アリスのキャンディルージュ / 非募集

アリスのキャンディルージュ / 非募集

赤の女王  2018-03-04 13:31:36 
通報



蕩けるようなルージュは解けない魔法、
甘いだけじゃないスパイスも大事。


>ブロンドの髪と色めくメイクのアリスだけが、コスメボックスの鍵を持つ



コメントを投稿する

  • No.60 by クロエ・ルイス  2018-03-22 18:41:26 



(/それでは、以前のお出かけの時にも候補に上がっていた人魚さんをお願い致します……!)


  • No.61 by 人魚  2018-04-03 16:11:25 



(陸に上がった姿は人間そのもの、姿に異形めいた特徴は存在しておらず伸びた背筋は涼しいほどに凛とした空気を纏っていて。公園に隣接する出店街に寄ってから湖に帰りたいと思うのに、思うようにいかないのは己の人の好さを突いた薔薇の悪戯で。時に肩にかかる巻かれた髪を引っ掛ける様にしゅるりと伸びた蔦が絡まり行く手を阻み、それを解いたと思えば目の前に進む道は無いとでも言う様にまた迷路の中に閉じ込められてしまう。どれほどの時間を此処でこうして過ごしてしまっただろうと堪らず困惑の息を小さく落とし「また直ぐに会いに来るよ。だから今日は__今日は道を開いて」指先でつん、と薔薇を撫でる様に触れては照れる様な薔薇が引き下がり一先ずは道を開いてくれたらしい。その先に見かけた一人の女性の姿に気付けば、彼女もまた己と同じ境遇だろうかと放っておくことは出来ず「こんにちは、__君も迷子?」凛とした雰囲気は其の儘に、驚かせてしまわないように挨拶を一つ前に置いてから「行先は何処?、此処で出会ったのも一つの縁だから。僕にエスコートさせて」一人の女性と買い物と言う自分の用事を天秤にかけた時、当然の様に選ばれたのは彼女の存在で。片手をさせだせば会釈を交える様に浅く顎を引き)

(/大変遅くなりました…!また、クロエちゃんが庭園に存在する事前提のお返事となり申し訳ないです…!もし絡み辛ければ再度出しなおしますのでご遠慮なくお伝えくださいませ!)

  • No.62 by クロエ・ルイス  2018-04-26 22:50:30 



(/お久しぶりです。せっかく忙しい合間をぬってお返事をいただいたにも関わらず、こちらの方が滞ってしまって申し訳ありません。一ヶ月以内には、と思っていたのですが、どうにも書けそうになく……。多忙であることと文章を練る精神的な余裕がないという、非常に手前勝手な理由で恐縮なのですが、期間を延長して頂きたいという旨を伝えに参りました。

人魚さんはとても素敵な方で、主様のロルも全く問題ありませんので、どうかもう少しお待ち頂けると嬉しいです。よろしくお願いします…!)


  • No.63 by 人魚  2018-05-20 14:42:16 



(/背後より失礼いたします…!お返事を頂いていたのに反応をするのが遅くなってしまい非常に申し訳ございません!此方こそ中々私生活が落ち着かず安定した顔出しが出来ず、といった状況ですのでどうぞお気に為さらず…!こうしてお返事を頂けただけで嬉しい限りに御座います!。ご多忙とのことですので、どうぞ背後さまの体調だけお気を付け下さいませ!それでは、また娘様に会えることを楽しみにしております!)

  • No.64 by クロエ・ルイス  2018-06-06 09:20:13 



(/たびたび背後から失礼致します。本トピが上がっていたのを拝見して、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。これからもお体に無理のないよう、主様のペースで素敵な世界を紡いでいけますように。
そして、重ねてのお願いで申し訳ないのですが、お返事の方、もうしばらくお待ち頂けると有難いです。文章を綴るということから暫く離れていたせいで、ただでさえ稚拙な文章が更に精度の低い物しか書けなくなっておりまして……。
必ずお返事をしますので、よろしくお願い致します……!)

  • No.65 by 人魚  2018-06-06 13:43:15 



(/お声がけを有難う御座います!お返事はいつでも大丈夫ですので、背後様のお時間が許す際にでも頂ければ幸いです…!もし、時間も空いた事ですので続かせにくいようでしたら心機一転に交流をし直すことも可能ですので、どうぞご遠慮なくお伝え頂ければと思います…!同じく、しばらくの間文章から離れていた為、どうしても平素から拙い文章がさらに増しての事かと思われます…!どうぞお互い様と言う事で目をつむって頂ければと!。それではのんびりとお待ちしております。)

  • No.66 by クロエ・ルイス  2018-10-10 21:48:08 



(/とても長い時間が経ってしまいました。何とお詫びを申し上げたら良いのか分かりませんが、気持ちをお伝えしたくて参りました。

あれからも暫くは文章を綴ることのできない日々が続き、繰り返し延長を頼みに来るだけというのも憚れるようになってしまいました。かと言って別れの言葉を告げる勇気もなく、このような始末です。
今も素敵な参加者様が数多くいらっしゃいますし、参加者の一人である私が出ていかずとも何も変わらないということは分かっております。ですが、やはりこの世界で過ごした時間を読み返していると、再び文章を紡ぎたいという気持ちが湧いてきてしまいました。

非常に身勝手なお願いであるとは分かっていますが、もしお許し頂けるのであれば、また御相手をお願いすることはできるでしょうか。その際には、人魚さんへのお返事も既に作ってありますので、そちらを投稿させて頂きます。勝手な申し出だとは重々承知ですので、このままリセットということであれば、思い出は大切に蓋をしてしまっておきます。)


  • No.67 by 赤の女王  2018-10-11 14:42:16 



(/折角お言葉を頂いていたのにお返事が遅くなってしまい申し訳ございませんでした!。
そして、こうしてまたご縁が紡がれました事を本当に嬉しく思います!。
私生活を第一と謳っておりますトピですので、私生活を優先して頂いて全然大丈夫です。私も、仕事が忙しい際にはトピに顔出しが出来ないと言う事も有りますのでお互い様です…!。
そして、お言葉を残して下さっただけではなくまたこうしてクロエちゃんとの物語を紡げると言う事がとても嬉しいです。ですので、背後様の私生活を優先して頂きながらまたのんびりと物語を進める事が出来ればとても嬉しいです。
拙い主では有りますが、どうぞ、また宜しくお願い致します!。)

