匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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っ──ああ、独占欲強くて悪かったなっ。
(見送った後やっぱりマズかったのか?、なんて考えながら弟から言われた言葉を思い返し、何か問題でもあるかと言う様な口調で赤面しながらも独り言を。兎に角、仕事を終わらせようと二階の自室へ資料を撮りに向かい)
( 部屋の外から足音が聞こえれば、隣の部屋に入る音が聞こえ。丁度できた機械鎧を付け替えて調整したいと思い、部屋を出ると隣の部屋をノックして。)
エド?機械鎧できたんだけど、つける?
おー、今行く。
(部屋に入ってすぐに部屋の外から声が聞こえ返答する。必要な資料を手に取れば自室のドアを開けて廊下に出て。「下で付けるのか?それともウィンリィの部屋?」と問い掛けて)
んー、とりあえずあたしの部屋入ってくれる?
( 機械鎧の部品やら何やらも全部自分の部屋にあるため、一旦自室に入ってもらうように言い。ベッドにでも腰掛けてと伝え、「スペア自分で外せる?」 と聞き。スペアは装着、着脱に痛みを伴わないが機械鎧を取り付けるときは激痛を伴う。こんな痛みに幼い頃から耐えていた彼はすごいと改めて思う。)
分かった──平気、スペアは痛みねーから楽だよな。
(言われた通り彼女の部屋に入ればベッドに腰掛け、左足のスペアを簡単に取り外してベッド横に立てかけて。毎回機械鎧の装着時に激痛を伴う為、それなりの覚悟が要る。ふぅ、と少し長めの息を吐き出せば「よし、やってくれ」と準備が出来たと告げて)
…いくわよ。
せーの!
( 相手の覚悟がまとまったところで、こちらも1つ深呼吸をして。掛け声をかけると、一気に接続部分に合体させて。機械鎧技師をやっていて1番嫌な作業がこれだ。相手の様子を見て、大丈夫か尋ねる。)
大丈夫?
い"ぃっっ!…な、れねぇな、これ…
(覚悟を決めていたとは言え、接続時の痛みは強烈なもので意識に反して激痛に表情を歪めて苦痛の声を上げ。そのままベッドに倒れ込めば思わず本音を溢して。彼女を探す様に手を伸ばせば「キスしてくれたら痛みも和らぐかも…なんてな」と苦痛の表情を浮かべたまま冗談混じりに)
いたいわよね…。
( 一先ず上手く繋がったようで安心すると。倒れ込んだ相手を心配そうに見て。こちらに向かって手を伸ばしながら、キスをしてくれたら痛みも和らぐ、なんて言葉を言われると少し頬を染め、少し間が空いてから相手の横に座り、相手の顔を覗き込むように近付くと、軽く唇を触れさせてキスを。「やわらいだ?」と少し恥ずかしげに笑って。)
!…ん、…も一回。
(冗談のつもりだったのだが、本当に口付けをしてくれるとは思っていなかった様で目を見開くが柔らかい感触を受け入れ微笑み。それでもすぐに離れてしまったのが惜しくて、もう一度とせがみ)
( 自分からキスをしたことが恥ずかしくて、後になってから顔を真っ赤にし。しかし、もう一度とせがまれれば、「もう…」と、不満げな声を漏らしながらも、再び相手の唇に自分のそれを重ねて。)
──っ、甘いな。
(上から降ってきた口付けを受けると、そのまま彼女の後頭部に手を回し逃さないと深い口付けを交わし。赤面しつつもこうもすんなりと受け入れてくれるのが嬉しく幸せを感じる。痛みも不思議と和らぎ甘くて長く深いキスの後解放すれば、昨晩一線を超えたこともあってかどこか余裕そうに舌舐めずりして満足げに笑みを浮かべて。)
っん…。
( 深い少し長い口付けには、苦しそうな表情を浮かべるも、必死に応えようとして。離れたときの相手の表情を見ては、また心臓が高鳴り。もっとしたいという欲が出てくるが、ストップをかける自分もいて。相手を見つめた後に視線を逸らして、痛みはなくなったかどうかを問いかけ。)
も、もう、痛くない…?
