可愛いの魔法 (〆)

 可愛いの魔法 (〆)

匿名さん  2023-03-24 20:11:47 
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お相手様決定済み。




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  • No.1500 by 逆巻 傑  2024-01-28 21:52:13 



…え、手?( 眠る前の感覚に自身も心当たりがあれば、ひとり小さく頷き / 高揚している相手にか要求の仕方にか「犬…?」と呟きつつ、しかし抵抗も警戒もすることなく素直に隻手を重ねて )──…後ろね。( やはり後ろめたさがあるのかあまり目線は合わせず / 努めて淡々と応答しては、もう片方の腕にも手を添えて後ろを向かせ / 相手の視界から外れると、華奢な肩に常日頃抑えている想いが顔を出してゆらりと瞳が揺れ / 半歩程近付き、上半身を包むように両腕を伸ばして遠慮がちながらもひしと抱き竦めたなら / 心の中で3秒数えた後に解放して )

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(/ お言葉に甘えて感想の方は割愛させていただきました。またがっつり寝落ちていてお返事が遅れました、ごめんなさい…;;
王道には王道たる理由がありますからね…。なんか聞いたことある、くらいの知識量でしたが、有名どころだけあってどちらもイメージ香水を考える際に出会った香水でした!改めて調べて、ちゃんとフレグランスが好きな方が使うやつだ…ってなりました。お洒落や美容を幅広く嗜まれる背後様さすがです…。私はジルスチュアートのホワイトフローラルに手を出したことがあるくらいで特別普段使いはしないのですが、今回のことで興味が湧いたので、これから色々調べてみようかなと思っております*  )


  • No.1501 by 永瀬ひな季  2024-01-28 23:21:42 



あ、すみませんそんなつもりはなくてっ。どちらかと言えばわたしのが犬、なので…──( あたふたと汗マークを周りに散らしつつ / 重ねられた手のひらを上に向けるようにくるり反転させては / 自身の手首をちょんちょんと重ね合わせ / 「マーキングです、なんて」見上げ視線を合わせればはにかんだ笑み浮かべ / 「本当はその、おうち帰っても寂しくないように、ですけど…!」 )…──!( 視界から彼の姿を失えば、いつ来るのかと思いの外どきどき / そうしてすっぽり包まれた体躯は自分が緊張で強張っているのか、はたまたそれほどまでにぎゅっと抱き締められているのかわからぬまま / ぶわ、と耳まで恥じらいで染まれば / 解放後もなんだか動けずにいるけれど、対照的に心臓は驚くほど速く、強く )

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( / 寝落ちはお気になさらないでください、休める時に休んで健やかに過ごしていただければ幸いです…◎
背後様の中の私の像がとても美化されていそうで、私とてもひやひやとしております…()良い匂いが好きなだけなので香水はそんなに詳しくはないですし、お洒落とか美容もほんと大したことしてないので…! ジルのホワイトフローラル、ノートを見てみたらこれ絶対好きな香りだ~とほわほわしました* もし、もしも逆巻さんイメージの香水を考える予定が立ったら、ぜひ教えてくださいね…!彼からは普段、柔軟剤かシャンプーの香りくらいしかしなさそうではありますが、とても興味がありますので…! )


  • No.1502 by 逆巻 傑  2024-01-29 00:37:56 



──…ふ、マーキングか。じゃあやっぱり俺も犬かもしれない。( 香りを移された手首を不思議そうに眺め、次いで相手の言い回しに破顔すると / 「今日、ひな季さんが沢山の人に祝われるんだと思って、誰よりも先にこれを渡しにきたんで」と似通った思考だったことを明かし / まだそばにあった一回り小さな手を捕まえては「…香り、消えないように気を付けてくださいね」と指の腹でそっと手首をなぞって )……、…ひな季さん?…あ、の。何も反応してもらえないのは、さすがに気まずいんすけど…。( 伏し目がちに体を離して、内に籠った熱を悟られぬよう吐き出し / それから彼女が微動だにしないことに気が付けば、様子を窺いながら肩越しに呼び掛け / やや落ち着かなげに )

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(/ ご寛容なお言葉ありがとうございます…。おかげさまですこぶる健やかです◎
いえいえ、ご心配なさらず。お洒落で優しくてあらゆるセンス抜群なお姉様だと思っているだけなので() たぶんわりと万人受けするやつですよね、もし嗅ぐ機会があれば…。最初は果汁グミみたいな香りがします(?) 逆巻は外出の用がある時はつけないけど、家で一人で楽しんでたりはするんじゃないかな~と考えておりました。メンズの方はまだチェックしていないので、逆巻っぽいの探してみますね…! )


  • No.1503 by 永瀬ひな季  2024-01-29 02:07:57 



へ、──…っ、( 〝笑ってる、可愛い…〟と嬉しそうに煌めかせた瞳をきょとんと瞬かせると / 明かされた内容と言葉添えに、手元に視線を移しつつじわりと頬に牡丹色が広がれば / 幸せ噛み締めるように、二人を包む香りを吸い込んでから「…うん」と小さく呟いて )…わ。えっと、……あの、すみません。思いのほか破壊力がすごくて。この、照れと嬉しさをどう発散したらいいか…!( ぴくりと肩震わせ漸く振り向くけれど、目元を避けるように両手で顔を覆いながらで / 「こんなだけど、喜んでます…とても…!」きゃ、と双眸を不等号にしながら心情を露わに )──…本当に、幸せすぎるお誕生日になりました…お返しどころか多分+αで貰ってます、ぜったい!……傑さんのお誕生日には、その貰った分以上にお返ししたいなあ。えへへ…本当に素敵なお誕生日にしてくれて、ありがとうございました!( ぽつ、と一日の感想を漏らし始めたなら緩やかに両手を下ろすと / 絶対、を強調しながら次なるイベントに意欲を激らせ / 幸せいっぱいにまなじりを下げ笑みを咲かせ )

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( / ひえ、しれっとハードル上げていらっしゃる…()背後様のお相手として遜色ないよう、精進致しますね…! 果汁グミですか、お腹空いてる時に付けると大変だ…とまず第一に浮かんでしまいましたが、無垢な少女感があって可愛らしい香りなのが分かりました…。 逆巻さんの香水の楽しみ方、彼にぴったりすぎてとても好きです、ありがとうございます(?)わあい、本当にいつでも構いませんので、楽しみにお待ちしております…!

改めてにはなりますが、本当に素敵なお誕生日にしてくださってありがとうございました!尊い二人を拝むことができて、とても健康に良かったです…◎ 今夜もすやすや眠れそうです…。
日付も過ぎキリもいいかなあと思い、お誕生日の描写の方は〆とさせていただきました。上記までのお返事は、お誕生日会話・背後会話ともに任意ですのでお好きに扱ってくださいませ!

さて、まずはイベント未消化リストの更新につきまして、一度背後様にご確認いただいてから参照用に載せようと考えております。未消化のうちの一つ、犬カフェデートに関してはこちらからの提案を入れておりますが、背後様の服案や要望などがございましたらご教示いただけたらなと…!
当レスが非常に長くなってしまったので、一度お返事いただいてからこちらにリストを載せますね…! )


  • No.1504 by 逆巻 傑  2024-01-29 12:14:09 



(/ お誕生日の方の〆、ありがとうございます。ひな季ちゃんの可愛らしい反応の数々、とても栄養になりました…。なんでバックハグってあんなに緊張するんでしょうね。これ以上綺麗に纏められる気がしないのでお返事は見送らせていただいて、背後は余韻に浸っておきます…*
また、私も素敵なお相手様に見合うよう精進致しますね…!と決意表明だけ…!

上記蹴り可です◎
イベ案纏めもありがとうございます。一度こちらに載せてから確定版を参照用にとのこと、承知致しました。一部ご提案もあるとのことで、正座待機しております…! )


  • No.1505 by 永瀬ひな季  2024-01-29 12:35:15 



( / たまたま覗いたら背後様がいらっしゃったので、足を痺れさせることにならなさそうで安堵しております。嬉しいお言葉や可愛らしい決意表明にほっこりしつつ読ませていただきました*
それでは以下ご確認のほどよろしくお願い致します。言ってたこと入ってないなあ、などあればご指摘くださいませ…! )

* 未消化イベント

── 第二部:ひな季のアピール期 ──
●憧れのあの子イベ(前・後)
ひな季がアイドルを目指すきっかけになったアイドル、浅倉玲さんから逆巻さんに依頼が入り、仕事のためにその子の画像検索してるところをひな季に発見される。依頼があったことを聞いて「玲ちゃんはだめ、いくら逆巻さんでもメロメロになっちゃう…だってきっと逆巻さん、思いっきり世代だもん…!」(実際思いっきり世代で、脱退の際に学校中がざわついたのでさすがの逆巻さんでも知ってる)と憧れの強さ故に心配するひな季に「俺はアイドルなら水瀬ひなが一番好き(その水瀬ひなともどうにもなっていないのだから他の子ともなるわけがない、の意)」で一段落。それはそれとして憧れのアイドルには会いたいので、逆巻さんのアシスタントとして当日同行するイベント。
逆巻さんが「水瀬さん」と言いかけて「永瀬さん」と呼ぶので、憧れのアイドルはひな季の名前を〝永瀬みな〟ちゃんだと思ってそう。アシスタントしているうちに逆巻さんを好きなことを見抜かれて、こっそり声掛けられちゃうかも…!?以降憧れのアイドルが相談役になってくれるかもしれない、ひな季にとって夢のようなイベント。

●逆巻さんをヘアメイクするイベ
憧れのあの子イベ本番の前日譚となる。逆巻さんにアシスタントとして同行することが決定したひな季が、アシスタント練習として逆巻さんにヘアセットからメイクまでさせてもらえるイベ。でも人のお顔…それも好きな人のお顔に施すなんて少し緊張するひな季に「誰も見てないすよ」とリラックスさせてくれる逆巻さん紳士。でも、誰も見てないなら、と…。
女の子寄りのメイクアップすることで同性意識が生まれてちょっとスキンシップしちゃうひな季に「一応男なんでちょっと…」的な発言があると背後的に美味しいです!

●文化祭イベ
ミスコンに出場することになったひな季を見に、逆巻さんが文化祭に遊びに来てくれるイベント。〝ひな季の顔に似合うメイク〟や〝当日衣装に合うメイク〟の観点で逆巻さんから教えを乞うていた。
二人の接近イベントを作ってもよし、逆巻さんの恋心の兆しとして「マジ可愛い」「俺告白しようかな」とざわざわする周りの男子学生達に嬉しいだけじゃなくなるやきもち逆巻さんを見れるかも!
ミスコン中に体育館の隅っこでひっそり見守っている逆巻さんだけれど、そこにミスコンには興味のない女子生徒数人がきゃっきゃしながら「連絡先教えてください!」って声掛けてくる。JK()から見た大人の男性って一際輝いて見えますからね!〝女子高生って押し強いな…〟と該当者約一名を思い浮かべてる逆巻さんの図ここにあり。

●お化け屋敷デート
牧さんに言われて誘うでも、浅倉玲さんのアドバイスのもと自発的に誘うでも。
牧さんにシルバーネックレスの代わりのお守りをお願いしてたけれど、直前にまだ用意されていないことに気が付いて間に合わせ的に遊園地のグッズで代用しちゃう。
「本当に出るって言われてるお化け屋敷があるのに、この遊園地が普通に営業できてるのはこのマスコットキャラクターのおかげ。でも人に話すと効力がなくなるから誰にも言っちゃ駄目」みたいな適当な嘘を吹き込んでもらう。嘘がかわいい。「えぇ、それじゃあ逆巻さんが…!」「俺はこっち(ネックレス)があるんで」「あ、そっか!」って続きそう。自分で吹き込んでおきながら、すぐ信じ込んじゃうひな季に逆巻さんの親心も強まるかもしれない!

●犬カフェデート
犬より多分逆巻さんの写真ばっかり撮ってるひな季。隠し撮りの許可を得たからね!いろんな犬種の中にポメがいたら可愛いかも、絵面としても展開としても。わんわんと尻尾振ってはしゃぐわんこたちに埋もれかける逆巻さんに、ひな季が「だめ、逆巻さんはわたしの…!」とか言って自分の方に引き寄せたりなんかして。ひな季にお手させる展開があってもおもしろい。

── 第三部:両片想い期間 ──
●全身コーデショッピングデート
〝卒業後に私服で外出する機会が増えたから、お忍び用の服(または普通私服)を選んでほしい!〟という口実から始まるショッピングデート。帰りの電車の中で、疲れちゃったひな季がついうとうと。反対側に傾きかけたひな季の肩をがしっと掴んで自分の方に預けさせるやつを逆巻さんがやってくれます!やったね!

●ネモフィラ畑と昔日イベ
擬似恋人イベ中にフラグが立ったネモフィラ畑に、牧さんの弟さんと三人で行く。ひな季は卒業したての19歳。楽しみにしてたのに「二人じゃないんだ…」って落胆するひな季に「俺だって二人がいいけど…」ってぽろっと洩らしちゃってください、ぜひ!
( 「え、本物の水瀬ひな?すげー!握手してください!」とテンションが上がって握手したまま話し続ける弟さんを、逆巻さんが「もういいだろ」と離してくれるかも…! )
逆巻さんの恋心に気付いた弟さんがひな季に逆巻さんをアピールしようとご厚意で写真を見せてくれる(牧さんのご実家か弟さん宅にお邪魔する)予定。ひな季が一言弟さんの写真を誉めたことをきっかけに「えー、まじすか!それならうちにこれまで撮り溜めた写真色々あるんで見に来ます?俺らも丁度同窓会用の写真選ばないといけないし、ご意見もらえると助かります。…な!逆巻」な流れです。

── 第四部:お付き合い期間 ──
●〝ステージ上に舞い降りた天使〟イベ
つい逆巻さんがライブ参戦!気合いの入ったひな季は普段以上に輝いたライブをする。大盛り上がりのなか客席の中で普段通りの逆巻さんは逆に目立って、ステージ側からすぐに存在がわかればひな季は逆巻さんにファンサの爆レス。その瞬間をとあるオタクカメラが捉えており、当日or後日snsに上げられたのは〝ステージ上に舞い降りた天使〟との文面と共に逆巻さんに送ったファンサの瞬間の写真。照明などの反射によってまるで天使の羽が生えたかのようにも撮られた写真は大バズりすることになる。

●事務所内運動会イベ
アイドルの事務所内のみで、事務員たちの日頃の運動不足解消のための小規模運動会が開かれる模様。
運動会直前になって牧さんから「関係者だけでやるんだけど、逆巻くんも参加でいいよね?(事後報告)」ってことで急遽参加することになった逆巻さん。
借り物競走的な競技でひな季に借りられて一緒に走ってもらってへばらせたい。そしてそんな逆巻さんにお水あげたい。頬にお水の入ったペットボトルをピトッてやつ、やりたい…。

── メモ枠 ──

( いつか逆巻さんにハンバーグを作る )


  • No.1506 by 逆巻 傑  2024-01-29 19:31:57 



(/ かわいい……( 遺言 ) 目を通すだけして仕事に戻ったのですが、犬カフェデートの欄が癖に刺さって業務中何度かにやけました…マスクがなければ危ないところだった…。
纏めとご提案ありがとうございます!言ったこと入ってないなあ、どころか、こんなこと言ったなあ、レベルで拾っていただいていて、いつもながら丁寧な仕事に敬服です。ご提案いただいた部分も含め、第二部イベについて此方からも以下に案出ししておりますので、お手すきの際にご一読ください…!

●お化け屋敷デート
何かの拍子にお化け屋敷のセット裏に入り込んでしまって、真っ暗な中声だけを頼りに手探りで相手を探すやつやりたいです…!

●犬カフェデート
①「だめ、逆巻さんはわたしの…!」:わんこたちに対抗意識燃やすひな季ちゃん愛おし過ぎますね…。引き寄せるというのもとっても私得の展開ですが、もし大型犬もいたりわんこたちが膝に乗ったりして逆巻を動かせないようなら、背中をぎゅっとして言うパターンもありかななんて…(わんこたちに顔を見せながら言うのか、逆巻を引き留めるようにしがみつく感じで言うのかはイメージに合う方で!)。可愛いで溢れた絵面と、なんか増えたなって思ってる逆巻が浮かびます。救出された後の「…水瀬さんのなんすか?」に対するひな季ちゃんの反応も気になるところ…。はたまたそのまま顔のそばで「逆巻さん…」って眉垂らしながら喋られて、どぎまぎした逆巻が「水瀬さんのだから…」って宥めて離させるパターンも…。
②ポメ:ひな季ちゃんとポメの夢の共演ですね…!ポメの名前が「ヒナ」だったりしたら面白くなりそうだなあと想像しておりました*
③お手:ぜひ…!ひな季ちゃんの「犬になりたい(羨ましい)」というような発言を受けて逆巻が「お手」って手出してみるでも、いつかのメタ雑談のように何かの折に手を出されてよく分からないまま重ねちゃうでも、ポメに対しての「ヒナ、お手」に反応しちゃうでも…!

●文化祭イベ
自分のやきもちに気が付いた後、写真部展示かどこかに飾られているミスコン優勝時のひな季ちゃんの写真を眺めながら『いやそんなまさか…』ってなってる逆巻のところにひな季ちゃんが登場(衣装のままが望ましいけれど、目立つようなら着替えた後でも)。〝ミスコン・ミスターコン優勝者にその日のうちにキスされた相手(一名)は祝福される〟というようなご都合ジンクスを口実に、頬っぺたにキスで逆巻の親心から恋心への移行のトドメを刺していただく展開はいかがでしょうか…!

私の脳内で再生された流れは、
逆巻が写真の前で溜め息→「溜め息が出るほど可愛いですか?」的な冗談と共にひな季ちゃん登場→肯定とミスコンの感想、優勝おめでとう的な話→「…で、優勝者がこんなところにいていいんすか?」→「それなんですけど…」でジンクスの話→「逆巻さんに受け取ってほしくて(あげたくて)…」→「またジンクス…。断ったら他の人にするんすか」→「それは…、はい。せっかく優勝したので」→「…じゃあ、お願いします。…どこ?手?」→不意打ちの頬っぺたキス
ですが、まだふわふわなのでいくらでも変更可です◎

頬へはきっと浅倉玲さんの入れ知恵です。「ミスコン優勝するくらい可愛い時なんだから思い切って行かなきゃ!」とか言われてる…。またこれがひな季ちゃんのミスコンへのモチベになってたりしてても甘酸っぱくていいなぁとか。しかし特にターニングポイントなく〝いつの間にか好きになってた〟の方がお好みであればこちらは全蹴りで大丈夫です。長文失礼しました…! )


  • No.1507 by 永瀬ひな季  2024-01-29 21:38:04 



( / 犬カフェデートの提案が致命傷になるなんて…!() それほどまでに気に入っていただけたのならよかったです*
またご確認と更なる素敵なご提案をありがとうございます、どれもこれも今から楽しみでなりません…!

●お化け屋敷デート
わー、やりたいです!お化け屋敷内はスマホ禁止のルールがあるとかで、使用したら他のお客さんにも迷惑が掛かるだろうと非常時に関わらず二人とも律儀に守ってそうですね。通路に戻るべく、スタッフかと思って声を掛けたのがリアルなホラー人形とかで、ひな季がキャーッと悲鳴を上げたりなんかして…その後「そんなに怖いなら入ってみる?」とお化け屋敷が盛況しそうな予感…。

●犬カフェデート
①「だめ、逆巻さんはわたしの…!」:背中をぎゅっとして言うの、大いにありです…!わんこたちに顔を見せながら言う方がしっくり来たので、その方向で言い聞かせようと思います◎ なんか増えたなって思ってるの笑います、しがみついてるひな季もそんなこと思ってる逆巻さんも可愛い…。「…水瀬さんのなんすか?」の余裕なパターンも「水瀬さんのだから…」のどぎまぎパターンも、どっちもおいしすぎて非常にだいぶかなり悩んだのですが、僅差でどぎまぎパターンの方でお願いできたらと思います…!
②③ポメとお手:おもしろそうなご提案ばかりでにやにやが止まらないです…犬カフェのポメの名前はぜひ「ヒナ」で、「ヒナ、お手」に反応させてください…!水瀬さんor稀にひなちゃん呼びしかされないのに、呼び捨て…!?と嬉しいやら戸惑いやらで、素直にぽむとお手しちゃうひな季に「いや、このポメラニアンの名前…」と困惑する逆巻さん、見たいです。

●文化祭イベ
なんですかそのおもしろいジンクス…ぜひ活用させてください…!優勝したミスターとミスから祝福を受けたい生徒たちが更衣室を張り込んでるとかで、衣装のままこそこそと逃げ回り人気のない写真部の展示室にやがて辿り着いたら、逆巻さんを見つけた感じにしようかなあと考えております。(途中で、この時点ではひな季の逆巻さんに対する想いを知ってる相馬くんに見つかり、文字通り一肌脱いで協力してもらって服交換しててもおもしろそうですが())
浅倉玲さんの入れ知恵が大活躍する時…!他の人にすると聞いてキスをお願いしちゃう逆巻さん、やきもちの自覚があったからこそだと思うので本当においしいです、もぐもぐ…(試食) ぜひって言ってばかりですが、ぜひ、その案でお願い致します…!

お名前が挙がったついでに、ここで浅倉玲さんのpf確認もよろしくお願い致します*
ひな季とイメージが被るかなあと思い暗めの茶髪にしたのですが、黒髪にして身長を少し上げた方がいいのかなあとも思っておりまして…どちらの方がイメージに合いますでしょうか? )


浅倉 玲(あさくら れい)/ 27歳 / ひな季がアイドルを目指すきっかけになった人

身長159cm / 平均的な身長ながら手足はすらりと長く、きゅっと締まったウエスト周りは現役時代に劣っていない / アイドル時代暗めの茶髪ロングヘアだったのを鎖骨に掛かるくらいのミディアムヘアにカット / 頬に掛かる長さの前髪をふんわり横流し / 可愛らしさと綺麗さを兼ね備えた顔立ち / 今はなんなら昔より綺麗では? / ちょっとおちゃめな人柄と言動 / 潔い / 所属グループではリーダーを務めていた / メンバーからの信頼も厚く、よく相談に乗ることもありそれはグループ解散後も続いている / 努力している人は全力で応援するタイプ

15歳でアイドルデビュー、16歳でブレイク、一世を風靡したのち20歳になる前日に電撃脱退。所属グループはほとんど彼女の人気で保っていたため、実質的な解散となった。以降はマルチに才能を開花させて活躍の幅を広げていたが、22歳でアイドル時代のマネージャーと入籍し、24歳で出産。育児も落ち着いて最近芸能界に復帰した、という異例の来歴。何をやらせても成功してしまう天賦の才と顔に似合わぬ破天荒さから、良くも悪くも耳目を集める、何かと話題の絶えない人物。バイタリティに溢れる天才肌で、批判も逆境も全て実力で捻じ伏せてきた豪胆の持ち主。


  • No.1508 by 逆巻 傑  2024-01-29 23:04:33 



(/ 七瀬ちゃんの頃から思っておりましたが、背後様の娘様の可愛さは法律とかで規制した方が良いレベルです…() こちらこそご確認と細やかな反応をありがとうございます…!同じくにやにやが止まりませんでした。必要最低限の部分のみ返答しておりますが、他は全て温度感高く同意しておりますゆえ…!またイベ案纏めには簡単に省略して追記していただければ幸いです◎

●犬カフェデート
「ヒナ、お手」で反応していただくなら、ひな季ちゃんがヒナを抱っこしている時などに発生させた方が良いでしょうか…?他にシチュエーションが浮かばず、もし何かあればご意見をいただけると助かります…!

●文化祭イベ
相馬くんのミスコン衣装姿とひな季ちゃんの男子制服?クラスTシャツ?姿も非常に気になりますが、いくら相馬くんと言えど逆巻が更なるやきもちを焼いて、下手すると身を引きかねないので、今回は衣装姿のひな季ちゃんでお願いできればと…!しかし相馬くん、ひな季ちゃんの恋路を知れる立場とは登場時からは考えられない大出世ですね…。二人のキスシーン(ほっぺ)を目撃して知ることになったり、とか実はぼんやり考えていたのですが、さすがに見られるのはあまり都合が良くないかな…。

浅倉玲さんのpfもありがとうございます!暗めの茶髪、アイドル時代はロングだったのも含めて解釈一致ですので、そのままでお願い致します…!身長はもう3、4cmあっても良いかなとは思いますが、特段気になるわけでもないので背後様のお好みで設定されてください。 )


  • No.1509 by 永瀬ひな季  2024-01-30 00:50:14 



( / 七瀬の頃からと聞いて嬉しくてついトピを見直してしまいましたが、七瀬の容姿…今見返すとめちゃくちゃポメでした。不思議…。 そうですよね、人ひとり致命傷に至らしめているので規制された方が…() そういう息子様だってかっこいいも可愛いも儚いも渋滞してるので、規制掛けられそうでは…?
まだ春は来ていないというのにこのトピはあったかいですね…* 纏めに関してのご配慮もありがとうございます!

●犬カフェデート
その流れがお手するには自然かなあと思いますし、抱っこしていればひな季の角度からはちょうど〝ヒナ〟と書かれた首輪のネームプレートも見えなさそうなので、そのようによろしくお願い致します!

●文化祭イベ
ですよね…!相馬くんがひな季の衣装でみんなから逃げ回ってたらおもしろそうだなあという不純な理由()でしたのでお気になさらず、ひな季は衣装のままでいかせてもらいますね◎
確かに大出世してる…まさかこんなに活躍してくれるとは思ってませんでしたからね…!キスシーン(ほっぺ)は二人だけの秘密に…と思っていたのですが、いずれ関係は相馬くんにも知っててほしいなあとは考えていたので、目撃されちゃっても構わないかなあと思っております。

浅倉玲さんのpfのご確認ありがとうございました!解釈一致していたようで一安心です…また身長に関してのご意見もありがとうございます、気にしていた箇所ではあるのでちょっと伸ばしたものを参照用に貼り付けておきますね!
それと牧さんの弟さんにつきまして、以前決めていた時点のメモ程度のpfがあったかと思いますが、もし必要でしたら引っ張ってきてあるので仰っていただければここに貼り付けておきますが、ご入用でしょうか?ご自身でメモされてましたらこちら蹴り可です◎

上記の割愛・蹴りご自由にどうぞ◎
次のお話はいかが致しましょう?本編なら憧れのあの子イベ(前)、一応どのタイミングでもいけそうなのは、お化け屋敷デートまたは犬カフェあたりでしょうか。番外編の小話でもなんでも、やりたいことをお聞かせくだされば幸いです* )


  • No.1510 by 逆巻 傑  2024-01-30 12:18:52 



(/ 私も見返してきましたが、言われてみれば確かに…。記憶が正しければハロウィン時の衣装もわんこでしたよね…?わんこ(ポメ)系女子の使い手な背後様…。 そうです、今この瞬間もきっとどこかで死者が() ひぇ、恐縮です…委員会に見つからないようにします…。

●文化祭イベ
此方もキスシーン(ほっぺ)を目撃して、見てはいけないものを見てしまったのでは…と相馬くんがわたわたする展開になったらおもしろそうだなあという不純な理由でしたので()では今のところは目撃されちゃう方向で認識しておきますね…!

浅倉玲さんのpfと弟さんのpfメモの件も助かります…!どこかに残していたはずではありますが、背後様にお任せした方が絶対に確実なのでお願いしてもよろしいでしょうか?

上記はお目通しのみで大丈夫です◎
次は時系列的に憧れのあの子イベ(前)かなと考えておりますが、小話の方が気分ならばそちらでも…!背後様のご希望はいかがですか? )


  • No.1511 by 永瀬ひな季  2024-01-30 13:19:46 



( / ハロウィンの時もわんこでした…!他のタイプのキャラも動かしたことはあるのですが、なんやかんやわんこが動かしやすいようです。
牧さんの弟のpfメモ、下部に置いておきます◎

それではこちらの気分的にもこの勢いのまま、憧れのあの子イベ(前)に突入した方がいいかなあという感じでしたので、本編でよろしくお願いします…!恐れ入りますがお手隙の際に、開始ロルを投げていただけると助かります。
こちらまるっと蹴り可です。次もよろしくお願い致します* )

○牧さんの弟
髪色ナチュラルブラウン、やや長め(耳が半分隠れるほど)の前下がりセンターパートかつニュアンスパーマ、右頬に黒子、洗練されていながら可愛さも残したいので、身長は高すぎない174cm。無自覚シスコン。姉の読モ雑誌に影響を受けて写真を始めた写真家。コミュ強世渡り上手。


  • No.1512 by 逆巻 傑  2024-01-30 22:02:09 



( 浅倉玲といえば、言わずと知れた元国民的アイドル。私生活のため数年芸能界を離れていた彼女が復帰したというニュースは業界でも話題騒然だが、今メイク室のテーブルに特集雑誌とアイドル時代のブロマイド、そして写真の大きく表示されたタブレットが置かれているのは決してミーハー心からではなく。これらは先日どういう伝手かその本人から依頼が舞い込み、通話での打ち合わせ中に資料として写真を送ってほしいと頼んだところ、出版社を介して気前よく提供してもらったもの。今日のクライアントが現れるまで確認しておこうと仕事用タブレットをスクロールして行けば、とても妊娠出産を経たとは思えぬ美貌に思わず感嘆して )

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(/ 参照用の更新ありがとうございました…!玲さんのpfとイベ案のみならず、ひな季ちゃんの思い出欄もたくさん追記されていてほっこり暖かくなりました…* 弟さんのpfメモも有り難く頂戴しました。イベ前に提出できるよう準備しておきますね◎ それでは憧れのあの子イベ(前)もよろしくお願い致します…!※蹴り可 )


  • No.1513 by 永瀬ひな季  2024-01-31 00:36:31 



( いつものようにメイク開始時間の5分程前に部屋の前に到着し、コンコンと控えめにノックしてから挨拶を掛けてみるけれど返事はなく。中にいないのかな、とそっと扉を開けて顔を覗かせてみると、何かに集中して気が付いていないらしい彼の後ろ姿が目に入り。珍しい姿にふと芽生えたのは悪戯心。に、と無邪気に八重歯除かせ不適な笑みを浮かべては、扉を音立てぬよう静かに閉め。それからゆっくり、そろりと彼の背後へと忍び寄りわっと驚かそうとした時。彼が持つタブレット端末に表示されている画面が視界に入れば、あっと声を上げる。自身がアイドルを目指すきっかけになった人物──浅倉玲さんの画像が大きく表示されていれば、驚かすことも忘れ背後からひょこっと顔を覗かせた瞳はきらきらと煌めかせ )
──…あっ、玲ちゃんだあ…!


  • No.1514 by 逆巻 傑  2024-01-31 17:56:17 



…お疲れ様です。すみません、気付かなくて。
( 突如として背後から聞こえてきた声にはっと集中を解いて振り返ると、そこにはいつの間に傍まで来ていたのか待ち人の嬉しげな面貌があって。挨拶と簡単な謝罪を口にしつつ再び資料たちに顔を戻しては、机の上を片付けるため、郵送時のままの封筒の上に雑誌とブロマイドを重ね置こうと。しかしそこではたと手を止めれば、また忙しなくくるりと身を翻し、依頼人の知名度を再確認するように呟いて )
…水瀬さんくらいの世代の子も知ってるんすね、浅倉玲さん。


  • No.1515 by 永瀬ひな季  2024-02-01 18:55:32 



( 気付かなかったことへの謝罪を受けるものの、脅かそうとした悪戯心の後ろめたさがあれば「お疲れ様です、こちらこそ急に声かけちゃってすみません…」と胸前で手のひらを左右に振りながら気にしてないことを伝えると。自分の世代が彼女を認知していることの意外そうな呟きに、もちろんと首を縦に振れば雑誌やブロマイドが置かれた机へ歩みを進めると、懐かしいアイドル時代のブロマイドに手を伸ばしてはうっとりと恍惚の溜息さえ出そうな表情で写真を眺めて「玲ちゃん、わたしがアイドルを目指すきっかけになった人ですから…!」と笑みを広げ。それにしてもなぜこんなに玲ちゃんに関する物たちが、と雑誌にも目を滑らせると、浮かび上がる一つの懸念。はわわ、と口元に手のひらを添えながら焦りに眉尻を垂らして追及し )
も、もしかして…玲ちゃん推しですか…!?


  • No.1516 by 逆巻 傑  2024-02-02 18:52:43 



…え?
( 思わぬタイミングで知ることとなった現役アイドルの憧れに、目を丸くし「…へぇ、そんなに…」と呟きながらもう一枚のブロマイドに視線を落としたのも束の間。これまた思わぬ問いが頭上から降り注げば、素の驚きと共に顔を上げ。それからゆっくりと一度瞬きをする間に机上に並ぶ資料から彼女がそう結論付けたのだと察すると、青春時代に煌めいたトップアイドルにも特別な情感を覗かせることなく事実のみを伝え。依頼に差をつけるつもりは毛頭なく、開始時間が迫っていることを確認しては席を立ってワゴンへと歩きだし )
…ああ…いや、これは俺が集めたんじゃなくて、本人に資料として貰ったんです。浅倉玲さんから依頼があって。


  • No.1517 by 永瀬ひな季  2024-02-02 21:10:03 



( 特にアイドルには興味のなさそうだった彼が、自分の憧れのアイドルを推し始めたりしたら…と、不安な想いであわあわと汗マークを散らしながら問い掛けた質問には、驚きの声と共にあっさり否定の言葉が返ってきてはきょとんと双眸を瞬かせる。特に推してはないことを知るものの、本人からの依頼と資料と聞けば冷静ではいられず瞠目しては「れ、玲ちゃん本人から…!?」と口元を両手で押さえ。憧れの彼女と繋がりがあることがとっても羨ましいけれど、彼の年齢と彼女の年齢を重ねてみれば、彼の青春時代を彩った世代そのものなはず。ワゴンに向かい歩き出した彼の背を追うように、後ろの服の裾をぎゅっと握り引き留めては、心配と焦りを表情に浮かべ口を波線上に不安げな面持ちで見上げ )
れっ…玲ちゃんはだめ、いくら逆巻さんでもめろめろになっちゃう…!逆巻さん思いっきり世代ですよね…!?


  • No.1518 by 逆巻 傑  2024-02-02 22:46:34 



世代は世代だけど…依頼で行くだけだし、ならないすよ。
( 憧れの存在に自分の関係者が対面すると知ればさぞ落ち着かないことだろう。その気持ち自体には内心で理解を示しつつも、仕事を遅らせるわけにはいかず所定の位置へと進む最中。後ろから裾を引かれる感覚に振り返ると、少女は予想よりも切実な表情で此方を見つめていて。しかもその薄い唇が発したのは考えもしなかった心配事で、他者を分かった気になってはいけないなと人知れず自戒しては、半身のまま冷静に憂懼を否定する。それでもなお彼女が不安げな面持ちを変えないようなら、向かい合うように身を翻し、先程の相手の言い回しを借りて説得力を持たせようとするだろうか )
…俺は、アイドルなら水瀬ひな推しなんで。


  • No.1519 by 永瀬ひな季  2024-02-03 00:17:59 



( 一世を風靡した、あの時代を司るアイドルが相手だということをわかっていない。うぐぐ…と睨めっこのような状態が続くかと思った時、ふいに向き直った彼をぱちくりと瞬き見つめると、相手の口から放たれた言葉に瞳を大きく見開いて、一瞬時が止まったような錯覚を起こす。「─…え、ええぇっ…!」うそ、いつから、と問い掛けたいもののなんだか上手く言葉にできなくて、驚嘆の声を上げた後はぽかんと唇を小さく開け。漸く彼の言葉を飲み込んだけれど、そのまま受け止めてしまえば「知らなかった、嬉しい…!」と色付く両頬を包むように手のひらを添え、そんな素振り全然なかったのに…と噛み締めるように瞼伏せ。そこにメイクの開始を促す言葉が掛けられたなら、今度こそ大人しくいつもの椅子に座るだろうけれど、不安が一つ解消されれば残るのはもちろん、憧れのアイドルに会えることの羨望で憂いの溜息を零して )
──…はあ、いいなあ逆巻さん…なまの玲ちゃんに会えるなんて…。


  • No.1520 by 逆巻 傑  2024-02-03 21:07:15 



(/ いつもお世話になっております。お返事お待たせしていて申し訳ありません…!不調によりお返事は明日になりそうです、少々お待ちください…。※蹴り可 )


  • No.1521 by 永瀬ひな季  2024-02-03 21:13:46 



( / こちらこそいつもお世話になっております。こちらは急用につき、お返事ができない旨をお伝えしようとしていたところでした。体調が優れないなかご連絡ありがとうございます、こちらのことはお気になさらずどうかご自愛くださいませ…!のんびりとお待ちしております* )


  • No.1522 by 逆巻 傑  2024-02-04 20:05:15 



( ごく一般的なヘアメイクである自身とアイドルである相手とでは、浅倉玲という存在の大きさも〝推し〟という言葉の重さもまるで違うのだろう。慌てたり喜んだり羨んだり、次々に表情を変える様は普段通りといえば普段通りではあれ、ここ最近妙に身近に感じていた彼女をアイドルとして再認識するには十分で。濡れコットンを手に顔を覗き込むと、そっと押し当てつつさりげなく呟くのはエールのような一言。しかし何かと話題に事欠かないその人が、いつまで芸能界に留まるのかは誰にも予測がつかず )
…水瀬さんも、仕事続けてればそのうち会えるんじゃないすか?

----

(/ お待たせいたしました…!何やらタイミングが良かったようで…、急用前でお忙しい中、温かなお言葉の数々をありがとうございます。ロルの方、逆巻からの同伴の提案は難しいかなということで控えておりますが、ひな季ちゃん側からも難しいようであれば何か考えますのでご遠慮なく…!※蹴り可 )


  • No.1523 by 永瀬ひな季  2024-02-05 00:22:41 



えぇ~っ…わたしが続けてても玲ちゃんがどうなるか分からないじゃないですか…!またいつ芸能界辞めちゃうか…。
( エールに似た言葉を掛けられるものの、メイクのために前髪を避けた額には憂いて八の字に垂らした眉を浮かべ。雑誌の表紙に書かれた電撃復帰の文字に思い起こされるのは、当時もまた同じように表紙を飾った電撃引退の文字。あの頃はどのメディアも彼女の話で持ちきりだったなあ、なんて思い出す。「今のわたしはまだ、一緒にお仕事できるくらい有名じゃないし…」とまた小さく溜息を吐くけれど、その言葉を溢した時に突如一つの妙案が自分に下りてくると眉をはっと上げ、俯きがちだった睫毛をぱちりと上げて )
!…ねえねえ逆巻さん、玲ちゃんくらい大物の依頼人さん相手だと、ちょっと緊張したりしません?

----

( / いえいえ、引き続きご無理のないよう、体調にはお気を付けくださいませ…!同伴の提案についてですが、上記のお返事として「まあ多少は…?」のような、ほんのちょっとは緊張するニュアンスのお返事ですと繋げられそうですが、うちのこは緊張しない!などございましたら、同伴の提案方法についてお力添えいただけると助かります…!
緊張する方向で特に問題なければ蹴り可です◎ )


  • No.1524 by 逆巻 傑  2024-02-05 01:03:31 



…あー……。
( 彼女の進退に関しては辞めるかもしれないし辞めないかもしれない、としか言えないものの、高校時代に生徒のみならず教師までもが欠勤欠席した電撃引退の衝撃は今なお記憶に強く残っていて。反駁の言葉もなく、意味を為さない音を発するばかりでいた折、気弱に垂れ下がった眉が跳ねるのを認めたなら、不意に投げ掛けられるのは脈絡の掴めない問い。仄かに当惑しつつも正直に答えると、使い終えたコットンをゴミ箱に捨て、質問の意図を探るように少女へと視線を戻し )
何度もテレビで見た人だし、まぁ多少は…?

----

(/ ありがとうございます。背後様もどうぞご自愛くださいませ…!また同伴のきっかけ作りのご提案も助かります、全力で乗っからせていただきました◎ お礼のみお伝えしたく、少しだけ失礼致しました。こちら蹴り推奨です。 )


  • No.1525 by 永瀬ひな季  2024-02-05 01:45:16 



ですよね、ですよねっ…!緊張してたら普段通りのパフォーマンスもできないと思うんですよ。
( やっぱり!と両手を合わせながら、数度同調するように頷いた表情はうきうきと心躍る様を隠しきれておらず、声色も微かに弾んだもので。そこへ、ぴんと人差し指を立てながら提案したのは、多少強引ながら自分もその場に同行するといった内容。そこにあるのは憧れのアイドルに会いたいという私利私欲に満ちたものが大半ではあるけれど、何かと助けられていることもあり彼の役に立ちたいという気持ちもまた本物だ。以前春名さんにメイクを施す工程を見ていて感じたことを挙げつつ、純粋な気持ちだけで成る案はサポートしたいという想いをより強いものに変えて相手に届けるだろうか )
──…そこでです!逆巻さんが普段通り最大限に腕を発揮できるように、当日わたしが横でサポートするのはどうでしょうか…!春名さんにメイクしてるのを見てる時に思ったんですよね、わたし逆巻さんのメイク工程がすっかり染み付いてるって。次にしたいこと、手に取るように分かるはずです…!ね、名案じゃないですか?


  • No.1526 by 逆巻 傑  2024-02-05 11:06:31 



…すね、名案かも。
( 自身が答えてすぐに声を弾ませた少女が提案したのは、現場に同伴してのサポート──要するにアシスタントの申し出で。実際にメイクポーチを開いてコスメ提供を受けた先例もあり、手助けしたいという気持ちも嘘ではないのだろうが、隠し切れない私欲に思わず小さく笑むと控えめに同意を。しかし仕事に関することだけに彼女への情だけで決定することもできず、敢えて厳しい言葉を用いて覚悟を問うように真正面から目を合わせては、此方からもひとつ提案をして )
──とはいえ役に立たない人を連れて行くわけにもいかないんで、事前にちょっとしたテストを受けてもらいますけど、構わないすか?


  • No.1527 by 永瀬ひな季  2024-02-05 12:18:06 



でしょっ、それじゃあ──…!
( 同意にも似た返答に、期待でぱあっと瞳を煌めかせたのも束の間。私欲を見透かした瞳が真正面から自分を映しては、絶対欲がバレてる…なんて少々の気まずさと、ビジュアル含めて大好きな彼に見つめられているという二つの意味合いで胸がどきどきすると、次いで告げられる厳しい言葉と条件に「て、てすと…」と少々怖気付いたように眉尻を垂らして。勉強は少し苦手なゆえについその響きに身構えてしまっただけなのだけれど、玲ちゃんに会えるのならばと表情を引き締めては、手のひらを持ち上げぎゅっと拳を作りながら少々前のめりに意欲を見せて )
か、構いません…!わたし何でもやります、頑張ります!


  • No.1528 by 逆巻 傑  2024-02-05 18:36:09 



( 学生には馴染み深いであろう単語に相手が一瞬怯むのを見て取るも、それを押し返すかの如く自らを奮い立たせた面持ちには強い意志が宿るようで。弟子入りでもしそうな勢いの返答に改めて伝説のアイドルの偉大さを実感すると共に、少し脅かし過ぎたかと眼差しを和らげては、開始の合図を告げつつ仕事道具を手に取って。普段より心なしかゆっくりとした動作で工程を進めたなら、後日、立ち位置の入れ替わった自分達がそこに居るだろうか )
…じゃ、しっかり見といて。

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(/ 場面転換前にお返事していただいても、場面転換後に飛ばしていただいても大丈夫です◎ ※蹴り可 )


  • No.1529 by 永瀬ひな季  2024-02-05 20:25:02 



──…おはようございます、いつもお休みのところすみません…!今日はよろしくお願いします。
( 後日、逆巻さんのアシスタントとして相応しいか否かを判断するテストが開かれたのは、毎度お馴染み自分が所属する事務所の一室。もう何度目かも分からないほどには相手の休日を消費していることもあり、彼が待つ部屋に入るなり挨拶と共に休日にも関わらず付き合わせていることの謝罪を口にしては、深々と両手を揃えながら頭下げて。肩に提げたいつしかのキーホルダー付きのトートバッグの中には念のため筆記用具は備えてはいるものの、顔を上げた頭上には疑問符を浮かべながら改めて本日のテスト内容を小首を傾げながら伺って )
……それで、テストってどんなことを…?


  • No.1530 by 逆巻 傑  2024-02-05 21:43:50 



おはようございま──
( 扉を開くが早いか滑らかに紡がれる挨拶と下げられた頭に呆気に取られては、途中で挨拶を切って「ああ…はい。よろしくお願いします」と締まらない呟きで返答を結ぶ。やはり脅かし過ぎたのか気合十分といった様子の相手とは対照的に、ゆったりと腰を落ち着けた姿勢で示すのは、当日使用する予定のツールと多種多様なコスメたち。アシスタントの役割を果たすにあたって差し当たり手順とツールの使い方さえ理解していれば不足ないだろうと、傾いた顔に至ってシンプルな課題を告げて )
ここに当日使う道具が揃ってるんで──、これを使ってフルメイクしてください。俺に。


  • No.1531 by 永瀬ひな季  2024-02-06 02:02:48 



わかりま──…、えっ、逆巻さんに?
( テスト内容について伺えば、並べられたコスメたちを示しながらの説明にふむ、と軽く握った拳を口元に添えつつそれらに目を通すけれど、モデルの対象を耳にしては双眸をぱちくりと瞬かせて聞き返す。その間に今一度コスメたちに目を通せば、当日使うだけあってふんわり柔らかな色合いのチークや大人可愛い色味のリップたちが用意されており。再度確認するように彼へと目配せしたなら「可愛くしていいってこと…?」とわくわくを抑えきれない様子で瞳を煌かせながら問い掛け )


  • No.1532 by 逆巻 傑  2024-02-06 11:13:24 



( わざわざ他のモデルを用意する必要もないだろうと選んだ練習台に、少女はさして困惑することもなく、それどころか瞳に好奇の色さえ宿し。いつかの子役を彷彿とさせる乗り気具合にむしろ此方がたじろぐ程だったけれど、彼女の気概を買っては伏し目がちにマスクを外しつつ、問いを上回る要望を )
…とびきり可愛くお願いします。


  • No.1533 by 永瀬ひな季  2024-02-06 13:22:36 



絶対に可愛くしますっ!
( ぱあっと表情いっぱいに煌めいた笑みを広げながらそう宣言したのが、およそ数分前のこと。普段してもらうようにケープを付け彼の前髪をヘアクリップで留めたまではいいものの、いざスキンケアをするべく化粧水とコットンを手に取り彼の前で構えたなら、髪を避けて露わになったレアな姿のせいかきらきらと彼の周りが輝いて見え。更には、人様の──それも好きな人のいわばご尊顔に触れるとなるとどうにも緊張してしまいコットンを構えたまま立ち尽くし。やがて「……どうしよう、まぶしい…」とぽつりと言葉を溢したかと思えば、双眸をぎゅむと不等号に寄せながらあせあせと心情を吐露して )
なんか、いろいろと緊張してきちゃいました…!


  • No.1534 by 逆巻 傑  2024-02-06 20:24:12 



そんなんで当日サポートできるんすか…?
( 喜色満面に意気込んだ舌の根も乾かぬうちに、動きを止めた少女の口から零れ落ちたのは二の足を踏むような一言。洒落っ気の欠片もない前髪の状態とケープによっててるてる坊主のようになったシルエットはどちらかと言えば幻滅の要因になりそうなものだが、恋の魔法の前ではそれすら輝くらしい。耳に入った呟きと今の自身とが結び付かずに眉を顰めると、続けて吐き出された早くも雲行きの怪しい披瀝に此方も軽口程度の不安を洩らす。それから徐に相手の頬へと手のひらをあてがっては、これまでの経験から人の体温に安心するらしい彼女を幾許か柔らかな声で落ち着かせようと試みて )
──…誰も見てないすよ。


  • No.1535 by 永瀬ひな季  2024-02-06 22:25:48 



( 彼からも不安の言葉が洩れ、「で、ですよね…」と打ちひしがれるように眉尻を垂らしていると。ふいにそっと頬に触れた温もりに、瞳を微かに揺らし「え」と小さく洩らし驚きながら彼を見つめて。鼓膜に届く優しい声音を察するに緊張を和らげようとしてくれたのだろうけれど、心臓は高鳴り心拍数が上がった気さえして、瞬時に頬に集まった熱は彼の手のひらに伝わってしまっただろうか。徐にくるっと背を向け、無意識に止めてしまっていたらしい息を吸い込み、吐き出して。映画やドラマだったらキスをしていそうな台詞や動作に内心頭を抱えたものの、深呼吸を数度繰り返していると徐々に頬の熱や緊張も落ち着いてきて。落ち着いた頭で考えた結果〝彼をとびきり可愛くすること〟だけに重きを置くことにしては、化粧水を含ませたコットンを片手に真摯な眼差しで向き合って )
──…うん、よし。もう大丈夫です!とびきり可愛くしますからね!あ、でもできるだけ視線はあの、後ろの壁の方で…。


  • No.1536 by 逆巻 傑  2024-02-07 20:54:35 



( 試みが功を奏したかに思われたのは、相手が喫驚と動揺によって硬直したが故の錯覚で。すぐに触れた肌が熱を持ち始めては、意図しない反応に言葉を失って此方も動きを止める。その隙を突くように少女が体の向きを反転させると、のろのろと伸ばした腕を引っ込める己の前方で小さな肩が何度も上下し。やがて振り返った顔には戸惑いを振り切ったような表情が浮かんでいるけれど、仕切り直しの意気込みの後にはやはり少し心惑いが尾を引くらしい発言が続いて。試験官が見ないことにはテストたりえないが、この期に及んで更に彼女を追い詰める気もなければ、決まりの悪い思いもあり早速僅かに視線を外しながら )
…はい、できるだけ。


  • No.1537 by 永瀬ひな季  2024-02-08 04:26:12 



──…目、閉じて、…開けてください。
( 外れた視線に安堵すると、普段彼がそうするように色白な肌にコットンを優しく押し当て肌の土台作りから取り掛かり。間近で見ても耐えうる肌はベースメイクのノリも良く、薄付きでいいくらい。時折動作の指示をしながら、アイシャドウにはくすんだピンクブラウンを選んで大人っぽいけれど少し甘みを足し、チークは落ち着いたフォギーローズをブラシで薄く乗せ。最初こそ視線を気にしていたもののメイクに集中するあまり、いつからか見られていたとしても気にならなかっただろう。順にメイクを施し、やがて「あとはリップ塗るので、えっと…目閉じててください」手の甲に一度置いて色味を調節しながら指示をしたことで彼が瞼を伏せたなら、唇へ触れることに一瞬緊張が蘇って手が止まるけれど、メイク前の言葉が頭を過ることで落ち着きを取り戻ひ再び動かした指先で内側から滲み出るような血色感を与えていくと。可愛くできた、と頬を緩ませた時〝誰も見てないすよ〟とまた言葉を思い出す。──逆巻さんさえ、今は見てないのだ。微かに色の残る指先をそっ…と自身の唇に移してみた、途端。何してるんだろう!と、かあっと頬が火照り。すぐに背を向けコットンで指先を拭いながら、双眸をぎゅっと瞑って自戒に囚われつつ彼に確認を頼む声を掛け )
…っで、できました!目の前に手鏡置いてあるので、確認してもらえますか…?


  • No.1538 by 逆巻 傑  2024-02-08 19:57:59 



…ん、注文通りすね。ありがとうございます。
( 最初こそ雑念に気を取られているように見受けられたものの、いざメイクに取り掛かると少女の手は案外卒なく動きだし。笑顔ばかりが印象的な彼女の真剣な表情に暫し目を留めると、その意志に応えるように此方も休むことのない手元へと集中する。忠実に順序をなぞる声に従って的確に顔の各所を操る最中、リップの際の不要な要望には指示ミスかと視線を上げるけれど、心理的な障壁が生じているのだと察しては従順に瞼を下ろし。そうして恙無く全工程が終了し、手鏡に出来栄えを映してみれば、そこに現れるのは華やかに彩られた自分。メンズメイクや特殊メイク以外で他者にメイクを施されるのは初めてのことで、随分と可愛らしくなった顔面を物珍しげに眺めたなら、薄い笑みと共に屈託のない評価を口にし、自らヘアクリップとケープを外す。肝心のアシスタントの要件も申し分ないと判断しては相手の元まで歩み寄って傍に立ち、ブラシの後始末やゴミの片付けを引き取ろうと手を差し出して )
──…じゃあ先方には俺から連絡しておくんで、水瀬さんも事務所に連絡が必要ならしておいてください。


  • No.1539 by 永瀬ひな季  2024-02-08 22:55:55 



──…よ、よかったあ…。
( 背を向け気持ちを落ち着かせながらも、出来栄えを確認した彼からどんな言葉があるだろうかと、耳を大きくして待っていれば〝注文通り〟との言葉に乗せていた肩の荷を下ろしながら深く安堵の溜息を零す。指先のリップも取れ手元から顔を上げると、「はい!よろしくお願いしま、す…」隣に立った彼と視線が絡んでは一瞬言葉を詰まらせて。フルメイクを終えた彼の顔は、めいっぱい腕を掛けたから我ながら可愛い。下ろした前髪が鼻筋に掛かり、儚げな美人さもぐっと増した気がして──彼のポテンシャルの高さを再認識するなか、以前髪を弄られている姿を見て羨んだことを思い出しては。唐突に予定外の申し出をした表情は、うきうきとポテンシャルを大いに活かしたい一心で煌めかせながら、ずい、と半歩距離を詰めて )
……逆巻さん。ちょっと、髪も弄らせていただいてもいいですか…!せっかくなので、こんな機会も中々ないので…!


  • No.1540 by 逆巻 傑  2024-02-09 13:17:08 



…いいよ。何でも好きなの使って。
( コットンの上にブラシの先を滑らせて中に含んだパウダーを落とす折、ふと視線を感じて伏せていた睫毛を持ち上げれば、職人魂に輝いた顔がずいと迫り。テストを通じてすっかり火のついたらしい少女に、此方も僅かな変化ながら一拍遅れて表情を晴らすと、同志を見つけたような嬉しさからピンクブラウンに染まった目元を穏やかに細め。持ち込んだ道具の中から必要な物を選ぶであろう相手を残して先程まで座っていた席に戻ったなら、45度の角度で持った手鏡にはやがてヘアセットを始める彼女の指先と面差しが映しだされるはずで )


  • No.1541 by 永瀬ひな季  2024-02-09 17:11:22 



( 柔らかく色付いた目元が艶麗に綻ぶと、普段とは違う方向から心を射抜かれたような感覚がして胸がきゅんと音を立てる。謝意を述べたいのにその笑みが脳裏に焼き付けられては、噛み締めるように「うれしそう…かわいい…」と小さく呟きつつ、周りにはほわほわとお花を漂わせながら、使用許可を得た道具の中をごそごそとコテや繊細な装飾のついたミニヘアクリップを取り出して。コンセントに差し電源を付けたコテを片手に、席に戻った彼の背後に立てば、ちょうど指先が見える角度で手鏡が構えてあり気配りにまたお花漂わせ。「それじゃあ、巻いていきます~」と柔和な声音で彼の髪を少量掬い取っては、癖毛風に柔らかなニュアンスを与えていく。髪を前髪横を少し残し、片方のサイドの髪を捻って耳に掛けたところに先程のミニヘアクリップで留めたなら完成。彼が持つ手鏡を覗き込むように両肩に手を添えながら、女性同士さながらの近さで顔を横に並べたなら、満足のいく出来栄えに隣でぱあっと笑みを咲かせ )
──…完成です!逆巻さんすっごく可愛い~…!


  • No.1542 by 永瀬ひな季  2024-02-09 18:37:27 



( / スキンシップしてみたのですが、「一応男なんでちょっと…」発言としてのきっかけが弱かったかなあと後々思いまして、もし弱ければ何か考えますのでお伝えください…! )


  • No.1543 by 逆巻 傑  2024-02-09 19:54:02 



(/ ご配慮ありがとうございます…!ここでの「一応男なんでちょっと…」は逆巻が意識して、というより、性別や関係性を超えたスキンシップに驚いて、のニュアンスかと思いますので、差し支えなければ顔を並べた際に頬っぺたをくっつけた体で返信させていただいてもよろしいでしょうか…? )


  • No.1544 by 永瀬ひな季  2024-02-09 20:17:58 



( / 改変内容に問題もございませんので、それでよろしくお願い致します…!お手数をお掛けしました、こちら蹴り推奨です◎ )


  • No.1545 by 逆巻 傑  2024-02-09 20:45:26 



( 最初に見せた緊張は何処へやら、今にも鼻歌でも歌い出しそうな機嫌の良さで少女が髪を触りだしたなら、躍る毛先に合わせて心なしか表情も柔和に解けてゆき。ヘアセットの要求に応えた際漏れ聞こえた呟きからも、今の自身はかなり彼女好みに仕上がっているのだろう。施した本人が施された己以上に弾んだ声を上げたのを聞けば、同意するようにその言葉を反復し──かけたところで、遠くにあった顔が遠慮のない近付き方をしたのを鏡越しに認め。そのまま躊躇いなく頬がぴとりとくっつけられては数秒思考が停止し、静止画のように固まった自分を真っ白な頭で眺めた後、下手に動かぬよう気を付けつつそろと隣に映る相手の瞳へと目線を滑らせ、それとなく離れるよう声のみで促して )
…ん、可愛い──……けど、俺も一応男なんで…。


  • No.1546 by 永瀬ひな季  2024-02-09 21:40:13 



( 持ち運びできるほどの手鏡の大きさが、可愛らしく仕上げたヘアメイクたちが、普段と逆転して目線の低い立ち位置が。あらゆるものが起因となって誤った距離の近さになっていることに気が付いたのは、彼が口を開いてからのこと。男性ってもちろん知ってるけど…と双眸を一度瞬かせるけれど、すぐに衝撃マークを頭上に浮かべながらぱっと手と身を離して「…す、すみません!かわいーって思ったら、なんか自然と…!」と両手は降参ポーズの如く肩上に添えて。そもそも男性に可愛いと連呼するのもどうかとも思えてきては、気を悪くしていないかと、おずおず軽く握った拳を口元に添えながら、鏡越しではなく彼の表情を斜め後ろからそっと窺い見て )
ていうか〝可愛い〟も…いっぱい言っちゃった…。


  • No.1547 by 逆巻 傑  2024-02-09 22:35:11 



( 他意はなかったという言に対し、普段の彼女を知る者なら誰も異を唱えはしないだろう。しかしそれだけに反応に迷い、ひとまず手鏡を膝に下ろして背凭れの後ろを振り返れば、返事もしないままやはりちゃんと女性モデルを呼んだ方が良かっただろうかと相手を凝視し。一方、少女は少女で別の反省をしていたらしく、気掛かりそうな声が拳の奥から転び出ると、それにはさも当然のように「可愛いは褒め言葉でしょ」と即答する。次いで太腿に乗せた手鏡に目を落として、何度も〝可愛い〟を浴びたヘアメイクを見つめたなら、一つの決心と共に顔を上げ )
…水瀬さん、自撮りってどうやるんすか。


  • No.1548 by 永瀬ひな季  2024-02-10 00:33:23 



も、もちろん褒め言葉です…!あと可愛いだけじゃなくて綺麗さも兼ね備えてて──…へ。自撮り?
( じっと注がれる視線に居た堪れない気持ちになっていたところに、即答が返ってくると首をこくこくと縦に振って大いに肯定する。可愛いの一言だけでは収まらない賞賛を並べていれば、ふと一度手元に視線を落としたかと思った彼の口から飛び出した言葉に、星が転がるようにぱちぱちと双眸を瞬かせながら反芻して。玲ちゃんへのメイクの参考用や、他のお仕事での参考用に自撮りするのかな。でも写真は苦手だって…なんてぐるぐる考え巡らせつつも、自身の鞄からスマホを取り出して持ってこれば、普段使うカメラアプリを起動すると。彼からも画面が見えるようにスマホを持つ手を前方に伸ばし、例としてざっくりとポーズを取りながら簡単な説明をしては )
えっと、…あまり顔が暗く見えないようにちょっと上からで、こう…ほっぺたに手添えてみたりとか、ピースしてみたり、にこってしてみたり……。


  • No.1549 by 逆巻 傑  2024-02-10 11:20:32 



…へぇ……、さすがに慣れてるすね。
( 身を捻った先で実演される現役アイドルの自撮りを、座面に斜めに腰掛け、背凭れに軽く肘を置きながら見学する。少し離れたところに映る画面には確かに見たことのある画角が表示されていて、撮影の裏側を覗いたような小さな感動を覚えては素直な賞賛を洩らし。忘れないうちにと早速自身もスマホを取り出すと、背凭れに置いていた肘を伸ばし、そのまま内カメラを構える。人に見せるわけでもなし、1枚限りの予定である写真に専用のアプリは不要だろうと標準カメラを起動すれば、ポーズも不要だろうとは思いつつも、教えを乞うた手前悉く省略するのも具合が悪いかと申し訳程度に微笑んでみて。撮れた写真は案の定ぎこちないものだったけれど、撮り直す程の熱量もなく、見慣れた顔を無表情に眺めては妥協の呟きを零し )
…まぁいいか。


  • No.1550 by 永瀬ひな季  2024-02-10 12:22:35 



ちなみに多く〝いいね〟が付くのはこっちの角度から撮ったやつです。水瀬ひなの豆知識!
( 賞賛を受ければえへへと頬を緩めながら八重歯が覗く左頬に人差し指を添えて、度々snsに上げている自撮りも他撮りも含めた写真の中でのざっくりとした統計を、無駄な豆知識としてひとつ授けていれば。早速自撮りの実践する姿を興味津々に眺めるけれど、内カメラになっているであろう彼のスマホの画面はこちらからは見えない。自撮りする姿も新鮮ながら、もっと気になるのは撮れたその写真。そわつく気持ちを押しとどめるように自身のスマホを唇の下辺りに添え、じ…と上目で見つめたなら、おやつを前におあずけを食らった犬の如く、くうんとおねだりするような声音で小首を傾げ )
……。…それ、見たい…っていうか、ほしいです…。


  • No.1551 by 逆巻 傑  2024-02-10 13:57:16 



……、…やだ。
( これまたきっと他意なく体験から得た己の最も輝く角度を披露していた少女の顔は、自身が内カメラでの撮影を果たす頃には物欲しそうな顔に変わっていて。頼まれごとに弱い性質のせいか彼女の瞳の持つ魔性のせいか返答までには須臾の葛藤が生まれるけれど、結局結論が覆ることはなく、目線を逸らしては〝なんとなく嫌だ〟という抵抗感以外に特に理由のない拒否をそのまま口に出し。しかしそれではあまりに大人げないと思ったのか、依然目は合わせないまま、後付けのような理由をぽつぽつと繋げて )
…先生に見せられるほどの出来じゃないし…、人に見せる用でもないんで。


  • No.1552 by 永瀬ひな季  2024-02-10 17:21:39 



…!
( はっきりと拒絶されたことが今までになかったからこそ、ぴしゃりと雷が落ちるような衝撃を覚える。写真が苦手と聞いていたため想定の範囲内といえば範囲内だったものの、一縷の望みを懸けて呟いたおねだりが却下されれば物悲しく、しゅんと口角と幻想の犬耳を下げ。ぽつぽつと語られた理由に「先生…!?」と人差し指を自分に向けむず痒いような呼び方に反応しつつ「どんな逆巻さんでも好きだから、出来がどうとかは大丈夫なのに…」としょんぼり呟いて。隠し撮りの許可は以前得たけれど自撮りなんて激レアすぎる、かといって無理に我儘も言えない。うーん、と小さく悩みながら写真をもらえる理由がないかもくもくと思考を浮かべるも、良いアイディアが浮かぶほど頭が切れるわけでもなく、すっかり諦めモードで口元からスマホを下ろして。可愛くできたヘアメイクらが、形に残せず終えようとしていることに残念に思えばしゅんとした声音となり。彼が首肯したなら、使ったコテを片付けるなどしつつ隠し撮りするタイミングを窺うだろう )
残念…。…メイク、もう落としちゃいますか?


