日の沈む頃に ／ 〆

その悪徳警官とやらに世話になってるのは何処のどいつだ、ど間抜けが。…は、大きな勝負前にして気が立ってるだと？お前に宥められるとは、落ちたもんだな。(彼からの悪態は最早聞き慣れた物。テンプレートのような返しを行う辺り、己もまた変わらない口振りの悪さが垣間見える。何時の目力も今だけは静かに伏せながら嘲笑を一つ浮かべ、胸ポケットから煙草を一箱取り出した。一本口に咥えライターで点火後、彼に向かって投げ渡す。紫煙を、静かに吹き出しながら「いいですよ。私、入間銃兎巡査部長が直々にお相手して差し上げましょう。」と。多くの人の前で見せる敬語での口調は、まるで容疑者と警察官の間柄を彷彿とさせるもので、其れは彼なりの小さな悪戯心からなる物。視線を彼の目に合わせると、口角を上げて。)



( お声掛けありがとうございます！当方、心情又終始ロルの傾向あります。(文末除) 先程のトピックの返信として上記しておきますのでご参考までにどうぞ!当方としては恋人前提又は成就前提の両片思い.片想いの関係性をcpによって変化させるのも楽しそうだなと思います…＊
当方のirm君に関して、希望(デレ又はツン多め、溺愛、依存系)等の希望ありましたら遠慮なくおっしゃってください…！

（ ／ 遅くなってしまいすみません、トピ建て及び参加許可ありがとうございます！此方も返信しようと思いましたが、お待たせしてはいけないと判断したため背後からの挨拶のみとさせて頂きます…。
irm君に関しまして、普段よりも少しだけデレが多めだと嬉しいですが、口喧嘩の際は容赦せず罵り合っていけたらと…（ ← ）また、当方のsmtkに対してもご要望があれば何なりとお伝えください！

関係性については、お互い無意識の両片思いからの恋人…という流れや途中で現パロへ移行、また萎でなければ違法マイクによるあれやこれや等も面白そうだと感じたのですが如何でしょう…？

長々とすみません。最期に、相互でお相手して下さる組み合わせですが、当方の希望としましては〈 有栖川帝統・夢野幻太郎 〉もしくは〈 観音坂独歩・伊弉冉一二三 〉のどちらかでお付き合いいただけますでしょうか…！此方からの要望ですので、組み合わせ・伽羅は主様にお任せいたします＊）

(お返事有難う御座います*
デレ多め了解致しました！口の悪さは原作通りとしつつ内面smtk君にぞっこんirmさんになると思いますが宜しくお願いします…! smtk君は、良くも悪くも率直に物を伝える印象があるので喧嘩の際は思う双方とも存分罵り合いつつも、両片想い中や成就後等は恋愛感情を言葉や言動で真っ直ぐ伝えてくださると嬉しいです。又、双方とも嫉妬心独占欲強め前提で、smtk君もまた喜怒哀楽豊かに八つ当たりしてくださると当方のirmさんがその愛らしさに嬉しがります。←

両片思い把握しました！現パロ、違法マイク、どちらもドツボです* 是非お願いします…！ どちらのcpも捨てがたいです…！そうですね、でしたら観音坂君と伊弉冊君ペアでお願いしてもよろしいでしょうか…？提供は伊弉冊君でお願いしたいです…！ステキな提案に、当方の希望を優先して頂き感謝致します！; ;

あ？ど間抜けなのは、軽率にサツを呼びやがるその辺のゴロツキ共だ。──俺がいつお前を宥めたって？次にぶち当たるのは先生ん所、気を収める必要なんざ無ぇって言ってんだよ。
（ 緩い放物線を描いて飛んできたライターを掴む様にして受け取れば、咥えていた自らの煙草に火を点ける。相手の世話になっていることは自覚しているものの、悪びれもせず舌打ちをひとつ。細く長く息を吐けば相手のそれと混ざった匂いを感じて微かに口角を上げ、獰猛ともとれる笑みで旧知の仲である医者の事を思い浮かべ。理知的な緑の瞳と視線を合わせるとその口調に忍び笑いを漏らし、「…ックク、それで、巡査部長殿は俺様を何処に連行する気だ？」と試すように片眉を吊り上げ ）



（ ／ ファイナルバトルのジャケ写…；；
畏まりました…！！粗暴な立ち振る舞いの中にも常に相手を気に掛けるような、真っ直ぐなsmtkさまになるよう精進いたします…！
違法マイクによる一時的な性格改変や年齢操作等、此方に萎はございませんので柔軟に進めていけたらと思います。
取り敢えず先程のやりとりの続きをのせていますが、新たに始めるのであれば蹴っていただいて構いませんので！
こちらこそ募集に記載が無い相互のやりとりを承諾してくださってありがとうございます…！それでは、当方が観音坂君を…という事で大丈夫でしょうか？二人は幼馴染かつ同居している、という点が最大の萌だと感じていますので、恋人前提、またはどちらかの片想いで、のんびり糖分高めでお話出来れば幸いです＊）

