楼主 2020-03-15 16:18:04 |
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>兄さん
へぇ…なんでこんなに強いにおいがするんですか?…確かに子供には飲めなさそうですね
(大人にならないと飲めない、という言葉に納得したように頷き。少し酒瓶に近づきくん、と匂いを嗅ぐと匂いに鼻を抑えると苦笑いして)
>海松様
ど、土下座は困りますよ…海松様は海松様でいてください。で、でも…え?いいんですか!
(相好を崩して言う相手に少し焦っていい目を細めて柔らかく笑い。頭を撫でられ目を閉じて撫で受けると相手の言葉に顔を上げて)
>紫姉上
それ、思ってなくないですか…あ、ありがとうございます!
(笑顔のまま謝罪の言葉を言う相手にどうせ思っても無いのだろうと思いながら苦笑いで答え。目当てのものを受け取り手にすると深々と頭を下げて)
>姉様
…姉様、また外に出ようとか良からぬこと考えてるんじゃありませんよね?
(円窓から顔をのぞかせ外を眺めている相手にいつものことながら呆れたように声をかけ。隣に腰かけ相手の目をじっと見るようにして)
>父上
あ、父上…!一番上の棚にある簪をとっていただいてもいいでしょうか?
(撫で受けながら相手の声に反応すると一番上の棚にある箱を指さすと困ったように眉を下げ。あ、でも時間は大丈夫何ですか?と窓の外を見て)
>樹姉上
それ、買い替えた方がいいかと思います。見たところ大分使い込んでいるようですし…
(姉様に渡す簪を手にして歩いていると三味線をもって調べている相手を見つけ。辺りは暗く声をかけながら相手に近づき三味線を眺めるようにして)
>紫さん
今日も別嬪さんだね紫さん。……駄目です。あのねぇ、刀なんて見て面白いもんじゃないでしょう。
(しっかりと遊女になっている相手を見ると、感心したように声を上げ。刀が見たいと差し出された両手をペしっとほんの軽く叩き、呆れたように眉を下げ)
>空音ちゃん
ん、もうそんな時間?……ま、お客が入るまで平気でしょう。ほら、空音ちゃんお目当ての簪。綺麗だねぇ
(相手に時間を言われ、自分も窓の外に目をやるが、能天気に返事を寄越すと棚に向かって腕をのばし。簪を手に取れば暫くそれを見つめ)
>樹さん
あれま、それ買い替え時だよ。大事に使ってたからね、もうそろそろガタが来てても可笑しかないさ。
(楽器をいじっている相手に気付くとそっと近寄り。背後からにょきりと顔を出すといきなり提案をし。)
>要さん
いたっ、悪かったよ要さん。ちゃんと稼がせてもらうさ。でも俺は良いと思った人しか口説かないよ、ああもちろん要さんもだ。今日も羽織の似合う色男だね、その笑顔とっても綺麗だよ。
( 小突かれた頭を押さえ大袈裟に喚いて見せ。許してくれとばかりに低姿勢で両手を合わせ、本心からの感想をつらっと並べて )
>夕霧
まあ、やることがないってのは結構辛いもんだしねえ。…あ、そうだそうだ、お客人から夕霧にって、これを預かってたんだ。どうだい、暇潰しにはなるかな?
( 元来活発な花魁は、やはり退屈には不服の様子。座敷にすいと入ったなら、夕霧に惚れ込んだ客人から預かってきた万華鏡を思い出す。袂に入れておいたそれをくるくると回して見せれば、金箔の貼られた深緑の筒をついと差し出して )
>紫
水浸しの美女ってのは怖いねえ。けど、紫が風邪を引かないかどうかが心配だよ。確かに花火も湿気ちゃうだろうし。…着物や小道具を用意するのなら手伝うよ、何がほしい?
( 紫ならきっと凄みのある美女を演じられるだろうけれど、風邪を引かれては心配で胸に穴が開いてしまう。然し楽しそうな様子を見れば、こちらも童心に返ったような愉快な心持ち。幾つか着物を思い浮かべながら、倉庫の方角をちらりと見て )
>樹
おや、樹、精が出るね。やっぱり随一の器量よしに楽器は映えるねえ、閻魔様だって骨抜きだよ。…ん、その三味線がどうかしたかい?