  • No.1553 by 逆巻 傑  2024-02-10 21:11:23 



…はい。このまま帰るのはさすがに…ちょっと、目立ち過ぎるんで。
( 目を向けずとも声色だけで分かる落胆具合にそっと視線を戻せば、そこには想像通りのしょんぼり顔。暫くは諦めきれない様子で思考を巡らせているらしかった少女だけれど、何も妙案が浮かばなかったのか、少し経つと意気消沈したように肩を落としていて。感情表現の豊かな相手のこと、自身が通常の状態ならそんな姿を歯牙にも掛けなかっただろうが、今回に限っては傑作のメイクを形に残しておきたいという気持ちが理解できるだけに心が揺らされ。しかし、実行に移す移さざるはともかく、自撮り写真に拘らずとも彼女は他にもその手段を持っているはずで。寂しさ混じりに聞こえる問い掛けに肯き、せめてメイクを落とすのは最後にしようと決めては、中断していた片付けを再開する。その矢先、突如として忙しいノックの音が響き、返事を待たずして扉が開くと、駆け込んできた事務所スタッフは此方に気遣いを見せつつも、来客中のお偉方に挨拶だけでもしてほしいと所属アイドルに頼み込み。そのやりとりの行方は見守ることしかできないながら、もしそのせいで公認の隠し撮りが失敗に終わり、彼女の恐らくは初のヘアメイクの〝形〟が手中のデータのみとなったなら、トーク画面にぎこちない微笑みが貼られるのも時間の問題だろうか )


  • No.1554 by 永瀬ひな季  2024-02-10 22:43:33 



──…すみません、ちょっと行ってきますね。戻るの遅かったら、か…帰っちゃっても大丈夫なので。今日はありがとうございました…!
( 「そっかあ…」としょげた雰囲気を察してか、メイクを落とすのは後回しにしてくれたのかひとまず周りを片付けだす彼に続いて、使用したコテのコードを抜いて巻き取りつつ、隠し撮りのタイミングを窺っていれば。慌ただしく入ってきた事務所のスタッフに来客への挨拶を頼み込まれてしまうと、ちらりと逆巻さんの方を一瞥しつつももちろん断るわけにもいかないため了承し。コテを道具の中へと戻したなら、彼に向き直ると帰っても構わないことを渋々伝えては深々と頭を下げ、部屋を後にして。──夕方頃。結局すぐに部屋に戻ることが叶わずにいれば、綺麗に片付けられた空っぽの部屋のなか、隠し撮りもお見送りの挨拶もできなかった悔いを残しつつ彼へとLINEを送信して )

- - - -

( 猫が壁からちらりと覗くスタンプ )

- - - -

お疲れさまです!
結局あのあと部屋に戻れなくてすみません( えーんと猫が泣く絵文字 )
テストありがとうございました!
逆巻さんのこといっぱい可愛くできて
すごく楽しかったです!
もっと見てたかったし
お見送りもしたかったなあ

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  • No.1555 by 逆巻 傑  2024-02-11 00:02:43 



こちらこそ。…、また。
( 事務所スタッフの手前下手なことも言えず、去り際の少女に普段にも増して淡白な返事を返しては、きっとすぐには戻れないのだろうという空気を汲んで〝気にしなくていい〟とでも言うような仄かな笑みと共に短い別れの挨拶を。やや手際悪く進めても片付けは彼女が戻る前に完了してしまい、隠し撮りされるために居残るというのも変な話。何となしに時計の秒針がてっぺんに到達するまでぼうと待って、それからメイクと髪を元に戻せば、事務所スタッフに声を掛けてから家路に就き。その後送られてきたメッセージには相変わらずの無機質な文面で応じるも、唯一異なるのは続けてトーク画面に表示される例の自撮り写真か )

- - - -

お疲れ様です
すぐ帰ったのでそこは全然
挨拶に呼び出されるなんて大変ですね

ただのテストのつもりだったけど
今日は俺も珍しい体験ができて良かったです
当日もよろしくお願いします

- - - -


  • No.1556 by 永瀬ひな季  2024-02-11 01:25:15 



──………、~~っ…!?
( 程なくして普段通りの淡々とした文面が返ってくると、それだけでもぱあ…!と嬉しそうに雰囲気を和らげ早速お返事をと指を動かし始めたところに、最初に届いた文面に続けて届いた画像に、ひゅっと息を吸ったような、止まりかけたような。欲しいって言っても断ってたのに、まさか。〝先輩アイドルグループたちが出払ってたのもあって、こっちにまわ(ってきたみたいです)〟とまで打ち込んだところで、うっかり送信してしまう。急激な昂りで言葉にならない声のあとには、一人ぽつんと佇んだ部屋内に「ええぇ」「わあ」「かわっ…(可愛いの意)」と興奮のあまり形容しがたい言葉を発しながら、LINEの文面も乱れ〝な(んで)〟〝かわいいです〟〝やったあ〟とテンションの高まりが滲む短いレスポンスをいくつかと、猫が喜んでハートを散らしながら喜ぶスタンプを2種類ほど送信し、画像を保存したところで漸く落ち着いて文字を打ち込むだろうか。今日は間違いなく簡単には寝付けないだろう )

- - - -

ごめんなさい、とり乱しました…
写真ありがとうございます
大事にします!!( きらきら )
こちらこそ当日もよろしくお願いします!

- - - -

( 猫のおやすみスタンプ )

- - - -

( / 念願だった逆巻さんの髪弄りとお化粧が達成できて、非常に楽しかったです…!合間のヘアメイクするイベもありがとうございました*
〝誰も見てない〟と頬に触れる姿や、てるてる坊主状態な逆巻さん、ヘアセットを申し出たひな季に〝いいよ〟って優しく笑ってくれる逆巻さんなどなど、いろんな姿を見られた回になりひな季ともども幸せな気持ちになりました。尊い、これに尽きます…!そして背後も逆巻さんの自撮り写真がめちゃくちゃ欲しいです…いいなあ…()

本編のお返事は任意で、背後会話も割愛・蹴り可ですのでお好きなように◎
この勢いのまま、憧れのあの子イベ(後)へと突入致しますか?何かやりたいことやご相談などありましたらお気軽にお伝えくださいませ…! )


  • No.1557 by 逆巻 傑  2024-02-11 10:04:51 



( 送信した写真にすぐさま既読がつくと、下手くそな笑みを見ながら反応を待つのも耐え難く、まるで息継ぎをするかの如く一度トーク画面を閉じ、通知と同時に再び開いて。途中送信らしい文章か送り直されることもなく、ぽんぽんと今まさに彼女が喋っているようなテンポの良さで画面が押し上がって行けば、それを目で追うのに精一杯で液晶からは完全に指を離し。じきにおやすみスタンプで連投が止まったなら、此方も漸く文字を打ち込む。もし写真へのコメントを全て無視した雑談の誘いが受け入れられた暁には、本当の〝おやすみ〟の時間まで緩いペースで他愛のない話が続くことだろう )

- - - -

見える位置に写真あるの嫌なんで、
少し話しませんか

- - - -

(/ ヘアメイクのさすがのセンスに脱帽でした…!逆巻を可愛くしてくださってありがとうございます。背後的にもとても私得でした…。
初手の逆巻を驚かそうとするけど玲さんの写真にころっと忘れちゃう憧れ具合や、うきうきで交渉を持ち掛けてくる様、写真のおねだり顔などなど、ひな季ちゃんは今回も愛らしさ満点でしたね…!逆巻の言動に対する反応もいちいち甘酸っぱくて、特にリップの色を移すシーンは一緒にどきどきしてました。かわいい…。
私もひな季ちゃんにヘアメイクしてもらった逆巻の自撮り写真欲しいです…生成AIとかで作れないかな…()

上記全て蹴り可です◎
このまま後編に突入しても良いのですが、バレンタインイベントを本編でやるか、ハロウィンと同様に当日メタ雑談形式にするかで迷っておりまして…。背後様はどちらがやりやすいでしょうか? )


  • No.1558 by 永瀬ひな季  2024-02-11 12:26:42 



( / たくさんポイントを拾ってくださってありがとうございます!また、素敵な〆もによによと読ませていただきました…お話するに決まってる…。ひな季ともども幸せの余韻に浸りました* 午後のお仕事も張り切って頑張ってきます!
生成AIという手もありましたね、失念しておりました…!利用したことはありませんがなんだか便利そうですよね。…もしも生成することがあれば、ぜひ背後様が思う逆巻さんの姿も見てみたいです(小声)

お返事したくてしてしまいましたが、上記お目通しのみで構いませんので…!
提案を聞いて私も非常に迷いました……が、折角の機会ですし本編でお願いできたらなと…!ここぞとばかりにアピールしたいです!開始ロルはこちらからお出ししますので、夜までお待ちくださいませ。前後編にしていてよかったです…() それと、もし挟みたい展開などあれば事前にお伺いしたく思いますが、なければないで大丈夫です◎ )


  • No.1559 by 逆巻 傑  2024-02-11 15:20:40 



(/ 私も生成AIを使用したことはありませんが、理想通りのものを作ろうと思ったら指定が難しそうですよね…。逆巻の容姿は背後様の描いてくださるイメージで完全解釈一致ですが、ちょっと勉強してきます( ぐっ )

バレンタインイベントは本編でとのこと、また開始ロルを出していただけるとのこと、承知致しました!前後編に分けるアイデアは本当に名案です…。イベ内容につきましては、やりとりの中で何か閃き次第共有させていただきますね。今のところは特にありません◎ 首を長くしつつも正座はせずにお待ちしておりますので、ご都合の良いタイミングで開始していただければ幸いです。お仕事頑張ってください…!※蹴り可 )


  • No.1560 by 永瀬ひな季  2024-02-11 19:53:58 



( ほんのりと春めく陽気の今日──2/14はバレンタインをテーマにした新曲リリース日。宣伝活動として早朝、出勤や登校する人たちへ向けたチョコ配布イベントを行うことになり、チョコ色を基調に作られた新衣装はパティシエをイメージしたもの。裾のラインや胸元のサテンリボンはそれぞれのメンバーカラーになっており、生クリームのようにあしらわれたフリルスカートの中にはパニエが仕込まれ、甘やかな雰囲気に包まれながらメイクルームの扉をコンコンと軽やかにノックする。けれどその表情はどこか少し緊張した面持ちで唇を引き結んでおり。いつものように入室を促す合図があったなら、後ろ手に忍ばせた紙袋の持ち手をきゅっと握り直し、意を決して扉を開けて挨拶を掛け。そのまま背後で扉を閉めると、手を後ろにしたまま傍へと寄れば、緊張と期待が入り混じる表情で小首を傾げながら問題を ) 
…──おはようございます、今日もよろしくお願いしますっ。…それで。突然ですが逆巻さんに問題です。今日は何の日でしょうか…!

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( / お言葉に甘えてお返事省略させていただきました!ついはりきってしまい長くなりましたが、もちろん文量を合わせなくて大丈夫ですので…!バレンタインイベもよろしくお願いします* / 蹴り推奨 )


  • No.1561 by 逆巻 傑  2024-02-11 20:37:57 



(/ 開始ロルありがとうございます!お返事の前に念のため確認ですが、日時設定は平日の朝で相違ないでしょうか?また、ロルからひな季ちゃんはお仕事のために学校をお休みすることがあるという認識でおりますが、そうでない場合はご遠慮なくご指摘ください…! )


  • No.1562 by 永瀬ひな季  2024-02-11 20:59:59 



( / 描写不足、失礼致しました…!リアルの日付に合わせたつもりでしたので、仰る通り平日の朝で相違ございません。学校の方はお休みするよりは、多少遅刻してでも行くスタイルかなあと思っています…が、このような解答で参考になりましたでしょうか?お休みにしたていの方が進めやすいなどであれば、そのように進めていただいても構いませんので、やりやすいようにしていただけますと幸いです*  )


  • No.1563 by 逆巻 傑  2024-02-11 22:53:12 



おはようございます。
( この季節はどこもかしこもバレンタインムードで、チョコレートブランドの店舗に行列ができているのを度々目にするようになる。その準備が結実する今日、時間帯のおかげで準備中の看板ばかり並ぶ道を通って平常より早く現場に到着したのは、誰かからの甘い贈り物を期待してのことではなく。既に幾つか減っている義理チョコの入った紙袋を脇に置き、青春真っ只中のクライアントを待つ間、気怠げな姿勢で椅子に座しては小さな欠伸を洩らす。薄らと目の端に浮かんだ涙を指先で拭っていると、ノックの音に気の抜けた表情で振り返り、イベントへの覚悟が窺える面構えでそこに立つ少女を双眸に映し。挨拶の次に唐突な質問を寄越してくる彼女に、思わず世間一般の共通認識の方を答えそうになるけれど、こっくりと甘い装いに既の所で今回の依頼内容に思い当たっては、回答を軌道修正すると共に最後に「おめでとうございます」と付け足して )
…、バレ──…新曲のリリース日?

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(/ ご回答ありがとうございます!学校の方もお仕事が終わり次第登校するイメージということで、把握致しました◎ 事務所の方針として仕事優先なのか学業優先なのかが気になっただけですので、その辺りはどうぞご随意に設定していただければと…!※蹴り推奨 )


  • No.1564 by 永瀬ひな季  2024-02-12 09:09:41 



うぁ…それは、ありがとうございます…!でも世間一般的には…っ?
( 早朝の仕事だからかなんだか眠たげにも見える彼の表情に、猫ちゃんの寝起きってこんな感じだよね、なんて密かに愛着が湧く。質問の答えとして求めていた単語が出かけたけれど、新衣装のせいもあってか言い直されてしまえば、小首を傾げた方向にかくりとズレながらも、お祝いの言葉を贈られればふふっと笑って謝辞を伝え。気を取り直し改めて本来求めていた回答を引き出すように、ひなマイク──握った拳をマイクに見立て、彼の口元へと近付けては反対方向に小首を倒しながら再度尋ねてみて )


  • No.1565 by 逆巻 傑  2024-02-12 13:18:35 



( 彼女の求める正解は、不正解の瞬間に確定したも同然。どうして言い直したという心の声が聞こえてきそうな肩透かしに脱力した反応を目にすれば、深読みし過ぎたかと鷹揚に瞬き。差し出された仮想マイクを一瞥し、特段そこに顔を近付けるでもなく相手に視線を戻すと、改めて最初の答えを口に出して )
…バレンタイン。


  • No.1566 by 永瀬ひな季  2024-02-12 16:19:22 



おめでとうございます、大正解です!バレンタインといえば、好きな人にチョコを贈る日ですよね。
( 求めていた回答を漸く得られると、満足げににぱっと無邪気な笑みを浮かべて祝福の言葉を。それから改まったように姿勢を正し、ひなマイクを自分の口元に寄せてこほんと咳払いを一つして「…と、いうことで」と前置きすると、じゃじゃんっと口頭で付けた効果音と共に、後ろ手にずっと忍ばせていた紙袋を前方へと回し持ってきて。紙袋の中にはサテン素材のたんぽぽ色リボンを結んだ赤い小箱が入っており、肝心の小箱の中身は、いちごのドライフルーツを散らした手作りの生チョコクッキーサンドで。余ったホワイトチョコで肉球を描いたのもまたポイント。贈るのも作るのも初めてな本命チョコははたして彼の口に合うだろうか。ほんのりと色付く頬をはにかむように緩めながら、紙袋を彼の前へ差し出して )
日頃の感謝と、大好きの気持ちをたーっぷり込めて作りました、受け取ってください…!

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( https://tadaup.jp/219c76b20.gif )


  • No.1567 by 逆巻 傑  2024-02-12 17:37:02 



…ありがとうございます。
( 想定外の回答に乱されていたシナリオが今また元の軌道に乗ったのだろう、分かりやすく面を輝かせた少女はセルフの演出をつけつつ隠し持っていた紙袋を此方に差し出して。朝に弱いこともあり、それを何も考えることなく下から支えるようにして両手で受け取ると、覗き込んだ袋の中には可愛らしい色合いでラッピングされた箱が見え。〝大好きの気持ちをたーっぷり込め〟て〝作った〟贈り物は、普段の言動を加味しても本命以外を疑う余地はないだろう。顔を上げて恋する乙女の表情を浮かべる相手と向かい合えば、尋ねると言うより確かめるというニュアンスで言葉少なに問うて )
…これ、俺だけすよね?


  • No.1568 by 永瀬ひな季  2024-02-12 18:31:57 



( 無事に紙袋が彼の手に渡ると、受け取ってくれた、とぽぽっと周囲に小花を散らすように瞳を嬉しそうに輝かせ。けれど眠気が残るせいか普段よりもぼんやりとした雰囲気漂う彼の姿には、受け取ってはくれたもののがっつり本命チョコであるため困っているのだろうかと少し不安が顔を覗かせる。そこに問い掛けがあれば、こくんと首を縦に一度振り肯定すると「もちろんです、今回メンバーたちにも手作りあげてなくて。ほんとに、逆巻さんだけ」としおらしく言葉を紡いで。彼の方こそ早朝だけれど、他にも誰かからチョコを貰ってるのかな。しょも、と眉尻を垂らしながら表情を窺うように小首を傾げ覗き込んで )
……一番にあげたくて、結構急いで持ってきたんですけど…逆巻さんからしたらわたしは、一番じゃないですか?


  • No.1569 by 逆巻 傑  2024-02-12 19:14:05 



…いや、一番すよ。ありがとう。
( 日常的に好意を伝えられている身で今更本命チョコに困惑することもなく、予想通りの返答に「……ん」と視線を横へと流しつつ懸念するのは別のこと。堂々と紙袋を提げて帰って関係者に追及されると双方にとって都合が悪けれど、鞄に詰め込んで折角の贈り物を崩すのも具合が悪い。どうするか、と幾らか回転の鈍い頭で考える折、ふと少女を見遣ればいつの間にかそこには不安げな表情があって。渡した想いに色好い反応が返らないことで憂慮させてしまったかと遅れて気が付くと、頭上にそっと手を乗せつつ目尻を和らげ。それからちらりと時計を確認しては、心配事の解決策を実行に移そうと )
…水瀬さん、これ今食べてもいいすか。


  • No.1570 by 永瀬ひな季  2024-02-12 20:05:38 



──…!やったあっ。
( 彼にとっても一番だと知れば、瞠目した瞳にきらきらと光宿すと心底嬉しそうにまなじりを下げ、ぐっと両手に拳つくりながら喜悦を溢して。それだけでもう、この後のイベントもそれを終えた後の学業だって頑張れそうな気がする。そこへ今食べてもいいか、なんて質問がくると思わず「…へ、今ですか!?」と途端にあたふたと慌てた声を上げて。一応レシピを見ながら作ったし味は間違いだろうけれど、目の前で食べられるのは緊張する、と思いつつも味の感想は気になる。視線を左右にそわそわと動かしたのちに、彼へとそっと定めると小さく頷いては、祈るように両手の指を絡めながら固唾を飲んで見守り )
ど、どうぞ…!


  • No.1571 by 逆巻 傑  2024-02-13 19:45:41 



いただきます。
( 逡巡の後に相手が神妙な面持ちで頷いたなら、此方も応えるように浅く頷き、紙袋の中の小箱を机上へ取り出す。緊張の眼差しで見つめられながらリボンを解くと、上蓋を開いたそこにはハート型のクッキーサンドが並んでいて。一つを摘み上げて矯めつ眇めつ目で楽しんでから、ドライフルーツの乗った部分をさくりと齧る。そのまま味わうように数度咀嚼すれば、口の中でほろりと崩れた菓子のように、思わずといった風に表情を崩して )
…ん、たっぷり込もってる味がする。美味いです。


  • No.1572 by 永瀬ひな季  2024-02-13 20:53:25 



( ラッピングが紐とかれていくにつれて緊張は増していき、口元に運ばれる寸前にピークに達しては、顔を伏せ双眸をぎゅっと瞑りながら祈るように重ねた手を口元に寄せる。静かな室内にやがて反応を示す一音が発せられると、弾かれたように顔を上げれば、味を認める言葉や綻んだ表情が瞳に映り。瞬間、ぱあっと安堵と喜色で華やいだ表情に変えて、祈りを解くともっと褒めて褒めてと言わんばかりに見えない尻尾をぶんぶんと振りながら彼の傍をうろちょろ、嬉しそうににこにこと表情を綻ばせ )
!──…で、でしょっ、そうでしょ!えへへ、愛情たっぷりだもん!


  • No.1573 by 逆巻 傑  2024-02-14 09:25:37 

 

…気が散るな…。
( 少女の顔ばせがぱっと花開き、構ってほしくて自らをアピールする犬の如く周りをうろつき始めては、緩んだままの唇からつれない呟きを優しい声音で零し。先程と負けず劣らずの熱い視線を集めながらそのまま一つ目を食べ切ると、二つ目へと伸ばしかけた指先は何かを思い出したように動きを止め、傍のウェットティッシュへ。菓子に触れた三本指を綺麗に拭ったなら、持ち込んだ紙袋からロイヤルブルーの小さな箱と持ち帰り用の小さな紙袋を取り出して中に収め。相手へと差し出したその中身は、ハート型のラズベリーチョコ、薔薇型のミルクチョコ、キューブ型のキャラメルナッツチョコ、ドーム型のホワイトチョコの四つ入りアソートチョコレートで )
…──そうだ、俺からも…。…日頃の感謝のしるしです。


  • No.1574 by 永瀬ひな季  2024-02-14 12:40:47 



食べてくれるのが嬉しくて…!
( もぐもぐ食べてる姿にさえ可愛いと感じて、幸せな気持ちに浸れるから恋って不思議。ご満悦な表情で眺めていると、ふと次なる手を止めた彼は何かに気が向いたらしく、ごそごそと物を移している姿に微かに小首を傾げつつ動作を見守っていれば。差し出された〝感謝のしるし〟に紙袋と彼とを交互に見遣りながら「…え、わたしに、ですか?牧さんにじゃなくて?」ときょとんとした表情で問い掛けて。おずおずと両手を伸ばして紙袋を受け取るけれど、圧倒的にお世話になっているのは自分だと自覚しているため「感謝されるようなことなんてなにも、」と小さく呟けば、再度確認するように視線を上げると小首を傾げて問い掛け。確かに自分へと言われたなら、これが男性から貰うのは初めてのバレンタインチョコになるだろう )
わたしが貰っちゃってもいいんですか…?


  • No.1575 by 逆巻 傑  2024-02-14 19:32:47 



牧さんの分は牧さんの分で別にあるんで。
( 相手のシナリオに自分がチョコを渡されるシーンはなかったのか、つい先程まで三日月型に細められていた瞳は目の前の紙袋を見て丸くなり。ちらちらと遠慮がちに注がれる視線へまずは人違いの可能性を否定すると、彼女の手の中に〝感謝のしるし〟が収まったのを確認してから「…水瀬さんが活動頑張ってくれるおかげでこっちにも仕事が来るんだし、俺には十分ありますよ、渡す理由」と気後れした声を遠回しに肯定して。その後目配せだけを残してクッキーサンドに向き直った己に贈り物が突き返されることがなければ、空になった赤い小箱を丁寧に畳んで鞄に仕舞い、開始の声掛けと共に椅子から立ち上がるだろうか )
…じゃあ、そろそろ始めましょうか。


  • No.1576 by 永瀬ひな季  2024-02-14 21:20:16 



──…そっか、……そうなんだ…!
( これは、わたしの。今度は確実にそう認識してから見た感謝のしるしはきらきらして見えるけれど、それを見つめる自分の瞳もまた煌めいていて。潰さないようにそっと、宝物のようにぎゅっと紙袋を胸元へと抱き締めては「ありがとうございます…っ」と嬉しさを噛み締めながら謝辞を伝えて。今日のお仕事、めいっぱい頑張ろう。めいっぱい頑張ったあとは自分へのご褒美にこれを食べよう。二つの決心を誓いつつ、彼が平らげるのを幸せそうに見守ると、掛けられた合図にこくりと頷いてはいつものようにメイク用の椅子へと座って )
はい、お願いします!

----

( / 上記で〆とさせていただきました!バレンタインイベ、ありがとうございました*
眠たそうな逆巻さんも可愛らしくてにこにこしていたのですが、まさか逆巻さん側からもチョコが貰えるなんて…!関係者に配っていて周りと同じチョコでも、ひな季にとって初めての男性からのチョコですし、初めての本命チョコを受け取って貰えてしあわせなバレンタインになったと思います。ありがとうございました* )


  • No.1577 by 逆巻 傑  2024-02-14 22:01:45 



(/ バレンタインイベ、ありがとうございました…!がっつり本命の手作りチョコ(しかもイラスト付き!)をいただいて贅沢すぎるバレンタインでした。順調に実績も解除して行っているようで、これからも『初めての○○』が積み重なるのであろう二人の今後に期待せずにはいられません…。ホワイトデーにはしっかりお返しさせていただきますので、こちらもぜひ本編でお願いできればと!あと背後もひな季ちゃんの配るチョコを貰いに彼女の周りをうろちょろしたいです…!( 不審者 )

閑話休題、次は予定通りに憧れのあの子イベ(後編)に突入でよろしいでしょうか? )


  • No.1578 by 永瀬ひな季  2024-02-14 22:29:31 



( / 急遽本編でという形でしたが、イラスト含め楽しんでいただけたようで何よりです…!前もって準備していてよかったです。というか、チョコをいただいたのにホワイトデーもいいのでしょうか…!既に贅沢な気持ちですが、お言葉に甘えてこちらからも本編楽しみにしておりますので、よろしくお願いします*
背後様にはこっそり、ちょっと多めにチョコ配ってそうなひな季です(贔屓) その前に逆巻さんSECOMにて連行されてそうでおもしろいです()

上記蹴り可です◎
後編に突入で大丈夫です。開始ロルはどちらからお出ししましょう…?こちらからの方が進めやすそうでしたらお出ししますので、ご遠慮なくお伝えください! )


  • No.1579 by 逆巻 傑  2024-02-14 22:49:57 



(/ 勿論です、あのチョコに周りと同じ義理チョコだけではとても見合いませんので…!ついでにホワイトデーまでには逆巻SECOMを買収する算段を立てておかねば…()

後編の開始ロルは此方から出させていただきますね◎ 少々お時間いただきますので、投稿は明日になります。本日はゆっくりとお休みくださいませ。いつも夜遅くまでお付き合いくださりありがとうございます…!※蹴り可 )


  • No.1580 by 永瀬ひな季  2024-02-14 23:31:51 



( / 逆巻さんお金で動くのでしょうか…背後様と逆巻さんのやり取り、おもしろそうで見物していたいです()
開始ロルをお出ししていただけるということで、かしこまりました◎ こちらこそいつもありがとうございます。のんびりとお待ちしてますのでごゆるりと作成くださいませ…!
ついでにご報告なのですが、来週22日はお休みなのですが夜に用事がありまして、夜のお返事は難しいこと、ご承知おきくださいませ…! / 蹴り推奨 )


  • No.1581 by 逆巻 傑  2024-02-15 12:09:56 



──…読めました?
( 無事に先方からの許可も下り、迎えた依頼当日。早めに到着したメイク室には少女と自身の二人きりで、簡単な清掃と道具の配置を終えれば、打ち合わせ内容を纏めたメモを渡していた相手の傍へと柔く腕を突いて。斜め後ろの位置から覗き込んだ用紙には、要望のあった『変身』のテーマと共に、アイドル時代の面影を残しつつも今の彼女にフォーカスを当てたヘアメイクの構想が細かに書き込まれている。視線を一日限りのアシスタントの顔へと移しては、「もうすぐ時間だけど」と心の準備の如何を窺って )

----

(/ お待たせいたしました、開始ロルを置かせていただいております。もしやりづらさを感じたり、やりたい交流のご提案等がございましたらいつでもお呼びつけくださいね。来週ご都合についても把握致しました◎ それでは後編もよろしくお願い致します…!※蹴り推奨 )


  • No.1582 by 永瀬ひな季  2024-02-15 16:02:46 



ひゃい…!
( 低めのポニーテールを膨らませた玉ねぎヘアに丸眼鏡を掛けたアシスタント風な出立ちで、渡された構想用紙を最初こそ瞳を煌かせながら目を通していたものの、時間が迫るにつれて多少なり緊張は高まってくるもので。つつかれ微かに肩を揺らしては、短文ながら噛み噛みな返事と、唇を波線状にした緊張の面持ちで背後を見上げ「つ、ついに生の玲ちゃんが…!どうしよう緊張してきちゃった…」と用紙を握る手を小さく震わせ。このままで役立たずのお荷物でしかなく、邪魔になる。それは絶対に避けたいと双眸をぎゅっと瞑っては、緊張を吹き飛ばしてもらおうと背を向けて )
──…逆巻さん。わたしに喝を入れてください!こう、背中にやるアレを…!


  • No.1583 by 逆巻 傑  2024-02-15 19:05:20 



…え?
( 相手の緊張具合は尋ねるまでもなく、此方を振り返った頼りなげな表情に一抹の不安が過った折。彼女も同じように不安を覚えたのか、唐突に背を向け頼まれるのは、スポーツ中継等で時折見る気合い入れの〝アレ〟。思わぬ体育会系の解決法につい頓馬な声を上げるも、アシスタントを受け持ってもらう以上ある程度は緊張を解いてもらわねばならないのも事実。数秒の沈思の後に「…じゃあ、行きますよ」と声を掛けたなら、次の瞬間少女の背に伝わるのは強い掌の衝撃──ではなく、人差し指の置かれる微かな感覚だろうか。そのままさらさらと指を滑らせて行き、喝の字の七画目まで書いたところで動きを止めると、一度筆を離す。文明発達の代償か、頭に浮かべた漢字の細部に今一つ自信が持てなければ、結局先の七画をなかったことにして小さな背に〝かつ〟と平仮名で書いて )


  • No.1584 by 永瀬ひな季  2024-02-15 19:52:59 



?さか──…っひゃ、…っ!
( 合図を受け小さくこくりと頷いては、次に来る衝撃を覚悟して──いたけれど、背中に伝わるのはちょんと置かれた指先。あれ、と強く瞑っていた双眸を開け振り向こうとした時、そのままするすると背中を滑りだす指先の感覚の擽ったさに、びくっと肩を揺らしながら声を漏らす。思ってたのと違う。何か書いているのだろうけれど、擽ったさで全く分からないでいては、ふるふると震え堪えている途中、滞りなく滑らせていた指先が離れ一瞬ほっとしたのも束の間、再び滑りゆく指先に「っ…ふ、ふふ」と笑い声漏れる口元に持っていた紙を寄せて堪え。漸く指先が離れたなら、ほっと安堵するけれど擽ったさや予想外の行動には突っ込まずにはいられなくて、振り返れば堪えていた笑みを解放するようにころころと笑いながら指摘すると、冗談混じりに小首を傾げたそこにはすっかり緊張の色はなく )
…──あははっ、くすぐったかった~!普通は背中をぱーんって叩くとこじゃないですかっ、もう、びっくりしたあ。…で、なんて書いたんですか?「好き」?


  • No.1585 by 逆巻 傑  2024-02-15 21:41:43 



…ちょっとやったことなくて。
( 背に〝かつ〟を入れる最中から感じていた笑いを堪える気配が、最後の画の終了と時間差で弾ける。見慣れた明るい笑みが振り返ったなら、状態が戻らぬよう内心の安堵を隠し、此方も普段通りの無気力さで答えて。そこへ戯れ付くような悪戯な問いが寄越されると、全て知った上で揶揄われているのだと解釈し、目線を横に逸らしながら「…まぁそんなところです」と白々しい嘘を吐く。そうして相手がクライアントである時と変わらぬ和やかな空気が部屋に流れ始める中、ついにノックの音が響けば注意はすぐに扉の方へ。「どうぞ」の返事に従って奥から現れたのは依頼人の浅倉玲その人で、「おはようございます。今日はよろしくお願いします」と婉麗に微笑んだ彼女に挨拶で応じては、そのまま側の少女のこともアイドルではなくアシスタントとして紹介し )
初めまして、今日担当させていただく逆巻です。…こっちはアシスタントのみな──…永瀬です。よろしくお願いします。


  • No.1586 by 永瀬ひな季  2024-02-15 23:33:27 



……、へっ?
( 冗談混じりに吐いた言葉をふんわりと肯定されれば、驚嘆と喜色に満ちた一音を、頬を一瞬で染めながら零す。けれど視線も、最後の一画の文字の丸みも合わなければ嘘だと気付くには時間は掛からず、小さく頬を膨らませ言及しようかとしていたところに扉のノック音が響いて共に注意はそちらへ。扉の向こうから現れた彼女とついに対面すると、緊張が解れたこともあり今はただ憧れでどきどきと胸が高鳴るのを感じて。〝アシスタントの永瀬〟で紹介を預かり、今はアイドルではなくただの女の子。『若~い、(専門)学生さん?よろしくお願いします』と向けられた笑みに、昔テレビで観て興奮したあの感情が思い出されるようにぶわっと高まり瞳を煌かせて「はい…!よろしくお願いします!」と深々と頭を下げ。可愛い、美人!それになんだかいい匂い…と憧れのアイドルに会えて胸がいっぱいになったところで顔を上げては、早速アシスタントとして案内した先の椅子を引いたり、ケープを用意したりと最初の雑用を着々とこなして )


  • No.1587 by 逆巻 傑  2024-02-16 13:02:05 



みな──永瀬さん、スキンケアの準備を。
( 傍の少女ほど分かりやすくは表出しないものの、この職に就く以前から何度も媒体越しに見ていた顔と視線が交わるのは新鮮な心地で。張り切った様子でてきぱきと準備を整えたアシスタントに次の指示を出すと、己は顧客の前へと進んで肌の状態をつぶさに観察する。目立った粗のない肌は若々しく滑らかで、10代と言われても違和感を覚えないのではなかろうか。化け物じみてすらいる美貌に改めて敬服する折、大人しくしていた相手が不意に身動ぎしたかと思えば、ほっそりとした食指がマスクで隠れた自身の鼻先へととまり。突然のことに目を丸くしてぴたりと動きを止めたなら、ややあって「…ふふっ」と悪戯な息遣いが前方から洩れ、口角の上がった唇から「打ち合わせの時から思ってたけど、逆巻さんって猫ちゃんみたいですよね」と楽しげな声が発せられて。「はぁ…」と困惑する此方に構わず「うちで飼ってるんですよ、猫」なんて嬉々として話を続けだす彼女に調子を狂わされてしまえば、立ち上がってワゴンの方へと戻る最中、通り過ぎさまに弱った小声で基礎化粧品の塗布と話し相手を依頼人のファンに託して )
…お願いします。普通に塗ってもらえればいいんで。


  • No.1588 by 永瀬ひな季  2024-02-16 20:28:16 



( 自身にとっては呼ばれ慣れた名前だけれど、彼からすると呼び慣れていない。そのため度々言い直す様子がなんだか新鮮で、によ、と小さく笑みが漏れる。指示には「はい!」と快活な返答をしつつコットンや化粧水を用意を進める最中、ふと立つ笑い声に手元から鏡の前の二人へと視線を移しては、戯れ合うような雰囲気の二人が目について。意味は違えど両方大好きの対象、どちらの立場においても羨ましいことこの上なく、熱視線を送っていると。魅力にでもあてられたのだろうか、弱々しく仕事の一部を託されては「えっ、わたしが!?」と瞠目しながら彼と彼女を交互に見つめて。そうだ、今日はアシスタントとして来たのだ。鏡越しの彼女とぱちりと視線が合い、嫋やかに微笑まれては心は骨抜きにされながらもぴしっと姿勢を正し「わかりました…!」と意気込むと、コットンと化粧水を手に彼女の傍へ向かい。一度深呼吸をしては「スキンケアのほう始めていきますね、失礼します」と一言添えてから、彼女のきめ細やかな肌に化粧水を浸したコットンをそっと押し当て、テスト通りに順調にこなしていく中で『学生さんなんだよね』「は、はい」『やっぱり若いと肌にハリがあっていいな~』「ええっ、玲ちゃ…じゃなくて浅倉さんのお肌、全然10代並みですよ…!?」『本当~?嬉しい、ご褒美あげたくなっちゃう』なんて、仄かな緊張を感じ取ったのか彼女は、朗らかに話しかけてきてくれる。玲ちゃんとお話してる、嬉しい…!とぱやぱやと声音にも周りのオーラにも花咲かせ。程なくしてスキンケアが終わると、逆巻さんの方はどうだろうかと気に掛けるような視線を向けつつ、一歩下がりながら確認を促して )
…──逆巻さん、スキンケア終わりました。チェックお願いできますか?


  • No.1589 by 逆巻 傑  2024-02-16 22:47:22 



…ん、ありがとうございます。
( 元は少女の私欲から始まった今回のアシスタントとしての同行だったが、実物の肌状態と完成図を照らし合わせる間に背後で華やいだ声が上がりだせば、彼女を連れてきて正解だったと心中で安堵の息を吐き。互いに人好きのする性格ゆえか両者はすぐに打ち解けたようで、呼ばれて戻った顧客の眼前で「逆巻さん、永瀬ちゃんいい子で可愛いからうちに連れて帰っていい?」と女性特有の褒め合いの空気感で問われるも、蚊帳の外の自身は「駄目です。困ります」と正直な胸裏を迷わず口にして。それからスキンケアの具合を確認して軽く頷いたなら、少し時間を置いていよいよ本番。依頼人の気紛れで集中が途切れることのないよう先に策を打っては、静かに、けれど明確に顔付きを変えて )
…──じゃあ、始めていきます。気になるところがあればいつでも教えてもらっていいすけど…、それ以外の話はアシスタントの方にお願いします。いい子で可愛いんで。


  • No.1590 by 永瀬ひな季  2024-02-17 00:24:54 



( 憧れの人にいい子で可愛い、連れて帰りたいなんて言われてしまえばつい舞い上がるもので、「えっ」と嬉しそうな声を溢しながら、見えない犬耳をぴんっと立てては瞳を煌めかせて。即却下を出されつつも、うふふと愉悦の笑みを浮かべる彼女への肌チェックが完了したなら、いよいよ彼女の変身が始まろうとする。出番を終えたスキンケア道具たちを片付けると、以降は逆巻さんの傍で邪魔にならないように細やかな雑用をこなすつもりでいたけれど、話相手としての仕事を任されては、いいの?と言わんばかりに煌めく表情で人差し指を自分へと差した直後のこと。彼女の言葉を借りたものだけれど〝いい子で可愛い〟を認めるような発言に「えっ!」と今度は単純にも頬は色付き、微かな動揺を見せ。一世を風靡しただけあって、才ともいえる勘の働きを持つ彼女はその変化を見逃すはずもなく、何か悟ったように瞳を光らせ『はあい』とにっこり笑みを深めて。そうして始まったメイク時間は、口元近辺のメイクはさすがにお喋りはできないため、自分は静かにお手伝いをしながら真剣な表情でメイクを施す彼に見惚れたり、彼女と時折話に花を咲かせ猫の写真を見せてもらえたりなんかして時は過ぎ。少し話しすぎたか、小ぶりのペットボトルの水の用意はしていたもののそれが空になると『すみません、お水もう一本いただいていいですか?』とアシスタントの自分にではなく、逆巻さんの方を向いてにこやかに要望を出し )
あ、それならわたしが──…


  • No.1591 by 逆巻 傑  2024-02-17 17:12:07 



( 少女は顧客の雑談相手と自身のアシスタントの双方を器用にこなし、そのおかげで彼女達の話し声をBGMにした此方の作業も順調に進んでゆく。化粧乗りも抜群の肌は薄い膜を重ねる毎に隙のなさを増し、色を乗せれば反対に最盛期の未成熟な表情が顔の上に蘇る。過去の面影を残しながら大人になった今の浅倉玲を魅せる──その表現は相当に繊細で、最早すぐ傍で繰り広げられている会話も耳に入らないほど目の前の仕事に没頭していれば、視界に透明な何かが映り込むと同時に芯のある声が鼓膜を打ち。海洋哺乳類が水面に出て息継ぎをするかの如くゆっくりと深い集中から浮上して瞼を上げると、掲げられているそれは空になった水のペットボトルで、追加を要求されているのだと遅れて理解する。すかさずサポート役が役目を買って出るも、一度集中が途切れればどちらも同じこと。真っ直ぐに注がれる意味ありげな眼差しが少々気掛かりではあれど、要望に応えるべく道具をワゴンに置いては大雑把な指示を出しつつ部屋を出て )
…や、大丈夫です。俺が行きます。…、永瀬さんはヘアセットの準備だけお願いします。


  • No.1592 by 永瀬ひな季  2024-02-17 21:05:34 



あ…、すみません、よろしくお願いします。
( 彼女から彼への要望にはもちろんアシスタントである自分が名乗り出るけれど、一心不乱にともいえる集中力で只管にメイクを施していた彼は集中力を断ち切られたからか、構わないといったように要望に応えて。指示にこくりと頷きつつ、部屋を出る彼に申し訳なさげに会釈して見送ると、ヘアセットのためにコテやヘアアイロンを取り出し電源を入れる最中、『ね、永瀬ちゃん』とふいに声が掛かる。「はい」と彼女へにこやかに視線を戻せば、本当に唐突に『永瀬ちゃん、彼のこと好きでしょう』と楽しげに双眸を緩ませながら詰め寄られ。穏やかな瞳ながら狙った獲物は逃がさないような力がある。第三者にバレてしまうなんて、どれほどわかりやすいのだろうか。頬をかあっと赤く染めあげながら動揺の色を見せては「待っ…えぇっ、わ、わかりますか?」『わかるよ、恋する乙女の顔してる』と楽しそうに三日月に瞳と口元を緩める彼女とは反対に、はわわ、と焦るように両頬を包むように手を添えて。ふむ、と解析するように横へ視線をずらしては『でもあれはなんていうか、ちょっと鈍いタイプね─…鷹を括ってるというか。でもめげちゃだめよ、私にはわかる。ひたすら押していきなさい!』と最後にはウィンクを決めてアドバイスする彼女に、きらきらと瞳を輝かせながら両手は拝むかのようにして「ひゃあ…っ玲ちゃんからのアドバイス、しっかり胸に刻みました…!あっ、玲ちゃんだなんてすみません…でも実はわたし、小さい頃からすごく憧れてて…っ!」なんて興奮気味に暴露する中、さして遠くない廊下の自動販売機から彼がそろそろ戻ってくる頃だろうか )


  • No.1593 by 逆巻 傑  2024-02-17 22:43:18 



お待たせしま──…
( 部屋を空けたのは時間にして1、2分なれど、その間にメイク室の様子は一変していて。熱心に憧れを語る少女と、それを莞爾として頷きながら聞く対象。彼女達の間でどういうやりとりが交わされたのかは想像に難くなく、またそのために自身が追い払われたのだと腹落ちしては、顧客へ掛けようとした声を途中で切り、空のペットボトルの横に同じサイズの水をそっと置く。メイク再開のため元の位置に戻ろうとする過程でたっぷりの光を取り込んだ黒目がちな瞳が此方を向いたなら、〝良かったね〟とでも言うように微かに目を細めて見せるだろうか )


  • No.1594 by 永瀬ひな季  2024-02-18 20:34:27 



( アイドルという立場でありながらマネージャーと恋に落ちた身だからこそ、職場恋愛をする自分には親しみを感じているのだろう、当時を思い出すかのように細められた双眸は温かく。傍に置かれたお水に気付いた彼女は『あ、ありがとうございます。…それじゃ、続きもよろしくお願いします』と逆巻さんと自分を目配せしてはにっこり返し。ぱ、と彼へと向けた瞳はなんとも言い表せぬ感動に煌めいていたのか、微かな笑みが返されるとそれに含まれた意は十分に伝わって、ぱあっと笑みを咲かせ。彼女に向き直ると自信満々に笑みを広げながら、アシスタントと話し相手の両方を再開して )
逆巻さんが素敵に仕上げてくれますから、任せてください!


  • No.1595 by 逆巻 傑  2024-02-19 20:12:08 



なんで水瀬さんが自信満々──、…ま、任せてください。
( すっかり話し相手役が板に付いてか、顧客から掛けられた信頼の言葉に対して自身が返すべき応答まで少女に引き取られては、つい普段の呼び名で口を挟み。しかしそれに気が付かないまま彼女の宣言を肯定すると、仕上げ用のブラシを取って再び集中の海へと潜って行って。それから数十分後、広がりを取り戻した視野に映るのはヘアセットまでを終えた依頼人の姿で、その完成度を鏡越しに確認すれば満足げに表情を和らげる。「…ん、可愛──」上々の出来にお決まりの句が零れる寸前、それよりも先に「かわいーっ!」とヘアメイクを施された張本人がはしゃいだ声を上げたなら、此方の二人を振り返って〝可愛いでしょ?〟とでも言わんばかりの笑みで首を傾げて見せる相手にやや呆気に取られた後、小さな笑みで応えて )
…ご期待に添えたようで何よりです。

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(/ お返事お待たせして申し訳ありません…!そろそろ〆の方向に持って行こうかと考えておりますが、もし何か入れ込みたいやりとり等ございましたらご遠慮なくお伝えください* 特になければ蹴り推奨です◎ )


  • No.1596 by 永瀬ひな季  2024-02-20 02:46:34 



ほんとに、すっごく可愛いですっ!玲ちゃんのお顔も逆巻さんの腕も天才すぎて…!
( 全行程が完了しケープを取り払っては、衣装とも絶妙にマッチした彼女の変身姿に見惚れ、瞳を煌めかせる。自分の瞳以上にきらきらと輝く彼女の笑みが向けられては、両手の指を絡め合わせながらこくこくと首を縦に賛同し、それから感動しきりの小さな拍手を二人へと送って。『宣材写真の更新する時も絶対逆巻さんがいいって、主人に伝えておかなくちゃ』と上機嫌に表情を綻ばせる彼女。昔と同じように今も旦那さんがマネージャーを勤めているのだろうと微笑ましく感じつつ、微力ながら今回関われたことの嬉しさもあり、満たされた空間と心に表情和らげていれば『─…そういえば、永瀬みなちゃんっていうのかなあ~って思ってたんだけど…名前がミナセちゃんっていうの?』と自分と逆巻さんを交互に見つめる視線と目が合い。彼からは馴染んだ呼ばれ方だったからか、どのタイミングでかそう呼ばれていたらしいことに気が付かなかった。一瞬きょとんと双眸を瞬かせたのち手のひらを左右に振り否定すると、えへへと頬を掻きはにかんだ笑みを浮かべながら明かして )
え?あ、いえ…!水瀬っていうのは…実は、芸名で。水瀬ひなって名前でアイドルしてるんです、玲ちゃんに憧れたのがきっかけで。

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( / いいえ、こちらこそ寝落ちなどでお待たせしてしまってて。すみません…!なのでどうかお気になさらず…!
〆の方向ですね◎ 前レスで無意識の芸名呼びをしてくださったので、今後の恋愛相談役になるのなら、それをきっかけに浅倉玲さんとsnsの相互フォローのやりとりをできたらなあと考えておりますが、いかがでしょうか? )


  • No.1597 by 逆巻 傑  2024-02-20 13:32:15 



…ご主人にもよろしくお伝えください。
( ごく自然に配偶者を話に出した元アイドルが語るのは、己が今この場に居る経緯。「今回の依頼も主人の勧めなの」浅倉玲を発掘し、そして完璧に磨き上げたと名高い彼の推薦と知れば、誇らしい思いが湧き上がると同時にさして有名でもないヘアメイクにまでアンテナを張る余念の無いプロデュース精神に頭が下がり。定型の挨拶に含みのある笑みで「聞いてた通りだった」と視線を寄越されるのにはどう伝わっているのかと少し身構えるも、それ以上の言及はなく彼女の関心はアシスタントの方へ。急転した話題に自身がきょとんとする間に察しの良い少女は意味を理解したらしく、簡潔ながら不足のない回答で質問者を納得させたなら「へぇ~、水瀬ひなちゃん…チェックしとこ」との台詞に合わせて近くのスマホへとsnsのフォロー通知が飛んだ音がして )

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(/ 背後様こそお気になさらず…!睡眠大事です◎
展開についても把握致しました。早速さくっと相互フォローの流れを作ってしまいましたが、もっと違う形が良ければ書き直しますので…!※蹴り可 )


  • No.1598 by 永瀬ひな季  2024-02-20 20:44:24 



えぇ~っ、ありがとうござ…──
( 両手の指を絡めながら歓喜し、チェックしてくれるだけでも幸甚といったところに、お尻のポケットに入れていたマナーモードにし忘れていた自分のスマホの通知音が鳴る。あわあわと慌てふためきながら「す、すみませんマナーモードにし忘れてたみたいで…!」と、遅れ馳せながらマナーモードへと変更しようとポケットからスマホを抜き取り操作しようとしては。画面に表示されたsnsの〝「浅倉玲」さんにフォローされました〟との通知に一瞬時が止まり。「へ、え?」画面と、彼女の艶麗な笑みを交互に見つめること数往復。徐に逆巻さんの腕をがしっと掴んでは、彼に通知画面を見せながら )
さっ逆巻さん!これ現実ですか…!?

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( / 温かいお言葉も相互フォローの流れも、ありがとうございます* ひな季側のロルは一応次にて〆予定です、よろしくお願い致します。 / 蹴り推奨 )


  • No.1599 by 逆巻 傑  2024-02-20 21:58:30 



( わたわたと落ち着きなくスマホを取り出した少女の動きが一瞬にして固まったのは、そこに届いた通知を目にしてからのこと。間違い探しでもするかのように憧れの人と画面との間で視線を行き来させ、何度も何度もその内容を確認した後、最終的に大きく見開いた瞳とシステムメッセージの表示された画面は此方に向けられて。あまりの慌てぶりに何事かと文字を追えば、相手の様子に合点が行くと共に自身もまた僅かに目を見張る。しかしすぐに優しい息を洩らしては、掴まれた腕を一瞥し、その感触を証拠として素直な肯定の言葉を投げ掛け )
…紛れもなく現実すね、これは。


  • No.1600 by 永瀬ひな季  2024-02-21 02:25:39 



──……い、生きててよかったあ~!
( これが現実であると確かに耳にしたなら、脱力するように彼の腕から手を離すと双眸は横線に、唇をはわわと波線状にして、喜びを噛み締めるようにスマホを両手で胸に抱き。彼女のアカウントはもちろん前々からフォロー済みだったけれど、今日まで数万人いるフォロワーのひとりにしか過ぎなかった自分が、まさか相互フォローになれるなんて。きらきらと嬉しさ滲ませながら彼女に向き直り「ありがとうございます…!」『いいえ~、こちらこそ!フォローしてくれてて嬉しい』と彼女が笑みに花咲かせていると、出番を知らせに来たらしいスタッフが扉をノックし声を掛ける。『あ、もう行かなきゃいけないみたい。二人に会えてよかったです、また一緒にお仕事しましょうね!』と席を立ち、またね~と大きめに手を振り部屋を出て行く彼女の背を「ぜひ!お仕事頑張ってください…!」とぺこぺこ頭を下げつつ、少し手を振り返してみたりなんかして見送って。扉が閉じられ一瞬、部屋内に訪れた静寂。くる、と彼の方へと向き直れば、今回の件の改めての謝意を頭を下げ伝え。私欲に満ちたアシスタント希望だったけれど、無事邪魔なくできただろうか。そろりと頭を上げながら窺い見て )
逆巻さん、ほんとうに、わたしを同行させてくれてありがとうございました…!夢みたいでした。けど…わたし、少しは役に立ててましたか…?

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( / 綺麗に纏めきれなかったので次こそ〆レスにしますね、ぐだぐだですみません…! ※蹴り推奨 )


  • No.1601 by 逆巻 傑  2024-02-21 15:20:44 



…うん。助かりました、本当に。…もし次があればまた頼みたいくらいです。
( 何かにつけて大仰な表現をしがちな彼女だが、今回ばかりはその感激具合が大袈裟に映ることはなく。純粋な祝福の思いで二人のやりとりを見守る中、定刻通りに扉が開けば、依頼人は仕事の始まりを、自分達は仕事の終わりを知り。簡単な挨拶の後、オーラ溢れる堂々たる背を軽い会釈で見送ったなら、やはり幾許かの緊張はあったのか肩の荷が下りたような息が微かに洩れる。そこへ働きを窺うような尋ねが向けられると、掛け値なしの答えに少々の弱気を連ねてから「…まぁそういうわけにもいかないけど」と自らすぐに打ち消し。気分が解れる他、これまでアシスタントの必要性を感じていなかった己が〝会話要員のアシスタント〟という新たな選択肢を得ただけでも相手を伴わせた効果は十分にあったと言えるだろう。双方に実りのあった共同作業の結果に満足しつつ、無駄のない動きで冷めたヘアアイロンのコードをコンセントから引き抜くと、そのまま滑らかに帰り支度へと動き始め、元々少女の報酬代わりにと用意していたスタジオへの立ち入りを今初めて話に出して )
…じゃあ、許可も貰ってるんで、片付け終えたら撮影風景見学しに行きますか?

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(/ あるあるですね…!でも思うままに綴っていただけるのが此方としても一番嬉しいので◎ ※蹴り推奨 )


  • No.1602 by 永瀬ひな季  2024-02-21 21:45:44 



え!──…なぁんだ。でもまあ、ちょっとでもお役に立てたならよかったです!
( 安堵で表情を緩ませていれば、また頼みたいだなんて言われると一瞬にして瞳を煌めかせる。ぜひ、と口を開こうとしたすんでのところで言葉をひっくり返されると、不満げに唇をちゅんと尖らせるも、すぐに小首を傾げながらへらっと無邪気な笑みを浮かべ「頼みたくなったらいつでも言ってくださいね」と言葉を添えて。片付けと共に帰り支度をする最中、この後はそれじゃあお疲れ様でした、と建物前で解散するイメージでいたけれど、思わぬ話を耳にするなり「き、聞いてないんですけど…!?」と瞠目しぽかんとした表情ながら声色は嬉々として。勿論行くに決まっているけれど、いつの間にそんな手を回していたのだろうか、スマートさがかっこいい。はしゃぐ気持ち抑えきれずに、ぱあっと煌めきと共に周りに花を咲かせては、はやくはやくと彼の裾引き急かしながら現場へと向かうだろうか )
行きます、行きたいです!やったあ、逆巻さん大好き…っ!早く行きましょ~っ!

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( / 今度こそ〆レスとさせていただきました、憧れのあの子イベ、前後編ありがとうございました*
緊張するひな季へ喝をと思っていたら、思わぬ形で喝を入れていただきまして…!ひな季らしさを取り戻すにはぴったりですし、体育会系の喝を入れたことがないあたり逆巻さんらしくておもしろいひと場面でした◎ いい子で可愛い発言も大変私得でしたし、背後様が動かす浅倉玲さんが本当にイメージにぴったりで、改めてなんでもできちゃう方だなあと尊敬の念を抱いたイベントでした…改めてありがとうございました! )


  • No.1603 by 逆巻 傑  2024-02-21 22:29:51 



(/ 明るさいっぱいの〆レスに幸福感のお裾分けをいただきました…憧れのあの子イベ、後編もありがとうございました!
喝のくだりは此方からしてもサプライズで、意外と体育会系なのもらしいなぁと思いつつ、しかしやはりか弱い乙女の背中を思いきり叩くのも如何なものか…ということであの形に収まりました。くすっとしていただけたのなら幸いです* また勿体なきお言葉も賜りまして…!だいぶ好きに動かしたのでイメージから外れていないかと密かに心配していましたが、杞憂だったようで胸を撫で下ろしました。憧れの人を前にして始終テンションの高いひな季ちゃんを逆巻共々保護者面で見守らせていただき、とてもほっこり癒される回でした…!

上記蹴り可です◎
直近のご相談になって大変申し訳ないのですが、次について一つご提案をさせていただきたく…!以前2222レスを達成した暁には猫耳を、というお話があったかと思いますが、そうなるとどうしても1111をスルーしてしまったことが悔やまれまして…。明日2/22が猫の日、11/1が犬の日らしいので、そこで犬猫イベができればと目論んでおりますがいかがでしょうか…?ただ明日は私が日中仕事で、背後様が夜ご用事とのことなので、当日中には終わらないかなと思っております。その辺りも合わせてご意見をお聞かせくださいませ…! )


  • No.1604 by 永瀬ひな季  2024-02-21 22:51:20 



( / たとえイメージから外れようとも、背後様が動かす逆巻さんならまるっと受け止められる気がします。それほどまでにどっぷりと沼ってしまっているので…() なのでどうぞ、これからも思うままに動かしてくださればと思います*
いえいえご提案くださりありがとうございます!犬猫イベ、めちゃくちゃやりたいです…!ちなみに明日の夜の予定ですが、潰れてしまいましたので寝落ちしなければ通常通りお返事可能になります◎ そういえば、猫の日記念にファミリーマートでは、猫パケや猫型の商品がいろいろ出ているので、お暇があればぜひ覗いてみてください…かわいさで溢れておりますので…!(ΦωΦ)  )


  • No.1605 by 永瀬ひな季  2024-02-21 22:53:51 



( / たとえイメージから外れようとも、背後様が動かす逆巻さんならまるっと受け止められる気がします。それほどまでにどっぷりと沼ってしまっているので…() なのでどうぞ、これからも思うままに動かしてくださればと思います*

いえいえご提案くださりありがとうございます!犬猫イベ、めちゃくちゃやりたいです…!ちなみに明日の夜の予定ですが、潰れてしまいましたので寝落ちしなければ通常通りお返事可能になります◎ そういえば、猫の日記念にファミリーマートでは、猫パケや猫型の商品がいろいろ出ているので、お暇があればぜひ覗いてみてください…かわいさで溢れておりますので…!(ΦωΦ)  )


  • No.1606 by 永瀬ひな季  2024-02-21 22:55:53 



( / システムエラーで上手く反映されず、連投になってしまいました…すみません…! )


  • No.1607 by 逆巻 傑  2024-02-21 23:21:49 



(/ なんて深い愛…そしてオタの鑑…!私も背後様の動かされるひな季ちゃんが全て正解だと思っておりますので、今後とも何卒よろしくお願い致します*

賛同していただけて嬉しいです…!ご予定が潰れてしまったのは残念ですが、その分楽しんでいただけるよう張り切ってお相手させていただきますね。具体的な案としては、本編の流れを汲んでお互いに猫メイクし合って、猫耳とリボンスカーフ装着してからの自撮りツーショット。猫の集会ならぬ『猫の社交場』をテーマに考えておりますので、あわよくば社交ダンスの真似事でもさせられればと…!あくまで素案ですので、追加も没も歓迎です◎
そして有益情報ありがとうございます…!職場近くにファミリーマートがあるので、帰りにでも覗いてきます! )


  • No.1608 by 永瀬ひな季  2024-02-22 00:02:47 



( / 頼もしいお言葉を掛けてくださりありがとうございます、これからも思うままに動かして参ります…!こちらこそ今後ともよろしくお願い致します!

終業後、それも一週間の〆の日ですし、何卒無理なく楽しめる範囲でお相手いただけますと幸いです。猫メイク…今から楽しみでなりません* 社交ダンスとなると敷居高く感じますが、真似事となると緩くラフになって楽しめそうですね。ぜひ取り入れさせてください…!
お好みの猫ちゃん商品に出会えますように* うちの近所の店舗では、商品の近くの床に猫の足跡popが貼ってあってそれもまた可愛かったです…猫の日いいですね…。 )


  • No.1609 by 逆巻 傑  2024-02-22 00:28:17 



…ひな季さん、こっち。( 片脚を伸ばしたまま椅子に浅く腰掛けた姿勢で呼び / 隣には同じ椅子がもう一つ、手にはアイライナーを持ってメイクの準備万端 / 背後には隠すように置かれた茶色の猫耳と水色のスカーフが見え隠れして )

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(/ 早速猫の日交流始めさせていただいております。最中に何かやりたい事など浮かびましたら、ご相談いただいても即興で入れていただいても構いませんので…!
猫商品、お気に入りが見つかったらご報告しますね* 足跡popも想像するだけで可愛いので探してみます。遊び心あるアイデアってついつい心惹かれますよね…。
明日…日付変わって今日の楽しみが尽きませんが、ひとまず本日はこれにて就寝します。また後程よろしくお願い致します。おやすみなさい…!※蹴り可 )


  • No.1610 by 永瀬ひな季  2024-02-22 12:45:21 



はいっ!( 呼ばれるだけでも嬉しくて / 見えない尻尾振りつつ笑み浮かばせながら駆け寄り / よいしょと椅子に安定感重視で深く腰掛けると / 浮かれる足をぷらぷらと揺らしつつ小首を傾げ )えへへ、どんな猫ちゃんになれるんでしょうか。可愛い猫ちゃんにしてくださいね…!

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( / 了解致しました! ご報告お待ちしております~!足跡popは店舗独自のやつかもしれませんが、そちらでも足跡が付けられてるといいなあと*
すやすやお先に就寝しておりました、おはようございます…!猫の日イベント、こちらこそよろしくお願い致します。/ 蹴り推奨 )


  • No.1611 by 逆巻 傑  2024-02-22 14:28:23 



猫とひな季さんなんだから可愛くしない方が難しいすよ。( 期待感を受け取ってふ、と控えめに相好崩せば、上体をやや前傾させてメイク開始 / 目元はしっかり上げた睫毛とグレージュの跳ね上げアイライン、ベビーピンクと繊細なホワイトラメのシャドウで彩り / 鼻先にもベビーピンクを少し / 唇はソフトマットなローズカラーで / 最後に黒の猫耳と白のリボンスカーフを結んで仕上げ / 左手側にある女優ミラーを視線で示して )──…こんなんでどうすか。


  • No.1612 by 永瀬ひな季  2024-02-22 15:49:17 



( ぎゅっと容易に心掴む台詞に「んん゙」と噛み締めつつ / 大人しくメイクを施されていけば / 合図に反応し、くるんとカールした睫毛をそっと上げ隣の鏡を瞳に映すと )…──わ、このメイク可愛い~っ!猫目っぽいのありすぎます、ここもちょっと色付いてるんだあ…!( 大好きな猫らしさ満点のメイクに、ぱあっと表情を輝かせ / 鼻先のポイントを人差し指でちょん )…あ。えへへ、猫耳ちょっと照れちゃいますね…!( 頭上にちょこんと乗せられた猫耳に気付けば / ふわふわとした毛並みの猫耳を撫でながらはにかむと )さて、次は傑さんの番ですよ~!背後さんから聞いてますよね?( 後ろに控えられた猫耳たちを覗き込むように体を傾け / にやにやうきうき )


  • No.1613 by 逆巻 傑  2024-02-22 18:57:09 



やっぱだいぶ印象変わるすね。…歯が見えると特に。( 普段は犬を彷彿とさせる相手だけに、猫をイメージした顔ばせは新鮮で / 釘付けになったかのように正面から覗き込む位置関係のまま、黒猫の動くに合わせて自然と此方も首を傾け / 手を加えていないはずの八重歯さえ違って見えては、声色に機嫌の良さを滲ませて )…メイクは構わないけど、…。…他は絶対ひな季さんだけで良くないすか。( 役割を交代すると一転表情を翳らせ / 大人しくマスクを外しつつ、自分の体で隠していたアクセサリーを見遣れば、往生際悪く相手に訴え )

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(/ ファミリーマート覗いて参りました…!此方ではわりと主張控えめのフェアで、間違い探しのように店内を歩くのも楽しかったです…。売り切れていてpopでしか見ることの叶わなかった商品も多々ありましたが、肉球おまんじゅうをお迎えして帰っております* 自分では絶対に見つけられなかったので、背後様の情報提供に感謝です…!ただ足跡はやはり背後様のご近所オリジナルなのか、見つけられませんでした…;; )


  • No.1614 by 永瀬ひな季  2024-02-22 21:09:59 



わたしのこれは自前ですけど、傑さん用に持たされた付け八重歯がなんと、ここに…!片っぽだけ着けておそろいにしませんかっ?( 左側の口元に人差し指を添えると / 徐にポケットから小さなケースを取り出し、ぱかっと開けた中には付け八重歯セット / 今度は右側の口元に人差し指を添え、おそろいにと無邪気に提案 )え~っ、良くないですよ!3対1で傑さんも着けることに賛成してるんですから…!( 眉をむむっと不満げに寄せ / 拳をぎゅっと握り締めながらきっぱり否定すると / 「観念することですね」と双眸を細めてわくわくうきうき )

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( / 早速ご報告ありがとうございます、おかえりなさいませ*
足跡はやっぱり店舗独自のpopだったんですね…猫の一番くじにも力が入ってたので、もしかしたら店長さんも猫好きだったのかもしれませんね…!売り切れが多々ということで残念ですが、それだけ猫好きの方が周りにもいらっしゃるんだなあと思うとほっこりしますね…。猫好きと伺っておりましたので共有できたこと、無事肉球をお迎えできたようでよかったです!良い猫の日をお過ごしください…* / 蹴り可 )


  • No.1615 by 逆巻 傑  2024-02-22 21:53:58 



……、……。…すげぇ、本当にそれっぽいすね。( ケースに目を落とせば、無言のまま付け八重歯へと手を伸ばし / 鏡と向かい合いながらもう片方の人差し指で唇を持ち上げて、右側の歯にぴたりと装着 / 思ったより違和感のない仕上がりに感嘆を洩らして )ひな季さんもそっち側か…。…じゃあ、お願いします。( 2対2に持ち込む望みが絶たれては漸く観念したようで / 軽く息を吐き出すと、椅子に深く座り直してゆるりと視線合わせ )


  • No.1616 by 永瀬ひな季  2024-02-22 23:14:40 



……か、かわいっ…!( 付ける様子を煌めく瞳で観察しては / 鏡越しに見た八重歯を確認する姿は猫みが増していて / きゅーん… / 気持ち堪えるように双眸ぎゅむっと、口元を両手で押さえながら感想溢すと続けてぽつり )メイク完成したらわたし、耐えられるかなあ…。…それじゃあ、始めていきますねっ!( 視線が合うとメイクブラシを構えて / ブラウン系アイシャドウを切長な目に合うように下瞼重視で色付け / 上瞼はシャンパンピンクのグリッターアイシャドウを薄く乗せ、涙袋にはラインを引くように / アイラインは敢えてホワイトで少し跳ね上げさせ、鼻先のポイントメイクを真似っこするようにふんわりと乗せ / マスカラはブラウン系で上げすぎず / アイメイクを重視した分、唇はしっかりマットなホワイト感たっぷりのピンクを薄く広げ / 仕上げに茶色の猫耳と水色スカーフを忘れずに施して )…──で、できました…!


