るろうに剣心について雑談所！それ以外でも誰でも茶ァシバきにきてや♪

デハ、私ノ家カラトイウコトデ…

━ハチの自宅━

………ﾝ～……。…！ ヨシ、コレニスルカ…

(とりあえず湿布は貼り終わったので服は着替え、洗濯に出しておいた。彼が戻ってくるまではまだ時間がえるだろうし、やることは一段落したので今日の晩御飯について考えなくては。いつも1日中スクエアで遊んでいるために、外食してから家に帰ってくるため、家で作るという発想はあまりなかったもので頭を悩ませている。とりあえず冷蔵庫を開けてみる。当然中には申し訳程度にしか食材が入っていない。そんな時、買い置きしておいたカレールゥが、端っこに置かれているのが目に入り。そういえばサーベが『ボーイは選択肢にカレーがあると高確率でカレーを選ぶ』というような事を言っていたような。志々雄がどうなのかは知らないが、彼は日頃食べているのは恐らく和食なので、こういったものにはあまり縁がなさそう(偏見)だから新鮮さを覚えるかもしれない。賞味期限は問題ないようだしこれにしよう。早速取り出して縦長の鍋を持ってきてお湯を沸かし。)

■着替えた服
頭:なし
服:ドロップスウェット ネガ
靴:室内のため黒い靴下のみ

>ハチ
ハチ、…飯作ってんのか？

(風呂に上がってから二人で外へ飯にでも食いに行こうかと思っていたのか寝間着では無く普段の着流しに着替えており。短い廊下を歩む際にも調理の匂いが漂う様子にもしやとリビングへと続くドアを開けて。キッチンで調理しているハチが見えると少し呆気に取られたようにしてから作業を邪魔しない程度に隣からそっと尋ね掛け。己の時代のカレーといったものは玉葱と生姜、ニンニクのみじん切りをバターで炒めた程度のものしかまだ馴染みが無く。ごろごろとした彩りのある野菜を使おうとしている様子へとかなり興味深そうにして。ハチに視線を向けながら「お前凄いな…？何でも出来るのか、」と、そのような手の込んだものまで作れるのだなと素で感心して)


■ドロップスウェットネガ？の服装可愛いな。これ。…感想だけすまない。

>志々雄

アア。オカエリ。今日ハ色々アッタシ、折角泊マリデ来タノダカラ外食ハ味気ナイカト思ッテナ。…カレーハ2日目ハモットオイシイトサーベハ言ッテイタシ…今日ハ外食ニスルカ？

(黙々と作業していたところ、志々雄が帰ってきて横から風呂上がりのふわふわした匂いが漂ってきて。話をする前にまずは挨拶を、と"おかえり"と彼に顔を振り返らせて言って。それから今カレーを作っている事情を話す。だがそれを聞いてくるあたり外食にしたかったのだろうか。運良く今作っているのはカレーだ。そこで外食にするかと問いかけてみて。なんとなくだが、彼にとってこの地の文化をよく見られるのは外食の方なのかもしれない。ならばと。)

ﾌﾌﾝ…。マア私ハヒトリ暮ラシダカラナ、自然トコウイウモノヲ作ル機会ガアルノダ。

(褒められるとやはり重ねた努力が思い返されると、興味と感心の視線を向けられるのが嬉しくて自慢げに"ﾌﾌﾝ…"なんて言ってみる。最も、その努力の理由がまた志々雄が尋ねて来た時のためのもの、というのは内緒である。実際彼を理由にするならなんだって出来そうな気がしてしまう。さっきもタルタルを躊躇いなく手に掛けようとしたことがその証左だ。あまり褒められたものではない証左ではあるが。だがそれが自分にとって危うさのあることだと志々雄が見ているのはハチ自身はまだ気がついておらず。)

■イヤ、トテモ嬉シイ。アリガトウ…。ユッタリシテイテ着ヤスイカラトテモオ気ニ入リナンダ。

>ハチ

(おかえりと何気無く振り返る相手の出迎えを見て少し止まり、堅苦しくない気軽な"おかえり"を言われるのは自分が育てた宗次郎位な為かそんな遣り取りに何と無く胸元辺りが擽ったく。外食は味気無いかと気遣ってくれたらしいハチに外で食べるかと聞かれて首を緩く振り、わざわざ此方の為に料理を作ってくれるハチへと心底嬉しそうに)


