アリスのキャンディルージュ / 非募集

アリスのキャンディルージュ / 非募集

赤の女王  2018-03-04 13:31:36 
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蕩けるようなルージュは解けない魔法、
甘いだけじゃないスパイスも大事。


>ブロンドの髪と色めくメイクのアリスだけが、コスメボックスの鍵を持つ



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  • No.21 by クロエ・ルイス  2018-03-06 23:34:34 



(メイドは、仕事の最中だというのに真剣な表情で問いの答えを考えてくれている。指折り教えてくれる場所はそのどれもが魅力的で、同時に飛び抜けて魅力的なものは無く。そもそも、一人で何かをしようというのが向かないのかもしれない。これなら眠り鼠を迎えに呼んでもらうか、帽子屋の手伝いをした方が良いだろうか。諦め半分でそんなことを考えていると、突然腰へするりと腕が伸びてきた。あちらの世界でクラブに通いつめていた頃には、こんなことは珍しくなかったので、さして動揺することもなく視線を上げて。眠り鼠とはまた違うピンク色の髪。鋭い目は細められ、なんだか胡散臭いけれど嫌いじゃない。「遊園地? そんなお子ちゃまな場所でちゃんとアタシを楽しませられる?」わざとらしい口調で誘われれば、これまで行ってみたくても機会のなかったその場所に甘い響きを感じた。それでも、素直に喜ぶのでは自分らしくない。相手と同じようにニッコリと笑みを浮かべ、腰へ添えられた手に自分のそれを重ねる。「アンタ、メアリアンっていうの? 仕事中なのに邪魔して悪かったわね」長身のピンク髪へ尋ねた後に視線をメイドへ戻すと、空いている方の手を自分の顔の前に立てて謝るようなジェスチャーをして見せ)


  • No.22 by ドードー鳥  2018-03-07 00:12:43 



遊園地は子供だけの物じゃないぞ。なぁに、先ずはアリスの大きな目でそれが子供だましかどうかを確認してみると良い。(我が誇る自慢の遊園地は彼女を唸らせることだろう、そんな自信が有ればこそ余裕綽々と演技染みた言動は続き。真直ぐに伸ばした人差し指をクルリクルリと宙を描きまわしては「ジェットコースターも観覧車も、メリーゴーランドだって有るぞ。乗り物に乗らなくとも散歩をするだけで楽しくなるが、楽しいことが好きならカジノも有る。イケナイことが好きなら二人きりに成れる場所だって――」メイドに対して確りと礼を述べるのを見届ければ指を揺らしつつ園内の説明を簡易的に、最後には気のいい笑みとは裏腹の色を仄めかすように顔を寄せ寄せた彼女の髪へ口付けを行いながら馴れ馴れしくも言葉を続け。"おっといけない、"と思い出したように寄せた顔を戻すと「紹介が遅れたが、俺は遊園地の管理人をしてるドードー鳥だ。宜しくな、蜂蜜色のアリス」キラキラと陽に当たり輝くブロンドの髪を例に取ればエスコートをするように庭園を抜けて、「先の事だが。メイドは皆、メアリアンだ。そういうものだよ」彼女が勘違いをしてはならないと少し遅れた訂正で、其れもまた呼称の一つである事を述べ)

  • No.23 by クロエ・ルイス  2018-03-07 00:44:49 



(相手の口から飛び出すのは憧れの乗り物たちの名前ばかり。ふうん、とさも興味がないように髪の毛先をくるくると指に絡めながら話を聞き。「そういえば、アンタがどこから話を聞いていたか知らないけど、アタシお金がないの。だから、今日は散歩するくらいしか出来ないかしら。……ふふ、こんな色男と二人きりなんて、それこそ幾ら巻き上げられるか分からないわね」ふと気がついた。遊園地というのは乗り物に乗るためにお金が必要なのではないかと。まぁ、相手の言うようにただ散歩するだけでも楽しめるだろう。と考えが行きつけば静かに目を伏せ。続く甘い言葉に瞼を上げると、なるほど眠り鼠が心配していたのはこういうことかしら、と口元を緩める。髪へ口付けを受け、近づいた相手の顎もとへツンと人差し指を当てながら冗談を返すと、続く自己紹介にキョトンと目を丸める。「なんだ、アンタが管理人なの。それじゃあ宣伝もするわけね」鮮やかな色の髪色に、派手な紫のシャツ。そんな相手が仕切る遊園地は、ぼんやりとその形が脳裏に浮かぶようだった。「みんなメアリアン、ね。なんか親近感湧いちゃうわ」どこかで聞いたような説明に自嘲気味な笑みを浮かべると、少しずつ変化していく周りの景色へ視線を漂わせ)