  • No.1617 by 逆巻 傑  2024-02-23 19:05:12 



…判定甘すぎじゃないすか?( 近傍から聞こえる声に目だけを動かしてそちらを一瞥しては / 改めて鏡に向き直って八重歯を確認し、ごく僅かな差異に沸き立つ様子を盲目故と解釈したようで )──…あ、可愛い。( 完了の合図を受けて横手に顔を向ければ、相手とはまた雰囲気の異なるアンニュイなメイクに率直な感想をぽつ )全体的に色素薄めで仕上げてるんすね、髪色に合わせて──…( 彼女の技量に感心しつつ、しかし視線を上げて行った先に髪色と似た毛並みが現れると、微妙な面持ちで顔を再び正面へ / 何も見ていないとばかりに「…ありがとうございます」と一切触れぬまま礼を述べて )


  • No.1618 by 永瀬ひな季  2024-02-23 23:08:33 



いえ、これは誰が見ても高ま──…だめだめ、誰にも見せないでくださいね…!( 片手でぐっと拳を作り真剣な表情で語るも / はっ… / 他の人には見せたくないと周囲を遮るように慌てて手を振り )でしょでしょ、とってもよくお似合いで、すっごく可愛いです!( ほろりと溢れでるメイクの感想を耳にしては / ぱあぁっと笑みを咲かせ / 両手の指を絡めた手を頬横に添えながら、周囲にも語尾にもハートを撒き散らし )えへへ、どういたしまして…あ、尻尾とかあってもよかったですね、絶対可愛い…!


  • No.1619 by 逆巻 傑  2024-02-24 13:04:03 



見せないし──見せられないすよ、こんな思いっきりひな季さん意識した八重歯。( 対照的に悠然とくるり椅子を回せば / 特徴的な片っぽ八重歯の覗く口元を注視して )なくてよかったです。…次、行きますよ。( 更なる仮装アイテムが話に出るとぎくり / 傷口の広がる予感に身構えるも、用意がないと知って安堵 / 相手の案を真っ向から否定すると、早く撮影を済ませてしまおうと椅子から立ち上がって柔く手を引き )


  • No.1620 by 永瀬ひな季  2024-02-24 14:53:42 



よかったあ、…なんか、わたしだけの印みたいでいいですね。( ほ、と安堵して胸元に手のひらを添えれば / 独占欲が満たされる感覚に表情緩ませてぽつり )……、はいっ!( 〝犬の日には準備しておこう〟と密かに目論み / ぴんと嬉しげに猫尻尾が立つような返答で / 手を引かれ緩やかに立ち上がり進んでは小首を傾げ )どんな風に撮りましょうか、一緒にハートとか作ります?( ツーショ撮影にうきうきと提案 / さながらチェキ撮影感覚 )


  • No.1621 by 逆巻 傑  2024-02-24 16:14:39 



…じゃあ、代わりにひな季さんも俺だけで満足しといてくださいね。( メイクのせいか何処か悪戯っぽく映る笑みを暫し見つめ / 徐にもう片方残っている八重歯をケースごと回収し )猫はハート作らないんで。( ばっさり / 都合の良い時だけ猫を持ち出す人 )背後から表情作らなくていいって言われて来たんすけど──…あ、歯見せるならこれとか。( 交渉時の盟約を零しつつ / 手に取ったのはおさかな形のクッキー / 笑うという選択肢はなく、咥えて撮るつもりで )


  • No.1622 by 永瀬ひな季  2024-02-24 17:21:19 



もちろんですっ!…というか、きっと、絶対、傑さんじゃないと満足できないので。( こくんと力強く頷くと / ふと視線を上げて考えるのは、そもそも他は眼中にはないということ / 視線を彼に戻しては、にへ、と緩んだ笑み浮かべ )そ、それはそうなんですけど…!( ばっさり断られ浮かぶ衝撃マーク / けれどおさかなクッキーが出てくるとそちらに気を取られ、瞳を煌めかせ )わあっ、映画に出てくるやつみたい…!なるほど、咥えてるとこ撮るんですね。傑さんからどうぞ?( 好きなハートフル映画のひとつ / 理解は早く、クッキーの中から一枚つまめば / 彼の口元へと近付けると小首を傾げ )


  • No.1623 by 逆巻 傑  2024-02-24 18:10:58 



…やっぱりひな季さんはどちらかと言うと犬すよね。こっちも似合うけど。( 肯定以上の真っ直ぐな返答に思わず破顔 / そのまま手を伸ばして猫耳のそばの髪を優しく撫で )…、どうも。( どれにしようかと猫さながらに皿の中に狙いを定めていれば / 差し出された一つに気が付き、薄く口を開けて付け八重歯の近くで甘噛み / 直後、自然と受け入れてしまったことに思い及んで、はっ… )


  • No.1624 by 永瀬ひな季  2024-02-24 20:37:48 



!…えへへ、そうかもしれないです。多分わんこだったら今、すごく尻尾振ってる気がするので…。( 破顔した表情を目にするだけでも容易くきゅんと高鳴る心臓と色付く頬 / 更に撫で受けては、はにかみながらも手に擦り寄って )…っか、かわいい~…餌付け気分味わえたところで、早速撮りましょうか!( 鳴り止まぬきゅんきゅん / まなじりと口元を蕩けるように緩ませ / はう… / 緩んだ表情のまま自分は自分でクッキーを一枚つまんで咥え / スマホをすちゃっと構え、彼がカメラを見たならそのままシャッターを切るだろうか )


  • No.1625 by 逆巻 傑  2024-02-24 21:32:42 



…わりといつも振ってる感じがしなくもないけど。( 納得感のある台詞についちらりと背後に目を遣り / 緩慢に手を動かしつつ、愛らしい仕草を受けて眼差しは自然と甘く柔らかく / 此方も此方で隠すのが下手 )──……、良い感じに撮れました?( 何か物言いたげにするもクッキーを咥えていて叶わず / こくりと素直に頷けば、視線を上げると共に鳴るシャッター音 / 撮影が終わると自ら出来を確認する気はなく、少し硬めのクッキーをぱきりと歯で折って )


  • No.1626 by 永瀬ひな季  2024-02-24 22:10:19 



それはっ…お話できるだけで嬉しいし、楽しいし、大好きなのでっ…!( 撫でる手は柔く心地よく、ふと見上げた瞳の甘やかさを嗅ぎ取れば / 見えない尻尾をぱたぱたぱた / 双眸をきゅうと細めながら溢れる大好きオーラ )わあぁ…、良い感じです!……あと。お顔は作らなくても、恥ずかしかったら視線外しててもいいので、こういうポーズも一枚欲しいんですが…!( 撮れた写真を眺める表情は非常に輝いて / 滅多にない機会だからとだめもとのおねだり / お手本示すように、指先を曲げた猫の手ポーズを頬横に添えて )


  • No.1627 by 逆巻 傑  2024-02-25 00:02:01 



…ん。それはなんか、肌で感じるし、たまに幻覚も見えるし…あと俺も好きです。( もはや機械的な程に一定のペースで髪の上に手を滑らせては / 相手に気を取られてふわふわとしたまま返答したせいで、予定外の本心が混ざり / 苦し紛れに「…えぇと、犬」と表面上は取り澄まして誤魔化して )……っ、…それ本当に欲しいんすか…?( 写真を確認する相手の傍らで呑気にクッキーを咀嚼する最中 / 思わぬ要望と手本のポーズに喉に詰まらせかけ / 暫く躊躇った後、需要を確かめるように問い )


  • No.1628 by 永瀬ひな季  2024-02-25 01:24:16 



…──はぇ…っ!?( 〝伝わってるんだ、嬉しい〟とほわほわと周囲に花咲かせると / 予期せぬ二文字に瞠目し、花から衝撃マークへ / 油断から変な声漏らしつつ、頬どころか耳までぱっと燃え立ち / 「…な、なあんだ、犬か~…」と誤魔化しを受け入れながらも、そう簡単には収まらぬ色を手の甲で隠し / どぎまぎ )じゃなきゃ言わないです!家宝にするのでぜひ…、あ、これ美味しいっ。( 当然!と首を縦に振り / 要望伝えるために一旦口から離していたクッキーを、今度は食べるために口元へ / もぐもぐと嬉しげに )


  • No.1629 by 逆巻 傑  2024-02-25 15:37:55 



…、ひな季さんは何か動物飼ったことあります?( 危機を感じて頭上から手退け、ついでに数歩後退り / 瞬間的に早まった鼓動が収まるのを待ちつつ他愛のない話題探して )そんなん後世に受け継がないでほしいんすけど…。( 苦い顔のまま誘い文句の逆効果を伝えるも / 逡巡の後に「…もう一回見せて」と折れては、再度示される手本のポーズを忠実に真似 / 先程同様に表情は作らず、目線だけをカメラに向けて撮影に応じるだろうか )


  • No.1630 by 永瀬ひな季  2024-02-25 19:19:58 



ど、動物ですか?えっと、小さい頃に…わんこと猫ちゃんを飼ってたことがあるくらいで。傑さんは?( きょと / 手を滑らせ顎元に添えつつ思い出を手繰り寄せると / 小首を傾げながら徐々に赤みは収まり )じゃあ今世のわたしがたっぷり堪能します…!( 頬張ったクッキーを嚥下しては、人差し指をぴんと立て / 要求通り再度ポーズを示したのちに、真似た彼の姿に「っ…!」と言葉にならぬ声を上げ / 隣に並び直しては招き猫スタイルのツーショットを写真に収め )──…あ、ありがとうございますっ!早速今夜から毎晩拝んで寝ますね…!( スマホに映る出来栄えを確認しては / ふにゃんと緩む頬に手を添えながら、きゃーっと小さく歓声を上げつつ謝辞を伝え / 飛び交うハート )


  • No.1631 by 逆巻 傑  2024-02-25 19:57:58 



へぇ、どっちも…。喧嘩したりしないんすか?( 此方も普段の調子を取り戻すと、微妙に外していた視線も合うように / 好きと言う割に知識のない疑問をぽつ )俺は…、祖母の家に猫がいたくらいすかね。あとは小学生の頃に飼育小屋のうさぎの世話したとか…。( 続けてぽつぽつ / 聞いておきながら大した話のない会話下手さにやや歯切れ悪く )…ぜひそうしてください。絶対にひな季さんだけで。( カメラが下ろされると大仕事を終えたように一息 / いつになく強く念押し / クッキーもう一枚口に運びつつ )


  • No.1632 by 永瀬ひな季  2024-02-25 20:59:48 



あ、それは別時期に飼ってたので問題なかったですよっ。…──へえ、小学生の頃に。……、ペットたちの名前とかも気になるところなんですけど、傑さんの小学時代がもっと気になります…!( 顎元に添えていた手をぱっと開いてひらひらと左右に振り / すっかり普段の調子 / 興味津々に瞳開き反芻しては / うずうず… / 「どんな子でした?」と小首傾げ )ふふふ、了解ですっ!( 幸せいっぱいにまなじりを下げ笑いながら、大事そうにスマホを胸に添えては / 何かの拍子で指が音楽アプリだか動画アプリをタップしたようで、ゆったりした曲調の音楽が流れ出し )わっ…びっくりした、すみません、すぐに止めますね…!( 肩をぴくっと揺らすと共に頭頂部の猫耳もぴく / と揺れるようで / あたふた、音を止めようとスマホを立てて )


  • No.1633 by 逆巻 傑  2024-02-25 21:47:48 



あー……、ひな季さんの動物好きもそこから来てるんすかね。( 反応薄いながらも一応納得の相槌のつもり / 犬猫と戯れる相手の幼少期を想像して )…え。や、今と大差ないすよ。物静かとかマイペースとか、愛想がないとかぼーっとしてるとか…言われてたかな。( 真面目には答えるものの、挙げれば挙げるほど変化のない特徴に自らが飽きてきて / 早々に「ひな季さんは?」と聞き返し )…、…聞いたことある、その曲。( 突然流れ出した音楽にさほど驚くこともなく止められるのを待ち / しかし聞き覚えのあるメロディに引き寄せられるように近くへ行くと、何の曲だろうかと画面覗いて )


  • No.1634 by 永瀬ひな季  2024-02-25 22:28:53 



わんこ飼ってた時期は、わたしすっごく小さい頃で…その時は体格が変わらないかもって思ってちょっと怖かったんですけど。成長するにつれて、意外と怖くないな、可愛いなー…って思って大好きになった感じです!( 大体腰辺りに手のひらで測るように添えつつ、当時の童心を思い出せば / ふ、と和らいだ笑みを浮かべ )…っふ、ふふ。昔から可愛いとこは変わらないんですね。わたし、は…──わたしも、あんまり変わらないかもしれないです。ちょっと寂しがりで、いわゆるバカ正直にまっすぐな子でした。( くすくすと双眸や口元緩ませながら / 今の自分が小さい頃の彼に出逢ったとしても、きっと愛情溢れるだろうと / ふと自分へと振られては、思い返すように視線を伏せ / 小首を微かに傾けながら告げるのは今と到底変わらぬ幼少期像 )あ、ほんとですか?〝Beauty and the Beast〟──美女と野獣の曲ですよ、これ。( 画面をそちらへ傾けつつ / 瞼の裏に思い描くは、ドレスを着て舞踏会のように踊るシーン )


  • No.1635 by 逆巻 傑  2024-02-26 08:39:55 



なに飼ってたんすか?柴犬とか?( 微笑ましいエピソードと相手の笑みに影響されて表情和らげ / 思い出に寄り添うような声色で問うて )かわ…?──…ひな季さんも可愛いところは昔からなんすね。( 今も昔も自身にはそぐわない感想に微かに眉を顰めるも / そのまま一回り小さくしたような彼女の幼年期に思いを馳せ、偽りのない意趣返しを )あぁ──…、…記憶が朧げだけど、たしか二人が踊るシーンで流れるやつすよね。( 曲名を聞いて、ピンと来たのか来ていないのか曖昧な反応 / その間にかなり前になる視聴の記憶を手繰り寄せては、脳裏に主役達のダンスシーンが蘇り )


  • No.1636 by 永瀬ひな季  2024-02-26 12:38:22 



柴犬…系の雑種です、多分。そういえば飼った経緯を知らないかも…、猫ちゃんの方は拾った子で雑種でした!傑さんのおばあさんのとこの猫ちゃんは?( あまりにも幼い頃ゆえに気付いたらいた感覚のわんこ / 双眸を伏せ、うーん… / 猫のことは記憶確かで、双眸ぱちりと開けはっきりと告げては / 小首を傾げ )へ、…──そ、そうなの、かなあ…?( 主に外見にばかり伝えられてきた〝可愛い〟が中身へと転じては / じわじわと再び色付く頬 / 慣れておらず視線を逸らし、えへへと頬掻きはにかむので精一杯 )そうですそうです!ああいうのは踊ったことないけど──…確か、こんな感じの。( そうそう、と嬉しげに首を数度縦に振れば / スマホの音楽を流したままテーブルへと置くと / 徐に彼の左手に自身の右手を重ねるように掬い取れば、左手は彼の肩に添え / 雰囲気ポーズのあとに、彼の左手を軸にその場でくるくる回ってみたりして / ふふふ )


  • No.1637 by 逆巻 傑  2024-02-26 19:47:02 



…まぁ小さい頃ならそうか。犬は犬だし、当たり前にいた家族すもんね。( 呟きつつ、家に兄弟もペットもいなかった自分には分からない感覚にしみじみと )…祖母の家の猫は──俺が中学生くらいの頃によく庭に来るようになった野良の三毛猫で、日向が好きだから〝ひなた〟って呼んでました。それがいつの間にか家猫になった感じで…、しばらく帰ってないけどまだ元気にしてるんじゃねぇかな。( 最初こそ語り出しに惑う様子を見せるも、いざ口火を切れば滑らかに / 「懐かれると弱いんでしょうね、俺も祖母も」とその姿を思い浮かべるように優しく睫毛伏せて )そうなのかなって…、俺ひな季さんの可愛くないところなんて見たことないすよ。( 内も外も愛嬌満点の相手が〝可愛い〟ことはもはや前提として / はにかむ姿まで隙のない可愛らしさを目の当たりにしては柔らかく目細めながら )──…さすが様になるすね。ひな季さんもプリンセスに憧れたりしてたんすか?( ひらりと舞う彼女の可憐さに素直な感心の声 / 空いた右手を軽く腰元に添え、ステップを踏みはしないものの相手の動きに合わせてゆっくりと歩き / 雰囲気だけのワルツを楽しむ最中、時折「回って」だとか「ポーズして」だとか無邪気にリクエストを )


  • No.1638 by 永瀬ひな季  2024-02-26 20:38:49 



野良が家猫になるって、結構難しそうなのに…、おばあさんの傍がよっぽど居心地よかったんですね。( うんうん、と柔和な表情で首を縦に振っては / 名前の由来にほっこりと双眸を細め )帰ることがあったら、ひなたちゃん…くん?によろしくお伝えください、なんて…えへへ、名前にちょっと親近感があるので。( 可愛がられてるんだろうなあ、と温かな気持ち抱き雰囲気はほわほわと / 〝ひな〟繋がりだとか、懐く対象だとかに親近感 )──…っ、ほ、褒めごろしです、それ…!( 照れも恥じらいも、優しい眼差しへのときめきも、ぐっと一気に押し寄せれば / メイクより色濃く染まる頬 / 眉尻を垂らし言葉詰まる口元に、手の甲を押し付け / キャパオーバー ) ふふ、ありがとうございます。そうですね、ちょっと憧れてたと思います…みんな素敵な王子様がいるから。( 形ばかりと言えるかどうか、見よう見真似なダンスだけれど楽しげに、穏やかで幸せそうな雰囲気はきっと負けてなくて / はにかみながら雰囲気だけで舞いつつ / リクエストにおぼつかないながらも応え / 自分にとっての〝王子様〟はもう見つけたからか、憧れは過去系で )


  • No.1639 by 逆巻 傑  2024-02-26 23:44:47 



…すね、たまには帰らないと…。忘れられてなかったら今日の写真でも見せて紹介しときます。( 僅かに重い息を吐き出したのも束の間 / 頭上の猫耳に目留めてはやや悪戯げな表情覗かせて )アイドルなんて褒められるのが仕事でしょ──……( 辿々しい声が耳に届けば、何を今更とでも言いたげに / しかし少し目を離した隙に真っ赤に熟れた頬が視界に入ると口を噤み、思わず「…そんなに?」と洩らして )へぇ──…、誰が一番好き?( コツを掴んできたのかぎこちなさも薄れ、音楽に合わせて足を運びながら自然に笑みが溢れだし / 余裕が生まれたのか相手とアイコンタクトまで取れる程で / 多くが通る道なのだなと子役を思い浮かべた感想は秘めたまま、対象がプリンセスとも王子様ともつかない大雑把な問いを )


  • No.1640 by 永瀬ひな季  2024-02-27 13:35:47 



…、物理的に猫の皮を被ったわんこですけど、威嚇されないですかね…。( 腰が重いのかなあと微かに小首を傾げるも / すっかり馴染んだ頭頂部の猫耳の装飾をはっと両手で押さえ / 心配そうに眉尻垂らし )そんなに、です!傑さんからもらう〝可愛い〟は、ファンの人からもらうのとはぜんっぜん違うもん…!好きな人の言葉って、なんでこんなに破壊力あるんでしょうか…。( こくこくと細かく首を縦に振って肯定しては / 熱を帯びた両頬を包み隠すように両手を添えながら / はう )?──…傑さんです!( 猫の世界の王子様が人の姿に変身したらこんな感じだろうか / メイクによって笑うときゅっと細まる双眸が可愛いなあなんて / 織りなす雰囲気に浸っていたせいか、ふいの質問に双眸ぱち / 無邪気に表情綻ばせながら至極当然かのように言い放ち )


  • No.1641 by 逆巻 傑  2024-02-27 22:29:09 



…ふ、まぁ大丈夫なんじゃないすか。むしろ寄って来ると思いますよ、日向、好きだし。( すっかりわんこを受け入れている様子に静かに吹き出せば / 適当にも響く言葉の次に相手の輝きと暖かさを太陽に喩えて )…その顔で言われると説得力あるすね。…、これからは胸の内に留めておきます。( 未だ残る朱が彼女の熱弁を裏付けるようで / 何か意味ありげにそこに数秒視線を留めては、続く宣言で敢えて声に出さなかった心中の思いも容易に透けるだろうか )…?…──っ、…や、…。…選んでもらえて光栄です。( 初めはピンと来ずにきょとんとした顔のまま部屋の中を舞うも、やがて意味を理解すると徐々に失速し / 完全に停止して訂正しようかしまいか迷った末に、軽く重ね合わせるだけだった手を柔くも明確に握ったなら / 薄らと頬を紅潮させながら応え、それからすぐに体ごと離してしまって )


  • No.1642 by 永瀬ひな季  2024-02-28 04:07:36 



それなら、いいんですけど…?( 太陽に喩えられているとは思いもせずに / きょとん顔で笑みを浮かべながら微かに小首を傾げ )──…も、もしかして今、思ってくれてました?……、だ、だめ。大事なことだからそういうのはちゃんと言ってください!う、嬉しいので…!( 数秒の沈黙に双眸をぱちくり / 胸の前にするすると手を下げ、続いた言葉に想定しうることを少し距離詰め確認しては / 双眸を不等号にぎゅむっと、わがまま )──…、……なっ……かゎ…!( ゆるやかに失速しやがて停止しては、見計らったように終わる音楽 / 仄かながら色付いた彼の表情変化に気付かないはずもなく / 〝な〟んですかその反応、〝かわ〟いい…!の意 / きらきらときめき溢れる背景をバックに、口元に両手を添え堪えては )いえこちらこそ、なんていうか…ダンスもですけど、すごく良い思いをしました…ありがとうございます…!( お礼として手を合わせるよりも最早、拝みの姿勢 / 非常に満足げ )


  • No.1643 by 逆巻 傑  2024-02-28 18:23:27 



帰った時には動画撮って送ります。( 口角を上げたまま首を傾げる仕草は〝物理的に猫の皮を被ったわんこ〟の印象を強め / 相手が理解していないことを分かっていながら、しかし別段説明をするわけでもなく / 猫を飼っていたとの話が頭を掠めては「なんなら通話繋げてもいいけど」とより手っ取り早い方法を提案して )…、…──毎回?( 前のめりに賛辞をねだる相手をまた暫し見つめると / 徐に片側の髪を耳に掛けさせ、落ち着き払った声音で尋ね )…なんか趣旨変わってないすか。…ま、楽しめたならいいけど…。( ダンスとは関わりのない事柄に気を取られているらしい相手に困惑顔 / 視線逸らして吐息混じりに付言すれば、もういい加減良いだろうと猫耳を取り外し、スカーフもするりと解いてしまって )…ありがとうございました、背後の思いつきに付き合ってもらって。


  • No.1644 by 永瀬ひな季  2024-02-28 21:31:14 



いいんですかっ、ぜひ──…えっ、通話!?する、したいです!前もって言ってくれたらしっかり時間空けておきますから…!( ただの猫の動画でもきっと喜ぶだろうけれど、彼に縁のある猫なら尚更嬉しさも倍増で / ぱあっと笑みを咲かせたのも束の間 / 通話と聞けば更に笑みは輝きを増し、両手を組み絡めながら大歓迎モードで )っ…で、できるだけ毎回……は、欲張りですか…?( 髪に触れる感覚に、ぎゅっと瞑っていた双眸を緩めそっと開けては / 少し顎引きおずおずと尋ねる姿は自然と上目遣いに )たっ…楽しかったです、とても!こちらこそありがとうございました、可愛い姿もかっこいい姿もたっぷり見られて大満足でした…今日の写真早速送っておきますね!( 当然楽しかったのだと、きゅっと眉尻上げ熱意込め伝えると / 猫耳外され名残惜しい気持ちはありつつも、思い出はしっかりスマホと心の中に / テーブルに置いたスマホを取れば、彼宛てに画像を送信 )


  • No.1645 by 逆巻 傑  2024-02-28 23:02:47 



じゃあ──いつになるか分からないけど、近いうちに。( 予想以上に乗り気な相手に重い腰も少しは上がったようで / ひとつ頷いては、仕事が落ち着いたら祖母に連絡しようと目線はスマホに落ち / それから彼女にも「また連絡します」と約束だけ取り付けておいて )いいけど…、多分まともに会話にならないすよ。( 髪の流れに沿って毛先から滑り落ちるように手を下ろせば / 表情一つ変えないまま、予告の形でその入れ込み具合を暴露して )──……、( 写真への苦手意識から「いらない」と言おうとするも思いとどまり / しかし彼女の善意への「どうも」も心の歯止めがかかって言えず / 何も発せないうちに画像が届くと、一瞬怯むように顔を顰めるけれど、よくよく眺めるうちにふと笑みがこぼれて )


  • No.1646 by 永瀬ひな季  2024-02-29 02:20:52 



はいっ、いつでもお待ちしてます!( 一度にふたつも楽しみが増えては / 朗らかに笑みを浮かべながらスマホを傾げて )…う、たくさんお話したさもあるので、それは──…、……。まともな会話にならなくなりそうなくらい、思ってくれて、る…?( お喋りもたくさんしたければ、うう…と堪えるように双眸細め / ふと〝可愛くないとこなんて見たことない〟との言葉蘇ると、はたり / ゆるゆると小首を傾げていけば「なんて…」と自惚れの逃げ道を、えへへとはにかみつつ呟き )…、また、一緒に写真撮りましょうね!( 画像送信しスマホから視線を上げた先、彼の怯みが瞳に映れば / やっぱり嫌だったかなあとこちらも一瞬怯むけれど / 笑みが溢れるのを見れば、安堵と思い出共有の喜びに表情を和らげて )

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( / 寝落ちが続き、夜更けのお返事になっていてすみません…。長らく猫の日堪能させていただきありがとうございました* 2月も終わりそうですし、そろそろ〆かなあとひとまずお声掛けさせていただきました…! )


  • No.1647 by 逆巻 傑  2024-02-29 20:42:43 



じゃなきゃ聞いてないすよ、こんなこと。…言ったじゃないすか、可愛くないところなんて見たことないって。( 誤魔化すように呟かれた〝なんて〟に被せてあっさりと解釈を肯定 / 今まさに相手が思い浮かべた言葉を繰り返したなら、口調は普段通りに気怠げながら眼差しは逸れることなく一途に注いで )…、…まぁ、また気が向いたら。…この衣装は一回で十分だけど。( 写真に収められた自身は相変わらずの無愛想ではありつつも浮かれて見え / 改めて想いを自覚する中、掛けられた声に目を上げれば、再度画面を一瞥してから良くも悪くも幾らか素直に )

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(/ とんでもない、お疲れのところご返信くださりありがとうございます…。本当に長らくになってしまいましたが、猫の日イベ、此方もたっぷりと堪能させていただきました。ここで切っていただいても構いませんし、以降好きなタイミングで回収としていただいても大丈夫です。感想は終了後にまとめて語らせていただきますね…!※蹴り可 )


  • No.1648 by 永瀬ひな季  2024-03-01 03:11:34 



!…──ありがとうございます…えへへへ、それなら、毎回じゃなくてもいいけど、たまには直接言ってくださいね。( 瞠目した瞳は光を取り込み煌めいて / 少し伏し目に視線を横にずらしながら「うん」と小さく噛み締めるように呟くと / 頬をぽかぽかに染めつつ視線を戻せば、にへと笑って )わあいっ、……〝この衣装は〟ということは犬耳はもちろんノーカウントですよね?( 気が向く可能性に喜びを滲ませては / 犬の日に向けて言葉に着目すると、もうひとつの可能性には瞳光らせ )傑さん用のポメ耳、用意しなくちゃ…!わたし、ちょっと行ってきます!クッキーもメイクも、しあわせな時間も。ありがとうございました~っ!( 付ける付けないは別として是非用意したいところ / 両手を合わせながら嬉々と使命感を語っては / にこやかに手を振りつつポメ耳探しの旅へ… )

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( / 温かいお言葉ありがとうございます…。3月半ばまで業務が忙しく、勤務日は主に夜のみのお返事になるかもしれませんが必ず一日一回はお返事しますので…!寝落ちの方なんとか直しておきます()
ひとまず猫の日イベ回収させていただきました、上記のお返事は任意で大丈夫です◎ こちらも感想は後ほど綴らせていただきますね…! )


  • No.1649 by 逆巻 傑  2024-03-01 12:52:59 



(/ いえいえ、どうぞお気になさらず…!リアルあってのなりきりですので、負担にならない程度にお付き合いいただけますと幸いです。お返事が大変な時はご遠慮なく仰ってくださいね!
ロルの方、イベントの回収ありがとうございます。背後からも改めて、此方の思いつきを叶えてくださったことへのお礼を言わせてください。物理的に猫の皮を被ったわんこのひな季ちゃん、究極の生命体と言わざるを得ない可愛さで終始顔が蕩けておりました…。繊細な毛並みが見えそうな儚げ猫メイクやらダンスの選曲やら相変わらずセンスも抜群で、何から何まで楽しませていただきました!解像度の上がるペットのお話も聞けて大満足です* 逆巻の背景について、中学生くらいまでよく祖母宅に預けられていたおばあちゃん子だったけれど、美容系に進むことに心配の気持ちから賛成してもらえなかった経緯があって顔を合わせづらくなっていた…というものを妄想しておりました。しかし今回のことがきっかけでそれも解消する兆しが見えます…ありがとうひな季ちゃん…。余談になりましたが、いつかひな季ちゃんのご家族のお話や芸名の由来などもお聞きしたいです…!

できるだけ纏めたつもりが毎度の如く冗長になってしまってすみません…。次は本編ならお化け屋敷デートになりますが、お仕事の方がお忙しいとのことですし、ホワイトデーイベまで小話やメタ雑談を挟む形でも大歓迎です!いかが致しましょうか? )


  • No.1650 by 永瀬ひな季  2024-03-01 15:11:46 



( / お心遣いありがとうございます…!背後様の方もご負担にならない程度にこれからもお付き合いくだされば幸いです。
いえいえこちらこそ、何か猫の日関連のことをやりたいな~とふんわり思っていたのでありがたかったです* 究極の生命体、なんだか強そうで笑ってしまいました()逆巻さんこそ、初っ端の椅子に座ってる姿勢すらかっこよさを感じて背後は小さく沸いたのですが、猫耳姿もまた堪らなかったです…。ベビーピンクを使用したメイクの色味もとっても可愛かったですし、おそろい八重歯もノッてくださってありがとうございました!「俺だけで満足しといてください」や「可愛くないとこなんて見たことない」発言も非常にきゅんときたのですが、ふわふわな雰囲気にあてられて本心を溢すシーンも非常に良かったです…。照れた表情や可愛い猫耳姿、更には猫ポーズも拝めて今回もまた非常に充実したイベントになりました…。
背景についても掘り深められてよかったです!家族構成についてはまだしっかりとは決めかねておりますが…芸名の由来はひな季の本名から捩りつつ、〝水のような透明感や清純さで人々の心を潤わせ、太陽のような明るさと煌めきで元気を与える存在に〟というのが由来です。それを元に、よくあるアイドル挨拶を作りたかったのですが上手く考え付かず今に至ります()

こちらこそいつも長くなってしまいますので、お気になさらず…!上記蹴り可です◎
ご配慮ありがとうございます…、それではお言葉に甘えて小話でお願いできればと思います。今挙げられているリストの中で何か気になるものや、他に何かやりたいものなどはございますか? )


  • No.1651 by 逆巻 傑  2024-03-01 19:35:18 



(/ 猫耳効果か今回の逆巻は妙に甘々でしたね…。たくさんきゅんポイントを取り上げていただいて、楽しんでいただけたんだ~!と嬉しくなりました。背後様のツボも把握しましたので、今後に役立てさせていただきますね◎
芸名の由来についてもお答えくださりありがとうございます…!憧れと決意が詰まっているようで、由来からすでにきらきらしてます…素敵…。ひな季ちゃんが自分で考えたのか、事務所からつけてもらったのかも教えていただけるとすごく助かります、私が()またアイドル挨拶について、大人しく公式発表を待つつもりだったのですが、どんなのかなって楽しみにしすぎるあまり考えてしまったので置くだけ置かせてください…。正式版は全然フル無視で練っていただいて大丈夫なので…!

〝七色の光を閉じ込めた煌めきのひとしずく!白色担当、水瀬ひなです〟
→『七色の光』は重なると白色の光になる太陽スペクトル的なイメージです。意味合い的には太陽、おひさま、かがやき…等々を入れても良かったのですが、七色の光にした方がダイヤモンドも連想できてトップアイドルの原石たるひな季ちゃんにぴったりかなと…!ただ他のメンバーへの配慮に欠けると言われればそうかもしれないので、ここは好みです。『ひとしずく』は完全に語感で選びました。( オタク早口 )

長々と失礼しました、上記蹴り可です!
次は小話とのこと、承知致しました。状況を鑑みて、しっかり物語調でやるというよりオチがないくらいの方がいいかなと思いますので、リストの中だと学パロでしょうか…?その他の素案は以下に雑まとめしているのでご一読ください。背後様はリストにあるもの、ないもの関わらずご希望はございますか? )

* 小話案
①(御伽話パロ)命を救ってくれた人魚に想いを馳せる無口な王子様と、声は出せないけど動きと顔のうるさい人魚姫
→ほのぼのコメディ路線。ずっと二人が仲良くしてるだけ。実は同一人物とか関係なしに絆されて結ばれてもいい。
②新居決めinお菓子の家
→住宅展示されているお菓子の家を見回って二人の新居を決めよう!というメルヘン世界観。色んなお菓子の家に入ってきゃっきゃするだけ。ツッコミ不在気味。
③RPGパロ
→二人パーティーでクエストこなしてみたり、面倒くさがり魔法使いをあの手この手でパーティーに勧誘してみたり、勇者と魔王になってみたり…。
④ひな祭り
→もうすぐひな祭りなのでそれ関連での何か。二人が生きびなになってもいいし、ひな季ちゃんが幼女化しちゃってもいいし、桃の節句とは関係なく〝ひな〟祭りとしてひな季ちゃんが増殖しても…(???)ごめんなさい、さっき日付に気が付いたばかりなので何にも決まってないです…。


  • No.1652 by 永瀬ひな季  2024-03-01 20:38:58 



( / おかげさまでひな季共々、ぽかぽかの気持ちになりました…娘たちの絡みも背後様との絡みも、いつもとっても楽しませていただいております、本当にありがとうございます*
普段もアイドルも全部わたしだから、ってことでひな季が本名を捩ったところ、閃いた事務所が後付けの由来を考えた形かなあと…。そしてまさかアイドル挨拶を考えてくださったなんて…!拝見しましたところ、さすが背後様…と感服致しました。本当にいつも背後様の着想には頭が上がりません…!私ではこれ以上の良案も思い浮かびませんし、ぜひとも使わせていただいてもよろしいでしょうか…?

私も以前から度々上がっていた、学パロかな…?と考えておりまして、他の新しい案は特に思い浮かんでおらず…。そして挙げていただいた案ですが、①動きの顔のうるさい人形姫や④ひな祭りとしてひな季が増殖もツボってしまってしばらく笑ってしまいました() 中でもひな季の幼女化は、前々から何かの機会があればやってみたいなあと思ってはいたのですが、ひな祭りと称して雛=子ども化とするのは思い浮かびませんでした…!折角の機会なのでぜひ、④の幼女化をお願いしたいです。幼女化した体のせいで眠くなるのが早く、絵本の読み聞かせ中にひな季が寝たところに、逆巻さんも慣れない疲労が溜まり一緒に寝てしまう…なんて姿を見守ってみたいです…。 )


  • No.1653 by 逆巻 傑  2024-03-01 21:24:12 



(/ こちらこそ…!背後も逆巻もひな季ちゃんの存在に潤され照らされているうちの一人ですので* 勿論背後様とのやりとりでも同じくらいにこにこになっております、いつもありがとうございます…!
アイドル活動に関しては各人それぞれ考え方があるかと思いますが、どちらもわたし、というのが裏表のないひな季ちゃんらしくてすごく納得しました…。そしてアイドル挨拶はむしろ此方がいいんですかと聞きたいくらいで…。背後様とひな季ちゃんさえ良ければ、ぜひ使ってやってください…!

背後様が笑ってくださるの私とっても嬉しいです…。特にひな祭りに関しては迷走に迷走していましたが、幼女化という私得展開を背後様も考えてらしたとのことで、この機を逃す手はなく…!今から困惑する様子が目に浮かぶようですが、ミニ季ちゃんのお世話は逆巻にお任せください。開始はお願いしてもよろしいでしょうか?※蹴り可 )


  • No.1654 by 永瀬ひな季  2024-03-01 23:08:40 



( / お返事割愛しておりますが、嬉しい内容ににこにこほっこり読ませていただきました…*
開始ロルお任せください◎ それにあたりロルの長さについて、赤ずきんパロ時くらいの短めの中ロルか、試運転時の豆~短でしたらどちらがよろしいでしょうか? )


  • No.1655 by 逆巻 傑  2024-03-01 23:30:46 



(/ そのお心遣いがありがたいです、にこにこほっこり了解です◎
ゆるめに考えていたのでロルは試運転時の方を想像しておりましたが、特に理由もこだわりもありませんので背後様のやりやすい方でお願い致します…!※蹴り可 )


  • No.1656 by 永瀬ひな季  2024-03-02 00:23:14 



──…おにーちゃんが、すぐるくん?( 部屋の扉が開けられたなら、やや下方から声を掛け / 好奇心と緊張に満ちた声色は幼く / くりくりと丸い瞳を何度か瞬かせ )すぐるくんに、お手紙ですっ!( 彼に渡すようにと預かった一通の手紙 / 小さな手を伸ばしながら差し出して )

〝驚かずに読んでください…
ひな季が突然5歳児になってしまいました。記憶も退行しているようです。そのうち戻ると思うので面倒を見てあげてください、よろしくお願いします。 ──とある壁より〟


  • No.1657 by 逆巻 傑  2024-03-02 00:54:40 



…え、…はい。( 自身のヘアセット中、見知らぬ幼女に話しかけられて思わず敬語 / 「あぁどうも──」と普段通りに応答しかけて一度言葉を止めると / 少し屈んで目を合わせ、「ありがとう」と多少ぎこちなくも微笑んでみせて )──……、…いや…、……は?( そうして手紙を受け取ったなら、膝を伸ばして内容に目を通すも飲み込みきれなかった様子で二度三度と読み返し / しかしやはり理解の範疇を超えていて困惑しきり / ひとまず床に片膝をついてまんまるの瞳と向かい合えば、おずおずと尋ね )…ひな季さん?


  • No.1658 by 永瀬ひな季  2024-03-02 01:49:39 



──…ん、( 遠かった視線が少し近くなりぎこちない微笑みを向けられれば、お礼に照れるように顔を少し下げ / こくんと小さく頷いて / 窺うような呼び掛けに、ぱっと顔を上げては )…、はいっ!ながせひなき、5歳です。おせわになります!( ぴっ、と片手を高々と挙手しながら名乗れば / 片手を下げるとそのまま深々とお辞儀 / 昔から律儀さは健在 / しかしその瞬間、背負ったリュックから絵本やおやつが雪崩のようにザザーッと二人の間に流れ落ち / 口を紐で絞り蓋が被せてあるだけのタイプのリュック )


  • No.1659 by 逆巻 傑  2024-03-02 15:11:04 



…、…はぁ。…逆巻傑です、はじめまして──( 本人から名乗りがあると静かな衝撃に襲われ / しかし5歳の女の子を不安にさせるわけにもいかず、手探りに順応しようと / 突如眼前に雪崩れるバックの中身に目を丸くしては、数瞬の停止ののち左手でリュックの蓋を戻し、右手で床に落ちたそれらを一箇所に集めながら )…と、とりあえずそれ、下ろしな。


  • No.1660 by 永瀬ひな季  2024-03-02 20:34:51 



……、あわわわ…!( 音と共に、頭を下げた視線の先に広がりゆく荷物に双眸をぱちくり / 青ざめながら口元を小さな手で押さえていれば / 大きく見える手が荷物を掻き集めつつ、促す声掛けに頭を戻して姿勢を正し )は、はいっ。( 肩から紐を外すと、しゃがみつつリュックを床にトンと置いて / ちらりと不安げに眉尻垂らしながら見上げ )


  • No.1661 by 逆巻 傑  2024-03-02 21:18:23 



自分で戻せる?( リュックの蓋から手を離しては、散らばった絵本を揃えて重ね / そのうちからまずは一冊を相手に差し出し / 下がった眉尻と視線に気が付くと、安心させるように眼差しは自然と柔らかさを帯びて )…怒ってないから。


  • No.1662 by 永瀬ひな季  2024-03-02 21:46:24 



……!( 差し出された絵本と彼を交互に見つめてから、そっと手を伸ばし絵本を受け取ると / 小さくこくこくと何度か頷いてみせ、それからそっとリュックへと収納しては / 柔らかな眼差しと落ち着く声音はなんだか覚えがある気がして / 微かに瞠目する瞳 / じっ…と数秒見つめた後、にへらと和らいだ笑み浮かべ )うんっ…!ねえねえすぐるくん、すぐるくん、ひなといっしょに遊んでくれる?( ここに入れて、とリュックの口を広げながら / 子ども特有の切り替えの速さで既に懐く兆しを見せて )


  • No.1663 by 逆巻 傑  2024-03-02 22:07:28 



……。( 純真な双眸に見据えられると、何か間違えただろうかと普段より幾らか口角の上がったまま固まる頬 / ややあって相手の顔ばせが愛らしく崩れれば、むしろ此方がほっと胸を撫で下ろし / 指示された通りに絵本とお菓子をリュックに仕舞いつつ、緩んだ気持ちのままに返答を )いいよ。何すんの?


  • No.1664 by 永瀬ひな季  2024-03-02 22:47:14 



わあ~っ、えっとね……、かくれんぼ!( 嬉しそうにきらきらと瞳を煌めかせては / 今度はしっかりとリュックの紐を縛ってから / あれもしたいしこれもしたい、とうずうず高まる好奇心で視線を左右に彷徨わせると / 両手で拳をぐっと作りながら提案 )最初はすぐるくんがおにね、ちゃんと10秒数えてね…!( 彼が了承し目元を覆うか瞑るかしたなら、部屋の中をきょろきょろと見回し隠れる場所を探し始めて )


  • No.1665 by 逆巻 傑  2024-03-02 23:04:20 



…10秒ね。( 体力を消費しない遊びに心なしか喜色滲ませ / ルールを反復すると幼児に背を向けて目を閉じ、明らかに1秒より長い1秒を数えだして / 10秒数え終わったなら、瞼を開く前に念のため確認 )──…8、9、10。…もういい?


  • No.1666 by 永瀬ひな季  2024-03-02 23:27:34 



( リュックを床に置いたまま、探し始めた隠れ場所 / とてて…と部屋を駆ける軽い足音 / テーブルの下は丸見えだろうし、ソファの片隅に置かれたクッションでは隠れきれないだろう / やがてカーテンの裏側という隠れ場所を見つけては、隅っこに身を縮めて )もういーよー!( 不自然にぽっこり膨らんだカーテンの裏側から、元気なお返事 / うきうき )


  • No.1667 by 逆巻 傑  2024-03-02 23:45:05 



……、…どこかな。( ご機嫌な声が耳に届けば両眼を開いて立ち上がり、後ろを振り返って / 目につくのは見慣れた部屋の中の見慣れぬ膨らみ / わざとらしく気付かない振りをしては、テーブルの下やソファの後ろ、テレビの陰をゆったりとした足取りで探し回り / カーテンのそばで足を止めると、困り果てた風に呼び掛けてみて )…ひなちゃん?


  • No.1668 by 永瀬ひな季  2024-03-03 00:24:33 



( 部屋の中を探し歩く足音に、バレてないのだとくすくすと小さく笑みが溢れ / は、と口元を手のひらで押さえるもののやがてすぐ傍で呼び掛ける声が聞こえては / 見つかった! / もぞもぞと動く布の塊 / カーテンを下から掬い上げるようにして顔を出すと、にぱーと無邪気な笑みを浮かべ )せいかーいっ、ここでした!すぐるくんすごーい!( 見つかって負けたものの満足げ / よいしょとカーテンの中から出てくると )じゃあ次はすぐるくんが隠れる番ねっ。いーち、にーい…──。( 有無言わさぬ無邪気さで指名しては、くるりとカーテン側へと振り返り / 目元を両手で覆い隠しながら早くも数を数え始めて )


  • No.1669 by 逆巻 傑  2024-03-03 00:53:45 



どうも。( カーテンが捲れ上がって小さな体躯が姿を現せば / 賞賛に薄い笑みで応え、負けても楽しげな姿に元の18歳の少女を思い浮かべたのも束の間 / すぐさま始まるカウントに素早く室内に目を走らせ / といっても大人が身を隠せる場所など限られていて / 椅子を退けてはテーブルの下に体育座り )


  • No.1670 by 永瀬ひな季  2024-03-03 08:30:24 



…──きゅーう、じゅーっ!…もーいいかーい?( どこに隠れるんだろうとわくわくしつつ / 間伸びしたカウントで数え終えると、目元を塞いだままお決まりの言葉で問い掛けて )


  • No.1671 by 逆巻 傑  2024-03-03 15:41:18 



もーいいよ。( 除けた椅子を引き寄せて申し訳程度に隠れ蓑にしては / 目線の低い子どもには容易に見つけられるであろうそこから決まり文句を返して )


  • No.1672 by 永瀬ひな季  2024-03-03 21:18:12 



( 返答を耳にし、目元から手を除けては / さあ探すぞ!と煌めいた瞳をぱちっと開け / くるっと意気揚々に振り返り周囲をまずはぐるりと見渡してみれば、大きく探しに動くまでもなく、すぐに机の下の彼を発見し / きょとんと双眸ぱち )──…っ、ふ。ふふ、あははっ!すぐるくんみーつけた!( 椅子くらいでは隠れきれない対象の姿につい吹き出して / とてて、と駆け寄っては椅子を両手でズルズルずらすと、楽しげに小首傾げながら朗らかに笑いかけて )


  • No.1673 by 逆巻 傑  2024-03-03 22:08:23 



…見つかった。( 動き出す相手を椅子の脚の間から観察していれば、不意にぱちりと目が合って咄嗟に逸らし / しかし次の瞬間には軽い足音が近付いて、すぐに満面の笑みが視界いっぱいに広がり / 小さく敗北宣言を洩らすと、のそのそとテーブルの下から這い出て )…かくれんぼだと分が悪いな…。


  • No.1674 by 永瀬ひな季  2024-03-03 22:27:55 



ぶ?( 這い出てくる彼を、じーっと視線で追っては / 小首をますます深く傾げながら、5歳児には難しい言葉を反芻して / かくれんぼは苦手だったかな / 彼が机の下から完全に体を出したなら、身振り手振りで何が良いか尋ね )…次はなにしてあそぶっ?すぐるくんは、どんなあそびが好き?


  • No.1675 by 逆巻 傑  2024-03-03 22:56:00 



俺?…あー…、塗り絵とかパズルとか?( 這い出したそのまま床に尻をつけた姿勢で / 予想していなかった質問に視線を0時から3時の位置まで回すと、子どもの遊びに寄せつつも率直な回答 / しかし家にあるのはどちらも大人用のもので / 相手はやはりダンスやままごとの方が好きだろうかと、最後は視線を真正面に投げ掛けて )でもひなちゃんの好きな遊びでいいよ。


  • No.1676 by 永瀬ひな季  2024-03-04 10:27:08 



ひなもぬりえ好きだよ~!( 共通点に表情輝かせながら、片手をしゅっと挙げアピールしては / 放置していたリュックを取りに行き / 抱えて戻ってくると、床にぺたんと割座しつつリュックの中からお絵描きセットを取り出して床に広げ / その場で始まりがちのおあそび )…なんと、ここにおえかきセットがあります!ぬりえはなかったです!すぐるくん、なにか描いて?( にこやかに唐突な無茶振り )


  • No.1677 by 逆巻 傑  2024-03-04 12:27:39 



えぇ…、どうするかな…。( リュックから取り出して披露されるお絵描きセットに「おお、すごい」と脊髄反射の反応 / それが突飛な要望と共に此方へと向けられると、当惑の声を洩らしつつも黒鉛筆を握って描く姿勢は見せ / 二、三秒悩んだ末に、画用紙に描きだすのは無茶振りしてきた少女の顔 / 色塗りしやすいようデフォルメ調に芯の先を走らせ / そばに桃の花も添えては、相手の方へと向けて提出し )…これでいい?


  • No.1678 by 永瀬ひな季  2024-03-04 15:39:40 



( 少しの戸惑いの後、さらさらと紙に鉛筆を走らせていく様子を瞳に期待の色を滲ませながらじっと見守り / やがて出来上がった線画を受け取れば )わあっ、すぐるくん上手~!……、あれ、これもしかして、ひなのおかお…?( デフォルメ調すら可愛く瞳に映ると、きらきらとした笑みを咲かせ / なんか自分と似てるかも…? / ふと思えば紙から顔を上げ、小首を傾げ )


  • No.1679 by 逆巻 傑  2024-03-04 18:25:58 



ん、…似てる?( 黒鉛筆をころんと色鉛筆の中に戻せば / 説明するまでもなく描いた対象を言い当てられて、僅かに眉を持ち上げ / 簡素に肯くと、同じ方向に気持ちばかり首を傾げて )


  • No.1680 by 永瀬ひな季  2024-03-04 19:15:13 



やっぱり!似てるーっ。( 嬉しそうに無邪気な笑みを咲かせては / 自身の顔が描かれた紙をくるりと方向転換させると、彼にすっと戻して )…あのね、これは、すぐるくんが色をぬって!( 色鉛筆を指差し要望を出せば / 前方にぺたんと両手付きつつ見守る姿勢な入り )


  • No.1681 by 逆巻 傑  2024-03-04 19:51:54 



…え。ひなちゃん退屈じゃない?( 相手のために描いた線画がまさか戻されるとは思わず / ひとつ瞬くと体の前に置かれた画用紙に目を落とし、それから少女の瞳をやや上方から覗き込んで )


  • No.1682 by 永瀬ひな季  2024-03-04 20:41:59 



?…──ううん、楽しいっ!( 何かが創りだされていくのを見るのは、今も昔も変わらず好きで / 上方から掛かる声に顔を上げれば、きょとんと双眸を瞬かせると / にぱ、と八重歯覗かせながら笑い掛け )…ぬりえ、完成したらひながもらってもいーい?


  • No.1683 by 逆巻 傑  2024-03-04 21:14:55 



…ならいいけど。( と言いつつも暫し様子を窺うように視線を留め / 少しして、その言葉が本当なのだと悟れば漸く色鉛筆へと手を伸ばし / 時折実物を確認するかのように目を遣りながら大まかに肌色を塗り進めては )いいよ。…ひなちゃん何色が好き?


  • No.1684 by 永瀬ひな季  2024-03-04 21:54:58 



やったあ!( 嬉々として表情を綻ばせ / 色鉛筆が紙の上を滑り始めては、また視線をそこへ落とし彩られていく様子を眺め )ん、と。……ピンクとか、水色とか、紫とか、白とか。ふわ~ってした色がすき。──…すぐるくんの色もすき、ふわ~ってしてて猫ちゃんみたい…!( ふいに好きな色を問われれば、一番は決めきれずに指折り数えていく中で / ふと視界に映る柔らかそうな彼の髪色 / 瞳をきらきらさせながら、無意識に手を伸ばして )


  • No.1685 by 逆巻 傑  2024-03-05 05:17:33 



ふわ~ってした色…。( 抽象的な表現を咀嚼するように口の中で繰り返し / メイクを施す際と同様に、画用紙上の少女の肌にも血色感を足して丁寧に彩れば / 髪は黒に近い色をベースに相手の挙げた種々の色を取り入れてふわ~っと / その最中、髪に触れようとする小さな手には退きも近付きもせぬまま / ちらりと瞳だけを動かすと、猫じゃらしにつられる猫のような仕草につい目元緩め )…ひなちゃんも猫みたいだけど。


  • No.1686 by 永瀬ひな季  2024-03-05 13:23:57 



ふわふわ~…、…えっ。( レイヤーが入っている分、毛先がふわふわと動きやすいウルフヘアの表面だけを指の腹で感触を楽しむように撫でて / 周りにお花もふわふわ飛ばしていると / 柔らいだ彼の瞳と、ぱちっと目が合えば / 幼心ながらにとくんと小さなときめき / 「そ、そうかなあ」とはにかみつつ手と視線を下ろしていくと )…──!ひなの知ってるぬりえと違う…すごぉい…!( 多彩かつ繊細な色使いに、わあっと見惚れ / 絵に瞳は釘付け )


  • No.1687 by 逆巻 傑  2024-03-05 19:57:05 



( 嬉しかったのか恥ずかしかったのか、照れくさそうな表情で手を下ろす相手にまた密やかに笑むと / 絵を褒められて満更でもなさそうに / 自身も画用紙に視線落としつつ、5歳児に合わせた語彙で達成感を滲ませ )…プレゼントだし、頑張った。


  • No.1688 by 永瀬ひな季  2024-03-05 20:40:46 



っ……ぜーったい、すごーく、大事にするからね!( 微かに瞠目した瞳はきらきらと光を取り込み / 嬉しい気持ちが溢れては、周りにぱぱっと花を咲かせながら笑顔をも咲かせ / 絵の完成をそわそわと待ち侘びて )


  • No.1689 by 逆巻 傑  2024-03-05 21:20:20 



…ん。( 体が元に戻っても記憶は保たれるのだろうかと不意に疑問が過っては、一音だけで返す代わりに頭を軽く撫で / 桃の花まで忘れずに色をつけたなら、色鉛筆を置き、画用紙を机の上で相手の方へと回転させて / 今度こそ受け取ってもらえるだろうと期待のこもった眼差しで )──…できた。…はい、ひなちゃんにあげる。


  • No.1690 by 永瀬ひな季  2024-03-05 21:51:08 



( 小さな頭で撫で受けては、その温かさをなぜだか知っているような / ほわ、と心包まれる気がして / やがて完成した絵がこちらに向けられると / 瞳いっぱいに光を取り込みきらきらと輝かせながら、両手で受け取ると口をほわぁと開いて )…──わあぁ…!すぐるくんありがとうっ、ひなの宝物にするね!( 繊細に彩られた自分の顔と花に感動しきりで / じっと間近で眺めてみたり、紙を上に掲げるようにしてみたりして / ふと、特に掲示物もない壁に気が付けば、じっと見つめたのちに指を差して )この絵、あそこにかざりたい…!


  • No.1691 by 逆巻 傑  2024-03-05 22:09:50 



…、あぁ──ちょっと貸して。( 指先に従って振り返れば、そこには一見壁のようなマグネットボード / 渡したばかりの画用紙を一度引き取ると、裏側の四隅に小さなマグネットシートを貼り付け / 目的の壁の前まで連れて行き、再度絵を持たせたなら / 脇の下に手を差し入れ、「…いくよ」の声掛けと共に自分の目線の高さ程まで小さな体躯を抱え上げて )


  • No.1692 by 永瀬ひな季  2024-03-06 01:24:59 



?──…( 何してるんだろう?と不思議そうに動作を見守り、されるがままにぽかんとして / 絵を再び持たされたかと思うと / 合図と共に、ふわっと目線が高くなっていけば )…ひゃ~っ、高ぁい!( きゃっきゃとはしゃぐような嬉々とした声音で驚いて / 紙の隅に何か付いていることに気が付けば、よく分からないながらも壁にえいっと押し付けて / ぺた )!…絵、かざれました!


  • No.1693 by 逆巻 傑  2024-03-06 08:34:37 



おめでとう。( 浮かせた体をゆっくりと慎重に下ろせば、腕の筋肉が役目を終えると同時にそっと息を吐き出し / 集中力と体力の両方を消耗したせいか、萎れたようにダイニングの椅子に腰掛けては、堪え性のなさを露呈して )…ちょっと休憩。


  • No.1694 by 永瀬ひな季  2024-03-06 12:44:44 



すぐるくんのおかげ、ありがとうっ!( 達成感に満たされながら地に下ろされると、飾った絵をじっと見上げて / 宝物がいつでも眺められる位置に場所取れて、ご機嫌に表情を緩め / くる、と振り返れば休憩と言いながら既に着座してる彼 / 電球マークぴこん / リュックから今度はおやつであるポッキーを取り出すと、それを持って彼の元へ / 隣の椅子をずずっと引っ張ってきて寄せると、椅子に登ってから着座 / ポッキーの箱を掲げ )いっしょにおやつ食べよう?


  • No.1695 by 逆巻 傑  2024-03-06 13:59:32 



俺もありがとう、一番いい場所に飾ってくれて。( 横向きに腰を下ろした椅子の背凭れに肘をかけ、ダイニングからもよく見える絵を眺めては / 労力に見合うだけの笑顔に此方も口角を上げて応え / 何やら動き出す少女をその場から見守り、やがて隣に登ってくれば体の向きを変えて / 美味しいものをシェアしたいのは昔からかと「いいの?ひなちゃんのなのに」と言いつつも誘いには乗り気に / 飲み物が必要だろうと腰を浮かせると )…そうだ、何か──牛乳飲む?あったかいやつ。


  • No.1696 by 永瀬ひな季  2024-03-06 18:05:17 



いいの、いっしょに食べたいもん。( 働きぶりを褒められたような気がして、いっそうまなじりを下げて微笑み / 貼っただけ / シェアすることにはもちろんと、首を縦に振り / ぺりぺりとお菓子の箱を開けつつ / ホットミルクの提案に元気なお返事 )飲むー!あのね、ちょっとだけおさとう入れたのがいいな…。( 親指と人差し指で〝ちょっと〟を示しながらささやかな要求を加えて / えへ )


  • No.1697 by 逆巻 傑  2024-03-06 18:53:48 



わかった。…じゃあ、手拭いて、100数えて待ってて。( 幼児故の味覚か本来の彼女の好みか、付言された要望に振り返って答えるとウエットティッシュを相手の前へと移動させ / それだけ言い置いてキッチンに向かったなら、牛乳を注いだ二つのマグカップを電子レンジの庫内へ / 1分40秒で取り出したホットミルクは火傷しない程度の温かさ / 1本だけスティックシュガーを添えてダイニングテーブルまで運んで )


  • No.1698 by 永瀬ひな季  2024-03-06 20:00:20 



はあいっ、……、ひゃく…。( 毎度ながらしっかりと元気な返答をしたなら、一旦お菓子の箱を置き / 目の前に置かれたウェットティッシュで手を拭き終えると、とてて…とごみはごみ箱へ / さて、と反芻するけれど5歳児にはスムーズに100まで数えられる自信がなく / 20くらいまでは滞りなく数えると、しかしそこからはゆっくりと間違えないように100までを綴り始め / 両手のひらとにらめっこするように、指折りつつ / とっくに100秒経過 )うーん、しち、ななじゅういち…。


  • No.1699 by 逆巻 傑  2024-03-06 20:51:07 



──…ちょっと早かったな。( 所望の品を持って戻っても未だ続いていた数唱を聞いて独り言のようにこぼすと / テーブルにホットミルクとスティックシュガーを置いて元の位置に座り、隣から覗き込むようにして意思確認を )…持ってきたけど、最後まで頑張る?ひなちゃんも休憩する?


  • No.1700 by 永瀬ひな季  2024-03-06 21:08:53 



……ぁ、う……。( 隣に座る布擦れる音に、はっと顔を上げては覗き込む彼の瞳とぱちりと目が合って / ほんの少し視線を下げた先には、ほこほこ温かそうな湯気の立つホットミルク / 数を止めた指先と、湯気立つそれを交互に見遣ると )…きゅ、きゅうけいする…!( 多分それが冷めても常温でも気にならないような物だったなら、きっと続けていただろう / あったかいものはあったかいうちに! / 双眸をきゅっと不等号に瞑りつつ、それをくださいと小さな手を伸ばして )


  • No.1701 by 逆巻 傑  2024-03-06 21:35:53 



…はい。砂糖は好きなぶんだけ入れて。( 宣言に浅く頷くとマグカップを少女の前へ / 念のため現在のカウント71を記憶しつつ / スティックシュガーの上部分を千切って、相手の受け取る姿勢が整ったならそれを手渡すだろうか )


  • No.1702 by 永瀬ひな季  2024-03-06 22:01:14 



ありがとうございます!…好きなだけ、いいの?( 目の前にやってきたマグカップを目に留めては、お礼を言いつつ両手でもう少し手前に引き寄せ / 幼少期は半分だけと言い聞かせられてきたお砂糖 / 〝好きなぶんだけ〟と聞けば瞳を煌かせ / 両手をぱっと開きスティックシュガーを受け取っては、ざざざ…と5歳児の夢の一本丸ごと投入しようか / 1/4ほど入れたところで、ふと )……すぐるくんは入れないの?

