魔法の時間(ﾌｧﾝﾀｼﾞｰ/1対1/nl/練習)

［ロイド］

>ヘレン

俺も最初は民主主義の国とかいまいちピンッとこなかったんだが、あそこの国の在魔王軍司令官として過ごしていく内に段々と理解できるようになったんだ(ロイド自身も最初は民主主義について理解がなく、民主主義国家がどんな国なのかいまいちピンとこなかったが魔王の命令で親魔物である民主主義国家の在魔王軍司令官としてその国に住む事になり、そこで過ごす内に民主主義国家とはどんな所なのかを理解することができたのだと昔の過去を振り返りながら話し)

ん？ちょっ…(ヘレンに腕を掴まれて一瞬どうしたんだ？という表情をし、そのままの状態でヘレンが駆け足で依頼承諾用窓口までロイドを引っ張り。窓口では事務員の女性が営業スマイルで「引き受ける依頼は何にいたしますか？」と引き受ける依頼は何がいいかを尋ねており、ロイドは埃の被った依頼とタロウが依頼主である魔物退治の依頼を引き受けると伝え、事務員の女性は一枚の書類とペンをロイド達に渡し、彼は書類の名前記入欄に自分の名前を書き込んだ後、ヘレンの方に顔を向けて、「ヘレン、この書類の名前記入欄に自分の名前を書いてほしい」と女性に書類とペンを差し出し)

［タロウ］

>ロイド将軍、ヘレンさん

ロイド将軍とヘレンさんはまだ手続きをしてる最中ですね…(はやくも依頼の登録手続きを済ませたタロウはロイド達に視線を向ければ、まだ手続きをしているようで彼らが終わるまでイスに座って待機しており)

>ロイド

なるほどです。実際に行ってみたり、自分の目で確かめないと分からない事ってありますもんね！あ、ロイドさん。私も変装とかしたらその国にお邪魔出来たりしませんかね？お話を聞いてたらその国も見てみたいなって思って　
(ふむふむと頷いては、相手に教えてもらった蛸等を筆頭に言葉だけの説明では分からない事もたくさんあると理解し。また相手やタロウとの会話を通して、怖い魔物ばかりではないと知った今だからこそ、自分もその魔物の国にも行ってみたいと思いが浮かべば、そこに入る為考えた方法を述べながら相手の反応を伺い)

よろしくお願いします！
(窓口まで来れば、事務員の女性に元気良く頭を下げて挨拶し。女性と相手とのやり取りを横で興味深そうに聞きつつ、差し出された書類とペンを受けとれば、「はーい！」と返事をし、なるべく綺麗に丁寧にを心がけ集中しながら自分の名前を記入し。文字が間違って無いか確認しそれが終われば、事務員の女性へと書類を返す為にそれを差し出し)
　
>ロイド、タロウ
(事務員に渡した書類が受理され用がもし終わったならば、イスに腰掛けて自分達を待ってくれたタロウの元へと駆け寄り「お待たせしました！」と笑顔を向け、登録が終わった事をタロウに報告する事だろう)

［ロイド］

>ヘレン

……変装する必要はない…なぜなら、あそこの国は人間でも大歓迎だからというのもあったが……現に国が…もう………ないんだ…(ヘレンが親魔物国家に興味を持ってくれたようで、その国に行ってみたいと言われれば、ロイドはとても嬉しくなり。だが、ヘレンが入国するのには変装とかした方がいいのかな？と尋ねれるとロイドは急に表情が暗くさせて変装の必要はないと答え。その理由はあの民主主義国家は人間も大歓迎で種族を偽る必要がないという事と彼にとって辛い思い出でなかなか言い出せなかったのだが、国家がもう崩壊し、この世界にはもうないからだと理由を語り)

事務員「ありがとうございます。依頼が達成できましたら依頼報告用の窓口まで御越しくださいませ。」(ヘレンが元気よい挨拶に事務員はとても嬉しそうな表情で「こちらこそ、よろしくお願いいたします」と頭を下げて挨拶を返し。彼女から差し出されたペンと書類を事務員が受けとると依頼が達成できたら専用窓口で報告してほしいと事務的に説明し。ロイドとヘレンが窓口から離れようとすると「ヘレンさん、頑張ってくださいね！」と事務員がヘレンにエールを送り)

