Sweet Duet

エイラの言うことは、正論ね。
私もその通りだと思うわ……（得意そうにしているエイラの言葉を聞いて薄く微笑んで小さく頷いて賛同して

（輸送機の手はずを整えてもらって
借りた地図を机に広げて）
基地のある街まで、まっすぐ飛んで２時間ってとこダナ
どうせ早く着いても輸送機待ちになるだろうから、途中でネウロイの１匹でもヤッツケたいナ～

そうね……
もうエイラったら……でもネウロイに出会ったら戦う事になるわね……（広げた地図を見つめながらエイラの言動を仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

いずれ決着はつけないとだからナ
後か先かの違いだけなら早い方がイイ
（自信まんまんにニヤリと笑って
地図をたたんでふところにしまって）
じゃあ、そろそろ行くカ
サーニャ

そうね……エイラの言う通りね……（軽く頷いてエイラの意見に賛同して

ええ……行きましょう、エイラ……（小さく頷いてストライカーの置いている倉庫に向かい

来るなら来てミロー
全部、撃ち落としてヤンゾー！
（ストライカーを装着すると、少し気負いぎみに飛び出して）
サーニャは後方の警戒を頼む
前はわたしに任セロ～
（目をらんらんと光らせてネウロイを探しながら基地の方角を目指して飛んで）

解ったわ、エイラ……
でも油断をしたら駄目よ、エイラ……（ストライカーを履くと基地の方に向かって飛ぶとアンテナを出して周りを警戒してエイラに油断をしないように注意をして

分かってる分かっテル
わたしには予知があるからダイジョーブ
サーニャは心配性ダナァ～
（くすくす笑いながら、一応警戒はしつつ調子よく飛び続けて）

エイラ、止まって……前方3百メートル先にネウロイがいるわ……（エイラの手を握り締めて止まると前方にネウロイがいることを伝えて

ウワットット～！
（サーニャに手を引かれて、急ブレーキをかけて）
えっ、どこドコ？
（慌てて辺りをきょろきょろ見回して）

エイラ、あそこよ……（右の方を指差すと魚型のネウロイが小さく見えるけれども徐々に大きくなって行き

（サーニャの指さす方向を、目を細めてじ～～～っと見つめて）
あーッ
いたイタ！

……コホン
も、モチロンとっくに気付いてたゾ
サーニャがいつ気付くかなぁと思って黙ってたンダ
ウン、ほぼ同時だったナ
もしかしたらサーニャのほーが、ほんの一瞬早かったカモ？
（腕を組んで照れくさそうにぶつぶつ呟いて）

そうなの……？（キョトンと首を傾げて
どう戦えそう……？（ロケットランチャーを構えながらエイラの方を向いて戦えるのか質問をしてま

さすが、わたしの最愛のパートナー、サーニャダナ
アハハハ！
（サーニャの背中をばんばん叩いて大笑いして）
当たり前ダ
わたしとサーニャがいればどんな敵にだって負けないゾ
（ニヤリと不敵な笑顔を浮かべて
ぐんぐんこちらに迫ってくるネウロイを睨み付ける）

う、うん、私は、エイラのパートナーだから……（エイラに背中を叩かれると痛そうに少しだけ顔に出して
うん、私もエイラと一緒ならば負けない……（小さく頷いてエイラの言葉に答えて
私が援護射撃をするわ……（ロケットランチャーを構えてネウロイに狙いをつけて援護射撃をする事を伝えて

ヨーシ
援護は頼んだゾ、サーニャ～！
（言うが早いか、一気にスピードをあげてネウロイとの距離を詰めて
錐揉み飛行でビーム攻撃をかわしながら銃撃するけれど、鱗のような装甲板が剥がれるばかりであまりダメージを与えているように思えなくて）
サーニャ、コイツ硬イッ！

解った……エイラ、少しだけ下がって……!!（エイラに援護射撃に気をつける事を伝えるとネウロイに向かってロケットランチャーを放って

ウヒャ～
（サーニャの放ったロケット弾をひょいとかわすと、弾といっしょに突撃して
ほとんど避けられたけれど１発だけ命中して
その剥がれた鱗の下に赤いコアがﾁﾗｯと見えて）
ナイス、サーニャ～ッ
ソコダーッ！
（すき間にねじこむように攻撃するとダメージを負ったのか煙をはいて逃げ出して）
サーニャ
ソッチ、行ったゾ！

解ったわ、エイラ……（こちらに向かってきたネウロイをネウロイを引き付けてから確実にネウロイの核を狙うようにロケットランチャーを連射して

（サーニャのとどめの一撃が吸い込まれるようにネウロイのコアに命中すると、七色に光輝く破片となって粉々に四散して）
やったナ、サーニャ
（ゆっくり近寄って手を合わせると、何度見ても見飽きることのない幻想的な光景に見いって）