Sweet Duet

エイラ、来たわよ……
レスは、どうするの……?

イラッシャイ～
続きから頼むゾ

仕方がないわよ、エイラ……
これを改善させるために私達がいるもの……
早くネウロイを追い出せるように頑張りましょう……
それにこんな食事も好きよ……（食堂に案内されると席に座りテーブルに出された食事を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

クッソ～
ネウロイメ～
わたしのごはんの楽しみまで奪いヤガッテー
ユルセン！
（ネウロイに対する怒りを新たなものにして、ゴゴゴと闘志を燃やして）
ヨシ
サーニャ、アリガタク腹ごしらえさせてもらおうカ

うん、そのいきよ、エイラ……
うん、いただきます……
こんな食事も味が合って美味しい……（小さく頷きエイラの意気込みを応援すると両手を合わせていただきますをすると食事を食べてこんな食事も好きな事を伝えて

（サーニャはお世辞がヘタだ、と思いながら）
イタダキマース
うん、たしかにウマイナ～
（あっという間にたいらげて）
ゴチーサマデシタ

サーニャ
ちょっと外を散歩してミナイカ？
（外を指さして、ニッと笑って）

んっ……ご馳走様…………
うん、散歩したい……（全ての料理を食べ終わると両手を合わせてご馳走様をすると小さく頷き散歩をしたい事を伝えると立ち上がってエイラを見つめ

（出がけに、街の人が
散歩に行くなら街の外れの川辺に行ってみるといい、とランタンを持たせてくれて）
ナニがあんだろナ～
モッタイぶって教えてくれねーんでヤンノ
（並んで歩きながら
灯火管制をしているのか、電気が充分に供給されていないのか
街灯も点いてなく、開いているお店など１軒もない）

うん、でも何があるのか胸がドキドキする……（エイラと一緒に外を歩くと周りを見渡して何が起こるのか楽しみで少しだけ微笑みエイラを見つめ

（今夜は月明かりもなく、満天の星とランタンの灯りで足元を照らしながら歩いて）
サーニャ
暗いから、もっとこっちを歩きナ
（手を握って、そばに引き寄せて）

うん……綺麗ね……（小さく頷きエイラの側に寄せられると少しだけ顔を赤らめてエイラの持っている夜に光ランカンが綺麗でうっすらと微笑みエイラを見つめ

サーニャは星空なんて見飽きるくらい見てるだろーケド、わたしは普段は寝るのが早いカラ
こんなふーに見上げるなんて久しぶりダ
（手をつないで、寄り添いながら空を見上げて）

うん……エイラが隣にいるから普段よりも夜空が綺麗に感じる……（エイラと手を握り締め空を見上げながら歩いて
このまま何も起きなければ良いのにね……（夜空を見上げながら平和が続けば良いと思い

マァ、この星空もサーニャの可愛らしさの前ではかすむけどナ～
（ひとりで照れながらﾎﾞｿｯと呟いて）
ナニも起きない世界にするために、わたしたちは戦うンダ
（サーニャの少し悲しげな横顔をじっと見つめながら、改めてサーニャを守る決意を強くして）

……？エイラ、なんて言ったの……？（不思議そうにきょとんと首を傾げエイラの呟きが聞こえなくて
うん……そうね……その為に私達がいるものね……（小さく頷き平和にするために私達がいると思い

なんでもナイナイ～♪
（斜め上に視線をやりながら、下手くそな口笛を吹いて
音程の外れた歌を歌って）
明日はがんばろーナ、サーニャ

……そろそろ街の外れだと思うンダケド
（きょろきょろ辺りを見回して）
ワ、ワ
サーニャ、見てミロ～！
（少し離れたところに小川が流れていて、その川岸に星空が落ちてきたような無数の儚げな光が明滅しながらふわふわ揺れ浮かんでいて）

そう……（エイラが何か言ったのか気になるけれども深く追求しないで
綺麗……蛍なの……？（川岸に星空が落ちてきたような無数の儚げな光が明滅しながらふわふわ揺れ浮かんでいるのを見て感動したようにじっと見つめ小声で呟いて

アレがホタルってヤツなのカ？
宮藤に聞いたことあるケド
わたしは初めて見たゾ
（呆けたように、その幻想的な光景に見いって
無意識にサーニャの手をきゅっと握りしめて）

私も蛍を始めて見た……
儚くて夢の中に居るみたい……（エイラに手を握りしめられると自分もエイラの手を握り返して発情したようにほんのり顔を赤らめ蛍を見つめた。

夢の中、カ
ホント、そんな感じダナ……
（川面に星空とホタルの光が映りこんで、まるで天の川が地上に下りたようで
ふたり、指を絡め合って手を握り合い
しばらく時の経つのを忘れて光景に見とれて）
エヘヘ
遠くまで来たカイがあったナ
サーニャと見れてよかったゾ
（そっと身を寄せて、寄り添って）