  • No.24 by ドードー鳥  2018-03-07 00:56:06 



金が必要だと誰が言った、_玩具箱の遊園地はアリスのための玩具箱。金など取らんよ(金がないから乗り物には乗れない、なんと寂しい事を言うのか。パチリと大きな動作で瞬きを行って見せた後に訂正をすべく口を挟んで「カジノや占いは別途対価が必要だが、アトラクションに金は不要だ。安心して心行くまで楽しんでくれ」社交辞令の賛辞の言葉に気を良くしつつ調子のいい口調で言葉を続ける、「生憎、金を貰うくらいなら一晩共にしてくれた方が嬉しいものだ」金に対する執着が薄いことを露呈するように下心満載の台詞を吐いてはウインクをひとつ。迷うこともなく当たり前のように道を進み、「みながアリスだからか。__そう拗ねるな、蜂蜜のアリス。ハニーちゃんとでも呼ぼうか」見逃さなかった自嘲の笑みは己に重ねてのことだろう、軽口を叩くように台詞を続ければ「見えてきた、……そこが我が愛しい遊園地だ!」次第に軽やかで楽しげな音楽が聞こえ始め、広々とした入口に指しかかれば舞台の始まり宛らの紹介を)

  • No.25 by クロエ・ルイス  2018-03-07 07:31:37 



なんだ、そうなの。それじゃあ、アンタの遊園地、思いっきり堪能してあげる。(物を買うのにお金が必要かと思えば、遊園地はお金が不要だと言う。こっちの常識はすっかり入り組んでいるようで、慣れるのにはまだ時間が掛かりそうだ。アトラクションに乗れると分かって胸が弾むような気持ちになっているのが気付かれないように、ツンと澄ました顔で口端を上げる。「アンタってよっぽど口が軽いのね。そのうち刺されても知らないわよ」サラリと吐き出される下心を孕んだような言葉は空気のように軽く、はあ と呆れて溜め息を一つ吐いてから、相手の口を塞ぐように片手で両頬を挟み込み。「す、拗ねてないわよ! ただ面白くないだけ! ちゃん付けなんて子供染みたマネしたら、一生口を利かないから!」手を離して再び歩みを進めていれば、とんでもないあだ名を付けられそうになり不愉快そうに眉を寄せ声を上げた。「……でも、個別の呼び方をされるのは嫌いじゃないわ」これまでも、クロエという名前で呼ばれることはあれど、愛称で呼ばれるほど親しい人間は周りに居なかった。ただでさえ皆が同じ名前を持っているこの世界で、自分だと分かる名を持つのは余計に特別扱いされているようで悪い気はしない。顔を逸らして小さな声で付け足すと、耳に入ってきた音楽を聞いて不思議そうに目を数回瞬かせる。「っわお……。これが」実際に間近で見るのは、雑誌やテレビで見るのとはわけが違った。流れる音楽のテンポを肌で感じ、誰でも迎え入れてくれるような広いエントランスは細やかな装飾が可愛らしい。きっと、携帯でも持っていたら何枚も写真を撮っていたに違いない。記録に残せないその景色を記憶に残すべくじっと見つめてから、相手の手をしっかりと握る)さ、アンタご自慢の遊園地、全力で紹介しなさいよ。


