますので、お時間がまた出来ましたらその時に続きから再びよろしくお願い致します！

幾つか此方の考えをを採用して下さった展開の案、ありがとうございます！非常に充実した二日間ですね。大変なのは動き回るヘレンとロイドさんなので問題は無いかと思います(笑)

いえいえ、此方こそ沢山の案をありがとうございます。是非その壊滅した国家までストーリーを進めて行きたいなと思いますので、これからものんびりとよろしくお願い致します)

……す、すまんな…(虚勢を張ってみたものの明らかにお化けが苦手なのがバレバレでおそらくヘレンにもそれが分かったのか、彼女の気遣いの言葉に少し嬉しい気持ちがあったが、でかい図体をした自分がオカルトにビビるという事実で情けなくなり、恥ずかしいのか手を繋いでない方の手で顔を隠し)

ああ、マーガレットという吸血鬼と仲が良くてな！よく、お菓子をお裾分けしてもらったり、お茶会に招待されて話に花を咲かせていたんだ(ヘレンにその吸血鬼とは友人だったの？と聞かれれば、彼はそうなんだと嬉しそうに答え、お菓子を貰ったり、お茶会に呼んでくれた事があったと思い出を振り返り懐かしい感情がこみ上げながらヘレンに語りかけ、その後彼女とは「仲は良かったんだが、俺が魔王軍を止めた後は疎遠になった。理由は恐らく俺とは相性が最悪だった魔王があいつとは口を聞いたり、会いに行ってはいけないと命令していたらしいが…今はマーガレットがどこにいるのかは分からない」と今は消息不明だと話し)

うむ！海か…それもいいな！(ヘレンが嬉しそうに海を目指してみない？と問い掛ければ、ロイドは名案だとばかりに頷き、今後の旅の計画で船旅をしてみのも悪くはないと考え)

ああ、世界の果てまで行けるかチャレンジしていたんだ。だが、当時の俺は船で遠くまで行けるお金がなかったから全部を回る事はできなかった。(世界一周に挑戦した事があるのかと聞かれれば、肯定しながら頷いて、お金がなかったから断念したと話し。なぜ、世界情勢を知っているの？とヘレンに質問されれば「俺が魔王軍の将軍だった時代、敵国を打倒するにはまず敵の特徴や情勢、文化を知る必要があったんだ、知っていた謀略を考えやすいからな。今は職業病みたいな感じ、常に世界情勢がどうなっているのか把握したくなるんだ。」と魔王軍時代の職業病の影響で世界情勢に詳しくなったと話し)

まぁ、掲示板以外でも探す方法はあるが、今回は掲示板から依頼を探そう(ヘレンが指を指す掲示板に視線を向けて、他にも依頼を探す方法はあるものの今回は冒険ギルドの王道である掲示板から依頼を選択する事にし、兜で顔は見えないが、顎のあたりに手を当ててどれにするかを考えていたら背後から急に「あなたは確か…ロイド将軍殿！？」と話しかけられ)

(後ろにいたのは一人の獣人で獣人といっても種族はたくさんあり、人間っぽい者から完全に顔が動物の顔になっている者もいる。彼の場合は顔と全身が動物で顔はモフモフと毛に覆われた、よつめ模様の黒の柴犬で見た目は犬が服を着て、二本足で立ってるように見え。その表情は元魔王軍の偉い人が冒険ギルドにいる驚きでビックリしており)

PF(依頼主)

名前:タロウ
性別:男
年齢:25歳
種族:獣人
容姿:身長は160cm。鍛冶をするのに適した作業服を着こみ、大きな鞄を背負っている。武器の手入れに必要な道具は常備している。
性格:真面目な性格でちょっぴり頑固な所がある。
備考:ロイド専用のブロードソードを作った師匠の弟子で今は独立してラクアに店をかまえている。最近、鉱山で蜘蛛の魔物が出現するようになり、退治してもらうために冒険者ギルドに依頼しようと考えている。

蜘蛛の飼い主:蜘蛛の魔物が鉱山に出現した元凶の人物で見た目はネクロマンサー。蜘蛛愛好家で魔物の蜘蛛を飼っていたが、どんどんサイズが大きくなっていくので鉱山で飼う事にした。現在は蜘蛛が凶暴になり、言うことを聞かなくなった事を悩んでいる。ちなみに彼は蜘蛛愛好家で純粋に蜘蛛と一緒に生活したかっただけなどの悪意はない。

(/大変お待たせいたしました！依頼主は獣人で依頼内容は鉱山の蜘蛛退治にしようかなぁと思います。今回の依頼は依頼主自身も参加する予定です。)

大丈夫ですよ！私も怖いですもん。だから一緒に克服していきましょ？へぇ……なんだか、魔物さんも私達とそう変わらない部分もあるんですね。ふふ、魔王さんなのに意地悪な友達みたいな事言うんですね。…いつかまた、そのマーガレットさんにも会えたらいいですね！(恥ずかしい事では無いと首を左右に振れば空いている片手でぐっと拳を作り、これから共に頑張ろうと励まし。お茶会と聞けば、自分の中にある魔物は危険だと言うこれまでの認識がさらに変化するのを感じ。口を聞くな、会うな等と聞けば人の中でもグループ内で仲間外れにした者に対する扱いとそう大差無い事に可笑しそうに笑い。行方不明については楽観的な意見を述べ)

やった！じゃ、いつか絶対行きましょうね！船にも乗ってみたいです。今度は一周出来たらいいですね
(海への反応が悪くない様子に喜び声を弾ませ、知識でしか知らない船と海へと思いを馳せ。資金不足さえ無ければ一周出来ていたのであれば、自分が出来る手伝いをしていこうとより強く思いながら笑いかけ。「へぇ……すごいです。これからも色々教えて下さいね、ロイドさん！」過去の経験からだと聞けば素直に羨望の眼差しを向け、今後もなにかと相手に訊ねる事が多いだろうと感じればぺこりと一度頭を下げ)

はーい！よいしょっと……(掲示板から探すのであれば自分も頑張ろうと、手は握ったまま人混みの隙間に体を入れ、背伸びや体を左右に振って何とか掲示板を見える位置を確保しては依頼を探そうとし。「将、軍…？ロイドさんのお知り合いですか？」不意に聞こえた声に動きを止め振り返れば、相手を知る様子の獣人を見つめ。愛嬌のある柴犬に似た顔立ちが可愛いなぁと内心思いながら視線を相手を戻せば、見上げながら問いかけ)

(/大丈夫ですよ！了解です。あ、薬草と迷子の依頼は何時見つけましょうか？ギルドに戻る時があればその時発見させようかとも思いますし、複数の依頼を受けても可能な設定なら、現在のタイミングのどこかで気づかせるのも選択肢に入るのかなとも思うのですが…)

(/返事が遅くなった上に本体のみで本当に申し訳ありません！リアルで仕事が忙しいのでもう二週間ぐらい期間を設けていただけませんか？)

(/こんばんは。連絡下さりありがとうございます！了解致しました、お仕事頑張って下さい。また、お忙しくても体調崩されませぬよう、お気をつけて。ではゆっくりと返信、お待ちしております！)

(/一度上げさせて頂きます！やり取りが楽しかったのもあり、ここで終わってしまうのは寂しく思いまして、勝手ながら今月までお待ちしております。もしお時間がありましたら、背後様だけでも顔を出して頂ければ幸いです)