新・戦闘恋愛なりちゃ(イベント)

新・戦闘恋愛なりちゃ(イベント)

奏歌 翔音  2020-08-14 23:09:35 ID:5762b1903
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戦闘恋愛なりちゃ(第一弾)
https://m.saychat.jp/bbs/thread/656740/
更なるパワーアップをしました!
こちらは皆様の案で自由参加するイベント用です。
新・戦闘恋愛なりちゃは、
魔法少女又は魔法戦士、と敵対する悪役が、変身前の姿で恋に落ちると言う、ありきたりな王道シナリオです。
個人でも、チームでの魔法少女、戦士でも構いません。
(チームを組む場合、御相手様の許可を取ってからでお願い致します。トピ主のキャラは許可いりません。)
お話展開、絡みでは関係がある方がやりやすいので、推奨します。
ヒーロー側も悪役側も変身前は普通の学生だったり、私達と同じ生活しています。
そこで恋をしますが、お互い正体を知りません。
善悪を超えて結ばれるか、ヒーロー側が悪に落ちるか、悪役が改善するかは貴女次第です。
オリキャラでお願い致します。
途中参加、初心者様大歓迎!
主自体初心者なので、ロル等下手くそです…すみません。
ロル指定は無いです。

(悪役様)
(南…初代悪組織発展地。しかし、全体年齢層が高く、昔お馴染みの組織って感じ。昔のことは詳しいが、新しいことはからっきし。
北…北の一番上がかなり若手。ハイテクなものが勢揃いしているが、組織自体は小さめ。
東…東の一番上は先祖代々で継がれている。歴史もそこそこ、ハイテクなものもそこそこ対応出来る。歴史、敵の戦闘データなら大体東で見たらわかる。
西…一番最後に出来上がった。昔のことはからっきしだが、組織がやや大きい為か一番ハイテクに強い。北の開発を元に悪の武器や魔法はほぼ西が提供している。
中央…東野 桜ちゃんがボスで立ち上げ。財力は一番。詳しい情報は、東野さんに聞こう!)


(正義様)
北斗七星(通称:ホクシチ)…初代正義発展の地。ザ・魔法少女って感じの服装が王道で、今も続いている。少し脳内はお花畑な人多め。魔法開発、管理はホクシチ。
アルタイル…一番小さな正義の組織。優しさ、謙虚さで、世界を平和にしようと挑む。堅実な回答で確実に。現実を見て適切な判断な少し現実主義者が多め。データはアルタイルが基本管理。
デネブ…自信家が多く、何気にオシャレさんが多い。(服装や見た目に煩い方、こだわりがある方が多い)自信家が多い為か、実績もなかなかある。ホクシチの2番手だが、1番の勢力になる勢い。戦闘服、武器等はデネブから。
ベガ…おっとりマイペースな方多め。だが、戦闘では人が変わる方がほとんど…らしい。ベガ自体が秘密主義なのか、ベガの内部情報は殆どない。


(改めましてのご挨拶。
改めまして、今回、このトピにご参加頂きありがとうございます!
トピ主の奏歌翔音です。
思う存分暴れて楽しんで下さい!
ロルの長さは不問です。
他の方のキャラ様と深い関係(友人、恋人、上司、部下など)を持つ際はお相手様の許可を得てお願い致します。
(本スレ
雑談・相談・質問
トピ主連絡、PF置き場
イベント
のURLは1コメに纏めてあります。)


*ルール*
①他のキャラや主様に誹謗中傷をしない。
②一般枠キャラを勝手に大怪我、即死する攻撃しない事。(街を洪水や、火の海にする等)
(一般キャラの主様に許可頂いている場合は、特例として、可能)
③戦闘で、相手の攻撃を無効化しない。(「そんなの効かない」や、相手様のロルを無視して攻撃続行などNG)
④アルタイル、ホクシチのボスを希望する際、トピ主に一報をお願いします。引き継ぎをさせていただきます。
⑤新しい組織を立ち上げる際、トピ主に一報ください。立ち上げのルールがございます。
⑥譲り合いRPを進めること
⑦②の一般枠は、名前、見た目、どのキャラと関連しているか。簡潔なPFを開示するものに該当する。
(飽く迄、メインのキャラは、正義と悪のキャラ達です)
⑧中立ポジション禁止。正義、悪、一般で分かれてください。
⑨戦闘のみ禁止。戦闘だけしたい参加者様はご遠慮願います。


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  • No.941 by もちもち  2022-04-10 23:21:43 

>男達 桜さん ホテルにいる皆様

【千秋 暁廻】
「チッ、めんどくせぇな...」

本命を目の前に邪魔された二人はあまり気分が良くないのからしくもない舌打ちをしつつ腰を落とし片腕に力を溜める。先ほどロビーごと入り口を抉り吹き飛ばした技とは比べ物にならない謎としか言いようのない魔力や妖力とも異質な力が、暁廻の周囲の空間すら歪め力場の歪で魔力の流れに異常が生じる
その驚異的な力を一気に放つように男たちに向かって打撃を放つ、空間を歪ませながら引き裂くように抉る技である。

【千秋 一慶】
「ここは頼んだ、俺はアイツを追いかける。」

暁廻のいきなりの大技に任せても大丈夫だなと確信し自分は三刀流の状態で、どういうわけか空中を跳ぶように桜さんの向かった場所に向かう

(/桜さんはもう見えなくなってからの行動として捉えていただいても大丈夫ですし、追いつかれそうになって応戦しても大丈夫です。)

  • No.942 by ディーリス・グロイツェン  2022-04-10 23:27:11 

>934
>ターナさん・恵人さん ホテルの皆さん

ディーリス:
―――――――――

(目の前で、『断罪の翼』と説明された包帯の巨人が遊園地の方角から撃ち込まれた狙撃によって負傷する光景を見せつけられる。
だがディーリスの視線は負傷した包帯の方よりも、弾丸が飛んできた方角の方を見据えていた。
二転三転どころか七転八倒すらしている状況。
正体と目的の読めぬ『敵』。