  • No.68 by クロエ・ルイス  2018-10-11 15:46:54 



(この世界へ来てしばらく経ち、いくらか生活にも慣れてきた。そんな中でもやはり印象深く残っているのは帽子屋邸で出会った三人のことで。自分らしくもないが、元の国では与えられることのない時間をくれた彼らに何か贈り物をしたい。そんなことを思いついてメイドに尋ねてみたところ、出店街であれば一通りの物は揃うだろうと教わった。初めて庭を訪れた時にはうかつに触った棘で怪我をしたものだけど、今ではそれを愛でる距離感さえ身に着けていた。それでも迷わされることには未だ慣れていないようで、方向感覚もすっかり失い、庭で仁王立ちする始末。「ちょっと、アンタたち! 人を迷子にさせる暇があるんだったら綺麗なアーチを作る練習でもしときなさいよ!」風にさらわれるばかりの文句を薔薇の生け垣に投げかけているところへ、自分とすっかり温度差を感じさせられる声が耳に届き。そちらを振り返ると、そこに立っていたのは童話に出てくる王子様のような風貌の男性が一人。これまで自分とは無縁だったと言えるそんな空気を身に纏う相手に、思わず顔をしかめ。「え、エスコートなんて大げさなモンはいらないけど、出店に連れて行ってくれる? こんのおバカなバラたちの暇つぶしに付き合ってる時間はないのよ」普段聞きなれない言葉にたじろぐも、ここを抜け出す手助けをしてもらえるとなれば乗らない手はないだろう。差し出された手を一瞥し一拍置いてから、「よろしく。アンタの名前は?」と尋ねながら握り返し)


(/お返事を頂けなくても当然と思っていたので、再び交流をお許し頂けてとても嬉しいです……!早速人魚さんへの文章をお返し致します。こちらこそまだまだ未熟ではありますが、どうぞお付き合いくださいませ。改めて、これからもよろしくお願い致します!)



  • No.69 by 人魚  2018-10-11 16:02:09 



(威勢が良い、そんな言いっぷりを見せた彼女の印象とはこの国でよく見かける女性とはまた少し違うと言った物。同時に好奇心を抱いてしまったようで、そんな勢いの良さに思わすくすり、と素直な笑い声を零して。握り返されたその手を確りと手にし、行き先を踏まえれば何と運命か!。表情を露骨なまでに明るくして重なった彼女の手を引き寄せる様にグイと力を籠め「凄い!、運命です。僕も、今から公園に向かおうと思っていた所だったから。喜んでお連れします、困ったお姫さまを助けるのはいつだって王子さまの役目ですから」口を付く能天気な発言は馬鹿王子を紹介するのに十分な物で、ぱあと明るい表情のままにつらりつらりと言葉を並べ。「遅れました、僕は"人魚"と申します。涙の湖に来た際は、ぜひ僕を呼んでくださいね」気品の有るそんな雰囲気で笑みを浮かべながら遅れた自己紹介を添え、重ねた手を離さないように握りつつ歩幅を合わせながら庭園を進んで。濃厚な薔薇の香りを楽しんで、そして足を進ませながら「お馬鹿な薔薇、なんて。薔薇にそんな風にストレートな意見をぶつけるアリスは初めて見ました。__とても元気の有るアリスなんですね」先ほどつい、と言った様子で零れてしまった笑いを思い出せば微笑ましさを持ちつつ思い出し笑いで肩を小さく揺らして見せて)



(/またこうしてお話が出来ると言うこと、とても嬉しいです!。現在ハロウィンイベント開催しておりまして、緩いイベントの為、自由参加です。日常プラスと言う感じで大丈夫ですのでもし宜しければお使いくださいませ!。
http://redrose.nari-kiri.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E2%96%A0%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E2%96%A0)

  • No.70 by クロエ・ルイス  2018-10-11 19:43:25 



(ほんの挨拶だと思って握り返した手は離されることなく寧ろ力が込められるばかりで、中性的な見た目によらず相手は男性なのだと思い知らされる。「ちょ、ちょっと離し……」手を離すように口を開きかけた言葉は、次ぐ相手の興奮に押しつぶされてしまった。「運命ってアンタ……バカなの? お姫様だの王子様だの……、お花畑から抜けられるかと思ったら、真隣にお花畑が居たなんて笑っちゃうわよ」スラスラと相手の口から飛び出る言葉は砂糖菓子のように甘ったるい。べぇ、と舌を出してそれを揶揄するも、一点の曇りのない表情を見せられては毒気を抜かれたように苦笑を漏らし。「人魚って、どっちかっていうとアンタの方がよっぽどお姫様じゃないの」今更名前に驚くようなことはしないが、まるで駄洒落のようなそれには笑い声が漏れてしまう。「この薔薇達が真っ直ぐにぶつかってきてくれるからね。アタシもそれに応えてやんなくちゃ。売られた喧嘩は買うのが筋よ」隣で肩を揺らす相手をよそに、まるで歴戦のライバルを語るような口ぶりでそう言っては繋いでいない方の手で拳を作ってみせ。「……ところで、この手はいつまでこうしてるわけ? お子ちゃまじゃないんだから、はぐれたりしないわよ」手を繋ぎながら庭園を並び歩くなんて、まるで安っぽいドラマのワンシーンのようじゃないか。それも隣に居るのが造形の整った美男子とくれば、砂利でも噛んでいるような言いようのないむず痒さが指先から上ってくるようで)


(/登録アリスへの復帰をありがとうございます。再びこの世界へ戻れたのだという実感が湧くようでとても嬉しいです。ハロウィンイベント、是非とも参加させてください。ちょうど良いので、本祭りからハロウィンロルを回したいなと思います。会場も帽子屋邸ですし、今回購入した贈り物を渡す機会にも良いかなと。そのほかのイベントもとても魅力的なものばかりなので、時間が許す限り楽しませて頂きますね。)