［タロウ］

>ヘレンさん、ロイド将軍

クゥーン…(自分がこのイスに座ってまだ５分しかたっていないのにも関わらず、耳と尻尾は垂れ下がり、まるで長時間飼い主に放置されているかのような悲しい表情をしながら、寂しそうに鳴き)

………！！将軍！ヘレンさん！(書類の手続きを済ませ、こちらに駆け寄るヘレンとロイドの姿を見るとタロウは悲しそうな表情から一変して耳を立てらせて、尻尾は嬉しいのか軽く振っており、その様子は久々に飼い主と会う事が出来たという多少オーバーなリアクションをとる飼い犬のようで。ヘレンがお待たせ！と笑顔で声を掛ければ「はい、また再会できてよかったです！」とタロウも嬉しそうに話し)

では、出発しますか？(書類の手続きが終わった事を伝えるとタロウはお散歩にいこうよ！と誘う犬みたいに目を輝かせながら今から出発しても大丈夫なのかを尋ね)

>ロイド

え……そう、なんですか？知らなかったとは言え、私ロイドさんにとって辛い事を思い出させてしまって……ご、ごめんなさい！
(フルフェイスの兜から相手の表情を読み取る事は出来ないが、何かを言い淀むように歯切れの悪い言葉やだんだんと相手を包む暗い雰囲気に気付いては、話に耳を傾けながら不思議に思い。最後にその理由を告げられれば瞳を見開き、人の国だけで無く、魔物達の国にも戦争の影響が起きている事に今さらながらに気付いては驚き。辛い事実を相手に語らせてしまった事を、時間が戻るなら無知だった自分を叱りたいと思いながら申し訳なさそうに慌てて頭を下げ謝り)

あ……はい、分かりました。──はい、頑張ります！
(ロイドとのやり取りもあってかややぎこちない返答になってしまうも、去り際にエールを送られれば振り返り、心からの笑顔と共に片手を上げ答えてからタロウの元へと向かい)

>タロウ、ロイド
また再会って、大袈裟ですよタロウさん。そんなに時間経ってないと思いますよ？
(激しく揺れる尻尾に視線を向けては思わず笑みを浮かべ、意外と寂しがり屋なのかなと思いながら言葉を返し。出発については、お金があれば念の為薬草等を買ったり出来るのだろうが、それ等や宿代を稼ぐ為に此処に足を運んでいる為、ロイドの顔を見上げては「今買えるものは特に無いと思いますし、いいですよねロイドさん？」と確認するように訊ね、その返答次第では店を出てからどこかに立ち寄るか、鉱山へと向けて歩を進めるだろう)

［ロイド］

>ヘレン

いやいや、俺はそんなこと気にしてないし、それに何も悪い事をしていない君が謝る必要はない！頭を上げてくれ(彼女が自分の罪悪感からか頭を下げて謝罪されれば、それを見たロイドは慌てた様子で両手を振りながら自分はそういう事は一切気にしてないし、ヘレンは何一つ悪い事をしてもないのに謝る必要ないと話し、頭を下げている彼女に頭を上げてくれとお願いし。民主主義の国が滅んだ事に関してで滅んだ理由を話そうとするが「さっきはあの国が滅んだ事を言ったが、その理由はな……あぁ、えっと……いや、また今度話そう。そういえば、ヘレンはラクアの広場にあった屋台に興味津々だったな！お金がたまったら最初に行ってみないか？」なかなか勇気が出ないのか、途中で言葉を詰まらせてしまい、結局はしばらく旅を続けてからでいいやと後回しにし、最終的には話題をそらしてしまい)

よし！鉱山一択だな！(ヘレンに買うものはないよね？と確認する発言に対してアイテムを買う以前に懐が極寒の冬より寒いので情けないながら買い物をするという選択はロイドにはなく、金欠についてもタロウに知られると恥ずかしいのでハキハキとした元気な声で鉱山にいくぞ！と即答し)

［タロウ］

>ヘレンさん

あっ…えっと…そうでしたか、すいません…(言われてみれば、時間は5分しか経ってなく、自分の行動を振り返れば恥ずかしくなり、頭をかきながらすいませんと軽く頭を下げながら謝り。)