  • No.26 by クロエ・ルイス  2018-03-07 10:31:23 



なんだ、そうなの。それじゃあ、アンタの遊園地、思いっきり堪能してあげる。(物を買うのにお金が必要かと思えば、遊園地はお金が不要だと言う。こっちの常識はすっかり入り組んでいるようで、慣れるのにはまだ時間が掛かりそうだ。アトラクションに乗れると分かって胸が弾むような気持ちになっているのが気付かれないように、ツンと澄ました顔で口端を上げる。「アンタってよっぽど口が軽いのね。そのうち刺されても知らないわよ」サラリと吐き出される下心を孕んだような言葉は空気のように軽く、はあ と呆れて溜め息を一つ吐いてから、相手の口を塞ぐように片手で両頬を挟み込み。「す、拗ねてないわよ! ただ面白くないだけ! ちゃん付けなんて子供染みたマネしたら、一生口を利かないから!」手を離して再び歩みを進めていれば、とんでもないあだ名を付けられそうになり不愉快そうに眉を寄せ声を上げた。「……でも、個別の呼び方をされるのは嫌いじゃないわ」これまでも、クロエという名前で呼ばれることはあれど、愛称で呼ばれるほど親しい人間は周りに居なかった。ただでさえ皆が同じ名前を持っているこの世界で、自分だと分かる名を持つのは余計に特別扱いされているようで悪い気はしない。顔を逸らして小さな声で付け足すと、耳に入ってきた音楽を聞いて不思議そうに目を数回瞬かせる。「っわお……。これが」実際に間近で見るのは、雑誌やテレビで見るのとはわけが違った。流れる音楽のテンポを肌で感じ、誰でも迎え入れてくれるような広いエントランスは細やかな装飾が可愛らしい。きっと、携帯でも持っていたら何枚も写真を撮っていたに違いない。記録に残せないその景色を記憶に残すべくじっと見つめてから、相手の手を握ろうと手を伸ばし)さ、アンタご自慢の遊園地、全力で紹介しなさいよ。

(/ほんの僅かな訂正ですが、失礼致します。最後の一文がドードー鳥さんの動きを確定するようなものになってしまったかと思い、少しばかり直させて頂きました。至らない点が多く申し訳ありません……!/蹴り可)


  • No.27 by ドードー鳥  2018-03-07 13:35:16 



__っぷ、(叩いた軽口の様な誘い文句は彼女の行動により閉ざさる得なくなり、頬を押されることで自然と口先が尖るような形の儘固定を受けると、それでも目元には笑みを浮かべたままさして気にすることなく「タイプの女性が目の前にいるのに口説かない手など無いだろう」自由になった口が綴るのは依然変わらぬあわよくばと言う思いが隠された色めいたもので。個別の呼び方は良いが、ちゃん付けはいけない、そんな言葉に企む様に"にま"と笑みを浮かべ「なら、俺のハニーだな。俺の事はダーリンと呼んで構わんぞ」逆手に取るべくそんな風に呼び名を決めればパチンとウインクを行って見せてからははは!と笑い声を纏いつつ付け加えて。伸ばされる手を確りと繋ぐように彼女の華奢な手を己の大きな手で包み、「何か乗りたいものが有るか。__もしないなら、ミラーハウスで二人きりになるのが俺の希望だな」繋いだ手をクイ、と引き寄せれば顎を使い人気のない方向を示し。だが、やり過ぎて嫌われることは頂けない。とばかりに「ウチの遊園地は専属のデザイナーがいてね、色合いは少し斬新だが素敵だろう。」時折目に痛い派手な色合いのアトラクションも存在するが、多くは確りと練られた作りで出来ており、ポップな色味を示せば「季節によっては園内のデザインも変わるんだ」自慢のそれを教えるような喋り方にて説明を行って)

  • No.28 by クロエ・ルイス  2018-03-07 14:37:24 



(たこのように口を尖らせる相手の顔はひどく間が抜けていて、カラカラと笑い声を上げた。「はあ、おっかし。アンタの タイプ ってのは、この世界に一体何人居るんだか」笑いすぎて涙の滲む目尻をそっと指の背で拭ってから、その後の言葉はもう聞き慣れたというように軽く流してしまう。ところが愛称の話になるとギクリと体を硬直させ、信じられないというように顔をしかめる。「アンタって無駄に頭が良いのね! もうちょっと他のことに生かせばいいのに!」いっそ感心するまでの軟派なお気楽さに、それを拒絶する気も失せてしまう。相手が言うような呼び方をするつもりはなかったが、自分が子供っぽい呼ばれ方をしないのならもうそれでいいと半ば諦めるようにそれ以上は何も言わず。「ミラーハウス? ハウスってことは屋内なのね。アンタのオススメって言うならそこに行きましょ」ジェットコースターやメリーゴーラウンドと異なり耳馴染の無い言葉に首を傾げるも、寧ろ見た事の無いそれがどんな物なのか気になる気持ちがふつふつと湧きあがってきた。「うん。一目で気に入ったわ。ぼやっとしている色より、これくらいハッキリしていた方が潔いもの」手を引き寄せられるまま相手の腕に張り付くように体を密着させると、視界を左から右へ移動させて頷く。「それじゃ、季節が変わるたびにその楽しみ方をアンタが紹介しなさいよ」と、相手を見上げるように視線を向けるとにんまりと笑顔を作り)