( 開店前の手持ちぶさたに歩き回っていれば、三味線を持つ芸者の姿が目に入る。今日も今日とて美しい芸者が首を傾げているのを見れば、さては何か問題があったかと屈みこみ )
>空音
もちろんだよ、空音ちゃんはしっかりしているからね。…じゃあ、ちょっと対策を考えてみようかね。その一、お大尽さんが夕霧を身請けしたいと駄々を捏ね出したらどうしようか?
( 素直に撫でられている幼子の姿にほんわかとした思いが募る。土下座云々の言葉は然し、ただ笑って誤魔化して。小さな参謀役を依頼したなら、彼女の賢い頭に頼るべく問いかけて )
>要
──ん、何をしていんすかえ。
( 開店前だというのに、未だ寝巻きの白い着流しの姿のまま二階から降りてきた様子。机と睨めっこしている相手に背後から覗き込み話し掛ければ、ちらりと帳簿を見遣り。 )
>紫
嗚呼、紫。夜も更けてしまいんしたのに、主は元気よのう。
( 元気な声音にふと其方へ目を遣ると、海松屋の女郎紫の姿がそこにあり。共感の意を示す言葉にふ、と笑みを漏らしながら相手の明朗さに感嘆し。さりげなく差し出された茶も何とも怪しく、ちらりと見遣っては問い掛け。 )
紫、この茶には何も入ってはいんせんか?
>樹
随分と使い込んだのう、三味線屋にでも見てもらいんすかえ。
( 身なりを整えた状態で二階から降りれば、頭を悩ませている相手の姿が視界に入り。どうやら三味線の調子が頗る悪いらしく、相手の隣までやって来て腰を下ろすとやや眉尻を下げつつ声を掛け。 )
>空音
空音か。お見通しでありんすか、お前さんは賢いねぇ。
( 呆れた様な可愛らしい声音に目を向ければ、そこには己の世話を焼く禿の姿が。隣にある目を流し目で見遣ると、途端けらけらと喉を震わせ笑いを漏らし。生白い手でその小さな頭を撫でてやり。 )
>海松
また粋なものを預かってきんしたなァ、お前さん。そいならちょいと見させてもらいんす。──……わぁ、こりゃ綺麗だねぇ。
( 相手が徐に袂から出したのは確か万華鏡といったか、覗くと美しい模様が乱れる不思議な品物。耳にした事はあるが、実際に見た事はない。静かに黒の双眸を輝かせて差し出されたそれをすいと受け取り、そうっと覗き込んで。予想通りの美麗な乱れ模様に廓言葉も忘れて感嘆の言葉を漏らし。 )
>樹ちゃん
それどっか悪いの? あ、あたしは何もしてないからね! まだ!
(いつもと違う芸者の様子に気づきその手の中の三味線をじっと観察すると、なんとなくいつもと音が違うような。心配げに尋ねるが、その直後に自分の普段の行いを鑑みて慌てて弁明し)
>空音ちゃん
えへ、バレた? でももっと高い台ほしいよね。作ってあげよっか?
(踏み台になりそうなものは無いでもないが、それでも空音の身長では届かない場所が多そうだ。安物を使って怪我をしても困る。などと思考し、それならいっそ自作したらどうかとやや飛躍した結論をして)
>要ちゃん
えー。面白いよ! なかなか触らせてもらえないけど、一度は振ってみたい!
(がっかりと肩を落とし、不満げな声で反論して。話していて気分が乗ってきたようで、ぎこちなく体勢を整えると、どこぞで覚えて来た隙だらけの構えを見せ)
>海松ちゃん
それもそっか……。じゃあ着物、できるだけ古くて、私だって分からないようなの!