折角ハチが美味そうなの作ってくれてるんだ。ハチの料理を食うさ。…しかもそれは明日も食えるのか？最高じゃねぇか、


(自動的に相手の料理を二度に渡って食べられるのかとの話にも素直に最高じゃないかと静かに喜び。見た事の無い料理も勿論新鮮ではあるのだが、今目の前で実際に料理をしている相手の姿が此方としてはかなり新鮮に感じられ。折角泊まりに来たのだからと此方の事を思って作ってくれている旨を相手に聞いてからというもの何処と無くずっと機嫌良さげに笑んでいて。せっせと作業している小柄なハチが横を向くと相手が調理中であるのにも関わらずその背後から袖のある腕を伸ばして捕まえながらぎゅぅ、と相手を背中から抱き締め。余程嬉しいのか目を閉じて相手の優しい香りのする頭頂に額を置き、相手の邪魔をしているような形になってしまうからか可笑しげに肩を揺らして笑いつつ、いつも抱き締める事によって相手のぶかぶかであるスウェット地の下に無駄無く締まった腹がよく分かる気がしながらするりと手を離し。「…邪魔して悪い、何か手伝うか？」とキッチンに立つハチに窺って)

>志々雄

…フフ、ソウカ。ヨカッタ。ヨシ、モット頑張ラナイトナ。シッカリ保存シテオクカラ明日モ楽シミニシテオイテクレ。

(よかった。志々雄は自分が作ったものの方がいいらしい。最高とまで言われたので、よりそれは嬉しく感じられて。ならば今日の料理は、その最高に答えられるようにと、今までで、一番高いクオリティのものになるようにしようと、内心意気込む。…そして以前あったように無意識下で何か理解しそうになっているのか、同じような穏やかな笑みを浮かべて。また何かこう、胸が温まるような感覚がする。もう少しで答えに辿り着けそうな。)

…ﾜｯ…。ドウシタ急ニ…。気ニシナイデクレ、トテモ暖カッタカラ。大丈夫ダ、今日ハユックリシテ待ッテイテクレ。マダ出来ルマデ時間ハアルカラ、張ヲ呼ンデクルノモイイト思ウゾ。……ソレニシテモ、ナンダカ…

(後ろから抱きつかれる。だが今度は照れることはなく、やはり穏やかな笑みを浮かべて嬉しそうにして。とても温かい。それは、先程からしている胸の温かみを更に温めた。…そういえばこのシチュエーションをどこかで見たような。そう思って記憶を遡った時、何がはまるものがあったのか、前回とは違い急速に感情の答えは現れる。"概念"という曖昧な二文字は、纏っていた殻を取り払われ、具体的な言葉をハチに表した。ハチはその言葉を口にして)

"家族"ミタイダナ…。

>ハチ
……、

(腕の中にいたハチから穏やかに嬉しそうな姿を開けた視界に入れるとずっとこの先もこの体温と笑顔を大切にしたいと思い。思い出されたかのようにふと口にしたその台詞へと少々目を見張るよう驚き、"家族みたい"とは何かそういったものを見て感じたのかそれとも元々ハチの記憶にあったものだったのか。此方の腕の中で感じた温かさにそうした言葉が浮かび上がったようでいて。ただ待ってる間に張を呼んでくるのもいいとの台詞が何と無く家族みたいだとの台詞と結び付いたのか、ハチとしても擬似的に此方を一緒に居てくれる家族みたいだと口にした意味合いが強いのかと思い。素直なハチからすればそうかと納得するものの、何故か珍しく言葉に詰まって逡巡してから短く笑って)


家族、か。珍しい事言うな？


(昔、宗次郎にも家族みたいだと似たような事を言われた事があり。何と無く純粋な面が相手と重なりつつも「ハチはいつか本当の家族になってくれんのか？」と将来の話を持ち出すような冗談を此方も話して。相手からゆっくり背を向けて離れると室内の時計を見て、事情聴取に赴いてくれている張を思ってはまだ足留めされてあちらに戻ってないなら呼んでやるかと考えたのかリビングの入り口へと歩み始め、立て掛けていた鞘を持ってハチへと此方も振り向き)