>将軍殿

早速、鉱山に行くんですね！では、私はラクアの入り口で待ってますね！(ロイドが鉱山に行くと言えば、タロウはやった！と嬉しそうな表情になり。彼はせっかちな性格のため、出発が待ちきれないのかラクアの入り口で待ってると言い残すと持ち前の脚力で素早くギルドを出ていき。ロイドはそんなに慌てて走るなと声を掛けようとしたが、すでに彼がギルドから出ていった様子でロイドはタロウのせっかち具合に少し呆れているのかやれやれと溜め息を漏らし)

>ロイド

え、でも……ううん、分かりました
(いつになく慌てて両手を動かす相手を見れば、驚いたようにぱちぱちと瞬きを繰り返し。なおも渋るように謝りの言葉を口に出そうとするも、相手を困らせるだけだと理解してはゆっくりと頭を持ち上げ、視線を合わせ。「え、とっても気になるんですが……今度、絶対に教えて下さいね？約束ですよ？」国が滅んだ理由をぼかされてしまえば表情は一転し、そちらへと興味が逸らされるも曖昧にされてしまった事に対し不満げな眼差しを向けては、いつか必ず教えて欲しいと念を押し。「あぁ良いですね、賛成です！たっくさん美味しいもの食べましょうねロイドさん」逸らされた話題に乗れば、街中で見た屋台の数々と食欲を掻き立てられる匂いを思いだし、満面の笑みを浮かべてはこくこくと頷き返し)

>ロイド、タロウ

は、はい。ってあの、タロウさん？
(突然ハキハキとした声を上げ行き先を決めたロイドをビックリしたように見上げるも、その言葉を聞きあっという間に駆け出し姿の見えなくなったタロウに唖然とすれば、口をぽかんと開き立ち尽くし。一つ瞬きをし気を取り直せば、今起きた出来事にくすりと可笑しそうに笑い「タロウさんって足も早いんですね。流石獣人さんです。──それじゃ私達も行きましょうか」隣でため息を漏らす相手に声を掛け、先に行ってしまったタロウを追いかけるべく、入り口の扉を開けては外へと一歩踏み出し)

(/申し訳ありません、レスの返信がしばらく遅れるかもしれません。)

(/了解致しました！ゆっくりとお待ちしておりますね)

［ロイド］

>ヘレン

あ…ああ、そのうちな(自分の過去を話す勇気が湧かず、滅亡してしまった理由を教えてくれず不機嫌そうにするヘレンをみれば申し訳ない気持ちになり、また今度でいいから教えてくれると約束してね？と言われば、約束は守る意思を示すが、話す勇気が出るのはもう少し先になるかもしれないと心の中で呟き。話題がラクアの広場の事に移り、ヘレンが美味しそうな匂いがする食べ物の屋台に期待を胸に膨らませている様子を見て彼は暗い雰囲気から一転嬉しそうに明るい口調で「あそこはいろいろあるからな！親魔物国家の技術がある程度ラクアに浸透しているからアイスクリームやシャーベットとかの冷たい物も売られているぞ！」どうやら先程の国家の技術がある程度ラクアで活用されているらしく、電気があまり普及していない街が多い中でここは冷蔵庫や冷凍庫があり、アイスクリームを食べる事が出来るようになった事を話し)

…ん？…これは一体どうしたんだ？(そろそろ出発をしようというヘレンの言葉に応じるように冒険者ギルドを後にし、せっかちなタロウがいるラクアの入り口に向おうとする途中、入り口に近い位置の病院で機関銃が備え付けられたM923A1ビッグフットによく似ているトラックが停まっているのを目撃した彼はは思わず立ち止まってしまい、荷台には10人以上の兵士が苦しそうに蹲っているようで荷台の兵士はかなり危険な状態のなのか医師が切羽詰まった表情で早く中に入れるように指示をし、衛兵達は慎重に患者である兵士を運び、その様子を見守っている兵士達は「鉱山の魔物を退治しに行った討伐隊が赤いドクロ模様の蜘蛛にやられたらしい。かわいそうに…」と会話をしているようで赤いドクロ模様の蜘蛛と聞いたロイドは「その模様の蜘蛛って……まさか、あいつじゃないよな？もし、そうだったらかなり厄介だな…」何か思いだしたのか、赤いドクロ模様の蜘蛛は相当厄介な魔物だと知っているのか困ったように俯きながら腕を組んで小さなため息を吐き)