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( / こんばんは* 5歳児のひな季のお世話をありがとうございます…!思いの外、早く仕事が落ち着きましたのでご報告させていただきます。試運転形式によりさくさく進行しているため、このままおやつ→お昼寝の流れかなあと考えておりますが、何かやりたいことがあればご教示くださいませ。次のホワイトデーイベまでの繋ぎとして、18歳児(?)のひな季に戻ってからのやり取りも少しできたらと考えておりますが、不要でしたらご遠慮なくお伝えください…! )


  • No.1703 by 逆巻 傑  2024-03-06 23:17:36 



…ん、俺はいらないから、ひなちゃんがぜんぶ使っていいよ。( 大人からは覚束なげに見える手付きで砂糖が投入される様を、自分のホットミルクに口をつけながら見守り / その最中、ふいに注目されるとカップの縁から唇を離して / 相手とは異なり特段の言い付けのなかった幼少期 )

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(/ こんばんは* ぴょこぴょこ一生懸命動く5歳児ひな季ちゃんに、頭からっぽで癒されておりました。こちらこそありがとうございます…!またお仕事の方が一段落したとのことで、お疲れ様でした。しばらくゆっくり過ごされてくださいね。ロルの方は、眠気促進のホットミルクも仕込んだことですし、私もおやつからのお昼寝かなと考えておりました。此方からは他に挟みたいやりとりもありませんので、そのように進められたらと◎ それから18歳児のひな季ちゃんにもぜひ…!会いたいです! )


  • No.1704 by 永瀬ひな季  2024-03-07 00:11:41 



…うん!( 全部丸ごと使っていいことに、ぱあっと輝く笑みを広げては / 首を縦に大きく振ると、残りの砂糖を投入しきり / スプーンでくるくると混ぜ「いただきます」と合掌してからそっとひと口啜れば甘み広がる優しい味に、ふにゃんと表情を和らげて )…──あまくておいし~…!( それから、いそいそとお菓子の箱と袋を開けて / 一本ポッキーをつまんでは、彼の口元へと短い腕を伸ばしながら差し出して )はいっ、すぐるくん。

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( / 探り探りの5歳児に、少しでも癒しを感じていただけたのならよかったです…!こちらもひな季共々甘やかしていただいて、仕事の疲れの回復が早かったです◎ また温かいお言葉もありがとうございます*
流れについてもかしこまりました、18歳児のひな季までもう少しお待ちくださいませ…! / 蹴り可 )


  • No.1705 by 逆巻 傑  2024-03-07 08:36:18 



…、ありがとう。…いただきます。( とろける表情を横目に、浅く弧を描いた口元はまたホットミルクを一口 / そこへポッキーが差し出されるも、少女の持つ少し上を三本指で摘んで受け取り / 相手が自分の分を用意するのを待ってから、漸く齧って )…久々に食べたな。…ん、甘くて美味しい。


  • No.1706 by 永瀬ひな季  2024-03-07 11:15:04 



…、( 口元まで届かなければ、そのまま手でポッキーを取られちょっと残念気味に眉尻垂らすも / 自分もポッキーを一本つまみとれば、一緒にぱくっ / 共に食べれば美味しさもひとしお )…ねっ、おいしいね!( 一通り遊んだ後のおやつはまた格別で、美味しさに表情を綻ばせつつ食べ終えては / また一本取り出すと、短い腕を一生懸命伸ばしながら彼に向け / 腕ぷるぷる )はい、あーんしてっ。


  • No.1707 by 逆巻 傑  2024-03-07 12:19:27 



…や、自分で食べられ──…( ポッキーの甘さと懐かしさが体に沁みて、噛み締めるように味わいつつ1本食べ切ってしまえば / 再度、今度ははっきりと手ずから食べさせようとする相手にやんわりとした辞退 / しかし健気な姿に言葉を止めると、根負けして先端へと顔を近付け薄く口を開き / 上下の歯をそこに添えては、パキッと音を鳴らして折って )


  • No.1708 by 永瀬ひな季  2024-03-07 16:54:52 



えへへ、いいこだねぇ。( それはまるで野良猫が手から餌を食べてくれたような / ぱあっと表情煌めかせつつ、感動でほんのりと頬は赤み帯び / 嬉しそうに双眸緩めては猫にでも呼びかけるように〝いいこ〟と / 満足したのか手元のポッキーを食べつつ「もっと食べていいからね」とお菓子の袋を彼側に寄せて )


  • No.1709 by 逆巻 傑  2024-03-07 20:37:10 



…、( 喜色満面の少女に照れとも困惑ともつかない複雑な表情浮かべ / 黙したまま口の中のポッキーを噛み砕くと / 幼子を相手にするような言い振りに、猫を連想されているとは思わず / そばに寄せられた袋から遠慮なくもう1本抜き出しつつ、ゆるりと首を傾げざま直感をそのまま声にして )…、お姉さんしてる?


  • No.1710 by 永瀬ひな季  2024-03-07 21:59:22 



ううん、おねえさんじゃなくて、……。( おやつタイムにご機嫌そうに、テーブルの下の足を左右ばらばらに前後に揺らして / ホットミルクで暖を取りつつ、問い掛けにはゆるゆると首を左右に振り否定 / 何もない空間を見上げながら考えること数秒 / 視線をホットミルクに反射して映る自分へと戻しては / 多分、どちらかというと )…飼い主さん?


  • No.1711 by 逆巻 傑  2024-03-07 23:00:50 



えっ。飼われてんの俺…( 思いもよらぬ答えに素の声が洩れ / 衝撃に目を見開いた後、複雑そうな表情はより一層複雑そうに / 何となしに相手の視線を追って同じ水面を眺めては、いつからそう思われていたのだろうかと悶々と考えだして )


  • No.1712 by 永瀬ひな季  2024-03-07 23:27:53 



あ…でもね、まだのらねこさんだから、ほんとの飼い主さんじゃないの。おかあさんに飼っていいか、お話ししなきゃ…。( 半分ほど飲み干したホットミルクが入ったマグカップをテーブルに置くと / 片手を左右に振りつつ、飼い主はあくまで予定と告げては / はた / まっすぐに彼を見つめながら、真剣な表情で小首を傾げ )……、すぐるくんって、どこかのおうちのねこちゃんだったりする?いっぱいかわいいねってされてたら、毛並みがいいって、おかあさんが言ってた!( ふわふわとした手触りを思い出しては、記憶の情報と一致したようで / 視線は髪に )


  • No.1713 by 逆巻 傑  2024-03-08 08:45:34 



こんなでかいの連れて帰ったらお母さんもびっくりするんじゃねぇかな…。( 少女が喋りだすと目線は再びその横顔へ / 段々と彼女の中での設定が読み取れてくるも、やはり何かが邪魔をして猫扱いを完全には認めず / それから少し前に聞いたペットの話を思い出して「っていうかひなちゃんち、もう飼ってる子がいるんじゃないの」と尋ね )……、飼われてはない。遊ばれてる。( 思い当たる節があるのか、返答までに絶妙な間 / ちらりと背後の壁へ目をやると、視線と共に声のトーンも下げて )


  • No.1714 by 永瀬ひな季  2024-03-08 13:43:41 



ひな知ってる!そういうの、さぷらいずって言うの。( 煌めく純粋な瞳で告げるも / 犬の話題には、はっとして衝撃マークを浮かべ / 「…い、いる…、なかよくできる?」と飼う前提の質問を神妙な面持ちで尋ね )?…じゃあ、一人じゃないから、さびしくないね?( どこか遠い目をしているような気がしなくもないけれど、お友達がいるのなら!と5歳児の脳は考えて / 手を伸ばすも少し距離が遠く、エアなでなで / 様子を窺うように小首を傾げつつ、にぱっと笑み浮かべ )もし、それでもさびしかったら、ひなもいるからね!


  • No.1715 by 逆巻 傑  2024-03-08 18:37:01 



…、( サプライズで済ませてくれれば良いけれど、という心中は胸の内に / 思い浮かべるのは映画の怪物と出会うシーン / 気の早い問いには「向こうの態度次第かな」とそっぽを向きつつ傲慢に答えて )…ん、ひなちゃんといると元気出る。( 何やらポジティブに勘違いしたらしい返答には依然として微妙な面持ちを浮かべるも / 面影のある笑みが眼前に広がると、彼女のおかげで明るくなった日常を思って柔らかく破顔し / 直なでなで )


  • No.1716 by 永瀬ひな季  2024-03-08 20:55:48 



……、ラッキーは、ひなにはすぐわんわん吠えてくるけど、ラッキーよりすぐるくんの方が大きいから、吠えないと思うよ?( ほんとに猫ちゃんみたい…と彼の態度に目を留めてから、何もない空間見上げぽやんと思い返す日常 / 祖父が付けた犬の名前を口にしつつ、大きさで優劣の判断したようで小首をこてんと傾げ )ほんとうー?えへへへ、うれしー!( 大きな手のひらが小さな頭を柔く撫でては、言葉も相俟って嬉しそうに無邪気に表情を綻ばせ / 小型ポメが短い尻尾をぴこぴこ振るように、テーブルの下の足をぱたた )


  • No.1717 by 逆巻 傑  2024-03-08 21:58:28 



…弱肉強食なんだな、ひなちゃんち。( まるで自然界のような序列につい澄ました表情も崩れ、視線を戻し / 想像していたものと異なる両者の関係値に、「ラッキーと仲良くしてる?」と早速得た情報を用いつつお節介を焼いて )…、ひなちゃんは、大きくなったら何になるの。( 先刻からの受け答えに天賦のアイドル性を感じ取れば / ふとアイドルを目指す前の彼女の夢は何だったのだろうかと気になって / 全くの興味から聞き出そうと )


  • No.1718 by 永瀬ひな季  2024-03-08 22:24:31 



じゃ…じゃくにく、きゅうきょく?( 5歳児には難しい単語に、きょとんと双眸をぱちぱちしつつ / 問い掛けには尻込みするように眉を垂らしながら「んん…、吠えてくるのちょっと、こわい。でもご飯あげてる時はかわいい!」 / すぐに、ぱっとした笑みを浮かべ )ええっとね、ひなはね、大きくなったらお花屋さんになりたい!( ご機嫌に音符を周りに浮かべつつ、残りのホットミルクを啜っていればふと投げかけられた質問 / 花が可愛いから、花を見るとみんな嬉しそうだから、なんて単純な理由の職業 / それをにぱ、と花咲く笑みで答え )


  • No.1719 by 逆巻 傑  2024-03-09 14:49:31 



きょうしょく。( 発音の訂正はするものの、そのうち18歳に戻ると信じているせいか意味の説明は省略 / 飼い犬への姿勢に「それでか…」と餌付けされた理由への得心がいくと / 「ラッキーに吠えられないように、ひなちゃんも早く大きくなんないとね」といよいよ中身の減ったマグカップを見遣って )へぇ……、可愛いから?( 幼女の将来の夢としてメジャーな回答に、微笑ましげに目元緩め / 〝お花屋さん〟自体に可愛らしいイメージがあるからだろうかと自身の幼少期を回顧しつつ予想して )


  • No.1720 by 永瀬ひな季  2024-03-09 19:50:50 



…きょうしょく。( 発音を訂正されれば、その言葉の意味は分からないもののぽつりと反芻し / さながら生徒と先生 / 成長に関して元気に頷いては「うん!すぐるくんよりも大きくなるかなあ」なんて無邪気に零しつつ / 空になったマグカップをテーブルに置くと、ごちそうさまでしたと両手合わせ / ホットミルクのせいで体がぽかぽか温まれば、自然と誘われる眠気に軽く片目を擦って )うんっ。かわいいし、みんなかわいいお花見ると、ちょっとしあわせな気持ちになるでしょ。それのお手伝いがしたいなあ。すぐるくんは大きくなったら何になるの?( 一生懸命に辿々しくも言葉を並べ伝えきっては、朗らかな笑み浮かべると / 続けて子どもならではの無垢な問い掛けを )


  • No.1721 by 逆巻 傑  2024-03-09 22:22:49 



たくさん食べてたくさん寝たら、なるかも。( 温順な復唱に小さく頷いたなら / 13年後の姿を知りながらも無知ゆえの夢想を否定せず / 礼儀正しい挨拶を聞けば、また遊びだすかと此方もマグカップを空にするけれど / 瞳のとろんとしたような相手に気付いて「…眠い?」と問い掛け )…、立派な……。( 予想よりも遥かに殊勝な志に瞠目ののち感嘆し / 返る質問には「俺か…」と暫しぼんやり前方を見つめてから「…何になろう?」と少女に尋ねる始末 / 野心ゼロ )


  • No.1722 by 永瀬ひな季  2024-03-10 01:09:35 



そしたら、すぐるくんのこと、今度はひながだっこしてあげるね。( 大きくなれることを信じてやまない無垢な瞳で、拳をぐっと握り / 13年後でも正直だっこできそう / 夢の世界に入るには、どこか名残惜しいのか「…うんん」と肯定も否定も混じったような返答 / しかし眠気には逆らえぬ5歳児の体 / 小さくこくんと頷いて )えへへへ。…、じゃあひなんちのねこちゃんになるといいよ!( 立派と褒められては、後頭部に手のひらを当てながらはにかみ笑い / ぼんやりと定まらぬ将来の夢に、ひとつ候補を授け / にぱ )


  • No.1723 by 逆巻 傑  2024-03-10 11:39:44 



楽しみにしてる。( 成長した少女の細腕が過るけれど、夢を膨らませる純粋な顔ばせには薄い笑みで応え / 返事から頷きまでじっと眼差しを注げば「…お昼寝しようか」と眠りに誘うような柔らかな声音で促し / 特段抵抗がないようなら、今度は向かい合うように抱きかかえてベッドまで連れて行くだろうか )…、まだ推してたんだ、それ。( 一時的なままごととして猫の役割を与えられたのかと思っていれば、存外強い推薦の意思に少々面食らい / 僅かに眉下げると返事は濁して )


  • No.1724 by 永瀬ひな季  2024-03-10 12:57:41 



まかせてっ。( どことなく誇らしげに微笑んでみせると / お昼寝を促す言葉を受け入れるように、短い腕を伸ばして彼の首元に抱き着いては / お昼寝のおともを求めて「絵本…」と小さく甘えるように溢して )うん、そしたらいっしょにいられるもん。( 感性は成長しても一貫しているのか、彼のことは5歳児の今もすっかりお気に入りで大好きな存在になりつつあれば / 表情柔らかに、ひたすらに無垢な気持ちを晒し )


  • No.1725 by 逆巻 傑  2024-03-10 14:03:26 



…絵本。( 信頼を感じる仕草と幼子特有の甘い香りにすっかり庇護欲を刺激されては / 耳のそばで呟かれた単語を口の中で繰り返しつつ、床に置かれたままのリュックを探し / その中から片手で絵本を取り出すとまっすぐベッドへと向かって、少女を寝かせてから自分は縁に座り )…じゃあ、なりたいものが見つからなかったら、そうしようかな。( 発言の真意が語られれば意外そうにひとつ瞬き / 依然濁した返答ではありながら、その健気さに心動かされた様子が見て取れるようで )


  • No.1726 by 永瀬ひな季  2024-03-10 14:49:46 



……、すぐるくんも、いっしょがいい。( ふかふかの布団に包まれれば、そちら側へ向くように体を反転させると / 広いベッドの上にちっぽけな体がひとつはなんだか寂しくて / ぽむ、と隣の空間を手のひらで押さえては眉尻垂らしつつ告げて )えへへ、いいよーっ。( ゆらり動いた彼の心に満足げに笑みを深めては / これから見るだろう夢の中で、大人になった自分の隣で、彼が静かに揺蕩う月のように柔らく笑う姿を夢視るだろうか / 割愛可◎ )


  • No.1727 by 逆巻 傑  2024-03-10 15:26:58 



…眠るまでいるよ。( 持ってきた絵本を枕元に置き、もう片方の手は少女の胴の辺りに乗せたところで / 小さな手が隣へと誘導するも、一度は言葉で説得を試み / しかしそれに肯きが返らないようなら、自身もベッドの上へと身を横たえるはずで )


  • No.1728 by 永瀬ひな季  2024-03-10 16:40:26 



…、ねむったらいなくなる?( 日中の時間が楽しかっただけに、彼の口振りにいなくなることへの不安を覚えてしまえば / しょも、眉尻を垂らしながら縁に座る彼を見上げて )


  • No.1729 by 逆巻 傑  2024-03-10 17:08:56 



…、いるよ。( 問いと寂しげな眼差しに相手の憂惧を読み取れば / 少し視線を交わらせた後に、改めて制限を取り払った約束を / それを証立てるかのように毛布を捲ると、もぞもぞと同じ布団の中に潜り込んで )


  • No.1730 by 永瀬ひな季  2024-03-10 17:40:18 



( 布団の中に入ったのを見届けては〝よかった〟とほぐれた表情に変わり / もぞ、と身を寄せ距離をもう少しだけ縮めたなら、ようやく満足したようで / 眠りの準備をするように静かな声音で問い掛けて )なんのおはなし読んでくれるの?


  • No.1731 by 逆巻 傑  2024-03-10 18:38:48 



えぇと… 〝ブレーメンのおんがくたい〟( うつ伏せの姿勢でよく見もせずに掴んできた絵本と向かい合うと、そのタイトルを読み上げ / 反応を窺うように目だけで隣をちらりと見て )…知ってる?


  • No.1732 by 永瀬ひな季  2024-03-10 20:08:11 



しってる!えっと、どうぶつさん達が、こうしてる…?( こくんと頷いては、軽く握った手のひらを交互に重ね上げるようにして / つまりは表紙のみの知識のようで / ちらりと視線を彼に向け窺って )


  • No.1733 by 逆巻 傑  2024-03-10 22:47:26 



…そう。こうしてる。( 相手の表さんとするものにぴんと思い当たり、本を傾けて表紙を向けて見せ / 正解とでも言いたげなアイコンタクト / それから表紙を開けば、ゆっくりと文字を追いだして )むかしむかし、ある人が──…


  • No.1734 by 永瀬ひな季  2024-03-10 23:53:32 



…──( 照らし合わせるように向けられた表紙が正解を物語ったなら、満足げに双眸緩ませ / やがて穏やかに朗読する声と、時折紙を捲る音だけが空間を占めていけば / 日中燦々と煌めいていた双眸は、次第にもったりとした瞬きに変わっていくといつしか、くうくうと静かな寝息を立て始め )


  • No.1735 by 逆巻 傑  2024-03-11 08:32:47 



──…おれたちは、ブレーメン、へ…。( 普段とさして変わらぬトーンで文字を声にしてゆく最中、隣から寝息が聞こえることに気が付いて朗読を止め / そっと本を閉じると、そのままサイドテーブルへ / 自身も枕に頭を預け、見慣れた顔よりずっと幼い寝顔をひと撫でしては / 種々の想念に考えを巡らすうちに瞼が重くなり、いつの間にか一緒に眠ってしまって )


  • No.1736 by 永瀬ひな季  2024-03-11 12:45:33 



( なんだか長い夢を見ていたような気がする、それもまるで小動物にでもなったような / 身も心もあったかくて心地良くて、目醒めたくないような / けれど、揺蕩っていた意識はさらりと顔に掛かる髪の擽ったさによって引っ張り上げられて )───…んん、……なんか、重…?( もぞ、と微かに身動ぎつつ手元のぬいぐるみ?を手繰り寄せ / 睫毛震わせつつ双眸を押し開けていけば / 抱いていたのはぬいぐるみではなく、人の腕 / 双眸ぱち、瞳だけ上に )っえ、なん、すぐ…っ!?( ぱ、と手を離し〝なんで、傑さんが〟の意 / 予想外の近さやら状況に瞠目しながら体温も鼓動も急上昇 / ベッドの端の方へと後退していき )


  • No.1737 by 逆巻 傑  2024-03-11 14:03:08 



……、…寝て…、…ひなちゃん、( 物音と声に意識を揺り起こされては薄らと眼を開き / 眠っていたことすら自覚のない頭は状況を理解しようと鈍く回りだして / ぽつぽつと思考の欠片を口から零す折、漸く目線の先に18歳の少女を見つけると / 自分は今まで夢を見ていたのだろうかと、睡気を引きずったままのふわふわとした口調で、相手に尋ねているようにも自問しているようにも聞こえる問いを )──…夢…?


  • No.1738 by 永瀬ひな季  2024-03-11 20:49:13 



わ、すみませ…っ──( 間もなく彼が双眸をとろんと薄く開けて起き出したなら、うるさく起こしてしまったかと衝撃マーク浮かべながら焦りつつ、布団に手をつき上半身を起こし / 寝起きかわいい、かっこいい、なんだか色気さえ…なんて渦巻く混乱の中でも思えば )はひ…っ、…ゆめ…?( ふいのひなちゃん呼びに瞳揺らし、動揺の肯定 / すっかり冴えた双眸をぱちぱちと瞬いては / いろいろ気になることは多いけれど、ベッドの端から少し相手側に近寄ってはそっと問い掛けて )どんな夢、見てたんですか?


  • No.1739 by 逆巻 傑  2024-03-11 21:09:51 



…ん…ひな季さんが5歳児の姿になって──…( 相手が身を起こすことで布団が剥がれるから、自身もゆらりとマットレスから上半身を離し / 落ちかける瞼をそのままに目を瞑った状態で見た夢を語るも、次に開けた時に視界に映るのは読み聞かせた絵本 / それに何よりこの状況が現実であったことの証左で / 質問への答えを途中で区切っては、逆に問い返し )…ひな季さん、今までの記憶って、


  • No.1740 by 永瀬ひな季  2024-03-11 21:31:33 



5歳児、……記憶?( きょとん、と双眸を丸くすると何のことかと小首を傾げては / 傾げた視線の先に映るのは、壁に貼られたぬりえ / その瞬間に、しゃぼん玉が弾けたように思い出される記憶の欠片たち / こめかみに指先を添えながら、追い付かない記憶の情報処理に瞳を揺らし )──…あ、あれ、あの絵…夢の中に出てきた…?


  • No.1741 by 逆巻 傑  2024-03-11 21:53:06 



……夢?( 思い当たる節のなさそうな様子に、さすがに記憶は残っていないかと承知した矢先 / 5歳の少女に贈った塗り絵に対して相手が反応を示したなら、摩訶不思議な現象に理解はできないものの察しはついて / 混乱している目の前の顔を前方からそっと覗き込むようにすると、自分も信じられないといった調子で助言を与え )…それ、たぶん、夢じゃないすよ。


  • No.1742 by 永瀬ひな季  2024-03-11 22:27:01 



え、ええぇ…?いったい何が起きて…、……。( こめかみに添えていた片手を両手に増やして頭抱えては、大混乱で口を波線状にすると / 信じられないけれど、段々はっきりとしてくるのはどうせ夢だからと散々甘えた5歳児としての記憶 / 夢じゃなかったなんて… / さっとその場で正座しては、三つ指ついて深々頭下げ / 穴があったら入る勢い )そ、その節は大変お世話になりました…!!


  • No.1743 by 逆巻 傑  2024-03-11 22:59:39 



…え。や、それはいいんすけど…、( 遅れて事態を把握したらしい相手の勢い付いた謝罪に目を丸くすると、咎めることも恨み言もなく / ただ思い出される様々の場面に18歳の彼女の意識も介在していたと知れば、幾許かの気恥ずかしさを覚えて / 下げられる頭から視線を横にずらしては、僅かに沈んだトーンで独り言のようにぽつり )…記憶、あるんすね…。


  • No.1744 by 永瀬ひな季  2024-03-11 23:22:15 



はいっ…!えっと、なんか遊んでもらったり、絵を描いてくれたり、おやつ食べたら眠くなってきて、…ふふ、夢の中なのに眠くなるんだ~って思って、それで……それで…。( ぱ、と顔を上げながら体勢を戻しては、こくりと頷いて / 正座のまま指折り数えていくお世話になった出来事たち / 脳裏に和やかな空間を思い返しながら挙げていくものの、だっこで運んでもらったのは妙に恥ずかしく / 頬をじわりと染めながら言葉詰まらせては、同じ方向に視線を下げて )えっとあの、おはようございます…。


  • No.1745 by 逆巻 傑  2024-03-12 12:11:39 



…ん、おはようございます。( 次々と懐っこく話す様は未だ鮮明に残る幼少期の相手を彷彿とさせ / しかしじきに滑らかに回る口が躊躇いがちにつっかえ、どの光景を思い浮かべてか赤らむ頬は紛れもなく今の彼女のもので / 彼女も──いや、彼女の方が気恥ずかしいのだと察すれば、微かに孕んでいた声の強張りを解き / 存在を確かめるように頭の丸みに優しく触れては、そのままぽんぽんと数度撫でて )…とりあえず、無事に戻れて良かったです。


  • No.1746 by 永瀬ひな季  2024-03-12 15:38:36 



えへへ、ほんとに…!──…手を伸ばしたら届くって、嬉しいですね。( ふいに頭を優しく撫でられると、視線を彼の瞳へ戻しては柔らかくまなじりを下げて / それから徐に手を伸ばしては、近いようで遠かった距離はすぐに埋まり / 彼の髪にそっと触れてみながら破顔し )もしすぐるく──…傑さん、も、5歳児になったらわたしがお世話するので、安心してくださいねっ。( あるかもしれないし、ないかもしれない展開 / へへ、と無邪気な笑み浮かべながら申し出て )


  • No.1747 by 逆巻 傑  2024-03-12 18:26:28 



あぁ──…全然届いてなかったすもんね。( ポッキーを口元へ運ぼうとする時、頭を撫でようとした時、長さの足りなかった幼い腕を思い出し / 髪から離れ下ろされる腕を肘から捕まえ、重力に従ってするりと手首まで滑ると、検分するようにそこに目を落として / ふとこれだけ急成長したとあっては体に負担が掛かるのではと考え至り、「…体、何ともないすか?」と顔上げ / 「つらかったりしたらまだ寝てていいけど」と続けては、先程まで彼女が寝そべっていた辺りにちらりと視線向けて )…、怖いこと言わないでください。( 不穏なもしも話にすっと青ざめ / あながち有り得ないとも言えないだけに芽生える憂慮 )


  • No.1748 by 永瀬ひな季  2024-03-12 20:12:29 



……ん、へーきです。…平気だけど、( 下ろそうとした手を受け止められると、双眸ぱち / 気遣ってくれる相手が愛おしくて、きゅうと細めた双眸をほんのり色付かせては / ふ、と寝ていた場所に一度移しつつ、「…もうちょっと寝てたいかもしれないです、…一緒に」ゆるく彼の手を引きながら、体を倒していけばそのままこてんと枕に頭預けて )えーっ、いっぱいよしよしして可愛がる気満々なのに…!絶対可愛いもん…、いつでも大歓迎ですから!( 憂慮する一方でウェルカム体制で / 眉尻を垂らしながら拳をぐっと両手に握っては / 歓迎ムードであることを口元に掌を添えつつ、壁に向かって訴え )


  • No.1749 by 逆巻 傑  2024-03-12 21:31:40 



…、やっぱりまだちょっと5歳児残ってます?( さして力のこもらない腕に引っ張られてぽす、と枕に頭を埋めると、手は握りも離しもしないまま二人の間に投げ出し / しんと静まり返った室内で暫し見つめ合ったなら、幼少時と同様の寂しがりが顔を出したのかと、尋ねるというより相手の意図を確かめるようにそっと問うて )──あっ、こら…!絶対他にもっと楽しいことあるから!( 壁に直接訴えだすのを見れば、慌てて両手首を掴んで阻止 / ぐ、と自分の方を向かせようと / 必死 )


  • No.1750 by 永瀬ひな季  2024-03-12 22:09:04 



え。の、残ってな──っ…くも、ないかな…?……ほんのちょっとだけ、残ってるかも…。( 子どもっぽいと見られたかと、微かに瞠目しつつ恥じらって否定を / 残ってることにしたら甘えていいのかな / ふと過る想いにより主張を反転させては、視線を逸らし / ほんのり頬染めつつ、視線を合わせないまま繋いだ手を小さく肯定紡ぐ口元へそっと引き寄せて )!──…、ふ、ふふっ、傑さんすごく必死…!( 普段とは違う力強い必死の阻止に、抵抗なくそちら向かされれば双眸をぱちと瞬いて / 一瞬どきりとするけれど、時間差で込み上げてくる笑み / くすくすと笑みを溢しながら「傑さんとならなんだって楽しいですけどね」 )


  • No.1751 by 逆巻 傑  2024-03-12 23:06:30 



…じゃあそういうことで。( そこはかとない怪しさはあるものの、ふっと笑むと相手の言い分を受け入れ / 此方を見ない彼女に、人差し指を軽く動かして指の甲で顎の下を擽る悪戯 / それによってさらに笑みを深めては、天井側の空いた手で毛布を手繰り寄せ、元通りに掛けて「おやすみなさい」 )…、だったら5歳児にしなくて良いじゃないすか。( 普段なら嬉しい台詞もこのタイミングでは複雑で / 二度目を警戒して両手首を拘束したまま、じ…とチベスナ顔 / 「…あの人ひな季さんに弱いから…」と呆れた風に溜め息吐きつつ )


  • No.1752 by 永瀬ひな季  2024-03-13 09:04:34 



…──うん。( 犬猫にするように顎下を擽られては、きょとと瞬いて視線を合わせ / 悪くないどころか見えない尻尾を揺らしながら柔らかに微笑んで / 手をゆるく繋ぎ彼の方向を向いたまま「おやすみなさい」と静かに双眸を閉じて )〝なんだって楽しい〟の中に5歳児も含まれてるので…。( 身動きできない状況でも警戒心なく、えへへと表情緩めて / 「わたしは二人に弱いので、多分この中じゃ弱小ですね」とどこか楽しげに笑って )


  • No.1753 by 逆巻 傑  2024-03-13 12:36:08 



物好きな……。( これ以上の説得は不可能と踏んでは諦念の滲む呟きを洩らし / 同時に両手首を掴む力も少し揺らせば振り解ける程に緩み、やがてやんわりと離れて / 一連のやりとりから相手の自己評価には懐疑的に )…そうすか?俺の中では最強だけど。

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(/ 背後より失礼致します…!頃合いかと判断して上部は〆させていただいております。また以降はメタ雑談の方いつでも蹴り可ですので◎ 5歳児ひなちゃんとの交流、ただひたすらに癒しでした…。一挙手一投足が可愛らしくて、一生懸命動くところも元気なお返事もお利口なところも、一人称が『ひな』なのも『すぐるくん』呼びも全部にほこほこしておりました。最後にいつものひな季ちゃんともお話できて、さらに癒され大満足です…!ひな祭り交流、ありがとうございました* )


  • No.1754 by 永瀬ひな季  2024-03-13 20:21:39 



物好き…、傑さんのことが大好きなだけだもん。( 緩められやがて解けていく手の拘束を眺めつつ、ぽつり / 視線を彼の瞳へと向けては、小首傾げつつ薄く笑みを広げながら単純明快な理由を告げると / 双眸をぱちりと瞬かせては、ゆるゆる表情を緩ませていき )──…傑さんは、わたしに弱いってことになっちゃいますね、えへへ。そうなると…三竦みならぬ四竦み…?こっちのわたし達は、さっきのお絵描きセットで描き出してみませんか…!( 唐突にへび・カエル・かたつむりの三竦みの構図が思い浮かび / けれどここは四人のため言い換えてみては / こっちの自分は二度寝することなくお絵描きへと興じるだろうか / メタ )

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( / 〆ありがとうございます、こちらもメタですが〆とさせていただきました◎
毎度、可愛いとたくさん褒めてくださってありがとうございます…!幼すぎたかなあと少々心配でしたが、癒しを感じていただけたなら安心しました*
本当にたくさんお世話していただいて、面倒見の良さが窺えて非常に尊かったです…。5歳児が相手ということもあって物腰やわらかな感じが刺さり、壁としては大満足なやり取りでした…!終始和やかな空間で、こちらとしてもとっても癒しとなったひな祭りイベでした!お昼寝まで叶えていただいて、たくさん甘やかしてくださりありがとうございました* )


  • No.1755 by 逆巻 傑  2024-03-13 21:04:43 



(/ 綺麗な〆をありがとうございます…!むしろいつも自重して言い足りないくらいですが、ひな季ちゃんは本当に可愛い…可愛いです…( 噛み締め ) 幼児相手に言葉遣いが丸くなったことにも気付いてくださり、さすが背後様…と敬服いたしました。今回は親戚のお兄さんくらいの感覚でしたが、いつか自分の子どもなんて生まれた日にはさらに甘々になるんでしょうね、すぐるくん…。( 蹴り可◎ )

さて、次のホワイトデーイベですが、バレンタインと同様に平日ということで、アイドル活動オフの日想定でひな季ちゃんの学校に放課後突撃させていただこうかと…!せっかくのオフに用事を作らせるのは忍びないからとお返しをさっと渡してさっと帰るつもりが、事前にアポを取っていたおかげで「えっ予定空けてたのに…」と言われて放課後デートに突入。価値の差はあれどバレンタインに一応お互いチョコを渡しているので、お返しのお返し、お返しのお返しのお返し──と、お返しを口実に普通に遊んじゃう無限お返し編に持ち込みたいです…。つらつらと妄想を語ってしまいましたが、何か不都合があればご遠慮なく却下してくださいませ…! )


  • No.1756 by 永瀬ひな季  2024-03-13 21:36:32 



( / たくさんひな季のことを愛でていただいて嬉しい限りです…!!逆巻さんこそかっこよさと可愛さを兼ね備えつつ、背後様の麗描写により綺麗さも加わっていて、容姿も性格も言動も本当に毎度のことながらとっってもツボです。沼が深すぎます…とだけお伝えさせてください* ※蹴り可

ええ~っ、学校まで来てくれるなんて…!生徒たちが「あの人誰?かっこいい…!」とざわつきそうです。後々の文化祭イベで「あの人、前にも来てなかった?」と再びざわつく女子生徒たちが目に浮かびます…。背後は高みの見物ができて嬉しいです() 無限お返し編…覚めないでほしい楽しい時間が流れそうですね* 不都合なんて全くございません!ぜひぜひその方向でよろしくお願い致します。いつも素敵なご提案ありがとうございます…! )


  • No.1757 by 逆巻 傑  2024-03-13 22:01:40 



(/ 注がれる女子高生たちの視線に、不審者だと思われてるんじゃないかとびびってそっとマスクを外す逆巻が見えます…()今回の件でひな季ちゃんに恋する男の子だったり親衛隊的な存在だったりに目を付けられて、文化祭イベで絡まれる展開も面白そうだなと思っているのですが、主眼のジンクスが邪魔されるのは避けたいので悩みどころ…。此方こそいつもモチベ爆上がりの反応をありがとうございます、ご賛同いただけて嬉しいです!ちなみに、ホワイトデーのお返しはお菓子の形の入浴剤を考えておりますが、キャンディ(バスボム)、ロリポップキャンディ(バスボム)、ドロップ(半透明のバスカプセル)、マカロン(バスフィズ)の中だとどれがお好みでしょうか…! )


  • No.1758 by 永瀬ひな季  2024-03-13 22:21:50 



( / かえって色めく声が増えそうでおもしろいです()親衛隊にはなんだか相馬くんが入っていそうな気がする(むしろ隊長くらいの勢いな)のでそちらは大丈夫そうですが、ひな季に恋する男の子の動きは悩みどころですね…。追々、また何か浮かぶかもしれませんしイベントぎりぎりまで悩みましょう◎ お返し選んでもいいんですか…!全部可愛くてうきうきしてしまいましたが、中でもドロップのバスカプセルに強く惹かれました* )


  • No.1759 by 逆巻 傑  2024-03-13 23:09:16 



(/ ひな季ちゃん早く来てくれ…()わぁあ、親衛隊隊長の相馬くんが二人の決定的な瞬間を見ちゃうの、可哀そ面白いですね…。第二部の最後に匂わせ写真事件の後日談も入れ込んで、春名さんの過去形告白とのツーコンボ決めたい欲あります() 私も決めきれなかったのでズルしちゃいました…* ではではバスドロップにさせていただきますね。開始ロルは書き上がり次第置いておきますので、こちらへのご返信は任意です◎ )


  • No.1760 by 逆巻 傑  2024-03-14 00:00:24 



( 『明日の放課後、時間作れますか?少しで構わないので』から始まり、『じゃあ、また明日』で終わっているトーク画面を閉じれば、丁度終業のチャイムが背にした校舎から聞こえてくる。バレンタインから丸一ヶ月、ホワイトデーと呼ばれるこの日にクライアントの通う高校に赴いたのは、無論受け取ったチョコの返礼を渡すためで。贈られたのが義理相当のそれだったのなら一月も持ち越すことなく当日渡した〝感謝のしるし〟で手打ちだろうが、あれだけ気持ちと気合いの入ったものを貰ったのではそういうわけにもいかない。ブラウンチェック柄でダブルボタンのツイードテーラードジャケットに、下はスラックスとやや厚底のローファー、そして手には紙袋を携えて校門脇で一人の女子生徒を待てば、じきに構内からは高校生達の元気横溢した声が響きだし )


  • No.1761 by 永瀬ひな季  2024-03-14 03:34:53 



( / 逆巻さんが背後様に遊ばれて()、不憫な感じも大好きなのですが相馬くんの不憫さもまた大好きです…!本当に良いキャラしてますね…。ツーコンボ!文化祭イベントもまた大きな盛り上がりポイントなので賛成です◎ 当日まで何をプレゼントしてもらえるのか気になるどきどきも好きですが、こういうのもまた一緒にショッピングしている気分になっていいなと思いました…また決め兼ねた時はいつでもズルしちゃってください*

開始ロルありがとうございます、しかも0時ぴったりに!逆巻さんお洒落~っ…やや厚底ローファーの足元も可愛いです!寝落ちしてしまってたので、ひとまずこちらのお返事だけ失礼致します。お昼頃までには、ひな季向かわせロルをお持ちしますので、しばらくお待ちくださいませ…! / こちら蹴り可です◎ )


  • No.1762 by 永瀬ひな季  2024-03-14 11:58:33 



( オフの日に逆巻さんがわざわざ学校まで会いに来てくれるなんて──そんな喜びと期待溢れる今日は、授業中も密かにそわそわと昨夜から変化のないトーク画面を無駄に眺めたりして。今日がホワイトデーという認識はあるけれど逆巻さんからはあの日貰ったし、クラスの女子全員で割り勘し市販チョコをたくさん買って男子にあげる義理チョコバレンタインに参加し、そのお返しとして、今度はクラス男子全員から市販のクッキーを貰ったくらいで、個人的にホワイトデーはそれで終わったものと認識している。どんな用かな、仕事の話かな──早く会いたい。そんな日に限って今日の最終授業はいつも授業が長引きがちな日本史。帰る生徒や部活へ赴く生徒たちですぐそばの廊下が賑わいだし5分ほど経ってから漸く授業が終われば、号令後すぐにいそいそと帰宅準備を始めて。教材を鞄に詰め込む中、窓際にいる生徒たちから「あれ誰?」「なんかイケメンが校門にいるらしい」ざわざわと声が聞こえだしては、それってもしかして、と浮かぶ該当者一名。ガタッと席を立ち上がっては「みんなバイバイ、また明日ねっ!」とクラスメイトに声を掛けつつ教室を出ては、慌てて3階にある3年教室から廊下を走り彼の元へと向かいつつメッセージを送り )

- - - -

もしかしてもう来てますか?
授業が長引いて今終わりました、
すぐ向かいますね!

- - - -


  • No.1763 by 逆巻 傑  2024-03-14 15:06:01 



( 少し経つとちらほらと校門をくぐる生徒も見受けられるようになり、遅い歩みで友人と談笑する者、急いで部活に向かう者、早々とイヤホンを装着する者と、構内はすっかり放課後の様相を呈し。懐かしい光景の中に目を走らせて見慣れた背格好を探す最中、何やらひそひそと此方を見ながら囁き合う声が耳に届いては、いつの間にか高校生達の視線を集めていることに気が付く。今日の目的は、学生とアイドルの二足の草鞋を履く多忙な少女へ、可及的速やかに返礼を渡し可及的速やかに退散すること。事務所には当然、メンバーと暮らす寮にも郵送できず、仕事で顔を合わせる予定もないとなればこれが一番手っ取り早い方法だろうと信じて疑わなかったが、普通高校の校門脇でハイトーンの髪を晒すことがどれだけ目立つ行為かという考慮を失念していて。不審者だと思われているのでは、という危惧からそっとマスクを取り外すと、その時折良く受信したのは約束を取り付けた相手からの連絡。全顔を晒しても依然注がれる好奇の眼差しに、『急がなくて大丈夫』と打ちかけた返信を『お願いします』に書き換え、祈りと共に飛行機のアイコンをタップして )

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(/ 親衛隊とすぐひなの板挟みで苦悩する相馬くん…、連続で矢印が明かされて一人であわあわしてる様子を想像するだけでも面白いです。応援してくれるか否かは別としても、きっと秘密は守ってくれるし、ずっとひな季ちゃんの味方でいてくれるだろうという安心感もあって、いいキャラだしいい男…。匂わせ写真事件後日談の最後に、諸々整理がついていない中ながら、親衛隊としてかひな季ちゃんの友人としてか「逆巻さん、浮気はダメですよ」とか釘刺されたい…!
一部だけ…と思いつつ長々と失礼致しました!向かわせロル、レアなひな季ちゃんの学校での姿にオタク心を擽られ、仲良しクラスに和みながら拝読しました*  引き続きホワイトデーイベ、よろしくお願い致します…!※蹴り可 )


  • No.1764 by 永瀬ひな季  2024-03-14 20:40:30 



( すぐにメッセージが返り内容を確認すると〝はい!〟と心の中で申し訳なさいっぱいの返事をする。さすが現代っ子は情報が早く、階段を駆け降りる最中にも「校門のとこにイケメンがいるらしい」「誰か待ってるっぽい」「ちょっと見に行ってみない?」なんて声をちらほらと耳にするけれど、だめです、とか言えるわけなく、下ろした髪を靡かせながら只管足早に駆け。昇降口に辿り着き速やかにローファーへと履き替え外へと飛び出しては、昇降口から校門脇の道が曲線しているため、ほとんど黒髪の生徒たちの中にハイトーンヘアがぽつんと浮いているのがよく見えて。確かにこれは目立つ…!と騒がれるのも納得しつつ、「声掛けてみよ!」と沸き立つ二人組の女子生徒の隣を駆け抜け、ぱたぱたとローファーの靴音響かせ校門脇へと漸く辿り着いたならば、緩やかに足を止めながら声を掛けて。3階教室からほぼ休みなく走ってきたせいで前髪を乱し、軽く息切らし肩で呼吸する自分とは対象的に、整った身嗜みに加えて整った顔立ちを晒した彼に双眸をぱちっと瞬かせては、確かにこれは目立つ、と二度目の納得をし )
…──すみませんっ、お待たせしました!はあ…っ、あれ、逆巻さん今日マスクは…?

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( / 相馬くんの釘刺し発言、私にも別意味で刺さります…良い…!恋心を自覚したジンクスのあとに、後日談を持ってくる形で合ってますでしょうか?それでしたら逆巻さんの「わかってる」発言でも心中描写でも返しがあると尚ぐっさり刺さります…が、恋心自覚直後だと難しいでしょうか…。※もちろん任意です。
ひとまず賛成の意をお伝えしたく、こちらも失礼致しました…!こちらこそホワイトデーイベント改めてよろしくお願いします* / 蹴り推奨です◎ )


  • No.1765 by 逆巻 傑  2024-03-14 22:32:36 



…──あ、すみません、せっかくのオフに。
( 人数が増えているようにさえ感じる校門脇で、衆人環視の状況に居た堪れず構内を振り返ることもできなくなっていれば、よく通る耳慣れた声に顔を上げた先、ついに現れた待ち人に心なしかほっと面持ちを和らげ。思った以上に急いで来てくれたらしい相手にまずは挨拶を返すと、親交のある彼女ならではの疑問へ「…マスクつけて高校の前にいると怪しいかと思って」と取り外したまま手に持っていた愛用の黒マスクを見せて。身元を証明する人物が傍に居る今、もう自己を証明する必要はないかと再び紐を両耳に掛けたなら、学校でも有名人らしいアイドルと合流したせいでますます注目度の高まる中、一刻も早く用事を済ませてしまおうと返礼品の入った紙袋を差し出し。キャニスター容器に入った色とりどりの飴擬きはバスドロップと呼ばれる入浴剤で、学業に仕事にと忙殺されているであろう少女にリラックスタイムを届けるための品。それを無難な体裁に整えて渡しては、聞き返されたとて「忘れ物」と繰り返し念押しして、貴重なオフを潰さぬように束の間の用件の終了を告げるだろうか )
…これ、この前の仕事の時の忘れ物です。…、じゃあ、用事、それだけなんで。

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(/ 蹴り推奨とのご配慮を賜りましたが此方も少しだけ…!順番は、文化祭からの後日談の流れで認識相違ありません。二人が付き合っていると誤解した相馬くんが後日談の際に逆巻に釘刺しし、自覚したてで隠し慣れてない逆巻が「…だから断ったでしょ」と返答。それで安心していたものの、その後ひな季ちゃんから付き合っていないと聞いて「…えっ?」→「…あわわわ…」な感じかなと妄想しておりました…!ツーコンボどころかスリーコンボ食らって一気に事情通になってしまう相馬くんの大混乱ぶりが目に浮かぶようです…。そしてずっと誰にも想いがばれてないと思い込んでいる逆巻…。他にも二部、三部の進行やら逆巻のライバルキャラやらご相談したいことがございますので、ホワイトデーイベが終わった辺りでまたお話させてください…!こちらは一旦蹴っていただいて大丈夫です! )


  • No.1766 by 永瀬ひな季  2024-03-15 00:26:25 



いえ全然っ!…会えて嬉しいです。
( 手櫛でぱぱっとぼさついた前髪を整えては、隣に並んでも恥じないほどにはなっただろうか。そのまま手のひらを左右に振りつつ、柔和に笑んで正直な本音を溢すけれど、それは周囲に聞こえないように少しだけ声量を落とし。マスクをしていない理由に、ああ、と手元のマスクを見遣るもすぐに着用されてしまえば、少し残念なような、周りの女子生徒の目もあれば少しほっとしたような。それでも周囲の視線が落ち着くことはなく、場所を移動しようかと思った矢先、本日の用件であるという差し出された紙袋をきょとん顔で受け取ると、何か忘れてたっけ、とその中身を紙袋の口から覗き込んで。「飴──…の、バスドロップ?」一見飴に思われたそれは、キャニスターの上部に貼り付けられた表記シールで入浴剤と知れば、忘れたどころか仕事現場に持ち込んだ記憶さえなければ「忘れ物…?」と不思議そうな瞳を彼へと向けながら聞き返すけれど、忘れ物であると念押されてしまえばぽかんと瞳見つめたまま固まること数秒。もしかしてこれは──。用件が済みそれじゃあこれで、と帰ってしまいそうな彼に、はっとして逃がすまいと彼のジャケットの袖を軽くつまんで )
えっ、まさかもう帰っちゃうんですか…?


  • No.1767 by 逆巻 傑  2024-03-15 18:28:40 



( 当然身に覚えのないであろう〝忘れ物〟を、しかし一点張りで押し通したなら、不可解げな顔もやがて薄らと意図を察したようで。それを確認して踵を返そうとした折、にわかにジャケットを引かれ歩みを阻むような言葉が紡がれれば、今度は此方が意図を解せず瞬目し。用件は本当にそれだけだし、少女の側から何か話がある風でもない。オフの日なら友人と寄り道するなり趣味を満喫するなり特別な予定があるだろうと配慮したつもりでいては、先程とは別角度からあくまで相手起点の肯定を )
…はい。…色々予定もあるだろうし、あんまり時間取らせるのも悪いんで。


  • No.1768 by 永瀬ひな季  2024-03-15 20:41:19 



えっ、むしろ予定空けてたんですけど…。
( お互いに顔を見合わせきょとんとした不思議な時間が流れたかと思えば、彼が口を開き伝えるのはこちらの都合への気遣い。彼のジャケットをつまんだまま再び数秒時間が止まると、双眸をぱちぱちと瞬かせたのを皮切りに予定を空けていたことを明かして。折角オフの日に会えたのにこのままだと本当に帰ってしまいそうな彼を、どうにか引き止められないかと、あわよくばデートできないかと考えた末に閃いたのは、今しがた受け取った〝忘れ物〟を用いた口実で。これが本当にホワイトデーのお返しなのだとしたら、バレンタイン当日にだって感謝のしるしを貰っているしどちらにせよ何かお返しがしたくて。〝忘れ物〟である紙袋を掛けた腕を少し持ち上げ言動で強調しながら、ぱっとにこやかな笑みを浮かべつつ小首を傾げて問い掛け )
…──あ。折角忘れ物を届けにわざわざ学校まで来てくれたんですもん、お礼させてください!このあと空いてますか?


  • No.1769 by 逆巻 傑  2024-03-15 22:28:33 



…え。
( 自身が相手の余暇を気にしたように、相手もまた此方の用事を気にして予定を入れずにいたらしく、予期せぬすれ違いに瞬きも数度機会を逃して周囲で見守る生徒達が何事だろうかと騒つき始めた頃。時間を作らせた以上放置して帰るのも忍びなく、何処かに誘うべきかと行き先の候補を幾つか考量していれば、先に口を開いたのは彼女の方で。お礼を、との誘い文句と共に掲げ示される紙袋は、今し方己の手から渡したバレンタインの返礼品。「いや、それじゃ──」お返しの意味が、と反論しかけたところで、この場ではそれが〝忘れ物〟として認識されていることを思い出すと、既の所で言葉を途切らせ。口実こそ腹落ちしないものの、最後は同じ決定に帰結するため〝礼は必要ない〟と言い直しもせず問いにだけ答えては、ひとまず流れに身を任せることにして )
…、空いてます。


  • No.1770 by 永瀬ひな季  2024-03-15 23:17:56 



よかったあ!──…とりあえず、適当にどこかに移動しましょうか。わたしたちちょっと目立ってるから、先生来ちゃいそうで。
( あくまで忘れ物として受け取ったことが功を成したとでも言えようか、言葉途中で口を噤ませた彼から予定がない旨を聞けば、お礼返しと称したデートができそうで、ぱっと笑みを咲かせながら漸くジャケットに掛けていた指先を解いて。校門脇でそんなやり取りをしているものだから、帰宅する生徒たちの視線を嫌でも集めていれば、ちらりと周囲に目を向けては、口元に手のひらを添えながらこそっととりあえずの移動を提案し。彼が了承したなら、カフェやゲームセンター、雑貨屋さんなどが立ち並び、その他施設へのアクセスも良い駅周辺へと歩みを進めるだろうか )


  • No.1771 by 逆巻 傑  2024-03-16 14:14:47 



…〝ちょっと〟…?
( 少女の動作に此方も自然と顔を下方へ傾けると、告げられるのは移動の提案。姿勢を保ったまま目だけでぐるりと周囲に視線を走らせれば、一般人の感覚では〝ちょっと〟どころではない注目度に疑義を呈するも、内容自体には素直に頷き。隣ではなく連れられるように後ろに着いて野次馬達の間を抜けたなら、一見した限りでは尾けてくる足音もなく、校門脇に現れた謎の男は数日語り種となるのみだろうか。好奇の眼差しから解放されて人心地ついたように小さく息を吐くと、ゆったりと歩きつつ娯楽の溢れた街並みを見回して )
…最近の高校生って放課後何して遊ぶんすか。


  • No.1772 by 永瀬ひな季  2024-03-16 19:40:46 



──…そうですね…、プリ撮って、カフェでおしゃべりしたり、ウィンドウショッピングしたり、カラオケいったり……。
( 自身の高校時代でも懐かしんでいるのだろうか、ふと投げかけられた質問に前を向いていた体を半分振り向かせては、んん、と日の傾いた上空へ視線を動かして考える。緩めた歩調に彼が隣に追い付けば並んで歩き出しつつ、放課後の生徒を待ち構えるように、ある程度の娯楽施設が整う道へと今度は視線を滑らせれば質問に答えだし。けれど彼とは大きく年齢も離れていなければ、そこまで世代のギャップもないだろうと小首傾げつつ仄かに笑んで。そのまま興味は彼の高校時代の放課後の過ごし方へと移り )
…って、逆巻さんの高校生の頃と、そう変わらないんじゃないですか?…あくまで女の子の場合ですけど。逆巻さんは何して過ごしてました?


  • No.1773 by 逆巻 傑  2024-03-16 22:30:13 



…確かに、そんなんだった気がする。
( 隣に並んだ少女が挙げる放課後の過ごし方はどれも普通の高校生らしく、アイドル活動の傍ら学生生活も謳歌していることが窺えては親心染みた安堵感から仄かに目元を緩め。それから再度街並みに視線を戻すと、そこに昔日の光景を蘇らせるかのようにどこか遠い目をして、変わらぬ年頃の娯楽に肯定を。しかし自身の学生時代に触れられれば途端に歯切れ悪く、立ち並ぶ店々を無心に眺め続け。誰かしらと交際していた期間や、とてもこの空気感では聞かせられない仄暗い1、2年生時代を除けば放課後の思い出などほとんどが唯一の親友とのものに限られ、一呼吸置いた後に厳選したそれをやっと口にして )
…あー……、ゲーセンとか、…山、とか…?


  • No.1774 by 永瀬ひな季  2024-03-17 03:17:31 



……や、山。
( どんなことをしていたか聞いたなら、あわよくば彼の高校時代の放課後の過ごし方の、追体験のようなものをできたらと思っていた。けれど、よくあるパターンであるゲーセンの言葉のあとに続いたワードには、きょとんと双眸を瞬かさずにはいられなくて、ぽかんとそれを反芻する。山なんて、たけのこ掘りだとか、松茸探しだとか、そんなことしか思い浮かばない。渋い高校時代を送っていたのだろうか、暫しの沈黙のあと漸く口を開けば、顔を覗き込むようにますます首を傾げつつ改めて問い掛けて )
えっと、山って。例えば、なにしに…?


  • No.1775 by 逆巻 傑  2024-03-17 04:19:10 



…友達が写真好きで。山に撮りに行くって言うから、ついて行ってたすね。
( おおよそ高校生の遊び場としては一般的でないスポットに少女が困惑するのを横目に見ては、視線を前方に向け、一風変わった放課後の過ごし方を恥じるでも誇るでもなく淡々と語り。しかしあまり〝普通〟を逸脱したくないのか「…毎回じゃないけど」と補足を入れた矢先、不意にあてもなく繁華街を進んでいた両足を止めて。マグカップ、ハンカチ、靴下などの日用品や、帽子、サングラス、ピアスなどのアクセサリーを揃えた脇の雑貨屋を指差すと、本当に放課後に友人を誘う程の気軽さで振り返り )
ちょっと見ていっていいすか?


  • No.1776 by 永瀬ひな季  2024-03-17 05:38:07 



あ、そういう!へえ~、なんだかエモさを感じます…。
( 勝手な偏見ではあるけれど、体力を多く消耗する登山なんてしなさそうだから山という回答には腹落ちしなかったものの、付け加えられた情報にぴこんと電球マーク浮かべ納得する。風景写真や人物写真を撮るのだろうか。彼の友人ならなんとなく、良い写真を撮るんだろうなあと前方へと視線を直せば、脳裏に撮影風景を思い描くとそんな過ごし方もいいなあなんて笑みを深めて。歩みの止まった彼につられて足を止め、指差す方向をひょこり覗き込むように若干前傾しては、気兼ねない誘いが嬉しくてにこやかに二つ返事で応えると、学生にも優しい価格の商品が多数あるためたまに訪れる雑貨屋さんへと足を向けて入店し。部屋に置いてある雑貨の一部もこのお店のもの。新たに何か気に入るものがあれば購入しようかと、彼の後ろにつきつつ自身も店内に目を向けて )
もちろんです!ここ、おしゃれなもの多くておすすめですよっ。


  • No.1777 by 逆巻 傑  2024-03-17 14:59:00 



(/ お世話になっております。本日来客のため、夜までお返事が難しいです…;; 代わりと言ってはなんですが、以降の展開のご相談のみ失礼致します…!
雑貨屋で『お返しのお返し』として何かしらご購入いただいた後、ゲームセンターのUFOキャッチャーで『お返しのお返しのお返し』として何かしら取得。プリ機の近くに行ったところメンバーを見掛けて逆巻が咄嗟にひな季ちゃんを撮影ブースに引き込んでしまって、中にいるのに撮っていないと怪しまれるとか何とかでそのまま撮影し、『お返しの(以下略)』として落書きはお任せ、というものを考えております。他に行きたい場所や欲しいもの、してほしいこと等ございましたらご遠慮なくお伝えくださいませ…! )


  • No.1778 by 永瀬ひな季  2024-03-17 16:05:45 



( / ご連絡ありがとうございます、お気になさらずごゆっくりお過ごしください◎
雑貨屋さんに入る流れを作っていただきありがとうございます。中でもゲームセンターでのUFOキャッチャーの展開は、私も密かに考えてましたのでぜひ…!その後のプリ機での展開もまた、非常に背後得なのでぜひお願いしたいです* 最終的には、逆巻さんが寮近くまで送ってくれたことのお礼として、ひな季から〆のお返しができればなと思っているくらいです…! )


  • No.1779 by 逆巻 傑  2024-03-17 20:41:16 



( 相手の承諾と推薦を得て足を踏み入れた雑貨屋は確かにセンスの良い品が並び、悪目立ちしない個性を光らせていて。店内をぐるりと一周見回してから迷いのない足取りで目当てだったアクセサリーの売り場へと進めば、様々吊り下げられているピアスを気の向くままに手に取って吟味し。ここ最近運命の出会いを求めて目につく店を片っ端から覗いているものの、未だにそれは果たされておらず。目を惹くものがあれば購入し、なければそのまま出るつもりで、手中の商品を取り替えつつ入店の目的をぽろりと零して )
ピアス新調したかったんすよね、…。

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(/ ありがとうございます、お言葉に甘えてゆっくりと楽しませていただきました!展開の方もご賛同いただけて良かったです* 〆のお返し、どんなものなのかとっても気になりますが、最後の楽しみに取っておきますね…!もし決めあぐねているようならご相談もいつでも大歓迎ですので◎ それでは背後は一旦失礼しますね、また後ほど…!※蹴り可 )


  • No.1780 by 永瀬ひな季  2024-03-17 22:08:42 



気に入るのがあるといいですねっ。
( アクセサリーコーナーを眺めることはあるけれど、その中でもこのコーナーはピアス穴を開けていない自分にとっては無縁の場所。イヤリングとはまた違ったデザイン性の物も多く、新鮮みを感じて片耳に横髪を掛けつつしげしげとピアス棚を眺めては、ピアスを手に取り吟味する彼の横顔に笑みを向けると。綺麗に見せるための照明を向けられたアクセサリー達はきらきら煌めいて、それを背景に選ぶ姿が瞳に映しては〝美人度が増してる…〟とつい無自覚に独り言溢し。そのまま視線と興味は、複数のピアス穴がある彼の耳へとひかれて。ピアス穴のない自身の耳を指差しながら「逆巻さんはそれ…一番最初のっていつ開けたんですか?」と尋ね )

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( / 楽しみを裏切りそうで心配になってきたので打ち明けてしまいますが、じ、実は…本編外でプレゼントしたイヤーカフを本編にも登場させたいなあと思っておりまして、〆にそれをプレゼントするつもりでした…!() 新しい別物の方がよろしければご遠慮なくお伝えください! )


  • No.1781 by 逆巻 傑  2024-03-17 23:18:27 



…これは…中学卒業してすぐだったかな。残りは、たしか高一の夏休みに。
( ピアスホールの開いていない彼女にとって、着けられないアクセサリーを眺めていても退屈かと様子を窺い見れば、店内照明を反射した瞳は一途に此方へと向けられていて。無防備な姿を存外しっかりと見られていたことにややたじろいで前方に顔を戻した折、相手の発言によって注視の先が自身の耳元と判明しては、此処でも目ぼしい品には巡り会えず全ての商品をラックに戻した後そっと左の耳朶に触れ。初めて病院でニードルを通した頃のことを回顧しつつ、比較的早い施術の時期を包み隠さず答えたなら、体ごと少女の方へと向き直り )
水瀬さんはアクセサリーとかあんま興味ない感じすか?

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(/ なるほど…!私もこれ本編でも着けたい…と思っていたので大賛成です◎ ではでは雑貨屋ではひな季ちゃんの使ってみて良かったもの(たとえばアロマキャンドル等)を「これ良かった!」「じゃあ買ってみようかな」「それならわたしが!」の流れでお返しのお返しとしていただいて、最後にイヤーカフをお願い致します…!イヤーカフについては雑貨屋で買ったでも、別タイミングに別のお店で買ったでも、お好きなように設定してくださいませ。また逆巻のピアスホール誕生時期が以前お伝えしたものと異なっておりますが、背後の中の解釈が変わっただけなので大目に見ていただけますと幸いです…! )


  • No.1782 by 永瀬ひな季  2024-03-18 01:03:23 



えっ、ピアスデビューはやっ…!わたしより歳下だあ…。
( 中学卒業後との回答に衝撃マークを頭上に浮かべつつ、双眸をぱちくりと瞬かせ驚嘆の声を上げる。自身の高校入学式では、ピアス穴を開けている子なんて一人もいなかった──そもそも校則的にNGなのだけれど。年齢の早さにしみじみ驚きつつ、アクセサリーラックに戻した視線は、端にぶらさげられたピアッサーになんとなく吸い寄せられ、きらんと光る針の先に、自分はまだ早いかもなんて萎縮して。質問がこちらに移ると、並んだピアスのうちシルバーの華奢な線のリボンピアスを手に取れば、台紙を耳たぶに寄せてみてラック上部にある小鏡で雰囲気を確認し。イヤリングとは違う可愛さに気持ちは揺れるものの、そっとラックにピアスを戻したところで彼の視線に気が付くと、えへへと頬掻き笑みつつ体を向けては小首を傾げ )
興味はありますよ!こういうのとか可愛いなーって思います、…けど、ピアスは怖くて開けられないだろうし、これからもヘアアクセとか指輪とかを買いがちになるんだろうなーって、今改めて感じました。──…、ピアス、お気に召したのはなかったですか?

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( / わ~、よかったです…ご賛同とご配慮いただきありがとうございます!その流れで進めて参りますね◎ ピアスホール誕生時期についてもかしこまりました!今後につきましても、既に設定済みだけど少し修正したいな~なんてものがあれば、いつでもお聞きしますのでご遠慮なく…! / 蹴り可◎ )


  • No.1783 by 逆巻 傑  2024-03-18 02:49:09 



…、なるほど。…惜しいのは幾つかあったんすけどね、これじゃないとっていうのは。
( 二の足を踏むような現役高校生の発言を聞いて初めて、自分にはあまりそういう感覚はなかったなと約十年前を振り返る。自由度の高い校則の学校に入学予定だったため、それが周囲からどう見られるかなど気に掛けることなく興味に忠実に開けてしまった両耳のピアスホール。まるで新たな学説でも論じられたかのように相槌を打つと、目的の収穫を答える間もそばにあった指輪を持ち上げ、あまり手元にアクセサリーをしている印象のない彼女の返答に新鮮さを覚えるまま手慰み程度に矯めつ眇めつして。指先と共に話題もそちらに移してはピアスに続いて女性用のリングも吟味し始めるけれど、視界の端に映った度なしの眼鏡にすぐに注意を奪われ、華奢な金のフレームを隣の少女にかけようと )
指輪も良いすよね、俺は仕事柄あんまり着けられないけど──…あ、でも水瀬さんはこっちのイメージの方が強いかも。


  • No.1784 by 永瀬ひな季  2024-03-18 10:04:45 



( 現時点で1:2で貰った物の方が多ければ、もし気に入ったものがあればお返しとしてプレゼントする心積もりでいたため、ピアスに関してぴんと来るような出逢いがなかったと聞けば「そっかあ…」とおすすめもした手前少し残念そうな声音で呟きつつ、ピアスとイヤリングが掛かるラックを一瞥すると。下の方にイヤーカフなんてのもあることに気が付いて、數瞬視線が止まる。続いて〝指輪もいい〟と彼が見始めたのは女性物でそちらへ視線を移しては、着けてる女の子が好き…?なんて想念するけれど、手元の興味が別へと移ろったかと思えば向けられた眼鏡に双眸をぱちり。受け入れるように顔を寄せて彼の手から眼鏡を掛けてもらえば、どうかと小首を傾げながら、にへと笑みを浮かばせ。それから自分からも、彼には色違いの銀縁のものを選ぶと彼に掛けようと、眼鏡のつるの部分を持ちつつ向けて )
へへ、似合いますか?…じゃあ逆巻さんにはこっち!