ハチ、張の赴いてくれた署まで見てくる。…居なければ残念だが、多分１５分位でここに戻る。


(署まではまだ見に行ける距離だからか己の足の速度で考えて換算し、おおよその見積もりを出して伝えてからいつもと変わらぬ穏やかな足取りで玄関へと向かい)

張「フッフッフ、もーワイはとっくに明治へ帰ってまっせ～？(ちっちっちと指振る)ゆーっくり「二人で」のんびりしてくださいよって言うたでしょー？っちゅーか志々雄様さりげなーく冗談でプロポーズしててワイ一人で祭りでしたわ(笑)電波悪いとこからスンマヘン(汗)二重投稿なってへんとええねんけど…。ちゅー訳ですわ？志々雄様♪♪」

>志々雄

…自分デモソウ思ウ。以前ノ私ナラ、キットコンナコト言ワカッタナ。マア…ソウダナ………。

…志々雄ナラ、アルイハ……。

(やっと謎だった感情の名前が分かったからなのか、受け答えする時の表情は晴れやかでいて。なんとなく志々雄の顔が嬉しそうで、『本当の家族になってくれるのか？』なんて言ってきたあたり、それが冗談かどうかは分からないが、彼も自分が言ったことが嬉しいと思ってくれたような気がして。分からなかったが故にハチは、志々雄のその冗談を本気にして、『志々雄ならあるいは』と答えた。ちなみに知ったのはドラマからだった。丁度先週分に、似たようなシーンがあったのだ。自分が全く知らない概念のそれは、とても幸福に映った。)

分カッタ。……"イッテラッシャイ"。気ヲツケテナ。

(こちらに振り向いていざ外に行くと声をかけてきた志々雄を見て、自分もキッチンから離れて近寄ると、またもうひとつ何か思い出したのか、誰かを見送る時によくしているのを見た挨拶をして、軽く片手を振ってみて。同時に、人々がこういう挨拶をよくする理由が分かった気がして、約15分後も、同じ挨拶ができるといいな、と内心願い)

>ハチ

(以前の自分ならそんな事を口に出さなかったと話すハチに一瞬考えながら"確かになぁ"と、最初の頃の警戒心が強かった相手を思えば納得し。それはきっと闘いに明け暮れていた男が相手と出会って求婚に近い台詞を冗談でも口にするようになったのも同じなのかもしれない。時代と世界の違う者同士で何の巡り合わせか、互いに想像していなかったであろう今を思うと感慨深いものがあり。家族というある種の絆にやっと不可思議な思慮を具現化出来た思いから相手の表情は何処かスッキリしていて。ただ此方の言った本当の家族の意味を呑み込めているのか否か"ひょっとしたら"と純粋に答える相手の返しに参ってしまって思わず笑い。角帯に帯刀する手を止めながら料理を中断してわざわざ見送りに来てくれた相手の挨拶にも嬉しげに笑み、相手の面差しに片手を伸ばすと少し指の関節で相手の頬に触れ。「すぐ戻る。」と柔らかさから手を外し)



―１５分後―


ハチ、今戻った。…張はあっちに帰ったみたいだな。

(どうやら既に聴取を終えた後だったようで取り敢えず来た道を戻り。玄関を開けると相変わらず相手の柔らかい匂いと食事の香りが微かにしていて、向こうでは常に命を狙われる立場であるからかこのような安心感に包まれるのは初めてで、何処と無く相手の居る所へ"帰ってきた"というような感覚がし。ハチの返してきた言葉も相俟って現を抜かしてしまってるのかと軽く頭を振りながら施錠を終え。廊下を歩く際角帯から鞘を抜くと邪魔にならぬよう左手に持ち替えつつ相手に戻った事を知らせながらリビングへの扉を開けて)

>張
…わぁーったよ。明日も気を付けてな？

>志々雄

(見送る前頬に触れた瞬間は照れるのではなく、幸せの方が勝った。自分はいつの間に、まさにその気になっていたことに気がついて。きっと照れる代わりに、笑うことが増えていくのだろう。)