狙撃したのが一体何者なのか知る由もない。場所も遠ければそこから見えるわけでもない。
具体的に見えるハズも無い…にも関わらず、それでもディーリスはまっすぐ狙撃が来た方角を見据えたまま、2人に提案する。)

ディーリス:
…要するにあの包帯は、本来生き物を害するための存在ではないという事なんだな?ならこちらでやる事は決まりだ。頭を撃ち抜かれても即死することなく、痛みに悶えて暴れているという事は、まだ猶予はある。しかし暴れられっぱなしだとターナさんの魔法が通らない。
―――とすれば、やはりこうするか。

(一通り言い終えると、ディーリスはターナさんを一旦下ろして、鎧の背部から排出する魔力の出力を更に引き上げた。するとディーリスの姿は2人の前から一旦消えたかと思いきや、包帯男の背後に回り込んでいた。直後、ディーリスは包帯男を背後からしがみ付き、窓から引き離すようにしてフロントの奥へと向かうために背部から魔力を噴き出す。
狙撃は、明らかに包帯男を仕留めるためのモノだ。包帯男が説明通りの代物であれば、異変解決の糸口になり得る。その手段を失うワケにはいかない。ならまずは、次なる狙撃、もしくは刺客からの攻撃が行われる前にフロントの方へと移動し、ターナさんの魔法をかけてもらう必要がある―――ディーリスはそう判断したのだ。)

  • No.943 by 多キャラの龍さん  2022-04-11 05:14:14 

>936 >黄泉さん

「はぁぅ!?」
彼女唯一の固有魔法を奪われた瞬間、継接縫姫は喘ぎ、体を両腕で包み、脱力感に項垂れる。
息を荒くして目の前の、目前迄来て己の仮面に手を掛け、魔力を流し込む【黄泉】に目を大きく開く。
元は正義だった彼女は今は歪み、本来は存在出来ない。故に、流し込まれる魔力は激痛の拷問でしかない。

「ヴァァァァッ……ッ!き、さ、ま、きさ、貴様はぁ、まさか、ニシがうんうんうん、産んだぁ、ぁ、嗚呼、さ、最凶の禁忌ぃぃぁぁっ!!!呪われたばけもののぉぉぁぁ…………っ……!わらが、こんな…………。」

動き、足掻き、美しい体は綻び乾き砕け、仮面を外した時には砂と化し、風も吹かぬ空間に砂鉄だけが山となり遺された。

最期に黄泉さんを見た彼女は、それは大層憎しみと嫉妬と、恐怖に震えた目だったろう。

「やぁやぁ、お疲れ様Yomi!いや、今はMr.禁忌カナ?どちらでもいいかっ。さて、残りの魔力反応は3つ……覆い隠す1つがTOPだとすれば、残りの護衛はふたつ、かなぁ?ほぉれ、先においでと言わんばかりの長そうな階段もあるしね~。あ、ボクはまだ疲れてるから運んでおくれよ?」

いつの間にやら饒舌に話しつつ黄泉さんの肩をぽぷぽふ叩いて、疾風は眼前の長い上り階段を見ていた。

【護衛 継接縫姫 討伐 勝者・黄泉】


>937~942 >千秋さん御一行、桜さん御一行、ディーリスさん、ルミナスさん

【ホテル組 最下層(最上層) 】
【千秋さん御一行、桜さん御一行】

熱の篭もる戦いにどの馬の骨とも分からぬ誰かに水を差され、大きな覇気を放ち三刀流の天翔ける大技が放たれる。途端、先程の狙撃位置と同じ場所から濃厚な火薬の香りが漂う。外を見ればロケットランチャー……でもない、さらに大きい。そう、分かる人なら分かる【対航空ミサイル】が此方に真っ直ぐ飛んで来ている。
それは放たれた跡の煙はない。
ボールのように投擲されたものだ。
……戦闘が出来る人間や火器に詳しい人物なら分かる事だろう。それだけの、筋力は常人ならば有り得ないが向こう岸の、遊園地の本拠地に居座る【何か】なら可能なのだろう。

しかし、それならば桜さんや千秋さん達を直接攻撃すればいい。その行為がない点はまるで、桜さん達と千秋さん達の闘いを無理矢理止めるよう。
ミサイルは容易く硝子を大きく破り間の地面に突き刺さればヒビが入る。
このまま爆発するのは目に見えるだろう。
____同時に、【本格的にこの施設毎攻撃を始めている】と感じるかもしれない。
逃げる余裕を、何処か残してるのは【投擲してきた相手】の余裕か、手加減か。或いは意思か。それが分かるのは、本拠地に来た時だろう。

____大きな黒い液体を零す、鴉のような鳥が、窓の外の離れた電線に止まり、その争いを目に収めている事に気づくのは果たして……。

そして、その最中、聞き覚えのない女性の、切なる声が脳内に響いた……。

【ホテル組 最下層付近(中層)】
【ディーリスさん】

ディーリスさんがターナと恵人が何かを言う前に飛び出す。あの巨体とそれより大きい棺桶を背負ったそれをフロントに自分毎飛び込む姿にターナはある意味感謝と、脳筋さを感じていた。
だがその判断は正しかったらしく何度か狙撃が飛んでいたが幾つかは恵人も駆け出し、その足に【健脚】と【シャイン】を同時に付与して蹴り溶かす。
間に合わなかった部分はフロントの厚みにより何とか届いていない。
6発ほどだろうか?ピタリ、と狙撃が止まれば恵人はそのままフロントより前に出て待機する。

「攻撃が止まったぞ!凄いな、ディーリスさんは!ターナさん!」

「____坊やが私に指示しないの。指示するのは、この私よ。」

恵人がターナを呼ぼうとした時には、ターナは
鳥のように軽快にフロントに飛び込み、【何か】を放つ。そして、それをディーリスさんと恵人にも投げれば、ターナは髪を耳にかけつつその包帯に触れる。
____ターナの固有魔法。【調教】により包帯、否【抑圧】を使役下に置き、ディーリスさんと恵人にも放つことで【啓示】が聞こえるようにする。その動きは慣れており、かなりスムーズだった。