  • No.1785 by 逆巻 傑  2024-03-18 17:35:32 



…ん、可愛い。
( 黒髪から覗く耳元にそっとモダンの先を差し入れると、眼鏡が正しい位置に収まったのを確認してふっと手を離す。無邪気な問いに少し屈んでから気負いなく感想を返せば、自分に見繕われた銀縁を受け取るように睫毛を伏せ、それが両耳の上に乗せられるのを待って。矯正器具としてもアクセサリーとしてもこれまで縁のなかった眼鏡を身に付けるのは、それこそ学生時代ぶりだろうか。蝶番の辺りを持って微調整を行なったなら、こういった戯れの際の定石かと、相手を真似て小首を傾げ )
…、どう?


  • No.1786 by 永瀬ひな季  2024-03-18 21:02:28 



…──っ好きです…!インテリっぽくてかっこいいです、むしろ神々しいまである…!
( 高さを合わせるように少し降りた視線と言葉が心を射抜けば、胸いっぱいに満たされる喜びをはわはわと噛み締めつつぽわんとハートを浮かばせて。次いで自身が選んだ眼鏡を掛けた彼が真似るように小首を傾げたなら、ぎゅむっと心臓を掴まれる感覚さえ覚え、制服のブレーザーリボンを同様に掴みながら、愛らしさに浮かんでいたハートをぽんぽんと周囲に弾けるように飛ばす幻影すら見えそうで。アクセサリーたちの照明のせいで神々しさすら感じては惜しみなく感想を告げると、もし彼がそれを気に入ったなら、もちろん喜んで返礼品として自ら支払いに名乗りを上げるだろうか。そうでなければ、アクセサリーコーナーの隣に位置するハンドクリーム用品のコーナーの中、普段よく使うシリーズの中の〝new〟と描かれた商品に目を惹かれるはずで )


  • No.1787 by 逆巻 傑  2024-03-18 21:52:28 



だいぶフィルターかかってるな…。
( わざと似合わない装飾品を身に付けさせて笑い転げるタイプでもないだろうし、反応にも大方の予想はついていたものの、気軽な問い掛けに対して言葉選びも温度感もそれ以上のものが返れば改めて恋心の効果を思い知って。悪い気はしないながら、マスクと眼鏡でまるで変装状態の眉を僅かに下げると、相手の全力の評価をぽつりと零した一言で受け流して真実を確かめようかと備え付けの小鏡を覗き込み。そうする間に少女の関心が隣の陳列棚に注がれていることに気が付いては、銀縁の眼鏡を折り畳んで元の位置に戻しつつ声を掛け、それに彼女が振り返ったなら両の蝶番を持って話す最中の顔から金縁のレンズを取り外すだろうか )
…それ、何か有名なやつすか?


  • No.1788 by 永瀬ひな季  2024-03-18 22:31:05 



多分有名なのかな、んん…と、あった。わたしはこっち持ってるんですけど、べたつかないのにしっとり潤っておすすめですよ!やわらかな良い香りもして癒されます。
( 好きな人ってなんて尊いものなんだろう。普段見ることのない眼鏡姿にギャップ萌えというものを感じては、ほこほこと温まる心ときゅんきゅんと満たされる心を身に染みて感じたひと時。それも彼の手によって一旦解除されるように、眼鏡をされるままに外されると。問い掛けにはこてんと小首を傾げつつ、隣の棚へと場所を変えては陳列棚を覗き込むように視線を走らせて。普段使用するラベンダーとカモミールの香りのハンドクリームを指差し紹介すると、その香りのテスターを手に取り蓋を開け少量指先に取り。プレゼンするようにかつ彼の手を出迎えるかのごとく両手のひらを広げ待ち構えると、そこに彼の手のひらが進んできたなら、子どものように温かい手のひらでハンドクリームを優しく包みこむように塗り広げるだろうか )
手、ちょっと出してもらってもいいですか?


  • No.1789 by 逆巻 傑  2024-03-19 12:28:28 



…、へぇ……。
( 説明を聞きながら取り外した金縁の眼鏡を片腕と首だけ動かして戻すと、前方に向け直した目線の先には此方の手を待ち構える両のたなごころがあって。彼女の商品紹介に興味を引かれて従順な飼い犬の如くそこに右手を置けば、互いの体温でとろけたクリームが丁寧に伸ばされるのを口を挟まず見守り。そうしてサービス満点のプレゼンが完了したなら、自身の手の甲に反対の指先で触れ、少女の評価の正しさを確認する。滑らかになった肌を鼻のそばまで近付けて軽く吸い込んでは、偽りのない前情報へ肯いた後、テスターと同じラベンダーとカモミールの香りのするハンドクリームを手に取って )
…確かに。良品すね、これ。買おうかな…。


  • No.1790 by 永瀬ひな季  2024-03-19 16:43:52 



( 待ち構えた手のひらの中に彼の右手が収まれば、ボディケアショップの店員がするそれを見様見真似で施していく中。顔は綺麗だけれど、こういうところはやっぱり男の人だなあなんて、自身の手よりもいくらか大きく骨の関節を感じられる手のひらに触れながらふと思う。ハンドクリームの効果を確認してもらうと好感触だったようで「でしょ~」とどこか誇らしげにも見える笑みを浮かべ。すると彼の口から溢れた購買意欲に、腕に掛けた紙袋を示すように少し持ち上げつつ、すかさず名乗りを上げて。彼が手に取ったハンドクリームをひょいと指先でつまみ、抵抗なければそのまま引き抜けば、自分が持っているのと全く同じ商品のパッケージを一瞥し。全くのおそろいになるけれど、お返しの品がこれで、それもこの香りでいいのかを含めた簡素な問いで小首を傾げ )
あっ、それならわたしが出します、これのお返しに!というわけで預かります。…このハンドクリームでよかったですか?


  • No.1791 by 逆巻 傑  2024-03-19 19:42:49 



…本気だったんすね、それ。
( 商品を乗せるばかりだった手の内から購入予定のハンドクリームがするりと抜き取られれば、微かな喫驚と共に顔を上げる。半分忘れかけていた口実を再度宣言されて漸く意図を理解しては、暗にそのために誘いに応じた訳ではないと伝えるも、少女の妙な頑固さと律儀はこれまでも時折目の当たりにしてきたこと。中途半端な説得では揺るがないだろうと「はい」と素直に頷くと、自身のためにラッピングされるかもしれない〝お返しのお返し〟を隣で見ているのも違う気がして、会計中は一足先に外で待つべく「じゃあ俺は外にいます」の言い置きと共に舗道へと身を翻し。しかしそこでふと動きを止めたなら、相手の方を振り返って呼び止め、つい先程手に触れた肌の感覚に湧き上がった気掛かりを濁さず尋ねて )
──水瀬さん。…〝今の〟も俺だけすか?


  • No.1792 by 永瀬ひな季  2024-03-19 20:50:21 



トーゼンですっ!はあい、レジいってきます──…、?
( にぱ、と無邪気に八重歯が覗く笑みを浮かばせながら答えては、外で待つことを了承し相手から預かったハンドクリームを片手にレジに向かおうと歩みを始めた時。呼び止める声に黒髪靡かせながらくるりと振り返って、双眸をきょとんと瞬かせる。〝今の〟が意味することについて一瞬考えるけれど、ぴこんと電球マークを浮かべては、ハンドクリームを持たない手のひらを広げ反対の手の甲を撫でる仕草をしながら〝これ?〟と小首を傾げ。それに首肯が返ってきたなら、「それは…逆巻さんじゃないと、してないと思います…」無意識のうちに彼に触れたく、甲斐甲斐しくもなってたのだろう、今更自覚したようにほんのりと頬染めつつ視線を手元に落としながらぽつりと溢せば、「じゃあ、ちょっと待っててくださいね!」と半ば逃げるように今度こそ踵を返しレジへと向かうだろう )


  • No.1793 by 逆巻 傑  2024-03-19 21:31:59 



…よかった。
( ジェスチャーを使って尋ねられた〝今の〟の内容に首肯したなら、返るのは言われて初めて意識したような仄かな赤面と歯切れの悪い答え。特に気にした様子がなかったものだから、人懐っこさ故に相手の区別なく似たようなことをしてしまうのではないかと憂慮したけれど、それが無意識にでも自分にだけ向けられるものと知れば胸の内に安堵が広がり。早々にレジへと向き直ってしまう背に、此方も店外へ踏み出す寸前、小さく零した呟きは果たして彼女の元まで届いただろうか。伝えた通りに店の出入り口の脇に立って少女が会計を済ませるのを待つ間、所在なさげな眼差しは斜め向かいのゲームセンターへと吸い寄せられて )


  • No.1794 by 永瀬ひな季  2024-03-19 22:26:02 



( 商品の支払いを済ませラッピングを待つ間〝店員でもあるまいし、普通はハンドクリームくらい自分で塗るものだよね…!?〟なんて、先刻の自身の言動に自ら辱められては、レジに近いアクセサリーの棚付近で、双眸をぎゅむと瞑りながら自責に似た念に駆られ頭を抱える。逆巻さんも、なんでそんなこと聞いたんだろう。彼が何か呟いていたような気もするけれど、そのままレジへと直行したため真意はわからぬまま、頬の火照りを鎮めつつ手持ち無沙汰に眼前のラックになんとなく視線を流していれば。ふと、先程も目に止まったイヤーカフが再び目に止まって。そのうちの、二連みたいにも見えるブイラインのシルバーイヤーカフは、大きすぎない綺麗目デザインで彼によく似合いそう──そう一瞬でも思ったなら最後。吸い寄せられるように手に取れば「これもお願いします」とハンドクリームとは別にラッピングまでしてもらって。つい勢いで買っちゃった…と反省しつつひっそり鞄へと忍ばせては、ハンドクリームが入った小さめの紙袋を提げながら彼の待つ店外へと出て。外で待つ彼がぼんやりゲームセンターの方向を見ていることに気が付くと、引っ提げた紙袋を差し出しながら斜め後ろから声を掛けては、続けて窺うように尋ねてみて )
…──お待たせしました、はいコレ、どうぞっ。……、ね。逆巻さんって最後にゲーセン行ったのっていつですか?ちょっと入ってみます?


  • No.1795 by 逆巻 傑  2024-03-19 23:13:34 



…ありがとうございます。
( 後方からの声に頭を回らし、綺麗にラッピングされた袋の入った紙袋を受け取っては、両者の手には小振りな紙袋が一つずつ。釣り合いが取れているようにも見えるけれど、バレンタインも勘案するとその実天秤は依然此方に傾いたままで。振り出しに戻った分はまた何か用意すれば良いかと算段をつけるものの、彼女はこれ以上の贈り物を受け取ってくれるだろうか。地味な難題にぶつかった折、視線の先を辿ってか相手の口からゲームセンターの話題が出ると、そんなに物欲しそうな目をしていただろうかと内心うら恥ずかしさを覚えつつ眼差しの真意を説明し。その途中でそれと気付かせない贈り物の方法に思い当たって着地点を方向転換するも、行為と手法に気を取られるあまり、クレーンゲームの景品が全く贈り物にそぐわないことには未だ気付かずに )
…あ、いや。一時期クレーンゲームやり込んだなって思って見てただけで──……。…、でも、何か水瀬さんが欲しい景品があれば、久々にやってみようかな。


  • No.1796 by 永瀬ひな季  2024-03-20 08:47:22 



いえいえ、こちらこそ。
( 紙袋が彼の手に渡り、口元を緩ませ応えては。ゲーセンへは学生以来だったりするのだろうか、忘れ物のお礼と称したお返しのお返しを渡し終えたけれど、まだ一緒にいたいなあなんて半々の──いや、後者の方が大きいか。そんな考えで尋ねた問い掛けが意外にも好転して返ってくると、聞いておきながら双眸をぱちっと瞬かせては、まだ一緒にいれる時間が延びることにも、何かクレーンゲームで取ろうとしてくれることにも「えっ、いいんですか…!」と嬉しそうに煌めかせて。いよいよ放課後デートと言っても過言ではない。嬉々とした声音で見えない尻尾を振りつつ、はやくはやくと飼い主との散歩をせがむ犬のように道を挟んだ先のゲームセンターへと歩みを進め。道路に面したガラス窓には今人気のキャラクターのプライズ入荷を宣伝したポスターもあるけれど、もふもふとした愛らしいフォルムの動物のぬいぐるみなんかがあれば喜んで飛びつくはずで )
もしかして結構取るの上手いんですか?わたしああいうの、へたっぴで全然取れなくてっ…わあい、行きましょう!


  • No.1797 by 逆巻 傑  2024-03-20 16:50:39 



最後に触ったの専門学生の時とかなんで──、仕様が変わってなければ。
( 本当に欲しい景品でもあったのか、お返しの調達のための提案は想像よりも乗り気に承諾され。期待値の上がる気配にブランクがあるという予防線を張りかけるも、ここは己としてもぜひ相手の気に入る物を獲得したいところ。失敗した時の言い訳は最低限に留め、ゲームセンター内に移動したなら、ぬいぐるみやマスコット、フィギュア、お菓子等、種々の景品を掲げる筐体の間を付かず離れずの距離感で少女の後に続き。最後に挑戦した際は授業で集中力を使い果たしていたせいもあって散々な結果だったが、見たところその頃から大きく仕組みが変更されるようなことは起こっていないらしい。一通り見回り終えたかというところで隣に進み出て、電子音と大勢の盛り上がる声とで騒がしい店内でも聞こえるよう少し顔を近付けると、同様の理由で常より声を張りつつ尋ね )
…何か気になるものあったすか?


  • No.1798 by 永瀬ひな季  2024-03-20 19:46:02 



( 店内は疎に自分の学校の生徒もいるようだけれど、各々ゲームやプリクラに夢中になっていたり、学生でない人も入り乱れていたりするおかげか、誰も自分たちを気に留める様子なく。うきうきと足取り弾ませながら店内にあるクレーンゲームを一通り見て回ると、もちっとしたフォルムが愛らしい、サメを被ったねこのぬいぐるみに一番心惹かれては、それが詰め込まれた筐体へと顔を向け視線を戻すと。彼が距離を詰め声を掛けるのと同じタイミングだったらしく、後ろを歩いていたと思った彼が予想外に近ければ、どきりと心臓が跳ねる。微かに瞠目した瞳を揺らしては、ほんのり染まる頬から彼の視線を外そうと、立てた人差し指を目的の筐体へと伸ばし指し示すとそこへと誘導するように足を向けて。筐体の前までやってくると、透明のアクリル越しにこてんといくつか転がるぬいぐるみのうち、茶×白のハチワレ模様のねこを指差しては、視線を彼に向けると小首を傾げ )
っ…、あ、あっち!ねこの、可愛いのがあったのであれがいいですっ。…──あの茶トラっぽいのがいいんですけど…どうです、取れそうですか?


  • No.1799 by 逆巻 傑  2024-03-21 00:15:17 



…、水瀬さんが応援してくれれば。
( 少女の隣に並んだのはほんの一瞬で、目当ての筐体へと向かう背をまた追い掛ける形になれば、視点を近付けるため彼女の背後からひょっこりと顔を出すようにして目標のぬいぐるみを確認し。それから重心を見定めるように軽く左右に体を傾けて分かったのは、店員を呼んで動かしてもらう程ではないにしろ、それがやや取りづらい位置にあるということ。しかし自分から提案した以上、ここで後ろ向きな発言をして景品を変えさせることも他のものにしてくれと頼むことも気が咎めては、サメを被った茶トラと視線を交わしつつ真顔の冗談を。このままアクリルの奥と睨み合っていても仕方がないと操作ボタン前まで移動したなら、「…ま、とりあえずやってみます」と財布を取り出して )


  • No.1800 by 永瀬ひな季  2024-03-21 01:27:38 



…さ、逆巻さんファイトです!
( 店内のガヤガヤと賑わう声だったり機械音だったりが飛び交うせいなのか、会話の度に近付く距離にどきんと心臓が跳ねてしまう。ほわりと頬が薄く色付くけれど、アクリル板の向こうに転がる目的のぬいぐるみを見つめつつ告げられた言葉に、真顔ゆえに冗談とは気が付かず、真面目にも両手のひらに拳をぐっと作りながら声援を掛け。30センチほどはあるだろうかという少し大きめなぬいぐるみは、はたして何回目で取れるものなのか。プレイの邪魔にならないよう体を隣後ろに避けては、じっと行く末を見守って )


  • No.1801 by 逆巻 傑  2024-03-21 02:22:49 



…ん。
( さてどうやって景品を落とそうかと脳内でシミュレーションしつつ100円玉を投入する中、音に溢れたゲームセンター内でもよく通る声援が届けばそちらを振り返り。冗談を真に受ける点も然る事ながら、まるで運動部の後輩のような応援にやはり体育会系なのかと僅かに目元を緩めると、騒がしい店内では到底届かないであろう返答の後に筐体へと向き直って。まずはぬいぐるみを獲得口へと近付けることから、と三本爪のアームのうち二本だけを景品の下に滑り込ませて、ユニットが浮き上がる力で地道に此方側へと寄せてゆく。それがもう暫し続くことになるだろうと予測していた三回目の施行、密かに狙っていたタグに上手く爪が引っ掛かっては、目前で落としてしまったものの目当ての茶トラは獲得口に顎を乗せた状態で。次ぐ四回目の施行でサメの尾びれ辺りにアームを差し込み、ひっくり返す要領で持ち上げたなら、想定よりも遥かに少ない回数で取り出し口に不思議な生物が現れる。それを両手で抱えて彼女の方へと差し出せば、アイドルの応援の絶大さを実感するばかりで )
…はい。応援、届いたすね。


  • No.1802 by 永瀬ひな季  2024-03-21 03:22:14 



( いつもひたすら持ち上げようとしては落ちるばかりな自分とは違って、彼のプレイは戦略的なようで的確に獲得への糸口を手にしていく。上手い人のやり方だ…と真剣にその様子を見守り、獲得口に顎が乗っては「あと少し!」と小さく声援を送った矢先の四回目の挑戦のこと。ついに取り出し口へと落下しては「やったあ!」と両手をぱちんと合わせながら嬉々とした声を上げて。瞳を煌めかせつつ出迎えるように両手を伸ばし、サメを被った猫のぬいぐるみを受け取っては、嬉しそうに表情を緩ませながら優しく抱き締めるともふりと頬を埋めて。毛色が彼に似てるから、この子にした。今日の思い出の宝物にしようと最初から決めていては、抱き締めた手のひらで大切そうに撫で )
わあ~…っふかふか!かわいいっ!ありがとうございます逆巻さん、本当に取れちゃうのすごいです。大事にしますね…!


  • No.1803 by 逆巻 傑  2024-03-21 04:26:42 



ぜひ。
( 自分一人でやる分にはいくら失敗しても多少懐が痛む程度だけれど、誰かに約束した手前それではいくらなんでも格好がつかない。少女の満面の笑みを前に人知れず胸を撫で下ろすと、先程受け取った紙袋に目を落とし、当初の返礼は達したかと心の内だけで判定して。となればあとは帰るのみだが、振り返ってみれば雑貨屋もクレーンゲームも此方の希望に付き合わせているばかり。単純に最近のゲームセンターの様子が気になることもあって、出口とは反対方向へと歩み出しては、店内を回りつつ彼女が興味を示すものがあれば付き合うつもりで。設置されているのはお馴染みのゲーム機が大多数を占め、音楽ゲームやアーケードゲーム、メダルゲームがそれぞれのコーナーに整列している。ちらりと中の見えた迫り来るゾンビを倒すガンシューティングゲームを、これはやらないだろうなと通り過ぎざま冷静に却下したなら、その奥に見えてくるのは多数のプリクラ機で )
…こういうゲームで遊ぶことって水瀬さんあるんすか。

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(/ 背後より失礼します。プリクラ直行想定で描写を飛ばしておりますが、何かやりたいゲームがあれば全然途中で止めていただいて構いませんので…!※蹴り可 )


  • No.1804 by 永瀬ひな季  2024-03-21 10:45:39 



小学生の頃ならメダルゲームとか音ゲーとかしてましたよ、…あ、あの太鼓のやつ!高校生になってからは全然かもしれないです、懐かし~…。
( 嬉しそうに周りにお花浮かぶ雰囲気を漂わせながら、大事に両手に抱きかかえつつ彼の半歩後ろを歩き出す。今日だけでふたつも大事なものが増えたし、仕事外で一緒にいられることが嬉しくて既に気持ちは潤沢しているけれど、彼はまだ放課後に付き合ってくれるのか出口とは別方向を進んでいることに気付いて。久しぶりのゲームセンターだから気になるものがあるのかなあなんて思うほか、プリ機以外のコーナーをじっくり見るのは多分小学生以来で、自分も何が並んでいるのかと周囲に視線を動かしていき。懐かしいゲームが並び、ぬいぐるみを片腕に移しては、あれやこれと人差し指を向けるなか、ガンシューティング…それもゾンビ系のものとなれば当然苦手でしかなくそれとは目を合わせないようにして。その奥のプリ機のコーナーに少しばかり視線を留めては、一緒に撮りたい気持ちがないと言ったら嘘にはなるけれど、彼はきっと撮らないだろうなあなんて思いつつひと通りのゲームたちを眺め終えプリ機が並ぶ手前まで来たところで。多様なゲームが並ぶ筐体の間に知り合いの姿が見えることなんて気が付かずに、来た道を振り返ろうとしながら「逆巻さんは、クレーンゲーム以外だったらどんなのを…──」と彼にも尋ねるだろうか )

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( / ご配慮ありがとうございます…!久しくゲームセンターに行ってないため機体の記憶が怪しく、プリクラ直行コースにさせていただております。また昨夜は夜遅くまでお返事をいただきありがとうございました* 嬉しいのですが、嬉しいのですがどうかお仕事に障りませんように…! / 蹴り可 )


  • No.1805 by 逆巻 傑  2024-03-21 14:55:27 



へぇ…、どっちもやったことないな。
( 相手の関心を惹いたゲームに付き合う心算だけはあるものの、自身がゲームセンターに馴染み深いかと言われればそんなことはなく、クレーンゲーム以外はプレイ経験なしに存在のみ認知しているものがほとんどで。勝敗に拘らない性格ゆえに対戦型やギャンブル性の高いゲームとは相性が悪いらしく、家庭用のゲームでも熱中するのはパズルやクラフトゲームに偏り、唯一触ったことのある格闘ゲームでも惨敗続き。もし少女が意外にも常連だったのなら相手にならず退屈させること請け合いだが、筐体を眺める様子や発言から印象通りと知ってはあまり聞かせる気のない声音で正直なところをぽつりと零して。彼女も特にプレイしたいほど気になるものは見当たらなかったようで、プリクラ機のそばを通れば店内を一周し終えるかと出口に向かって足を踏み出した折、くるりと軽快に振り返った黒髪の後ろに見覚えのある人影が横切るように現れると視線はそちらに奪われ。と同時、咄嗟の判断ですぐ隣にあったカーテンの中へとぬいぐるみを持たない方の腕を引いて身を隠したなら、手首を掴んだまま声を出さぬようにと口元に人差し指を立てて )

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(/ 私もゲームセンターには造詣が深くなく、逆巻もクソ雑魚プレイをかますだけだったような予感がするのでむしろ助かりました…()そしてこちらこそ、昨夜は遅くまでお付き合いくださりありがとうございました* 夜型すぎるあまり休日は昼夜逆転しがちなだけですのでお気遣いなく…、背後様こそどうぞご無理のない範囲でお相手くだされば幸いです…!嬉しいのですが!※蹴り可 )


  • No.1806 by 永瀬ひな季  2024-03-21 16:46:25 



へ、──…っ!?さか、…?
( 店内のがやがやとした音に彼の言葉は掻き消され、なんて言ったのか顔上げ聞き返そうとした時。ぐ、と強く手首を引かれたかと思うと、瞬く間にぬいぐるみを互いの間に挟むようにしながら、半密室のような箱のなか対面した状態になっていては、ぽぽぽと頬を染めつつ困惑したように見上げると。し、と声を出さぬよう指示する仕草に小首を傾げると、ゆっくり状況把握に瞳を周りに向けて。カーテンなどで仕切られた箱の中──どうやらプリ機の撮影ブースの内側のようで、〝コインを入れてね〟と繰り返す音声にやたらと明るい室内によって気付かされ。どうして、となおもきょとんとしているところに、きゃっきゃと雑談する聞き馴染みのある声が近くを通れば〝もしかして!〟と全てを察したように、はっと頭上にびっくりマークを浮かべ。周囲から彼へと視線を戻すと、踵を上げて背伸びし耳元に近寄るとひそやかな声音で確認を取り )
うちのメンバー、近くにいます…よね…?

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( / それならよかったです!ひな季もリズム感でいける音ゲーや、体を動かすバスケの玉入れ系以外は基本的に雑魚いので、適当に何か合間にゲームを挟んでいたら空気感がどうなっていたことか…。 そうなんですね!たまにいつ寝てるんだろうと思うことがありました()こちらも無理しないように気を付けておりますが、会話している方が回復する時もあり…結果早くに寝落ちすることがあるのですが、またやってんなと笑ってやってください…!長々と失礼致しました、蹴り推奨です◎ )


  • No.1807 by 逆巻 傑  2024-03-21 19:25:54 



一緒にいるところ見られたら色々まずいと思っ──…
( グリーンバックと入口の間、裏側には大きなプリントが施されているであろうカーテン横の壁に少女を閉じ込めるように囲っては、外の会話ばかりを気にして眼前の当惑顔を暫し知らずに。ふっと声とシャンプーの香りが近付いて初めて瞳の先を傍へと戻すと、説明するまでもなく何か確信を得たらしい彼女の問い掛けに神妙な面持ちで頷いて。決して自分達の間に後ろめたいことはないのだけれど、一緒にいる理由を問われれば遅かれ早かれこの可憐な身に宿った恋心を悟られることになるだろう。誰にも──生活を共にするメンバーにも打ち明けていないと信じ込んでいるその秘密を隠し通すべく、此方も声量を抑えて改めて相手に意図を告げ始めるも、その最中彼女までも撮影ブースに引き込む必要はなかったのではないかと考え至ってははたと言葉を止め。急激に冷静さを取り戻してゆく脳がやっと現状を把握し、「…あ、すみません」と掴みっぱなしだった手首を解放して半歩後退したなら、ふいに箱の外から「ここ人いる?」と最良の機種を求めて彷徨っているらしい女子高生達の声が飛び込んできて )


  • No.1808 by 永瀬ひな季  2024-03-21 20:34:59 



確かに、…──!
( メンバー達には今までにも何かと恋路の協力してもらっているけれど、仕事外の時にこうして一緒にいるところを見られたら、恋話好きな彼女たちのことだし現状について根掘り葉掘り聞かれるに決まっている。彼の憂慮とは裏腹に別の憂慮を抱えながら、同調するようにこくんと頷きながら踵を下ろし、掴みっぱなしの手首への謝罪に「いえ」と短く言葉を返すと。ふいに箱の外から聞こえてきた声の方向へと目を向け、カーテンの下に見える二、三人はいるであろう女子高生の足を視認しては、今カーテンを開けられれば近くにいるだろうメンバー達に見つかる可能性が頭を過って。今出るわけにもいかなければ、これしか浮かばない──手を掛けられ微かに揺れたカーテンは、中から聞こえるお金の装飾された投入音によってぴたりと止まると「人入ってるっぽい、じゃああっちの撮ろっか~」との声と共に引っ込んでいき。咄嗟に取り出した淡いライトブルーの財布を手に、ほっ…と小さく安堵の息を吐くも、お金の投入口からおずおずと顔を上げ彼に向き直っては、申し訳なさげに双眸をぎゅうと瞑りながらあたふたと咄嗟の行動の謝罪を )
……、す、すみません!こうするしかないと思って…!


  • No.1809 by 逆巻 傑  2024-03-21 22:21:31 



…、確かに。
( 女子高生達の足音が他のプリクラ機へと移って行ったなら、撮影ブースに残るのは沈黙に居た堪れず放たれた少女の謝罪と、画面選択を迫る機械音声。きっと彼女がそうしていなければ自分が同じ行動を取っただろうし、何より最初に諸共カーテンの中へと引き込んでしまった落ち度もあれば、甘んじて受け入れようと理解を示すも表情は否応なく憮然として。しかしお金を入れてしまったと分かるなり枠外に出るでもなく応じる辺りは生得の真面目さが滲んでいると言うべきか、それらしく相手の右側に並ぶと、指定されるポーズは取らないまでも隣に視線を遣ったり、ぬいぐるみの手を握ってみたり、偶々撮影のタイミングでカメラを見たり等、気を紛らわすために動く様子が逐一シャッターに収められるはずで。そうして電子音声が終了を知らせては、慣れない空間に戸惑い、借りてきた猫のように大人しく一回り小さい背丈を窺う様がリアルタイムで画面に映しだされるだろうか )
…次は…?


  • No.1810 by 永瀬ひな季  2024-03-21 23:35:47 



次はらくがきで、こっちに移動ですよっ。
( 一度投入されたお金は返却できず、最悪一人で撮ろうかとも考えるなか、誰かに言われるでもなく右側に並ぶ彼にぱちりと双眸を瞬かせては〝いいの…!?〟と瞳は次第に煌めいて。そうして始まったプリクラ撮影は指示通りのポーズのほか、頬にハートの片割れを模したポーズを添えたり、頬をぷくっとしてみたり、獲ってもらったぬいぐるみを二人の間に添え小首を傾げてみたり。視界の端と画面で確認できる、隣でこじんまりとたまに動く様子が可愛くて、最初こそ微かに緊張した面持ちだった表情は緩んだりくしゃっと笑ったりに変化し、アイドルというより一人の女の子として収まっていることだろう。撮影が終わり落書きコーナーへの誘導音声と画面が映し出されると、カーテンに指を差し入れ隙間からそっと箱の外を窺い、人気が途切れていることを確認してから二匹の猫を引き連れるように落書きコーナーへと移動したなら、再度カーテンで仕切られた中でペンを片手に一応簡単な説明を。落書きのカウントダウンが進むなか、ちらりと隣を窺い見るように小首を傾げ申し出るも、最後には笑みを浮かべながら委ね )
このペンで文字とかスタンプとからくがきを──…していくんですけど、……よかったら、わたしが勝手にいろいろ描いていきましょうか。でも逆巻さんも何か描きたいのがあったら、ぜひ!


  • No.1811 by 逆巻 傑  2024-03-22 12:10:47 



…お願いします。初めてで要領掴めないんで。
( さながら泥棒のように慎重に箱外の人通りを窺った少女に続いてブースを移動すると、液晶パネルの前に設置された柔らかな長椅子に並んで腰掛ける。相手がペンを手に取るから自身も真似て眼前のペンを取り上げるも、〝らくがき〟の説明によって双方が描き込む必要はないと知れば素直に提案を飲んで。写真嫌いの己にプリクラを撮った経験などあるはずもなく、そして恐らくこれが最初で最後の一回となるだろう。彼女が独特な加工の施された自分達に更なる要素を追加してゆく間、毛糸を転がして遊ぶようにペン先でタブを切り替えてスタンプやエフェクトの種類を通覧したなら、制限時間が終了して出力方法を画像にするかシールにするか選ぶ段になっても、一任する姿勢を崩さず隣にじっと眼差しを注いで )


  • No.1812 by 永瀬ひな季  2024-03-22 14:20:44 



任せてください!
( 初めてのプリクラ撮影相手が自分だと知れば、言葉に出さないものの瞳は嬉しさを噛み締めるように煌めきを放ち。落書きを一任されると気合いが入るというもの。自分の名前に準えて〝すぐ ひな〟〝初プリ〟〝だいすき〟〝とってもらった!〟〝にゃーん〟などひらがな多めの言葉たちをプリに合わせて書き込んでみたり、視線を逸らして写る彼には猫耳や尻尾を付け足してみたり。自由に落書きし終え満足げにペンを元の位置に戻すと、シールだと万が一落とした時を想定して手元のスマホに画像取得することを選び。無事取り込んだなら、LINEを立ち上げ彼にも当然送信して「今、画像送りました」と報告を。落書きコーナーから退出する際も周りを警戒しつつ、特に問題なければカーテンを開き箱の外へと漸く出ると、今しがた保存したばかりのプリ画像を足を止めながらじっ…と眺めて。プリクラは撮れて嬉しかったけれど、加工されて実物とは多少異なる二人を眺めては、後ろに続いて出てきただろう彼へと半身振り向いて確かめるように見上げ。「─…やっぱり、実物の方がかっこいい」呟きとともに笑みを溢した表情は、ぎゅっと抱きかかえたぬいぐるみで口元が隠れているものの今日一日の多幸感に満ちていて。出口方向へと体を戻して気が付く、店内上部に設置された小窓から覗く紅掛空は、楽しかった放課後デートも終わりに差し掛かっているの伝えるようで。じきに瞑色へと変化するだろう空の様子に彼へと窺うように声を掛け )
もう暗くなりそうだし、そろそろ帰ります?


  • No.1813 by 逆巻 傑  2024-03-22 19:30:18 



( 画像送信の報告を受けてメッセージアプリを開けば、『じゃあ、また明日』で閉じていた会話の下にやたらとファンシーな色合いの写真──もといプリクラのデータが現れる。少し見ない間に文字やら絵やらが好き勝手追加されたそれに、教科書の偉人に角や髭を生やすのと似たものを感じ取っては成る程確かに落書きだなと得心し。過度に加工されているせいかあまり自分自身という感覚もなく、また彼女が年相応にはしゃげているのなら、猫耳を描き込まれたとて怒る気にはなれなくて。重加工よりずっと強力なフィルターのかかった双眸が此方を振り返り、とろけるような甘い笑みを向けられると、発言した張本人にも同じ意味合いの感想を抱きつつ、はにかむように斜め下へと目を伏せる。次に瞼を持ち上げた時、そこに浮かぶのは心なし穏やかな表情で、「息抜きになったすか」と遠回しに己と過ごした放課後の意義を問うては、ゆったりと出口へ足を向け。少女を追い越して先に店外の舗道へと出たなら、空を見上げる顔に淡く夕暮れ色を広げて肯いた後、何の合図も示し合わせもないまま相手の寮の方向へと一歩踏み出して )
…ん、帰ろうか。


  • No.1814 by 永瀬ひな季  2024-03-22 21:43:24 



息抜きどころか、幸せいっぱいでしたよ!
( バスドロップの入った紙袋は腕に、同じ片腕にはサメを被った猫のぬいぐるみを抱き、反対の手にはプリクラの画像を表示したスマホを持ち、更には両手に抱ききれないほどの幸せで満たされていれば、眩しいほどの笑みを浮かべながら応えてみせて。結局幸せな気持ちを貰ってばかりのホワイトデーになった気がする。寮の方向へと少しばかり先に踏み出した彼に「はい!」と嬉しそうにたたっと小さく駆け寄っては、徐々に瞑色へと移り変わる空の下、二人肩を並べて他愛のない雑談を交わしながら帰路に着き。やがて角を曲がった先に寮がある道へと差し掛かれば、関係者の目もあるだろうから、彼の数歩前にぴょんと足を伸ばして向かい合うように踵を返しては「─…もう近くなので、ここで大丈夫ですよ。送ってくれてありがとうございました。…それで、」と静かに微笑みを湛えながら告げると。ごそごそ、と徐に鞄の中から取り出したのは、雑貨屋さんで渡した紙袋と同じ柄の包装紙に包まれた小さな贈り物。何度目か分からないお返しのお返しにおかしそうに小さく笑いながら、はい、と彼の前へと差し出して )
これは今日貰ったものの、お返しのお返しの、お返しの…──ふふふ、何度目ですかねっ。これは、送ってくれたお返しにということで、受け取ってくれませんか?


  • No.1815 by 逆巻 傑  2024-03-23 17:02:02 



…いや、だからそれじゃお返しの意味が──
( 相手の寮に向かう間にすっかり陽は落ち、辺りには宵闇が迫る。目的地のすぐ近くまで来たところで曲がり角の手前を通せんぼするように身を躍らせた少女に従って足を止めては、ここまでで良いという言葉に納得し、踵を返すために重心をやや後ろへと傾け。そこへハンドクリームと同じタイミングで買ったのか、はたまたもっと前から準備していたのか、雑貨屋のロゴの入った贈り物が差し出されると、喫驚を露わにしつつも高校前では言えなかった遠慮する旨を口にしかけ、そして一度止める。店の価格帯を見るに高価な物でもないだろうし、お返しとしては受け取れないものの、これは彼女が自身に渡すために選んでくれたもの。逡巡の末に切った続きから返答を紡ぎだせば、両手は未だ下ろしたまま反応を待って )
…ないし、送ったくらいで礼なんていらないから…これは、そういうの全部関係なしに水瀬さんが渡したいと思ってくれるなら、貰います。


  • No.1816 by 永瀬ひな季  2024-03-23 20:58:29 



!──…実はこれ、ハンドクリームを買った雑貨屋さんで一緒に買ってて。
( 否定から入る言葉に、こんな理由ではもしかして貰ってはくれないだろうかと、唇をきゅうと引き締め眉尻を垂らしながら、贈り物を少し自分側へと引きよせる。薄暗くなってきた道をぽつりぽつりと街灯が照らし始める中、続いた彼の言葉に微かに瞠目して瞳を揺らしては、ふ、と表情を和らげて。いつどのタイミングで、なんて言って渡そうかと悩んでいた、彼に似合いそうという理由だけで買った、なんでもない贈り物──ただそれだけなのに。手元の贈り物に視線を下げつつ、言葉を紡いでいけば「ラッピングしてもらってる時に見つけて、つい」と経緯を明かし。きっと渡すきっかけなんてなんでもよかった。改めて包装紙を彼へと差し出しながら、はにかんだような笑みを浮かべて )
渡すタイミングなんていつでもよかったはずなのにね、えへへ。…似合うと思ったから、あげますっ!


  • No.1817 by 永瀬ひな季  2024-03-24 00:00:08 



ハッピーアニバーサリー!( クラッカーぱーん! / ゴールドの紙吹雪 )
ついに…、ついに出逢って1年が経ちましたね!( 両頬を包むように手を添えながら、じーん… )毎日楽しくて、本当にあっという間の1年でした。無病息災とまではいきませんでしたが、病める時も健やかな時も、ともに支えていただいた気持ちです。たくさんの思い出と楽しい時間をありがとうございました…!( 数々の思い出を伏せた双眸の裏に思い描いては / 双眸を開けると柔らかくまなじり下げ )
日頃の感謝と、これからも二人でお祝いしていきたい気持ちと、それから大好きの気持ちを込めて──…これを受け取ってください!( シックな黒のボックスに白のリボンが結ばれ / 中にはころんとした形のペアグラス / グラスの底にはふんわりとしたヴェールのような色彩で赤のポピーが描かれたもの / 透明の飲み物を注ぐと浮かんで見える仕組みのそれを、一年記念日のプレゼントとして )


  • No.1818 by 逆巻 傑  2024-03-24 01:17:45 



…本当に1年、あっという間だったすね。( クラッカーぱーん! / ひらひらと舞い落ちる紙吹雪をぼんやりと見上げ / 一枚一枚に浮かぶ思い出を眺めながら )こちらこそ、色んな面で支えてもらって、ここまで駆け抜けて──全部ひな季さんとじゃなきゃできなかったことばかりで、言い尽くせないくらい感謝してます。……だ、大好き…です。( 相手の気持ちの伝え方を真似てみるも、口に出して実感するそのストレートさに遅れて込み上げる照れ / 頬が徐々に熱を持ち )…可愛い。…、じゃあ、早速乾杯しましょうか。( 高級感のある箱の中からグラスを取り出し、上からも下からも底を覗き / 見惚れるように一言ぽろり / 仕組みを察しては恒例のシャンメリーを運んできて )


  • No.1819 by 永瀬ひな季  2024-03-24 11:43:12 



──…えっいま、…えっ!?( 嬉しい言葉の数々が耳と心に溶け込んで、薄くはにかんだ笑みを浮かべる中 / 無防備に聞いていた耳に届いた言葉に双眸ぱち / 赤みを帯びていく彼の頬に、間違いじゃないと知っては / はわ、と受け取った側も頬を染めあげつつ「わっ…わたしも大好き、すごく好き」と改めて )──…それこそ言い尽くせないくらい、好きです。( ふにゃふにゃ嬉しさに緩んだ頬とまなじり )ですよねっ、よかったあ…!はい、…ふふ、最早わたしたちには欠かせないシャンメリーですね。( 自分も気に入ったグラスを彼にも認めてもらえると表情綻ばせ / 何度目かわからないシャンメリーの登場だけれど、変わらず嬉しそうに頬緩め )


  • No.1820 by 逆巻 傑  2024-03-24 12:02:25 



>1816

ありがとうございます。…何だろう、楽しみだな。
( 一度引っ込めかけられた贈り物が理由を変えて改めて差し出されると、今度は素直な礼と共にそれを両手で受け取る。屈託なく宣言された動機からして身に付けるものとは察しがつくも、きちんとジュエリーポーチに入っているだけに中身は窺えず、あまり長く引き留めるのも憚られればちらりと角度を変えて見るのみで。ピアスを探していると話したから似合いそうなものを選んでくれたのだろうかと当たりをつけつつ、受け取ったアクセサリーをハンドクリームと同じ紙袋に収めては、想定外に長引いた予定もいよいよ終わりを迎え。「じゃあ、また」と告げて今度こそ背を向けたなら、次に仕事で顔を合わせる際にはきっと耳元でシルバーのイヤーカフが輝いていることだろう )

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(/ 昨夜はこっちのお返事前に力尽きておりましてすみません…ホワイトデーイベの方、〆させていただきました!感想やら相談やらは1年記念が終わってからまたお話させていただきますね。それでは一度失礼します…!※蹴り推奨 )


  • No.1821 by 永瀬ひな季  2024-03-24 15:12:18 



はいっ、また…!今日はありがとうございましたぁっ!
( 楽しみだと、彼の心を小さくとも動かせたのなら嬉しい。無事渡せたことにも満足そうに、にへと緩んだ笑みを浮かべつつ帰路に就く彼の背中を片手を大きく振って見送ると、実際貰った物以上にたくさんの贈り物を貰ったようなほこほことした気持ちで寮への方向へと踵を返し。──その晩。バスドロップをひとつ使って早速湯船に浸かり心身ともに癒されると、肌触りのいいネイビーのサテン生地のパジャマに身を包んで、ベッド脇に新しく増えた仲間のぬいぐるみを抱きつつ、かすみ草のヘアピンを飾っているのと同じ棚上に置いたキャニスター入りのカラフルなバスドロップを眺めながら、余韻に浸るように眠りにつくだろうか / 〆 )


  • No.1822 by 逆巻 傑  2024-03-24 18:29:10 



>1819

…10倍ぐらいになって返ってきた。( 言葉を放った後は頑なに目を合わせず横に逸らしていて / しかし一足飛びにグレードアップして返る想いについ視線戻すと、ふ、とつられて表情緩め / 「一年も言われ続けてるとさすがに疑う余地ないすね」と繊細な手付きで髪撫でたかと思えば、堪らなくなって小さく吐息洩らした後、相手の頭頂部へと額預け )祝い事の時は俺らと並んでレギュラーすからね。…あと、今日はバウムクーヘンもあります。( いつの間にかお馴染みになったシャンメリーの存在に冗談っぽく言及しては、一緒に運んできた箱の中にある年輪を刻むお菓子も匂わせ / ペアグラスにゆっくりと中身を注ぎ入れたなら、浮き上がる鮮やかなポピーに「…確かに、これは何度も乾杯したくなる」と自然と笑みと賛辞を零して )


  • No.1823 by 永瀬ひな季  2024-03-24 20:24:38 



ふふ、…来年返ってくるのは100倍かもしれないですけど、大丈夫ですか?( 収まらぬ多幸感でほぐれっぱなしの表情 / 冗談とも言い切れないような言葉を、小首を傾げながら問い掛けると / あまり身動きもできず上手く顔が見えなければ「…ね、ぎゅってしてもいいですか」と瞳だけで見上げ / ぱたぱたと尻尾だけはたくさん振り )バームクーヘンもっ…!楽しみです!( 甘いものに目がなければ例に漏れず瞳を煌かせ / しゅわしゅわと炭酸泡は朝露が弾けたように瞳に映り / 予想以上の可愛らしさとグラスの演出に表情をぱあぁと綻ばせ / 「何度でも、ふたりで乾杯しましょう」グラスに見惚れた隣を見上げながら、まなじりを下げ / グラスを手にすると互いのグラスをそっと触れ合わせて「乾杯っ」 )


  • No.1824 by 逆巻 傑  2024-03-24 21:23:27 



ん、…なにか困ることあるんすか?( 思い切った倍率に口の端を一層綻ばせると、やや悪戯っぽく真似て小首を傾げつつ / それから「そういえば一年前にも100倍って言ってたすね、ひな季さん」と記憶を辿って懐かしむようにくすり / 顔を見せないように頭上に伏せ、両眼を瞑って平静を取り戻そうとする折 / 問い掛けと共に見ずとも感じ取れる尻尾の揺れる気配に〝待て〟を言い聞かせるかの如く「だめ」 )…大事にしないといけないすね。( 持ち上げたグラスの奥に相手の姿を映せば、何度でもふたりで乾杯するために、と意思表明のように呟き / 軽やかに鳴ったグラスに口をつけては、お祝いの味に目細めて )…ひな季さんに見つけてもらえて本当に良かった。これからもよろしくお願いします。


  • No.1825 by 永瀬ひな季  2024-03-24 22:32:40 



まねっこかわ、…んん。摂取しすぎて、…い、胃もたれとか胸焼けとか。( きゅん / 言葉と量にとびきりの甘さを砂糖に準えつつ、双眸を心配げにぎゅむ / 彼もフレーズを覚えていた嬉しさに微かに瞠目するも「!…他の倍率は上がっても、中身は変わらないみたいですね」 / 変わらぬ発言を恥じらうように、視線を逸らしつつ頬を掻き / 却下受け「なんで!」と衝撃マーク浮かるも、忠犬の如く大人しく従い / くーん… )わたしも、声を掛けてよかったなって…今日だけじゃなくてずっと思ってます。わたしを選んでくれた傑さんへの感謝の気持ちも。…えへへ、こちらこそ、これからもよろしくお願いします!( グラスを傾けてシャンメリーを味わうとともに、しみじみと何度だって抱く気持ちも改めて味わっては / 仄かに色付くまなじりを幸せそうに下げて / テーブルの上にグラスを落ち着かせては「バームクーヘン食べましょうか!お皿用意しますね」 / カトラリーとお皿を運んできてそれぞれを卓上へ )


  • No.1826 by 逆巻 傑  2024-03-25 20:55:39 



そのくらいなら寧ろなりたいすけどね。( そういう認識なのかと双眸を瞬かせれば / 胃もたれも胸焼けも辞さない心持ちで相手の目尻にそっと触れて / 「…すね、ずっと同じこと言ってるし」と変わらぬ言動を揶揄するように答えるも、眼差しの優しさまでは隠し切れずに )…こっちだって一年で色々降り積もって──…、( 漸く少し落ち着き、徐に首を起こした先 / 子犬のような瞳に訴えかけられると須臾の瞑想もむなしく「…、いいよ」の言葉が滑り出て )…ひな季さんと居ると、たまにシャンメリーでも酔いそうになる。( 的確に自身を喜ばせるフレーズの数々に、グラスへ目線落としてはくるりと軽くひと回しし / それからまた口をつけると、照明でやっと分かる程に目許を淡く染めて / 運ばれてくる食器に、箱から取り出したバウムクーヘンを切り分け二切れずつ皿の上へ )


  • No.1827 by 永瀬ひな季  2024-03-25 22:36:41 



っ…じゃあ、お腹いっぱいになっても手加減してあげない…。( 目尻に触れられる感触に双眸ぱちり / 頬から触れられた箇所にかけてほわんと染めつつ、視線をふよ / 揶揄され「あれです、童心忘れるべからず…」とごにょごにょ告げるも視線を戻せば / 隠しきれない優しさに〝そういうとこも好き…!〟と双眸伏せ胸を抑えつつ密かにときめき )いろいろ。──…!わあいっ、えへへへ…!( きょとんと瞬くも許可を得れば、その瞬間ぱああっと煌めいた笑み浮かべ / 腕の下から背に手を回し、ぎゅう… / そのまま見上げると「いろいろって、たとえば?」と見えない尻尾をぶんぶんと振りつつ興味津々に )へえ…?あ、また猫ちゃんみたいに甘えてもいいんですよ。( 未成年ゆえに意図がよくわかっておらず、不思議そうな笑みで小首傾げると / 思い出すのは本編でのお酒の席 / ぴこんと電球マーク浮かべては、無邪気ににっこり / 「わあ、美味しそう!早速食べてもいいですか?」お皿の上に乗せられたバームクーヘンに瞳きらきら )


  • No.1828 by 逆巻 傑  2024-03-26 00:26:19 



…、ちなみに今は手加減してるんすか?( 波に流されるようにゆっくりと逃げてゆく視線を認めた後 / 相手の発言の程度を確かめる意味も含みつつ興味本位に尋ね / 心中では彼女の一途さを称えていたつもりが、顔を上げてすぐに伏せられては本当に気にしているのかと誤解し / ノックでもするかのように人差し指の背で軽く頭に触れると、少し体を折って耳元近くで「…変わんないひな季さんが俺もずっと好みだけど」と言い添えて / もし体勢を戻した際に瞳が此方を向いたなら、メタな事情に自身の口元へそっと人差し指を立てるだろうか )…本当に何も分かってないんすか。( 前方の温もりに脳内で降参の白旗を立てながら、腕を回す代わりに頭上に片手乗せ / 無邪気な追及を受けてその手を頬まで滑らせれば、双眸の奥を捉えるようにじっと見据えて )!?あまっ──…え、て…?( 突然投下された身に覚えのない場面にぎょっと / 分かりやすく狼狽えては難しい顔で記憶を辿りだし / 思索に耽っているせいかお菓子に目もくれず、おざなりに「どうぞ」と答えて )


  • No.1829 by 永瀬ひな季  2024-03-26 01:41:38 



それは…ちょっとしてる、かも。でもこれは、よくよく考えると自分自身に手加減してるみたいな…──説明が難しいんですけど、聞きます…?( そろりと視線を戻しつつも言葉を探すように少し彷徨わせると、ぽつり / ふいに耳元のすぐ傍で低い声が鼓膜を擽れば、水に絵の具を垂らしたようにぶわり頬と耳朶赤く染め / 小さく吸い込んだ息
は一瞬止まったような / その耳に手のひら添えつつ、瞳が合えばこくこくと頷くのが精一杯で )…っえ、あの、~~っ…──さっき、言ってくれた……すき、って気持ち、とか…。( 捉えて離さないような瞳をするから、視線逃せず彼の双眸を交互に見つめるように瞳を揺らし / 口に出すのも照れてしまっては、みるみるうちに頬を赤らめ言葉詰まらせつつ / 瞳ぐるぐる / 「あと楽しい気持ちとか、嬉しい気持ちとか!」 )はい!うーんと、すりすり甘えるみたいな…、まあ頬に当てた濡らしたハンカチにしてたんですけど。仕草が猫ちゃんみたいに可愛くてっ…もちろん酔ってなくてもウェルカムですよ!( 双眸を伏せて遡ること、初期も初期 / ぱ、と開けた双眸は頬と一緒にふにゃりと緩められ / 「いただきます!」と合掌後フォークでひと口切り分けると口に運んで、もぐ )ふわふわしっとり…、美味しい…!傑さんもほら、食べましょうっ?( なんだか思考の遠いところにいるような彼の肩をぽむぽむ )


  • No.1830 by 永瀬ひな季  2024-03-26 01:48:33 



なんだか絶妙なタイミングで改行が起きてますが、わざとじゃないんです…ミスです…!( はっとレス見上げ、あたふた )いつもですがどんどん長くなっちゃってすみません、適宜蹴ってもらって大丈夫なので!( ※ここももちろん蹴り推奨 )


  • No.1831 by 逆巻 傑  2024-03-26 09:37:45 



…はい。できそうなら。( 説明に難儀する様子を一緒に悩むかのような不思議そうな面持ちで見守り / 問い掛けには迷わず肯くも、あくまで希求はしない姿勢で / 相手の反応で意図が確かに伝わったことを知れば、満足げに表情和らげ、その後は何事もなかったかのように振る舞って 〆 )…分かってるのにわざわざ聞いたんすか?( 動転しながらも存外的を得た回答が紡がれると、肌の表面をなぞるように耳の後ろから首にかけて指先滑らせ / 眼差しはやや伏せ気味に、今度は此方が追及するように )──…あぁ、あの時の…。…いや、あれは冷たいのが気持ち良かっただけで、( 漸く相手の言う場面に思い当たっては、知らぬ間に犯した失態ではないことにひとまずの安堵 / それでも気の抜け過ぎた姿は〝お見苦しいところ〟に変わりなく、ごにょごにょと言い訳した後に照れ隠しで「二度としないし、猫じゃないし」と見境なく全否定を / ただしバウムクーヘンへの促しには素直に応じると、広がる甘さに心なしかほっと表情緩ませて )…ん。


  • No.1832 by 永瀬ひな季  2024-03-26 13:19:10 



えと、……好きって感情を抑えられないのがわたしなんですが。でもその気持ちが自分で思ってるよりも莫大で、すごく多くて…自分の気持ちにキャパオーバーになってる…というか。傑さんのひとつひとつが、あれもこれも大好きで仕方ないんです。全部気持ちを吐き出してたら会話にならないくらい、だから…自分を手加減してます。( 上手く纏まらないながらも、視線を彷徨わせつつ言葉を探っては手繰り寄せ / 彼が自分に言ってくれる〝かわいい〟に少し似てるのかもしれない / 少しずつ腑に落ちたように視線を前方へ落ち着かせると、そろりと見上げながら伝わっただろうかと小首を傾げ )っ…そ、それは…──( 首筋へと移り這う指先に、ぴく、と小さく肩を竦め / は、と吐息震わせてしまえば、じわりと耳まで広がる恥じらいの色 / 視線から逃れるように顎を引いていくと「そうかもって期待と、そうだったらいいなって願望が、まじって、確認を…」とぽそり )えっ、二度としてくれないんですか…。( 全否定受けては絶望に打ちひしがれたように、眉尻を垂らしながら表情は沈み / 雰囲気どよん…としながらも甘さに和らぐ彼の表情に心は解れるもので )


  • No.1833 by 逆巻 傑  2024-03-26 21:25:40 



…俺に対して手加減してるつもりはないけど、ひな季さんの中の想いは全然こんなものじゃない、って解釈で合ってるすか?( まるで悩み相談でも受けるかの如く真摯な面持ちで耳を傾けると / 目線を下方向に落として頭の中で数回反芻 / やがて顔を上げたなら、簡単な言葉を使った自己解釈で理解の程を確かめようと )…、正直者…。( 聞けば洗いざらい告白する様子とあまりの抵抗のなさに、背徳感めいたものを覚え始めてはそれ以上追い詰める気にもならず / いつも通りの力の抜けた調子で再認識するように零し、首元にあった隻手は最終的に彼女の背へと添えられて )えっ、そんなにへこむ…?( 予想以上の落胆具合に一瞬にして牙を抜かれ / 祝事らしからぬオーラをやや遠巻きに眺めると、そっ…とバウムクーヘンをもう一切れ相手の皿へ )


  • No.1834 by 永瀬ひな季  2024-03-26 22:41:14 



だ、大体そんな感じです……あと、上手く伝えきれないもどかしさも抱えてて。大好きだけじゃ本当に足りないんですが、どうしたらいいんでしょう…!( 改めて認識される恥ずかしさに、じわりと込み上げる照れ / 双眸をぎゅむぎゅむ瞑りながら、溢れて仕方ない感情への助けを求めるように拳握って訴えて / はわわ )?…はい。( ぽつり呟かれる言葉に否定するでもなく、再びそろりと見上げては / ほんのり頬赤いままに「どうか、もっともっと…たくさん降り積もりますように」 / 彼の首後ろへと背伸びしつつ腕を柔く回せば、願い込めるように首元に顔を寄せながら呟いて )そりゃあ、またいつか拝めると期待していたので…。( はあ…と嘆息を漏らし、小さく唇を尖らせながら不満を口にするけれど / そっとこちら側へと寄贈されたバウムクーヘンには、不覚にも雰囲気きらきら / ほんの少し逡巡した後には貰った一切れを半分に、元々こちらのお皿に取り分けられた一切れを半分に分け / 元の一個分になるように切り分けたのを、彼のお皿に戻して「おいしいものは、ちゃんと分けましょう」 )


  • No.1835 by 逆巻 傑  2024-03-27 12:20:23 



…ひな季さんはそのままでいいよ。( 先程から次々と放たれる容赦なしの好意に、涼しげだった顔にも次第に照れとも喜びともつかない表情が滲み / これ以上手強くなられては困ると宥めるように頭ぽんぽん )──…、…勘弁してください。そろそろ潰れる。( 不意に首元へ伸びる両腕と近付いた距離に僅かに目見開き / ややあって弱々しい息を吐き出すと、自らも両手を背に回して華奢な体躯を抱き竦め / そのまま相手にだけ聞こえる声でぽつりと本音を吐露して / 〆可 )猫好きなのは分かるけど…、そういうのは本物に期待してください。( 不満たらたらな様子に対し理解のある振りだけはするも、要求を受け入れる気はないようで / 彼女らしい言動にふっと表情綻ばせては、打算ではないと知りつつ冗談の口調で釘を刺し、再びバウムクーヘンとシャンメリーに手をつけだして )分けても二度とやらないのは変わんないけど。

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(/ 最近あまりお返事ができずにすみません…!そんな中で申し訳ないのですが、明日も恐らく残業で、明後日は終業後に母と妹が泊まりに来るため、お返事が遅れそうです…;; ご連絡のみ失礼致しました、こちら蹴り可です◎ )


  • No.1836 by 永瀬ひな季  2024-03-27 14:02:15 



いい、の?…わかりました、傑さんがそう言うなら!( このままでいいとの言葉に安心感 / ほわ、と表情を緩めては尻尾を振りながら雰囲気にハートを飛び交わせて / 〆可 )…ふへへ。( ぎゅ、と身動きできないほどの抱擁に多幸感 / ふわふわとお花舞わせ / 互いの腕が解放しあいお互いに顔を見遣ったなら、それはそれは幸せに満ちた緩んだ笑みを浮かべて / 〆 )猫ちゃんは好きですよ、すごく好き。でもそれ以上に傑さんが大好きなので!( フォークをぎゅっと握り締め、眉をきりりとしながら主張 / 揺るがぬ順位差 / 「ちょーっとだけ残念だけど、一緒にこうしていてくれたらそれでいいもん」とぱくりバウムクーヘンを頬張り )──…ごちそうさまでした、おいしかったです!次にお祝いごとする時は、わたしが甘いもの用意しますね。何がいいかな…!( 完飲完食しては手をぱちんと合掌すると / 甘味を食べられる免罪符 / ぺこちゃんさながらに舌先をぺろり )

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( / いえいえ、お忙しいなか欠かさずお返事やご連絡を本当にありがとうございます…!ご予定につきましてもかしこまりました◎ のんびりお待ちしておりますのでこちらのことは気にせず、お体に気を付けてお過ごしくださいね…! / 蹴り可 )


  • No.1837 by 逆巻 傑  2024-03-27 18:26:06 



…心配しなくても、世界一上手いすよ。( 一切誤魔化しのない言葉も然る事ながら、表情や態度が何よりも雄弁に好意を伝えていれば、独り言のようにぽつり / 今度は聞き分けの良い子を褒めるように頭ぽんぽん / 〆 )…分けたぶんそっちは伸びたかもしれないすね。( バウムクーヘン頬張る姿を何の気なしに眺めていると / お菓子選びに込めた思いを汲んだような発言に瞬いた後、皿の上へと目伏せつつ微かに笑んで / 此方も完食し手を合わせたなら、次の申し出には「じゃあ、お願いします。ひな季さんが一番幸せになれるやつで」 )グラスもありがとうございました。思い出には触れられないから、形に残るものがあると、こう…安心します。( 空になったグラスを持ち上げ、そっとその縁を親指で撫でながら )


  • No.1838 by 永瀬ひな季  2024-03-27 20:43:41 



そっち?( 選んだ理由も知らず、ただシンプルに、それでいて願望に似たそれを口にしただけ / 且つ美味しくいただいただけであれば、きょとんと双眸を瞬きながら小首を傾げ / 一任されると、ぱっと朗らかに笑みながら「了解です!」 )これからもたくさん贈りますっ…、ふふ。そのうち傑さん、埋もれちゃうかもしれないですね。( ぜひそうさせてください、と言わんばかりに前のめりに拳を握っては / ふと想像するのは、宝箱の中でたくさんの贈り物に埋もれる彼の姿 / くす、と溢れる笑みに緩めた手のひらを添えて )


  • No.1839 by 逆巻 傑  2024-03-27 21:43:22 



一緒にいる時間。( ちらりと目を上げ、何の自覚もないらしい相手を捉えると / 先に視線を元の位置へと戻し、指示語の置き換えを端的に答えて )…なに言ってんすか。俺が埋もれるならひな季さんも埋もれてるんすよ、それは。( つられるようにふ、と笑み零しては、ほとんど触れるだけの力加減で傍の腕を柔く引き / もし宝箱があったなら、一番初めに彼女を入れるだろうか )


  • No.1840 by 永瀬ひな季  2024-03-27 23:20:43 



傑さんが望めば望むだけ、伸びますよ。( 再びお皿の上へと彼の視線が戻れば / 覗き込むように小首を傾げて、ふふ )…じゃあ、一緒に埋もれていきましょうね。──…改めてこれからも、よろしくお願いします。( 柔く引く彼の手のひらに視線を一度向けては / 心ごと惹き込まれる言動に、ふわりと優しく笑い / その手のひらをそっと掬い取ると、互いの手のひらを合わせるように指を絡めて / 〆 )

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( / 〆とさせていただきました、上記のお返事は任意です◎ 逆巻さんからの大好きの言葉も、バウムクーヘンに込められた意味も、宝箱へ一番にひな季を入れようとしてくれるところなどなど…ひとつひとつが尊く言葉の宝物の山でした!一年記念、おめでとうございます。と、ありがとうございます* そして背後からも、これからもどうぞよろしくお願い致します。
相変わらず安定しない絵柄ですが、一年記念イラストを描いてみたので、よろしければお納めください…!3パターン(?)あります。 )

https://tadaup.jp/51fe926fc.png
https://tadaup.jp/51fe93292.png
https://tadaup.jp/51fe93aa4.png


  • No.1841 by 逆巻 傑  2024-03-28 01:14:52 



(/ 背後からも改めまして、一年記念おめでとうございます!ありがとうございます!これからもどうぞ末永くよろしくお願い致します…!ほとんど逆巻に言われてしまいましたが、背後様とご縁を結べたこと、そしてここまで続いたこと、心から嬉しく思っております。浅はかにも解消を申し出た時、引き止めていただいて本当にありがとうございました…もう二度と言いません…。私からも背後様とひな季ちゃんへ、特大の大好きを贈らせてください…!
特段のイベントを考えられておらず、シャンメリーとバウムクーヘンで乾杯しただけにはなりましたが、特別なことが何もなくとも非常に満たされた一年記念でした* 素敵すぎるグラスのプレゼントを頂いたり、伝えきれない程のひな季ちゃんの想いの丈を知ったり、初期の思い出話をしたり、ちょっと踏み込んだアプローチがあったり…とにかく楽しませていただきました。メタ逆巻はまるで堪え性がなくて煽られ弱すぎでしたが、本編逆巻はもうちょっと頑張ってくれるはずです()

そして正真正銘の形に残るプレゼントもありがとうございます…!リアルに「すっ…」って声出ました…( すごいって言おうとしたけどすごすぎて言葉を失った人の図 )画像の解像度?が上がって美麗度も増し増しで…!更にバリエーションまで用意してくださって、個人バージョンの後に二人が同じ画角に収まるの、MVみたいでとっても上がりました…。それぞれのポーズもいい、かわいい…しっかり真ん中にハートがあるのも好きだし、壁紙にしたいどころか大型トラックに貼り付けて全国を走らせたいレベルです。ディティールの描き込みにも感動したので、もしよろしければ次は逆巻の耳に頂いたイヤーカフも装着させてくださいませ…!! )


  • No.1842 by 永瀬ひな季  2024-03-28 02:26:01 



( / こちらこそ、その節はありがとうございました…駄々をこねる私の声に真摯に向き合ってくださって感謝しております…!背後様とのご縁は、上手い言葉が見つかりませんが奇跡の連続でもはや運命だと思っています…()素晴らしいご縁を繋いでいただき本当にありがとうございます!嬉しくも温かいお言葉の数々にによによしています。私もひな季も、背後様と逆巻さんがとっても大好きです* 変わらずご無理のないよう、お相手いただけますと幸いです…!
一年記念、同様にご満足いただけたようでよかったです* 次のお祝いごとでひな季が甘いものを用意する話でしたが、〝ひな季が一番幸せになれるやつ〟にはパッと逆巻さんの姿が浮かぶくらいめろめろですので、煽られよわよわでも美味しくいただけましたのでご安心ください…(?)