(紫にしても大切な仕事仲間も悲しませることは避けたいので、比較的素直に頷いて。事前に例のお大尽に会っていても顔見知りだと分からないように、普段の自分とは雰囲気を作り替えることにし)
>夕霧ちゃん
……えー? なんにもないよ! 強いていえばちょっと茶葉が入っちゃったかな、あははは
(普段から近しい関係である花魁のさすがの指摘に内心焦りつつも、出来る限り平成を装いとぼけた返事をして。自分に用意した塩無しのお茶を一口飲み、じっと相手を観察して)
>父上
そんな能天気で大丈夫ですか…ふふ、そうですよね?姉様が私が好きなのを持ってきて、と言われたので…一回この簪見つけた時に一目ぼれして…きっと姉様似合います
(能天気そうに棚へ手を伸ばす相手に苦笑いで答えて。綺麗、という言葉に少し自慢げに応えると奥にある姉様の部屋へ視線を送ると相手が手にしている簪を同じように見つめ)
>海松様
そうですね…私は姉様を譲れませんし…話をするだけではお客様が引き下がって頂けるとは思いません。お客様が力ずく、というならこちらもそれなりの態度を示さないといけませんね。
(相手の問いかけに答えると暫く黙りぽつりぽつりと答えを出して。姉様レベルの花魁を身請けするというならそれなりの立場だろうと考えつつ答えを出して)
>姉様
姉様の考えてることぐらいすぐに分かりますよ。…でも今日は私も外に出てみたいくらい空気が澄んでいますね
(嬉しそうに撫で受けながら相手の顔を見て笑い。相手と同じように円窓から外を眺めると補足窓を開け声を抑えてにこ、と笑い)
>紫姉上
そうですね…高いものも多いですし…そのたびに他の人の助けを求めるのも忍びないです。…ぇ、出来るんですか?
(目当てのものを握り締めると高く積みあがる棚を見上げつつ頷き、姉上方に迷惑かけたくないですし、と付け足しながら相手の言葉を肯定して。突然の提案に驚くと相手の顔を見つめて)
>海松
ま、ちゃんと稼いでくれるなら良いけどね。……色男にそんなふうに言われても嬉しかないですよ。
(手にした算盤を弄びながら、目を細めながら告げ。褒められると、少しむくれたような表情を浮かべつつ、相手のことを遠回しに褒め。)
>夕霧さん
おや、夕霧さん。なぁに、やることが無くて参ってたのさ。帳簿を捲るくらいしか無くてねぇ。……ところで、もうすぐ開店だよ。支度をしなくていいのかい?
(相手の声に気が付くと、帳面を閉じてくるりと後ろに向き直り。やる事がないと嘆くが、直ぐに相手が準備を何一つしていないことに気が付き。)
>紫さん
駄目です、そんな隙だらけの構えじゃ危ないでしょ。……まあ、振り回されるのは困りますが、見るくらいなら構わないですかね……?
(相手の構えに呆れたような笑みを浮かべつつ、しばらく考え込むと、見るくらいならと相手にちらりと視線を寄越し訊ね)
>夕霧姉さん
おっ姉さんどうしたんだ?もしかして外に出たいのか?だったら俺が連れてってやるよ、俺と一緒なら多分皆も許してくれるぜ
(円窓から顔を覗かせている相手を見る。いつもの外に出たい気持ちがあるのかと思えば声をかけ外に連れて行く事を提案して)
>海松ちゃん
姉さんか、確かに姉さんなら俺に指導をしてもらえそうだけど悪戯されそうで嫌だな
(確かに紫姉さんなら口が回るので口が回らない自分には良き指導者であるが、悪戯されそうなので心配して)
>要の旦那
帳簿付けだと?何か漢数字がたくさんあって嫌だ、難しそうだ
(着物の裾を引かれれば振り返る。開いた帳簿を見れば漢数字がたくさん書いてあり難しいと判断すれば断り)
>紫姉さん
なるほどな、じゃあこっちも本気で!?…くそっ騙しやがったな
(真剣勝負と聞けば手加減はなしと決め本気でやろうと思った矢先、反則じみた手を使われて負けてしまい相手を見て)
>樹姉さん
おう、それ買い替えた方が良いんじゃねぇか?姉さんが大切に使ってるってのは分かるが物にも限界があるからな
(声をかけたあと相手が持っている三味線を指差し、いくら大切に使われていようがどんな物にも限界はあり古そうな三味線を見つめて)
>空音嬢ちゃん
