アレク 2020-03-17 21:02:50 |
通報 |
>>サリュウ
…だれ?
(泣き腫らした、黄色いリシア輝石のような瞳を持つ人物。
不安なのか、心配なのか、顔を上げる前からボロボロと両のまなこから涙を零しては、相手の優しい表情に警戒心薄く首を傾げて)
>178 罪罰の魔女
(魔女を見ていれば、いつの間にか歌は止み赤い唇に弧を描いており、その手には槍が握られていて、己を標的と定めたのか緩くそれは持ち上げられてゆく、対峙して今更ながら己には身を守る手段も攻撃する術が少ない事に気付くが、それでも逃げるそぶりは見せずにいて)
…ま、待って!どうして、貴女はこんなことをするの?
(件の魔女の中には人格が崩壊しているものがいる。だがそれでも対話は出来るはずだと、此方に攻撃する意思はないと武器に添えていた手を解き、魔女にどうして人々を助け守っていたのが人々に罪を与える存在になったのか、という意味合いを込め問いかけて)
>青年
紗龍「ん?俺か?俺の名は紗龍だ(そう言葉を放つと、青年の隣に座る)どうしたんだよ、そんなしけた面してさ。何かあったのか?」
>>179 アルトゥールさん
アルトゥール……あなたが!
(確か最初の頃、アレクさんから聞いたワードの一つだったか。あの時は人名か地名かすら察しが付いていなかったが、この空のような人が名乗った事で名前だったことが判明。脳内の絡まりが1つほどけ、目を大きく見開きながら息を呑み)
俺、じゃなくて僕はアスカ。アスカと言います!
(盾を手にし、先をゆくアルトゥールさんの背中を追いかけながら自分の名を告げて。口にする直前、これからお世話になる人にのっけから俺と名乗るは失礼かと一人称を切替え)
>>ルナ
どうして?
ふふ、どうして、どうして? どうして!?
っうふふっ、あははははっはは!!!!!!
(魔女はどうしようもなく壊れている様子で、狂った様に笑いながら、思考をコロコロ変えるかのように攻撃の前兆行動を唐突にやめて、その場でくるりくるりと踊るように舞う。)
…どうして、だったかしら。
(そして、ピタリと動きを止めながらのひと言。ゆっくり考え込むかのように頬に指を添えつつ、もう片方の指が英雄を示して。
槍が、魔女の指の通りに英雄を貫かんと迫り)
>>サリュウ
…サリュ?
…サリュが、名前
(きょとん、と挨拶の言葉を返すような声のトーンで。
それが名前なのだと理解するのに、数拍必要とした様子)
…おれ、魔女なんだ。
(どこかのんびりとした口調で話すものの、声音や内容は深刻なもので、表情は特に…明日世界が終わってしまう人の顔であり)
>185 罪罰の魔女
…ねぇ、こんなことやめましょう?やめるなら、私も貴方もこれ以上傷つくことなんて…。
(対峙している魔女は人格が崩壊している方で、狂ったように笑いその場でくるくると踊るように舞っている魔女に尚も対話を試みようとしたのだがー)
っ、本来の使い方じゃないかもしれないけれど…。
(唐突に魔女は動きをやめ、しばし何かを考えてるような仕草をしつつも己に指を向けたかと思えば、魔女の持っていた槍がそれに応じる様に己へと迫った来たので、咄嗟に懐に忍ばせていたすでに水の術の魔法陣が書かれたお世辞にもいいとは言えない紙を取り出し、もう片方の手で吊り下げされた籠を外すと「流れるせせらぎ、鋭き針となりて我が敵を迎え撃て!」と練習なしの状態で初めての魔術をアレクに教えられた言葉を思い返しながら、発動させると紙は水へと変化し、魔女が放った槍を迎撃するためそれなりの質量で一直線に向かって)
>>アスカ
おっ? 俺もしかして有名人?
(相手の反応に、笑った様な気配を見せつつ、相手が一人称を時と場合で切り替えている事に気付けば)
楽に話しとけよアスカ、いざって時に言葉が出ねェのは困るだろ?
(と、軽く笑いながら…リラックスさせる目的もあるのか、ずっと軽い口調で話している様子で)
+チリン、チリン、と鈴の音が何度か遠くで聞こえる
>青年
紗龍「・・・お前さんが、魔女?でも、他の魔女とは違って人格も壊れてないみたいだし見た感じ普通の好青年じゃないか・・いつかお前さんも壊れてしまう・・のか?」
>>ルナ
止まれない、止まらない!
転がり出した石は砕けるまで止まらない!
私はルビィ! 砕けない!