やれやれ、白昼堂々とヘマやらかして通報されるゴロツキが同じグループとは先が思いやられますね。やるなら、バレずにやって欲しい物です。下手くそが。
…ほう。お前がそこまで言わせる相手となると、他の奴らも相当な腕を持っているんだろうな。(数度と、紫煙を吹かせた煙草は既に半分程の長さに。彼の発言は己にとっては言い訳と噛み砕き、″ゴロツキ″との言葉に彼もまた一括り。きっと、良い気分はしないだろうと理解した上での言葉、敬語口調から悪態の高低差もまた嘲笑を物語り。後者の言葉に、彼の実力からそれと同様の力を持っているとなるとかなりの強者だと容易く想像が出来る。しかし不安や恐怖なんて物は微塵も芽生えず、それはきっと彼も同じだろう。嬉しさや楽しみ、とさえ思え高揚感を僅かながら顕に。胸ポケットから携帯灰皿を取り出し、煙草を押し付け消火。蓋を閉めると、其れまた彼に投げ渡し「は、そっちから誘っておいて随分と受動的だな。今晩は、俺の家で一杯どうだ？」と。時計を一瞥、適当な店で食材と酒を見繕ろうにしても時間は充分過ぎる程にある。夜通し語り合うのも悪くはないだろう、なんて柄にもない冗談とも取れる言葉は胸の内に。)


( 見ました隠しきれない色気の暴力…ううっ；；！！
私得の要望を承って下さり有難うございます…本当感謝感謝です…っ！一時的な年齢操作性格改変…どちらも美味しく頂きます(←)いつもはツンケンな2人ですがどちらかが真逆の性格になるのも楽しそうですよね* 考えておきます…！
場面は、この後どちらかの家で晩酌、そのまま酔いも回り家主は寝室で、来客はリビング等で寝落ち…という形で大丈夫でしょうか…？昼間の様子などは適度に端折りながら進めて行く形でお願いしたいです…！また、当方ラップのセンスが皆無なのでバトルシーンは無しでお願いしたいです…申し訳ないです; ;
いえいえ、此方こそ有難う御座います！ヨコハマ組が片思いなのでこちらは糖度高めの恋人前提でのんびり進めるのと有りだなと思いました* １つ確認なのですが、2つのcpを同時進行という形か、irm君たちの話を終えたところで２つ目に移行か、どちらかご希望かお教え願いますでしょうか…！当方としましては、同時進行、別進行、どちらでも構いません* 同時進行希望の場合は、別にもう1つトピックを立てても構いませんし、同じトピにてのお相手でも大丈夫です*

んだと、もう一遍言ってみろやクソウサポリ公が！上等だ、まずはその減らず口からぶっ潰して転がしてやるよ…！
お前が当たんのは…あのホストか？チャラチャラして気に食わねぇ奴だが、勝ち抜いてきたのは事実だ。──抜かんじゃねーぞ。
（吸殻はその辺に捨てられているのが常といえるこの町で携帯灰皿を愛用しているのはかなり珍しい。しかしそれに気付くより前に元々高くはない己の沸点は最高潮に達しており、煙草を力任せに灰皿に押し付け蓋を閉じるとそれごと相手のネクタイを引っ掴もうと手を伸ばす。容易に口喧嘩に発展するのは普段と同じパターンだとはいえゴロツキの一括りに自分を入れられた事が気に食わないのか、噛みつかんばかりの勢いで低く唸り。対戦相手を探るような言葉を聞けば最初に思い浮かぶのは彼が正面からぶつかる事になるであろう金髪の男。案じるような言葉とは裏腹に此方が膝をつくことはありえない、と余裕気な笑みを零し。相手からの誘いにはぴくりとこめかみを動かし「チッ、俺を呼んだのはテメーだろうが。…まあ良いんじゃねぇの、酒と食いもん買っていけば夜には着くだろ」と空に目をやり、視線を下ろすと相手の車を探すように辺りを見渡し）


（ ／ 皆が切羽詰まった表情の中で活き活きしてる３番手組が沼でした…！！
違法マイクについてはぼんやりとですが、irm君は捜査で、smtk君も情報を仕入れて調査に来た所で攻撃に合うという感じかな、と想像しております＊
場面について了解しました！晩酌及び相手の家ということで、少しでも関係が進むと良いのですが…！また恥ずかしながら当方もラップは出来ませんので、やむをえず戦わなければいけない所はふんわりと端折れればと（ ← ）
進行方法ですが、個人的にひとつのトピックに纏められていた方が確認などしやすいために此方で同時進行、という形でお願いいたします。ハマの二人が引くくらいの甘々で進めていければ嬉しいです…！当方から始めた方が良ければ、次のレスからとなりますがそのようにいたします＊）

─ッ！…チッ、上等だゴラァ！お前の組全員まとめてしょっぴいて豚箱にぶち込んでやるよ！
怠慢張る訳ではないが、俺達は誰1人として負ける事はない。分かりきっている事だ、なぁ左馬刻。
(彼の手の早さと沸点の低さは周知の事実。伸ばされた手が、首元のネクタイを捉えると一瞬詰まる呼吸。苦痛はさほど無くとも、生憎此方も沸点の低さと手の早さはお互い様で、額をぐりっと擦り合わせ顔を近付けては煽るような声掛けに怒気をはらませ。しかし、ここで争っている場合でも無いとすぐさまお互いが気持ちを落ち着かせ、後者に対して自信を深めた笑みを。′俺達′と一括りにする辺り、同メンバーの力量にかなりの自信を持っている事が伺え、続け様「そうと決まれば、車は俺が出す。お前は食いたい物でも考えておけ。」と一言。同時に、彼の手からひょい、と携帯灰皿を″押収″。背を向け、″それに、ヤクザの車なんてどこに連れて行かれるか分かったものではないですからね″なんて、言葉を続け様に呟く。悪徳警官、と言われるに至る経緯を鑑みると裏社会で生きる彼も表社会で正義を振る自分も同等。車の鍵を内ポケットから取り、道の端へと路肩停車している車を示し、足早に運転席へと乗車して。)