  • No.71 by 人魚  2018-10-11 20:24:47 



お花畑なら公園の方が色々な種類の花が見れて楽しいです、(自らの事を揶揄して"花畑"と称しているとは露ほども思うことなく、寧ろその単語をきっかけにした閃きを伝える様に暢気にもニコニコと笑みを浮かべながら返事を返し。彼女の事を称した呼び名が自分に戻ってくると予想外だとばかりに瞬きをぱちり、直ぐに息を漏らすとくすくすと笑い声を共に「僕は可愛い女の子じゃないよ、__貴女みたいに助けたくなる、そんな子にこそ相応しい」訂正の言葉だけで終れば良かったのだが、繋いだ手を持ち上げればその手の甲へ軽い口付けを一つ残して。何とも頼りになる勇ましさだと、気丈さに微笑ましさを抱きつつ、それでいて伝えられた指摘にしらばっくれるつもりのようで、頭を少しだけつい、と傾けて「__離したくないんです。僕の我儘、」人魚の本性と言うべきか、悪戯心の浮かぶ笑みを表情に浮かべてちろりと少しだけ舌先を覗かせて。「何か買う物が決まっているんですか?、今のお店ならハロウィンに向けた物が沢山出ていますよ」これ以上手を離す方向に話が向いてしまわないように、ちゃっかりと、強かに、話題を変えてしまえば森の中を抜けて)


  • No.72 by クロエ・ルイス  2018-10-11 21:09:15 



アンタって、眠り鼠とはまた違うのんびりさというか、お人好しさが伝わってくるわ(こちらの言葉の真意などまるで気が付かずに純粋な笑顔を浮かべる相手と話していると、この柔らかな空気感をあのふわふわとした鼠の思い出に重ねて呟き。「助けたくなるなんて今まで言われたこと……ッ!?」言われ慣れない言葉を払うように手をユラユラ揺らしながら否定しようとしたところで、繋がれた手に口付けられたことで動きごとそのままぴたりと静止状態。「あん、た、初対面の異性になんてことを……!」厚く塗ったはずのファンデーションは瞬く間にほんのりと赤く染まり、いつもなら威勢よく悪態をついている口はぱくぱくと金魚のように開閉を繰り返すばかり。元の世界であれば大声で叫んで人でも呼ぶところだが、目の前に居るのは絵本から飛び出してきたような容姿の優男で。言葉通り”お姫様扱い”をされているような気分になるその振る舞いは、抵抗する気を削ぐのには十分だった。「……ハロウィン。そういえばメイドもそんなことを言ってたっけ」初めて話を聞いた時には、世界が違ってもそんな風習は存在するのかと驚いたものだが、いざ装飾が施されているのを見ればその様子はどこの国のハロウィンよりもしっくり来るような気がしたものだ。「買うものは決まってるのよ。でも、折角だからそういう店でも何か買って行こうかしら。お茶に合うお菓子なんかもありそうだし……」相手の策にかかるように意識はすっかりそちらへ持っていかれてしまった。イベントなんて自分が楽しむものであって、誰かに何かを贈るなんて考えたことがなかったけれど、彼らが何を喜ぶかと考えるのは自分の中でごく自然なことになっていた。顎に手を当て考え込むようにしながら相手の歩みについて行って)


  • No.73 by 人魚  2018-10-11 21:35:35 



眠り鼠は元気にしてました?、起きてる彼に会う事は滅多に出来ないから。最後に会ったのはうんと昔なんです、(例題として挙げられた人物と言えば確かにのんびり屋だ、己の知りうる限りの中で一等であろう。「貴女は気丈な人、強くて美しい。__でも、だから、そんな貴女を守る人がいないと。」自らの事を分析するような彼女の言葉を受けたからか、それを真似る様に自らが彼女に対して思った事を、世間知らずゆえに人目を気にするだとか初対面で伝えるべきじゃない言葉だとか、そんなことは頭に浮かぶ事無く真直ぐに告げて。絵本の中の王子様の如く行った行動、その行動が彼女に戸惑いを与えているなんてそんな事を思う間も無く、自らの手ですっぽりと隠すことのできる華奢で細い手を再度痛くない力でしっかり握り。「本祭りが開催されたら、是非涙の湖まで来てくれませんか。僕が責任持って楽しませて見せます」胸を張れば得意げに、そしてちゃっかりと自分の担当区域を宣伝するとウインクをぱちん。そして普段の賑わいとは少し違う空気感を纏う、各店舗がハロウィンを意識するそんな店並みにうずうず、と自身もまた楽しさを覚えていて。「お茶に合うお菓子を探してるなら――僕のオススメの店があります!。こちらにどうぞ、」肩に掛かる髪を揺らすように右左と店の場所を確認するように視線を動かし、そして見つけたその店へ彼女を誘導するようにどことなく得意げな雰囲気を纏いながら誘い掛け。そして連れて来た店はハンプティの店とはまた少し違う雰囲気の有る物で、ハイティーに選ばれるようなスコーンやミニタルト、プチガトー、クッキー、マカロン、と品の有るお菓子の並ぶ店舗で「此処のお菓子はどれも美味しいんです、……、特別な日に食べるなら此処ほど相応しいお菓子を僕は知りません」店主に"こんにちは、"と人当たりの良い挨拶を向け"可愛らしいアリスでしょう、僕のお姫さまです"なんて至って真剣な雰囲気で紹介を添えて)

  • No.74 by クロエ・ルイス  2018-10-11 22:44:06 



眠り鼠を知ってるの? アンタ達が一緒に居るの想像したら、こっちが眠くなりそうよ。(ほんの小さな呟きに答えが返ってきたことよりも、その内容の方に驚いた。世間は狭いと言うべきか。そして、二人が談笑しているのを思い浮かべれば、きっとその空間は他の場所よりも緩やかに時間が過ぎていくに違いないということが容易に想像できて。微笑ましい様子にくつくつと笑みを堪え俯き。「アンタって本当にバカね」歯の浮くような言葉も、相手が口にすると様になるというか、まるで一遍の詩の朗読でも聞いているようだった。握り直された手にじんわりと耳の先が熱くなるのを感じたけれど、何の衒いもない相手の行為を再び跳ね除けるような気にはならず、俯いたまま弱々しく手を握り返し。「涙の湖って、さっきアンタが言ってた場所ね。そこまで言うなら遊びに行ってあげる。楽しくなかったらイタズラするわよ!」自己紹介の時にも聞いた名称に顔を上げると、得意げなウィンクを見てクスクスと笑いながら、バァンと指鉄砲で打ち返すフリをして見せ。出店街は想像していたよりもずっと華やかで、イベントということもあるのかもしれないが、人々の活気はこちらの気持ちまで高ぶらせるよう。意気揚々と店へ案内する相手の姿を見ているのも楽しかったし、目的の場所へ着いた時、そこに並べられた菓子は味や食感を想像するだけでも満たされてしまいそうな品々ばかりだった。「すごい。端から端まで、全部食べたいくらい。アンタのオススメは……って、こら! 変なこと言って広めないでよ!」棚の左から右までゆっくりと首を動かして見ながら感想を述べてから、自分では選びきれなさそうなそれの選択を相手に任せようとしたところ、他人まで巻き込み始めた相手を諌めるように腕を強く引き)