『あなた、聞こえる?私達はあなたの力になりたい。情報を話しなさい。』

優しく弾いたハープのような声は脳内に届く声だとしてもあまり負担には感じない。
使役下……とは言うものの相手が相手な為か、完全に指示が出来るほど使役は出来てないが、包帯のそれのくぐもった声と同時に頭に声が流れる。

『おで 閉じ込める。良くないもの。はぐれた、おでたち。壊される。壊れたら直せない。おでたちだけじゃ会えない。』

『誰に会えないの。』

『おでたち。分けられた。下に、下に居る。近く、近くに。でも、おで、壊れそう。痛い、凄く痛い。棺桶、壊れたら終わる。』

『もう少し詳しく。』

『あいだい、おでたちに。あいでぇよぉ……。』

「可哀想だ!!会わせてあげよう!!」

「デネブあなたは煩いわね!!少しお黙り!!?」

掠れ、酷く荒れた声で泣き出す包帯の顔は変わっていないが、ずっと棺桶を撫でている。

「……意思疎通は多少取れたわね。問題は、このまま上……つまり下に行って、出会うこの断罪の翼の断片と、所持者がどういう人物なのか。」

ターナが顎に手を当てた瞬間、下からターナの前眼に剣の覇気、つまりは桜さんの護衛の胴体や大きな覇気が飛び交う。

「あぁもう、またお馬鹿さん達が増えて暴れてるのね。最悪だわ。」

ターナはそう言えば恵人は突如成長し現れた桜さんの護衛の1部に素早く反応し、【健脚】を使い落ちてくる手を避ける。その度に、ホテルが瓦礫を落とし始め、ディーリス、ターナ、恵人の脳内に【抑圧】の悲鳴が響く。

「____しまった!このホテルが抑圧の力で保たれているなら、この充満する魔力に魔力じゃない力……HAKI?聞いたことしかないけれど、それが争っているとしたら私の調教で少しでも弱まった【抑圧】はこのままじゃ持たない……っ!壊れてしまう前に止めるわよっ!」

ターナはそう言えば2人にそのまま声をかける。
「ディーリスはそのまま抑圧の保護とケアをして。デネブ、貴方はこのHAKIのある場所に建物を壊さず向かいなさい。私は、このホテル自体に調教をかけて内部の人間に呼び掛けをするわ。」

ターナは即座に指示すれば皆には薄らとしか見えない調教を自分たちがいるフロア全体に打ち込み、『声』をかけた。

『聞こえる?今から話すことを有無言わず聞きなさい。このホテルが壊れてはいけない。争いをやめてこのホテル、いや抑圧する魔力を守る為に行動しなさい。私たちはフロントにいるわ。建物を壊さず、この抑圧の魔力と似たものを持つ……2人かしら?その2人は何とか来てちょうだい。争ってるおバカさんは他所でやるか、協力してちょうだい。分かったわね?』

必要最低限を伝えれば調教を解除し【抑圧】の負担も減らす。
ターナはディーリスさんの近くにしゃがめば、抑圧に触れ、初期魔法に近い、治癒を気持ち程度かけていた。じわじわと建物が治るのを見るに効果は薄いが効くには効くらしい。

ターナは戦闘員向けではない。故に、先程のような行動が限界に近かった。

尚、ターナが治癒をかける頃には恵人は駆け出し、そして迷子になっていた____。

【ホテル組 最上層(最下層)】
【ルミナスさん】

「そうか。」

ルミナスさんの言葉に短く返事をすれば、『……人形は何かしらの損傷を受けている。何かしら思い当たる節は?』と要約した言葉に自分なりの答えを出す。

「……残りを正義の組織が、保護している。そして、攻撃している奴らは、この箱に封じ込められたくない奴……古代魔道兵器だったか?まぁそいつらである。という仮説は立てられる。
ただ、それだと何故封じ込めていたのを、今壊し始めたのかという話になるがな。」

そう答えると砂金は愛用の愛用のベレッタを手に持つ。

「悪いが長い遊びに付き合う気は無い。さっさと済ませるぞ。」

どうやら鬼ごっこはお気に召さないらしい。淡々と任務に向かう姿はいっそ清々しいだろうか?同時に、砂金は今まで治っていたこのホテルが壊れ始めていることに違和感を感じていた。
だからこその、前進。見えない相手はルミナスさんが相手するなら自分は道を開くだけだと、歩きだし、些細な傷や感覚から【下】へ向かっていた。

____はて、そこで聞こえたターナの声に足を止めたが。
砂金はルミナスさんを見れば、「壊さず行く。」とだけ答えた。


☆ベリアル(教祖)の指示により、まだ護衛として建物で待機している【行軍者】と【幻】による【断罪の翼破壊行為】が始まりました。
どう動くかは、皆様次第です。

  • No.944 by 東野 桜  2022-04-11 06:33:19 ID:0ee18fced

>千秋さん達 ホテルにいる皆様
「うざい」と黒い物体を追いながらぼやき「力を力を得たい、だから邪魔をするな」と膨大な闇の力を放ち「もう少し、もう少しで手に入る」と上がってきた階段に召喚した配下たちで埋めつつ「共闘、無理みたいだな、目の前に私の野望が叶う物があるから」と手を伸ばす

  • No.945 by 黄泉  2022-04-11 11:02:01 

    >大海原疾風さん、継接縫姫さん 

魔力を流し込まれてから身体を両腕で包み、脱力感に項垂れる継接縫姫。
苦痛に、はたまた恐怖に狂う様に叫ぶその姿は美しさとは遠く掛け離れた姿だった。

そして最後に仮面を外された彼女が見せたのは……
憎しみと嫉妬と恐怖に震えた目であった。

(【所詮汝も余が幾度となく葬ってきた有象無象の輩となんら変わらなかったか。】)

