日の沈む頃に ／ 〆

ッハ、テメーを倒すのは俺様だってこと忘れんじゃねぇぞ。
（此方の申し出を呑んだ言葉は暗に決戦が終わった後も自分達の関係が途切れる事は無いと言われているようで、先程とは違った柔らかな声音で捨て台詞にも似た言葉を。それから出された提案には特に異論もなく、” 次 ”の機会がある事に気付けば内心はやる気持ちを抑えつつ「んじゃ、次は店に連れて行ってやるよ。良い所見つけたんだが…勿論、警官殿を連れていけるような真っ当な所だぜ？」と相手の軽口に乗るように語尾を上げ。そして焼肉、という言葉を聞いただけで喉を鳴らし、ぽいぽいと適当に肉のパックをカゴに放り込みながら「…好いな、酒にも合いそうだ。…肉の量は適当で良いとして、銃兎…お前自炊すんだな」と後半はからかいや嘲笑ではなく驚きと、純粋に今まで知らなかった相手の一面が知れた、といった少しの嬉しさを含んだ様子で述べ。）


＊＊＊


…うぅ、何徹目か分からない俺にその優しい言葉は効きすぎる…。…風呂も入るがまずは飯にしたい…準備ぐらいは手伝わせてくれ。
（密着した体勢は落ち着く上に心地よい相手の体温を感じ眠気を誘うが、空きっ腹を擽る味噌の香りに自分を奮い立たせ、肩口につけた頭をくしゃりと甘えるように擦り付けると「ハニーか…ふ、お前はどっちが良いんだ？」と掠れた声で問いかけつつ、ゆるゆると視線を上げて綺麗な金色の瞳に視線を合わせ。折角出来立ての夕食があるからにはそちらを優先したい、と選べばせめてもの手伝いを申し出て、食器棚に向けてちらりと視線を向ける。前者の相手の提案は真面目に受け取り、携帯の電源…と繰り返して呟くと「名案だが、万が一先生から連絡が来た場合は何と申し開きしたらいいんだ…？」至って真剣な表情で下がり気味の眉をさらに下げ、背中に回していた手を片方自らの顎に添え）


（ ／ MCネームの件、お気になさらず…むしろ態々変えてくださってありがとうございます。また、背後が現在慌ただしくしておりまして、お返事が２，３日に１回程度になってしまうと思われます…！それ以上遅れる場合は事前に連絡いたしますが、遅すぎるということがあればお伝えいただければ幸いです…　）