  • No.75 by 人魚  2018-10-12 00:34:34 



帽子屋邸はいつも素敵なお茶会を開いてくれてますから、__だから偶に参加するんです(眠たくなる、と言うのは己と件の彼が一緒にいる様子というのは退屈だと言う事だろうか。少しだけ頭を傾けながら知っているも何も、と言った雰囲気で言葉を続け。誘いが通れば喜ぶように顎を引いた頷きを一つ、行ったウインクが指鉄砲によって戻されてもその可愛らしい茶目っ気に眼を細め「今は大きな――っと、いけない。これ以上は折角のサプライズが台無しになっちゃう。アリス、君の目で見るのを楽しみにしていて」最初はお喋りな口がつい最後までのネタ晴らしをしそうになってしまう、喉まで出かかったそれを慌てて飲み込むと「お姫さまの為の、素敵なお菓子も用意しておきます」約束、と言う様にもうすぐの祭りへ浮足立つ思いを現して。腕を引かれればつらつら、と語っていた口は言葉を驚きに変化させることで止めて。「僕のオススメは、__これが一番好きです。シンプルだけどどの紅茶にも合うから」眼を細めて上げたのはナッツのたっぷり入ったスコーンで。店主へその購入を申し出ると、その間にもアイスを販売する店主に声を掛けられて。普段の人当たりの良さからか、多くの店主に気に入られているようで"人魚さんや、この間は荷物を運んでくれてありがとう。お礼にこれを食べてきなさい。お隣のお嬢さんにも、"なんてコーンに乗ったハロウィン仕様の真っ黒なチョコレートアイスを受け取って)

  • No.76 by クロエ・ルイス  2018-10-13 11:05:37 



なるほどね。……あ、眠くなりそうって言うのは変な意味じゃないわよ。どっちものんびりしてるっていうか、家のベッドみたいな。……あーもう! とにかく悪い意味じゃないから心配しなくて良いのよ!(首を傾げるのを見て自分が間違った表現をしたことに気がつき言い訳を始めるが、安心感だとか癒されるだとか、今まで無縁だったような言葉を扱うことができず上手く説明することが適わない。結局もだもだと口を動かした挙句、繋いだ手を握り締めることでそれが杞憂であることを分かってもらおうとして。続けられた祭りの説明は、いかにも話したいけれど秘密にしたいという気持ちが表に出ているようで微笑ましく。クスクスと笑のこぼれる口元を押さえながら「楽しみにしてるわ」と頷いて答え。「いいわね! 私もそれと、ハロウィンっぽいのもいくつか……」相手のオススメである菓子に加え、棚に並んでいるものを幾つか見繕って購入する。贈り物を買うために城でメイド達の仕事を手伝ったりしてお金を貯めているうち、少し余裕ができたくらいだ。このくらいは問題無いだろう。袋に詰められた菓子を見て満足気な笑顔を浮かべる。人魚が話しかけられているのは聞こえていたけれど、お嬢さん、と明らかに自分のことを言われていると分かれば慌てて振り返り。「え、アタシにも? ありがとう……。こんなに黒いアイス見たの初めて! あーもう、携帯があれば写真に撮るのに。にしても、アンタって色んな人に好かれてんのねぇ」もらったアイスを見て店主へ礼を述べてから、人魚へ視線を戻して感心したように言葉をこぼし。「あとはね、画材と手芸道具が売ってる店に行きたいんだけど。どこかある?」本来の目的である品物を求めるべく、それが揃うであろう店を尋ねては首を傾げて)


  • No.77 by クロエ・ルイス  2018-10-13 11:07:41 



(/手違いで下げてしまったので上げておきます……! ちなみに、本日から本祭りということでしたが、準備期間のようなお話を続けていても問題無いでしょうか。なるべく早く区切りが付くように進めようとは考えているのですが、スキップした方が良ければそのように致しますので。)


  • No.78 by 人魚  2018-10-13 18:43:04 



(即座に見せるフォローの様子が、彼女と言う人物の人の良さを表現しているようで微笑ましさを抱いてしまう。そんな微笑ましさの儘に"くすり、"と柔らかな笑い声を落とせば「貴女はとても確りさんだから、一緒に居れば良い所取りですね。のんびりも出来て、しゃんとも出来る。」気にしてなんていない、と言う事を伝える為に口元には笑みを蓄えたまま冗談を交えるような軽口を添えて。受け取ったアイスを一口、ほろ苦いチョコレートの味を楽しみながらそれよりも目の前のアイスを喜んでいるそんな彼女の様子を時折こっそりと覗くのを楽しんで。「僕は湖の中で暮らしているんで、偶に誰かが落としてしまった物を拾って届けてあげるんです。だから知り合いが多いのかな」困った人を必要以上に助ける為に手を貸してしまう、そんな御人好しさは隠しながら交友関係の広さの第一理由を続け。画材と、手芸道具、この辺でそれらは___。と自身にとって余り馴染みのないその存在を思い出す様な表情を数秒程浮かべて。うる覚えながらも思い出したその方角へ顔を向けては「__確か、こっちの方だったはずです。」とハンドメイド関連が纏まっているコーナーへと彼女を誘導して。「アリスも芸術が好きなの?。僕は出来ないけれど、見るのは好きです。」時折アイスを食べながら道中の世間話のように続けて)

(/何が何でもと言った期日では有りませんのでこのまま区切りの良い所まで続けて大丈夫です…!どうぞ遠慮なく進めて下さいませ!。)