  • No.29 by ドードー鳥  2018-03-07 15:46:56 



今はハニー、君だけだよ。(気取る様に業とらしく澄まして見せながら、楽しそうに笑う彼女に受けて言葉を送る。無論嘘では無い、目の前にいる人物が広くタイプの色狂いなのだから。呼び名が決まれば親近感がわくと言う物で、ミラーハウスを知ってか知らずか、選んだのは彼女であり強要を押し付けた訳じゃ無い。もちろん、彼女が未だ見ぬ場所に対して興味本位に述べている事は百も承知だが、それには敢えて見ないふりをする。選ばれたその場所へ案内するように、賑やかなアトラクションの陰に隠れてしまいそうな人気の少ないその建物へ足を運び、中は薄暗く全面が鏡として作られているその建物に彼女の事を誘い込んで、繋ぐ手を引いては「薔薇も入り組む迷路の様だが、此処も負けないよ。少し進めば道が入り組みもう戻る事も難しいんだ、」薄暗く、迷路のような鏡張りの道を数分程右に左にと曲がりながら進めば辿り着いたのは行き止まり、ドン、と彼女の肩口を行き止まりの鏡へ押し付ければ逃がさないように片手を彼女の顔横へ付き「庭園みたいに誰かにばれる事も無い。__嗚呼!本当にオススメだよ」一層と色を含んだ眼差しで華奢な彼女の事を見下ろすと繋いでいた手を離してはその手を這わすように彼女の頬に触れさせて、何のためらいも無く顔を寄せれば唇を奪う様に口付を行って)

  • No.30 by クロエ・ルイス  2018-03-07 16:47:32 



はいはい(今は、という言葉がその意味をまざまざと表していた。これ以上ツッコミを入れるのも無駄な時間と思い、わざとらしく数度頷くだけで返し。目的の場所へ向かうあいだ、並ぶアトラクションはどれもが魅力的に映っていた。ミラーハウスへ行った後は、あのぐるぐると回る大きなコーヒーカップに乗ってみたいと言ってみよう。そんなことを考えながら中へ入ると、そこはそれまでの賑やかな遊園地とは違う、どこか不気味な空気さえ漂う空間で。壁一面が鏡になっているせいで、自分とドードー鳥が何人も居るように見える。どれか一つが動き出してもおかしくないくらい。そんなことを考えていると恐ろしくなり、相手にすがるように体を寄せた。「ねぇ、アンタはここが……ッ」こんな場所がオススメの場所なんだろうか。そう問いかけようとして顔を上げた瞬間、自分の体が勢いよく壁面に押し付けられたことで言葉が塞がれた。突然のことに目を白黒させていると、追い打ちをかけるように顔の横へ当てられた手が行く手を阻んだ。「ちょっと、アンタ何考えて……」キ、と強い視線で相手を睨み付け、いよいよ蹴り飛ばしてやろうかと膝を上げかけたところで、唇に感じた熱の正体を認識するのに動きが止まってしまい。数秒そのまま硬直してから、上げた膝で思い切り相手の腹を蹴り上げた。「いい加減に! しなさいよ! 別にこんなことで泣きわめくような初心な女の子でもないけどね、好きじゃない相手とこんなことして喜ぶほど落ちてもない!」口調は強く、全力で相手に言葉の攻撃を与える。それでも目に浮かぶ涙は止まらず、とどめと言わんばかりに離された手で思い切り相手の頬を引っぱたき)


  • No.31 by ドードー鳥  2018-03-07 18:22:05 



(強引に奪った唇は柔かく、近づいた彼女からは女性らしく甘さを含んだような香りがした。なんて、強引にも奪った口付の余韻に浸る間を与えられる事も無く腹部に強い痛みが与えられると色に目が眩んでいたからか、与えられた刺激に背を丸めて反射的に腹部を片手で抑える事になれば痛みに細めた眼で「男と二人きりで此処を選んだんだ、初心な反応も可愛いが暴力に喜ぶ癖は無いな__」気丈にも今にも泣きださん眼は己の事を確りと睨みつけていて、その抵抗がまた欲情を駆り立ててしまえば口を突く言葉は反省を知らず。止めと頬に与えられた痛みも、もしも一時の気の迷いで彼女に不埒を働いたならば効果が有るのかもしれないが、元より不純な動機しか抱えていない己にはさして効果も無く。今し方頬を叩いた彼女の手首を力強く抑えれば背面の鏡に手首ごと押し付け「悪い事はしないさハニー。一緒にイイコトをするだけ――っ痛え!」欲情に浮かれる頭は彼女の事も考えずに手を出す事しか頭にない、瞳に浮かぶ涙が煽るのは罪悪感では無く興奮だと言う始末。抑え込んだまま顔を寄せて、声を上げても人の気配一つと無いこの環境を良い様に使って手を出そうとしたその時に、現れたフラミンゴに背中を力強く蹴り飛ばされれば痛みの声を上げて)