(/ヘレンの本体様、待ってくださり誠にありがとうございます！)

(/前に車などはオーパーツという設定にしておりましたが、それだとストーリーを書くには若干やりにくいと感じたので車はあるにはあるが、普及はあまり進んでおらず、かなりレアという設定に勝手ながら変更させていただきました。急に設定を変えてしまい、大変申し訳ございません。)

>ロイド

はい。いつか話してくれるその時を待っていますからね私！(相手が言い淀むその裏にはどんな理由があるのかはさっぱり検討が付かず。しかし相手ならば約束を違える事は無いだろうと信頼していれば、ニコニコと笑みを浮かべてはその話はそこで終わりにし。やがて食べ物の話題に話が移り、相手の口から意気揚々と語られる品の名前には村育ち故か、どちらも聞き慣れるものばかりであり。きょとんと目を丸くしては頭に幾つものクエスチョンマークを浮かべながら口を開き「えぇっと……ロイドさん？アイスだとか、そのシャー何とかってどんな食べ物なんですか？冷たいって言うと、かき氷に似た食べ物だったりするんでしょうか？」冷たい物と聞いて真っ先に思い浮かべたのは、母の魔法で作った氷を砕いて苺のシロップを掛けた物であり。首をコテンと傾げては、味やその姿にイマイチ想像の付かないそれについて問いかけ)

──え？あ、あの鉄の塊は何ですかロイドさん？(タロウを追うべく歩き出したものの、相手が何かに気付けば自分も立ち止まり同じ方向に目を向けては、車も初めて見るものであれば思わずパチクリと瞬きを数度繰り返し。「それに上に乗って居る人達、すごい怪我ですね……」次に荷台から覗く兵士の苦悶に満ちた表情と指示の声を飛ばす医師達の姿に注目しては、眉を下げ表情を曇らせながらぽつりと呟き。そんな最中近くの兵士達の話を耳にし何やら思い当たる節がありそうな相手を見上げては「鉱山って……聞き間違いじゃなければ、私達がこれから向かう場所、ですよね……？ロイドさん、何かその魔物についてご存じなんですか？」タロウから受けた依頼内容を思い出しては、まさかこれから大の大人相手にあんな重症を負わせるような、そんな危険な魔物を自分達は相手にしなければならないのだろうか。不安を胸に若干顔を青ざめながら、考え込んでいる様子の相手に向かって恐る恐る質問を投げ掛け)

(/お久しぶりです、こちらは大丈夫ですよ！
設定変更了解致しました。また確認なのですが、車がレアならば、ヘレンが住むような村では遠くへの移動手段は馬を使った馬車やロバが主流と解釈してしまっても宜しいでしょうか？またお時間が空きましたら、お返事お待ちしております)

［ロイド］

>ヘレン

いや、かき氷とはまた違うな。アイスクリームは牛乳などを原料として冷やしながら空気を含ませるように混ぜたら冷凍庫に入れ、固いアイスにならないように暫くしたらまた混ぜて冷凍庫に入れるのを数回繰り返して冷やし固めた奴だ。シャーベットは国によって大きく違ってくる場合があるが、多くの場合、乳製品を含んでおらず、果汁などを原料した物を冷やし固めた物をシャーベットと呼んでいる。このラクアのシャーベットは格別でな世界でも人気が高いんだ(かき氷は冷たいという事に関しては共通なのだが、アイスクリームもシャーベットも原料が違っており、味も変わってくる。アイスクリームは乳製品の原料を混ぜては冷やし、冷凍庫から出してはまた混ぜて戻すを繰り返して柔らかくておいしいデザートができ、シャーベットは果汁を原料として冷やし固めた物として知られているが、「あっ、そうそう！魔法の国のガルバディアでは"シャーベット"と呼ばずに"ソルベ"という名前だったんだ。後、どっかの国ではパチパチと弾ける粉ジュースをシャーベットと言っていたな…」と一部の国家では呼び方が違い、中にはシャーベットは口に入れたらパチパチと炭酸のように弾ける粉ジュースを定義している国もあることを付け加え)