この酒の原料、成分って奴が原因なのかもな。嬢ちゃんが飲むには後15年は早いぞ
(酒瓶の中にある酒の匂いを嗅ぎ原料、成分どちらかだろうと考え、相手が酒を飲める年齢を教えて)
>空音ちゃん
やあ、空音ちゃん( 話しながら近寄る彼女に優しく笑みを浮かべ軽く挨拶をする。「 そうなんだよねえ、こんな音色じゃあお客様には見せられないかな 」彼女の助言に頷いては横に三味線を置いて )少し寂しいね
>要
わっ!、…要か( 背後から急に聞こえてきた声に驚くように肩を揺らし、振り返り視界に捉えた相手を見ては少し安堵。「 長い付き合いでもこうなりゃ、手放すしかないですかねえ 」いつもよりもだいぶ気分が落ちている様子で )
>海松さん
お褒めに預かり光栄です( 相手の褒め言葉はどうにもむず痒くて聞いていられない、相手の声に少し被せるくらい食い気味で御礼を伝える。屈み込んできた相手に、いつもより元気のない表情で手に持つ三味線を相手へ見せ )もう、人前で聴かせる音はでないみたいだ
>夕霧さん
相変わらず、美人だねえ…これはもう引退ですかね、物にも寿命はありますから( 自身の横に腰を下ろす彼女に目を細めながら挨拶がてら一言添え、彼女の言葉を聞いては少し空元気に寿命だと受け入れた様子で。ふと思いついたように三味線を取り、構えて )最後に一曲、聴いてくれますか
>紫さん
まだって言ったら、これからやるよって言うてるようなもんでしょう( いつもは明るい自分が柄にもなく暗くなっている様子に気付き声をかけてくれる彼女だが、どうにもツッコミどころ満載すぎていつものような笑みが戻る。心配された三味線へ手を伸ばし、相手の顔を神妙な面持ちで見つめて )実は、霊が取り憑いてるらしいですわ、音が変なのもそのせいで…
>大治郎
えー、いいじゃないですかー。少しは数字に耐性をお付けなさいな。そうしたらこの店がますます繁盛するよ。
(態とらしく語尾を伸ばしながら、相変わらず相手の裾をクイクイと引っ張りつつ、面白そうに笑い。いきなり真面目な金の話をし始めるも、表情は変わらず)
>空音ちゃん
能天気に構えてる方が良いこともあるよ。空音ちゃんは目利きだねぇ。確かに姉様によく似合いそうだ。……そうだ、空音ちゃんにこれをあげるよ。
(姉様を思って選んだ相手が愛しく感じ、褒めながら、柔らかく目を細め。ふと思い出したように懐に手を入れ、薄青の簪を取り出すと相手に渡し)
>樹さん
うーん、手放したくなきゃ修理もあるが……ちぃっと値が張るからねぇ……そう気を落とさないで、今晩は樹さんの好物を作ってあげるからね
(いつもと違う気落ちした様子の相手に、どうしたものかと思いつつ修理の話を持ち出し。頭を軽く撫ぜると夕飯の話をして)
>夕霧
だろう、なんでも南蛮からの渡りものだそうだよ。舶来品は華やかで良いねえ。…まあ、夕霧には外での乱痴気騒ぎの方が面白いかもしれないけどね。
( 客人からの贈り物は、どうやら退屈気味の花魁さんのお気に召したらしい。無邪気な娘子のように歓声を上げる様子を見て双眸を細める。輝いた瞳に夜桜の咲いた外で佇む想像をしたなら、余計とも言える一言がするりと零れ )
>紫
うんうん、着物ね。分かったよ。…しかし紫が選んだ方が良いんじゃないかい、倉庫に一緒に行かないか?物色しようじゃないか。
( 忌憚無くのおねだりに、にこりと笑って倉庫を指す。素直で良い子な紫はこうした面も相俟っているのか否か、お客人間でも人気の様子。それはそれとしての悪戯好きに頭を悩ませることも多いが、最早玄人の域のそれを少し楽しみにしているのも事実で )
>空音ちゃん
ははは、空音ちゃんはやっぱり賢いなあ。それなりの態度ねえ…、その場は口八丁で丸め込んで、其奴の醜聞でも流すかね。ありがとうね、どれ鼈甲飴をあげよう
( 袂を探れば出てきたのは甘い飴。真剣に考えてくれて、賢すぎる意見を頂戴した御礼にと桜の装飾の紙袋に入れられた砂糖菓子を取り出して )
>要さん
俺は色男か、嬉しいね。まあ要さんの方は嬉しかなくても、要さんが佳人なのは事実なものだから。呆れてる姿も麗しいよ、傾城と言っても良いよ…ところで要さん、本日のお客人はどのくらいかな?