  • No.79 by クロエ・ルイス  2018-10-14 12:40:35 



そんなのはどうか知らないけど、アンタと居たらアイスが貰えるってのは分かったわ(どうにも耳がむず痒くなるような言葉を並べられるのに慣れず、誤魔化すようにアイスを掲げて見せて笑い。一口食べてはその甘さと冷たさに目を固く閉じて、んんん、と噛み締める。「落し物ねぇ。……って、湖の中に暮らしてるの!? 人魚だから? ええっと、それもよく分かんないけど、陸でも大丈夫なワケ?」話の内容はその役割よりも住んでいるということの方が余程衝撃的で。アイスを落としそうな勢いで振り返ると、相手の顔と足元を交互に見ながら慌てた様子で問いかけ。「芸術が好きっていうか……ああそうか。目的を話してなかったわね。ちょっと帽子屋邸の人達には面倒かけたから、なんていうか、借りは返さないとっていうか」なぜ芸術の話になるのだと疑問に思ってから、自分が出店街へ来た理由を話していなかったことに気がついて。帽子屋邸にはよく行くようだからその説明は不要だろうが、いざ自分が彼らに礼の品を用意するのだということを口に出すとどうにも気恥ずかしく、柄でもないことをやっているという自覚がフツフツと湧いてきた。熱が上るのを感じて顔をそっぽへ向けると、それを冷ますようにアイスを貪り)


(/かしこまりました。ありがとうございます。安心してイベントを堪能させて頂きますね)


  • No.80 by 人魚  2018-10-14 20:48:14 



そう、魚と人魚は湖の中が家です。__これ、これが有れば地上でも息をすることができるんです。逆に、これが有ればだれでも水中で息をすることができるよ(自身の首元に回している水晶を指先でとん、と軽い力の儘揺らすように突っ突いて。大丈夫かと問い掛けられたそれに安心させるべく落ち着きのある声色にて説明を行って。補足するように続けたのは暗に、彼女だって息をしながらゆっくりと水中散歩が出来ると言う内容で、それを醸し出しているからだろうかウインクをぱちん、と得意げな雰囲気で続け。借りを返す為の品、面倒を掛けられたとは思わないだろうその住人らを頭に浮かべてはふむふむ、と状況を察した様子で頷いて。そして辿り着いた答えは先ほどから感じてはいたが、彼女と言う人物が何処までも優しく気遣い上手だと言うこと、堪らずに浮かぶ笑い声を耐えるべく数秒の間を置いてから「__アリスはとても優しい女性だと、わかりました。」思った言葉を隠すことなくストレートに伝えるのは良くも、悪くも、と言った特徴で。「でもきっと、貴女がこうしてお礼を考えてくれるこの時間が何よりも素敵なプレゼントだって喜ぶ筈です」すう、と短く息を吸い込めば飽く迄も推測では有るが、自信の有るその気持ちを言葉に変えて、芸術関連の品の集められた店並びへと案内して)

  • No.81 by クロエ・ルイス  2018-10-14 21:31:34 



へぇ……。そんな大事な物、落とさないように気をつけなさいよ(目を引く美しいネックレスだとは思っていたけれど、まさか彼の呼吸を助ける物だとは欠片も想像しておらず。水中で息をすることができるというのはとても興味があったが、それよりもそんな物を表に出しておいていいのかということの方が気がかりで。けれど、彼にとってそこに有ることが当たり前なのだろうと思い当たれば軽い注意だけに留め。アイスをコーンまで食べ終えると、美味しかった、と上機嫌の笑顔で指先に付いた粉を払い。「ば、バカね! 優しいってのはアンタみたいなお人好しのことを言うのよ。アタシのはその、ただの気まぐれなんだから」またしても自分にそぐわないような言葉をサラリと言ってのける相手に、慌てて首を左右に振って否定をし。「そりゃ、このアタシがわざわざ用意するんだから。絶対に喜んでもらわないと。……あ、ここからは別行動ね。アンタがお茶会へ行った時にぽろっと言っちゃったら困るし! すぐに買ってくるから、ちょっと適当に見て歩いててちょーだい!」相手の言葉通り彼らが喜んでくれている姿を想像すれば自然と笑みが浮かび。目的の物がちらほらと目に入るようになると、繋いでいた手をパッと離して上げ。また掴まってしまってはいけないと、言うが早いか早足で目当ての店へと向かい)


  • No.82 by 人魚  2018-10-14 21:55:53 



落としてしまったら貴女を水中に攫うことが出来ないから、それは困ります。(己の事を気遣ってくれる発言の暖かさは他にない彼女の人柄を現している。繰り返し伝えるそれはきっと彼女の謙虚な思いにより否定をされてしまうのだろうとゆるりと口元に笑みを浮かべ。___アイスを食べ終えて繋いでいた手が離れてしまうとたった今までずっと隣にいてくれた彼女が途端に消えてしまったようなそんな物寂しさを与える。とは言え、別行動をする為の理由を添えられればそれに連れ添うのは無粋なことと察することができる。表情に端正な顔を崩すことなく形の良い笑みを浮かべつつ指先までしっかりと伸ばした手をひらりと揺らし「僕は此処で待っているから、好きなだけ見ておいで。」と彼女が誰かの為を思って探すその時間を急かすなんて野暮なことはしない。揺らした指先を丸め、そして人込みに消えた彼女の背を最後まで見送って。彼女が戻ってくるまでの時間は御人好しゆえか、幼いアリスを見つけては挨拶をして談笑を、暇している店主につかまれば世間話をと時間を潰していて)

  • No.83 by クロエ・ルイス  2018-10-14 22:27:21 



(様々な店の商品棚を眺めながら、さっきまで一緒に居た人魚のことを思い返す。言葉の一つずつが詩的とでも言えばいいのか、自分に向けられているのだという実感がいまいち湧かないことがある。それでも、数分前まで繋いでいた手が行き場を無くしてしまっているのは、少し寂しいような気もした。「おじさん、これ、たくさん買うからちょっと安くしてちょーだい」とはいえそんな感傷に浸るような性分でも無いので、買い物はちゃっかりと済ませ。いくつかの店を回り、普通とは違う美しい物や変わった物につい手が伸びそうになるのを堪えて、なんとか目的の物を買い揃える。手に入れた物をひとつにまとめた紙袋の中身を再度確認すると、満足げな表情で人魚の元へと戻り。「おまたせ。アンタのおかげでちゃんと揃えられた。……で、これはたまたまアンタに似合いそうなのを見つけたから。あげる」ひらひら、と手を振りながら相手のそばへ寄ると、紙袋の中から更に小さな紙袋を取り出して。中身は、ネックレスと似ている明るいエジプシャンブルーの石が嵌め込まれたバレッタ。少し女性的過ぎるかとも思ったけれど、これを身に着けている相手の姿を想像すればそんなのは杞憂に過ぎないと気がついた。とはいえ、本人の趣味に合うものかどうかは分からないものだ。差し出しながら「要らなかったら、お菓子の袋でも留めるのに使って!」と慌てて付け足し)