こいつは厳密に言えば軍用トラックなんだが、大抵の奴は車と呼んでいる。まぁ、分りやすく例えると"鉄の馬"みたいなもんだな！だが、ただの馬じゃない、普通の馬の何倍のも荷物を運ぶことができ、きちんと整備された物なら燃料がなくならない限りどれだけ走っても疲れない優れものさ！(親魔物国家では一家に１台と言われる程車は身近な存在なのだが、この国とガルバディアでは環境汚染に繋がるとして人気があまりないのと工業力が親魔物国家より大きく下回っているため車が一部の富裕層や軍しか持っておらず、田舎では車の存在自体を知らない人がいてもおかしくないとロイドは思い。ヘレンの質問の対応に関しては分りやすい例えで生物ではないのだが、鉄の馬のような物だと説明し、長い距離を走らせたら馬は疲れてしまうが、車は燃料さえあれば長い距離を走っても平気だと話し)

ああ、"ハツカドクグモ"という毒蜘蛛の魔物で俺が将軍を勤めていた時代はそいつを軍用として利用しようという計画があったが、犠牲者が多く出てしまい挫折したが…。あの蜘蛛は炎以外の魔法や物理耐性も極端に強く、戦闘力もドラゴンに匹敵する。唯一の弱点は魔法の炎(火炎放射機や火事などの魔力を含まない炎は効果がない)で威力の低い炎魔法を使えば、一撃で倒す事が出来るが真正面での1対1の戦いでは、魔法を使っても余程のことがない限り攻撃は避けられて、当たらないんだ。(赤いドクロ模様が特徴ハツカドクグモは自身の将軍時代に軍用として利用しようという計画があったそうなのだが、言うことを一切聴かない上に味方が教われる事故が多発したので中止になったらしいので印象に残っていたので詳しいようで、この蜘蛛に関しては炎以外の魔法や物理攻撃の耐性は高く、それで倒せない事はないが、相当な労力が必要となり、弱点をつけば、初心者の魔法でも一撃で倒せるらしいが、注意をそらさねば攻撃を避けられてしまい当たらないようで)

【ハツカドクグモ】

全長は12m。名前の由来は毒を受けたら約20日間で死に至らしめる事から。多死多産が多い虫の中で一年に一体しか生まず、親蜘蛛は子蜘蛛が成虫になるまでつきっきりで世話をし、雄の固体は赤いドクロ模様があるのが特徴。物理と炎以外の耐性が強く、炎魔法がなければ倒すのに非常に苦労する。知能は高く、粘着性のある糸を使ってトラバサミのような動きを止めるトラップや糸を何重にも張り巡らしてバリケードとして活用し、炎魔法なら熱と相手の攻撃をする動きで軌道を予測してかわすことができ、炎魔法を当てるには囮が必要となる。ちなみに足踏みは強いわりに好戦的ではないこの蜘蛛に対して威嚇の効果があり、うまくいけば追い払うことができる。ただし、足踏みしながらシンバルのように道具で音を鳴らず行為は威嚇ではなく、俺はお前より下という侮辱の意味になり、侮辱された蜘蛛はその相手を殺すまで釘付けになってしまう。

(/はい！勇者の国では車が普及していない設定なので一部の貴族や富裕層以外は馬とロバを交通手段として使っていると私も想像しておりました。)

(/後、蜘蛛の戦闘についてですが、ロイドが囮になり、ヘレン様が炎魔法を使って蜘蛛を倒すという展開を考えておりますが、どうでしょう？また、鉱山の蜘蛛のようなボス格の敵との戦闘は二人で協力して倒すというスタンスでいこうと思っていますが、よろしいでしょうか？)

>ロイド

へぇ！作り方まで知ってるなんてお詳しいんですね。もしかして実際に作られた事があるんですか？(味以外にも詳しい解説が相手の口から告げられれば、興味深そうに話の合間に相づちを打ちつつ、驚いた様子で目を丸くしては浮かんだ疑問を問いかけ。「色んな種類のある食べ物なんですね、初めて知りました。教えてくれてありがとうございます、ロイドさん」国によって呼び名や形の変わるその食べ物を頭に想像しながら微笑み、一度軽く頭を下げ)