( 婉曲的な称賛は遠慮会釈もなく受け止めて。誉め言葉と言うよりは心情の垂れ流しに近い言葉を本気の口調で並べ。ふと気になった問いは客人関連のもの、一手に任せてしまっている廓事情を気まぐれに聞き )
>大治郎
はは、違いない!先に悪戯の訓練をした方がいいかもね、でなきゃ帯から突然蛙が飛び出してくるかもしれないよ。…ああ、そろそろ中に入るかな。
( 心配事はかなり的を射ていると言えるだろう。何せ悪戯好きは天才的な女郎のことだ、格好の獲物とばかり食いついてくる筈。夜の地面を跳ねた蛙を横目に、灯りの点いた廓内を指差して )
>樹
ははは、樹はいつも可愛い反応をしてくれるね。…むぅ、長年の相方には寿命が来てしまったのかもしれないな。今日は流石に三味線は用意できないから、琴や他の楽器で応対してくれるかな。
( 今日が終わったら一緒に買い付けに行こうか、と柔く微笑む。樹の抱えている三味線を"長年ありがとうね" と軽く撫で。樹の方へ向き直れば、彼女にもまた"大切に使ってくれてありがとう"と目尻を緩ませ )
>要の旦那
俺は用心棒の仕事だけで十分なんだよ、そういう大事な仕事は俺よりも旦那の方が良いと思うけどな
(帳簿を書くよりも自分は用心棒の仕事だけで十分なので断り、もし失敗して海松屋に迷惑でもかけてしまったらとそんな考えを持ち、帳簿を書くという仕事は大事な仕事なので相手にお任せして)
>海松ちゃん
確かに姉さんならやりかねないな…おっもうそん間か、じゃあ俺はいつも通りの仕事に戻るか
(悪戯好きで人を驚かせる事が好きな紫姉さんならやりかねない事は分かるので警戒をしようと心掛けようとしたら仕事の時間が来る。またいつか新しい仕事をしようと決めながらもいつも通りの仕事を始めて)
>紫
ほう、失敗した方をわっちに渡すとは無礼でありんしょう紫。そいじゃあ其方と交換してもよろしんすか?
( 彼女の可愛い悪戯なぞ長い間一緒に寝食を共にした自身にとっては容易く見抜けるもので。飲んでやるのも一興だが、今日は敢えて意地悪く追求してみようと思ったようで。 )
>空音
流石わっちの優秀な禿じゃ。…ほんに今日は澄んでいんすにえ。矢張り室内に居るより外で遊んだ方がわっちゃァ楽しんす。
( 可愛らしく微笑を湛えながら同意を示す彼女にふ、と此方も柔らかい笑みを漏らし、ちらりと天を仰ぎ。次いではあと溜息を吐くと、じっとしていられない性分ゆえの意見をぽつりと零し。 )
>要
暇というのも難儀よのう。…わっちは今日は外に出たい気分でありんす。
( ぺらり捲られた帳簿を一瞥しつつ、核心をついた質問をされ欠伸を一つ。花魁という身分上自由に外出するなぞ許された事ではないが、何と言っても此処は擬似遊郭。今日の気分によって籠の鳥を演じるか演じまいかが決まる様子。 )
>大治郎
ほんにかえ?…外に出たいけんど、この時間帯に出ても遊郭しか開いておりんせん。団子の一つでも食べたいのう。
( 賢明とも言えるその魅力的な提案に、一瞬声を弾ませ双眸を輝かせたものの、はたと思い留まり。畢竟この時間に外に出た所で、やっているのは遊郭ばかりで女の自身が出歩いた所で何も楽しくないだろうと。 )
>樹
なんだい、藪から棒に。…そうさねェ、悲しいけんどおさらばでありんすえ。
( 唐突な賞賛の言葉にふ、と笑顔を零したのも束の間、少し寂しげとも思える表情で寿命と語る相手に此方も眉尻を下げつつこくりと首肯。意外な申し出に一瞬目を瞬かせたものの、直ぐに双眸を細め。 )
勿論。聞かせておくんなんし。
>海松
南蛮…一度は行ってみたいものだねェ。…なッ、酷い男だね!まあ間違っちゃァいないけどさ。
( やはり日本の外の文化や技術は素晴らしい、と内心感動しつつ見たことも無い未踏の土地に思いを馳せ。付け足された余計な一言にすっかり普段の口調で弾かれたように非難するも、直ぐに相好を崩しけたけたと笑いながら肯定し。 )
>大治郎
仕事熱心で感心感心。さて俺も見回りでもしてくるか。たまーにうちの大事な花魁たちの物を狙う輩が不法侵入してくるものだから。…呼んだら駆けつけてくれるだろう?