フラミンゴ:(見つけたのは稀なる偶然だった、たまたま作業が片付いて一服をするために窓を開き煙草を吸っていたら、目に痛い程鮮やかなピンクが見えた事で同居人が城から戻ってきたのだと知る。男の隣には在ろう事か女性が一人、それだけならば流していたのかもしれないが、その行先が彼がアリスを連れ込むのに使用するミラーハウスであれば眉間に皺をよせて駈け出した。ミラーハウス自体は迷うことなく進むが、如何せん体力が薄く家であるサーカス小屋から此処に辿り着くまでに時間がかかり、発見した男の後ろ姿を躊躇いなく蹴り付ければ「オイ、アリス。大丈夫かァ――?」何せ手の早い男のこと、間に合っていれば良いと思いながら覗いた彼女は服こそ着ていたが目には涙の膜が張っていて。ぎろり、と睨む様に眼を細めれば「お前は__っ。節操なしも大概にしろっつったろ」男の首根っこを掴めば引き離すように距離を取らせ、今度はバツが悪そうに彼女へ伏せ目がちの目を向け「悪かった、」と謝罪の言葉だけでは収まらないだろうが、堪えきれずにその一言が口を付き)

  • No.32 by クロエ・ルイス  2018-03-07 19:19:06 



(背を丸める姿を見て、さすがに痛かっただろうかと心配したのも束の間。頬を叩いた手まで押し付けられればいよいよ逃げ場が無くなってしまう。叫んだら誰か来るだろうか、なんて甘い考えに効果がないのは、ここまでの道のりを思い返せばすぐに分かること。次また唇を重ねたら噛みついてやる。そんなことを考えてぎゅっと口を閉じていると、突然何かの衝撃を受けたように相手の体が傾いてきた。驚いて顔を上げれば、またまたピンク色の髪をなびかせる痩身の男性が一人立っていた。「アンタ、このバカの知り合い?
アンタが謝ることないわよ。寧ろ感謝してる」他の人間が現れたことで心に余裕ができたのか、溢れそうだった涙はそこで留まった。ドードー鳥の代わりに謝る相手にゆるゆると首を振ってから、助けてくれたことには素直に礼を述べ。「アタシがムカついたのはこの男よ! どーせ他のアリスにもこんなことばっかりしてるんでしょ! アタシはね、みんなと同じ括りにされるのが嫌いなの! それともう一つ。アンタが管理してるって言ってたご自慢の遊園地でこんな馬鹿げたことをするってのが一番ムカつく。これから、アンタのあだ名はバ管理人よ。ニックネームを付けてもらえて喜ぶべきね!」引き離されたドードー鳥に人差し指を突きつけながら、先程まで涙を浮かべていたのはどこへやら。声を荒げて一気に捲し立てると、はあ、と深く息を吐き)


  • No.33 by ドードー鳥  2018-03-07 19:48:38 



__(折角あと一歩と言う所で女性の物では無い力加減の蹴りが背に来れば流石に流せるような軽い痛みでは無く、ずるずる、と身体をしゃがみ込ませれば"いってぇ、"と絞り出すような声色で間違いのない本音の其れを呟いて。、恨めしさが前面に出る目で背後に立っているだろう男を見れば「ミンゴちゃん__せめて力加減をしてくれ。背骨飛び出たかと思ったよ」と先ずは目の前の女性に謝罪を述べる男に文句を一つ二つと恨めしそうに綴り、少しずつ引いて行く背中の痛みに伴ってとてもじゃないが下心を露呈できるような空気でも無くなっている。がっくし、と肩を落とせば"はー"と露骨に残念がる様子で溜息を落とし、己に向けて息継ぎの間すら作らずに捲し立てるその言葉の数々を胸元あたりで降参を示すように手を上げつつ先ずは黙って聞き入れて、「悪かった悪かった、俺が悪かったよ」と宥めるように謝罪の言葉を並べると否定できない言葉の羅列に耳が痛く、加えては付けられたニックネームに笑いを堪える同居人に居た堪れなさを抱いて「今日は手を出さないと約束しよう。明日以降は約束できんがね、」己なりに歩み寄った約束を持ちだして)