鉄の馬……世の中にはそんな物もあるんですか(自分は初めて見たが、相手は慣れた様子で例え話を混ぜたその説明内容に、改めて村での暮らししか知らなかった自分の世界の狭さを知り「世界って広いんですね」と感嘆のため息をつき)

──お、恐ろしい魔物さんですね。そんな方を相手に、私達だけで勝てるのでしょうか……？タロウさんには申し訳無いのですが、この依頼は断った方が……(魔物について語られた中身はギルド内にて教えられた厄介な魔物と特徴が一致していれば、あの時は意気揚々と頑張ると言えたが、実際に被害の合った人々を見てしまっては今は恐怖を感じてしまい。毒を持ち物理耐性にも秀でていると聞けば何より相手が危険ではないかとの懸念から、その場で立ち止まったまま俯いては、迷いながらもこの依頼について自分の現在の意見を述べ)

(/交通について、また戦闘についても了解致しました！はい、そのスタンスで宜しくお願い致します)

(/申し訳ありません、もう少し返信が遅れるかもしれません…)

(/連絡下さりありがとうございます！最近肌寒くなってきましたが、体調を崩されませぬようお気をつけください。のんびりとお返事お待ちしておりますね！)

［ロイド］

>ヘレン

ああ、俺は甘いアイスクリームが好きでな！実際に作った事があるんだ。だが、当時人気のお店だったアイスクリームの味を越えることはできなかったが…(アイスクリームとシャーベットについて自分の知っている限りの情報を伝えれば、ヘレンにもしかして、作った事があるの？と疑問を投げかれられ、彼はアイスクリームの方は好きすぎて作った事があると兜越しからでも嬉しそうな印象を感じ取れるようなテンションで応え。ロイドは在魔王軍司令官時代に人気だったアイスクリームの味を越えようと努力したが、高級で高品質な原材料や熟練のプロの腕前には敵わず、なくなく断念してしまい、それを悔やんでいた過去を思いだしたのか、残念そうに腕を組みながらため息をつき。教えてくれてありがとうとヘレンにお礼を言われれば、別にお礼を言われる程の事はしていないと照れ屋な彼は恥ずかしそうに話し)

ハハハ、このトラック以外にも変わった物はこの世にたくさんあるぞ！(初めて見るトラックに驚きを隠せない様子のヘレンにロイドは思わず微笑ましくなり、この世の中には驚くような物がごまんとあると面白い物がどれだけあるかを表現するために両手を大きく広げるジェスチャーを交えて話し。世界は広いんだと感心している彼女の様子を見て、時間をかけてこの広大な世界を自由気ままに旅をしていた彼は「ああ、いろんな所に足を運んだ俺ですら行った事がない場所があるくらいに世界は広い。君もこの旅を続けていたらもっとそれを実感できるかもな」と世界中をしたロイドすら行った事がない場所が存在し、世界はとても広大で知るべき事もたくさんあり、この旅を通していろんな場所を回れば、世界の広さを自分の身で感じ取る事ができると話し)

鉱山にいる魔物がハツカドクグモだと分かった以上放置できない。ドクロ模様している奴はオスだから増える心配はないが、獲物を狩って巣に持ち帰って食糧として溜め込む習性が強いこの蜘蛛は巣の外で活動することがあるから周辺にいる人に危害が加わるかもしれない。(リスクが高いため依頼を断るべきではというヘレンの提案に彼は依頼を完遂させてたいという意思を示し、その理由はお金のためではなく、倒さないと住民に危害が加わる危険性があり、それを無視するのは自分にはできなかった事や魔物との戦いによる危険のリスクをクリアできる自信もあるためか、珍しくヘレンの提案に反対していたようで)