一年記念ということで張り切って解像度上げてみたんです、えへへ。結構不器用なので、毎回もうこれ以上のもの描けない…って思うんですけど描けました、多分今度こそこれ以上のものは描けません() なので声出ちゃうくらい反応いただけたようで嬉しいです…!毎度こちらの方が嬉しくなっちゃうような反応に感想を、ありがとうございます*
しかしついさっき気付いたんですが、逆巻さんの白目が片方背景透過していました…ごめんなさい…(土下座) 後日修正版の方を改めて上げ直させてください…!その際に、潰れず描けそうだったらご要望いただいたイヤーカフ着けさせていただきますね!本人から見て左耳でよかったのでしょうか?イヤーカフだからどっちでも着けるよ!とのことでしたら、今後描かせていただく時は立ち位置に応じて見える方に描こうかなと…!(本当はピアス穴も描きたいのですが、潰れてしまうので描いておりません…) 

※上記、お好きにご割愛ください…! )


  • No.1843 by 逆巻 傑  2024-03-28 14:15:39 



(/ えへへへ…運命とのお話や逆巻への〝一番幸せになれるやつ〟認定など、嬉しいお言葉がたくさんで心が猫ミーム状態です…!ぜひメタ逆巻も本編逆巻も味わってお召し上がりいただければ幸甚に存じます…*
また、ついでのような形になりますが、ホワイトデーイベもありがとうございました。普通に放課後デートを楽しむすぐひなにとっても癒された回でした!羨ましすぎるハンドクリームのプレゼンやらひな季ちゃんらしさ満載のプリクラやら…すっかり馴染んだふたりに、最後辺りの荷物いっぱいでほくほくしてるひな季ちゃんのシーンではもう完全に内なる逆巻が彼氏面してました()過去の深掘りや思い出の品が一気に増えたことなど、背後としても非常に収穫のあるイベントとなり、今回もまた大満足です…!

最初に拝見した時から一年記念への想いを感じてじんわりと心温まっておりました。毎回期待を超えてくるの、本当に背後様…背後様……。お忙しい中いつもご準備ありがとうございます、写真の「可愛いの魔法」フォルダがより充実して感動もひとしおです…!
イヤーカフにつきましては、逆巻のお気に入りアイテムになってずっと着けてるだろうな、という想像から口にしただけですので、もしサイズ的に難しそうであればどうぞお気遣いなく…!左右は特にこだわっておりませんので、背後様が見栄えすると思った方にお願い致します◎

※上記、蹴るも割愛もお好きに扱ってくださいませ!
さて、以前にもお伝えした通りご相談したい事項がございますので、少々お時間を頂戴します。まずはじめに、現在ある程度は物語の筋道が立っておりますが、以降の進め方はどちらの方が望ましいでしょうか…?
①現実世界の時季と物語上の時季は別物として、イベントを順に消化してゆく
②できるだけ現実世界とリンクさせるため、予定していたイベントに相応しい時季になるまで別イベを発生させたり小話やメタ雑談を挟む )


  • No.1844 by 永瀬ひな季  2024-03-28 16:19:37 



( / ハッピーハッピーですね*
ホワイトデーイベの感想もありがとうございます…!またまたこちらこそとなってしまいますが、ご提案いただいたもの全て本当に楽しく消化できました◎ おんなじ匂いのハンドクリームをプレゼントできてしまったので、それが二人から香る瞬間が来るのが楽しみです…。プリクラへ引き込まれてしまうのもどきどきしました~…背後様は本当に展開を考えるのがお上手ですね…ごちそうさまです() 思い出の品が増えたことももちろんですが、逆巻さんの学生時代を深掘りできたイベントになりました、改めてありがとうございました*

お言葉に甘えて(恥ずかしくなっちゃったので)割愛致しますが、お返事大切に読んで心の中のフォルダにしまっておりますので…!以上蹴り可です◎

進め方についてですが、①がいいかと考えております。今まではふわっとリアルタイムの季節の描写を挟んできていたので、②に近く情緒があって良かったのですが、それだと第二部の完了に一年掛かることになるのかなといった懸念が…。①の場合、ざっくりと事前に季節の切り替えラインを決めておくべきでしょうか?
それからこちらからも確認が…!
以前ご提案いただいた、匂わせ写真事件の後日談の件ですが…文化祭イベとは別枠のイベントで、今のところ第二部の最後となるイベントという認識で合ってますでしょうか…?だとしたら、前回なにやら勘違いしてしまっていて、お返事が噛み合わずすみませんでした…!! )


  • No.1845 by 逆巻 傑  2024-03-28 18:55:16 



(/ ①ですね、かしこまりました…!私もひな季ちゃんが卒業するまでリアル一年掛かることは悩みの種だったので、これからは物語上の季節のみ気にして進行させていただきます◎ 具体的には、イベントの案出しの際に順番とざっくり何月頃かを決めて、時系列マッピングしていく形になるかなと…!第二部の未消化イベント(と目安の節目)で例を挙げると、以下の通りです。

①お化け屋敷デート→4月から6月頃
②ホラーロケ本番→6月から7月頃
③犬カフェデート→7月から8月頃
④文化祭イベ→9月から11月頃
⑤匂わせ写真事件後日談→11月から12月頃
⑥卒業式→翌3月

クリスマス等の主だった時節イベントをどう扱うかは3パターンほどあるかと思っていますが、「本編内の時系列でやる」「現実世界の日付に合わせてメタ雑談や小話でやる」「それぞれどっちもやる(※やり方やどのイベントに適用するかは要相談!)」だとどれがイメージに近いでしょうか?

また、匂わせ写真事件後日談につきましては、背後様の仰られた通りの認識です。やりとりしていて噛み合わない感覚はありませんでしたが、私の方も何か読み違えていたかもしれません…!ので、全然大丈夫です…! )


  • No.1846 by 永瀬ひな季  2024-03-28 19:47:04 



( / 例を挙げてくださりありがとうございます。本来予定していた順番通りなのに、良い感じに季節柄ちょうど良さそうなイベントが並んで心の中で拍手しております…!
①お化け屋敷デートと②ホラーロケ本番の間に、なにか小話かメタ雑談ができれば嬉しいです。ひな季と背後の心の安寧のために…()

時節イベントにつきましては、「それぞれどっちもやる(※やり方やどのイベントに適用するかは要相談!)」というのが一番やりやすくてありがたいです!様子を見つつ可能な範囲で、これまでメタ雑談や小話でやってきたイベントは本編で、逆もまた然りでできたなら一番個人的な理想です。

文化祭イベ内でそのお話を持ってくるのかなあと脳天気に勘違いをしていたのです…!改めての認識に相違なくよかったです、また温かいお言葉ありがとうございます* )


  • No.1847 by 逆巻 傑  2024-03-28 20:40:08 



(/ ロケ本番はイベントとして設けるでも描写せずに飛ばしても、と考えておりましたが、小話やメタ雑談につきましてはぜひぜひ…!いつでもお好きなタイミングでお声掛けくだされば、喜んで応じますので*
また時節イベントへのスタンスも把握致しました◎ 直近で言えばエイプリルフールがありますが、本当に直近も直近なので今回はパスかなあと…いかがでしょうか?

なるほど…ちょっとした行き違いが起きるところでしたね、ご確認いただいて助かりました!そういえば、以前お話のあった相馬くんの浮気だめ発言に対する返答ですが、逆巻からすると相馬くんはひな季ちゃんの気持ちすら知らないことになっているはずなので、やっぱりもう少し悩ませてください…!

それでは進め方もあらかた決まったところで、次レスにてイベント案…というかほぼやりたいことリストですが、提示させていただきますね。少々お時間いただくことになるかと思いますので、今しばらくお待ちください!※適宜割愛可 )


  • No.1848 by 永瀬ひな季  2024-03-28 22:58:18 



( / そうなのですね…!イベントを設けるとなると、ひな季単体での撮影描写を上手くやれるかな~と心配だったので、飛ばしても可能でしたらお願いしたいです…!また小話・メタ雑談のご快諾ありがとうございます*
エイプリルフールは、私も今回パスでいいと思います◎ あとはお花見もあるかと思いますが、そちらはどうしましょうか?次はお化け屋敷デートになるかと思いますので、そこへ入れ込むことも可能です。

浮気だめ発言についてもかしこまりました!やりたいことリストものんびりお待ちしております* )


  • No.1849 by 逆巻 傑  2024-03-29 00:34:36 



(/ 承知致しました!それではホラーロケは撮影したという事実だけで、描写は飛ばしましょう◎
実はお花見イベは私もやりたいと考えておりまして…!運命説が補強されてほくほくしつつ、下に素案を置いておりますのでご一読くだされば幸いです。お時間をいただいた割に雑駁な文章ではありますが、その他のイベ案も何とか纏まりましたのでご確認をお願い致します…! )


【 第二部 】

●お花見イベ
学生時代の話の続編。「逆巻さんの母校(高校)ってどこなんですか?」から始まって、「見てみたいなぁ」「別に面白いものは何も…いや、今の時期だと桜があるか…」みたいな話の流れで、元々実家に用事があった逆巻が牧さん弟と登ってた山にお花見がてらひな季ちゃんを連れて行くイベント。自主的にでも浅倉玲さんの〝胃袋を掴め〟的な入れ知恵のおかげでも、お弁当を作っていただけたりするととても美味しいです…。何かしらのハプニングで服の腰回りが汚れちゃって移動手段の座席に座れない状態となり、逆巻の実家までついて行って洗濯機を借りることに(両親は不在)。お弁当の際に「本当はできたてのハンバーグを食べてほしかった」という会話があれば、洗濯機を回す間実家のキッチンでお礼代わりに作ってもらったりだとか…、そのお返しに逆巻からは昔カフェでバイトしてたとかでラテアートを提供したりとか…。のんびりご飯を食べながらひな季ちゃんの進路の話などを聞きつつ、逆巻の学生時代の話もちょこっとできればと考えております…!とはいえこれでもかと言うほど要素盛り盛りなので、必ずしも全部乗せでなくとも大丈夫です◎

●船上パーティー
お化け屋敷デートの後想定。遊園地チケットの料金差を引き合いに出して「子供とはデートって言わない」とアプローチを退けられただとか、単純に完全に子供扱いされてる気がするだとか、そういったことを浅倉玲さんに相談(報告?)したところ、船上パーティーのチケットを譲ってもらって始まるイベ。男女ペアでしか参加できないドレスコードのしっかりしたパーティーで、大人っぽい姿を見せよう!という試み。ひな季ちゃんがどうしても行きたいって言えば逆巻は保護者面で付き合うはず。第三部で西谷さんの替え玉イベを考えているため、もう少しカジュアルな犬猿の仲になっておきたく、西谷さんも京香さんと参加している設定にしようかな~と考えております!

【 第三部 】

●同窓会
逆巻の高校三年生の時のクラスメイトが集まる同窓会。元カノも来ると知ってはらはらしているひな季ちゃんに、別にそういう間柄でもないけど何もなかったと信じてほしくて酔った振りで解散後電話かける逆巻やりたいです…。

●恋敵
逆巻のライバルキャラクターとして、非の打ち所のない爽やか好青年で正統派イケメンの二世俳優(ひな季ちゃんと同年代)を登場させたいです。若いけど落ち着きがあって可愛げもあって、すっと他人の懐に入るのが上手いような…。二世俳優がドラマ共演(仮)でひな季ちゃんを好きになってアプローチをかけ始めて、すぐひなの間にも何やかんや起こったり起こらなかったり(未定)。普通に見れば逆巻に勝ち目は一つもない中、山中での撮影時にぬかるみに足を取られたひな季ちゃんが崖下へと落下してしまう(大事はない)。自分の背負うものが過って咄嗟に助けに行けなかった二世俳優に対し、迷わず崖下に飛び込む逆巻の姿に、自分ではひな季ちゃんを守れないんだと恋敵が身を引く形で終幕かな…と、大まかなプロットを思い描いております。この後全員で宿泊している山荘旅館の大浴場で、逆巻が二世俳優と裸の付き合い(強制)をしてひな季ちゃんとの関係から自分の気持ちまで洗いざらい吐かされ、ついでにのぼせもします。「夢の邪魔したくないから一生気持ちを伝えるつもりはない」という逆巻の言葉に、二世俳優は(隠れて付き合ってる芸能人なんか山程いるのに、真面目だな…)と思うけれどそれは教えず、こっそり見守りポジにつくのかなぁなんて。

●替え玉イベ
西谷さんの替え玉イベ。最近なんだか視線を感じる…ということで、逆巻が「何でもする」を条件に西谷さんに自分の替え玉を頼み、視線の正体を探るために動き出す(他の人を危ないことに巻き込めないから自分で接触したい)。ひな季ちゃんは西谷さんと行動してもらうか、それとも逆巻と一緒に行動するのかはまだ決まっていません。視線の正体の第一候補は今のところ芸能記者だけれど、その他の何者かでも可。芸能記者の場合は二世俳優の彼が親と事務所の力で黙らせてくれます。


  • No.1850 by 永瀬ひな季  2024-03-29 02:13:28 



( / 雑駁だなんて、短時間であんなに練ることができるのすごいです…そしていつも素敵なイベントをたくさん考案してくださりありがとうございます。によによと楽しみながら拝読しました* いつも案出しに甘えてしまってすみません…!

●お花見イベ
リアルタイムでもそろそろ開花時期ですし、お花見イベやりたくなりますよね* そして私も、手作りハンバーグを入れたお弁当を用意しようと思っておりました…!運命説がより強固になりましたね、えへへ()
そしてフラグ回収が本当にすごいし、逆巻さんのご実家に行っちゃっていいんですか…!とテンションが上がってしまいました!できたてハンバーグも食べていただきたいですし、ラテアートも気になりますし、学生時代のお話も非常に興味がありますので、背後様にご負担が及ばない程度に内容を盛り込ませてください…!

●船上パーティー
遊園地のチケットの価格差で子ども扱いしてるのもされてるのも、可愛くて和みました…それを浅倉玲さんにチクって()いるのもおもしろ可愛いです。船上パーティーすごくおもしろそうですね…!今からどんなドレスにしようかだとか、背後様がお考えになる逆巻さんの服装もいつもおしゃれなのでわくわくとしています…!西谷さんと京香さんの参加もわくわくです*

●同窓会
同窓会…!復縁だけでなく出逢いの場でもあるので、はらはらして仕方ないと思います…ひな季はおうちでサメにゃんを抱きながらはらはらしているかもしれません。相馬くんはネトストぶりを発揮して、同級生のアカウントがあげる写真などを見て逆巻さんのことを監視してそうですが() 酔ったふりして電話を掛けてきてくれる逆巻さん、最高すぎるのでぜひお願いします…!

●恋敵
以前仰っていたキャラクターですね!どんなに非の打ち所がない正統派イケメンでも、ひな季の中ではきっと良い人止まりでしかないんだろうなあと思いつつ、迷わず崖下に飛び込む逆巻さんがあまりにもイケメンだったのでそれは勝てないわ…となりました。ありがとうございます(合掌) 一生気持ちを伝えるつもりはない発言には、ひい…となりましたが…。
ちなみに、のぼせた逆巻さんと湯上がりひな季が鉢合わせする展開、あったりしますか…?もしあるなら、ロビーで休んでいる逆巻さんに濡れタオルを渡したり、飲み物を渡したりさせていただきたいです…!

●替え玉イベ
これもついに!視線を感じるの、一瞬ホラーかと思いました() でも考えてみればホラー並みに芸能記者って怖い…。
他人を巻き込まないように動く西谷さん、最初は当て馬でしたが憎めない良い人ですね…株が上がります。でもやっぱり女性関係で芸能記者に尾けられているのでしょうか…。そして二世俳優の彼、つよい…。 

いつもの如くただの感想ですみません、ざっくりお目通しで大丈夫です。全部大賛成なのでぜひやりましょう…! )


  • No.1851 by 逆巻 傑  2024-03-29 18:53:02 



(/ たとえ感想のみだとしても毎度丁寧に反応をくださって有り難い限りです…。すぐひなカプ厨ゆえというのも勿論ありますが、背後様に褒められたいがために案出ししてる節もあります( こそ… )ついお返事を書いてしまっておりますが、以下は適宜蹴り可です!
次は本編ならお花見イベになるかなと思っておりますが、認識相違ないでしょうか?また、しばらくサボっていた足跡の方も近いうちに更新させていただきますね…! )

●お花見イベ
お互い考えることは一緒ですね…えへへへへ( オードリー )
練るうちにこれも入れられる、あれも入れられる、と調子良く増やした結果大渋滞になってしまいましたが、背後様さえ良ければぜひ、全部やらせてください…!もし他にやりたいことや、やりとりする中で思い付いたことがあれば、それもご遠慮なくお伝えくださいね。

●船上パーティー
お化け屋敷デートをアドバイスした張本人なので、ひな季ちゃんは律儀に報告してるんだろうな、くらいの認識でしたが、確かにチクってるといえばチクってる…()私もひな季ちゃんの装いとっても楽しみです!まだお伝えした導入部分しか考えられていないので、パーティー中のやりとりについてはもう少し頭を働かせてみますね…!

●同窓会
さすがすぎる相馬くん…、参加者全員のアカウントを特定してたりするんでしょうか()電話だけだとあまりに短くなりそう、というかオチ部分なので、その前振りとしてひな季ちゃんのはらはら感をしっかり逆巻に伝える何かしらを発生させたいところ…。

●恋敵
良い人だから尊敬だったり仲良くだったりはするけど、良い人止まりなの解釈一致です…。ひな季ちゃんを助ける場面だって本当は二世俳優くんの方が正しい対応だろうし、逆巻もひな季ちゃん以外にならそうするはずですが、自然と体が動いちゃうのかなぁなんて想像しておりました。逆巻と同じくらいの反応速度で美鈴さんも走り出すためヒールを脱ぎ捨てる画が頭の中に浮かんでいるのですが、もし解釈違いでなければその描写も入れて良いでしょうか…?
そしてのぼせた逆巻とひな季ちゃんが鉢合わせる展開、あります…!濡れタオルの再来で早くも心躍りますね…、その際はぜひ何度目かの介抱をお願い致します…!

●替え玉イベ
わぁあ、言葉選びが可笑しかったですね…!すみません、逆巻が何者かからの視線を感じるからと西谷さんに替え玉役をお願いするイメージでした。芸能記者ならひな季ちゃん周辺を嗅ぎ回っているパパラッチ的な…。逆巻がわざわざ西谷さんに替え玉をお願いする理由が、危ないかもしれない接触役を他の人にはさせられないから自分が行く、になります。しかし西谷さんの株上げイベントという側面はその通りで、他人に頼るということを知らない節のある逆巻を危なっかしく思ってだとか、もし自分のパパラッチやらストーカーが人違いで累を及ぼしていたら後味が悪いからだとかで手伝ってくれるんじゃないかなぁと。それを知ってちょっと見直したところで、最後に手伝った交換条件として「今度浮気のアリバイ作りに協力しろよ」って軽口叩かれてやっぱこいつ駄目だってなりたいです()
…と、妄想語りは置いておいて、何者かの正体は恋敵のイベントで逆巻の行動を怪しく思ったひな季ちゃんの事務所の人間(もしくはその人が雇った探偵)で、身辺調査をされていたという風に落ち着けると、内緒のお付き合いに持って行きやすいのかなと目論んでおります!


  • No.1852 by 永瀬ひな季  2024-03-29 22:33:06 



( / まさかそんな説が…背後様の可愛らしさにほっこりしてしまいました、なんて可愛いんでしょうか!ふわっとやりたいことはあっても、プロットの作成となると上手く筋道立てられないタイプですので、フラグ回収までこなしてくださる背後様の存在がほんっとうにありがたいですし感服しております。これからも確実に甘えてしまいますが、なにとぞよろしくお願い致します…!
次のイベント、お花見イベで認識の相違はございません!足跡の作成もいつもありがとうございます、ハッシュタグ楽しみにしております…!本編開始のタイミングで、私も未消化リストの方お纏めしますね。
割愛しようと思いつつ再び長々と語ってしまいましたが、お好きにご割愛ください◎ )

●船上パーティー
チクる()なんて言い方をしてしまいましたが、逆巻さんのおかげで、和気藹々と憧れの浅倉玲さんとやりとりできてるんだろうなあと思っておりますので…!それにしてもお花見イベントやこのイベントで、浅倉玲さんが節々に暗躍していてとても頼りがいがありますね…!西谷さんたちとの絡みについては私は上手く思い浮かばないのですが、折角のパーティーなのでほんのりダンスシーンの要素など(すぐひなでも、西谷さんたちでも)があっても素敵だなと思いました。入れる入れないはもちろんお任せします…!恐縮ですがご考案よろしくお願い致します。

●同窓会
相馬くん、参加者全員のアカウント把握してる説はネトストの域を超えていそうですね() でも結構な範囲で把握していることは間違いなさそうな気がします…。
何かしらの発生、確かに起こしたいですね。ヘアメイク中に同窓会のお知らせのハガキか何か落ちてたor荷物からはみ出していた封筒にその文字が見えたかして、ひな季が同窓会について触れていくうちに「元カノとかいるんじゃ…?」とはらはらを露わにしていくなどはいかがでしょうか…。

●恋敵
わあい、解釈一致嬉しいです!ひな季を助けることに自然と体が動いちゃう逆巻さんだけでもかっこいいのに、美鈴さん…!!かっこいいです~…ぜひぜひ、描写挿入していただけると嬉しいです。ヒールを脱ぎ捨てて足元がどろどろになった美鈴さん…そのまま靴を履くわけにもいかないし、山中を素足(ストッキング?)で歩くわけにもいかないですし、誰か背負ってくれたりするのでしょうか…。それがただの男性スタッフだとしたら、美鈴さんきっと良い匂いがする女性なのでどきどきしちゃいそうですね。
鉢合わせ展開ありますか、やったあ!かしこまりました、誠心誠意の介抱をさせていただきますね…!

●替え玉
わー!いえいえすみません、こちらが寝惚けていたようです…!そもそも前にお話されていたことなのに誤った解釈をしてしまい申し訳ございません; きちんと頭に叩き込み直させていただきました…!
ざっくり容姿や雰囲気が似てる二人だからこそ起こりうる事象を、西谷さんが気に掛けてくれるのとってもいいです。絶妙な憎めなさが堪らない…と思ったところに、交換条件の軽口が西谷さんらしくて笑ってしまいました。それでもやっぱり憎めない…!そして最終的な目論みが、あまりにも完成されていてさすがだなあと再び感服しております。それでよろしくお願い致します…!


  • No.1853 by 逆巻 傑  2024-03-30 15:49:53 



(/ わ、本体を褒められると照れて溶けちゃうのでイベ案だけで…!空想好きがお役に立っているのなら嬉しいです~…きっと形にしてみせますので、ふわっとやりたいことだけでも何か出てきた際にはお伝えくだされば幸いです!こちらこそ、以降もお付き合いの程よろしくお願い致します*
認識一致していて良かったです。懲りずに長文を書いてしまっておりますが、イベ案の方がある程度纏ったらお花見イベに移らせていただきますね◎ 未消化リストも毎度楽しみにしておりますが、どうぞご無理のない範囲で作業されてください…! )

●船上パーティー
そうなんです、お化け屋敷デートの一回で浅倉玲さんの出番を終わらせてしまうのは惜しかったので、玲さん監修アプローチ大作戦をいくつか差し込ませていただいております…!西谷さん達とは、ビュッフェ形式でお皿に料理を取り分けて適当な席に着いたらたまたま同卓になった、くらいの感じでもいいのかなと。食事中じゃなかったら逆巻が別の席に移ろうとか言い出しかねないので、西谷さん達が後から来るイメージです。ダンスシーンも是非取り入れさせていただきたく…、芸能関係者ばかりのパーティーなら〝今夜は立場を忘れて〟の意味でマスカレード要素を追加してもおろしろそうですね…!あとは大人らしく振る舞わなきゃ、と思いすぎて楽しみきれてなさそうなひな季ちゃんを甲板?デッキ?に連れ出したりもしたい…。

●同窓会
逆巻も自ら進んで元カノの話題は出さないでしょうし、ひな季ちゃんもクラスメイトに好きな人がいないから同窓会と聞いて恋愛云々には繋がらなそう…ということで、何かしらで同窓会があることを知り、その時は〝楽しそう〟くらいの認識でにこにこ聞いてたけど、それを相馬くんやメンバーや玲さんに話したところ「同窓会って、大丈夫…?」と言われて心配しだす流れはいかがでしょうか…?次のヘアメイク(同窓会当日?)の際、先日とは打って変わって例のハンドクリームを塗ってあげようとしたり、さりげなく元カノも来るのか確かめようとしたり、同窓会から意識を逸らそうと普段よりたくさん話しかけてみたり、逆巻が楽しみにしてそうだから「楽しんでくださいね…!」とは言うけど明らかにそわそわしてる様子があれば逆巻側も気に掛けるんじゃないかと。駄目押しで「…逆巻さん、いま何考えてますか?」「水瀬さんのことだけど」のやりとりや、「好きです。わたしが一番好き…」の独占欲(?)発言があると更においしいです…が、今のところはあくまで一案としてお考えください。最終的に察した逆巻がひな季ちゃんの私物(ヘアゴム、ヘアピン、ブレスレットなど)をその場でひとつ借りて同窓会に向かい、解散後の電話で締めにしたいです…!

●恋敵
やったあ、ではでは美鈴さんの描写も忘れずしっかり入れさせていただきますね…!そしてたしかに、きっとロケバスまでにはなると思いますが美鈴さんを背負える男性スタッフ役得すぎる…と衝撃を受けておりました。男前行動の後の女性らしさに一瞬で惚れます、これは…。
咄嗟の自分の行動と二世俳優によって口にさせられた本心とで、一層想いを自覚しているところへの介抱…。嬉しさと戸惑いと情けなさでぐちゃぐちゃになってる逆巻が見れそうで、まだまだ遠いイベントですが今から楽しみです…!


  • No.1854 by 永瀬ひな季  2024-03-30 21:54:11 



( / 心強いお言葉ありがとうございます…!私は砂場でトンネルくらいしか作れませんが、背後様に託すとお城を作ってくれるような感覚です…()
長文でも背後様の文章だととても楽しく読めるので、お好きなだけ綴ってくださいませ…!ご相談以外は割愛しておりますが、どれもこれもかなり刺さっております、ありがとうございます…!またご配慮もありがとうございます、背後様も作成にあたりご無理なさいませんように…* )

●船上パーティー
西谷さんたちの合流シーン了解です◎ ダンスシーンのご賛同ありがとうございます、マスカレード要素めちゃくちゃいいです…!ちなみに逆巻さんってそういった社交ダンスは踊れるのでしょうか?もし踊れないのだとしたら、ひな季は当然踊れやしないので「雰囲気だけでも楽しみせんか?」と隅っこで、雰囲気だけの社交ダンスをするのもありかなあと…!踊れるのでしたらもちろん、リードしていただけると大変ありがたいです。そして甲板またはデッキへの連れ出しも、ぜひお願いしたいです…!その時に二人だけで、雰囲気だけの社交ダンスをする展開でも非常にありだなと思っております。背後様のお好きな方で…!

●同窓会
ご提案いただいたはらはらの流れ、とってもしっくりきました…!ぜひそのような展開にさせてください* 他の人に指摘されるまで気付かない能天気具合が、ひな季らしいし娘ながら可愛くてぴったりです…(親バカ)。やり取りも、こちらとしても非常においしいのでぜひ入れれたら入れたいところですね。ひな季の私物を持って同窓会に参加する提案も、非常に愛おしくなりますね…。ちなみにデザインとしては女性らしすぎるより、中性的なくらいの方がいいでしょうか? 


  • No.1855 by 逆巻 傑  2024-03-30 23:23:36 



(/ ひぇ…勿体ないお言葉…。しかしトンネルを通ってこそお城が出来上がるので、そこはお忘れなく…!
端的に的確に伝えることが不得手なので、簡単に纏めるつもりだったのに気付けば長文…みたいなことが多々あるのですが、そう言っていただけると非常に助かります…。そろそろ相談も落ち着きそうなので、お花見イベの開始ロルの準備に取り掛かろうかと思っておりますが、母校を尋ねるシーンはメイク中で構いませんか?※上下ともご自由に割愛ください! )

●船上パーティー
逆巻も当然踊れないので、事前に玲さんからダンスがある(任意参加)と聞かされて二人で練習してても可愛いなぁと思っております…!マスカレードの場面では相手を変えつつ踊る感じかなと想像しておりまして、その時は足を踏まないように間違えないようにと緊張しながら踊り、デッキ(屋上みたいな部分)に連れ出した際には二人だけで自由に踊れたらなんだかロマンチックでは…?と相変わらずの欲張りセットになっておりますが、いかがでしょうか…?

●同窓会
私も思い付いた時に絶対これだ…と確信めいたものを感じていたので、ご賛同いただけて安心致しました…!どろどろに無縁そうな純粋ひな季ちゃん可愛い…。借りる私物はむしろ明らか女性物の方が(色恋沙汰の誘い除けとして)効果的かと思いますので、チャームがついているヘアアクセだったり細身のチェーンブレスレットだったりが有り難いです…!


  • No.1856 by 永瀬ひな季  2024-03-31 14:51:23 



( / 昨日は全然お返事できずすみません…!お返事にほこほこしつつ割愛させていただきまして、お花見イベの開始ロルシーンはそれで大丈夫です◎ ひな季側からの開始の方が進めやすければお伝えください…!下記は全蹴り可です◎ )

●船上パーティー
二人で練習するの確かに可愛い…ポップダンス以外は慣れてないひな季は、練習中は絶対に足踏んじゃいそうですよね…ご迷惑お掛けします() そしてロマンチックな展開…遠くの陸でキラキラと街明かりが煌めいているのが想像できてしまいました。ぜひぜひ欲張りセットで楽しみたいです…!

●同窓会
さすが背後様です…!はっきり女性物だと分かる方ですね、かしこまりました!ヘアアクセでもブレスレットでも、どっち着けてても可愛い~となってる背後ですので、どちらをお渡しするかは直前まで悩ませていただきますね*


  • No.1857 by 逆巻 傑  2024-03-31 17:41:10 



( ホワイトデーの日に受け取ったお返し──とは全く関係のない贈り物のジュエリーポーチの中には、シルバーのブイラインイヤーカフが収められていて。立ち寄った雑貨屋ではピアスしかチェックしていなかったため、新たな選択肢と己の好みを突いたデザインに妙に関心しては、ピアス探しの終幕と共にそのプレゼントがしばしば耳元で輝くようになり。メイク室で仕事の準備を進める左耳にそれが覗くのも、今日の依頼が贈り主であるアイドルの少女からのものだからというわけではなく、気に入って日常的に使用しているだけのこと。扉が開き、元気な声が鼓膜を震わせたなら、彼女の座る椅子の背凭れに緩く手を掛けて案内した後、早速メイクアップに取り掛かるだろうか )
…お疲れ様です。準備できてるすよ。

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(/ いえいえ、むしろ普段からこまめにお返事をくださってありがとうございます…。イベント案についてはお言葉に甘えて省略しておりますが、先の楽しみがいっぱいで胸を膨らませながら拝読しました!それでは以降もよろしくお願い致します。こちら蹴り可です◎  )


  • No.1858 by 永瀬ひな季  2024-03-31 20:48:53 



今日もよろしくお願いしますっ。
( 今日のお仕事を頑張ったら、ご褒美にバスドロップを1つ使おうと決めている。彼に会えることに追加して楽しみを抱いていれば、普段よりも相乗効果でうきうきと声弾ませた挨拶を交わして。今日もかっこいい!とまずはときめきが+1ポイント、きゅん、と効果音が鳴る気がする。案内されるまま席に着こうかと彼の隣を通ったその時、ふと「…、あ!」と双眸をぱちりとしながら足を止め、視線は彼の耳に。半歩、距離を詰めるように片足踏み出して贈ったイヤーカフをしかと瞳に認めると、早速使ってくれている嬉しさと、思った通り彼によく似合っている喜びに双眸を緩ませてはとろけた笑みを浮かべ。るん、と音符マークが浮かびそうなご機嫌な様子で片足を引き戻したなら、それから漸く椅子へと座りメイクアップに身を任せるだろうか )
それ、早速使ってくれてるんですね…!やっぱりすごく似合う…、かっこいいです!


  • No.1859 by 逆巻 傑  2024-03-31 22:18:59 



…ん、かっこいいし、何にでも合わせやすくて重宝してます。
( 第一声から上機嫌だったクライアントは、自身の傍まで来て左耳の銀色に気が付くと一層声を華やがせ。対象の位置を動かさないよう視線だけで隣を窺ったなら、賛辞を否定することなく受け取って静かに目を細め、贈り主に対してどこか誇らしげにも見える表情を。ハンドクリームといいイヤーカフといい、良品が手元に集まってここのところ此方も密かに上機嫌であれば、ポリエステルのケープを被せてスキンケアを施しながら贈り物の話題を継ぎ )
そういえばバスドロップは使ってみたすか?


  • No.1860 by 永瀬ひな季  2024-03-31 23:06:10 



よかったあ…!
( 既に何度か使っているような発言に微かに双眸開いては、いっそう笑みを咲かせ。続く贈り物の話題には「はい!もらった日に早速ひとつ」と人差し指を立てながら、えへへとはにかむと「いい匂いだし、お肌すべすべになるし、置いとくだけでも可愛くて…──」と使い心地も見た目も非常に満足していることを伝えて。獲ってもらったぬいぐるみも、毎晩抱きながら寝ているくらいのお気に入りぶりを続け様に報告するけれど、一緒に撮ったプリクラ画像をLINEの彼とのトーク画面の背景にしていることは内緒。そうして先日の思い出話に花を咲かせつつ、ふと思い出した興味を目の前の鏡越しの彼へと投げかけて )
そういえば、逆巻さんの母校ってどこですか?


  • No.1861 by 永瀬ひな季  2024-04-01 00:55:30 



( / お待たせ致しました、画像修正版になります…!ひな季の方もよく見たら…という感じでしたので僅かながら修正しております。蹴り可です◎ )

*ひな季
https://tadaup.jp/3be5cd2f.png
*逆巻さん
https://tadaup.jp/3be5e4b4.png
*すぐひな
https://tadaup.jp/3be5d8eb.png


  • No.1862 by 逆巻 傑  2024-04-01 01:00:49 



…よかった。
( 自身も時折使用している入浴剤であるため品質については心配していなかったが、少女の口から前のめりな肯定と感想が紡がれては十数秒前の彼女と同じ反応を。久方振りのクレーンゲームで獲得した景品も思った以上に可愛がられているらしく、荷物を沢山抱えた満面の笑みが過ると鏡の中の眼差しまで柔らかく緩むようで。そこへホワイトデーの思い出話から発展した話題が向けられれば、ちらと視線を上げて鏡を介さずに目を合わせた後、すぐに瞳は元の位置へ。作業を続行しつつ、話の流れからして恐らく高校を指しているのだろうと推察すると、いわゆる進学校と呼ばれる母校の学校名を勿体ぶることも鼻にかけることもなく口にして )
由木崎(ゆきざき)高校ってところで──…一応都内なんすけど、分かります?

----

(/ わ~修正版ありがとうございます!改めてスクショして保存させていただきました* 何度見ても好きです…、逆巻のイヤーカフもリクエストにお応えくださりありがとうございます…!※蹴り可 )


  • No.1863 by 永瀬ひな季  2024-04-01 02:14:27 



へ~、由木崎…──えっ、由木崎?進学校じゃないですか…!
( 鏡越しに見る彼の眼差しが優しく緩むと、心に咲く恋心がふわりと風で撫でられるような心地になるけれど、ふいに直接視線が合わされば瞳を揺らめかせ、ぽわぽわと頬を淡く染めながら返ってきた答えに相槌を打ったのも束の間。出てきた学校名に一瞬耳を疑うように〝えっ、由木崎?〟と思った言葉そのまま口にしながら双眸を瞬かせて。由木崎といえば、地方から上京してきた自分でも知っているくらいの進学校。今度は自分が直接彼の瞳に、尊敬の煌めき放つ眼差しを送りながら興味を露わにし )
えーっすごい、どんな学校なんですか?見てみたいなあ…。

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( / 何度も嬉しいお言葉をありがとうございます…!改めてお花見イベ、よろしくお願いします* / 蹴り推奨 )


  • No.1864 by 逆巻 傑  2024-04-01 08:55:57 



…みたいすね。
( 掲載されているプロフィール情報から地方出身だと記憶していたが、上京する際に調べでもしたのだろうか、都内でしか通じないと思っていた学校名に反応があると意外そうに眉を上げ。とはいえ大学進学に対して特別熱量があったわけでもなく、実際に大学へは進学しなかった己の返答は注がれる眼差しに反して恬淡としたもので。決して愛校心がないわけではないものの、続く問い掛けにも期待を打ち砕くような事実を述べた折、ふっと近くの山に咲き乱れる桜の情景が思い出されれば呟き程の声量で主張を翻して )
どんな…、ちょっと校則が緩いくらいで別に面白いものは何も──…いや、今の時期だと桜があるか…。


  • No.1865 by 永瀬ひな季  2024-04-01 12:57:56 



わあ、桜!そういえばそろそろ桜の開花時期でしたねっ、みんなお花見とか行くんだろうなあ…。
( 進学校出身であることを自慢げにひけらかさないあたり、彼らしくてますます好感を持つ。そんな彼が高校時代通った道や学校はどんなものだったのだろうか、彼が見た景色を自分も味わってみたい──そんな気持ちで口に出した願望は、ぽつりと呟かれた桜というワードでより強いものへと変わり。ぱあ、と明るい表情と声音で反応しながら、桜といえばお花見だと関連づけるものの口ぶりはどこか他人事。毎年行っていた家族とは上京で離れたのもあるけれど、1、2年の間レッスンばかりでお花見なんて楽しんでいなくて。しょも…と徐々に俯いていけば表情に影を落とすと、両手の人差し指の指先をいじいじと擦り合わせながら、ぽつりと羨望を呟いて )
いいなあ…。


  • No.1866 by 逆巻 傑  2024-04-01 16:18:54 



( 春の風物詩の話題へは即座に好感触を示す傍ら、それに付随するイベントに対して少女は一歩引いた態度で。社交的な彼女のこと、周りに一緒に行ってくれる相手がいないわけでもなかろうし、となれば〝みんな〟に該当するのは上京する以前に共に花見を楽しんだ地元の家族や友人かと察しがつく。望郷の念に駆られたような寂しげな面差しにその誘いがまろび出たのは、少なからず相手に情を移していたから。折良く最近映画に興味があるというクライアントへ実家にある映画雑誌のバックナンバーを貸し出す約束を結んだところ。その前にさして険しくもない山に登るくらいは大した予定変更にはならないだろう )
…、一緒に行く?俺の地元で良ければ。


  • No.1867 by 永瀬ひな季  2024-04-01 21:04:59 



……、!?──…いく、行きたいです!
( 突然ほろりと放たれた予期せぬお誘いに、一瞬時が止まる。ぱ、と顔を上げて彼を見たその表情は喫驚に満ちていたけれど、すぐに瞳に煌めきを灯し口元は嬉しそうに緩んで。ぜひ!とばかりに両手の指を組み合わせながらこくりと頷いて賛同したなら、それからのメイクの時間はうきうきと満開の花を咲かせながら過ごし、〝デートじゃない〟との否定する言葉があったとしても、それは浮かれた自分の耳には届かないだろう )
わあい、お花見デートだ~!

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( / メイク中の絡みはこれで〆でよろしいでしょうか?何かやり残したことがあれば、続けていただいて大丈夫です◎ 特にない場合、事前の待ち合わせ連絡の描写でも、待ち合わせor母校or山に到着など日を跨いで当日の描写でも、やりやすいもので構いませんので…! / 蹴り可 )


  • No.1868 by 逆巻 傑  2024-04-01 22:01:13 



( 待ち合わせた駅から電車に揺られること小一時間。目的の山の最寄駅に降り立てば、外は朝から変わらぬ絶好の花見日和で。白の長袖カットソーの上に黒の透かし編みニット、ライトグレーのカーゴパンツとスニーカーで構内から青空の下へ出ると、燦々と照る日差しに早くも鞄の中のアイボリーのバケットハットが必要かと目を眇め。前方に広がるロータリーからは目的地付近までのバスも出るけれど、休日は特に花見客が多く押し寄せるため常に満員状態。折角の行楽前に余計な体力を使いたくないと迷わずタクシーを選んだなら、バス停の行列を横目に少女へと声を掛け )
…ここからまだ距離あるんで、タクシーで行きましょうか。

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(/ お花見デートだ~!とひな季ちゃんと同じテンションで一段落つけさせていただきました。ご配慮ありがとうございます!この後はタクシーの中からちょろっと高校の校舎を見て、早速山登り兼お花見に移れればなと…!特にご質問やご意見等なければこちら蹴り可です◎  )


  • No.1869 by 永瀬ひな季  2024-04-01 22:47:50 



あ、はい…!
( 事前に少し山に登ることを伝えられていたため、動きやすいようにインディゴカラーのワイドデニムに白のレースブラウスを合わせた清楚感のあるコーデに身を包み、足元は白のコートスニーカー。彼の提案にこくこくと頷く度に、ざっくり纏めたハーフアップの毛先をぴょこっと跳ねさせて、ナチュラルメイクにふわりと桜色のチークとリップを重ねた表情はいつになく楽しげに咲き。乗り込んだタクシーの中では、膝上に乗せた大きめのベージュのトートバッグを時折無意識に優しく撫でるけれど、その鞄の中には憧れのアイドルに持ちかけた相談の末の作物──当日の朝に早起きして作ったお弁当が眠っている。とにかく〝胃袋を掴め!〟のことだけれど、彼女もそうして今の旦那様であるマネージャーの心を射止めたのだろうか。やがて学校らしい校舎が車窓に移れば、興味津々に窓にひたりと手のひらを添えながら双眸を煌めかせて )
──…あ、もしかしてあれが由木崎ですか?


  • No.1870 by 永瀬ひな季  2024-04-02 04:31:08 



( / 「いつになく楽しげに」ではなく「いつにも増して楽しげに」です…!誤字脱字がいつも多くてすみません…。蹴り推奨です◎ )


  • No.1871 by 逆巻 傑  2024-04-02 12:51:02 



そう。…全然変わってねぇな…。
( 待機中だった一台に乗り込み、目的地と共に母校前を通ってほしいと伝えると、流れゆく街の風景の中にやがてクリーム色の校舎が姿を現す。難関大学への進学者を輩出しただとか英語のスピーチ大会で入賞しただとか喧伝する垂れ幕の下では、春休みにも関わらず部活に勤しんでいるのか制服である灰色のブレザーで行き来する生徒もちらほらと見受けられ。気を利かせて運転手が速度を緩めた車内で少女の問い掛けに短く肯いたなら、ぽつりと洩れ出るのは率直な所感。在学していた頃と少しも変わらぬ佇まいに懐旧の念が湧き上がるけれど、当時よりもどこか遠く感じられるのは帰属意識が薄れたせいだろうか。そうして高校の敷地を過ぎれば、本命の山影まではほんの数分といったところ。思い出話をするには足りぬその時間、今更ながらに「色々持ってきたんすね」と軽い雑談の話題として隣の大きなトートバッグへ目を遣っていては、じきにタクシーがゆっくりと停止する。料金を支払って整備されたアスファルトに足をつけたそこでは、登る前から上方に鮮やかな桜が遠望できるはずで )


  • No.1872 by 永瀬ひな季  2024-04-02 21:05:28 



( / こんばんは、いつもお世話になっております。仕事の方が繁忙期で、7日あたりまでレスぺースが不安定になりそうです…; そして今日早速、疲労困憊のため頭が働かなくて上手くお返事できそうになく…明日必ずお返事しますので、今暫くお待ちくださいませ…! / 蹴り可◎ )
 

  • No.1873 by 逆巻 傑  2024-04-02 22:03:30 



(/ こちらこそいつもお世話になっております。そしていつもお仕事お疲れ様です…!お返事に関しては勿論心身が回復してからで構いませんので、どうぞごゆっくりお休みくださいね。しばらく繁忙期とのことも把握致しました◎ )


  • No.1874 by 永瀬ひな季  2024-04-03 17:21:36 



( 垂れ幕だけでも優秀性の知れる学校の佇まいに、はえ…とぽかんと口を開きながら眺める様子は、車窓に反射して見られていただろうか。これまでに仕事外で会った中でも大きな鞄が目に付いたのか、話題に上がればどきりと緊張が走る。普段の荷物に加えて、レジャーシートにお弁当に水筒をも詰め込んだトートバッグの表面を撫でながら、「はい、いろいろと」反芻しながらえへへとはにかんで。程なくして停まったタクシーから降り立ちながら顔を上げ、これが彼の学生時代の思い出の地…!と瞳に捉えたのは山上に咲き誇る鮮やかな桜。久しぶりのお花見にわっと気持ちが沸き立つようで微かに瞠目しながら瞳を煌めかせるも、喜びは後にとっておきたい。昂りを抑えるようにぎゅと鞄の持ち手を握り直すと、わくわくとした気持ち滲ませながら、ともに降りた彼へ振り返りつつ手招きして )
…──は、はやく…!
 
----

( / お待たせ致しました…!お心遣いありがとうございます。と、背後様もいつもお仕事お疲れ様です。お互いに無理なく頑張りましょう…* / 蹴り推奨です◎ )


  • No.1875 by 逆巻 傑  2024-04-04 00:42:11 



はいはい…。
( 晴れ晴れとした天藍の中に咲く桜はそれだけでもよく映えるけれど、駘蕩たる春の陽気がそこに心嬉しさをも連れてくるようで。感じやすい少女はいち早くふわりと浮き立つ思いを受け取ったのか、惜しみなく期待感を滲ませた双眸を此方へと向ける。タクシーを降りるなり鞄から取り出して被ったバケットハットから手を離すと、つばで影になった目元を仕方なさそうに緩ませ。その場のノリで決定したところが大きかった今回の計画、もっと近場で大人数で執り行なった方が良かったのではないかと悩みもしたものだが、なだらかな坂を登りきる頃にはそんな考えも何処かへ消えていて )

----

(/ こちらもお待たせ致しました…!お忙しい中にも関わらず、お心遣い痛み入ります…。背後様のおかげで頑張れます!また一つご連絡となりますが、金曜日の夜は会社の用事でお返事ができません。何卒ご容赦くださいませ…!※蹴り推奨 )


  • No.1876 by 永瀬ひな季  2024-04-04 13:16:15 



( 暖かく柔らかな風が心地良い。都会の街並みから離れた山の空気は澄んでいて胸いっぱいにそれを取り込みながら、なだらかな坂を悠々と二人登っていく傍ら、なんとなくスマホを取り出してはその景色を写真に収めていく。小さく赤く実った果実や名前も分からないような花たちに、バケットハットで目元の隠れた彼。悠々ながらも弾む足取りで進んでいきやがて坂を登り切ったなら、ふわりと桜の花びらが柔らかな風に運ばれて頬を掠め。そこには地上で見た鮮やかな桜の花が満開に咲き誇り、幾重にもなる花びらたちが微風によってゆらり可憐になびき瞳を奪われて。ほわ…と感嘆の息を吐けば満開の桜を指差しながら、見れば分かる存在の桜を嬉々と笑みを広げながら報告したなら、そのままぱたぱたと桜の木の元へと小さく駆けていくだろうか )
逆巻さん、桜…!見て、満開です!


  • No.1877 by 逆巻 傑  2024-04-04 19:53:23 



本当、ほとんど満開で…良い時に来たすね。
( 山の中腹にあたる開けた場所まで辿り着くと、そこに咲く桜たちは登る前の期待を裏切ることなく美しい花姿を見せていて。満開の花弁を見るや満面の笑みを広げて根元まで駆けてゆく背を悠然と追って隣に並んだなら、正面から吹く一陣の風に顔を隠すようにして帽子を脱ぎ。淡く頬を染めたような可愛らしい薄紅色を写真に収めようかとスマホのカメラを構えた折、ふと窺った少女の頭上に萼ごと落ちた五弁の桜が乗っていることに気が付いて、登り始めにはもうマスクの取り払われていた口元をそっと綻ばせる。カメラの向け先を変えて髪飾りを着けているようにも映るその姿を切り取っては、表示される静止画をそのまま相手の前へと翳し。その後、彼女から特段の制止がなければ枝先から摘み取るような手付きで花弁を掬い、地面へ放つ寸前、短く沈思した末にバケットハットの中へと入れるだろうか )
…あ、可愛い。……ほら。


  • No.1878 by 永瀬ひな季  2024-04-04 22:46:18 



きれい…。
( 天藍の薄紅のコントラストが綺麗で、ひらひらと舞い落ちる花びらは雪を見上げた時のように吸い込まれそうで見惚れてしまう。彼がスマホを構え始めたのを視界の端で認識し、自分も桜を写真に収めようかと思った時、ふいに目の前に翳されたスマホの画面に映っていたのは桜に見惚れた自分の姿で。桜を撮ってたんじゃないのか。柔らかな面差しを向けられては桜と同じ色に頬を染めつつ、風靡く横髪に手を伸ばし触れようかとしては、伸びてきた手に双眸を瞬くと花持ち引いていく手に「へ、──…あ、いつのまに」と更に少し色濃く頬を染めながら視線を下げて。帽子の中に入れられたその花びらはどうするのだろうか。そのまま自身の手に持つトートバッグへ、は、と視線を滑らせては、胸の前まで持ち掲げてぎゅっと双眸を瞑りながら緊張の面持ちでお誘いの言葉を掛けると、〝いろいろ〟のうちを明かしながらあたふたと言葉を続けて )
あのっ、実は今日はその、折角のお花見なのでお弁当を作ってきたんですけど、よかったら食べませんか…!レジャーシートももちろんあるので…あっ、そもそもお腹空いてますか?


  • No.1879 by 永瀬ひな季  2024-04-05 21:12:51 



( / こんばんは、お世話になっております。ホルモンバランスのせいか仕事のせいか、心身の調子があまり良くなく…ここ数日上手く描写も回せていない気がしますし、二日間ばかりお休みをいただきたく存じます; お優しい背後様のことですからお返事はいつでも、と仰ってくださるかもしれませんが、私ができる限り早く返したいだけですので…矛盾している気もしますが、何卒よろしくお願い致します…。※日曜日には必ずお返事お持ちします! )


  • No.1880 by 逆巻 傑  2024-04-06 12:45:03 



…あぁ、それでその荷物…。
( 本来の予定通り枝木に咲く桜花も写真に残し、ひらひらと舞い落ちる一片を捕まえようと宙に手のひらを伸ばしていた折。急に意気込んだ声が聞こえて少女を振り返れば、ただ山に登るだけにしては多いと思っていた荷物の謎が明かされ、得心がいく反面少し目を丸くして。問われて初めて今日何も口にしていないことに気が付くと、提案には素直に肯き、絶好の場所を探すように辺りを見回す。しかし他の花見客も写真を撮ったり腰を下ろしたりと思い思いに佳景を楽しむ中に今立つ芝以上のロケーションはないようで、再度目の前の桜を見上げてはレジャーシートを受け取ろうと片手を差し出して )
…ん、いただきます。シートこの辺でいいすか?

----

(/ お返事が遅くなって申し訳ございません…!ご不調とのことで、お休みの件承知致しました。どちらに関しても時間でしか解決できない面があるかと思いますので、もしお休み期間を延ばしたい等ございましたらお気軽に仰ってくださいね。お気持ちだけで本当に嬉しいので、どうかご無理はなさらず…!実は足跡の方の進捗が芳しくなく…( 小声 )のんびり作業しながらお待ちしております!※蹴り可 )


  • No.1881 by 永瀬ひな季  2024-04-07 19:38:41 



はいっ、大丈夫です!
( 窺った言葉に対して肯定が返ってくると、ぱあっと雰囲気やら表情やらを輝かせ、先日相談に乗ってもらった浅倉玲さんへの感謝の想いの念を飛ばす。こくこくと頷きながら白とベージュのギンガムチェック柄のレジャーシートを手渡し、彼がそれを桜の花弁と芝の広がる地面に広げたなら、コートシューズを脱いでレジャーシートに上がると早速お弁当を広げ出して。順に蓋をぱかっと開いていけば、梅ゆかりや鮭わかめの丸いミニおにぎりに、おかずには定番の卵焼きにハンバーグとアスパラベーコンなどなど、そこに花の形にくり抜いたにんじんを散らしお花見弁当に見立てたもの。苦手なおかずが無ければいいのだけど。温かいお茶を紙コップに注ぎ使い捨てのおしぼりと箸を添えて彼の傍に用意しては、仄かに緊張した面持ちで手のひらでどうぞとお弁当たちを指し示つつも、味の感想を聞くまではそわりと落ち着きなく視線を彷徨わせるだろうか )
…──お口に合えばいいんですけどっ…、ど、どうぞ。

----

( / お休みをいただきありがとうございました、大変お待たせ致しました…!寛大なご対応もありがとうございます。お陰様で大分、体力も気力も回復したように思います。私も全然未消化リストを纏められておりませんので、進捗具合はどうぞお気になさらず…!またよろしくお願い致します* / 蹴り可◎ )


  • No.1882 by 逆巻 傑  2024-04-07 20:55:42 



…すげぇ、本当に弁当だ。
( 受け取ったレジャーシートを芝の上に敷いたなら、靴も脱がずに端の方へ腰を下ろし、着々と進められるセッティングを見守るばかり。多忙な両親の元で育った自身にとって弁当とは遠足や運動会でのみ準備される特別なもので、蓋が開かれ彩り豊かなおにぎりとおかず達が披露されると、物珍しげに至極当然の事柄を口にして。まずおしぼりで両手を拭き、清潔になった手のひらを軽く合わせて「いただきます」と唱えた後、紙皿の上に梅ゆかりのおにぎりと各おかずを一つずつ乗せてゆく。その中から最初に手をつけたのはハンバーグで、小さめサイズのそれを半分に切って口に運べば、密かに此方を窺う少女へ何の捻りもない感想をぽろっと零すように伝え )
──…美味い。


  • No.1883 by 永瀬ひな季  2024-04-07 22:18:00 



( 〝本当に弁当だ〟と眼前の情報そのままの感想につい、くすと小さく笑みが漏れる。遅れて自身もおしぼりで手を拭き、紙皿の上におにぎりやおかずを取り分けつつちらりと反応を窺うように彼を見遣っては。簡素だからこそよくわかる味の感想が溢れると、微かな瞠目とともに瞳を煌めかせていき「─…よ、よかったあ…!たくさん食べてくださいねっ」と周りに桜以外の花をぱぱっと咲かせ。さて自分もと、いただきます、と手を合わせてはハンバーグをひと口ぱくりと頬張るけれど、脂が冷えたそれは焼きたて特有のジューシーさが失われ少しぽそぽそとしていて首を捻らせ。確かにまあ普通に美味しくはあるけれど、本当はこんなものじゃない。お弁当用のハンバーグってもっとこう、何か工夫を要するものだったのか。えーん、と双眸を不等号にあせマークを頭上に浮かべながら必死の訴えをしては、しお…と背景の花は縮んでいき )
──…ん、んん~…?待ってください、本当はこんなものじゃないんです!こう、噛んだらじゅわっとしててもっと美味しいのに…、うう、できたて食べてほしかった…!


  • No.1884 by 逆巻 傑  2024-04-08 00:54:13 



ふぅん…?
( 食べ始めて漸く食欲が湧いてくると、彼女の勧めに全く遠慮することなく他の品目にも黙々と手をつけ。胸裏で先と同じ感想を何度か零しつつ咀嚼する最中、此方の反応を待ってから食事を始めた相手がハンバーグを口に入れるや微妙な面持ちを浮かべては、何やら釈明するように主張するのを不思議そうに見て。半分残しておいたもう一切れを再度味わってみるけれど特別首を捻る程の粗もなく、必死の弁に洩れるのは曖昧な相槌。しかしきっと張り切って作ってくれただけに落胆も大きいのか、徐々に萎れてゆく姿に思わず小さな笑みを溢せば、まず実現することはないと分かっているからこその正直な応答を )
…ふ、自信作なんすね。それは俺もできたて食ってみたかったな。


  • No.1885 by 永瀬ひな季  2024-04-08 07:38:57 



はい…一番得意な料理なので…──
( しょも…と肩と視線を落としていたけれど、ふと溢れる笑い声に、視線を戻したならきゅんと胸は容易くときめき。彼の言葉や表情にころりと立ち直っては、瞳を煌めかせながら「ほ、本当に?ちょっと、今すぐ料理系のお仕事来たりしないかな…」なんて、できたてに近いものを彼に提供できそうな状況を期待する言葉を呟いて。しおれていた背後の花は再び潤いを取り戻し、能天気にぷかぷか浮かばせつつ食事を進め、やがてお弁当箱のと紙コップが空になったなら両手を合わせ「ごちそうさまでした」と唱え。思い思いに過ごしている花見客らの一人である子どもも食事を終えたのか、じっとしているのに飽きたのか、紙パックのジュースを片手にきゃっきゃと走り回る声が聞こえる。シート上のお弁当箱たちを片付け終えては、改めて春の微風に揺れる桜の木を見上げつつ、この後起きる悲劇も知らずにのほほんと双眸を細めて呟き )
ほんと、お花見日和ですね…。


  • No.1886 by 逆巻 傑  2024-04-08 13:47:36 



食わせたすぎでしょ。
( 此方の発言に一縷の望みを見出したのか、精彩を欠いていた相手の顔ばせは途端に明るさを取り戻し。普段の彼女なら『いつでも作りに行く』くらい言いそうなものだが、仕事を頼みの綱にするという絶妙に現実的なラインを攻めてくる辺りに本気を感じ取っては、柔らかく吹き出した後に小刻みに肩を揺らして。シェフ曰く〝本当はこんなものじゃない〟ハンバーグを美味しく完食し、その他の品々も全て胃の中に収めたなら、きっちりお茶まで飲み切って「ご馳走様でした」を紡ぎ。一頻り桜を眺めてから、目的意識のもと芝の上に落ちた花弁を拾ってバケットハットに入れる作業を開始して暫く。退屈に耐えかねて遂に動き回りだす子ども達が視界に映ると、高校生にしてみても地味であろう行楽を満喫する隣を窺って口を開いた折、幼い体躯が転倒した拍子に手に持つ紙パックの中身が少女めがけて飛び散って )
…、そういえば水瀬さんのご家族って──


  • No.1887 by 永瀬ひな季  2024-04-08 19:52:02 



はい、なんです──…っひゃ、え、なに!?
( 心地良い春の陽気や、花綻ぶ柔らかさにつられ普段よりも多少なり気が解れているのか、笑う度に纏う柔らかな雰囲気にきゅんとときめく。せっせと帽子の中に桜の花弁を入れる様子もなんだか可愛くて微笑ましく思えば、そっとスマホを構えて密かに撮影を──とその瞬間、彼に話しかけられ背筋をしゃんと伸ばしたなら、どてっと背後で転ぶ音とともに何かが腰回りに掛かり冷たい。瞳をまんまるにしながら驚いて上半身を捻り振り返れば、地面に体を突っ伏した男児とぱちりと目が合う。転んだことの痛さに加えて人にジュースを掛けてしまったことへの反省か、双眸を潤ませ今にも泣き出しそうな表情へとみるみる変わっていけば、慌てて靴を履きつつ男児の傍へと駆け寄ると「ありゃ…転んじゃったの、怪我ない?泣かないんだあ、すごいねえ」と手を取り立たせながら、にへらと笑みを浮かべて。きゅ、と唇の真ん中を上げつつ泣くのを堪えた男児はぷるぷると首を左右に振ると『おねえちゃ、ふく…ごめんなさい』と反省を口にするも「洗えばいいだけだし大丈夫!怪我しないように気を付けて遊ぶんだよぉ、お姉ちゃんとの約束ね」とにこやかに笑みを返すと、ほ、どこか落ち着いたようにこくりと静かに頷く男児。そこへ『うちの子がすみません…!』と事態に気付いた親御さんらしき女性が駆け寄ってくるけれど、液体の正体は子どもが握った紙パックから察するにりんごジュースのようで染みにはならないだろうし、差し出されたクリーニング代も丁重に断りを入れては、手を振りながら親子を見送って )


  • No.1888 by 逆巻 傑  2024-04-09 00:08:35 



…大丈夫すか?…クリーニング代くらい受け取れば良かったのに。
( 相手を振り返った瞬間、向けられたカメラレンズが目に入ると少し怯んだように言葉を詰まらせるも、直後により驚くべき出来事が起これば注意はすぐさまそちらへ。少女が転んだ男児を引き立たせて宥める傍ら、彼と一緒に走り回っていたもう一人の男児が此方を不安げに窺っていれば、隣のお姉さんより明らかに優しくなさそうな連れに怯えているのであろう様子に当惑して適当な方向へと視線を外し。その場が丸く収まるまでそうして口を出さず控えめに成り行きを見守ったなら、一家が去ってゆくのを確認してから、戻ってくる影におしぼりを差し出しつつ声を掛ける。結局一人で損を被った彼女にそうは言い条、自分も同じ状況ならそうしたかもしれないと思い直すと深くは立ち入らず。こうなっては花見を続けるわけにもいかないだろうし、そうでなくともそろそろ下山しようかと考えていたところ。提案に対して異論がないようなら、レジャーシートを回収して山の麓まで行きと同じ道を戻り始めるだろうか )
…、そろそろ帰りましょうか。


  • No.1889 by 永瀬ひな季  2024-04-09 02:10:10 



オレンジジュースとかトマトジュースとかだったら、受け取ってたかもです。
( 彼の元へと戻っては安否を尋ねる言葉にこくんと頷きつつ差し出されたおしぼりへのお礼を告げ受け取っては、ジュースを被った衣類の上からぽんぽんと軽く抑えてみるものの、飲み始めだったのか紙パックから噴出された量は思いのほか多いようでしっとりと濡れた衣服に苦笑を浮かべて。「はい、そうしましょうか…」としまらない花見の終え方ながらも賛同を示し、レジャーシートを回収しその場を元の状態に戻して麓までの道を辿り降りてきたなら、来た時にタクシーから降りた時に見たアスファルトが視線の先に伺え始めると、はっ…と何か察したように口を開き足を止めて。考えるのは、用があるという彼の実家に寄った後のこと。この濡れた衣服のままでは、タクシーはおろか電車などの公共機関に乗れないのではないか。最悪せめて乾くまで待ってから帰る…?なんて、今更ながら困ったように視線を伏せながら口元に柔く握った拳を添えつつ一人対策会議を脳内で広げて )
あっ…、……。帰る時どうしよう…。


  • No.1890 by 逆巻 傑  2024-04-09 02:39:12 



( 木々の間から車道沿いに出ようかというところで、足を止めた少女が呟いたのは自身も下山しながら考えていたこと。元々は麓で別れて一人で帰らせようと思っていたが、ジュースを浴びた場所が場所だけにタクシーには乗れないだろうし、バスで立っているにしても100%を優に超える乗車率では誰にも触れないなど不可能で。それなりに距離のある駅まで歩いて向かわせ、そこから更に電車内でも立たせておくというのも、赤の他人を宥恕した彼女に対してあまりの仕打ち。となれば次の行動は一つかと、相手より少し先で止まって振り返れば、濡れて色の変じた衣服を目線で示す。もしそれに肯定が返ったなら、高校時代の通学路を並んで歩くことになるはずで )
…、うちまで一緒に来る?少し歩くけど…それ、早めに洗った方がいいでしょ。


  • No.1891 by 永瀬ひな季  2024-04-09 12:30:13 



えっ、いいんですか?助かります、お願いします…!
( 足を止め進まない自分へと振り返った彼に気付いて視線を上げると、示されたありがたい提案に、ぱあっと表情を生き返らせる。ぜひ!と素直に受け入れては両手をぱちんとの顔の前で合わせながら請うと、数歩空いたお互いの距離を少し駆け足で埋めて。道ゆく人や行き交う車の搭乗者に濡れた衣服を見られるのは少し恥ずかしいため、肩に掛けたトートバッグの袋部分を背後側に寄せつつ車道沿いを歩き出していれば、ふと思い出したように〝うち〟について考えて。要するに彼の実家になるわけだけれど、もしかしてご両親がいたりするのでは…とはらはらしだしては落ち着かず。なんと言って挨拶すべきだろうか。玲ちゃん助けて、なんて心の中で願うも結局は半歩先の彼に尋ねるほかなく、おずおずと眉尻を垂らしながら焦りの色浮かべつつ問い掛けて )
…──あのぅ…逆巻さんのご実家ってことは、ご両親がおうちにいらっしゃるのでは…?わたし、なんて挨拶したら…!