( とてもわかりみが深いです ; ; …！回を重ねるごとにみんな表情が分かりやすく変化していくのがとても愛おしくあります…！！; ;
好都合設定…！お互い餌食になってしまうのもまた可愛いですね…どちらもおチビ愛おしさ爆破ですね！()
酔った勢いでどちらかが口付けをしてしまうがした方は次の日忘れ、された方はずっと覚えているがいつも通りに振舞って…なんて展開も胸がきゅんきゅんしますね*
ラップ苦手な方がここにも…！はい、やんわりばんばん端折って行きましょう！
了解しました* では、お言葉に甘えて次レスにて同時進行でお願い致します* また、聞き忘れて居ましたが此方の一二三君への要望ありましたらお申し付け下さい！独歩君に際しては、ありのままの独歩君で充分です* * * その他何かご要望ありましたらその時はまたいつでもお声掛けください…！背後会話が長くなり申し訳ないです、適宜端折るかご要望特に無いようでしたら蹴ってくださって大丈夫です…！◯

─おう、やれるもんならやってみろや政府の犬が！…ハッ、そういやテメーはウサギだったか？
当たりめーだろ、銃兎。勝つのは俺達だ…これまでも、この勝負が終わった後でも、だ。それは変わらねぇだろ？
（相手の車の助手席に入り込めば慣れた手付きで後手にシートを軽く下げ、長く持て余した脚を折り曲げて座る。普段仲裁に入るチームメイトは不在だが互いに本気の争いでは無いために、おちょくる様な口調のまま頬杖をついて鼻を鳴らし。持ち主の許可も何と無しにダッシュボードを開けると前回乗った時に入れたままだった己のライターが入っており、手癖で本日二度目の煙草に火を。視線の端で相手の口角が不敵に上がったのをかくにんすると、紡がれた言葉に同意を示し、前回の勝負を思い出すかのように目蓋を伏せて窓の外に向けて紫煙を燻らせ。初めて訪れる彼の家への好奇心と些末な優越感に二人きりで良いか、と考えるもそれを素直に口にできるはずも無く、「理鶯は…今日はやめとくか。変なモン持ってこられたら萎えてしょうがねぇ」と呟き）


＊＊＊


────はぁ、ただ、いま…。
（草臥れたスーツと何時にもまして濃く縁取られた目の下の隈、のろのろと重い足をなんとか動かし、やっとの思いで家の扉の前に辿り着く。残業が続くのはいつものことだが、昨晩は終電さえ逃してしまったために会社近くのホテルで一泊する羽目になってしまった。同居している幼馴染であり恋人でもある彼とは、お互いの仕事の都合もあり最後に顔を見たのはいつだったか。気の遠くなるような連勤が終わり明日は久々の休日、脳内に浮かぶのは恋人のつくる美味しいご飯と暖かい風呂、柔らかな布団。そこまで考えて抱えていた鞄の持ち手がずるりと落ち、思い出したようにポケットから家の鍵を取り出す。彼は家にいるだろうか、仕事に行ってしまっただろうか─――鍵を回し、玄関で靴を脱ぐと溜息をつき、そのまま廊下に倒れ伏し、 ）


（ ／ わああすごく良いと思います…！此方がする側であれば、寝落ちしたirm君をベッドまで運びつつ口付ける…という感じになるかと…＊
一二三君への要望は特に有りません…がやはりスキンシップ多めだと喜びます…（）
此方も何か御座いましたらお気軽にお尋ねください…長々と失礼いたしました！）

ただ1つ言える事は、兎だからと油断していては食われますよ。ただのゴロツキなんて、即座にやられるのが落ちだ。
…は、お前の自信には心底安心するよ。どこにだって着いて行くぜ、俺達なら何処へ行っても。…
(売り言葉に買い言葉、留まる事が無くお互い自然な口調でさらさら悪態が出てくる。後者の言葉、文末はそっと伏せ柄にも無く薄く笑みを。彼が助手席に乗ると、早々に車を出す。隣で、慣れた手つきで煙草を吸い始める彼を見る限り、日頃から乗り慣れた様子が垣間見える。忘れ物、など相手に届けるか処分するか等すれば良い物の、一言も伝えず残しておくのは彼に対しての無意識な執着心が芽生えているからであろう。彼側の窓を僅かに開け、「あいにく、誰かさんのせいでキャンプ地まで行く体力は残ってませんしね。また今度、お誘いしましょう。」と余計な一言。暫く車を走らせた後に、適当な店へと寄ると着いたぞ、と一言。頭の中で家にある酒を反復して思い出しつつ、)