あの魔物は厄介な存在だが、作戦があれば危険のリスクは最小限に押さえられる。一応、作戦はあるんだが、それは…(ハツカドクグモは強力な毒と圧倒な物理耐性を持つ危険な魔物なのだが、作戦をきちん練れば勝てない相手ではなく、ロイドは危険なドクグモを退治するための対策で蜘蛛の囮として常に注意を自分に向けさせて、ヘレンが炎の魔法で退治するという囮作戦を提案し。先程は依頼は続けると自分の意見を押し付けてしまったが、強力な魔物と対峙した時のヘレンの身の事も案じ、「もし、この依頼で命を落としそうだと感じたら戦いに参加したくないと素直に言ってくれ、時間はかかるが俺一人でも倒せない事はないから」と危ないと思ったら素直に言ってくれとお願いし、自分は一人でもなんとかなると安心させるように言い)

(/大変お待たせいたしました！)

(/主様、お気遣いありがとうございます！確かに冬になってからとても寒いなと感じております。近所ではインフルエンザで学級閉鎖した所がありますしね…仕事をしている身の私にとって体は資本みたいな物ですから健康管理には気を付けたいです笑)

>ロイド

あぁ、やっぱり。……ふふ、そんな簡単に真似して作れたら、今まで一生懸命頑張ってきたお店の方の立場が無いですよ。お菓子に限らず、お料理って意外と大変なんですから(自分の予想が当たっていれば納得したように言葉を漏らし。言葉や動作から滲み出る相手の悔しい思いを目にしては、片手を口許に当て控えめにくすくすと笑っては、自分が父と母に旅の中で作れる料理や家庭の味を学んだ時の苦労を思い出しながら言葉を返し)

こ、これ以外にもまだまだですか？例えばそれはどんな物でしょうか？(今さっき見た乗り物でさえ自分にとっては珍しい部類にも関わらず、両手をこれでもかと大きく広げられて表現されては、その驚きを示すようにドングリのように左右の瞳をさらに丸くし疑問を声に乗せ。相手と旅する中で自分もいずれ世界をもっと知る事が出来ると聞けば「それは楽しみです。私も、ロイドさんと一緒にたくさん世界を見て回って、いつかお父さんとお母さんに語り尽くせないくらいのお土産話を持って帰れるようになりたいです」未だ知り得ない多くの世界の景色や文化をこの身で実感出来る未来を頭に描きつつ、楽しみだと述べては微笑み。昔旅をしていたと話して聞かせてくれた父でも、相手ほど世界は回っていないだろう。こうして相手が自分に語ってくれたような世界の不思議を、ついこの前までの己と同じく多くは知らないであろう村に居る家族や住人達に、いつか話したいとの思いを抱いては、新たに芽生えた目標を相手に告げ)

──……ですよね。ロイドさんならそう言うだろうなって思ってました(今一度魔物の危険性を語られては、元々外見とは裏腹に金銭に関係なく村の爺様達の畑仕事を手伝ってくれた心優しい相手だからこそ、こうして旅をするように至ったのだ。そう簡単に引くとは思っていないと分かってはいても、迷いが生まれてしまった自身に対し、俯いたまま力ない声で呟き)

(魔物の特性を考慮し役割分担された作戦内容。自分のような小娘では簡単に命を落とすのでは無いかと疑念は消えないものの、そこで漸く俯いたままの体勢から頭を持ち上げては、相手のヘルムの奥にあるであろう瞳と真っ直ぐ視線を合わせるような強い眼差しを向け「命の危険は感じますし、怖いって気持ちもありますけど……いつまでも後ろに隠れたままじゃ、駄目ですよね。それに私も誰かを守れるようになれるくらい、強くなりたいです。だから、足を引っ張ってしまうかもしれませんが、私も一緒に戦わせて下さい、お願いします……！」怖くないと言えば嘘になる。故に今の正直な気持ちを口に出しては、これからも相手と旅をする上で守られてばかりではいけないと、これは決して避けては通れない道なのだと腹を括ったかのように決意を露にし。タロウや町の人達の身を案じる目の前の人物の優しさと、それを可能にする強さに少しでも近付きたいとさらに言葉を続けては、今一度深く頭を下げ自分にも魔物退治を手伝わせて欲しい旨を伝え)

(/此方こそお返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした！明けましておめでとう御座います。本年度も、お互いが負担にならない程度にのんびりとした更新ペースで宜しくお願い出来れば幸いです)