  • No.84 by 人魚  2018-10-14 23:06:56 



___おかえりなさい、(誰かのショッピングを待っているなんて、こんなに胸の温まる時間の使い方も有るのだと心が穏やかになりながらゆったりと流れる時間を楽しんで。そして紙袋を片手に戻って来た彼女の表情を見れば、このショッピングが大成功だったのだと知り釣られる様に微笑みを蓄えて出迎えを。そんな固めた微笑みが驚きに固まり、そして形を崩したのは彼女によるサプライズの力で。思い掛けない贈り物を受け取れば小さな紙袋を数秒程キラキラと光を纏った眼で食い入るように見つめ。火が付くのでは、と言うほどに見詰めたそれを大切に手にしてから顔を寄せ、彼女の頬へ感謝の口付けを行い。抑えきれない喜びをそのまま表に出すべく「ありがとう御座います、っ」なんて勢いの乗った感謝の言葉を伝え。うずうず、と中身が気になってしまえばその思いをそわつきとして動きで表しつつ「__中身を見ても良いですか?」本来ならば良い大人のする行為では無いが、本能のままに抑えが聞かず催促を。袋を留めるのに使える物、何だろうか。候補をいくつも持ち上げるそんなわくわくを抱くのは久しぶりなのだ。許可を受け、そして開いた紙袋から出て来たバレッタは、太陽の光を受けてキラキラと輝くそれを眼を大きくするように見つめ、我慢できずに長く伸びる巻き髪の部分を括る様に留めて。「どうでしょう、」と興奮を出来る範囲で抑えながら着けた姿を披露して)

  • No.85 by クロエ・ルイス  2018-10-15 12:48:18 



(紙袋を見ただけで無邪気な子どものように喜ぶ相手の姿は微笑ましく、それだけでも買ってきたかいがあったというもの。受け取れません、なんて遠慮されたらどうしようかとも思っていたけれど、自分の手元から品が離れていくことに安堵した。のもつかの間、頬へ与えられた感触にぴたりと動きが止まり、さっきまで紙袋を持っていた手を熱くなった箇所へあてがい。「ば、なに……。い、いいわよ! とっとと開けなさいよ、もう!」何するんだと言いかけた言葉も、さして特別な様子も無く純粋にプレゼントを喜ぶ姿を見ればしぼんでいってしまった。こくこくと頷き開封の許可を与えると、唇が触れた場所をなんども撫でながらそっぽを向き。恥ずかしいやら、どんなリアクションが来るのか心配やらで心拍数が上がっていくのが自分でもよく分かる。袋がガサガサと擦れる音が聞こえた後、バレッタがパチンと開かれる音がして顔を上げ。ゆるやかなプラチナの髪に寄り添う青い石が、静かに輝いている。想像していたよりも何倍もよく似合っていて、気持ちは一度にそちらへ持って行かれてしまった。「よく似合ってる。――まぁ、アタシが選んだんだから当たり前だけどね」素直な感想を述べてから、ふん、と得意げに胸を張り数回頷いて。「さぁてと、買い物も済んだし、アイスを食べた分しっかり歩かないとね。お城まで送ってくれるんでしょ、王子様」相手の反応を待っているあいだ無意識に力が入っていたらしい肩をぐるりと回してほぐしてから、城へ帰るべく踵を返す。くるりと顔だけ振り返ると、相手が散々口にしていた言葉で呼びかけてみようか)


(/とても素敵な買い物の時間をありがとうございました。ひとまず回収させて頂きました。次は帽子屋邸のパーティへ行こうと思うのですが、プレゼントの描写も兼ねてこちらから回すので構わないでしょうか? もしくは、会場の説明等でそちらから始めていただいた方が都合が良いなどありましたら、そのようにお願い致します……!)


  • No.86 by 赤の女王  2018-10-15 15:01:47 



(/とても楽しいショッピングのお時間を有難う御座いました!。また、回収も重ねて感謝申し上げます。そして次の交流ですが、交流文の先出を有難う御座います!お言葉に甘えさせて頂こうと思います。、つきまして、帽子屋邸の誰との交流が良かったでしょうか。ご希望のキャラクターにて交流文に絡まさせて頂きます…!)

  • No.87 by クロエ・ルイス  2018-10-15 19:45:40 



(帽子屋邸に住む三人へ渡すプレゼントをなんとか完成させて、机へ並べると満足げに頷く。白い袋に淡いシェルピンクのリボンは眠り鼠へ。中身は、いつも寝てばかりだという相手のために柔らかな色味のキルトの切れ端を継ぎ接ぎして作った枕カバー。ゴールドの袋に鮮やかなスカーレットカラーのリボンは帽子屋へ。中身は、相手が身に着けていて印象に強かったシルクハットが少しいびつに刺繍された針山。シルバーの袋にアクアブルーのリボンは三月兎へ。中身は、鮮やかな色味の切れ端を継ぎ接ぎして作った絵筆も入りそうな大きめのペンケース。元の世界ではボタン付けや解れ直しなどの簡単な裁縫をしていたから、今回の単純に真っ直ぐ縫うばかりの針作業はさして難易度の高いものではなかった。それでも線が曲がっていたり、ところどころ縫い目が乱雑だったりはするが、こめた気持ちは技術に比例するわけではないと思うようにした。さて、次はドレスコードである仮装の準備。帽子屋からもらったドレスを着ようかとも思ったけれど、万一誰かのイタズラに巻き込まれて汚れたり傷つけたりでもしたら大変なので止めておいた。結局、城のメイドに何か無いかと尋ねたところ、以前他のアリスが使った物を残してあると言ってヴァンパイアの仮装セットを一式借りることに。口から飛び出る付け八重歯と口元に垂らす血糊に、服は黒いゴシック調のミニワンピースに同じく黒で内側が赤色のマントがセットになっているシンプルな物。化粧は、ファンデーションは血色が悪く見えるように白く。アイシャドウは青や紫などの寒色系でハッキリと広めに塗り込み、唇にも普段より鮮やかな赤色を厚めにのせる。爪も赤く塗り直して、裁縫をしている時に針で作った傷は、寧ろ包帯を巻いておけば仮装のアクセントになるくらいだった。最後にしっかりと髪を巻いて、鏡で全身を入念にチェックする。よし、と頷けばプレゼントと人魚オススメの店で買ったお茶菓子をたんまり抱えて帽子屋邸へと向かって)


(/それでは、久しぶりに眠り鼠さんを呼んで頂けるでしょうか。プレゼントを渡して少しパーティを楽しんだのち、他の場所で行われているハロウィンイベントにも参加させて頂ければと思います。よろしくお願い致します……!)