＊＊＊

─お帰りどっぽ！(彼の疲労困憊した姿は今までなんどたって見てきた。目の前で屈み、けらけらと笑いながら「はは、社畜の成れの果てー。生きてる？ねぇ、生きてる？」と指先で彼の体、頭をつんつんつんつんry。見慣れた姿とは言えやはり無理はして欲しくないのが本音、眉下げどうしたものかとの笑みに。1日の終わり、外気や湿気でややしっとりした髪を指先で掬いながら、「前々から休み被ってたの知ってたけど、サプライズで内緒にしてたんだ。俺っち、独歩とご飯食べようと思って待ってから腹ぺこぺこだよー。お風呂も沸いてるから、ほら行こう、独歩！」と。空腹の音が鳴り響き、すっと手を差し出した。会話の中で何度も名を繰り返す辺り、久しく合わせた彼に愛おしさが溢れ出し、留まる事を知らずに。)



( おお！良いですね！罪深いsmtk君…*
ぜひお願いしたいです…！;
分かりました！当方のひふみ君はデレ過多溺愛マンとなっておりますが適当にあしらってやってください^^
末永くよろしくお願いします…！

ただ1つ言える事は、兎だからと油断していては食われますよ。ただのゴロツキなんて、即座にやられるのが落ちだ。
…は、お前の自信には心底安心するよ。どこにだって着いて行くぜ、俺達なら何処へ行っても。…
(売り言葉に買い言葉、留まる事が無くお互い自然な口調でさらさら悪態が出てくる。後者の言葉、文末はそっと伏せ柄にも無く薄く笑みを。彼が助手席に乗ると、早々に車を出す。隣で、慣れた手つきで煙草を吸い始める彼を見る限り、日頃から乗り慣れた様子が垣間見える。忘れ物、など相手に届けるか処分するか等すれば良い物の、一言も伝えず残しておくのは彼に対しての無意識な執着心が芽生えているからであろう。彼側の窓を僅かに開け、「あいにく、誰かさんのせいでキャンプ地まで行く体力は残ってませんしね。また今度、お誘いしましょう。」と余計な一言。暫く車を走らせた後に、適当な店へと寄ると着いたぞ、と一言。頭の中で家にある酒を反復して思い出しつつ、)


＊＊＊

─お帰りどっぽ！(彼の疲労困憊した姿は今までなんどたって見てきた。目の前で屈み、けらけらと笑いながら「はは、社畜の成れの果てー。生きてる？ねぇ、生きてる？」と指先で彼の体、頭をつんつんつんつんry。見慣れた姿とは言えやはり無理はして欲しくないのが本音、眉下げどうしたものかとの笑みに。1日の終わり、外気や湿気でややしっとりした髪を指先で掬いながら、「前々から休み被ってたの知ってたけど、サプライズで内緒にしてたんだ。俺っち、独歩とご飯食べようと思って待ってから腹ぺこぺこだよー。お風呂も沸いてるから、ほら行こう、独歩！」と。空腹の音が鳴り響き、すっと手を差し出した。会話の中で何度も名を繰り返す辺り、久しく合わせた彼に愛おしさが溢れ出し、留まる事を知らずに。)



( おお！良いですね！罪深いsmtk君…*
ぜひお願いしたいです…！;
分かりました！当方のひふみ君はデレ過多溺愛マンとなっておりますが適当にあしらってやってください^^
末永くよろしくお願いします…！

っはは、その‘ただの’ゴロツキと手を組むのはおろか、チームメイトだっつってんだからサツも随分と落ちぶれたもんだな、
…あ、ああ…────チッ、柄にも無く素直になるんじゃねぇよ、調子狂うだろうが…。
（一見すると穏やかで落ち着きのある細身の男から出てくる悪態や容赦のない雑言に目を見張ったのはそれこそ出会った時のみで、現在ではお互いに気の済むまで言い合いを続けるのが常。後に続く言葉が途中で切れたのを訝しんだのか運転席に座る相手を見れば、その先に言わんとすることが何となく伝わったのか何処か気まずそうに舌打ちをひとつ。続いてがしがしと白髪を掻けば表情が見られないように窓の外に顔を向けてぽつりと零し。手持無沙汰にふかしていた２本目の煙草の火を消すと同時に目的地に着けば好都合だとばかりに車から降り、ふと思いついたように意地悪く口角を歪ませると「…銃兎、此処は勝負といこうや。負けた奴の奢り、ってな…勿論乗るよなぁ？」と煽るように語尾を上げ、自らのマイクを取り出して）


＊＊＊


（冷たい床の感触を頬に感じ、続けて聞き慣れた声に至る所をつつかれる。やっとの思いで「──やめろ、ひふみ…」と絞り出してようやく顔を上げると、困ったような笑みを浮かべる表情が視界に入り。リビングから漂う夕食の香りと髪を梳かれる手つきに安心して意識を落としそうになるも、待っていてくれた恋人と一緒に食事をしたい、と差し出された手をとる。「待っていてくれたのか、すまん。この匂い…今日の飯はなんだ？」すん、と鼻を鳴らし相手の手を引くようにして廊下を歩きつつ、自分が返ってくるまで健気に待っていた相手の様子を想像して再度肩を落とす。ぽつりぽつりと否定的な口調で話すのは通常運転だが、話しているうちに先ほどの彼の言葉の意味をやっと理解したらしく、勢いよくそちらに顔を向ければ両手で彼のそれをとり、）一二三、いつもすまない……はあ、俺のせいで帰りが遅くなって、俺のせいでお前の腹が減って、俺のせいで休みが被っ───やす、み？…あ、明日非番なのか？