ああ、大分楽になった。…ありがとな、ウィンリィ。
(見つめ返すが視線逸らされた事で少し意地悪すぎたかなと苦笑いを浮かべ。ゆっくりと上体を起こすと手を伸ばし彼女の頭をぽんぽんっと軽く撫でながら礼を述べて。痛みは引いたもののまだ立ち上がるのは難しく、それでも少しでも早く感覚を取り戻す為に指の一本一本を徐々に動かし脚を上げてみたりと確認を進めれば)
前の奴より軽いな、軽量化したのか?
そう、よく気付いたわね。
強度はできるだけ下げずに、体の負担にならないよう少しだけ軽くしてみたの。
( お礼を言われたことには少し照れた表情で頷き。相手が脚を動かして動作を確かめている間に自分もそれを見て最終確認をして。軽くなったことについては、強度はできるだけそのまま、体の負担にならないよう軽く丈夫な素材を取り入れた。気づいて貰えたことには嬉しそうに笑って。)
そっか、助かる。あとは……
(体の負担にならない様に且つ強度も然程変わらないと聞いて、本当に考えてくれてるんだなと実感が湧く。長旅をする上でも軽量化されてるのは有り難く、あとは立ち上がって歩いてみて違和感が無ければ問題無いだろうとゆっくりと立ち上がり歩行や壁を使ったストレッチ、屈伸運動などを行い違和感などもない事を確認すると納得いった様に笑みを浮かべる。まるで以前の様に壊す事を前提とした言種で悪びれる様子もなく、腕組みをして数回頷きながら)
ん、全く問題ねーな。これなら当分壊れる心配もねーし。
なんで壊れること前提なのよ…。
言っとくけど!軽くなったってことはそれなりにいい素材使ってるの!だから手入れちゃんとしてよね。油もきちんと毎日さしてよ。
( まるでまた壊れるかのような言い草には、少し眉をひきつらせ。軽くなったということはいいことばかりではない。それなりにいい素材をつかっているが、手入れを怠ると動きが悪くなったり、錆び付いたりする可能性もある。きちんと手入れをしてほしいことを伝えて。)
っ、わ、分かってるっての。手入れもちゃんとすっから心配要らねーって!…たぶん。
(彼女の表情と口調からから"あ、やべっ"と思いつつ、前々から手入れを怠る節がありその度に怒られている為耳タコ状態で。相手の圧もあって少しばかり言葉に詰まるが苦笑しながらも、言われた事を守るからと半ば聞き流す様な態度。けれど絶対とは言い切れない様で、彼女の目を真っ直ぐ見れずに視線逸らせばボソリと)
(/お疲れ様です。この後の展開相談なのですが、日付飛ばして旅行出発日へ場面転換しませんか?もし御了承頂ける様でしたら、次レスから変えさせて頂こうかなと考えております。)
たぶんってなによ、たぶんって。
ほんとかなぁ…。
( 相手の言葉に信憑性がまるでなく、少しばかり呆れた溜息をつくと。「あたしの最高傑作なんだからね。大事にしてよ。」と工具を片付けながら話して。)
(/ ありがとうございます。宜しくお願いします!)
準備はこれでよしっと。ウィンリィ、行けるかー?
(婚前旅行出発当日、天気は快晴。
2階の自室からトランクケースを持って降りて来ると、出発までまだ時間がある為荷物の最終チェックを行う。必要なもの全て入っている事を確認するとトランクを閉めて声を掛け。すると弟が近付いてきて一枚の紙を渡され説明を受ける。旅行期間はどのくらいなのか聞かれるも、婚約報告に合わせての旅行だし期間は定かではなく大まかに2週間くらいとだけ答えて。東の大国シンにも行くのかと聞かれるが、それについては距離の問題もある為今回は行かないと告げて)
うん!大丈夫!
( 自室の窓から空を見上げ、いい天気になったなと思っていたところで彼から声がかかる。こちらも少し大きめの鞄に必要なものを詰めて。膝丈までの白いワンピースと、肩からは小さい鞄を1つ下げ。アルやメイ、ばっちゃんに挨拶を済ませ「いってきます」と告げると家を出て。)
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