  • No.88 by 眠り鼠  2018-10-15 21:12:56 



(このシーズンの美味しい野菜をたっぷりと使ったスイーツが所狭しと並ぶテーブルに腰を下ろしてはもちもちと膨らむ頬にそれを蓄える。もっも、とパンプキンタルトを頬張りながら行う談笑のお陰でお腹も心も満たされる。気持ちも高揚とするようで普段ならば気を抜いては直ぐに表れる睡魔も姿を消してくれている。そんな自分の姿と言えば、普段被る女優帽を外して小さな丸い鼠耳を隠すように狼耳のカチューシャを付けて、尾てい骨の辺りにもふさふさとした付け尻尾を。そう、真ん丸のお月さまを見て豹変をする狼男を題材にした仮装の様で、服装は裾がボロボロになったカーキのロングコートに、ブラウンのパンツと編み上げの黒ブーツ、レザーの首輪をゆるゆると。絶えず訪れてくれる住人やアリスのお陰で大盛り上がりを見せてくれるパーティーから外れる様に席を立った、そのおかげで会いたいと思っていた彼女の事を見つける事が出来。考えるよりも先に彼女の姿を追いかけて足を進ませると、会えた喜びが隠すことのできない柔らかな蕩ける笑みを表情に浮かべて「とりっくおあ、とりーと。__かわいい吸血鬼さんのとうじょうだねぇ」片手に持っていたのはジャックオーランタンの形をしたお菓子入れ、その中には配る為のハロウィンらしい題材の形をしたチョコレートが数個ずつラッピングされていて。「みんなにはこれ、__でもね、ひみつ。特別なきみには、これも」自分が見つけ出した特別なアリス、そんな彼女の為だけに用意していたお菓子をランタンの中をゴソゴソと探り、手の平大の小さな小箱を取り出して「ハッピーはろうぃん、来てくれて、ほんとうに嬉しい」ふにゃりと緩み切った表情を浮かべたままその小箱を彼女へと差し出して。小箱は品のある紫に黒とゴールドのストライプで彩られていて、その中身にはキラキラとした星の閉じ込められたロリポップキャンディーが。それには人魚の魔法を掛けているようで「此処は広いから、会いたい誰かを見つけるのが大変でしょ。そんな時に、その人を考えて舐めれば会える魔法の掛かったキャンディーだから、困った時に使ってね」ちゃんとチョコレートの小袋を添えつつ、他の誰にもばれないように、とこっそりと渡して)

(/畏まりました…!眠り鼠もクロエちゃんに会いたいと思っておりましたので、是非是非お話してやってくださいませ!。それでは早速絡ませて頂きます…!。それでは宜しくお願い致します!/蹴り可)

  • No.89 by クロエ・ルイス  2018-10-16 11:25:40 



(会場へやって来ると、そこは既に大賑わいで。ハロウィンカラーの装飾に、食事やデザート、それを囲む仮装姿の人々が談笑する様子は、まさしくパーティーだ。荷物を入れた大きな紙袋を落とさないようにしっかりと抱え直すと、目的の人物達を探すべく歩き始め。面識のある無しに関係なく“トリックオアトリート”と菓子を強請られれば、数が足りるだろうかと不安になってくる。こんなことなら迎えに来てもらえば良かった、と思い始めていたところで、背後からまたもや声がかけられて振り返り「ハイハイ、お菓子ならここに……眠り鼠!」と、会いたかった人物がそこに立っていることに驚き思わず指を差しながら相手の名を叫び。「そうよ、変なことしたら血ィ吸っちゃうから! ……アンタの血なんて吸ったらアタシまでねぼすけになりそうだけど」仮装が話題に上がれば、威嚇するように牙と爪を相手に向けて見せるが、全く変わらないテンポに呑まれガクンと力を抜いて小さく笑い。「ハッピーハロウィン。アンタは狼男? 似合わな……」言いかけた言葉は、初めて出会った日に腕を掴まれた時の力強さを思い出して飲み込んだ。それよりも、貰ったお菓子の箱が気になってしまって、荷物を近くのテーブルへ乗せると箱をしっかりと両手で受け取ってからゆっくりと開けていく。「箱も可愛いし……うわぁ、綺麗」ハロウィンらしいカラーの箱は、後でメイク道具をしまうのにも使えるかもしれない。そんなことを考えながら中身を取り出すと、それ自体が輝いているようなキャンディを不思議そうに眺め。「会いたい、誰かに。へぇ、ふしぎ……。でも取り敢えず、今はこのキャンディが無くてもアンタに会えたから良かった。広いうえに人が居すぎなのよね。配るお菓子が足りなくなるかと思ったわよ」キャンディを再び箱へしまうと、間違えて人に渡さないようにしっかりと荷物の奥へしまいこむ。「アタシからはこれ。かぼちゃのマフィンで、種が目みたいなの。可愛いでしょ」人魚が教えてくれた店で買ったハロウィンスウィーツを、一つずつラッピングし直して用意したそれは、帽子屋と三月兎のぶんも添えて。「あー、あと、コレ、アタシも秘密のプレゼント。帽子屋と三月兎にも」用意したものの、いざ渡す時になると恥ずかしいものだ。少し言葉を詰まらせながら、ガサゴソとプレゼントを取り出して。出してから、サイズは大きくないが、お菓子までつけるとなかなかの荷物量だと気がついた。「ええっと、コレ、アンタひとりで持てる? 部屋の中へ運ぶなら手伝うけど……」加えて、賑わっているこの会場だ。人にぶつかることだってあるだろう。心配になって手伝いを申し出ると、首を傾げて)