( 背中を労るようにポンと叩き、自身もまた不届きな輩を排除すべく見回りをすることに決め。最近花魁たちの物を欲しがる客が増えた為に生まれた心配事をひとつ。目の前の男に悪戯げに笑い、頼りにしていると言外に告げ )
>夕霧
南蛮は遠いよ、面白いだろうけど。……いや悪かったね夕霧、お詫びに桜の元にでも出向くかい?この時期は夜店があるようだよ
( やはり外つ国の話は興味を惹くようで、これを選んだ客はなかなかよく夕霧を見ていると舌を巻く。砕けた調子の言葉には大して悪いと思っていなさそうな謝罪、次いでくいと指し示したのは外の様子、ちょうど桜が見頃なものだからと名所を思い浮かべて )
※
ああそうそう、覚書に近いけど、今の状況だよ。地味にまだ廻手さんが空いてるんだよね。
世界 >1
役柄 >2
PF >3
規約 >4
花魁 >34 夕霧様
女郎 >29 紫様
芸者 >33 樹様
禿 >27 空音様
廻手 >募集中
遣手 >72 要様
用心棒 >17 大治郎様
楼主 >3 海松(みる)
>大治郎さん
こいつも寿命だね、しょうがないことなんだけどさ( 相手の言葉に同調するように頷きながらも表情はいつもと打って変わって寂しげで「 自分じゃ捨てられそうにもないから、これあげるよ。壊れてても外見はしっかりしてる、売れるかもよ? 」どう?とばかりに首を傾げながら三味線を相手の方へ押しやり )
>要さん
ま!しょうがないよね、新しいものでも買います( 気を落としていたのも一瞬で、次の瞬間にはいつものような笑みを向け三味線から目を離す。「 本当?じゃあ、あまーいたれがいっぱいかかったつくねが食べたい! 」夕飯の話に食いついて嬉しげに撫で受けては好物を主張して )
>海松さん
うん!わかりました…次のはもっと華美なものにしようかなー( 気落ちしていたものの、寿命と考えればしょうがないものだと割り切り、相手の言葉に頷きいつものような笑顔で返事をする。早速次の三味線について考えながらも、相手が三味線を撫でる姿に小さく笑み )これの処分はお願いしますね
>夕霧さん
こいつの最後は夕霧さんに贈るって決めてたんだ( おさらば、という表現が寂しくもあるが彼女に最後を聴いてもらえるのならば本望だろうと。三味線を構え彼女を見つめては一言添えて。演奏を始めればそれは音が外れたものもあるが、流れるように歌なき曲を奏で、最後の一音と共に弦が弾かれるように切れて演奏が終わる。「 ありがとう 」彼女へか、それとも手に持つ相棒へか、小さく礼を伝えては彼女へ向き直りいつもの笑みを向け )楽しかった!
>夕霧姉さん
そうだな、確かに今の時間帯は遊郭しか開いてねぇな…だったら朝になったら俺と一緒に外に出てみねぇか?姉さんが食べたい団子屋も開いてるぜ
(相手の言う通り今の時間帯は遊郭しか開いておらず頭を悩ませ、朝になれば団子屋が開いてると考えればその事を提案して)
>海松ちゃん
姉さん達の物だと?それは許せねぇなぁ。捕まえて町奉行所に突き出してやるぜ
(最近の心配事を聞くと許されない事なので見回りに対する態度を改め、見つけたら突き出そうと考えれば腕が鳴り)
>樹姉さん
分かった、俺が貰っとくぜ。姉さんが新しい三味線を買ってこの三味線を懐かしくなった時にいつでも見られるようにな
(押しやられた三味線を貰い、姉さんが大事にしていたこの三味線を懐かしむかもしれない。その為にまたいつでもこの三味線を見て笑顔になってほしいと考え)
>樹
はい、任された。…うーんでもこれも樹と共にあった三味線だしねえ…、樹が良ければ革の部分だけを取って簪の装飾にでもするかい?