何処か憐れむ様な儚い視線を散りゆく彼女に向けながら継接縫姫は完全に消滅する。
そこに残ったのは砂鉄の山だけだった。

【『最凶の禁忌』……か。冥土の土産にその魂に刻み付けておくといい。『黄泉』。それが余の名だ。】

既に砂となり朽ち果てた残骸を微かに弔うかの様に砂鉄の山に対して黄泉は小さく呟いた。
尤もその声は既に消えてしまった相手には届いていないだろうが。

と、そんなシリアスを打ち壊したのはつい先程まで死にかけていたのにもう普段の調子で流暢に話しながらこちらの肩をポフポフと叩く疾風であった。

【回復するなりいつもの調子か。随分と我儘なお嬢様も居たものだ。】

ヤレヤレ、と内心で小さな溜息をつきながらも心のどこかで満更でもなさそうに疾風を抱え疾風が指差す眼前の上り階段を上り始める黄泉。
その足取りはどこか軽やかに見えたのは気のせいではないだろう。
何故なら……悪くない、と言わんばかりに黄泉は瞼を閉じながらも軽い笑みを浮かべているのだから。

  • No.946 by ディーリス・グロイツェン  2022-04-11 19:16:55 

>943
>ターナさん・抑圧さん ホテルの皆さん

ディーリス:
庇護なら任せて。護る役割は騎士として当然の務めにして本懐だ。……それで、包帯―――という呼び方は良くないな。『抑圧』で良いのか?分かたれたというキミ達の破片は何処にいる?やはりホテルの別階層か?

(自身が立ち回るべき役割を把握したディーリスは、ある程度話が効ける状態にはなったという抑圧さんに直接尋ねてみた。その際、いつまでも顔を隠したままだと失礼に当たると判断したのか、目元から上を覆うナイトバイザーを"カチャリ"と音を立てて外す。抑圧さんを見上げる黄金色の瞳の奥には、相手を必ず護り通し、その悲願を絶対に叶えてみせるという意思があった。)

  • No.947 by エス・ルミナス  2022-04-11 21:14:23 

>943 砂金さん ターナさん ディーリスさん デネブさん 大狹さん 抑圧さん

「なるほど……なるほどなるほど!!

……フフフハハハハ!!良いですねぇ!
この悪魔とも言われたワタクシが他の方々と「協力」することになるとは!
これがどうして…なかなか悪いものではありませぬなぁ!

良いでしょう!答えましょう!抑圧する者も!裁く者も!!仕舞う者も!!!
全て救うためにこの悪魔の力を使いましょうぞ!」

砂金さんからすれば相も変わらず元気な様子だろう。
しかしルミナスの中で砂金さんの行動によって芽生えた要素があったのだ…
すなわち【誰かを助ける】という心と【己には無益な行動でも誰かのために行う】という心意気だった。
例えそれが歪に見えたとしてもルミナスは純粋にそう思ったのだ。

その結果ルミナスは己の利益や幸福感を得ると言う目的を一切捨て去り、砂金さんとターナさんの言葉に従うことを選んだのだ。

とても声の大きい高笑いがホテルに響く、ルミナスの宣言は届かないかもしれないがその笑い声は届くかもしれない。

しかし声が届かなくても問題ない、行動で示せば良いのだ。

宣言を終えたルミナスはすぐさま建物全体へ放った魔力に操作を加え始めた。
それは薄らと色を持ち漂っていただけのものが動き始めたのだ、窓や建物に空いた穴などがすぐさま血のように真っ赤な物体によって埋め尽くされ外からの視認はかなり難しくなる、それと同時に結界の役割も含ませた。

そして結界の役割を果たしていない魔力が別の役割を果たす。

それはターナさんの周りに無数の真っ赤な球体と一つの緑の球体が出現、浮遊する。
しかし攻撃などをする素振りも見せず一つ、また一つと蒸発するように霧散していく。
それは魔に関わるものならわかるであろうルミナスの制御を外れた純粋な魔力である…つまり補給用だ。

そして緑の球体は弾けるようにして炸裂するとターナさんと抑圧さんを余裕を持って包み込むように半透明の壁を展開した。


最後に恵人さんの視界にはなにか誘導するように階段へ伸びるものとターナさんの元へ伸びる2つの線が見えるようになるだろう。


初めて己の損得を考えず、誰かの為に力を振るうルミナスの顔には狂気的とは言えない普通の笑顔が浮かんでいた、それと同時にヒビのようなものも。

  • No.948 by 東野 桜  2022-04-11 22:20:46 ID:0ee18fced

>ホテルにいる皆様
「もうすぐ、もうすぐ私の宿願が叶う、全てを我がものにするという念願が」と上に上にと飛び上がり追いかける

  • No.949 by もちもち  2022-04-11 23:13:42 

>ホテルの皆様 桜さんたち ???さん

【千秋暁廻】
「ハハハッ!!すげぇな!『投げて』来やがった!!こういう大物は俺の仕....っと、その必要はねぇみてぇだな。」

ホテルの壁やガラスを突き破り入ってきた巨大なミサイルを見て楽しそうに豪快な笑いを飛ばして、なぜか「投げてきた」と理解して飛ばし返そうと構えを取るが、何を見たのかその構えを解いて周りの男たちを次々に薙ぎ倒していき。

【千秋一慶】
「.....。」

『ミサイル』....人が作り出した大量破壊兵器の代表のような存在。その破壊力は誰でも容易に想像のつく大きさ、見た目
爆発すれば...この混沌とした戦場にさらなる混沌と被害をもたらすだろう物。

轟音が響き渡り全てを焼き尽くす炎と爆風が吹き荒れる.....と思った瞬間である

―――――『三刀流、辰巻【狂乱修羅】』―――――

――――― 刹那、ミサイルが炸裂したとほぼ同時、これからホテル全体を焼き尽くし吹き飛ばすような爆風と炎、そして瓦礫に破片を全て巻き込み纏まり、正に『天災の如き斬撃の竜巻』が巻き起こり天井を突き破り、天高く登り、淡く青い無限に続く天蓋の一端を焼き尽くし瓦礫を撒き散らす、だが不思議なことに撒き散らされた瓦礫は周囲の人々や物に被害は一切出さず収まっていく。