━━

…オカエリ。…ソウカ、折角ダカラ食ベテホシカッタノダガ…。マア、マタ今度作レバイイカ。サテ、ソロソロ出来ルゾ。ゴ飯ハ…ドレグライガイイカ？

(カレー作りも佳境に入り、残りは煮込みが終わるのを待つだけだ。鍋をまじまじと見ていると、玄関の扉が開かれた音が耳に入ったので、自然とその方を向いていた。そしてリビングに志々雄が入ってくると、またおかえりと言えるのが嬉しいのか、それを言う表情は自然と緩みきった笑みになっていて。ずっとこの時間が続けばいいと言う望みが自然と現れているのか、今度張が家に来た時はカレーをまた作ろうと言い。それにしても普段静かだった空間が彼が現れて暖かく、賑やかになった。"あっちに帰った"という言い方からは、なんとなくここをもうひとつの居場所と思ってくれているような気がしたのがそれを促進させ、嬉しかった。)

>ハチ
ん、…ただいま。

(煮込みの仕上げ段階なのか鍋をまじまじと見ているハチの頭が此方に向き、"おかえり"と言えるのが何処か嬉しいらしいハチの緩みきった笑顔へと"やめてくれ"と言わんばかりに鼓動が狭まるので何と無く堪え、ただそんな愛らしい相手へと急速に癒されるので心拍数が上がるのに癒されるとは何だか変な感覚に陥り。一息付いてただいまと返しながら、こんな遣り取りがずっと続けば良いのにと望む相手と似たような心境を此方も密かに思い。壁際に鞘を立て掛けてそちらへ寄れば自然と微笑むハチに顔を向けて、今度張が家に来た時はカレーを作ると話す相手へと快く頷いて「そうだな？…アイツは最近横浜で食べる洋食がマイブームらしいし、ハチがカレーを作ってくれたって知ったら泣いて喜ぶんじゃねぇかな。」と此方も自然と次の機会を口にして。横浜での洋食(当時のカレーライスやハンバーグ等)に嵌まっている張を泣かせてやろうと楽しげに目論んで)


あ、飯か。もうちょい、…ストップ、それぐらい。


(米の量を聞かれて相手が皿に盛る動作を隣から軽く上から覗き込むように見つつ、適度なところでストップを掛け。炊飯器と相手の手元を上から眺めるのにハチへ近付き過ぎてしまったのか身体の脇が当たってしまっていたらしく「あ、悪い。」と一言謝っては離れ。軈てハチの分も入れ終えた様子を見てから相手が料理や水のグラス等を乗せてセッティングした重い盆を代わりに持つと言うようにそっとテーブルまで運び役となり。二人分のカレーとスプーン、水のグラスを双方に置いて)

>志々雄

ソウカ…！フフ、ナラ来ル時ニ驚イテモラエルヨウニ予告ナシデ作ルトシヨウ。楽シミダナ…。

(ただいまと返してくるまで少しおかれたのはどうしたのだろうと首を傾げながら、話題にいる張は洋食がマイブームということには丁度いいと色めきたって。カレー自体は家によって個性が出ると言うし、ならば尚更喜んでもらえるだろうと思う。驚かせて、泣く以外にもどんな反応が来るかと相手と同じように楽しげに目論んで。ならばもっと練習しておこう。普段から志々雄を守るので忙しい中、志々雄と共にこちらに来てくれて、色々と助けてくれる彼の為にも、毎度助けられっぱなしは性に合わないので、たまには何かしなくては。その時はサーベも呼ぶとしよう。)

分カッタ。コレクライダナ。フフ、コレクライ大丈夫ダ。…オット、アリガトウ。

ソレデハ、食ベルトシヨウカ。…イタダキマス。

(適度に盛ったところでストップを掛けてもらったので、再度器を見せて。脇が当たって謝ってきて離れる様子にはくすりとしながら、"何を今更気にすることがあるか"という意味合いを含ませて大丈夫と答え。一度に2つ持つとなると、流石に重いと思ったので、代わりに運んで言ってくれたことにはにかみながら感謝を伝え。いつも彼は気がついたら気を回してくれるのだ。そんな所には直接言ったことはないが頭が上がらない。…それにしても、今凄く家族らしいことをしている。自分には記憶はないが、客観的に映像で説明されたそれと照らし合わせると、完全にそれだった。些細な所から現れるそれに充足感を感じながら自分は奥側に座り、彼も座るだろうと思ったところで手を合わせ、挨拶する。)

