いけない愛と知っていながら【教師、生徒】非募

そりゃ言ってないからな
(しゅんとしているのか、退屈なのか区別がつかず取り敢えずはやく湯船につかろうと急ぎめで泡を流し。なんだかボソボソ言っている相手の呟きを聞き取って、仕方ないだろという意味も込めて上記を述べて。やっと泡を流すと浴槽に入って)

ばーか
(言ってないから知らないのなんて当たり前のように知ってるけどなんだか寂しい気分になったので悪態つき。相手が入ってくると抱きついて「我儘ばっかでごめん」と相手の胸に顔埋めたまましゅんとして述べて)

我儘な子好きだよ
(ばーかと悪態をつかれて、少しムッとするも自分も悪いなと感じて敢えてのんで。浴槽に入るなり抱きついてきて少しびっくりするも、胸に顔を埋めながら述べた言葉を聞いて相手の頭を撫でながら上記を述べて)

...ありがと
(頭を撫でて自分を容認してくれる相手にいつもは言えない感情を吐露してぎゅっと抱きつく腕に力こめて相手を恥ずかしがらせるなんてまだ早かったのかなと思い見つめて「すき...かも」と言ったのに照れたのでかもと付け足して顔を胸に埋めて隠し)

かも、じゃなくて好きなんだろ？
(相手の有難うなんて言葉をかけられるのは何度目だろうと貴重な機会かなと考えながら、いいえと返事をし。相手から有難うという言葉と好きという言葉を聞けて内心満足していたのだが、かもと付け加えたのが可愛くて意地悪のつもりで)

...薫さんは？
(そうだと肯定するには恥ずかしすぎたのでむうっとむくれて見上げ相手にも同じ言葉を要求してつんつんとほっぺたつついてみたり腹筋ぺたぺた触ってみたりして遊んで)

愛してるよ
(此処まできたら肯定すればいいのに高校生の精神的な面はよくわからないなと思いながらも、可愛いからいいやという結末に到着し。自分は言わないくせに人には言わせるんだとクスクス笑って、落ち着いてから愛してるよと述べて)

...俺の方が愛してるし
(クスクスと笑われてむっとするが相手の言葉といつもの調子に思わず微笑み、やっぱり笑ってる時が1番いいやと思い頬を両手で包み述べてお風呂は嫌いでも付き合ってくれる相手に改めて嬉しく思い)

俺がお前に向ける愛情は計り知れないぞ？
(俺の方がと上に行こうとしている相手に負けていられないと、上記を誇らしげに述べて。気持ち悪い顔してるよ、と茶化すように言うも本当は相手の嬉しそうな顔が可愛く思っていて)

例えばー？
(嬉しそうに微笑んで相手の頬をつまんで引っ張ったりして相手に問いかけて、充分愛されてるのは分かるけどどんなとこ好きなのかなと思い。それは薫さんも、と茶化されたのに返し)

普段ツンデレなくせに、急に素直になったり
(例えばと聞かれると、正直に言おうか誤魔化そうかと 悩んだ結果正直に好きなところをいうと決めて。相手の好きなところなんて言い始めたらキリがないほどに思いつき、自分も相手も恵まれているな感じ。薫さんもと言われ、確かにと手で口を隠しながら幸せそうに笑って)

も、もういい
(言い始めた相手に自分が催促したのだが恥ずかしくなって相手にストップかけて。それでも愛されてるなあと改めて思い胸が暖かくなり口元を覆って笑う相手と同じように口元を覆って幸せそうに微笑みあい)

まだいっぱいあるのに、もういいのかい？
(相手の好きなところを述べるのを制止されると、自分の勝ちだなと誇ったように上記を述べ。相手とこうして幸せに包まれることができるなら風呂に入ったりするのも悪くないなと感じて)

いい、わかったからっ
(もうこの人に勝てることはないのかもしれないと思いつつ恥ずかしさにのぼせたように赤くなりながら述べて。もうつまらなそうじゃない相手にこのままお風呂好きになってくれればいいのにと思い)

それは残念だな
(必死に止められて、やっと好きなところを上げるのをやめて。きっと顔が赤いのは、のぼせたりして赤いんじゃないんだろうなと勘づくと、のぼせちゃった？とわざとらしく尋ねて。)

うぅ...薫さんのばか
(照れ隠しにお湯をバシンと手で叩いて相手にお湯掛け。違いますーと頬ふくらませてわざとらしい問いかけにそっぽ向いて応えて、顔色を崩さない相手にくそっと思いつつ)

(/見つからなくならないように...上げです。待ってます。)

こら…目に入った
(相手にかけられたお湯が目に入り、あっと声を漏らしてはこらと相手を軽く怒りながら目に手を当てて。そろそろ熱くなってきたと感じたのか、相手はいつまでお風呂に入っているんだろうと相手のことを眺めて)


(/本当、遅れてすみません！！上げ有難う御座います…)

ふふん
(得意気に微笑んで相手をみやり満足したような表情をして、自分から相手を誘ったのにさっさと出てしまおうと暑くなってきたので相手のそばから退いて立ち上がり出よう？と声かけて)

(/いえいえ、大丈夫ですよ！)

そうだな、暑い
(満足そうな笑みを浮かべている相手の顔を見て、さっきまで拗ねていた顔が嘘みたいだなと感じると楽しそうで良かったと頭をポンポンと撫でて。出ようと言われ、自分も立ち上がり素手で軽く扇ぎ)