フラミンゴ:(何やら恨めしそうにぶつくさと文句を垂れる男に興味も関心も示す事無く、心配するのは女性相手に手を出すなと言っても聞かないその結果の現状に頭を抱えんばかりの心配で。然し、ドードーへ指差し伸べる言葉の羅列を耳にすれば最終的につけられたニックネームが止めだった。反射的に吹き出しそうになる笑いを口角に力を込める事で懸命に堪えては「バ管理人、お前にピッタリなニックネームが貰えて良かったなァ」なんてからかいの言葉を男に送る。その後に己の頬をポリと指先で掻けば、約束をしたと述べるが彼女とドードーと二人きりにして良い物かと心配が頭をよぎる。とは言え、自分が彼女に付き添う事は己のコミュニケーション下手さを考えては出来そうにも無くて。悩みに考えあぐねいて「アリス。俺はお前とドードーを二人にしたくないが、俺がこいつの代わりになるのは正直難しい。」誰相手でもコミュ障が出てしまうのだから、相手が年頃の女性なら尚のこと。隠す事無く視線は地面を這いながら今後の事を話しだし、「遊園地で遊びてぇなら、これじゃない奴と来た方が良いと思う。__帰りに城からの人間を頼むから、それまでウチくるかァ」己が共にいる空間なら節操なしも手を出す事は無いだろう、そう踏んで己に今浮かぶ最善を提案して見せて)

  • No.34 by クロエ・ルイス  2018-03-07 23:58:27 



(すっかりしゃがみ込んで痛みに耐える様子の相手と視線を合わせるべく、同じようにしゃがみ込んで膝に頬杖を突き。大丈夫か、と心配する言葉を掛ける気もないが、こうなったのは自分の甘さにも責任があるのだ。「眠り鼠が言ってたのはこういうわけね」ぽつり、とあの優しい鼠の顔を思い返しながら呟くと、ドードー鳥の背中をぽんぽんと二三度軽く叩いてから立ち上がり。懲りない様子の相手の言葉に べ、 と舌を出して拒絶を見せてから、助けてくれたもう一人の方を振り返る。「んー、そうね。それは魅力的な話だけど、今日は一旦城に戻るわ。今度ゆっくり見せてよ、アンタの部屋も」ドードー鳥とは違い控えめな相手の提案はとても嬉しかったけれど、いかんせん先程の出来事ですっかり気力をすり減らしてしまった。きっと素敵な家なんだろう。だからこそ、こんな気持ちじゃない時に行きたいと思う。「バ管理人。アンタはかなりのバカだけど、この遊園地は結構気に入ったわ。歩いてるだけでも楽しいって、本当だった」再びドードー鳥の方を振り返ると、に、と目を細めて、ミラーハウスへ来るまでに見た景色の感想を述べる。「それじゃ、誰かに刺されないように、ほどほどにしておきなさいよね」そのまま元来た道をたどって城へ戻るべく方向転換をし、ヒラリと手を振り歩き始め)


(/お世話になっております、背後から失礼致します。今回は、かなり暴力的な表現になってしまって申し訳ありませんでした。背後的にはドキドキするような展開だったのですが、クロエは許せなかったようで……。取り敢えず一旦切り上げるロルを回しましたが、主様がこの後の展開を何か想定されていましたら引き止めてやって下さい。特に無いようでしたら、新たな展開についてご相談させて頂きます。

また、クロエのキツい性格が進行しづらいということがあれば、いつでもお申し付けくださいませ……!)


  • No.35 by 赤の女王  2018-03-08 00:10:52 



(/回収を有難う御座います…!いえいえ!ドードー鳥の馴れ馴れしい対応を失礼致しました!、それでは折角ですので新規にて交流をさせて頂ければと…!もし希望のシチュエーションや提供キャラがいましたら遠慮なくお伝えくださいませ…!、そしてクロエちゃんが個人的にとてもツボですので、全然そんな事有りません…!いつもお気遣いを有難う御座います!)