(/年が明けてかなり日が過ぎてしましたが、あけましておめでとうございます！返事が遅くなってしまい大変申し訳ありません。ゆったりとした更新ペースでしたらこちらもとても助かります！
それでいて、誠に身勝手なお願いがありますが、またロルの返信をもう少し待っていただけると助かります。今回は本体のみの返事をお許しくださいませ。)

(/お久しぶりです。了解致しました、お待ちしておりますね)

>ヘレン

ああ、確かに料理は奥深いからな(炊事は一見誰でも出来そうに見えるがやってみなければ意外と大変だ。例えば、同じ料理を作る時でも調理する人間によっては材料や入れる調味料など人それぞれなため味が全く変わってしまう事があり、地域によっては調理法が全く違うことも珍しくない。ロイドは料理は簡単ではないというヘレンの言葉を噛みしめながら料理の奥深さを実感しながら軽く頷き、彼は彼女に共感するような発言をし)

ウーム、そうだな……例えば、近い内にこの国の王都に向かう予定なんだが、そこに親魔物国家から親睦の印として500年前の多数の大砲や機銃を搭載した巨大な飛行船があるな！(この昔の面影が色濃く残るこの西洋の街には似つかわしくない軍用トラック以外で面白いものがあるとしたら、魔王を倒した勇者が所属する国にあるまるでハリネズミのように大砲がたくさん搭載され、親魔物国家の兵器としてはビンテージものだとしても街一つを軽く吹き飛ばせるような火力を持ち、勇者の国の主力として現役を全うしている巨大な飛行船を真っ先に思い浮かべ、飛行船がある王都は距離も大して離れていないし、他にも面白い物もたくさんあるのでそのうち行ってみる予定だと話し)

……我儘を言ってしまって、すまない…ヘレンには苦労を掛けるな…(いくらラクアの人々がハツカドクグモの被害にあわないようにするためだとは言え、戦闘を経験したことがないのに、下手したら命を落としてしまってもおかしくない相手の討を無理矢理強いた事に今更ながら罪悪感を感じてしまい、自分の我儘に付き合わせてしまった事を謝罪し。ロイドの身勝手ながら討伐を協力してほしいという要望に応えてくれたヘレンは本当は恐いという気持ちもあるだろうにそれを乗り越えて何か決意を胸に抱き、とても頼りになる存在に見えた彼は「ありがとう、とても頼りになる」とお世辞を全く添えずに感謝の気持ちを素直に述べ)

あ…やばい！俺とした事がついつい寄り道して喋ってしまった！早く、タロウの所に行かないと！(彼はお喋りで一度話し込むと長い時間話し込んでしまう悪い癖があり、そのせいで道草を食っていままでお喋りをしていたのだが、ロイドはタロウがラクアの入り口で待っている事を急に思い出し、ヘレンに早くタロウの所に向かわねばと呼び掛け、もし、このままタロウと合流すればそのまま魔物がいる鉱山の道まで進むだろう)

(/大変お待たせいたしました！自分のリアルの事情のせいで亀レスなってしまいがちですが、ロルのやり取りを楽しませていただいております！)

>ロイド

王都ですか、きっと賑やかなんでしょうね。それに飛行船……名前の通り空を飛行する船の事でしょうか？大砲がたくさんだなんて、何だかそちらは物騒ですね(料理については軽く"えぇ"と相槌を打ち。王都と聞いては此処よりも華やかな町並みの想像を膨らませ、兵器を積んだ乗り物について語られては、名前から姿形をぼんやりと浮かべつつ、危険そうだと眉を下げては苦笑いで返し)

いえ、私の方こそすみませんでした！(自分が弱気になってしまった事に非があると感じては、相手の謝罪を受け慌てて勢い良く頭を下げて謝り返し。再び顔を上げた所で耳にした感謝の言葉には、強張っていた表情を緩め「……ロイドさんの期待に応えられるよう頑張りますね」と、体の前で軽く拳を握ってこれからに対する意気込みを述べ)

あ……そうでした。急ぎましょう、ロイドさん！(不安が解消されたのは良いが、相手の発言によって先に行ってしまったタロウが待っている事に気付かされては、こくりと頷いてから駆け足で後に続き、ラクアの入り口へと向かい)

(/大丈夫ですよ、此方こそいつも楽しませて頂きありがとうございます！)