( 少し陰りのある表情が即座に切り替わったのを見て、やはり芸者なのだと感心。一任された三味線の処遇は処分もなんだかと提案を重ねて )
>大治郎
まあ、まだ被害は無いんだよ。…まだね。町奉行所は今の時間空いてないからねえ…、見つけたら暫くはお仕置き部屋で磔にしておこう。
( 頼もしい用心棒に笑みをこぼしつつ、物騒な発言を口にして。口元に手を当てて首をかしげ、遊郭裏口の木戸を押し開けて )
>海松
ほう、出店!そうでありんすかえ、然らば早う行きんしょう。
( いつか訪れてみたい、という思いは一度胸に仕舞い、次いで予想外の提案に分かりやすく声のトーンを上げ。手にしていた万華鏡を床に置き、煌めかせた瞳と催促する様な言葉からはどうも花より団子といった様子が見受けられ。 )
>樹
──…お見事!ほんに樹の腕前は江戸一でありんす。
( 有難くも切ない言葉に返答はせず、奏でられる演奏を待ち。頓珍漢に外れた音も気にさせない程の流暢な演奏は、矢張り彼女の才能と腕前によるものだろう。最後の一音が空に溶けた後、相手の花笑みに大きく拍手を鳴らし心からの賞賛を。 )
>大治郎
…分かりんした。けんど朝までどう時間を過ごすか、が難しんす。
( 朝を待つ、という妥協案に渋々ながらも相手の厚意を受け取りこくりと首肯。しかしまだ暮四つを半ば過ぎた頃、東雲はまだ遠いだろうと頭を悩ませ。 )
>海松さん
傾城だなんて……口がよく回るねぇ。お客かい?……今日はそこそこってとこだよ。15人くらいだったかな?ちょっと詳しいのは分かんなくて……すまない。
(口達者な相手に呆れたような頷きを返しつつ、突然客のことを訊かれ、うろ覚えの人数を告げ。申し訳なさそうに手を合わせて許してくれというふうに相手を上目遣いで見つめ)
>大治郎
ま、確かに間違ったりしたら困るな……じゃあ、暇だからよ、せめて隣にいてくれるか?
(帳簿を見つめながら相手の言い分も最もだと思い頷くが、裾を掴んだ手は離さないまま、隣の畳を顎で指し示し)
>樹さん
ん、それがいいよ。元気が一番!……つくねねぇ、樹さんは好きだね。よし、飛びっきり美味しくしてあげようね
(相手がいつもの元気を取り戻したのを見ると嬉しそうに笑を零し。注文を聞くと軽く頷き、任せろというように胸をどんと叩くと、軽く噎せて)
>夕霧さん
外に出るのは構わないんだが……仕事をしてくれると金が入って助かるね。美味しい料理も作ってやれるし
(相手の気分で決まることを知っているためか、頼むような調子ではなく、しれっと働いてくれと言外に滲ませ)
>海松ちゃん
まだか、という事はいつかはするんだろ?その物盗りの犯行はよ。磔の刑か、これは確かにきついぜ
(今はまだでもいつかはするはずなので警戒を強め周囲を見る。お仕置き部屋の磔を見ればきつそうな雰囲気を晒していて)
>夕霧姉さん
俺は寝て待つかな、寝ればすぐに朝が来るからな。姉さんが何かしたいって言うなら海松屋にある物であれば用意するぜ
(自分は寝て待つ案を出し、物を用意する事を伝えた後で相手の案を尋ねて)
>要の旦那
分かったよ、俺も帳簿がどうやって記帳されているのか知りたいしな。でも俺は記帳しないぞ、見るだけだからな
(暇な事と帳簿の記帳の仕方が気になり返事を出し、見ているだけど予め答えて)
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