>ハチ
ハチは普段から張に良くしてくれてるしな？…多分泣くか食べるかで忙しくなる。

(張に喜んで貰おうと張り切る相手へと此方も共感して頷き、心根が優しい張を普段からもよく見てくれているハチに実は常々嬉しく感じているらしく。ハチが自分の為に作ってくれたと彼が知ったらきっと嗚咽を漏らすか食べるかで忙しくなると笑って想像を伝え。そうやって人の喜ぶ顔が見たいと期待を膨らませる優しいハチに此方は心身ともに癒されて)


いただきます。……、


(また手前の席を此方に譲る相手の気遣いに笑いを堪えながら奥側に座るハチを見届けて己も着席し、何処と無く相手が満ち足りたような表情でいるのを此方も暖かく見守りながら作ってくれたハチへと感謝するよう此方も挨拶し、スプーンで白米とルゥの手前から掬って口に運び。口に入れて咀嚼をする途中不意に黙ってしまって)

>志々雄
…ﾝﾑ、ﾝﾝ……。…ﾝ…。 …？ ドウシタ？志々雄…。辛カッタカ？…水飲ムカ？

(自分も早速口に運ぶ。うん、おいしい。白米はふっくらとしていて水っぽくないし、カレーはシャバシャバせず丁度よく舌に残っておいしい。中辛を選んだのも良かった。自己評価は高得点を記録した。口に何度も運ぶ手は自然とはやる。…そんななか、彼が咀嚼する途中で沈黙してしまったのが目に入ったので、不思議そうに顔を覗き込んで遠回しに"口に合わなかったか？"と聞いてみる。カレーは家によって個性が出る、というのが通説である。それが故に味つけが口に合わないというのが稀にあるのだ。志々雄はそれに当てはまってしまったのではないかと思い。とりあえずそうだった時のために、なんとなく志々雄に水入りピッチャーを差し出して。)

>ハチ
あ、いや。…吃驚するぐらい美味くて、だな。噛むの忘れてた。

(水を飲むかとピッチャーを持って心配するハチに多少慌て、手拭きで口元を拭うと片手を軽く相手へと上げつつ飲み込むと軈て話し始め、食べた事の無い美味さに吃驚したのだと明かして。すっかり相手の料理に嵌まってしまった上に短時間でこんなに美味しいものを作り出すハチへと密かに尊敬の念を抱いて。多少困ったように笑いつつ「参った…、これだけハチの飯が美味いと向こうに戻ったら余計に食わなくなるな。」等と、あちらでは和食が殆どなものの割と偏食家な自分は更に食べなくなる等と話して)

>志々雄
…ソウカ、ナラヨカッタ。今日ハ多メニ作ッタカラナ、オカワリモスルトイイ。

(口に合わなかったと思っていたが、どうやらそれは杞憂で。それどころかびっくりするほど美味い、なんて言われたので思わず顔が綻んでしまい。ゆっくりとピッチャーを戻しついいつかに聞いたセリフが、セリフとしてではなく自然と口から発されて。更に向こうで食べなくなるだなんて言われると、優しく『…フフ、ソコマデ言ッテモラエルトハ。デモ、向コウデモシッカリ食ベナイト、マタ作ッテヤラナイゾ？ソレニ、私ダッテ常ニ志々雄トイラレル訳ジャナインダカラナ。…ソレニ、張ガ心配シテシマウダロウ。』なんて、食べる手を一旦止めながら、いつも多忙な彼への純粋な心配から軽く意地悪を言ってみて。)

>ハチ
それは嫌だな。分かった。

(相手の優しげに笑う顔が好きなのかその笑顔を記憶に焼き付けるように。向こうでもしっかり食べないとまた作ってやらないと言われると素直に約束し、相手の手作りをまた食べたいとの表れで。自分はずっと側には居られない事や張が心配すると話す相手の言葉裏には此方を心から心配するハチの思いが垣間見え、離れていても此方の事を思ってくれている相手の存在が何処か擽ったく感じながらも愛しい気持ちが雪のように心へと降り積もっていくようで自然と心丈夫になっていき)