(魔女の顔が笑う、ぐんにゃりと。顔の半分が泣き、歪んだ…見ていて気分の良くない表情を見せつつ、槍が水に飲まれかけて速度が落ちれば、楽しそうに槍を一度引き抜こうと手招きを槍に向かって行い)
>>サリュウ
……うん、いつか…ううん、もうたぶん壊れてきてる。
おれ、いつ誰を傷つけるかわからなくて怖いのに、いつの間にかこうやって、ヒトのおおいところに来ちゃうんだ
(ぐずぐずと鼻を鳴らしながら、涙を零しながら告白する。
特に周りは彼を拒絶する様子はなく、ただ同情の視線を送っているようで)
>190 罪罰の魔女
…よ、良かった…。
(初めてで不安があったものの、無事に発動出来たことにほっと胸を撫で下ろしたような表情で水と槍の攻防を見ていたが、目論見通り槍は水に飲まれて速度が落ちて、魔女の表情は見ていて気分の良くない表情で楽しそうに笑いながら、槍を引き抜こうと手招きをしたのだがー)
…これ、解除はどうすればいいんだっけ…?
(此方の魔術はどうやって解除してよいのかわからずじまいで、戸惑ったように眉を顰めつつ不安を滲ませた声色で呟くが、水の術は槍が引き抜かれようとしているのをお構いなしに、そのまま突き進もうとしているのだが、己の不安の心を映し出す様に勢いも進路も若干ぶれが生じていて)
>青年
紗龍「(こんな幼気な青年があんな魔女に・・運命ってもんはいつの時代でも苛酷なもんだな)・・怖いよな、いつ皆を傷つけてしまうか分からないから。でも、安心しろ。お前さんの誰も傷つけたくないっていう人を思うその優しさがあれば壊れたとしても正気に戻れるだろうし、もし無理だったとしても俺がお前さんを絶対助けてやるから。(慰めるように、頭を乱暴にでも何処か優しさを感じる力加減で撫でる)」
>>188 アルトゥールさん
それもそうですけど、こんな状況ですし……?
(アルトゥールさんの声につられ、アスカの声のトーンも少し明るい方向へと上がって。きっと相手はこちらを気遣ってくれているのだろうが、状況が状況ゆえに緊張を捨て切れないのもまた事実。口調は固いままに、盾のグリップを握りしめて一生懸命に足を動かすうち、遠くの方でチリン、チリンと小さな金属の音が聞こえた気がして、今のは何だろうかと眉間にシワが刻み込まれ)
>>ルナ
っふふ、迷子? 迷ってるのかしら?
水が消せないの? 止まらないの?
(くすくす、と魔女は嗤い、惑った様子の水の槍を見つめつつ、手をスッと出しながら口を三日月型に歪め)
解除はね、こうするの。
(パチン、と指が鳴らされ音が響けば、その音に吹き飛ばされるように水が飛び散って槍の形を失うだろう。…魔法が使えない事を知りながら、魔法の力で魔術を消す、実に性格の悪い行動)
>>サリュウ
ほんと? ほんとに?
(瞳が輝きを取り戻し、表情に希望が滲む。ぐしゃぐしゃと頭を撫でられる事は、慣れていないのか一瞬頭を守る様な防御姿勢をとるが、その心地の良さに「えへへ」と笑って)
>>アスカ
こんな状況だからさ。
(カラカラと笑いながら、言うが同じく金属音を聞いて足を止めては聞こえた方向を確認しつつ)
リンか…助太刀に行ってくれるか?
(と、まずは相手の眉間に刻まれた皺を見て、安心させる為に味方らしいことを告げながら、助太刀に向かうか一度確認を取り)
>195 罪罰の魔女
…あっ…。
(不安な心を映し出した不安定な水の槍状の物は、相手が指を鳴らせば瞬く間に水が飛び散り、その光景に驚きからぱっちりとした印象を与える目を見開かれ、己と相手の実力差を痛感し、悔し気に下唇を噛み締めて)
…随分と良い性格をしているのね。
(負け犬の遠吠えに取られても仕方がない、だが英雄が使えるのは魔術。魔女が使えるのは魔法。それはどうしようもない事実であり、己が使えないことなど承知の上で魔法を行使した相手に、皮肉を込めた表情と声色で述べて)
>>197 アルトゥールさん
アルトゥールさんのお知り合いの方、なんですね。
(鈴のような音の正体は味方陣営の人物らしい。眉間のシワを解きながら”リン”と聞いて”鈴”と脳内変換し、だからチリリと音がしたのかと一人頷いて。それは同時に、音と名前で連想ゲームができるくらいには余裕が生まれたことの証左でもあり、からりとしたアルトゥールさんの在り方に釣られたと言っても過言ではないだろう)
助太刀って、それはもう……行かなければいけないでしょう。
(今の自分に何ができるか、おそらくほぼ何もないだろうけども、立ち止まらずに進み続けると誓ったばかりである。その決心を噛み締めるように一拍の間を空け、YESと返答して)
トピック検索 |