は、随分と挑発的だな。それは俺に勝てる勝算があると見ていいんだな？ナメられたもんだ。いいだろう、相手してやるよ。
(車を降りて、早々に助手席の方から意地の悪い声音でバトルの提案が持ちかけられる。柄にも無く素直な心情を吐露した所で、己も彼も喧嘩っ早く短気な性格は変わらない。口角を上げ、此方もマイクを手に取ると息を大きく吸い──なんて、事はなく。す、っと肩を落ち着かせ「…と、言うと思いますか？所構わずヒプノシスマイクを起動するのは良くないですよ。それに、貴方は仲間とて本気で掛かってくるでしょう。対決前に仲間同士でやりあって、どうするつもりですか。」と言葉を。臨戦態勢に入ってる彼に背を向け、先に店内へと歩を進める。入り口付近にある籠を手に取り、振り返るも「今日は奢りますよ。元はと言えば声を掛けたのは私の方なので。…ほら、好きな物入れろ。」とカゴを差し出してみして。)


＊＊＊

あたりめーっしょ！ご飯は好きな奴と食った方が何万倍も美味いだろ？あ、ちな今日のご飯は生姜焼きと玉ねぎとナスの味噌汁！社畜なんだから、少しでもスタミナ付けとかねーと独歩ちんいつか野垂れ死にそうだしー。
(彼の声を聴くと、数日振りの声色に生きてた！とけらり笑い。メニューを聞かれると、上記を呟く。彼の労働時間を大幅に超えた業務と、己の職業柄昼夜逆転で酒にまみれた業務を考えるとなるべく健康志向なメニューが良いと考え自分なりに長考した結果、結局お肉に落ち着き。彼の安否はやはり心配のようで、電車に飛び込むとかやめろよー、と付け加え。握られた手は、未だに力は弱く疲労感が伺える。彼の言動に、「はは、いつもの口癖なのに久しぶり聞いたわ。」とネガティブな感情さえ個性だと愛おしく。掴まれた手を己の肩に回して、よっこらしょと支えるようにリビングへ運んで。)ん？そうそう、こうしてでも休み合わせないと、永遠にすれ違ってそうじゃん？それに、1日2日の休みの分なんて俺っちにかかれば一日で取り戻せっから！だから、明日は1日ゆっくりお家デートでもしようぜ。

──対決前ねぇ、………３人纏めて病院にブチ込んでやる。お前と白黒はっきりさせんのはそれからだ、銃兎。
（理を並べて店内へと歩いて行った後姿に不満げに呟くも、彼の言っている事が全くの正論であるために特に言い返すことはせず、此方もマイクをしまうと右手をポケットに突っ込んでその後を追う。買い物籠を差し出されると、一瞬の思考ののち空いている方の手で籠を奪うようにひったくり。「家に…車まで世話になってんだ、金なら俺が持つから有難く選べや」と、低く落ち着いた声音で述べるも語尾はやはりいつもの調子で。堅気ではないものの義理や礼節を重んじる職のせいか、籠を相手に渡す気はないようで先ほどとは逆に相手を追い抜いて歩き出し。何が呑みたいか、とぼんやり考えつつアルコールの売り場へと足を進めれば、思い出したように「飯も要るだろ？肉食おうぜ、肉」と途中置かれていた牛肉のパックを手に取り）


＊＊＊


ああ…─美味そうだ。…俺は、好きで社畜してる訳じゃない、あのハゲ課長が──いや、美味い飯が不味くなる話はやめよう。…準備の前に、
（明るく耳に馴染む声にいくらか安心を取り戻し、片手でネクタイを緩めつつ二人三脚のような体勢で歩き。押し付けられた残業と毎度毎度嫌味を飛ばしてくる上司に悪態をつく程度には回復したようで、続く言葉に素直にこくこくと頷き。リビングに着けば肩に回されていた腕をゆっくりと外し、相手の手を握ったまま「…そういえば、まだ顔を見て言ってなかったな、一二三。…ただいま」と目線を合わせるように言えば自分よりも少しだけ高い位置にある肩口にそっと顔を埋め。スーツを着て仕事をしているとはいえ、女性を相手にする仕事は大変なことも多いだろうとその背をたどたどしい手付きで撫ぜ、対する己は徐々に頬、額、耳を赤く染めながらも「…流石シンジュク最強ホストだ。…俺が言っても何の説得力も無いんだが、お前も疲れてるだろ、…色々と。明日は誰から出勤要請が来ても休むぞ、いいな」と自分にも言い聞かせるように零し）

ええ、いつでもお相手して差し上げましょう。(彼からの申し出に、口元に弧を描く。お互いの実力は分かりきった関係、一筋縄ではいかない様子を少しばかり想像し密かに胸を踊らせ。やや荒くカゴを受け取った相手の隣に並ぶと、投げかけられた言葉に「…どれだけ利子がつくか分かったものじゃありませんね。では、今日は私が。次は貴方が、でどうでしょう。」と冗句交じりに提案を。裏を返せば彼ともう一回食を共にする機会を半ば強引ながらも作る事になる。横目でちらり、と様子を伺いながら、カゴに加わる肉を見ると一段と空腹が増す。やや、気分も上がり口調もいつも通り砕けた物になっていく。「お肉、となると白米は今朝炊いた物が家にあるとして、…濃い目の味付けでがっつりいきたい所だな。いっそう、タレでも買って焼肉にするか。」と。頭の中で、一つずつ順を追う。どうだ？と何処か得意げに、問いを。)

