匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
通報 |
「…レンを呼ぶ存在が何か、調べられそうにねぇか?」(天使の兄は、それ以外術は無いのかと思ったが、青年を誘い出す何かが掴めれば対処の仕様があるのではと思い、元悪魔に尋ねてみて。一方、天使も相手の手伝いをしつつ、『名前彫るのいいね、俺たちだけの指輪って感じするし!』と嬉しそうに言い)
「…毎回路地裏の方へ向かっていることを考えると、路地裏に何か原因がある可能性がありますね」
(元悪魔は青年を呼ぶ存在をすぐに見つけることは出来ないが、ひとまず路地裏から調べてみる必要があると考えてはそう伝え。一方、自分は「ちゃんと3人の名前入れてもらおうね」と微笑んでは手を拭いて)
「…確かにそうだな」(天使の兄は、顎に手を当てて考えながら呟いては、「少し調べてくる、お前の方でも調べられるとこまで調べてみてくれ」と言い。一方、悪魔は「でも、俺とそいつは同じだし、2人でもいい気がするけどなぁ」と呟いて、天使は悪魔の言葉に考えては、『アンジェロと、アンジェロと、ネイ…んー、わかんない』と言い)
「…お出かけになられますか?」
(元悪魔は分かったとこくりと頷くも、相手が出掛けるのなら自身も同行したいと思いそう尋ね。一方、自分は「確かに…3人なのに2人の名前って、なんか面白いね」と眉を下げながら微笑んで)
「ああ、路地裏に調べに行く」(天使の兄は、元悪魔の質問に頷いて答えて、ついてこようとするだろうと思えば、「もしかすりゃ何かあるかもしれねぇんだ、危険は覚悟しておけよ」と言い、支度を済ませると、家を出て。一方、悪魔は「だから、名前は2人分でいいだろ。俺もこいつも、どっちもアンジェロだし」と言い)
「!お、お待ちください」
(元悪魔は相手が支度を済ませると、慌てて荷物を纏め後から家を出て。一方、自分は「うん、アンたちがいいならそれにしよ!」と微笑んでは2人の手をぎゅっと握り)
「ロイは一度、バーに行って店主に話聞いてみてくれ」(天使の兄は、路地裏へ向かいつつ、元悪魔にそう伝えて。一方、天使は『うん、俺もアンジェロだし、それでいいよ』と笑顔で言い、悪魔は「じゃあ決まりだな」と言い)
「はい、かしこまりました」
(元悪魔はこくりと頷けばすぐにバーの方へと向かい、店主に会えば事情を話し。一方、自分は「明日が楽しみだなぁ」と呟きながらソファーに座れば「じゃあ今日は映画とか見ようよ」と2人を誘い)
「…誰かいるのか?」(天使の兄は、路地裏へ行き、周りを確認していて、なんとなしに気配を感じては、そう声を掛けて。一方、悪魔は「いいな、何見る?」と尋ねつつ、ソファーに座り、天使は『俺、悪いやつ倒すやつがいい!』と目を輝かせながら言っていて)
「…貴方を呼んだわけではないのですが?」
(相手が尋ねてからすぐ、以前青年と路地裏で出会った男が陰から出てくれば溜息をつきながらそう呟き。一方、自分は「あ、いいね!じゃあそういう系統のやつ探そっか」と映画のラインナップを見て)
「お前がレンを呼んだのか、目的はなんだ」(天使の兄は、出てきた男を見ては、警戒しつつ尋ねて。一方、どれがいいかと選んでいれば、悪魔が一つ目に止まったものを指しては、「あれとかいいんじゃね?」と言い)
「…彼を保護するためです」
(男性は近くの箱に腰かけ溜息をつきながらそう話すと、「貴方は彼を引き取る正式な手続きを踏んでいません。そのため、彼はこちらで保護をする必要があります」と説明し。一方、自分は「あ、これ知ってる!確か有名なシリーズだよね」と告げながらもその映画を再生して)
「…だったら、その手続きとやらをさせてくれよ」(天使の兄は、猫については知らないが、基本的に手続きなどは必要ないため、その男性に言い。一方、天使は初めてらしく、ワクワクとしながら画面を見ていて、悪魔は「伏線とか色々あって、すげぇ面白いよな」と画面を見ながら話していて)
「嫌、と言えばどうなさいますか?」
(男性は少し考えた後首を傾げながらもそう尋ね、自分は「うん、俺は初めの2作しか見たことないけど…アンは全部見たことあるの?」と問いかけて)
「…どうせ、お前もレンの能力を狙ってるだけだろ」(天使の兄は、男性が拒否すると思っていた為、ため息をつきつつ言い、「レンを狙う理由はそれしかないもんな?」と睨みつけながら言い。一方、悪魔は「一応全部見たけど、あんまちゃんと見れてねぇし、見たのも前だから忘れた」と言い)
「…いえ、私たちは彼の保護を目的としています。貴方に預けたままでは彼はまた他の輩に狙われてしまいますので」
(男性は敢えて真剣な表情で相手にそう説明をすると、「近々正式にお迎えにあがりますので、準備をお願いしますね」と告げてからその場を去り。一方、自分は「じゃあ皆殆ど初心者だね」と微笑みながら映画を見て)
「くそ、ふざけるなよ…」(天使の兄は、去っていった男性に、ちっと舌打ちをしては、元悪魔のいる店に行き。一方、自分たちは楽しそうに映画を集中して見ていて)
「…あ、ジュリアス様!」
(元悪魔は店主が保護したという猫たちと遊んでいたが、相手が姿を現せばハッと我に返り慌ててそう名を呼んで。一方、自分は「…なんか、ちょっと怖いシーンも多いね」と2人の手をきゅっと握り)
「なんだ、猫たちと遊んでたのか」(天使の兄は、店に入れば元悪魔が相手をしていたらしい猫たちを見ては、そう言って、店主を見つけると、「来てそうそう申し訳ないが、アンタと少し話がしたい」と声を掛けて)
「…わかった、お前はこいつらを見ていてくれ」
(店主は元悪魔に猫たちの世話を頼んでは相手を連れて個室に入り、「…それで、どうしたんだ?」と尋ねてみて)
トピック検索 |