....恐らく遊園地から攻撃したであろう人物にも、ホテルの他の階にもいる人たちにも見て、聞こえるような大技を放った男、一慶は何事もなかったかのように三本の刀を収めこれからどうするかを考え始める。

「どうする....ここにこのまま留まってもいいが...場所的には遊園地か、アレを投げるたぁ中々歯応えがありそうだ。」

  • No.950 by 東野 桜  2022-04-12 19:19:18 ID:0ee18fced

>ホテルにいる皆様
「外におもしれえやつがいるんだな」と結界を作った後、ホテル中にどす黒い魔力を爆発させる

  • No.951 by 多キャラの龍さん  2022-04-16 10:07:29 

>945 >黄泉さん

時間は短く、長い階段を黄泉さんは疾風を抱えて登っていく。外から見た景色と合わない様な、合うような。曖昧な階段を登り切れば、硝煙の香りと「戦争」、或いは「信念の研ぎ澄まし」。張り詰めた空気が石の支柱が生える部屋を満たす。
不器用な位に真っ直ぐ正面に立つ男は白い軍服に白い帽子を深く被り、64式を1本と腰に日本刀を刺して待機していた。

「すみません、幻殿。予定よりも早く来られました。指示された方は幻殿にお任せします。」

少し大人びた、青年と大人の間を渡る曖昧な男の声が静かに呟けば、チチっと黒い液体を零す小鳥が窓のない穴の空いた場所から飛び立つ。

ゆっくり面を上げた男の顔ははっきり見えないが、その強い意志を持った赤混じりの黒い瞳が2人を貫き、ぬるい風が長いマフラーをたなびかせる。

「____自分は人を抱えている人物を襲う事はしません。もし、特に意思のないのであればお引取りを。無闇な争いは好みませんゆえ。」

その発言に疾風が笑う。

「えぇ~?でもねぇ?ほら、ボクにとってというか組織にとって?君達メーワクなんだよねっ。あ、ボクは戦えないよ?非戦闘員ってやつダネ!戦えるのはこっち(黄泉さん)だけど、君、死んじゃうよ?」

その発言に迷いなく男は答える。

「戦場で死ぬのは軍人として出た者の末路ですから。抱えられているお嬢様は、階段より五歩下へ降りてください。避けられない戦いならば、この身をもって挑むまで。」

足を揃え、胸に銃を掲げた男は名乗る。

「※※※帝国陸軍所属、近衛田。____上層部の指示によりこれより先には進ませません。」

近衛の発言に、疾風は顔を珍しく顰める。
その筈だ。何せ※※※帝国と言えば既に滅んだ国。そして、近衛田という人間は____反逆罪として処刑された、※※※帝国軍の一般兵でありながら「不死の兵」等と付けられた、実力者なのだ。それが、何故、今。いるのか。
謎は深まるだろうか?疾風は分かっているのだろうか。どちらにせよ疾風は小さく「面倒だね。」と呟いた。

【護衛2回戦 行軍者VS黄泉さん(疾風) 接敵】


>944~950 >千秋さん御一行、桜さん御一行、ディーリスさん、ルミナスさん

【ホテル組 最下層(最上層) 】
【千秋さん御一行】

楽しそうに笑う暁廻さんに対し、冷静にかつ、威力としては最も最小限の被害で一慶さんの技は兵器の火力を火柱にあげる。天井に大きく穴が開けば、ホテルにいる全員に聞こえる程の、耳が破れそうなノイズの悲鳴が上がる。最小限とはいえ、もしかしたら脳に語り掛けた女の声の言う通り「この建築物」の悲鳴なのかもしれない。
その最中、ぐるりと外を飛んでいた鴉のような何かは遊園地へと1度飛び去り、消える。が、羽音が徐々に聞こえ始める。
音の方を見れば大量の黒く、成人女性の掌ほどの大きさの雀蜂の大軍が、黒い渦、或いは雲となって押し寄せてくるのが見えるだろう。
それは強い魔力を保持した、「ただの蜂」では無いことも。

【ホテル組 最下層付近(中層)】
【ディーリスさん、桜さん、ルミナスさん】

「おい、あんた顔にヒビが……。」

笑い、魔力をふんだんに使うルミナスさんの異常に気づき、止めようとする砂金は咄嗟にルミナスさんを抱え飛び避ける。丁度桜さんが闇を放ち、空間を染め上げルミナスさんと対立していく中たどり着いた中層部。ルミナスさんと砂金が居た場所には傷こそないがしなる鞭がパシンッと音を立てる。

「……【銀の弾丸(シルバーブレッド)】……!何故貴方の様な残忍な男が此処に居るのかしら。今すぐ呼吸を止めて立ち去りなさい。もうひとりが持つ天使を解放して。」

「断る。俺達はこいつを止めに来た。こいつも体を張ってる。引く訳には行かん。」

「殺人鬼の発言を許す私じゃないわよ。」

ルミナスさんをそっと下ろし砂金は拳銃をターナに構え、ターナは鞭をピンッと伸ばす。ふわり、と浮かぶルミナスさんの魔力がターナの周りを飛ぶが、桜さんの黒い魔力とルミナスさんの赤い魔力、そして抑圧の魔力がぐちゃぐちゃにされたこの空間では誰が誰の魔力かの判断がつかない状態でもある。

「……そこの貴方。話が通じるなら、その箱を此方に渡して頂戴。それは悪用される訳には行かないの。例えば……今力を求めてるこの魔力にもっ!!」

そういった途端ターナは跳躍し首のリボンを引き解けば瞬時に弓となり、糸をきしませて矢を登ってきた桜さんに放った。
砂金はターナを狙い打とうとしたが、桜さんを見る。
「中央の女……様子が変だな。」と口走れば撃つ前に先ず周りを見渡して、フロントにディーリスさんと隠れている「抑圧」を目視で探していた。

