ちよ 2019-04-29 15:48:40 |
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>沙羅>絢羽
暁)ちよ~声聞こえる~。
ちよ)声?
暁)女の子の声、悲しそう。
ちよは耳を澄ました。すると
?)ふぇ~ん。
ちよ)本当だ!行ってみようか。
暁)うん。沙羅姉ちゃん、絢羽姉ちゃん、行ってくるね。
ちよと暁は、鳥居へ向かった。
?)うっ、ひっく。わ~ん
ちよ)大丈夫?
ちよは、提灯を持って、やってきた。
暁)どうしたの?
?)足痛い~。
暁)あ~血が出てる。転んだんだね。しかも服もボロボロじゃん。
?)虐められた、怖い。みんな怖いの。
女の子の手を見るとあざがあった。きっと両親から日常的に虐待を受けていたのだろう。
ちよ)おいで、手当てしてあげるし、素敵なもの着せてあげる。
ちよは女の子を抱き上げた。
ちよ)暁、降りて。危ないから。あと、提灯持って。
暁)は~い。
暁は、ちよから降りると、提灯を持って、迷い込んだ者たちに着物を着せる部屋まで連れて行った。
>ちよ>暁
沙羅)いってらっしゃい……
>絢羽
沙羅)あの、イヤだったら答えなくていいんだけど……絢羽ちゃんって、このお祭りに来る前のこと、覚えてる?
>夜狐>ミナモ>玲奈
いろは)あら、見て!すごく綺麗なチョウチョ!ちよがやったのかしら?黄色くてゆらゆらしててカワイー……ゆらゆら?ってこれ火じゃないのおおおおおおおお!!!!
いろははパニックになり、腕をめちゃくちゃに振り回し持っていたかき氷を地面にばらまいてしまった。
>いろは>玲奈
夜狐)やりすぎたか?いや~ごめんごめん。初対面だから、つい驚かしたくなってね。初めまして。俺は夜狐。狐火を操ることができるんだ。よろしくね。
ちよは女の子を手当てした。
ちよ)よし、手当て終わり。あざも引くし、怪我も後残らないから大丈夫よ。後は服ね。
ちよは、女の子に合う服を選んだ。
ちよ)あなたは肌が白いから、白い着物に、蓮の花が咲いた着物、レモン色の帯にしましょう。下駄は赤い花をの下駄。
ちよは、そう言って、着物を着せていく。
暁)ちよ姉ちゃん、服乾いたよ。
ちよ)あ、ありがとう。
女の子を着せ終わると、自分も着る。
?)綺麗。
ちよ)白くて雪のような女の子。名前は小雪よ。小雪、後ろを向いて、髪を整えてあげる。
小雪)うん。
ちよは小雪の髪を梳かし始めた。
暁)髪長くて綺麗!髪飾りどうしよっかなぁ?あ、これにしよう。
暁は、オレンジ色の髪飾りを見つけた。
ちよ)いい色ね。
ちよは受け取り、小雪の髪の一部を結うと髪飾りで止めた。
ちよ)あとは、前髪を白い髪留めで止めれば、出来た。小雪、可愛いよ。
ちよは、鏡を見せた。
小雪)綺麗、かわいい。お姉ちゃん、ありがとう。
ちよ)私はちよ。あのこは暁。
小雪)よろしくね、ちよお姉ちゃん。暁。
ちよ)ええ、よろしく。
暁)暁だよ、よろしく。
ちよ)さてと、あとは、お面。黒猫のお面をかぶって。
小雪)うん。(被る)
ちよ)それと、慣れるまでの付き添いは、あの子にしましょう。暁と一緒に。
ちよは暁と小雪を連れて、橋の近くへ向かった。案の定、ゆうきは一人だ。
ちよ)ゆうき、ちょっと来て-!
>玲奈>いろは
夜狐)やぁ、玲奈。このお姉さんみたいなお兄さんの名前は?驚かしすぎたらしいね。おじさん、もう一個ちょうだい。
おじさん)気ぃ付けてくれよ。
夜狐)あはは、ごめんごめん。はい、新しいやつ。
>ゆうき
ちよ)ゆうきー、きこえてるー?こっちきてよー。頼みたいことあるの!
暁)ゆうき兄ちゃーん!
>ちよ
ゆうき「………………何だ。」(背後から現れて)
>いろは
ミナモ「可愛がるのは駄目なのかしら?」(寂しそうに見つめ)
(キャラ増やしたい、けど……人外駄目っていうからなぁ…我慢するしかないよな。)
>ゆうき
ちよ)わぁ!びっくりした!あのね、この子の相手をしてほしいの。
ちよは、小雪を見せた。
ちよ)一人を好むのは悪いとは言わないけど、少しはコミュニケーションをとった方がいいよ。そういうわけでこの子の相手をしてあげて。それじゃあ。
暁)俺も一緒にいるし、頑張ろうよ、ゆうき兄ちゃん。俺だけじゃ無理だし。
暁は、ゆうきの手を握り言った。
暁)小雪、この子はゆうきって言うんだ。
小雪)ゆうき、ゆうき...ゆうきお兄ちゃん!
小雪は、笑顔でゆうきにそう言った。
(能力でならOKにします)
>玲奈
夜狐)いろは君かぁ、よろしくね。
夜狐は手を差し出した。
>ミナモ
顔を赤らめながら
いろは)う、いや、駄目かって聞かれると……そんな目で見つめないでちょうだい……だあああもお!好きにしていいわよもお!
>玲奈>夜狐
いろは)玲奈、紹介ありがとね。……ええと、よろしく、夜狐。なんかごめんなさいね、かき氷撒き散らしちゃったのアタシなのに……あと、いろは「君」っていうのはちょっと受け取れないわね。アタシは「オネエさん」だからね!!
>絢羽
沙羅)あ、そうなんだ……で、でもさ、「ここに来る前の自分が存在する」っていうのは、覚えてるんだよね?
>いろは
夜狐)ふ~ん、よくわからないけど、嫌なら、いろはちゃんって呼ぶよ。
夜狐は、そう言った。
>ゆうき
小雪)ゆうきお兄ちゃん、私のこと抱っこして。
暁)してあげなよ、ゆうき兄ちゃん。
小雪は、ゆうきの手を握る。しかし、小雪の手は、まるで氷のように冷たかった。ちよの手も冷たいが、小雪はそれ以上だったのだ。
>ゆうき
小雪は面白がり、反対側の手も触った。
小雪)手を引っ込めても、反対側ひっこめなきゃ、意味ないよ。次は引っ込めさせない。
小雪はそう言うと、冷たい手で、ゆうきの手をぎゅっと握った。妙に力が強い。
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