■もしハチの本体さんが忙しかったら、明日のサーベの見舞いシーンを飛ばしてくれて大丈夫だそうだ。張本体も明日なら返事が出来るらしい。３日間の宿泊、世話になったな？…とても楽しかったし、何だか幸せだった。


もし飛ばすなら、この後ハチの厚意から素直にカレーはお代わりした。同じものを追加して食べるなんてのはよっぽどの事。


片付けもまた同じように分担作業。ハチと冗談を言い合いながらの片付けは本当に一瞬で終わる感じがして、楽しい時間はあっという間っていうのを常々実感する。…話す時間が足りないなって思いながらも今日はサーベの代わりに大奮闘して、帰って料理まで作ってくれたハチに疲れてるだろうと気遣って早めに休みな？って就寝を促した。という感じで良かったら。

━
…イツモアリガトウ。…デハ、怪我デ諸々ノ予定ガ丸潰レニナッテシマッタラシク、忙シイコトハナイノダガ、結局気ヅイタコトハ話シソビレテシマッタシ、サーベガ私達ニ隠シ事ヲシテイタ本当ノ理由ガ気ニナルダロウシ、張モ参加シヤスクナルダロウカラ、一気ニサーベガ起キル所マデ飛バシテミルノハドウカ、ダソウダ。

後ノ事モ分カッタ。宿泊モ楽シンデクレタヨウデ嬉シイ。マタ宿ガ取レナカッタ時家ニ来テクレ。マア、ソウデナクトモ家ヲ選ンデクレルト嬉シイ…、ナンテナ。ソノ時モ何カ作ロウ。凄ク嬉シカッタカラ、マタオカワリシテホシイ。ソレニ私ハ一緒ニ食事ヲシテイル瞬間モ、片付ケシナガラ話ヲシテイル瞬間モ好キダカラ。アットイウ間ニ終ワッテシマウ瞬間ヲ、何度デモ重ネタイ。

実際アノ後スグニ眠ッテシマッテ、気ガツイタラ昼ヲ過ギテイタカラトテモ助カッタ。思ッタヨリ効イテイタミタイダナ。…イツモ本当ニアリガトウ。今日ダッテソウダ、志々雄達ガイナクテハ、デキルコトモデキナカッタ。本当ニ感謝シテイル。

――

>ハチ
ん、分かった。…一応確認なんだがケガしたってのはハチの事？だよな。一瞬ハチの本体さんがケガしちまったのかなって心配した。汗


サーベがヒーローをする上でハチの同族と戦ってた事を伏せていた事…だな？病室で直接話してもいいと思う。張はリアルに明日の昼頃？からは参加出来るみたいだ。


ありがとう。宿泊は落ち着くんだが二人きりだと時々心臓が保たない。笑 ハチが言ってた張とサーベを呼ぶのは全然賛成だし、次はそういう感じで家に寄るか皆で花見のシーンとかかもな？…ハチの飯を食うときだけはお代わりする。


ええと、ハチの気持ちをこういう形で読んでたら凄い気恥ずかしくなってくるが…そうだな？俺もそうやって何気無い時間をハチと積み重ねていければいいなと思う。楽しそうに笑ってる顔も得意げにしてるのも大好きで見てて飽きないから。


感謝される事なんて何も。…最近まではハチの心の成長を見て心を動かされたり癒されてたりしてたのに、いつの間にか支えられたり励まされてるのに気付く事が多い感じだ。面と向かってはまだ言えないことも多いけど、またいずれ素直に言えたら。




>all
― 翌日、サーベの病室 ―


(医者の見立てではそろそろ目を覚ますだろうと聞いてハチと一緒にサーベの眠る病室まで赴き。静かに目を閉じている面差しはあの公園のベンチで寝ていた時のように今にも欠伸と伸びをしていつもの笑顔と双方に挨拶しそうな錯覚を覚えながら寝台脇でハチと横並びになりつつ暫くは様子を見守って)