そして、乱戦になりつつあるホテルの中で、ディーリスさんに声をかけられた「抑圧」は嗚咽を零し、ディーリスさんの質問にゆっくり答える。

『いる、すぐそこに、おで、おで達が……。』
指さす先を覗けば砂金とルミナスさんが見えるだろう。感がよければ、ルミナスさんの方であるとも分かるかもしれない。

『嗚呼、欲の力、抑え込む。おで、閉じ込める。大狹が、くる。』

「抑圧」がそれを唱えた時、階段から「killkilukiru……」と音を鳴らして、ルミナスさんを追いかけた姿の見えぬ【大狹】が、この場にいる全員の魔力を断ち切らんと鋏を鳴らしていた。

誰がその天秤を手にするのか、今、賽は投げられる。

(ここからのRPはあまり過干渉しないようにします。果たしてだれが手にするのか。)


☆ベリアル(教祖)の指示により、まだ護衛として建物で待機している【幻】による【断罪の翼破壊行為】が始まりました。
どう動くかは、皆様次第です。

  • No.952 by エス・ルミナス  2022-04-16 11:01:42 

>951 砂金さん ターナさん ディーリスさん 桜さん 抑圧さん 大狹さん

「………否、貴女は信用なりませぬ…ワタクシは貴方を知らぬゆえ…
なればワタクシはこれを渡す訳には行きませぬ、コレを人間に渡す訳には行きませぬ!
結果なぞ知らぬ、ワタクシは揃えなければならないのです…それが今の役割でありますゆえ誰にも渡しませぬ。

さぁ、ひとつになるのでしょう?
出てきてくだされ…抑圧殿、箱は此処にありまする、大狹も来て下さりましたよ…」

ルミナスはターナさんの言葉に対しておもむろに己の身体に箱をねじ込んだ。
ミチミチと音を立てながらルミナスの胸の中に箱は消えた、つまり渡す気はサラサラないということだ。

確かにターナさんの言葉は正しい、しかし正義と悪の認識はあれど「どちらが信用出来、どちらが正しい」という認識はルミナスには無かったのだ。
よって悪用される訳には行かないという言葉を受け取ったルミナスはそのまま言葉を返したのだ。
まるで興味を持たぬように視線を外し部屋の真ん中まで浮遊したルミナスは両手を広げて抑圧さんへ声をかけた。


「今、貴方達が求めた瞬間でございまする。
建物は既に持ちませぬ、周りには邪魔者となり得るものが存在しております…箱はここにありまする、出て来てくだされ。」

  • No.953 by 東野 桜/西川 みつる  2022-04-16 20:11:40 ID:0ee18fced

>951 ホテルにいる皆様
「その箱が、私の求める力を得れるやつか」と狂気に支配された様子でじりじりと距離をつめて「さぁ、あの箱を奪い取れ」とどす黒い力に支配された配下たちを召喚して奪い取らせようと動かしているとみつるが飛び出し「ボス、正気にお戻りください、あれは破滅の代物です」としがみつき目を覚まさせようと問いかけ続け「それを早く封印などしてください、ボスは抑えておきますから」としっかりとつかみ「離せあれで願いが叶う」と暴れる桜を抑え込む

  • No.954 by ディーリス・グロイツェン  2022-04-17 08:50:43 

>951
>ホテルの皆さん(中層)

ディーリス:
…アレがキミの分かたれた半身…見たままの箱みたいだけど…少し状況が面倒な事になってきたな。
…けど、アレを保持してる連中…箱を持ってるヤツは分からないけど、もう片方の風貌は手配書で見た事がある。四月朔日 砂金…つまり彼らは悪側だ。ターナさん程でないにせよ、彼らと同じように僕も信用する事は出来ない。

あの箱を欲しがっている連中の方は分からないな……いずれにしても、信用に値できないのはこの場にいる全員、誰もがそうだろう。

(フロントの壁の陰に抑圧さんを隠しながら、フロント内で混み入り始めた現状を確認し始めるディーリス。庇護対象の望みを優先するのは、騎士として何より重要な事だ。しかし困った事に、抑圧さんが分かたれたという箱は悪側が保有しており、更にはその箱も不気味な魔力と共に人体へと取り込まれた。おまけに箱を執拗に求める人物まで現れ、ひとまず抑え込まれてはいるようだが……こうした不信極まりない状況下において、ディーリスはおいそれと抑圧さんを差し出す気にはなれなかった。
ふと、顎に手を当てて思案していると、鋏を鳴らす音が耳に入ってくる。)

ディーリス:
……大鋏まで来たか。ますます混沌と化してきたな。

  • No.955 by 黄泉  2022-04-17 21:32:59 

     >近衛田さん、大海原疾風さん

階段を登りきった先の部屋。
石の支柱が生える部屋を満たすのは硝煙の香りと「戦争」、信念の研ぎ澄まし、そんな類のシロモノである。

そんな異質とも言える部屋で黄泉と疾風を待ち構えていたのは白い軍服に白い帽子を深く被り、首に長いマフラーが特徴の64式を1本と腰に日本刀を刺して待機していた一人の男。

佇まい、その格好からひと目見ただけでも軍人とわかる雰囲気は独特であり、ある意味で魔法とは対極に位置するかも知れない。

「____自分は人を抱えている人物を襲う事はしません。もし、特に意思のないのであればお引取りを。無闇な争いは好みませんゆえ。」

「えぇ~?でもねぇ?ほら、ボクにとってというか組織にとって?君達メーワクなんだよねっ。あ、ボクは戦えないよ?非戦闘員ってやつダネ!戦えるのはこっち(黄泉さん)だけど、君、死んじゃうよ?」

「戦場で死ぬのは軍人として出た者の末路ですから。抱えられているお嬢様は、階段より五歩下へ降りてください。避けられない戦いならば、この身をもって挑むまで。※※※帝国陸軍所属、近衛田。____上層部の指示によりこれより先には進ませません。」