  • No.36 by クロエ・ルイス  2018-03-08 06:55:10 



(/クロエを気に入って頂けて本当に嬉しいです……!こちらこそ、いつもあたたかいお言葉をありがとうございます。

それでは、帽子屋さんのお仕事をお手伝いさせて頂きたいと思います。よろしくお願い致します)


  • No.37 by 帽子屋  2018-03-08 10:17:45 



(仕事の手伝いの依頼が入れば喜んでとばかりに城に迎えに行く、紹介を受けた少女を見れば見覚えがあり記憶を辿っては、以前眠り鼠と共に邸に来ていた子だと思い出して一度に親近感を持ち。談笑を交えつつ城を後にし帽子屋邸に向かうと、案内するのは自身の作業部屋で。扉を開く際に「ゴメンね、汚くて驚かせちゃうかも」と前置きを置いたが、開いた先はその言葉通りに様々な端切れが落ちていたり、糸くずが垂れていたりと実際に綺麗とは離れていて。「えぇと、___改めまして、アタシが帽子屋。先日はバタバタしちゃってゴメンなさいね。今日は手伝ってくれるって聞いて嬉しいよ」作業に入る前に緊張感を解すのは大事なこと、彼女らしさが出ていた方が物言わぬトルソーと違ってより良い作品に変わるのだから。カチャカチャとウェルカムドリンクのようにストレートティとソーサーに添えるのはティースプーンにいっぱい乗せたアプリコットジャムで。それを作業台に置けば″どーぞ″と笑みを浮かべつつ一声を添え。それから漸くまじまじと彼女のことを見詰めれば、どの雰囲気のドレスが合うだろうかとイメージを固めて。選んだドレスは気品を持った黒をベースに紫の差し色が入るタイトドレスで。肩から腕にかけてシースルーのレース仕立て、足元には深いスリットが入り大人っぽさを兼ねたデザインで、そのドレスを着たトルソーを運ぶと「これを着てもらっても良い?着替えは此処で、アタシは部屋から出てるから着替え終わったら教えてちょうだい」に、と赤いルージュを乗せた唇を笑みの形に変えて確認を取れば返事を待つように耳を向けて)

  • No.38 by クロエ・ルイス  2018-03-08 16:40:37 



(城のメイドに、帽子屋の仕事を手伝うには直接屋敷へ赴けばよいのかと尋ねた所、部屋で待っていればいいと言われたのが朝。いつもより慎重に身支度を済ませて、帽子屋を待っているあいだ何度鏡で髪の乱れを確認したか分からないほど。ノックされた瞬間ドキリと跳ね上がりそうになるのを堪えて部屋を出たが、扉を開けた時目の前に居る相手の姿を見ればやはり素敵だと、こんな人の元で手伝いができるのだと胸が躍る。最初こそ緊張していたが、次会えた時のために日々会話をシミュレーションしていたこと、こちらの緊張を和らげるために道中様々な話をしてくれたことのおかげで、屋敷へ着く頃にはすっかり心が解れていた。作業部屋だと言うその空間は様々な布やリボンの切れ端、糸、確かに不要になったものという意味では 汚い部屋 なのかもしれないが、色とりどりのそれは寧ろ空間を彩っているとさえ言えるような気がした。「汚くなんてないわよ。アンタが頑張ってる証拠なんでしょ。なんなら、ここの片付けをして欲しいって依頼だって喜んでしてあげる」すっかり打ち解けた口調で目を細めると、椅子に掛かっている布のひとつをそっと指でなぞる。「こちらこそ、あの時は本当に助かったわ。叫び散らかして眠り鼠を困らせてたもんだから。それに、どれをもらおうか選んでいる時間が夢みたいで……どれも素敵な化粧品ばっかり」うっとりと思い浮かべるのは、あの日見た素敵な化粧品が並ぶ棚。いつか礼をしなければと思いながらも、取り敢えず今はこの場で感謝の気持ちをさらりと述べるだけに留めておいた。用意されたお茶を飲めば、紅茶のほのかな苦みとジャムの酸味や甘みがふんわりと広がり心がゆったりと落ち着くよう。何かを考えている様子の相手をぼんやりと眺めながら紅茶を飲んでいると、運ばれてきたトルソーが着ているドレスの美しさに目を見張った。「素敵なドレス……これをアタシが着ていいの? すぐに着替えるわ!」黒と紫の組み合わせはとても大人っぽくて、体のラインがはっきりと分かる型も、深いスリットも、何もかもが自分の胸を擽るものばかりだった。相手を部屋から出すのは申し訳ないけれど、ここで押し問答をしても作業が進まないだろうと相手の厚意を受け入れることにして)