＊＊＊

うんうん知ってるよー、独歩が毎日頭を下げながら頑張ってるの。よく頑張りました、お疲れ様。
(隣で俯き気味に控えめな声量で呟く彼は呟く程に意気消沈していく様。彼のよれた服や外気を吸った髪質を見る限り、相当な仕事量をこなしているのは見て取れる。柔い声音で、労う声掛けを。リビングに着くと、握られたままの手に不意に合う視線。ただいま、との声に思わず小さく吹き出して笑う。肩口に埋まる彼の頭を、愛おしげにわしゃわしゃと髪を撫でながら、「はは、今更かよー！お帰りなさい、愛しいハニー！なんちって、あ、ダーリンが良かった？どっちでもいいか！」と。静かに手が、背を撫でると何だかこそばゆく、片手を腰にするりと回すと引き寄せ身体の密度を高める。こんな時まで、自分の心配をしてくれる彼の優しさが嬉しくもあり、目元緩めつ見つめながら「俺っちはスーツがあれば平気だから、気にすんなって。あ、そうだ！明日は携帯の電源オフっちまえばいいんじゃん！超名案じゃね！？そうと決まれば、たらふくイチャイチャしようぜ！飯先にする？」と返事を待たずして、質問を投げかける。お風呂の準備も出来てるし、ご飯も温めてあるからどっちでも大丈夫だぜ、と付け足し笑って。)



(すみません、MCネームに今気付きました…。統一しておきます＊ (蹴可)

ッハ、テメーを倒すのは俺様だってこと忘れんじゃねぇぞ。
（此方の申し出を呑んだ言葉は暗に決戦が終わった後も自分達の関係が途切れる事は無いと言われているようで、先程とは違った柔らかな声音で捨て台詞にも似た言葉を。それから出された提案には特に異論もなく、” 次 ”の機会がある事に気付けば内心はやる気持ちを抑えつつ「んじゃ、次は店に連れて行ってやるよ。良い所見つけたんだが…勿論、警官殿を連れていけるような真っ当な所だぜ？」と相手の軽口に乗るように語尾を上げ。そして焼肉、という言葉を聞いただけで喉を鳴らし、ぽいぽいと適当に肉のパックをカゴに放り込みながら「…好いな、酒にも合いそうだ。…肉の量は適当で良いとして、銃兎…お前自炊すんだな」と後半はからかいや嘲笑ではなく驚きと、純粋に今まで知らなかった相手の一面が知れた、といった少しの嬉しさを含んだ様子で述べ。）


＊＊＊


…うぅ、何徹目か分からない俺にその優しい言葉は効きすぎる…。…風呂も入るがまずは飯にしたい…準備ぐらいは手伝わせてくれ。
（密着した体勢は落ち着く上に心地よい相手の体温を感じ眠気を誘うが、空きっ腹を擽る味噌の香りに自分を奮い立たせ、肩口につけた頭をくしゃりと甘えるように擦り付けると「ハニーか…ふ、お前はどっちが良いんだ？」と掠れた声で問いかけつつ、ゆるゆると視線を上げて綺麗な金色の瞳に視線を合わせ。折角出来立ての夕食があるからにはそちらを優先したい、と選べばせめてもの手伝いを申し出て、食器棚に向けてちらりと視線を向ける。前者の相手の提案は真面目に受け取り、携帯の電源…と繰り返して呟くと「名案だが、万が一先生から連絡が来た場合は何と申し開きしたらいいんだ…？」至って真剣な表情で下がり気味の眉をさらに下げ、背中に回していた手を片方自らの顎に添え）


（ ／ MCネームの件、お気になさらず…むしろ態々変えてくださってありがとうございます。また、背後が現在慌ただしくしておりまして、お返事が２，３日に１回程度になってしまうと思われます…！それ以上遅れる場合は事前に連絡いたしますが、遅すぎるということがあればお伝えいただければ幸いです…　）

俺を倒す前に、どこぞの誰かにやられないよう、祈りくらいはしてやるよ。
(彼が膝を折る姿は想像も出来ないが、横目で此方も鼻で１つ笑いながら返答を。彼からの返答は好色と捉え、僅かな安心感と高揚感を胸に、「ほう…それは楽しみですね。」と一言。今度は、無意識ながらも薄く素直な笑みを浮かべつつ。カゴに次々と入る肉は、おおよそ2人分の量ではないが、自分も彼も体力を使う仕事柄、食べきる事は出来るだろうとただただ空腹を助長する。その後調味料のコーナーで適当なたれを購入、酒コーナーにて彼からの言葉に、「毎日外食生活だと体も壊すからな。時間があれば、作るようにはしている。左馬刻は、…作らないだろうな。」と。後者では、ふと隣を見て目線を合わせるが、容姿からその姿は想像し難く。しかし、家族の事もあり案外経験は豊富なのか？と内心首を傾けて。)