疾風と相手のやりとりの中、明かされる相手の名前。
近衛 田。
その名前を聞いた時、黄泉は以前聞いたことのある名前に思考の記憶を懸命に辿っていた。
そう、その名前は今回の騒動が話題となる直前に烏丸桐恵が研究所にて何やら調べていた際に机に並べられていた幾つかの人物のプロフィールに存在していたのだ。

自身が持つ異能の力を恐れられたが故に反逆者として銃殺されかける、という過去を持つ軍人。
異能故に周囲から恐れられた存在。
それは黄泉と図らずも似通ったモノがあり、そのプロフィールを見た瞬間から黄泉自身もどこかシンパシーを感じ取っていた。

だからこそ確信出来る。

目の前の男はベリアルという悪魔に唆され、利用されているだけに過ぎないという事に。

【少し下っていろ疾風。あれだけの覚悟を示した兵には敬意を持って当たらなければ無礼であろう?】

近衛の覚悟を感じた黄泉は抱えていた疾風を下ろし深呼吸をすると重心を落とし両膝を曲げ片膝は地につくほどに。
自身の顔を前方に位置する両の拳で挟み込む様に拳を構える。

上下の民族衣装がその構えを妙に映え有る姿にしており、その構えを取る黄泉の姿は彼をよく知る者であっても滅多に見ない程だ。

その構えの武術は現在のインドネシアにて1000年以上の歴史を持つ民族武術とも云われている。
当初は王家の秘伝として王族のみが学ぶ事を許されていたが時代の流れと共に民間にも次第に広く普及していく。

当時のヨーロッパの侵略に対抗する為にジャングルファイトとして発展していき、占領下では舞踏の中に巧妙に隠蔽されながら伝承された古い歴史を持つ武術である。

【近衛田よ。先に堂々と名を明かしたその気概に敬意を評し此方も名を明かすとしよう。余は黄泉。古より魔の覇権を牛耳った付喪神。余を知る古き知人には闘神と称されておるがな。近衛田よ。武を示す前に汝に問う。汝は何の為にその力を振るう?】

対峙している者からすればまるで異型の怪物に鋭い眼光で睨まれているかの様な圧倒的プレッシャーを放たれているかの如く威圧感。
それを醸しながらも黄泉はあくまで冷静に近衛に対して構えながら質問を投げ掛けた。

  • No.956 by 東野 桜/西川 みつる  2022-04-18 13:47:07 ID:0ee18fced

>ホテルにいる皆様
「元の目的を思い出したよ」とニコリとして「元は他の事興味なかったはずだった、近衛田って男を連れ帰る事だった」とホテル全体の館内放送盤を見て「我々では手が出せないってのが分かってる、だからこうする」と館内放送で「中央の東野だけど、近衛田って男を私のとこに連れてきてくれたら5億は出すは、もちろん必要経費全て出す、それ以上欲しければ彼を連れてきてくれるなら交渉に乗るは、彼は手強いはうちでは手が出なかったからね、どこかに雇われてるみたいだから戦うことになるだろうけど、連れてきて」と言う

  • No.957 by 東野 桜/西川 みつる  2022-04-19 19:48:01 ID:0ee18fced

>ホテル、遊園地にいる皆様
ホテルに流した事を遊園地にも流したあと、両方の放送を開き「言い忘れるとこだったけど前金として200億入のジュラルミンケースを遊園地とホテルそれぞれに10個ずつ隠してきたから、欲しい人は探してくれ」と通信と館内放送を切って1階に行く

  • No.958 by 多キャラの龍さん  2022-04-25 16:38:12 

>ホテルサイド

ルミナスさんの体に箱が入るのを見る砂金は、悪気はなかった。

「流石にそれは気持ち悪いな。」

そう言いつつも砂金は恐らく、この場の誰よりも早くターナが繰り出すしなる鞭を銃で逸らす。何故なら、ターナが鞭を使い、距離を保ちつつも襲うのは攻撃ではなく、「魔力を付属させた鞭」でルミナスさんから断罪の翼、その箱を回収しようとしていたからだ。

「あなたの言う事も分かるわ。お互い信頼はできないでしょうね?でも、あなたの隣にいる男は____残忍で、酷く、人の心もない殺人鬼よっ。殺す事に意味も考えない、そんな男.......っ!.......道具のようにしか動かない、その男の言葉は悪の組織の行動と同じ事よ。それを使って何かするかもしれないなら、止めるのは同然でしょう?」

ターナは年下のように可愛がっている親友の魘される姿を、泣く姿を、苦しむ姿を歯で噛み締め、ルミナスさんにあくまでも冷静に問いかける。

「私達も____争っている時間はないの。誰かの為に、街を守らなければならないのだから。」

そう言い軽いフットワークで壁を蹴り飛び上がればルミナスさんに鞭を放つ。それを防ごうとする砂金の間に、魔力が低いものには見えない____砂金は見えないが、ターナとルミナスの間に、【大狹】が割り込む。

「kill!keel!」

咄嗟に鞭を逸らすターナは天井の電灯に巻き付かせ、ルミナスさんと同じ視線を維持する。

「箱を、渡して頂戴。其れがどれほど恐ろしいものか、あなたは分かってないのでしょう?」

大狹はその間にも2人を斬ろうとするが、砂金は大狹を押さえつける。

「手応えがあった。」

つけた傷の後や風音から位置を判断したのだろう。大狹は抵抗して四肢を動かす。

「.......中央は辞退か。」

頓着する、空気の中、ディーリスさんの服の裾を大きな手がちいさく引く。【抑圧】だった。

「おで、止める。いぐ。おで、来て欲しい。」

床に赤い文字が書き上げられる。

「"We settled here. Let's return. To me. "(私達は今此処に揃いました。帰りましょう、私に。)」

その言葉を皮切りに大狹は音ともいえぬ何かを口にすれば、布のように砂金の拘束から抜け出してルミナスさんの体の中の、箱に素早く入り込む。
同時に、ルミナスさんの魔力をバラバラに分解しようとする【大狹】の力と、判断する為に停止、行動をする【天秤】の力が大きく渦巻いた。