  • No.1892 by 逆巻 傑  2024-04-09 18:39:48 



…ああ、いないすよ。
( 衣服にジュースを染み込ませたまま帰らなくて良いと知って顔を晴らした少女は、己の実家へと向かう道中新たな問題へと行き当たったらしく、少し注意を逸らす間にまた眉を困らせていて。歩みを止めないまま此方を窺う面持ちをちらりと横目で見ては、眼差しを前方の白壁に緑屋根の小綺麗な一軒家に戻しつつ、彼女の心配へと簡素に答える。しかしあまりに簡素すぎて誤解を生んだかもしれないと思い至ったのは、その二階建ての家の前で立ち止まり、両開きの門扉をくぐって玄関前まで辿り着いた時で。鍵を回して玄関ドアを開け放ち、先に客人を中へと通すと共に「…両親とも仕事で、今日は誰もいないんで」と改めてより正確な表現に言い換えると、背後が閉じ切られるや否や「両方いってるすか」と衣服の被害状況を確認し。次なる行動を呟いてバケットハットを靴箱の上に置いたなら、答えに応じた着替えを探すべく相手を残して二階へと上がってゆく。物が少ない上にきちんと整頓された家内は生活感のない印象を与える中、桜入りの帽子の傍に佇む色褪せた千日紅のハーバリウムだけが、予定外の来客を迎えたその空間で異質さを放っていて )
まずは着替えか…。少し待ってて。


  • No.1893 by 永瀬ひな季  2024-04-09 20:23:45 



お邪魔します…──
( 非常に簡素な答えが返れば「…へ、」と短く一音を発して、だらだらと冷や汗を垂らす。触れてはいけない話だったのかもしれない、と迂闊な問いを掛けたことへの後悔を抱きながら道中を過ごしたけれど、ぽつりと溢したような挨拶とともに一軒家の中へとおずおずと足を踏み入れたなら、その背後で今更ながら加えられた説明に「あ…、そういうことでしたか」と、失礼がなかったのならよかったと安堵の息吐きつつ胸を小さく撫で下ろし。しっとりと濡れた衣服は上下とも。衣服を隠すようにしていた鞄を伸ばした腕の先へと下ろせば、こくんと小さく頷き返すとどこかへ先ゆく彼の後ろ姿を見送っては、ぽつりと大人しく指示通りに彼が戻るのを待つけれど。何に使うのか桜の花びらを入れた帽子へと一度視線を移したなら、その隣に佇むハーバリウム、それから片づけられた玄関全体、壁──その奥にはどんな空間が広がり、かつてどんな風に過ごしたのだろうか。ゆるく視線を動かしながら、彼が過ごした生活空間をぼんやりと見遣るとしみじみと呟いて )
逆巻さんのおうち…。


  • No.1894 by 逆巻 傑  2024-04-09 21:32:19 



…水瀬さん。これでいい?
( 相手の姿が見えるより先に階段から声を掛け、階下に足をつけてから差し出すのはネイビーストライプのシャツワンピースと白のニットベスト。母親のクローゼットから今日の少女の服装に色味だけでも寄せて見繕ってきた組み合わせだが、服の持ち主より7、8cmほど小柄な体躯にはやや大きく感じられるだろうか。もし彼女が肯いてそれを受け取るようならそのまま洗面所へと案内し、そうでなくやはりサイズの心配があるようなら、いっそのこと己のビックシルエットパーカーでも貸し出そうかと )


  • No.1895 by 永瀬ひな季  2024-04-09 22:13:16 



!はい、…──あの、これって…。
( 2階から聞こえる声にぴっと背筋と視線を正しては、洗濯の間のひとまずの着替えにと持ってきてくれた衣服を受け取り広げ、自身にそっと当てがってみる。大きさは特別問題ないようだけれど、女性物──察するに彼の母親のものだろうか。気を遣って同性の衣服を用意してくれたのだろうけれど、見ず知らずの自分が借りていいものかと少し難しそうな表情を浮かべて。衣服から彼へと視線を移しては「勝手に借りちゃっていいんでしょうか…」と不安げな面持ちで窺って )


  • No.1896 by 逆巻 傑  2024-04-10 00:02:49 



別にいいと思うけど。
( 衣服を合わせる際、彼女が僅かに眉を曇らせたのを見て取ると、気に入らなかったのかと推察するもその要因は別のところにあるらしく。遠慮がちな尋ねには碌に思案することもなくあっさりと答えるけれど、それで晴れるはずもない表情に、母親の服を纏う間ずっと落ち着かない思いをさせるのも気が引けて。「じゃあ──」シャツワンピースとベストは少女に持たせたまま、踵を返して再び二階へと向かえば、程なくして戻る手にはゼニスブルーのオーバーサイズパーカー。自身の私服を掲げて見せながら、決定権は変わらず相手に委ねて )
…気になるなら、俺のにする?


  • No.1897 by 永瀬ひな季  2024-04-10 01:51:38 



逆巻さんのがいいです…!
( 憂慮の言葉を聞き一度は肯定した彼だったけれど、再び二階へと引っ込み持ってきた服は、〝俺の〟と称したゆるっと大きめのパーカー。知っている仲ならまだ借りやすいどころか、好きな人の私物を着ても構わないならぜひお願いしたい。服を借りるのは、雑誌の撮影ロケ以来だろうか。願ってもない機会がまた訪れると微かに瞳を煌めかせ、こくこくと頷きつつ交換を求め。手に持っていた彼の母親のワンピースたちとパーカーとを入れ替えてもらったなら、今度こそ洗面所へと案内してもらうだろうか )


  • No.1898 by 逆巻 傑  2024-04-10 08:28:22 



( 分かりやすく気色を変えた彼女に小さく頷いて母親の衣類を受け取り、代わりに自身のパーカーを手渡すと、着替え場所を提供するべく廊下を少し進んだところにある洗面所へと先導する。少女が着替えを済ませる間、二階のクローゼットに不要となったシャツワンピースとベストを元通りに仕舞っては、戻って扉を隔てた外側から中へと声を掛け。内側から肯定の返事が返ったなら、洗面所へと足を踏み入れ、洗濯表示に沿って洗剤やら洗濯機のモード設定やらを準備するはずで )
着れたすか。


  • No.1899 by 永瀬ひな季  2024-04-10 12:46:23 



ありがとうございます。
( わあい、と小さな声で喜び溢しつつパーカーを受け取れば靴を脱ぎ揃えて玄関先から中へと上がると、あまり人の家をじろじろ見てはいけないと思いながらも、彼の実家に比べてやや物の多い自分の実家とは違う生活空間をちらちらと眺めつつ彼の後に着いて洗面所まで移動し。この状況で着替えるのは少し緊張が走るものの、扉の向こうで離れていく足音が聞こえてきたことで仄かに安堵すると漸く着替えだし、幸い下着までは浸透しなかったようで濡れた衣服から解放されるとそのままパーカーを上から被り。今となっては生活拠点ではないからか、纏ったパーカーからは洗剤の香りも彼の香りも薄れ切っている気がする。ぶかぶかと大きいけれど丈は太ももが一応隠れるくらいといったところで、晒した素足は少し恥ずかしいような気がして足元を見つめていると、彼から様子を窺うように外側から声が掛かり「─…あ、はい」と返答しつつ扉を開けて。彼に衣服を託せば洗濯準備を進める様子を見守りつつ問い掛けて )
お願いします、…洗濯、どれくらいで終わりそうですか?


  • No.1900 by 逆巻 傑  2024-04-10 18:31:42 



──……、…本当にそっちで良かったんすか…。
( 廊下と洗面所とを仕切る扉が開かれると、その奥に現れるのは己の私服を身に纏った少女。できるだけ大きめのパーカーを選んだつもりが、実際に着用した姿は思ったよりもひやりとする丈感で、つい桜の木の下でカメラレンズに気付いた時と同様の反応を取って視線を外す。装いそれ自体は街中でも見かける着こなしではあるけれど、彼女の場合は一枚きりだと知っているせいか妙な緊張が走り、脱いだ衣服を受け取りつつ弱った声で呟けばそっぽを向くようにドラム式洗濯機へと方向転換して。努めてそちらに注目しないよう洗濯機の操作に専心して精神を落ち着ける最中、所要時間に関する問いが投げられては、色移りを気にして二回に分けることを説明した後に大まかな目安を答え )
一枚ずつ洗うんで…、一時間半もあれば。


  • No.1901 by 永瀬ひな季  2024-04-10 21:14:16 


 
…、借りるなら逆巻さんの服のがよかったので…。
( 雑踏の中だったら聞こえないだろう弱い呟きも二人きりの空間なら容易に耳に届くと、どこか変だったか、それともやっぱり一枚で着るには心もとない丈感のせいかと視線を問題の箇所へと下げつつ、だぶついた袖で服の表面をならすと。こちらを一瞥して以降つんと視線を逸らしたままのような彼へ、ちらりと視線を送っては両手の先を揃え下ろして縮こまりながら、しゅんと眉尻を垂らし肩と視線をも床に落として。何かお礼なりお詫びなりできればいいのだけれど、今思えば来た時のタクシー代さえ出してもらっていてはなんだか更に不甲斐なく )
すみません…お花見につれてきてくれたのに、更にお世話をお掛けして…。


  • No.1902 by 逆巻 傑  2024-04-10 22:16:42 



…や、服は水瀬さんのせいじゃないし、弁当まで作ってもらったし…これくらいは別に。
( トップスは一旦洗濯かごに入れておいて、まずデニムから洗濯機の中へ。もう一度設定を確認してからスタートボタンを押すと、注水の音を聞きながら漸く体を少女の方へと向けて。何の落ち度もないのに不運を自分の責任のように感じてしゅんとしている彼女は、普段あまり印象のないルーズサイズのアイテムを着用しているせいか一層か弱く映り、今にも消えてしまいそうに儚く。元は相手の寂しげな面持ちが少しでも晴れればと誘った今回の花見行楽。顔を曇らせたままでは終わらせられず、もしフォローの言葉だけではそれが叶えられなかったなら、自身の直前の語句に引っ張られて弁当をご馳走になった際の気休めを思い出し )
…そうだ、ハンバーグ。…できたてのやつ、食いたいです。


  • No.1903 by 永瀬ひな季  2024-04-10 23:02:22 



でも、──…ハンバーグ?
( お弁当を作ったのはあくまで玲ちゃんのアドバイスのおかげで、変わらずしゅんと床を見つめていた視線だったけれど一つの提案によって、ぱ、と上がっては一度双眸を瞬かせながら反芻する。それからは瞳には希望が灯ったように活力を取り戻すと、ぐ、と胸の前に握った両手の拳を持ってきて「ぜひ、そんなことでよければ…!」と、ふんすと意欲を漲らせて。さて、そうは言ったもののできたてを食べてもらえるタイミングなんていつあろうか。それこそ都合よく料理に関する仕事が来るほか、彼の住むマンションに押しかけて作るか事務所に呼び寄せるしか思い浮かばない。重箱ではなかったといえど、お花見弁当から一時間も経っただろうかのタイミングでは今この場で作るなんて案も考え及ばずに、窺うように小首を傾げ )
全然構わないんですけど、えっと…いつがいいですか?


  • No.1904 by 逆巻 傑  2024-04-10 23:51:31 



え。
( できたてハンバーグの約束を快諾してくれた彼女から次いで問いが寄越されれば、今度は此方が双眸を瞬かせる番で。時間も場所も揃った今この時以外の選択肢は頭になく、当然相手も同じ認識だと思っていたため、予想外の尋ねに意表を突かれたような声を洩らし。気儘な一人暮らしは食生活も自由なもので、決まった時刻に食事を摂るという習慣から長らく遠ざかっていたせいか、少女の言葉の裏の思慮には全く考え及ばず。そこまで手間の掛かる料理ではないと記憶していたが、特製のハンバーグを作るには一時間半では足りないのだろうかと的外れな当たりをつけると、先の発言の想定を告げると共に反応を窺って )
今──…は、難しいすか…?


  • No.1905 by 永瀬ひな季  2024-04-11 10:52:17 



えっ。…い、今…ですか。
( 似た反応を一音で返したなら、お互いにきょとんとした沈黙の間が数秒。日程の希望について〝今〟との返事があれば、きょとんとした視線を彼の体躯へちらりと一度移して。このほっそりした体に短時間でするすると食事が入っていくとは思えず、確認するように反芻するけれど、それほどまでに食べたいと思ってくれているのなら嬉しくて少し頬が緩む。難しくない、との否定の意で首をやんわり左右に振れば「キッチンお借りしていいなら、全然作れますけど…─あ、でも材料とかって」と今から作ること自体に問題ないことを伝えるも、そうとなればもう一つ別に浮かんだ懸念も続けて伝えて )

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( / 交流の足跡の更新、確認しました…!
入ってるといいなあと思っていたワードがタグ付けされていたり、緊張の解き方が対になっていたり、褒められ待ちのうろちょろは一番最初のポメ季絵を思い出してほっこりしたり…ホワイトデーイベのタグもたっぷりでたくさんの思い出に嬉しくなりました。文字数制限ってあるんでしょうか…、もしあるなら二部の足跡がそろそろはちきれてもおかしくなさそうで() 本編外の試運転足跡もたくさんになってきて嬉しいです!これからもよろしくお願いします* 
…と、未消化リストの更新はもう少々お待ちくださいませ…! / 蹴り可◎ )


  • No.1906 by 逆巻 傑  2024-04-11 13:37:11 



…材料ね。
( 下手からの伺いに対して困惑混じりの応答があると、相手の視線の先を辿って自身の胃の辺りへと目を落とす。あまり気乗りしないのだろうかと察せられる態度にそれなら別の機会でも、とは思うものの、互いの住居でというのは論外だし、わざわざ他の場所を借りてまで欲する程の執心もなく、彼女の願った通り料理番組のおこぼれに与るくらいしか考え付かなければ肉声には変じず。そこへ少女から意外にも予想を覆す結論が出されては、次の段階に進もうかという意思の窺える問い掛けに一拍遅れて点頭し。のろのろと動き出し、袖の余ったパーカーの横を通り過ぎて入ってきた扉とは別の扉を開けたなら、その先に広がるのはキッチン。冷蔵庫と冷凍庫を開けて挽き肉らしき材料を探すけれど、今は生憎蓄えがないらしく、事実と共に意欲を削いでしまわないよう庫内を覗き込んだまま近隣の食品売り場の存在も伝えて )
あー……ないな。まぁでも近くにスーパーあるんで、そこで調達すれば…。

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(/ 足跡のご確認ありがとうございます…!毎回わりと気分で入れたり入れなかったりが変わるので、ご期待に添えたようでほっとしております…。すぐひなの絡みや情報を中心に纏めているせいか、やはり水入らずの回はタグも多くなりますね…!現在第二部の足跡が空白抜きで2628字( ちなみに第一部は1041字 )ですが、もし文字数制限が出たら…どうしよう…その時考えます()未消化リストも楽しみにしておりますが、どうぞご負担にならないペースで進められてください。こちらこそ、これからもよろしくお願い致します!
ついでに以降の展開のご相談ですが、せっかくの眼福衣装を生かしたく、一緒にか進んでかスーパーに行こうとする( 行くつもりはないけど発言に一緒に来そう感が漂う or ハンバーグに気を取られて服装のことを忘れている )ひな季ちゃんを引き止めたり、お料理の際にポニテ・お団子等にスタイルチェンジするのであればそれも全力で阻止して逆巻に結ばせていただきたいです…。そしてその無防備さに二回目の「俺も一応男なんで…」を言わせたい…!勿論解釈違いだったり他案があったりする場合は却下していただいて構いませんので、何卒ご一考くださいませ…! )


  • No.1907 by 永瀬ひな季  2024-04-11 16:52:07 



あ、そうなんですね、よかったあ。
( ゆらり動き出した彼の後を、親鳥に着いていく雛のように追っていけばそこに広がるのはこれまた綺麗に整頓されたキッチンで。冷蔵庫の中を覗いて材料の有無を確認している彼の少し離れた斜め後ろで、あった?と様子を窺うように上半身前傾させつつ見守っては、残念ながら材料が揃ってないとのことだけれど近所のスーパーの存在を知ると、無事ハンバーグを振る舞えそうでほっとした笑みを浮かべて。ハンバーグのレシピとしては突飛した材料はないけれど、他にも足りない物がありそうならついでに買うつもりで「合い挽きと玉ねぎと牛乳と卵と、パン粉が欲しいんですけど…」と次々と必要材料を口にして不足しているものを照らし合わせたなら、今の服装について失念していることや、人様のおうちで自分一人で留守番することの想像も付かなければ、当然の流れで買い物についていくつもりでにこやかに声を掛け )
──…じゃあ、買いに行きましょうか!

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( / 第二部の文字数が、第一部の3倍に差し掛かろうとしてるんですね…すごい…!それらが1900ものレスの中に詰まっていると思うと、過ごしてきた時間の長さや楽しさがめいっぱいこのスレに詰まっているのを感じますね…! 纏めに関するお心遣いもあり、感謝の念に耐えません…*
二つの理由で当然ついていくつもりの考えの頭なひな季でした…逆巻さんがスーパーへ買い出し中、借りてきた猫のように大人しくじっと待機してると思います。髪型変更の全力阻止、ぜひぜひ!バンザイすると絶対際どいですもんね、なんなら見えそう…() 解釈違いは全くないので全力で賛成させていただきます!台詞のカムバも背後が大変盛り上がるのでぜひお願いします…!

そして一点ご連絡が…!4/13に地元のお祭りがあり終業後に呼ばれてまして、一日お返事が難しいかもしれません…。一度くらいは返せるはずですが、ご承知おきくださいますようよろしくお願い致します。 / 全文蹴り可◎ )


  • No.1908 by 逆巻 傑  2024-04-11 20:48:54 



…………。
( テンポ良く告げられるハンバーグの材料を告げられる順に確認して判明するのは、必要なそれらのほとんどが存在しないか残り僅かであること。全部買ってきた方が早いかと判断するなり片手で冷蔵庫のドアを閉じ、もう片手でスマホを取り出してメモ帳アプリを起動するけれど、文字を打ち込みながら振り返った先の少女からさも当然のように一緒に買い物に出るつもりの促しがあれば、耳を疑うように画面から顔を上げ。危ういパーカー姿の上に浮かぶ無垢な笑みと見つめ合うこと数秒、徐に彼女の肩に両手を掛けて体を反転させると、その背後に回って無言のままぐいぐいと華奢な両肩を押してゆく。やがてやっとリビングのソファ前で歩みを止め、また体を反転させてそこへ座らせては、素足を隠すように膝にブランケットを掛けて。視覚的にひと安心した後に漸く口を開いたなら、改めて材料を聞き取り、最後に「他にも何か欲しいものがあればメッセージ入れといてください」と言い置いて玄関へと向かいだすだろうか )
…水瀬さんはここで留守番です。合い挽きと玉ねぎと──…何?

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(/ 危なっかしいひな季ちゃん…逆巻に守らせなければ…、いや逆巻から守るのか…?何はともあれご賛同いただけてとても嬉しいです。ひな季ちゃんの代わりに背後がバンザイしておきますね!蹴り可とのご配慮をいただきましたが、お礼のみお伝えしたく失礼致しました*

また土曜日のご予定につきましても把握です◎
お心遣いは大変有り難いのですが、もしお返事できそうになくとも此方のことはお気になさらずお祭りを楽しまれてくださいね…!素敵な一日になりますように!※蹴り推奨 )


  • No.1909 by 永瀬ひな季  2024-04-11 21:42:56 



…え、えっ?逆巻さん?
( 何の反応がないまま数秒ほど流れた沈黙に、あれ?と小首を傾げたなら、スッと動き出した彼に体を反転させられたかと思えば困惑の声虚しくあれよあれよという間にリビングへ。彼に押し誘導されるままに、ぽすっと腰を落ち着かせる形になれば、ぽかん…と薄く口開きながら彼を見上げて頭上にははてなマークを浮かべる。留守番を言い渡されるとそれはびっくりマークへと変わり「えっ!そんなあ…」としょんぼり残念そうに肩を落としながらも、必要なものを問われると彼がスマホにメモを打ち込む速度に合わせて改めて挙げていき。添えられた言葉にこくりと小さく頷くと、心細くも言いつけのお留守番を守るようにその場にとどまれば手のひらをひらひらと何度か振り見送って )
気を付けて──…それと、できるだけ早く帰ってきてくださいね…!


  • No.1910 by 逆巻 傑  2024-04-11 22:44:07 



…誰か来ても絶対に開けちゃ駄目すよ。何かあったらすぐ電話してください。
( この状態の相手を外に出せるわけもないが、依然何も分かっていないかのような言動に、一人きりで留守番させるのにも不安が過って。送り出す言葉へ勿論そのつもりだとでも言いたげに迷いなく「はい」と答えては、少し進んだ先で気掛かりそうに振り返り、まるで幼子に言い聞かせるかの如く小煩い注意を並べたてる。それから再び背を向けて家を出たなら、無意識に逸る足でスーパーまで向かい、素早く材料をカゴの中に揃え。最後に少女から欲しいものの要望は届いていないだろうかとスマホを確認し、トーク画面に何も変化がないようであれば、そのまま会計を済ませて帰路を急ぐはずで )


  • No.1911 by 永瀬ひな季  2024-04-11 23:59:52 



──…わたし、もう18なんだけどなあ…。
( あんな風に注意を言い聞かされたのは多分十年以上ぶりだろうか。もう18歳だというのに幼子に言うような注意を伝えてくるから、彼が買い出しに向かった後の、しんと静かになったリビングでふふと笑みが溢れる。そうだ、スマホ。着替えに使用した洗面所に置きっぱなしだった荷物を思い出して一度取りに戻ると、再びリビングに帰れば変わりないように元いた場所に座ってブランケットを膝に掛け荷物は足元に。いつでも連絡できるようスマホを片手に備え、何か他に必要なものがあったろうかと思案していたけれど、早起きしてお弁当を作った代償か次第に瞼が重たくなれば、こくりこくり船を漕ぎ出してはやがて、すよすよと健やかに寝息を立て始め。彼が帰宅した扉の開閉音かその後の声掛けで、睫毛を震わせ春の浅い微睡から目覚めるだろう )


  • No.1912 by 逆巻 傑  2024-04-12 08:20:59 



戻りまし、た──…。
( 買い出しに発って15分は経ったか、スーパーのレジ袋を提げてリビングのドアを開けたなら、忙しない己とは対照的に穏やかに寝息を立てる少女が出迎えて。掛けようとした声は尻窄みに小さくなり、やがてしんとした部屋にビニール袋の置かれる音だけが響いては、項垂れるような姿勢で目を閉じる相手の顔を床に膝をついてそっと覗き込む。此方はこのまま寝かせておいても構わないけれど、起こさなければ彼女は眠ってしまったことを引き摺るだろう。何とはなしに二秒ほどその寝顔を眺めると、これで起きなければ暫く寝かせておこうとさながら運試しのような思料と共に、手は触れぬまま声音だけで静かに意識を揺り起こし )
…水瀬さん。


  • No.1913 by 永瀬ひな季  2024-04-12 12:59:22 



…──んん…、さかまきさん、……。…わっ。
( 浅く揺蕩う意識の中で、水の波紋のように広がっていくのは心地良くも気持ちを擽るような声。この声を知っている。幼子のような覚束ない言葉つきで呟いたなら、睫毛を震わせつつ緩慢に開いた双眸がこちらを覗き込む彼の顔を視認するなり、意識は一気に鮮明になる。ぱちっと瞬きながら小さく驚嘆の声を漏らしては、緩んでいた姿勢を戻すように頭を上げて「お、おかえりなさい!」と慌てた声音で迎えて。確実に寝顔を見られてた、恥ずかしい。頬に羞恥を滲ませながらうっかり寝ていたことの謝罪をしつつ、慌てて手に持っていたスマホで時間を確認するけれど、然程時間が経過していないことに安堵で胸を撫で下ろしてはへらりと緩んだ笑みを浮かべ )
すみません、つい寝ちゃってたみたいで…!えっといま何時っ…──よかった、そんなに経ってない…ほんとに近いとこにスーパーあるんですね…。


  • No.1914 by 逆巻 傑  2024-04-12 18:17:03 



寛げてるなら何よりだけど。
( 姿を認めるより先に声を聞き分けた少女が未だ夢中にいるような甘い滑舌で己の名前を呼び、ゆっくりと睫毛を持ち上げる。それを真正面から見守っていれば、瞼の裏に描いた顔が思いのほか近くにあったせいか、とろんとした面持ちは一気に眠気を吹き飛ばして。姿勢を正したり頬を染めたりと慌ただしい彼女に対し此方の態度は落ち着いたもので、仄かに目の奥を優しくするばかり。率直な思いを一言零した後にふっと睫毛を伏せて立ち上がると、眼前から退いてテーブルの上に置いた購入品を視線で示し )
…材料、買ってきたんで確認してもらえるすか。


  • No.1915 by 永瀬ひな季  2024-04-12 19:55:36 



( 人のおうちだというのにうっかり寝てしまったのは早起きしたせいもあるけれど、きっとぽかぽかと暖かい陽気のせいもあるだろう。仄かな優しさの灯る瞳に見つめられれば、責められてもいないのに羞恥心も相俟って、あう、と却って居た堪れないような気持ちで口噤み。材料の確認を促されると、ほんの少し引き摺りながらも気持ちを切り替えようと「あ、はい」と頷いては、ブランケットを退かし隣にたたみ置くとスマホは鞄の中に戻し、ソファから立ち上がり確認へ向かって。テーブルの上に置かれたビニール袋の中を覗き込むように少し身を屈ませつつ材料の確認をしていき、不足なく買い揃えられていれば、袋から顔を上げると親指と人差し指をくっ付けたOKサインをにこやかに出して。袋の持ち手を両手で持ち上げると、移動した先のキッチンの作業スペースに一旦それを置いたなら、綺麗に整頓されたキッチンをぐるり見回すと調理器具の収納場所について尋ねて )
えっと、……うん、大丈夫。ちゃんと揃ってます!買い出しありがとうございました、じゃあ準備していきますね。──…そうだ、フライパンとかボウル…包丁とかも、それってどこにありますか?


  • No.1916 by 逆巻 傑  2024-04-12 20:58:41 



──フライパンはここ、ボウルはその隣で…包丁はこっち。あと調味料がここで、菜箸とかフライ返しがこの引き出し。食器は全部後ろの食器棚にあって…レンジとか冷蔵庫も好きに使ってもらっていいんで。
( 二本指で作られた丸の形に頷きとも会釈ともつかないごく浅い首の動きで応えると、早速キッチンに向かう相手の後ろを緩い足取りで追い。リビングが見渡せるカウンターキッチンには視界を遮らぬよう最小限のものしか置かれておらず、調理器具類は全て収納引き出しの中。まずは尋ねられたものの入った箇所を開いて各道具を取り出しては、他の引き出しも一通り中身を見せながら説明し。最後に背後を振り返って壁際の食器棚と家電にも言及したなら、他にも何か手伝うことはあるかと問うように黙ってじっと視線を注いで )


  • No.1917 by 永瀬ひな季  2024-04-12 23:35:15 



( 調理器具たちの在処の説明を次々と受けていくけれど、勉強で使う公式などよりも遥かに覚えやすければ、ふんふんと頷きながら収納場所をそれぞれ目で追い確認していくと共に、綺麗に片付けられているなあと改めて感心を覚える。上半身捻り背後の食器棚や家電も把握しては、こくりと頷くと両手の拳をぐっと握り口角を上げながらやる気を漲らせて。買い出しをしてもらったこともありゆっくり休んでおくよう伝えたなら、さて、と早速作業に取り掛かろうとキッチンカウンターへと向き直るも、その動作でふよっと靡く毛先に気が付けば、手を洗う前に髪は纏めておいた方がいいかと意識向き「あ、髪…──」とぽつり呟いて。髪を括り直すために両手を頭部へ伸ばしていけば、パーカーの裾もそれにつられて上がっていくはずで )
ありがとうございます。…よしっ、頑張って美味しいハンバーグ作りますね!逆巻さんはくつろいでてくださいっ。


  • No.1918 by 逆巻 傑  2024-04-13 02:10:51 



じゃあ遠慮なく、…──!
( 意気込む様子と気遣いの声掛けから己の役割はここまでかと察しては、相手の勧めに逆らうことなく従おうかと。しかし少女の背面を通ってリビングへと移るべく一歩を踏み出した折、不意の呟きに遅れて下方に向けていた目線の先でパーカーの裾位置が高くなってゆくのを看取すれば、咄嗟に肩の辺りまで上がりかけていた両腕をがしりと背後から掴んで止め。そうして制御を奪ったまま腕の外側を撫で付けるように垂直方向へ慎重に下ろさせたなら、突然のことにばくばくと早まった鼓動も幾らか落ち着きを取り戻し、安堵の溜め息と共に見開いていた双眸も常の切れ長の形へ。目の前に鏡のないキッチンでヘアセット時のように大きく髪を掬うも、口振りは単なる顧客に対するそれとは異なり、力の抜けた呆れ声で要望を問うて )
…髪?どうするの。


  • No.1919 by 永瀬ひな季  2024-04-13 12:23:41 



はわっ…!?
( はあい、と返事しきる前に突如として背後から伸びてきた手に両腕を掴まれ心臓が跳ね上がる。衝撃マークを浮かべながら驚嘆の声を上げ、彼とは違う意味のひやりと速まった鼓動を感じつつ、急にどうしたのかとでも言いたげな顔を後方へと見上げるように向け。腕がそっと下ろされていきやがて解放されると、鼓動を落ち着かせるように胸の上に手のひらを添えつつ「びっくりしたあ…」と細い声で小さく呟いて。吐かれた溜息が安堵のものと知らず、何が何だかわからぬまま前方へと顔を向き直すと、ふわりと髪を掬われた感覚に〝逆巻さんがやってくれるんだ…?〟と不思議がる声音でやろうとしていたことを伝えては、落ち着いた鼓動から手を離すと指先揃えて下へと降ろし )
はい、えっと、髪をひとつに纏めておこうと思って…?


  • No.1920 by 逆巻 傑  2024-04-13 19:38:57 



ポニテでいい?
( 少女が小声で何か呟くと同時、びっくりした…と図らずも心の中で同じ思いを洩らせば、更に要望を聞き取りつつ眼前のハーフアップを解き。ヘアゴムを腕に通し、手櫛で髪を優しく梳いて背中側に集める最中、踏ん切りがつかないかのように明らかに不必要な回数それを繰り返しては、やや低めの位置で結び始めるのをきっかけにやっと口を開いて。伝え方に迷いながらも指摘するのは相手の無防備さ。あらゆる意味で心臓に悪いそれをどうにかできないものかと言葉を選んだなら、「…もう少し気を付けて」で締め括ると共に希望の髪型が完成し、頭部から手が離れるだろうか )
──…寛いでくれるのはいいんすけど、…その、俺も一応男なんで……。


  • No.1921 by 永瀬ひな季  2024-04-14 15:03:56 



はい、……。
( 髪型の提案に賛同を示したけれど、すぐにできそうな髪型にも関わらずなんだか長い梳き集める時間に視線をちらりと宙に彷徨わせ、頭上にはてなマーク浮かべるも大人しく待っていれば。紡ぎ出される指摘の言葉に一瞬なんのことかと思うものの、度々有無言わさず止められた言動とそれが合致しては「あっ…」と漸く全てを把握したように短な一音を発すると、じわじわと含羞の色を頬どころか耳まで染め上げていき「ハイ、スミマセン…」と小さく呟きつつ肩を竦め縮こまっては、パーカーの裾を少し下へと引っ張り。普段こういう格好をするとしたなら必ず下にショートパンツだったり何かしらを着るし、すっかり料理へと意識が向いていたせいで羞恥心を忘れていた。彼もひやひやしたことだろうと心労を察しては、背後の彼がリビングへと動き出したならお詫びの気持ちも込めて料理に取り掛かり始めるだろう )


  • No.1922 by 逆巻 傑  2024-04-14 19:34:22 



…じゃあ、俺はしばらく上にいるんで。
( 直裁的な言い回しを避けた迂遠な注意に、彼女は言意を理解してくれるだろうかと様子を窺った矢先。小さく上がった悟りの声とみるみる染まる耳輪から手応えを得ては、それ以上は何も言及することなく。多少気まずい思いもあり、ここが実家に寄った本来の用事を片付けるタイミングだろうかと相手に所在だけを伝えたなら、リビングを通って玄関に置きっぱなしにしていたバケットハットを回収してから二階の自室へ。まずは千日紅のプリザーブドフラワーを製作した際に使用した蓋付きのプラスチックカップに桜の花を入れ、そこに脱水液を慎重に注いでゆく。全体が浸かったのを確認して日陰に置けば、ハーバリウム用の花材の処置は打ち止めにして、次は映画雑誌のバックナンバー探し。十数分かけて目当ての号を揃え終わると、雑誌とプラスチックカップの入ったバケットハットを手に一階へと下り、帰り際に忘れないようまた玄関脇へと重ね置いて。リビングに戻った後はいよいよ焼き始めようかという少女の手際をカウンターに軽く頬杖をつきつつ見学し、ハンバーグが完成する頃には丁度洗濯機が洗濯と乾燥の完了を報せるはずで )

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(/ 未消化イベント一覧および早見表、確認致しました…!とっても分かりやすい上に、毎度のことながら丁寧に拾っていただいてありがとうございます。ものすごい文量で、交流の足跡なんてまだまだなんだなと思い知らされました…()と同時に私の妄想過多でお恥ずかしい限りです…お手数おかけしました…。犬猿が猫猿(的確すぎる…)になっていたり、ところどころ背後様の感想が差し込まれていたり、相変わらずの書き振りの可愛らしさも相俟ってにこにこで拝読しました!改めてありがとうございました* ※蹴り可 )


  • No.1923 by 永瀬ひな季  2024-04-14 21:55:05 



( 所在について了承してはキッチンから離れゆく背中を見送って、それから手を洗いハンバーグ作りに取り掛かる。服も上から持ってきていたし、二階に自室があるのだろう。多少の気まずさを覚えたのはこちらも同じで内心安堵しつつも、収納場所からまな板と包丁を作業スペースへと並べて、買ってきてもらった玉ねぎの皮を剥き微塵切りを始めたならすっかり意識は料理へと移り。フライパンで玉ねぎを飴色まで炒める間にパン粉は牛乳に浸しておいて、飴色玉ねぎが完成すると一旦冷ました後、ぎりぎりまで冷蔵庫で冷やしておいた挽き肉とボウルの中で合流させたなら、調味料や卵とパン粉を混ぜ合わせ白っぽくなるまでしっかり混ぜ捏ねるのが大事。空気を抜きつつ成形したハンバーグは艶があり、成功する予感しかしないと早くも満足げに薄く笑んで。片面を強火で焼き肉汁を閉じ込めたなら、ひっくり返し料理酒を入れあとは蓋をしてじっくりと焼いていく。リビングに戻ってきた彼に静かに看守されつつ、同時に使用した調理器具の洗い物をこなし背面の食器棚からお皿を取り出せば、噛めば肉汁がしみだすハンバーグの焼き上がりの頃合い。ふっくらとした二つのハンバーグをお皿に取り出すと、ハンバーグから出た旨味を利用してケチャップと中濃ソースらを使って簡単にデミグラス風ソースを作り、それをハンバーグの上に回しかけたなら完成!ほかほかと湯気立つハンバーグが乗ったお皿にお箸を添えて、猫のようにカウンターで見つめ待機していた彼の前へと両手を添え差し出すように置いて )
…──できたっ!お待たせしました。お箸立てるようにして割ってくださいね、横に寝かせて割ると肉汁流れちゃうので…!

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( / ご確認ありがとうございます、わかりやすく出来ていたならよかったです…!文量、空白を抜いても5000字を超えてて私もびっくりしましたが、中身を考えてくださっているのは9割背後様なので、こちらとしては背後様に感謝の気持ちでいっぱいです…!いつも素敵なご考案ありがとうございます* またご感想まで…私もにこにこしつつ拝読しました、えへへ。もしお話の取りこぼしなどがあってお気付きになられましたら、お伝えください…!蹴り可とありましたがお礼をお伝えしたく失礼しました。蹴り推奨です◎ )


  • No.1924 by 逆巻 傑  2024-04-14 23:26:56 



おお──……。
( 彼女の邪魔をしないようにというのも勿論あるけれど、調理音に掻き消されぬよう声を張って話すような事柄もなく、暫し高校生アイドルの家庭的な姿をカウンター越しにぼんやりと見守る時間が流れ。やがてフライパンに蓋が被せられて油の弾ける音が幾らか小さくなったなら、洗い物に取り掛かった相手を特段手伝うわけでもなく「いつも自炊してるんすか」だとか「学校の昼も弁当?」だとか気儘に話し掛けだす。そうこうしているうちに鼻腔を擽る匂いが目の前に差し出されては、頬杖をやめて感嘆を洩らすと共に眼差しは一心にハンバーグへ。それから対面へと視線を移して箸を入れる際の注意事項に素直に頷き、二つの皿をダイニングテーブルへと運ぼうかという折、一度目の洗濯が終了したことを報せる電子音が耳に届けば更に意識を扉の奥へと向け変えて。ひとまず食卓を整えるだけは整えてから「見てきます」と短く伝え、向かう先は洗面所。デニムを取り出して乾いていることを確認すると、次はレースブラウスを洗濯槽に入れて運転を開始し、ダイニングに戻るなり少女へボトムスの着用を促して )
…下、乾いてたんで着てきたらどうすか。


  • No.1925 by 永瀬ひな季  2024-04-15 00:42:16 



( 洗い物中の会話内容は普段の自分を尋ねるもので、他愛のない世間話であろうけれど興味を示してくれるのが嬉しい。普段の食事はメンバーたちと当番制で作ること、学校は学食があってお弁当を作ることは滅多にないことなど、気侭な質問にも丁寧に答えた。自分に向けられていた視線もハンバーグが完成してからは、感嘆とともにそちらへと注がれると、その姿がなんだか可愛らしく思えてつい柔らかく表情が綻んで。洗濯終了を報せる電子音を聞いた彼が洗面所へと向かう中、同棲とか結婚とかってこんな感じなんだろうかと付き合った先のことにもふとした意識芽生えては、なんだかそれってすごくいいなあなんて憧れを抱いて。まあまだ付き合ってもいないのだけれど。ふわふわと妄想広げる前に、洗面所から戻ってきた彼に促されると、「そうします…!」はっと引き戻されては洗面所へ早速いそいそと向かって。デニムを着用しあとは上のみだけれど彼の私物パーカーを脱ぐのはなんだか心惜しく、2回目の稼働をさせられている洗濯機を目に留めては「そっちはゆっくりでいいからね、…なんて」手のひらを口元に添えながら密やかに洗濯機に向かって伝えてみて。ダイニングに戻り彼が椅子へと腰掛けていたなら、正面にお皿の置かれた席へ自分も着座するはずで、二人とも食卓に並んだなら本日2回目の〝どうぞ〟を手のひらで示しながら彼の口へとハンバーグが運ばれるのをどきどきしながら待って )
着てきました!…──それじゃあ、改めてどうぞ。


  • No.1926 by 逆巻 傑  2024-04-15 12:59:36 



いただきます。
( 調理中はカウンターで見えないようになっていたけれど、改めて目にする素足はやはりどうにも無視できないインパクトの強さで。若干顔を背けながら洗面所への動線を空けると、ガラスのコップに二人分の飲料水を用意する間に戻ってきた少女の姿を見て、彼女以上に警戒心を高めていた心を漸く落ち着かせ。これで心置きなく手作り料理に集中できるとそれぞれの席に着けば、勧められるままハンバーグに箸を立てて差し込み、鋏で切るかの如く小刻みに箸の先を動かして一口大に。表面を吹いて冷ますのもそこそこにぱくりと頬張ったなら、弁当に入っていたそれとは異なる味わいに相手の悔しげな反応にも得心がいって、口の中に溢れる肉汁と共につい笑みも溢れ )
──…確かにこれは、こっち食わせたくもなるか。…できたて、一層美味いすね。


  • No.1927 by 永瀬ひな季  2024-04-15 22:18:27 



~~っ…そうでしょ!
( お花見の席にて、自らハードルを上げてしまった自覚があれば彼の口にハンバーグが運ばれるまでを、そわそわと緊張した面持ちで見守ると。溢れる笑みとともに賛辞の言葉を授かれば、雰囲気はぱあっと花開くように煌めき、嬉しそうに綻ばせた表情には八重歯を覗かせて。春の日差しが注いだように心がぽかぽかと温まっては、自作のハンバーグにそっと箸を割り入れるとぱくりと一口頬張る。なんだか普段よりも美味しくできた気がする。こくんと嚥下しては食卓に少し身を乗り出すと、にへ、と無防備な笑みを浮かべながら作る手間を惜しまぬ発言を。これで彼の胃袋は掴むことができただろうか。他の料理についてはまだ特段の自信はないけれど、彼に美味しいと、また食べたいと言わせてみたい )
また食べたくなったら言ってください、いつでも作ります、他の料理でも!


  • No.1928 by 逆巻 傑  2024-04-16 12:51:19 



料理番組のオファーに期待しときます。
( 他者に料理を振る舞う喜びにでも目覚めたのか、陽を浴びたように煌めく双眸は早くも次を見据えているらしく。一方で彼女よりほんの少し高い視点から現状を俯瞰する己は口の端を僅かに緩め、二度もこんな機会が訪れることはないだろうという予測のもと、数時間前に相手の示した可能性を借りて答えて。その後は味に集中するが故に黙々とハンバーグを食べ進め、皿が空になると漸く顔を上げて「ご馳走様でした」としっかり手を合わせる。脇に置いていた水に口をつけ、片付けの前に一息ついていた折、ふと目線の先にあったエスプレッソマシンに気が付いてはコップを下ろすのも忘れて数秒思案し。やがて瞳を横に動かして焦点を対面の少女に合わせれば、まずは甘いもの好きの印象の強い相手へと一つ確認を )
…水瀬さん、カフェラテって飲める?


  • No.1929 by 永瀬ひな季  2024-04-16 21:10:53 



( 期待を受けては「牧さんに伝えておきます!」とやや本気な返答をすると共に、もしかしたらいつか来るかもしれない料理を振る舞う機会のために、料理のレパートリーを増やしておこうと心密かに決意をして。お花見のお弁当も、続けて作ったハンバーグも綺麗に完食してもらうと嬉しくて心がほこほこと温かくなる。「いえいえ、お粗末様でした」と言葉添えしてから遅れて完食しては合掌し、淹れてもらったお水で喉を潤していると。ふとした問い掛けにコップから唇を離して顔を上げては、こくりと浅く頷いて肯定して )
飲めますよ。基本甘めのばっかりですけど、好きです。


  • No.1930 by 逆巻 傑  2024-04-17 00:38:56 



( 軽口のつもりで放った応答に思わぬ前向きな意気込みが返ると、本気が冗談かを見極めるようにじっと視線を留めるもそこに戯れの色はなく。今更言を食むわけにもいかず、果たして彼女のマネージャーにどのように伝わるのだろうかと若干の気掛かりを抱えつつ食事を終えた後。問いへの答えに「了解」とやや畏まった言い回しに反して緩い語気で発しては、徐に席を立ってマグカップを一つだけ取り出してくる。その足でエスプレッソマシンまで歩いて粉やら水やらをセットし、抽出のボタンを操作すると共にピッチャーに入れたミルクをスチームしたなら、準備は完了。斜めに持ったカップへと一定の量を保ってスチームミルクを注ぎ入れ、軽く左右に揺らしながら思い描く絵柄を完成させてゆく。ピッチャーが空になった時、カフェラテの液面に浮かぶのはラテアートの定番とも言えるロゼッタで、それを少女の前へと差し出せば傍にスティックシュガーとティースプーンも置き添えて )
──ハンバーグのお礼…って程のものでもないけど、良かったら。


  • No.1931 by 永瀬ひな季  2024-04-17 03:49:19 



わ、すごぉい…お店のやつみたい…!あ、待って、先に写真撮りたいです!
( 質問に答えると、席立つ彼が何やら準備して向かったのはエスプレッソマシンの元。本格的だなあと流れを見守っていれば、やがて抽出されたエスプレッソの独特な深みのある芳香で辺りが包まれ始めると、それを吸い込んではほわりと心ほぐれる感覚がして。コーヒーが飲めなかった幼い頃でもこの香りが大好きで、コーヒーの香りが充満した職員室に用がある度に肺一杯に取り込んでいたのを思い出す。バリスタさながらの動きでカフェラテを作り込んでいく様子には、かっこいい!とハートマークをぷかりと頭上に浮かべると、瞳にはバリスタエプロンの幻想さえ見えるようで。そうして完成されたカフェラテが目の前に差し出されると、カフェで飲むような本格ラテアートが施されたそれを、煌めく目を見張らせながら覗き込めば率直な感想を告げて。これが普段のカフェで注文して出された物ならば、上手だなあと思ってそのまま飲むまでだけれど、特別な人が淹れて描いてくれたものだから何もせずにはいられない。一旦席を立ちスマホを取って戻って来れば、何枚か写真に収めたのちにお砂糖と引き換えにスマホを卓上に置くと、温かいうちに飲みたいものの崩すのを躊躇われては葛藤するように双眸をぎゅむと瞑りつつ、そっと瞳開けては窺うように問い掛け )
──…うう。崩しちゃうのもったいない…ていうか、なんでラテアートできるんですか。趣味…?


  • No.1932 by 逆巻 傑  2024-04-17 09:36:18 



( 暫くのブランクがありながらも、彼女の言う通り〝お店のやつ〟そのままのラテアートが無事完成すると、内心ほっと胸を撫で下ろしながら賛辞を受け取り。少女が写真を撮る間にラテアートの練習用に購入したエスプレッソマシンを今度は自分のために動かし、より簡単なハートを描けば、思い出されるのは夜な夜な家族に振舞っていた時間のこと。そういえばアルバイト外で両親の他に供したのはこれが初めてかもしれないな、と小さな発見をしつつ席に戻る自身を迎えるのは懊悩する相手の姿で、手元のカップに目線を落としては、尋ねに返答するに合わせて一足先にティースプーンを差し込み、静かにかき混ぜて )
高校の頃にカフェでバイトしてたんすよ。受験期、暇だったんで。


  • No.1933 by 永瀬ひな季  2024-04-17 15:46:33 



へ~…!逆巻さんが働いてる頃に行ってみたかったなあ、絶対通っちゃいます、むしろ一緒に働きたかった…!
( 彼が自分用に淹れたラテアートはハート模様で、それがちょっと羨ましくて視線を注いでいたものの、あっけなく崩されていけば少し無念そうに眉尻を垂らして。耳に入る情報にすぐさま興味を示しては、カフェラテから彼へと煌めく瞳を移し変える。ふわふわと浮かぶ妄想の雲の中に先程よりも鮮明になったバリスタ姿を映しては、お砂糖を握る手をぎゅっと強めながら瞳を煌めかせると思うままに願望を吐露して。そしたら他にもいろんなラテアートを見られただろうなあ──そもそも一緒に働くなんて当時の年齢を考えると無理だけれど、あくまで夢物語だから言うだけタダというもので。写真も撮ったことだし冷めないうちに飲まなくてはと改めてカフェラテに向き直れば「もったいないけど、そろそろ…」とお砂糖を隅っこから投入し、最後まで名残り惜しむようにティースプーンでそっと混ぜていく。すっかり色が溶け合ったそれを持ち上げ漸く口をつけては、甘やかな色合いにあう甘さにほっと表情を緩めて )
…──おいしいです。


  • No.1934 by 逆巻 傑  2024-04-17 19:32:54 



カフェならできたて料理も作れるし──…、
( ティースプーンを引き揚げ、そっと睫毛を伏せながらカップの縁に口をつけていれば、空想の中でも想いを募らせてグレードアップしてゆく少女の欲求にカップの内側から目を上げ。つられてつい過去の自身と彼女がカフェの制服に身を包んで働く姿を想像し、印ばかり夢物語に参加しようかと何の気なしに先程やんわりと辞退した申し出を上乗せしては、すぐに現実へと舞い戻って「…ちょっと遅かったすね」と七年の差を軽くあしらい。最大限の眼差しを注がれたラテアートへの愛着はさておき、カフェラテそのものの味わいについては素材とエスプレッソマシンの性能に依るところで、綻んだ顔ばせには振る舞った側ではなく同じものを共有する立場から薄く微笑んで応えるだけ。此方ももう一口ぶん小さく喉を鳴らしてそれを飲み下したなら、これまでの話題のせいかふっと湧いた関心を真正面へと向けて )
…そういえば、水瀬さんは高校卒業したらどうするんすか?


  • No.1935 by 永瀬ひな季  2024-04-17 20:45:15 



!──…来世は一緒にカフェで働きましょう。
( 上乗せされる夢物語を聞いては、二人で新作フードの考案の試食会なんていうのも妄想広がっていくけれど、突き付けられる現実であしらわれれば、膨らみに膨らんだ妄想は風船のようにぱちんと弾け消滅し。むむ、と少々悔しそうに眉尻を垂らしては、今世がだめなら来世に期待とばかりに、わりと真面目な表情でお誘いを掛けてみたりなんかしていれば。ふと掛けられた問いに双眸をぱちりと一度瞬くと、視線をぐるりとゆっくり一周するように巡らせてから口を開く。夢に見たアイドルを存分に楽しんでおきたいのが第一。それから、そうでしょ、と小首を傾げた表情は柔和な笑みを湛えるけれど、連絡先を交換し今は仕事外で会うことはあれど、彼のクライアントでなくなってしまったならこの縁も切れてしまうのだろうかと、仄かな不安が笑みに儚さを添えて )
うーん……、今の、アイドルに専念するんじゃないかなって思ってます。お仕事楽しいし、…逆巻さんと一緒にお仕事できるでしょ!


  • No.1936 by 永瀬ひな季  2024-04-18 01:23:08 



( / 大きな地震があったようですが大丈夫でしょうか…。何もないことをお祈りするばかりですが、もし何か心身など支障があるようでしたら安全を第一にどうかご無理なさらず、落ち着いたタイミングでのお返事で構いませんのでご自愛くださいませ…! )


  • No.1937 by 逆巻 傑  2024-04-18 11:02:32 



(/ ひとまず安否連絡のみ失礼します。こちらは多少揺れたのと地震警報のアラーム音にびびった程度ですので、大事ありません。ご心配いただきありがとうございます* ロルの方のお返事は今しばらくお待ちください…!※蹴り可 )


  • No.1938 by 永瀬ひな季  2024-04-18 12:38:45 



( / ご連絡ありがとうございます、ご無事でなによりです…!あのアラーム音びっくりしますよね、心中お察しします…。お返事の方了解いたしました、のんびりお待ちしてますのでどうぞごゆるりと◎ / 蹴り推奨 )


  • No.1939 by 逆巻 傑  2024-04-18 15:08:42 



…、来世ときたか…。
( 立場、歳の差、果てには輪廻転生と、如何なる壁も彼女の想いを挫くには至らないのか、共にカフェで働くためだけに易々と来世まで約束しようとする諦めの良いやら悪いやら分からない様には此方もいよいよ圧倒され。まともに取り合う気も起こらず、尋常でない誘い文句にいっそ感心したように呟けば、明確な返答は渡さないまま話題ごと軽く流し。そんな相手が進路を語る笑みの裏に小さな憂いを抱いていることなど露知らず、また選択の理由に自身との関係が含まれていることについても回答にかこつけた好意の表明だろうと真に受けることはなく。ただ腕を買われるのは満更でもない心地で、今し方の来世の約束と絡めて「やたら俺と仕事したがるじゃないすか」と一笑に付すると、その名残ほどの柔らかな表情を顔の上に留める。アイドル活動への本気度を感じ取ると共に好きなことを全力で追い続ける姿勢へ共感を覚え、過去の自分をそこに重ねるような眼差しを差し向けたなら、人によっては危ぶむ未来図を手放しに肯定して )
…そっか、アイドル一本でやってくんすね。…俺も、応援します。全力で。


  • No.1940 by 永瀬ひな季  2024-04-18 19:31:07 



やったあ、約束ですよ!えへへ…逆巻さんとならわたし、トップアイドルにだってなれちゃいそうな気がします。
( 〝やたら一緒に仕事したがる〟との発言には、当然!とでも言いたげににぱっと笑みを咲かせると「大好きだからいっぱい一緒にいたいもん」とカフェラテよりも甘やかな言葉を吐く。全力の応援を約束してもらえれば、いっそう華やいだ笑みを浮かべながら、指先揃えて重ねた両手を頬の横に添えて夢を語ると、続けて「だから、わたしがアイドルしてる間は逆巻さんがずっと担当しててくださいね」と小首を傾げながら乞うて。彼が掛けてくれる魔法は、自分を誰よりも輝かせてくれると信じてやまない。なにげなく語った夢がいつか現実になることなんて今はまだ知らずに、温くなった残りのカフェラテを飲み干したなら、ほどよいタイミングで2回目の洗濯の終了を報せる電子音が洗面所の奥で鳴るだろうか )


  • No.1941 by 逆巻 傑  2024-04-18 22:20:54 



…じゃあ、それも牧さんに伝えておいてください。
( 光り輝く瞳が見つめるのは己か希望に溢れた未来か、喜色満面の笑みを向けられては、彼女を最も輝かせられるのは自分だという自負心から評価された技術も少女のアイドルとしての才能も否定することなく。しかしヘアメイクを選定するのは恐らくタレント本人ではないのだろう、サイズ違いのパーカーも相俟って小首を傾げると小動物のように映る彼女からの要求をマネージャーへと回したなら、その返答で自らの意思も示したつもりで。ゆっくりと嗜んでいるうちに底の見えだしたカフェラテの最後の一口を呷り、食後の一服もそろそろかと全て空になった器たちを眺めた折、穏やかな食卓に飛び込んでくるのは洗濯機の発する機械音。と同時にここに留まる理由もなくなれば、一度窓の外に目を遣った後に椅子から腰を上げ、取り敢えずの家主として食器の片付けに動き始めて )
…──そろそろ帰んないといけないすね。水瀬さんは着替えてきて。脱いだパーカーは適当なところに置いといていいんで。


  • No.1942 by 永瀬ひな季  2024-04-19 00:59:11 



そうですね、そうしますっ!
( はっとしたように傾げていた頭部を戻せば両手の拳をぐっと握り締めると、帰ってからでもすぐに彼女へ伝えなければと使命感に満ちる。順風満帆にアイドル活動ができている今、担当を変えようなんて可能性は限りなく低いけれど、思い立ったが吉日というし未来に向けて先手を打つつもりで。「このパーカーとお別れですか…」と惜しむように呟きつつ着替えを了承すると、ごちそうさまでした、と手を合わせてから椅子から立ち上がり、食器をシンクまで運ぼうかと思ったものの先んじて片付け始めた彼に委ねることにして、促されるまま最後の着替えに洗面所へと向かい。乾燥の終えたブラウスを取り出しパーカーからそれへと着替えては、普段自分が使うのとは違う洗剤の香りと乾燥したてのほかほかとした温かさに包まれる。髪型以外は来た時に元通りとなり、脱いだ服を簡易的に畳み洗濯カゴの縁へと服を掛けリビングに戻ってくると、食器洗いがまだなら当然するつもりで声を掛けて )
カゴ?のとこに服置いておきました、洗濯も服もありがとうございました…!あの、洗い物はわたしが…──


  • No.1943 by 逆巻 傑  2024-04-19 09:39:35 



…もう終わるから。
( 少女が料理をしながら洗い物までこなしてくれたおかげで、残る食器はハンバーグを乗せたプレートとマグカップ、そしてカトラリーのみ。装いを替えて洗面所から戻った彼女を迎える頃にはもう泡を流す段階で、客人に気兼ねするわけでもなくただ事実を伝え。「それよりタクシー呼んでおいてもらえるすか。住所は──…」手の空かない自身に代わって帰りの手段の手配を頼むと、インターネットだか電話だかで連絡しだすのをちらりと確認してから、必要情報をすらすらと述べてゆく。勿論その一回で覚えさせようという横暴な意図はなく、流水に食器をさらして水切りラックに立て掛ける間、尋ねられれば何度でも答えるつもりで。そうして洗い物とタクシーの手配が完了したなら、到着の連絡を受け次第出られるように荷物をまとめて玄関へと移動し。その際に靴箱の上に置いておいた雑誌と脱水液に浸した桜の花も忘れず回収しては、徐に振り返ってプラスチックカップを相手へと見せるように掲げる。もし舞い散る桜の如くふわりと軽い問い掛けに肯定が返ったとしたら、二週間ほど後、小瓶に閉じ込められた春と〝これでいつでも花見してください〟のメッセージカードが、アイドル達の共同生活する寮の部屋へと届けられるだろうか )
…そうだ、これ。ハーバリウムにしようかと思ってるんすけど──…できたら貰ってくれますか。

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(/ 一気に詰め込んでしまいましたが、逆巻側はこれで〆にしようかと思っております…!ハーバリウムについてはひな季ちゃん的に要らなければ全然要らないで大丈夫ですし、何かやり残した展開等あればロルの方も続けていただいて構いません。なにとぞご随意に◎ ※蹴り可 )


  • No.1944 by 永瀬ひな季  2024-04-19 20:31:29 



ありがとうございま、はいっ。わ、すみませんもう一回住所…──
( 既に食器洗いも終盤に差し掛かっていたようでお礼伝えるも、タクシーの手配を任されれば間もなく告げられる住所に、慌てて卓上に置いたままのスマホへと駆け寄ってはもう一回と人差し指を立てて要求し、この地域のタクシー会社を調べ電話が繋がったなら、彼から聞き取りつつ言い慣れぬ住所を伝えていく。電話を切り5分ほどで到着するらしい旨を彼に伝え、荷物を抱えて共に玄関へと向かった先にて掲げ見せられたカップにぱちりと双眸を瞬く。あ、お花見の時に拾ってたやつだと脳内で合致すると、それが自身への贈り物になる予定のものだと知って一度まあるくした瞳は嬉しそうに細められ「もちろんですっ!」と花綻ぶような笑みを咲かせて。──それから後日、桜はすっかり見頃を終え葉桜になった頃に届けられた春は、あの日ふたりで見た桜を切り取ったみたいにそのままで、とても綺麗で。見るたびに春の暖かさを思い出させてくれるようなハーバリウムを、かすみ草が咲くヘアピンの隣にそっと添えて飾り、メッセージカードは引き出しの中に大切にしまっておくことにして )

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( / たっぷり満喫させていただきましたのでやり残したことはなく、こちらも〆とさせていただきました◎
ハーバリウム要らないわけがないです…!花弁の採取中は何に使うんだろうとひな季ともども首を傾げておりましたが、こんな贈り物が待っていたとは…素敵なサプライズありがとうございました*
お花見する山に着いた時に「はやく…!」「はいはい」のやり取りも微笑ましくて大好きでしたが、子どもに言い聞かせるみたいに、お留守番の注意事項を伝えるのもツボでした…。そして危なっかしい丈にひやひやする逆巻さんを見られてとても楽しかったです() 念願の手料理の振る舞いも叶えられて大満足なイベントでした。改めてありがとうございました* )


  • No.1945 by 逆巻 傑  2024-04-19 21:45:03 



(/ お花見イベ、ありがとうございました!満開の桜にはしゃぐ様子、子ども相手の神対応、庇護欲を掻き立てるパーカー姿、てきぱき料理と洗い物をこなす家庭的な一面、すぐその気になっちゃう素直なところ…等々、見どころをあげれば枚挙に暇がなく、長丁場にはなりましたがあっという間のひとときでした…!
ハーバリウムも無事に受け取ってもらえて、口約束ですが永続契約も結べ、何気にひな季ちゃんの写真もゲットできたし擬似同棲も味わえたしで、想定以上の大収穫に背後は春の陽気に負けないほどほくほくとしております* あと私も一生気まずそうにしてる逆巻動かすの楽しかったです()

上記は全文蹴り可です◎
そろそろ2000レスも見えてきたということで、次も本編でお化け屋敷デートかなあと考えておりますが、いかがでしょうか?船上パーティーをロケ本番の前に差し込みたいので、物語内の時期はおおよそ4、5月になるかと! )


  • No.1946 by 永瀬ひな季  2024-04-19 22:15:54 



( / 背後様も同様に楽しんでいただけたようで何よりですし、毎度大収穫だと仰っていただけてとても嬉しいです*
2000レス目前なのすごいですね…昔はすごく遠いレス数に感じていたのですが、なんだかあっという間でした…!お化け屋敷デートで異論ございません◎ 次の順序もかしこまりました。開始ロルはこちらから回した方が続けやすいかと思いますので、明日になるかもしれませんが後ほど置きに参りますね。ちなみに2000レス記念についてもやりたいことがあるので、差し支えなければこちらから先に回させていただけますと幸いです…!それでは暫くお待ちくださいませ…!特に何もなければ蹴り可です◎ )


  • No.1947 by 永瀬ひな季  2024-04-20 20:56:20 



( ホラーロケの本番が着々と迫りゆく今日日──遊園地の開園ゲート前で両手で持ったスマホから時折顔を上げて探すのは逆巻さんの姿。ホラーロケに向けて多少耐性を付けるために行われてきたDVD鑑賞だったけれど、そろそろ模擬的に実践を行なってきてはどうかという牧さんの提案の元、逆巻さんを誘って業務的に彼は来てくれることとなったわけれど。遊園地でデートできることは嬉しいものの、お化け屋敷に入らなくてはいけない恐怖の使命に落ち着かず、待ち合わせた時間よりも15分ほど早く待ち合わせ場所に着いてしまって。まさかお化け屋敷しか入らないわけではないだろうと、歩き回れるように踵の低い10ホールの黒い編み上げブーツの足元をそわりともじつかせる。太腿が隠れる丈のスカートとオーバーサイズのジャケットのデニムセットアップに、インナーは白Tシャツ、緩く巻いたポニーテールにキャップを合わせ、カジュアルスポーティーで纏めたスタイルは、可愛いって褒めてもらえるだろうか。斜めがけにした檸檬色のショルダーバッグから小さな手鏡を取り出すと、待つ間に前髪を直してみるけれど、そこに映し出されるのはお化け屋敷への不安からか心配そうに眉尻を垂らした表情で )

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( / お待たせ致しました…!イベント中、予定のほか何かやりたいことが出てきましたらご遠慮なくお伝えください。お化け屋敷デートイベもよろしくお願いします* / 蹴り可 )


  • No.1948 by 逆巻 傑  2024-04-20 23:54:43 



( 目的の敷地のそばまで来ると、入園ゲートをくぐる前から中の賑やかな声が聞こえてくる。何度か回を重ねたホラーロケ対策もいよいよ本番の夏が迫り、より実践的な内容に切り替えるべきだとの提案で召集のかかった今回のお化け屋敷特訓。遊園地など数年振りに訪れる場所だけに少し早めに家を出て、10分前には到着したのだけれど、それでも待ち合わせの相手は既にそこにいて。誰も彼もが嬉々とした表情で園内へと歩みを進めるなか、一人浮かない顔をした彼女はやけに目立つ。これからの予定を考えれば無理もないかと黒の3ホールレースアップシューズの靴音を鳴らしつつ近付けば、そっとキャップの下を覗き見るように声を掛け。少女が顔を上げたなら、黒のCPOジャケットにインナーの白Tシャツ、暗色デニムのバギーパンツと控えめな色合いの装いに、首元のシルバーネックレスと両耳のピアス、更には両手指シルバーリングとアクセサリーを散りばめた己の姿が瞳に映し出されるだろうか )
おはようございます。…早いすね、しっかり眠れた?