  • No.39 by 帽子屋  2018-03-08 17:02:58 



(掃除は仕事が片付いた際に纏めて行う事が多い、こまめにやれば負担も少ないし綺麗な作業部屋を保つことが出来るのかもしれないが、作業で手中を保つ分オフになった瞬間に面倒臭がりが顔を出してしまうのも事実で。片付けを手伝ってくれると言う申し出は心より有り難く、つい甘えてしまいそうな意識が生まれてしまったがアハハと笑い声を上げて茶化すように「ダメダメ、針とか落ちてるから女の子にさせらんないよ」なんて軽さを含んだ声色で返事を送り、化粧品の話題に移りうっとりとした雰囲気を魅せる彼女は女の子らしさを強く訴えているようで、口元に笑みを浮かべれば「新しいのを見掛たらつい買っちゃうんだ。使うのはいつも同じ奴なんだけどさ、__だから、また足りなくなったら貰ってよ。陽の目見ないのも可哀想だから」自身の部屋の方を親指でクイとさしては笑い飛ばしながら誘い掛け、バチンとウインクを一つ見せてから「そうそう、眠り鼠が世話になったんだって。楽しかったみたいでずっと起きてたんだ、って聞いて驚いたよ」普段寝てばかりの彼が送り届けて戻って来るまでを居眠りせずに行ったと聞いて驚いたのは未だ記憶に残っており「その反動で暫く冬眠中なんだ」肩を少し竦めれば今も寝ているだろう彼を頭に浮かべて。持ってきたドレスは一先ず彼女の嫌いな物では無かったらしい、安心の気持ちを抱きつつ"じゃぁ、あとで"と一声を残した後に作業室を一度後にして、頭の中では今は未だ飾っ気の無いドレスをどう彩るかと言う事で埋まっているようで、同色のコサージュか、深みのあるボルドーのリボンか、差し色にゴールドのラインか、と中々固まらないイメージに思い耽りつつ扉の向こうにて呼ばれるのを待って)

  • No.40 by クロエ・ルイス  2018-03-08 18:46:47 



(針なんて自分で気を付けられるのに。気を遣ってくれていることは分かるけれど、それが子供扱いされているように感じて不満げに口を尖らせた。とは言え、ここで意地を張ることこそお子ちゃまのやることだ。今は相手が求めてくれていることに精一杯応えよう、とそれ以上は留めておき。「分かるわ……! 使わない化粧品ってどんどん溜まっていくし、かと言って捨てられないから困るのよね。今度、オススメのショップがあったら連れて行ってよ!」まるで女友達と会話しているような溌剌とした声で、相手の言葉に何度も頷きながら答える。元の国ではこんな風に話せる同性の友達も居なかったから、楽しくて仕方がない。あんなに素敵な化粧品をどこで買っているのか、どんな風にそれを選ぶのか間近で見てみたくて、ねだるように帽子屋の手をぎゅっと握りその顔を見つめて。「楽しかったって? うーん、迷惑をかけてた記憶しかないわ。たまに引っ叩いたり抓ったりしてたから眠くならなかったんじゃない?」相手の言葉でよみがえる初日の記憶。おぶらせたり、喚いたり、叩いたり、我ながら好き放題にやっていたものだと思う。それも、初対面の相手に。「やだ、冬眠? 迎えに来いって言ってたのに来ないのはそーいうワケね」そういえば、帽子を取った相手の頭にはちょこんと小さな耳があった。コスプレの類いかと思ったが、冬眠ということは本当に動物なんだろうか。この国へ来て数日が経ったので、そんな不思議があってもそうそう驚かないようになってしまった。部屋を去る相手にぶんぶんと手を振って見せてから、トルソーが身に付けているドレスへ視線を向ける。シンプルなデザインなのに、どれだけ見ていても飽きがこない。柔らかな素材を一撫でしてから、着ていたワンピースを脱いで椅子の背にかける。ドレスはまるで自分の体を採寸して作られたかのように体にしっとりと張り付き、無駄なく美しく魅せてくれるようだった。「ねぇ、帽子屋! 背中が閉められない!」はたと気がついたのは仕上げ作業。いつも着ているワンピースは決して体が柔らかいとは言えない自分のために、そのまますっぽりと着られるタイプを選んでいたけれど、これはそうもいかない。自分でできる限りどうにかしたものの、最後の仕上げを頼むべく扉の向こうへ声をかけ)


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