>遊園地 第2の部屋

「人の為。そして私の為です。」

黄泉さんに対する近衛の言葉は短いものだった。

「世界は何時までも混乱し続けます。されど、それを止める為に、安息の日々を手に入れる為に私達は戦います。そして、私は何故今此処で、何故生きているのかは分かりません。ですが頼られるのであれば、私は守ります。
私は、記憶がなくとも、必要とされなくとも。私として、此処に立ち、この身が滅びるまで人々の為の刃を振るい、私を高める。それだけであります。」

終わらない戦争、人々の争い。多くを見てきたが故に、それがエゴだともわかっている。
それでも尚、前に進み、ただ只管に自分の信じる道を行く。
____ただ、もし、わずかでも己を思い出せるのであれば。まずは信じてみるのだと。

そんな近衛の目は強い意思と決意を持っていた。
その目を降ろされた疾風は階段五歩下で「うげぇ。」と嫌悪していた。

  • No.959 by エス・ルミナス  2022-04-25 17:56:40 

>砂金さん ターナさん ディーリスさん 断罪の翼(箱) 大狹 抑圧

「ッ……………………

………分からぬ…我には分からぬのだ…。

我は人の望みを叶えるために生まれた。
我は我を作り出した者の願いを叶える事を望まれた…我の1部となった存在は……
…汝ら正義を名乗る者達へ憎しみを浮かべていた……全員だ、全員汝らを憎んでいた!

なれど…なれど人々は正義を名乗る者達を賞賛していた……その感情に曇りなく…

今汝が残忍、酷く、心の無い殺人鬼と言った…
だが砂金殿は我を助けた……我を捨てず、裏切らず共にここまで助けてくれた…何が違う?

汝らは創造主の望みを叶えようとする我を悪と断じ殺めようとした…砂金は我が悪魔のような存在だと分かっても手を差し伸べてくれた……

何が違うというのだ…!!貴様らと…!砂金が…!
何が悪だ…何が悪い?……結局は一緒ではないか…!

もうなんだっていい…何が正しいかなんてどうでもいい…
この箱がどれほど危険なのかなぞ知らぬ、だが渡す訳には行かぬ。
我は揃える、我が揃える…ただそれだけだ…。
箱を揃え、この箱が望むままに行動する……それならば…それならばこの箱にとっては正しい事となろう…!
……邪魔は…させぬ!我は間違ってない…我は願いを叶える!」


箱がルミナスの体内へ入る…
そして大狹もその体内の箱の中へ入った。

途端にルミナスの魔力が不安定となり大狹の力の影響で全身に亀裂が走った。
浮遊していたルミナスの身体は糸が切れたように地面に落ち倒れ込む…そして身体を起こしたルミナスの表情は今まで見せた歪んだ表情ではなく何処か困惑したような子供を思わせる表情だった。

ターナさんの言う通り砂金さんは殺人を犯したのだろう、命令されるがままに非道な事もしたのだろう。
だがそれはルミナスも同じ事だった。
正義の連中に、そして世界に恨みを持つものが集い、そしてその者達を材料として作り出されたルミナスの思考は、その者達の思考を大きく引き継いでいたのだ。
殺しを悪と認識せず、非道な行いを残虐であると知らずに頭に響く声に従って殺しをしてきた。
ルミナスは純粋に創造主の願いを叶えていた…しかしそれは悪だと言われるものだと今、ハッキリとわかった。
しかし同時に疑問が浮かんだ…ターナさんは砂金さんを悪だと言った…そしてその砂金さんの行動は止めなければならないものだと…正義の存在は言った。
どちらが正しいのか、悪と呼ばれる存在は殺しをする存在だと…なれど正義も殺しをするでは無いか…何が違う?何故悪と呼ばれる存在は許されないのか?

悪と呼ばれる砂金さんは己を助けてくれた、それも何度も。
悪と対照的と言われる正義の存在は己を咎め殺そうとした、悪の存在の行動は止めなければならない、其れが皆のためだと…。


何も分からない…誰を信じればいいのか分からない…。
ルミナスは縋るように箱を揃えることに執着した、それを邪魔するものは排除する。

この箱がそう望むのならばそれが正しいことだと信じた。


まるで半狂乱状態のように…子供が泣き出す寸前のような怒りの表情を浮かべると不安定な魔力を操作し始める。

周囲にはられていた結界は大狹の影響によって甲高い音を響かせながらひび割れ始める。
周囲に漂っていた魔力は一気にルミナスへと戻る、そして首や手首に咲いていた真っ赤な花がその色濃さを増す。

するとその花から無数の真っ赤な蔓のようなものが出現しルミナスの胸部に巻き付く。
そして余った蔓が抑圧を探すようにして地面に着くや否や四方に伸び始めた。

  • No.960 by ディーリス・グロイツェン  2022-04-25 19:00:30 

>ホテルの皆さん

ディーリス:
分かった。キミが望むのであれば、僕はそれを助けよう。キミを護り通し、キミの望みを叶えるのが騎士としての、僕の務めだ。それで、具体的に何をすればいい?"アレ"を殴れと言われれば、僕はその通りにするが。

(抑圧さんに裾を引かれると、ディーリスはその黄金の双眸でまっすぐ抑圧さんを見据え、自分はあくまでも彼(?)を護る騎士であると示す。庇護対象である抑圧さんが望めば、それがどんな事でも叶えるべきだとも。…だが、状況はあまり芳しくはない。箱と大鋏を取り込んだルミナスさんから伸びてくる蔓の動きが目に入り、何か―――抑圧さんを探すような所作が見受けられる。抑圧さんに言われるよりも先に、ディーリスは"ガチャリ"と、左盾先端の砲口を蔓に向けながら、抑圧さんに尋ねていた。)

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