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(/ おかげさまで毎度お腹いっぱい栄養補給させていただいております…*
開始ロルありがとうございます!珍しいオーバーサイズとカジュアルスポーティーテイストのひな季ちゃん、若さ爆発しててかわいい…10ホールのブーツと差し色が檸檬色なのも好みです…!と背後が盛り上がってしまいましたが、逆巻からの「可愛い」タイムもしっかり差し込ませていただきますのでご安心を◎ 決してプレッシャーを与える意図はないのですが、2000レス記念も1000レス記念の時からずっと楽しみにしておりましたので、是非ひな季ちゃんから初めのお言葉をお願い致します…!※蹴り可 )


  • No.1949 by 永瀬ひな季  2024-04-21 11:19:30 



っ…お、はようございます!まあ、多少は。逆巻さんも早いですね、…──
( 俯きがちに手鏡を覗き込んでいたその背景にこちらを窺う彼の姿が映れば、視界のフォーカスはぐっと彼に当てられ、どっきん!と胸が高鳴る。言葉詰まらせながら返答しつつ、あたふたと手鏡から顔を上げ改めて彼を視界に移すと、その出立ちを上から下まで眺めたなら、手鏡を口元に寄せながら今度はきゅんと胸が高鳴るようで、ふわふわハートを浮かべながら「今日もかっこいいです…」との感想が溢れ出て。遊園地に二人で遊びに来るなんて、側から見ればどう見てもカップルそのもので。お化け屋敷に入るなんて恐怖の使命はあるものの彼に実際会えた今は楽しみが勝ると、手鏡を鞄にしまいながら他の入園予定者がゲートに入っていくのを見ては、外へと向けていた体を遊園地敷地側へと、ポニーテール靡かせつつくるりと反転させるとゲートを指差しながら入園を促して )
わたしたちも入りましょうか…!

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( / なんて嬉しいお言葉…私も背後様からしか得られない栄養を毎度たっぷりいただいております、ありがとうございます*
コーデもお褒めいただけて嬉しいです、逆巻さんのコーデもいつもお洒落でかっこいいです…今回特に好みでした…!可愛いタイムも楽しみにしております。 2000レス記念の開始もお任せくださりありがとうございます、それではその時までお待ちくださいませ…* / 蹴り推奨です◎ )


  • No.1950 by 逆巻 傑  2024-04-21 12:52:40 



( 予定よりも早い合流に驚いたのか、見せるつもりのなかった姿を見られたことへの動揺か、狼狽えながら顔を上げた少女は此方の姿を確認するなり面持ちの緊張を緩ませて。アトラクションの衝撃で落として失くさないよう今日は外してきたイヤーカフに言及する必要もないと見ては、褒め言葉に「どうも」とだけ応えてから、「水瀬さんも可愛いすね、今日も」と眼前の装いを頭から爪先までさらりと辿って同様の応酬を。側からは恋仲にしか映らないだろうが本人にそんな気は全くなく、相手の反応を待たずに園内へと視線を向ければ、促されるまま入園料を支払ってゲートを過ぎ。外で聞くより一層賑やかな声と入口から流れ続けるテーマパーク特有の音楽とに早速圧倒されつつ、まずはチケットをと並ぶのはチケット売り場。特訓とはいえ折角遊園地に来てお化け屋敷にしか入らないということもないだろうし、少なくとも所属アイドルの分は事務所が精算することだろう。ちらりと隣を一瞥したなら、彼女がどちらを選ぼうとも自らの分は選択を変えないつもりで一般用のフリーパスを購入し )
…いちいち回数券買うのも面倒だし、フリーパスでいいすよね。


  • No.1951 by 永瀬ひな季  2024-04-21 14:57:35 



( さらりと褒め、するりと遊園地の内側へと入っていく彼とは違って、ゲートを指差したまま數瞬動きが止まっては、ぽぽっと頬に赤い花が咲いていく。可愛いって言ってもらえた、と早くも目的のひとつが達成されては、昨晩服装選びに付き合ってもらったメンバーに感謝の念を抱きつつ、「ありがとうございます…」と嬉しげに漏らせば彼に続き、いざ入園。遊園地なんていつぶりだろうか、ゲートを潜った後の賑やかしさ広がる園内の空気に自然と気分が高まっては、わくわくと胸が躍り。入園時同様にチケット売り場でも学生証を出しつつ、彼の提案にこくり頷いて賛同を示しては、これで他のアトラクションも回る保証を得たようなもので、後に難関は控えながらも期待値は高まり。今までの例に倣って掛かった経費は後日請求だけれど、ある程度のお小遣いを入れたお財布は鞄の中に持っていて。フリーパスがそれぞれの手に渡ったなら、チケット売り場を離れ広場の方へと体を向けると、念のために隣の彼へとおずおずと小首を傾げながら確認を図り )
…さて、本来の目的はお化け屋敷なんですが。さすがに初っ端からは行かないですよね…?


  • No.1952 by 逆巻 傑  2024-04-21 16:12:24 



…すね、ひとまず他乗ってからで。
( 受け取ったバンドタイプのフリーパスを手首に巻いて留めたなら、これでどのアトラクションに乗るにも自由。さて少女は用事を真っ先に済ませたいのか、それとも心の準備が必要かと隣に目を遣れば、相手も同様の考えでいたらしく、此方が尋ねるより先にその問いが投げ掛けられて。周り方に関してはどこかのタイミングでお化け屋敷に入れたら如何様でも良いというのが正直なところだけれど、最初には行きたくないという意思をありありと感じ取れる窺い方に、浅く頷いて同意することに決め。まず使命を果たしてからの方が残り時間を心置きなく楽しめるという見方もあるが、彼女の場合それでは一つ目で精魂尽き果ててしまう懸念もあり、基本的には全て当人の希望を尊重する心算で。入園時に貰った園内マップを広げて見せては、目的地を設定すると共にアトラクションの得意不得意を聞き取って )
行きたいとこある?俺は絶叫も高い所も平気だけど…、水瀬さんは。


  • No.1953 by 永瀬ひな季  2024-04-21 19:43:55 



よかった…。わたしも高いところ平気です!絶叫系はどうかな、昔は平気だったんですけど久しく乗ってないので、易しそうなのから試したい気持ちが…。
( お化け屋敷を前にワンクッションどころかスリークッションほどの心の準備をしておきたかったからか、同意を得られては、ほっ…とわかりやすく胸を撫で下ろしながら安堵の息を吐く。広げられた園内マップを隣から覗き込むと、初めて来た地のテーマパークゆえに瞳をきょろきょろ動かしながら、質問に答えつつ興味が惹かれそうなものを探して。いくつかある絶叫系のうち、水飛沫が上がる絶叫系アトラクションのものを指さしては「あ、でもこれは乗ってみたいです、楽しそう!」とマップから顔を上げると、わくわくと浮かれた笑みを向けて )
逆巻さんはどれか気になるのありますか?


  • No.1954 by 逆巻 傑  2024-04-21 21:45:36 



そうだな…、こ──…コーヒーカップ、とか。
( 彼女の指先が示した地点に注目しては、顔を上げてマップと実際に見える園内とを照らし合わせる。おおよそのルートを把握し、すっかりそのまま進む気になっているところへ、当然の問い返しがあると視線は少女を経由して再度リーフレットへと落ち。目で園内を歩き回りつつアトラクションの写真を通覧する最中、興味を惹かれたのは高所から垂直落下する絶叫マシン。ついそのまま指先をそこへと置きかけるも、易しそうなのから試したいという言葉と、この後に控えるお化け屋敷のことを思い出して咄嗟に人差し指はそばのコーヒーカップへ。それから「あとは、バイキングとかミラーハウスとかも…懐かしいすね」と他の適当な候補も挙げてお茶を濁したなら、幸い気になるアトラクションが近くに集まっているそのエリアへと踏み出しながら一つ目を決めようと )
…まぁ、どっちにしろこの辺か。…さっきの、最初に乗るすか。


  • No.1955 by 永瀬ひな季  2024-04-21 22:54:24 



コーヒーカップ、……意外、かわいい…!
( 気になるものとして一番に挙げられたものの意外性にきょとんと双眸を瞬けば、きゅんと煌めいた瞳向けつつ心の声をそのまま漏らして。続いて挙げられていくアトラクション名に、ふふっと表情を綻ばせると「今言ったやつ、全部乗りましょう!」と満喫しきるつもりで提案しエリアへと歩みを進め。最初に候補として挙げたアトラクションの列が空いているのを目に留めると、一つ目に乗るものへの肯定を頷いて示せば「そうですね、ちょうど空いてるみたいですし」と乗り場入り口を指差し、そちらへと爪先を向けては。乗り終えた人々が出口方向からぞろぞろと出て来ると、男子大学生らしい何人かが貸し出しのカッパを着なかったようで、頭からびしょ濡れ状態の姿が見受けられるけれど当の本人たちはとても楽しげで、和気藹々とした雰囲気についくすっと笑みを溢しつつ『カッパをご入用の方はどうぞ~』と透明のカッパを用意して声を掛けるスタッフを一瞥して )
…ふふ、結構濡れちゃうみたいですね。わたしたちは着替えがないですし、カッパ着ましょうか。


  • No.1956 by 逆巻 傑  2024-04-21 23:44:29 



( 楽しいこれからの相談に今日の使命のことは一旦忘れることにしたのか、アトラクション決めの最中、少女は遊園地を遊び尽くそうという気概に満ちていて。折に触れて人懐っこい犬っぽさを感じさせる彼女のこと、周りの空気にあてられて本命に辿り着く前にはしゃぎ疲れてしまわないよう己がセーブしなければと本来とは別の使命感を抱きつつ、派手な水飛沫の上がっている付近の列へ並ぶと。隣の高校生には微笑ましく映ったらしいが、出口から姿を現すびしょ濡れの若者達にぎょっと目を丸くしては、自分だったら気に入って買った服がお世辞にも綺麗とは言えない水を被って平然とはしていられないな、と信じられない光景を目の当たりにしたかのように言葉を失って。カッパの貸し出しを行うスタッフを見つけて連れの提案に力強く頷いたなら、迫真の表情でぽつりと呟いた後、透明のカッパで全身をすっぽりと覆ってから乗り場へと赴き )
…若者ってすげぇすね…。


  • No.1957 by 永瀬ひな季  2024-04-22 00:16:26 



?、やだなあ、逆巻さんだって若いじゃないですか~。
( 同意を示す頷きは力強いながらも、溢れる呟きはなんだか弱々しく。大学生らと数個しか違わないほど若いのに、と不思議そうに小首を傾げたのちに老人じみた言葉がじわりと可笑しく感じては、手のひらをぱたと上下に振りつつ笑って。透明のカッパに身を包んだ他の搭乗者たちと一緒にチェーンで入場を制限したゲート前に並ぶと、いよいよ自分たちの番が迫る。開場された乗り場へと進んだなら、絶叫アトラクション系は一番後ろが一番怖いと聞いたことがあるために、真ん中あたりの座席がすぐに乗客で埋まっていくのを目にしては「あ、…一番後ろって、怖いらしいので…前でいいですか?」と、反応を窺うように問い掛けつつも足は既に一番前の空いている座席の方へと向いて )


  • No.1958 by 逆巻 傑  2024-04-22 12:16:15 



…、…ありがとう。
( 青春を謳歌する学生達とすっかり大人になってしまった自身との違いを実感していると、不意に傍からころころと笑う声が聞こえ。アトラクションが余程楽しみなのかと思っていれば、どうやら今し方の発言に対する反応らしく、己よりずっと若い彼女に〝若い〟と言われてもどう返して良いやら分からずに、当たり障りのない返答と共に薄く困り笑みを浮かべるばかりで。ついでに後ろに並ぶ客にも笑われたような気がしたけれど、勿論振り返って確かめるようなこともなく、列にそって進んだならついに順番が回ってくる。少女の遠慮がちな眼差しに「ん」と短く応え、隣り合って座るのは最前の席。緩やかな波に揺られて不安定なゴンドラの上へややバランスを崩してよろめきながらも腰を下ろし、他に見るものもないのでじっと前方を見据えて。そうしてゆっくりと発進した小舟が勢いを付けて水面へと突き進みぶつかる刹那、大量の水飛沫が宙に舞ってはその爽快感と降り注ぐ水粒に思わずふっと息が洩れ。レールに乗ってまたゆっくりと引き上げられて、ゴンドラが出口につけられる頃には、乗り込む前に見た大学生達と似た表情が顔の上に浮かんでいるだろうか )


  • No.1959 by 永瀬ひな季  2024-04-22 21:41:56 



( / すみません、今日は諸事情につきお返事を考える余裕がなく、投下できるのが明日になりそうです; 何卒ご容赦いただけますと幸いです…。 / 蹴り可 )


  • No.1960 by 逆巻 傑  2024-04-22 22:23:33 



(/ ご事情把握致しました。お返事はご都合のよろしい時で構いませんので、どうぞ心身を第一になさってください…!こちら蹴り可です◎ )


  • No.1961 by 永瀬ひな季  2024-04-23 13:55:53 



ひゃーっ!
( 並んで座席に腰を下ろして前方の安全装置を掴んだなら、発進のベルが鳴るとともにいざ進み出した小舟。久しぶりの絶叫アトラクションということもあり、小舟に揺られる度にどきどきと高まる緊張感を抱き、やがてグンと引かれるように急降下したなら背後の乗客ら同様に声を上げはしゃぎ、降下の勢いそのままに水面に着水した瞬間豪快なスプラッシュが上がると、歓声に混じって水飛沫がカッパの上で弾けるようにばらばらと音を上げ。乗降する陸へと付けられた小舟の安全装置が上がりきったなら、出口側に位置する自分から先に不安定な小舟からひょいと足を掛け降りては、先のよろけた姿を目にしていたから振り返ると彼へと手を差し出しながら、大学生たちに負けず劣らずのきらきらとした瞳を向け、次の提案を持ち掛けながら楽しげな笑みを浮かばせて )
~~…た、楽しかったですね…っ!ね、次なに乗りますかっ?

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( / お返事お待たせ致しました…!ここ最近仕事で他のお店に行く日もあり、レスペがまちまちですみません; まだ確定していないのですが、来月もこんな日があるかもしれません…。今月はあと29日が夜まで返せないことが確定しておりますので、ご不便をお掛けしますが把握のほどよろしくお願い致します…!ご連絡のみですので蹴り可です◎ )


  • No.1962 by 逆巻 傑  2024-04-23 19:24:31 



絶叫系も全然余裕だったみたいすね。
( 少女の手を借りて不安定なゴンドラの上から脱し、滑り落ちる水滴にも注意を払いながら借り物のカッパを脱ぐ。依然水との相性は悪けれど、アトラクションの感想は向かい合った喜色と同様であれば、言葉ではなく目顔で返事をして。代わりに怖いもの知らずの子どものように欠片も怯んだ様子なく次を急かす相手へ確認の一声を掛けたなら、口を動かすことばかりに気を取られて退場の足取りは緩やかな客たちに続いて階段を下りてゆく最中、焦らした問い掛けに答えるべくぐるりと付近を見回してみる。高揚した彼女──いや、自分たちの熱はティーカップの中でじっとしていられるだろうかと思案しては、小舟の次は大舟とばかりに船を模した巨大なブランコを指して )
──…次、あれは?

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(/ 普段と違うことがあると同じように返すのってすごく難しいですよね…!毎日お仕事お疲れ様です。環境の変わるストレスもあるでしょうし、どうぞご無理のない範囲でお返事いただけますと幸いです* またご予定もしっかりと頭に入れました◎ いつもこまめなご連絡ありがとうございます!※蹴り推奨 )


  • No.1963 by 永瀬ひな季  2024-04-23 20:15:09 



はい、なんかこう…スカッとしてよかったです!
( 彼もどうやら楽しんでくれているようで、表情からそれを読み取ることができては心が弾んで仕方がない。手を掬い取って小舟から降りたあとはカッパを脱ぎ戻すと、ぱっぱと周りに花を咲かせながらご機嫌な返答をして。周囲を見渡す彼へわくわくと次なる期待の視線を送っていると、指された指先の向こうへと視線を移したなら、大きく左右にゆったりと、けれど重たげに強く振り動かされるバイキングを双眸に捉え。昔、親に寄り添って乗った記憶があるそれは、端に到達した直後落下へ赴くその瞬間、えにも言えぬ浮遊感を感じたのを思い出す。懐かしさもあれば彼へと煌めいた視線を戻せばこくこくと頷いて賛同し、階段を降り終えたなら自然と彼の手を引いて次のアトラクションへと向かって )
いいですね、行きましょう!


  • No.1964 by 逆巻 傑  2024-04-23 21:28:08 



中央のほう座る?
( 小舟から連れ出され、手を引かれて大海原へ漕ぎ出すなど一体何処ぞの冒険物語だろうか。ゴンドラから陸地へと上がる際に手を貸してもらったおかげか、いつになく頼もしげに映る背中を眺めながら追い掛けては、ふとそんな思い付きが頭を過って。とはいえ次なるアトラクションまでの道のりは空想を広げるにはあまりに短く、順番待ちの列の最後尾につく頃には自然と、もしくは此方からさり気なく繋いだ体温は離れ。列が進むにつれて一歩ずつ出航が近付き、ついにその時が訪れたなら、小舟に乗る直前の相手の言葉を思い出し、これこそまさしく恐怖度に相当の差を生むであろう席の希望を尋ねて並び座る。そうして二人で散々荒波に揺られた後にはすっかり好奇心旺盛な冒険少年の心持ちで、コーヒーカップが気になると言ったこともはしゃぎ過ぎないようセーブしようと誓ったことも忘れ、先程と全く同じ台詞と共に心なし無邪気に垂直落下の絶叫マシンを指差して )
──…次、あれは?


  • No.1965 by 永瀬ひな季  2024-04-24 03:58:24 



( 気を遣ってか中央寄りの座席への提案を受けては、大船は広く座席が取られているために余裕を持って望む席へと座ることができて、適度に楽しめる中級絶叫アトラクションとして揺られ満喫し。出口階段を降り、さて次はとこちらが問い掛ける前に彼から次なる提案が持ち掛けられると、はしゃぐ心のままに「あれも行きましょう!」と無邪気さで返したものの。向かったアトラクションにて、円柱の面にそれぞれ4席ずつ並んだ座席のうち内側の方に座り安全装置が降ろされた後のこと。何気に初めて乗るなあ、なんて好奇心溢れるなか開始のベルが鳴り響き、地上から足がゆっくり離れていき宙ぶらりんになる足。なんだか、地面があるとないとじゃ結構恐怖感が違うかもしれない──段々と遠ざかってく地上に小さくなっていく人々。ゆっくりと最上部へと昇っていくにつれて恐怖心の矢印もじわじわ上がっていくと、はわ、と不安げに波線状に口元歪ませては、視線は遠い地面を見つめたまま隣に並んで座る彼へと手を伸ばし助けを求めて )
…さ、逆巻さん逆巻さん、ちょっと手、握っててほしいかも…。


  • No.1966 by 逆巻 傑  2024-04-24 12:29:15 



…グリップの方が頼もしいすよ。
( 乗り気の承諾を得て身を沈めたフリーフォールの四人用シートは徐々に高度を上げ、遊園地内の他のアトラクションの背丈を次から次に追い越してゆく。地面の方ばかり見ている隣とは対照的に近付く空ばかり見ていたせいか、名前を呼ばれるまで相手の顔色の変化を察せず、求めに振り向いたのはかなりの高さまで昇った頃で。さすがに少々怖気付いているらしく、心細げに宙を彷徨う小さな手を左手で捕まえると、助言を与えつつ彼女の座席の右側グリップへ。勿論良かれと思ってのことだけれど、少女がそれでも自身の名を呼ぶようなら、伸ばした掌をグリップの内側へと滑り込ませ、指先を包むように軽く握って。ガコン、と座席が天井に当たって揺れ、あとは落下を待つだけという間際、両側から重なり合ったそれは、少し指を開けば自ずと恋人繋ぎの形になるはずで )


  • No.1967 by 永瀬ひな季  2024-04-24 15:43:57 



そ、そんなぁ…逆巻さん、おねがい…──
( 安心感を求めて伸ばした手が冷えた無機質のグリップに戻されてしまえば、見放されでもしたかのような弱々しい落胆の声を上げる。ちらりと隣に眉尻を垂らした表情を向け再度懇願を呟くと、ガコンと頂上に達したことが分かる揺れに小さく「ひぇ、」と声を漏らしては息を呑み、不安げに青く広がる前方の空に視線を向け。落下寸前の静けさのなか伸びてきた手のひらが指先を包めば、それにひしっと縋るように指先を絡めたその瞬間、一本の命綱が切れたかのようにシートが垂直に落下する。「きゃああーーっ!」とよく通る声をアトラクションのエリア周辺に響き渡らせ、景色楽しむ余裕もなく双眸をぎゅっと固く瞑りながら落下の勢いに耐えたなら、やがて緩やかにバウンドしながら止まっていくシートの上で眉尻や目元ならず口角までも下げつつ、ひーんと弱音を吐くだろうか )
ち、地に足付いてないってこわい~…!
 

  • No.1968 by 逆巻 傑  2024-04-24 18:40:35 



怖かったすね。
( 自らの感覚が感じ取ったのは、落下の瞬間の浮遊感、急速に縦に流れゆく視界と足元に感じる風圧、そして近傍から響く伸びやかな美声で。ゴンドラの止まる衝撃でグリップを握る手に一瞬力がこもると、我に返ったかのように小さく息を吐き、のろのろと下降を始めるシートの上で充足感に満たされながら遠くを眺める。そこへ地上に足がつくより先に少女の泣き言が耳に届けば、落下中のお手本のような悲鳴が蘇り、ふつふつと込み上げる可笑しさを堪え切れずに。ふっと吹き出し、そよ風ほどの笑い声を立てたなら、細めた双眸を隣に向けて到底そうは見えない応答を軽やかに返す。座席に乗り込んだ際の地面が目前に迫り、視線の高さが元に戻って安全バーのロックが解除されては、仄かな笑みを湛えたまま「…ほら、もう降りないと」と絡まった指先を眼差しで示して )


  • No.1969 by 永瀬ひな季  2024-04-24 21:37:48 



思ってないでしょ~…、ふふ。
( 到底怖かったとは思えない様子な彼の口ぶりは子どもをあやすかのようで、つい唇を尖らせながら困ったように片頬をぷくぷくと膨らませて抗議するも可笑しげに笑う姿を見ていれば、ふ、とつられるように笑みを溢すと未だ宙ぶらりんの状況ながら次第にころころと笑い出して。彼が楽しいならわたしも楽しい。やがて恋しかった地面に足が着き漸く地上に戻ってきたような感覚になると、ほっとしながらも繋いだ手は離さなければならず少し名残惜しく。一瞬躊躇うように間を開けつつも「…ん、」と彼の手から指先を解けば、共に出口階段へと降りていくと。ずっと後回しにしてきたお化け屋敷だけれど、この後に及んでまだ行くような気分にならなければ、次のアトラクションはどうしようかと周囲を見回していたところ、〝あそこのパンケーキ可愛いしおいしかったね〟と満足げに笑い合いながら建物から出てきたカップルに視線が止まり。ファンシーな建物を見遣れば、ふんわり甘い香りが漏れ出すカフェの出入り口とグッズショップの出入り口があり、どうやら中は繋がっているようで。少し小腹が空いた気もするし、ひやりとした後だからかなんだか甘いものが食べたいかも。彼が次なるアトラクションを見定めるのに他所を向いていたなら、くい、と軽く彼の服の裾を引きながら提案をするだろうか )
……、逆巻さん。ちょっとあそこで休憩しません…?


  • No.1970 by 逆巻 傑  2024-04-24 23:38:02 



…──ん、そうすね。
( どこかのタイミングでは本来の目的であるお化け屋敷に臨む準備を問わなければとは思いつつも、楽しそうに笑う相手を前にしてはどうしてももう少しくらいはと劣後してしまう。時間はまだ真昼といったところで、そう急くこともないだろうと緩く構えては、例に漏れず裾を引かれた後の休憩の提案を気軽に肯定して。カフェらしき店の前まで来ると先程の位置までも漂っていた甘い香りがひときわ強くなり、パンケーキだろうかと当たりをつけた客の心理を読んだかの如く、その答えを表示したメニュー看板が目につく場所に配置されている。名物はスフレパンケーキのようで、大きく印刷された実物の写真を見るに、中心には遊園地のマスコットである鳩のキャラクターの焼印が押されるらしい。数秒だけ足を止め、その横を通り過ぎて店内へと足を踏み入れたなら、少女の踵を踏んで適当な席につき、今が好機かと漸く今日のミッションに切り込んで )
…そろそろ行けそうすか、本命。

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(/ 背後よりご相談を失礼致します…!まずは、絶叫系アトラクション三連続にお付き合いくださりありがとうございました!バイキングは本当に何も思い付かなかったので飛ばしてしまいましたが…。お化け屋敷に入る前でも後でも、他に乗りたいアトラクションや、やりたい展開があればお聞かせください◎
こちらからは3点ほど…できればで構わないので、ひとまず共有だけさせていただきますね。

・ミラーハウス
 逆巻がいっぱい!に見えるはずなので、『ゲームの本物当てるやつみたいだよね~、本物わかる?』のノリで戯れ程度に問い掛けてみて、ぴょんっと目の前に飛び込んできてくれても、勢い余って抱きつかれても、はたまた思いっきり鏡に向かって跳ぼうとして慌てて逆巻が引き寄せてもかわいいなって思います…。ひな季ちゃんが問い掛けて逆巻が本物を引き寄せるパターンでも!
・マスコットキャラクターとの邂逅
 中に人が入ってる着ぐるみでも、フィギュアだとか銅像だとかでも。ひな季ちゃんがお化け屋敷を出た後、魔除けの効果をどう捉えるのか、マスコットキャラクターへどう接するのかが見てみたい…というだけです。
・暗闇の中で手探り
 お化け屋敷の舞台裏ではぐれちゃった時のやつ。真っ暗闇の中で声を頼りに?手探りに?腕を伸ばしたら何かに触れて、形を確かめるために撫でていたらひな季ちゃんだった!のありがちなネタやりたいです。ひな季ちゃんには今日散々握った手とリングの感触で逆巻だと分かっていただけたら…。

また、カフェで休憩した後は、グッズショップに立ち寄ってお守り(仮)をゲットする流れで相違ないでしょうか…? )


  • No.1971 by 永瀬ひな季  2024-04-25 15:57:32 



( わあい、と語尾に音符を浮かべながら笑みを広げては裾引いた手を離し、店先まで進んでくると店内に誘い込むような香りと表に出ているメニュー看板に食欲は高まり。弾む足取りで席へと着いたなら、もとより看板メニューのスプレパンケーキを頼むつもりではあるものの、一応全部のメニューに目を通したくて卓上のメニュー表をお互いから見えるように縦に広げて目を通していれば。切り出された本題には、甘いものを前に浮かれていた気分も幾分かしゅるしゅると縮むもので。眉尻を垂らしながらちらりと彼の方を一瞥しては、緩めに立てられた生クリームがとろりとかかり、ベリー類が散りばめられたはとハトの刻印スプレパンケーキの写真を指差して )
う~ん……、たぶん…これ食べたら頑張れそうかも…。逆巻さんはどれにしますか?

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( / いえいえ、小舟から連れ出され手を引かれ大海原へ…のくだりには、さすが!と読んでいてテンションが上がりましたし、冒険少年な逆巻さんにもほっこりして満喫しておりましたので*
乗りたいアトラクションとしては、ベタベタな〆として最後は観覧車に乗れたら嬉しいくらいです…!コーヒーカップについては乗ったていで描写飛ばしでもありかなあと思っております。

・ミラーハウス
 逆巻さんがいっぱい!ひな季にとって夢の世界ですね…。どちらのパターンも大変魅力的でかなり悩んでしまいましたが、鏡に向かって跳ぼうとしちゃうのがひな季らしく感じましたので、ぜひそれでお願いできたらなと*
・マスコットキャラクターとの邂逅
 おもしろい提案でによによしてました…ぜひそれも取り入れたいです…!とはいえ差し込む程度にはなると思いますが、中に人に入ってる着ぐるみと出逢うことにしようかと思います。どんな接し方かはその時のお楽しみということで…!
・暗闇の中で手探り
 お化け屋敷の中で、正体がホラー人形かもしれないのに平気で触れられるあたりさすが逆巻さんですね…()逆巻さんの手だと気付くのは、ひな季から逆巻さんの手に、または逆巻さんがひな季の手に触れてからわかるといった感じでしょうか?そうじゃないよ~って場合はご教示いただけますと幸いです…!

その流れで相違ありません◎
上記蹴り・割愛お好きに扱いください…! )


  • No.1972 by 逆巻 傑  2024-04-25 22:17:49 



お、えらい。
( 少女の指先を追ってメニュー表に目を落とせば、ねだって甘えているわけでも至福の時間に水を差すなと牽制しているわけでもなく、自ら何とか好物で恐怖心に折り合いをつけようとする健気な姿にミントの葉ほどの後押しをそっと添え。彼女の勇気が出るような味だと良いのだけれど、と呑気な顔をしたハトに目配せしたなら、そこに載る提供品を一通り眺めてからまた元の位置まで視線を戻して。呼び出しのベルを鳴らし、注文を終えた十数分後には、写真とそっくり同じスフレパンケーキのプレートが両者の前に並べられているはずで )
…俺もそれにしようかな。

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(/ 毎度ながらご丁寧なご反応をありがとうございます…!お言葉に甘えて未確定の部分以外は割愛しておりますが、心の燃料としてしかと受け止めておりますので!

・アトラクション
 やはり観覧車は乗って帰りたいですよね…大賛成です!コーヒーカップについてもバイキング同様何も考え付いておりませんので、乗ったていにしていただけると助かります*
・暗闇の中で手探り
 触れるのは首元辺りだと美味しいな~と思っておりまして、その間ずっとひな季ちゃんに恐怖心を与え続けるのも忍びなく、リングで逆巻の手だと分かってもらえれば、という次第です!ただ背後様的にお化け的なものの手だと思って必死に息を殺すひな季ちゃんの方がイメージに合致するようなら、その辺りは好きにしていただいて構いませんので…!掛けられるひな季ちゃんの声か、いつも触れている顔周りに到達して相手の正体に勘付く逆巻、きっとホラー人形に遭遇するより遥かにびびるでしょうね…。

上記について特に疑問点等なければこちら蹴り可です◎ )


  • No.1973 by 永瀬ひな季  2024-04-26 00:18:28 



( 偉い、なんて褒められては見えない尻尾が嬉しそうにぱたぱたと揺れて、えへへとはにかむばかりで。けれど、今回だけならず今までもたびたび彼の休日を借りて様々なことに付き合ってもらっているため、偉いのはどちらかというと逆巻さんなんだよね、なんて思う。だからせめて今日はめいっぱい羽を伸ばして楽しんでもらえたら良いのだけれど。やがて出来立てのふわふわ震えるスフレパンケーキのプレートが目の前にやってきたなら、瞳を煌めかせては何枚か写真に収めたあと存分に甘味を堪能するものの、やはり頭の片隅にあるのはお化け屋敷のことで、他愛のない会話をしながらも「これ食べたらお化け屋敷かあ…」と眉尻を垂らしつつあがくようにぽそり呟き。そういう類の場所に訪れるのは心霊ロケ以来で──、と何か思い出してはフォークを口へ差し込んだまま、はたと固まって。数秒の沈黙のあと、口の中のものを咀嚼するとパンケーキと一緒に頼んでいたミルクティーで流し込んでから、深刻そうに眉を顰めながら口を開き )
──…たいへん、逆巻さん。わたし、牧さんからまだお守りもらってない…!そういえばお化け屋敷にも霊が出るって言いません!?呪われたりしたらどうしよう…。

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( / いえいえこちらこそ、毎度素敵なイベント案を考えてくださる背後様のおかげですので!それにしてもいつも乗っかるばかりですみません…!いつも本当にありがとうございます。

・観覧車
 ご賛同ありがとうございます…!日が暮れだして遊園地内のイルミネーションが点き始めた頃を考えておりまして、そろそろ帰ろうかと切り出す逆巻さんに、ひな季から誘わせていただけたらと思っております。
・暗闇の中で手探り
 かしこまりました、ご教示いただきありがとうございます◎  ホラー人形に遭遇するよりびびっちゃう逆巻さんの姿、楽しみにしております*
・グッズ購入後
 すぐお化け屋敷の流れでよろしかったでしょうか?だとするなら、お化け屋敷→(マスコットキャラクターに遭遇→)コーヒーカップでブレイク(休憩)→復活したところでミラーハウス→観覧車かなあと思うのですが、何かご意見あればお願い致します…!特になにもなければ、ここ含めまるっと蹴り可です◎ )


  • No.1974 by 逆巻 傑  2024-04-26 12:47:34 



( パンケーキを前にした少女は悲喜こもごもで、面を輝かせ、眉尻を垂らし、頬を緩め、消沈しを繰り返し。普段以上に忙しない表情変化をテレビの前に座っているかの如くただ眺めながら、言葉少なにやさしい甘味を頬張っていれば、はたと停止する画面の向こうの存在に此方もスフレ生地に突き立てようとしていたフォークの動きを止めて。そうして対面する口の中が空になるのを待ってから告げられるのは、以前彼女のマネージャーに伝えていた依頼の未達。何事かと密かに身構えていただけに少し拍子抜けするも、廃ホテルで何の変哲もないアクセサリーにさえ縋っていた相手にとっては一大事だろう。さてどうしたものかと視線を落とした先、串刺しにされる寸前だったハトのマスコットキャラクターが今度は己に目配せしているように感じられては、試案をぴんと閃いて隣接するグッズショップを見遣り、それから前方に向き直って。深刻そうに睫毛を伏せ、その間に脳内で空事の内容を大まかに纏めると、動揺した面持ちへ真っ直ぐな眼差しを向け )
…まずいすね、それは…。…──でもこの遊園地には強力な味方がいるんで、心配しなくても多分──絶対、大丈夫すよ。

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(/ いえいえこちらこそ、いつも一方的にやりたいことをぶつけるばかりですみません…。妄想が膨らむあまりつい先走って細かいところまで一人で作りがちなのですが、やりづらさや不自由さを感じられる場合はご遠慮なく仰ってくださいね…!以前より私がプロットを作るせいでひな季ちゃんのアプローチの機会を潰しているのでは…?と懸念しておりまして、今後はあまりキャラクター達の行動を縛らないよう気を付けます…。
ご相談事に関しては全て賛成です◎ 蹴り可とのご配慮をいただきましたが、把握のご連絡まで! )


  • No.1975 by 永瀬ひな季  2024-04-26 13:46:51 



( / やりづらいだとか不自由だとか、そういう風に感じたことは今まで一切ございませんので…!昔に他の方とお話を進めていても話の方向性が見えなくて、迷子になりがちで苦しくなってお相手解消なんてこともあったのですが、背後様がプロットを組んでくださるおかげで迷子になることがなく、本当にやりやすくて助かっておりまして…こんなに楽しんでお話を進めることができているのは背後様のおかげです…!
ひな季のアプローチの機会を危惧していらっしゃるようですが、少ないと感じでいるのでしたら完全にこちらの技量不足です…結果こちらばかり楽しんでしまっていてすみません…!早くお返事したいと逸る気持ちゆえか、最近また妙なところで積極性に欠けちゃうひな季というか…ただ楽しむ図になってるなあ、と私自身も感じてますので、ちょっとひな季の言動など見直そうと思います。それにあたり、ミラーハウスの件は少し行動が変わるかもしれません…どうするかは未定ですが定まったらご連絡しますね。
先にこちらのお返事のみで失礼します、こちらのお返事は任意で大丈夫です◎ 本編のお返事は夜にお持ちしますので、今暫くお待ちくださいませ…! )


  • No.1976 by 逆巻 傑  2024-04-26 18:29:37 



(/ とにかくまずはご不快な思いをおかけしていないようで良かったです…!そしてご意見を拝読するうち、先が決まっていないと迷子になってしまうというのは一理どころか百理あるなと思いましたし、進行とアプローチを即興で両立させるのは確かに至難の業だなと得心しましたので、この辺りで一度進め方の見直しをさせていただきたく存じます。
また、アプローチに関しては少ないというより、ひな季ちゃんのアプローチで恋に落ちないと意味がないのに、私があれこれ手を回しすぎるせいで何事もなく普通にくっつく人たちになっているかも…という懸念でした!楽しんでいただけているのは本当に嬉しいですし( もちろんこちらも毎度大いに楽しませていただいております! )、メタ雑談などではたっぷり愛情表現を受け取っておりますので、完全に本編の主旨の都合です…。しかしそんな物語の根幹に関わる部分を背後様一人に全て背負わせるのはあまりに無責任かと思い直しましたので、イベント案はこれまで通りにご提案させていただくとして、もし差し支えなければ同じタイミングでアプローチ案も案出し・ご相談させていただいてもよろしいでしょうか…?あくまで一案の域を出ないものであるため、可否は背後様の一存で決めていただいて構いませんし、うちのこをまるで理解できていないから全却下だとか、相談に上げてないけどロルを回す中で思い付いたからアドリブで入れちゃうだとか、採用にしてたけど場面にそぐわないからやっぱり入れないだとか…そんな感じでお好きなように扱っていただいて大丈夫です。いかがでしょうか…?
ミラーハウスでの展開と本編のお返事についても承知致しました◎ 毎度のことながら長文ですので適宜ご割愛ください…。 )


  • No.1977 by 永瀬ひな季  2024-04-26 20:40:05 



( / 背後様も楽しんでいただけてるようでしたら何よりです…!!で、見直しのご提案に関しまして、【今まで通りイベント案のご提案+同じタイミングでアプローチ案も案出し・ご相談】については賛成なのですが、背後様のご負担が増えやしないでしょうか…?もちろんこちらからも案出しやご提案ができればと思うのですが、なんせ想像力が弱く…尽力致しますがご迷惑をお掛けしたらすみません…!案の採用可否につきましても、採用にしてたけどやっぱり入れないなどはないかと思いますが承知致しました◎ 背後様も本編中動かしていて、改変したい場合があればどうぞご遠慮なく。臨機応変に良い対応ができれば何よりなのですが…!それにあたり〝こうしたいからこう動いてほしい〟などのご要望があればいつでもお伝えください。背後様はひな季のことをしっかり(なんなら私以上に)捉えていてくださってるので大丈夫です◎

さて、次のお返事についてですが、仕事から帰宅後でまだ本編のお返事は練れていない状況ではありますが、この際にアプローチ案について現時点からご相談を始めた方がよろしいでしょうか…? )


  • No.1978 by 逆巻 傑  2024-04-26 22:04:29 



(/ イベント案もそうですが、アプローチ案につきましてもほとんど私の妄想発表会ですので負担等々はどうぞお気になさらず…!むしろ本来なら差し出がましいことにも関わらず、聞いていただけるだけで有り難いといいますか…。とにかく苦なく諸々練らせていただいておりますし、元来の募集主である此方が案を出すのは当然かと思いますので、迷惑だなんて一ミリも思っておりません。なんせひな季ちゃんを生み出してくださった時点で既に大功績ですし…!!
身に余るお言葉、光栄です…。改変の可能性は否めない…というかしょっちゅうありそうな予感がしておりますが、ひな季ちゃんの動きに関してはどうしても入れたいやりとりがある時のみお伝えさせていただきますね。背後様におかれましても、こういうことがしたいから逆巻にこう動いてほしい、等ございましたらいつでもお伝えください…!

上記蹴り・割愛可です◎
そうですね、ひとまず今回イベのアプローチ案をご相談できれば幸いです。以下に今思い付くものを置いておりますので、ご意見を頂戴したく、ご一読のほどよろしくお願い致します…!

①お化け屋敷から出た後、逆巻の腕にしがみついてめそめそぐずぐず→でもコーヒーカップで向かい合って座って対面の逆巻を見ているうちに「えへへ…帰りたくないなあ」と幸せそうに頬ゆるゆる→「現金だな…」ってなりたいです
② 「今日はありがとうございました」→「まぁ俺も久々の遊園地で普通に楽しんだし…」→「ほ、ほんと?これまでで何番目に楽しかったっ?」
③観覧車の中…?で「次は特訓じゃなくてデートで来ましょうねっ…」ってはにかみながら人差し指つんつんもじもじしてても可愛いし、「それじゃあ、次はいつにしましょうか!」って押し強くても可愛い )


  • No.1979 by 永瀬ひな季  2024-04-27 15:24:23 



( / 様々なご厚意や温かいお言葉、感謝の念に堪えません…。背後様におかれましても、本当に素敵なキャラクターたちと設定を生み出してくださりありがとうございます。ここ一年は間違いなく、逆巻さんがなによりの推しです…!足を向けて寝られませんので方角を確認してから寝ますね()

上記蹴り可です!
ご提案につきまして、どれも可愛いので全部問題ございません◎ ①だけ追加の要望と、④としてミラーハウスの件について触れておりますので、こちらもご一読よろしくお願い致します。ご意見ございましたらなんなりと…!
いつも素敵なご提案ばかりゆえに全肯定bot化しちゃいますね…。そのため案が挙がる数だけ取り入れることとなりそうですが、どれかだけ選んでほしいなどでしたらお伝えくださいね…!

①コーヒーカップ、胸部より下は見えないだろうなあと思うので、めそめそぐずぐずが落ち着くまでカップの中で手を繋いでる(ひな季が手を離そうとしない)などしてると可愛くて、背後がほっこりするのですが取り入れてもよろしいでしょうか…?

④ミラーハウスの中でひな季から例のノリの問い掛けをして、うろちょろと翻弄?したのちに「本物はこっちでした!…あれ?」と本物の逆巻さんを見失い混乱ひな季。奥に逆巻さんの姿があるように見えて足を踏み出したひな季が普通に鏡におでこゴンしちゃって、その始終を傍観してた逆巻さんが呆れつつも心配して手を差し伸べて、ひな季が「えへへ、本物の逆巻さんだあ」と涙目にこにこで手をぎゅっ。 )


  • No.1980 by 逆巻 傑  2024-04-27 21:20:54 



(/ ひぇ、これ以上ない褒め言葉です…ありがとうございます…!私もひな季ちゃんがなによりの推しですし、ソシャゲでもひな季ちゃんに似た子に推し変するほど影響を受けております…( こそ )真似して此方も今日から寝室にコンパス置きますね…!※蹴り可

解釈違い等なくて安堵致しました…!また追加の要素もありがとうございます。此方からも他に何か思い付き次第ご相談させていただきますね、アプローチなんてあればあるだけ良いですから…( ぐっ )

①対面で座って回すやつの下で手を繋ぐ感じでしょうか?隣り合って座って手を繋いでいる感じでしょうか…?どちらにせよ可愛いのでぜひ…!

④自分の動きに自分で翻弄されるひな季ちゃん、愛おしすぎて笑顔になりました…。そして本物にはきっと待ち合わせで彼氏を見つけた時の彼女みたいな嬉しそうな笑顔が向けられるんだろうな…と想像して早くもときめきが…。合流しておでこの心配をした後に「やっぱり本物が一番かっこいい」「偽物の方に行ったくせに」「もう間違えませんから!」みたいな会話しながら出口まで手引いて連れて行きたいです…。 )


  • No.1981 by 永瀬ひな季  2024-04-28 12:04:01 



( / 蹴り可とありましたが、嬉しすぎるご報告にによによが止まらず…!そして影響を受けてしまうのすごくわかります、私も漫画を読んでいて惹かれるキャラクターが、容姿だったり言動だったりが逆巻さんに似ていることがめちゃくちゃ増えました…(こそこそ)

かしこまりました、こちらからも何かあればまたご相談させていただきますね* 以降のイベントに関するアプローチ案は、このイベントが終わってからまたご相談させていただけますと幸いです。

①対面で回すやつの下で手を繋ぐイメージでした、距離的に多分大丈夫なはずです◎ ご賛同ありがとうございます…!

④とびきりの反応いただけてこちらもつい笑顔になりました…えへへ…。出口までの会話もかわいくてにっこりです、ぜひそれでよろしくお願い致します*

全文蹴り可です◎
本編のお返事は次に置かせていただきますね、大変お待たせ致しました。引き続きよろしくお願い致します! )


  • No.1982 by 永瀬ひな季  2024-04-28 12:10:00 



>>1974

強力な味方……?
( ダンスや歌詞を間違えるよりも痛恨のミスとばかりに深刻な顔をしていたけれど、それを聞いた彼も深刻そうな顔をするものだから、益々どうしよう!とあせマークを頭上に散らしながら、はわはわと双眸をぎゅっと不等号にして動揺していれば。〝強力な味方がいる〟と聞くなりぴたりと動揺が治まると、不思議そうに双眸を瞬かせたまんまるな瞳を向けては、小首を傾げて反芻する。多分から絶対へと言い直された〝大丈夫〟は、絶対的な信頼と安心を置いている彼だからこそすんなり素直に耳に届けば、フォークを握る手の力を少し強めつつ、少々身を乗り出しながら詳細を求めて。説明を兼ねてグッズショップへと移動した、あとで、と言い聞かせられたならもちろんそれに大人しく従うだろう )
それ、詳しく聞かせてください…!


  • No.1983 by 逆巻 傑  2024-04-28 19:50:07 



…まずはこれ食べ終えてから、すね。
( 藁にも縋る思いとはこういうことを言うのだろうか。見え見えの釣り針にいとも容易く食い付いてきた少女に一抹の憂慮を抱きつつも、それだけ切迫した状況なのだろうという理解のもと、早速適当な作り話を披露しようとした折。店の入り口付近に待機列ができ始めるのを捉えては、今ここで話すより実際にグッズを見繕いながら話した方が早いこともあり、先にカフェを出ようと対面へ促して。そうして完食の後に隣のグッズショップへと移動したなら、真っ先に目についた片手サイズのマスコットキーホルダーをフックスタンドから掬い上げ、相手へと向ける。意気込むように小さく息を吸って語り始めたところで、そういえばこのキャラクターの名前も知らないことに気が付くと、ちらりと裏の商品名をカンニングしてから彼女の手のひらの上へと乗せ、ひとまず知識量を窺うことにして )
さっき言ってた〝強力な味方〟──この、…〝トワハトくん〟なんすけど、水瀬さん知ってるすか。


  • No.1984 by 永瀬ひな季  2024-04-28 22:55:03 



トワハトくん。いえ、知らないです…。
( 会話もそこそこに完食完飲後、彼の後について隣接されるグッズショップへとやってくると様々な鳩グッズが並んでいるのが目に付く。そのうちの一つを手に取った彼が強力な味方だと言い添えながら、自身の手のひらの上にちょこんとマスコットキーホルダーを置いたなら、名前を反芻しつつ対面したトワハトくんの顔と見つめあいながら小首を傾げて。そういえばパンケーキに鳩の刻印がされていたし、鳩に関連した商品がこれだけ並んでいるし「この遊園地のキャラクターか何かなんだろうな、ってくらいしか」と、目線を手元のトワハトくんから彼へと移しながら推察を口にして。再び視線を手元に戻せば、未だに抱いたままの疑問を続けて問い掛けつつキーホルダーのチェーン部分をつまんで持ち上げると、指先で左右に捻る度にくるくるとマスコットは弄ばれるように回転し )
いったい強力な味方とどういう関係が…?


  • No.1985 by 逆巻 傑  2024-04-29 00:05:40 



──…ここのお化け屋敷、霊が出るって言われてるのに普通に営業してんの、変だと思わないすか。それ全部、トワハトくんのおかげなんすよ。遊園地内にいるトワハトくんが、皆を霊から護ってるとか。
( そんな話はでたらめだと首を振るように、あるいはその小さな双肩には重すぎる役目から逃れようと身を捩るように、遊園地のマスコットキャラクターは両者の目の先で少女の意のまま左右に揺れる。何か仕掛けでも探ろうかという訝しげな眼差しに小鳩が射抜かれるのを横目に、相手が自分を上回る知識を持たない確証を得ては、すっかり安心して適当な嘘を並べたて。この話を単なる遊園地内の逸話として終わらせず、ホラーロケ本番でも使えるお守りへと昇華するため、人差し指で宙ぶらりんの羽をつんと突いて揺らせば最後の一押し。興が乗ったのかついでのように付け足した「トワハトくんのパンケーキも食べたし、今なら効果倍増してるんじゃないすか」の一言は、果たして彼女をすぐにでも本命へと向かわせる助けとなるだろうか )
…だから、これを持ってればいつでもどこでも霊から護ってもらえるはずです。


  • No.1986 by 永瀬ひな季  2024-04-29 01:05:12 



…──えっ。…この鳩が…?
( 待って、本当に出るの?とでも言いたげに瞬時に青ざめ固まる表情と指先。慣性で揺られたままのマスコットを前に、違う遊園地にすればよかったと後悔の念に苛まれ眉尻を垂らすものの、この鳩のおかげでみんなが護られ営業できているのだと聞けばマスコットを見る目が変わっていき、やがて尊敬を抱いたように煌めかせて。「トワハトくんにそんな力があったなんて…!」と宙ぶらりんにしていたキーホルダーを両手で支えるように、持ち方さえも変わり。それは買うしかない、と値段の確認をしようと裏の商品説明が書かれているところに目を向けると、そんな強い効力があるというのにそれに関する宣伝文句が入っていないことに気が付いては、キーホルダーが吊られている棚をざっくり見回してPOPにすらも書いていなければ、不思議そうに頭上にはてなマークを浮かべ指摘して )
…あれ、でもそういう説明書いてないんですね…?


  • No.1987 by 逆巻 傑  2024-04-29 01:47:21 



…え?…あぁ、まぁ逸話ってそういうもんだし──
( みるみる光を増す瞳に手応えを覚えたのも束の間、大事そうにマスコットを抱えた相手からその純粋さゆえの疑問が飛び出せば、先程の芝居めいた口調とは打って変わって妙に冷めた返答が口を衝き。しかしそこで思い直したように主張を翻し、芝居を演じ続けさせたのは後から言い聞かせようと腹に決めていた注意をここに繋げてしまおうという閃きで、胸裏はあくまでも現実的に、打算的に。少女がこんな事実無根のでっちあげを誰かに洩らして笑い者にならぬよう、そして何よりロケ本番までにこの一種の洗脳が解けぬようにと鳩を突いた人差し指を唇の前に立てたなら、内緒話然と声を落として )
…いや、書けないんすよ。この話、他人に伝えるとトワハトくんに護ってもらえなくなるらしくて。水瀬さんも絶対、誰にも話したら駄目すよ。


  • No.1988 by 永瀬ひな季  2024-04-29 02:38:26 



へぇ~…、わ、わかりました!……えっ?
( 彼の手のひらで踊らされていることなんて知らぬまま、密やかに明かされる事柄に真剣な面持ちで耳を傾け生唾を飲み込むと、素直に警告を受け入れてはこくりと頷いてみせるけれど、彼が自分に話したということは──。はっ…と重大なことに気が付く。彼も一緒にお化け屋敷に入ってもらわなければいけないのに、とんでもないことを話させてしまった。両手の上にいる鳩と目の前の彼とを交互に見遣りながら、小声ながらもあたふたととり乱しつつ詰め寄って )
それだと逆巻さんはもうトワハトくんに…っどうするんですか…!?


  • No.1989 by 逆巻 傑  2024-04-29 03:24:27 



( 至極真面目な顔で耳を傾ける少女の様子に、ふと思い出されるのは先日彼女のマネージャーと偶然会った時のこと。今お守りが手中にないのは決して忘れられているわけではなく、大方本番までに用意すれば問題ないと思ったか、お化け屋敷に赴く日程を知らされていなかったかというところだろう。その日は真剣に品物の選定に頭を悩ませていた相手へ、それらしいこじつけや作り話をくっつければ何でも良いのでは、と助言と共に幾つか例を示したところ、よく即興でそんな適当が考え付くものだと呆れたような感心したような目を向けられて居た堪れなくなったことを覚えている。己だって勿論この真っ白な少女に嘘など吐きたくはないけれど、これは致し方ないことなのだと記憶の中のスーツ姿に言い訳しては、立たせた人差し指を今度はネックレスのチェーンを掬い上げるのに使って、此方の身を案じる双眸の前に過去信じ込ませた法螺を掲げ )
俺にはこっちがあるんで。トワハトくんは水瀬さんの方が必要でしょ。


  • No.1990 by 永瀬ひな季  2024-04-29 21:19:57 



あ、そっかあ!
( 複数のリングを嵌めた手が揃いの色のネックレスを掬い上げたなら、落ち着きなく移していた視線をそこに注ぐ。以前にお守りとして貸してもらった記憶が蘇り頭上にぴこんと電球マークを浮かばせると、ほっと安堵の笑みを咲かせながら胸を撫で下ろして。「それじゃあ、わたしは早速これ買ってきますね!」と重荷を課せられたマスコットキーホルダーを胸の前で小さく掲げては、早速レジへと向かって購入を図り。その際に彼が店外かレジから離れた場所で待っているようなら、レジ付近にあった個包装の鳩サブレを一緒に購入して鞄の中へとしまい込むだろうか。無事に買い終えてタグも切ってもらえば、その場で檸檬色のショルダーバッグに早速キーホルダーを取り付けて、それを揺らしつつ彼の元へと戻ると緊張の面持ちで拳をぐっと握りしめて出陣に息を巻き。けれど数秒後、眉尻を微かに垂らしながらやや下から窺うように彼を見上げては、お化け屋敷後の保証を求めて )
お待たせしました、…それじゃあ、本来の目的に臨みましょうか…!……あの、お化け屋敷終わってからすぐ解散とか言わないでくださいね、心の回復したいので…。


  • No.1991 by 逆巻 傑  2024-04-29 22:09:15 



( 比較的近場の遊園地でわざわざお土産を調達する必要もないかとそれきりでグッズショップを出ては、あちこちから聞こえてくる歓声悲鳴を背景音楽にお化け屋敷までの道のりを復習し、少女が会計を終えるのを待つ。リーフレットを開いて閉じる間に早速マスコットをお供にした相手が隣に戻り、気合十分の姿勢を示した──のはほんの数秒のこと。あまりに早く崩れ去った虚勢の下から弱気が顔を出し、入園してすぐと似た問い掛けが寄越されたなら、どうせこのために一日空けているのだからとことん付き合おうかと一瞥ののち遠回しな肯定を。それから記憶した地図に従い、使命への第一歩目を踏み出して )
…ま、引き受けたからには最後まで面倒見るすよ。


  • No.1992 by 逆巻 傑  2024-04-29 22:18:28 



>1991

(/ ごめんなさい、台詞「面倒見る」じゃなくて「責任持つ」でした…!ついでに「アイスでもチュロスでもポップコーンでも」って適当なお菓子を補完していただけると助かります…!※蹴り推奨 )


  • No.1993 by 永瀬ひな季  2024-04-30 16:29:10 



チュロスがいいですっ…!
( お化け屋敷後も遊園地を満喫できる保証を得られるとともに、甘いご褒美の提案に再度意気込む姿勢を見せては、漸く彼の後に続くように一歩踏み出していくと──やがて辿り着いたのは、古く廃れた洋館を舞台にしたお化け屋敷。その外観は蔦が張り巡らされ、雨風に晒された結果朽ちて切れたような演出の黄色いテープ、keep outと書かれたものが入口に垂れ下がり物々しい雰囲気を纏っていて。先程まで歓声と悲鳴が入り混じっていた周りの声は、ここでは悲鳴が色濃く響きわたっている。気圧されてたじたじと彼の背後に隠れるようにしながら呟くも、彼にかスタッフにか促されたなら、警戒心たっぷりに瞳だけきょろきょろと周囲へ巡らせつつ、彼の影に隠れるようにしながら入館するだろうか )
……な、なんか結構、本格的…。


  • No.1994 by 逆巻 傑  2024-04-30 19:10:31 



( 寂れた洋館の様相を呈するそのアトラクションは、過去に此処で不吉な何かが起こったのだと雄弁に物語り、いかにも幽霊の棲み着いていそうな雰囲気を醸し出していて。手招くように揺れる黄色のテープが一層の不気味さを誘い、少女は入る前からすっかり及び腰。しかし逃げ出そうとはしない勇敢さに毎度の感心をしつつ、彼女の盾となる形で暗がりに足を踏み入れては、数歩進んだ辺りでふと立ち止まり。今回の特訓はロケ本番を見据えてのもの。あまり甘やかしてもその意味を為さないかと背後の気配を振り返れば、たった今閃いたというニュアンスを隠さずに問うて )
…、先行く?


  • No.1995 by 永瀬ひな季  2024-04-30 20:45:24 



え、嫌です。
( 仄かな明かりだけが灯り、演出のためか外気温よりも少し冷えたお化け屋敷の中ぴたりと彼の背後に寄り添っていたところ、ふと立ち止まった彼にぶつかりそうになりつつ問い掛けを受けては、間髪入れずに普段とは違う活気のない声音で即答する。けれど、続けてぽつりと紡ぎ始めた言葉には小さくとも明らかな決意を揺らめかせて。そ、と少しずつ彼の前へと足を踏み出していくものの、目の前に遮蔽物がないのはやっぱり怖くて、ショルダーバッグに付けたトワハトくんを左手にがしりと握りしめつつ、暗がりを恐る恐る前を進み出しながら台詞だけは頼もしくとも声音は縋るようで )
……嫌ですけど……ロケ本番は、逆巻さん近くにいないですもんね…。……、わ、わたしの傍から離れないでくださいね。


  • No.1996 by 逆巻 傑  2024-05-01 01:05:54 



…はい。
( 蝋燭の火のような頼りのない声がはっきりと否定を紡ぎ、予想と違わぬその答えを楽に受け入れて前方へと向き直りかけた時、それを留めたのもまた相手の言葉で。恐怖へ立ち向かわんとする少女の意思表示に自分で尋ねておきながら意外そうに眉を上げ、どこか呆気に取られたような表情のまま一歩先へと進み出てゆく小さな肩を目で追うと、精一杯の台詞へ淡い感激混じりの従順な返事を静かに落とし。以降は無駄口を叩く事なく後方から彼女の勇姿を目に収めることと凝った館内をつぶさに鑑賞することに専心し、足取りはさながら美術館でも巡るかという優雅さで。脅かし役は人間より機械の仕掛けが主らしく、屋敷内にはほとんど生気が感じられない。二歩ほど前を行くポニーテールに従って開かれた扉の先に入れば、廊下より更に暗いその部屋ではびくつく連れ人すら危うく見失ってしまいかねず。実はくぐったばかりのその扉が突然開いて上から逆さ吊りのホラー人形が現れる脅かしの仕掛けだとは知る由もなく、誤作動で開きっぱなしになっていた木板は、少女が天井に張り付く白いドレスを見つけると同時、ひとりでに閉じて室内に完全な暗闇をもたらすだろう )


  • No.1997 by 永瀬ひな季  2024-05-01 17:21:56 



……?暗くてよく見えな──
( 壁際に佇む今にも動き出しそうな騎士の人形や、通り過ぎる瞬間にがたりと音を立ててズレる壁に掛けられた絵画、どこからか聞こえてくる少女の笑い声など、例に漏れず全てのポイントに肩を揺らし驚く度に「わっ」だとか「ひぇ」だとか怯えた声を漏らし、トワハトくんをぎゅっと握りしめる。あまり怖いものを見ないように暗がりな屋敷内を双眸を薄めておっかなびっくり進んでいくものだから、うっかり仕掛けのための部屋に入り込んだなんて気が付かずに。直前の入園者が、進路案内の標識にぶつかり仕掛け部屋へ誘導するかのようにずらしてしまったせいもあるだろう。明かりがないためやけに暗く薄目では見えにくいその部屋で、さすがに暗すぎて危なそう、と双眸の開きをよくしては頭上から垂れ下がる白い布に気が付き、誘導されるように視線を上げていけば「─…っっ!?」天井に張り付けられていたのは、顔に入った亀裂から血が染み出したような人形。ぱちりと視線が合い、ひゅっと息を吸うだけで声にならない声を上げ〝さすがに無理!〟と思い振り返ったその瞬間、扉が閉じ僅かな明かりさえ遮断されてしまえば辺りは完全に闇に包まれて。え、と思考も動きも止まるけれど、誤作動のせいで上手く動かない人形が背後でギッと軋んだ音をひとつ立てては、屋敷の外にも聞こえそうな悲鳴を上げながら、身を守るように頭を両手で抱えてその場にしゃがみ込んでは固く双眸を瞑って。扉の外では誤作動のエラーを示すランプが鈍く点っているだろうか )
っ…きゃーーっ!!?やだやだやだっ、なに、逆巻さんどこ!?


  • No.1998 by 逆巻 傑  2024-05-01 19:53:22 



( 世界観を大事に仕掛けが配置・演出されてきたこれまでの順路とは異なり、ただただ暗いだけのそこはまるでアトラクションの舞台裏。突然風合いが変わったことへ僅かな違和感を覚えつつも、そういう趣向の脅かしなのかと呑み込んで視界の悪い部屋の探索に動き出せば、少しそばを離れた隙に暗闇の中から少女の絶叫が聞こえ。咄嗟に振り返るも扉が閉じ切られた後では相手の位置が把握できず、整備用具やら替えの人形やらに当たって音を立てながら、とにかく声のした方へと進んだ先は血走った作り物の眼の真下。その場で軽く手を振ってみるけれど触れるのは空気ばかりで手応えがなく、どこかへ逃げ去ってしまったのかと予測しては、見えない周囲を見回しながら呼び掛けて )
…、…水瀬さん?


  • No.1999 by 永瀬ひな季  2024-05-01 20:51:59 



ひ、──…っ、ふぁい…?
( 真っ暗闇の中では何もかもに恐怖を感じて、彼が移動して何かにぶつかり音を立てる度に肩をびくつかせながら身を震わせる。頭を抱えるように押さえた力をつい強めていけば耳元も軽く塞いでしまうも、自身の名を呼ぶ声にはっとして、そっと手を緩めて下ろしていきながら目を開けるけれど瞑っていたのと然程変わらぬ景色が広がっていて。ぐす、と鼻を啜りつつ縋るようでふやふやと細い声ながら彼の声に応じては、蹲るようにしゃがんでいた顔をそっと上げ首を伸ばして。怖いものは何も視界に入れたくないけれど、彼の姿を求めて濡れた睫毛に縁取られた双眸を暗闇の中で不安げに揺らしつつ見据え )


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