＊＊＊


じゃあ、俺っちは飯温め直すから独歩は皿の準備と、あと机拭き担当な！
(肩口にぐりぐり埋もれる彼が、とても愛おしくて離れるのが恋しいとさえ思う。髪に、そっと唇を落として所々違う髪色を指先で優しく撫でた後静かにそっと離して。２つの鍋には生姜焼きと味噌汁が並び、火をかけ温めていくと一段と香りが鼻腔を擽る。視界には皿や飲み物の準備に、台拭きを行う姿に、「なぁなぁ、何か新婚さんみたいじゃね？独歩と一緒にいれるなら、俺っちはハニーでもダーリンでもどっちでもおけまるー」と。菜箸を持ってる手で、顔横にピースを。同棲を始めて、こうして2人で食卓の準備から取り掛かるのはいつぶりだろうか、付き合い初めを思い出し僅かに心臓も密かに早鳴って。彼の表情が心配で曇る様子とは反して、「んー、そん時はそん時じゃね？もし何か言われたら、一緒にめんごって謝ってやっから、ね？」と気負う事もなくいつも通りにっ、と歯を見せ笑って。丁度料理も温まり、彼が準備してくれていた皿に盛り付け、白米も一緒におぼんに乗せて綺麗に吹かれた机へ運び。)


( お気になさらず、大丈夫ですよ＊
此方も今回返事遅れて申し訳ないです…
お互いのペースで、ストーリー進めたらと思います＊
ほんと、smtk君も独歩君もどちらも愛らしくてとても楽しいです…！＊

俺を倒す前に、どこぞの誰かにやられないよう、祈りくらいはしてやるよ。
(彼が膝を折る姿は想像も出来ないが、横目で此方も鼻で１つ笑いながら返答を。彼からの返答は好色と捉え、僅かな安心感と高揚感を胸に、「ほう…それは楽しみですね。」と一言。今度は、無意識ながらも薄く素直な笑みを浮かべつつ。カゴに次々と入る肉は、おおよそ2人分の量ではないが、自分も彼も体力を使う仕事柄、食べきる事は出来るだろうとただただ空腹を助長する。その後調味料のコーナーで適当なたれを購入、酒コーナーにて彼からの言葉に、「毎日外食生活だと体も壊すからな。時間があれば、作るようにはしている。左馬刻は、…作らないだろうな。」と。後者では、ふと隣を見て目線を合わせるが、容姿からその姿は想像し難く。しかし、家族の事もあり案外経験は豊富なのか？と内心首を傾けて。)

＊＊＊


じゃあ、俺っちは飯温め直すから独歩は皿の準備と、あと机拭き担当な！
(肩口にぐりぐり埋もれる彼が、とても愛おしくて離れるのが恋しいとさえ思う。髪に、そっと唇を落として所々違う髪色を指先で優しく撫でた後静かにそっと離して。２つの鍋には生姜焼きと味噌汁が並び、火をかけ温めていくと一段と香りが鼻腔を擽る。視界には皿や飲み物の準備に、台拭きを行う姿に、「なぁなぁ、何か新婚さんみたいじゃね？独歩と一緒にいれるなら、俺っちはハニーでもダーリンでもどっちでもおけまるー」と。菜箸を持ってる手で、顔横にピースを。同棲を始めて、こうして2人で食卓の準備から取り掛かるのはいつぶりだろうか、付き合い初めを思い出し僅かに心臓も密かに早鳴って。彼の表情が心配で曇る様子とは反して、「んー、そん時はそん時じゃね？もし何か言われたら、一緒にめんごって謝ってやっから、ね？」と気負う事もなくいつも通りにっ、と歯を見せ笑って。丁度料理も温まり、彼が準備してくれていた皿に盛り付け、白米も一緒におぼんに乗せて綺麗に吹かれた机へ運び。)


( お気になさらず、大丈夫ですよ＊
此方も今回返事遅れて申し訳ないです…
お互いのペースで、ストーリー進めたらと思います＊
ほんと、smtk君も独歩君もどちらも愛らしくてとても楽しいです…！＊

お前が慎ましく祈ってる姿なんざ想像できねぇが、神だの仏だのに捧げてやる義理はねーぞ。
（容姿とは裏腹な本性に上記を述べれば人差し指でとん、と相手のスーツ越しに左胸を押し「俺様を誰だと思ってやがる」と不謹慎にも思える発言。くるりと背を向けて酒の並ぶ棚に目をやれば、これまた適当にビール、ワインから酎ハイまで様々な種類のアルコールをカゴに放り込んでいく。今日で飲み切る必要も無ければ此方に好き嫌いもなく、半ば無理やりに何でも飲めんだろ」と特に意見は求めていない風に確認を取り。相手が料理をすることには素直に感心したようで今夜の食事への期待も上がり、続く質問には手に取ったウイスキーの銘柄に視線を落としたまま「昔はそれなりにやったが、こっちで稼げるようになってからは道具に触れる機会すら無ぇな。…おら、他に買い足す物あったら買っとけや」と手にした酒をカゴに置いて相手を促し）


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ああ……こうして一緒に食うのも久々だな。…いただきます。
（シャツの袖を捲って言われたとおりに机を拭き、料理が並べられた食卓に着くと手を合わせる。手を合わせて一緒に挨拶をするのも久しく、どこかこそばゆい気持ちになりつつも箸を取って生姜焼きと白米を一口、口に運ぶ。うまい、と反射的に呟きすぐに味噌汁を啜る。「新婚か、……」家に帰るとエプロンを着て美味しいご飯と風呂とともに待つ相手を想像してゆるゆると口角を僅かに上げるも、そうなれば夫役は自分の方か、と途端に真顔になる。しかし稼ぎは圧倒的に相手の方が上で、しかも生活リズムが真逆の擦れ違い出勤となれば相手に負担がかかるのでは、と眉を下げまるで百面相。脳内で完結してしまったらしく「俺が安月給なばかりに…すまん…」と突拍子も無くうなだれる始末。それでも箸を動かすのはそれ程に腹が減っているのと、落ちていく思考に負けないくらい美味しいと感じているからで、あっという間に平らげた茶碗を持って立ち上がれば「おかわり…」と単語を呟いて再度キッチンへと足を進め）


（ ／ ありがとうございます…！
落ち着けば段々とペースを上げられると思いますので、無理せずお互い進めていければ嬉しいです…＊
此方もしっかり者のirm君と可愛いひふみくんに悶えております…！
それでは、長々と失礼いたしました＊）

相変わらず随分な自信だな、左馬刻サマは。
(自信に満ち溢れた言動と、それに伴う文句無い実力と実績。神や仏、というワードに次の対戦相手である新宿の彼を脳裏に、柄にも無くサマ、なんて敬称をわざとらしく付け足し。彼からの返答に、年齢や体力を鑑みての己とは真反対な姿に、「外食だと手間も掛からないからな。金も体力もある内は問題ないだろう。…充分過ぎるくらい突っ込んだな。さて、腹も減ったし、帰りますか。」と一言。カゴに大量投入された肉と酒に内心心を踊らせる。彼と2人で食事等、今まであっただろうか、浮ついた心は肉と酒だけではない事実から目を背けるように早々とレジに向かう。重たいカゴを会計後、カードで支払い。袋に適当に包み、両手に抱えると駐車場まで歩を進めて。)

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いっただきまーす！…ん、我ながら超うめぇ！俺っち料理の才能あんのかな？やばくね？多彩過ぎね？？
(彼の細い声に反して、いつものテンションに加え食を共に出来る嬉しさから上機嫌な様子で手を合わせた。一口、目を輝かせ、一つの疑問符ごとに首を左右に傾けながら嬉々とした様子で食べ進め。目の前の彼の様子から、考える事はすぐに分かる。自分の生活状況は収入を案じているのだろう、と「はは、四六時中項垂れてんな。さっき言ったろ？俺は、独歩とずっと一緒にいれるなら、何だって構わないよ。」と優しく一言。まぎれもない本音であり、彼と一緒にいれるならとの事で、続け様「それに、例え独歩が会社辞めて、専業主婦になったとしても俺っちには余裕で養えるくらいの稼ぎあるしー。」と素直な言葉を。無論、彼との収入格差を咎めているつもりは皆無で、あくまで安心させようと考えた結果の言葉は受取手によればデリカシーのなさ全開で。彼が立ち上がると、後ろから犬のごとく付いて行き、俺っちもおかわりー、とご飯をよそう彼を後ろから覆いかぶさるように抱きついたかと思えば、横からひょい、と自分の空になった茶碗を差し出して。)

( ありがとうございます！
そうですね、お互い無理ないペースで返信しましょう…！今後とも末永く宜しくお願いします＊ では、此方こそ長々と失礼しました！

ったりめーだろ。…カミサマなんざいねえって事、俺達で証明してやろうや。
（細腕に抱えられた袋を何も言わずひょいと取り上げれば、電子音とともに開いた車に乗り込み深く座る。遣り取りから浮かんだ人物はこちらも同じようで、昔の事を思い出し睫毛を伏せて静かに呟きそのまま窓の外に目を向ける。考えるのは、道を違えた過去の同士と現在を共に過ごすチームメイト、それから隣に座る好いた相手の事。暫くの間口を閉ざしていたが、窓ガラスにぼんやりと映る相手の姿に「…笑いたきゃ嗤えよ、」と前置きをして、「お前も理鶯もフザけた仲間だが、…偶にはこうして二人で飲むってのも悪かねぇな」と。柄にも無く素直になるのは自分も心が浮ついているからだろうか、頬杖をつくと知らず頬を緩めて移り行く景色を見つめ）


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自分で言うな…と言いたい所だが実際美味い。本当に俺の幼馴、…いや、……こ、恋人は凄いな。
（背中に感じる相手の体温につい身を委ねたくなるも、今優先すべきは食欲の方だとぐっと堪えて茶碗を受け取り白米をよそう。幼馴染、と言いかけた言葉の先を段々と頬を染めつつも訂正すれば、普段のくさった様子を見せない機敏な動きで食卓へと戻り。再度食事を進めながら彼の言葉に「…流石に29歳無職、ヒモなんて社会的に駄目じゃないか…？それに主夫になったとしてもこんな美味い飯は作れん」と戸惑いを見せ、一人頷くころには２杯目の食事も終わるころで、汁椀と生姜焼きの入った皿も一緒に重ねては台所へと向かい。ちらりと相手に視線だけ向けては「ああ、お互い忙しくても、こうして居られるなら幸せ…な気がする」と瞳緩ませ）