  • No.90 by 眠り鼠  2018-10-16 19:40:37 



__はい、眠り鼠です(自らの事を指で指しながらその名を呼ばれると、名を呼ばれると言う些細な行為でさえ嬉しいとばかりに眼をゆるゆると細めてふにゃりとした笑顔を強め。その後、伝えられた言葉と何とも可愛らしい威嚇の仕草に見入ってしまえばぽけっとした暢気な間を数拍分作り上げてしまい、その後に「とってもよく似合ってるねぇ。__いつもと違うから、少しだけ緊張しちゃう」似合わないと言う途中で止められた言葉は止められることなくストレートに何度も伝えられた後だったようで、だからこそくすくすと笑い声を零してしまえば「僕もそう思う、けど、もふもふしてて触り心地がいいんだよ」流石帽子屋作と言うべきか、本物の様な触り心地の良い耳を見せる様に少しだけ顎を引いて背を丸め、そうして披露して。渡したお菓子は気に入って貰えたらしい。彼女の反応を見る事でほっと一安心、飴の説明の後に伝えられた発言は自惚れにさせるのに十分な物で。その効果を己の為に使ってくれるかもしれない、と思わせる発言にそわり、と心を震わせながら眼をするりと細めて。そして代わりに、と貰ったお菓子に目を向ければそれだけでも嬉しいと言うのに、"秘密"のプレゼントが有ると言うから驚きで。ぱち、ぱち、と戸惑いに眼を丸くし瞬きを行ってはじんわりと胸を温かくするその思いにより一層雰囲気を和らげて「__ありがとう、素敵なさぷらいず。すごうく、うれしい」今すぐにでもハグしたくなるその気持ちを懸命に抑え込みながら感謝の気持ちを。今すぐにでも開いて中身が気になる、が、沢山の荷物を抱えていてはそれが出来ずに浅く頭を縦に揺らし「お願い、――折角のプレゼントだから落としちゃったら大変!」と手伝いの言葉に甘える事にして。ぺこり、今一度お辞儀を見せれば"おねがいします、"と言葉を添えてから自分の持てる限りの荷物を持って、一先ず自分の部屋へと彼女の事を案内して)

  • No.91 by クロエ・ルイス  2018-10-16 21:14:05 



緊張って、アンタ相変わらずおバカねぇ。……あ、ほんとだ。ふかふか(姿を変えたところで中身は変わらない。それは目の前の相手がまざまざと証明してくれていることだった。低い位置へ持ってこられた耳はピンと立っていて、触って良いということだろうかと解釈すれば遠慮なく手でやわらかく何度も揉んでみて。狼の耳なんて触る機会は無いので、それが本物にどのくらい近いものかどうかは分からないけれど、心地よい感触であることは確かで。思う存分触り尽くせば、相手が体勢を戻せるように手を離す。「アハハ。はいはい。まぁ、落としても割れるような物じゃないから、そんなに気にしなくてへーきよ」慌てた様子の相手を見てカラカラと笑い声を上げながら一緒に部屋へ荷物を運ぶことを了承し。眠り鼠が持てなかったぶんはそう多くはなかったが、落としたら相手が悲しむかもしれないと思えばしっかりと抱えて後を着いていき)


  • No.92 by 眠り鼠  2018-10-16 22:51:17 



がお、――満月だったら食べちゃうぞう(耳に触れられれば数回程大きな口を開くことでぱくぱくと動かし、煽るような驚かしを行って。それから頭を戻すように持ち上げて、丸めた背を正しては彼女の優しさに甘えながら邸内へと足を進ませて。のろのろ、と遅い歩みで案内するのは階段を上った二階の中でも一番奥にある部屋で。決して大きすぎない大きさの部屋が待つ扉は落ち着いたこげ茶色の木で作られた物、その扉を開き「どうぞ、__後でちゃんと二人に渡しとくねぇ」行儀悪くも扉を足で支えて開きながら、他の二人にまで用意されていたプレゼントの受け渡しの約束を行って。「もう他の場所には行ってみた?、僕は朝からずうっと此処で準備をしていたから、ほかの所を何も見れてないんだ」困ったような雰囲気を浮かべた微笑みを表情に浮かべ、興味は有れど手が追い付かないと言った所のそんな返事を向け「もしこれから行くなら、また話を聞かせて欲しいなあ」わくわく、と自由に出歩ける彼だからこそのお願いを続けて)

  • No.93 by クロエ・ルイス  2018-10-17 12:30:42 



アハハッ。そのつもりなら十字架でも首から提げておかないと、先に血吸われちゃうんだからね(脅かされれば、きゃーと首を竦める仕草をしてから楽しそうに声を出して笑い。それから、姿勢を正した相手に、いーっと牙を見せつけながら身を乗り出して見せ。「お、おじゃまします」部屋へ入って手ごろな場所へ荷物を置きながら「よろしくね。アンタのはまぁ……趣味じゃなかったとしても使える物ではあるから」と、少し緊張した面持ちで視線を合わせないままそう付け足して。「他の場所はまだ。これから行く予定だけど……アンタは一緒には行けないの? それとも、パーティのホストは抜けられない?」ギリギリまで仕度をして、寄り道せずまっすぐここを訪れたから、他の場所を見ていないのは自分も同じで。自身よりも胸を躍らせる様子の相手を見れば、どうせなら一緒に行けばいいじゃないか、と誘い水を。けれど、この家の住人のひとりだから抜けることは許されていないんだろうか、と思い当れば少し残念そうに付け足し首を傾げて)


  • No.94 by クロエ・ルイス  2018-10-17 15:04:29 



(/続けての投稿を失礼致します……! いつも、楽しい時間を過ごさせて頂いております。人魚さんのキラキラとした王子様オーラも、眠り鼠さんの安定の癒しオーラもとっても可愛らしくて……! と、現在クロエでハロウィンを満喫しているところではありますが、このイベントが終わったのち、新規に男の子を迷い込ませることは可能でしょうか……? クロエが少女と女性のあいだの複雑な年齢なもので、子どもらしい子どもを作ってみたいという欲が出てきまして。その際、本トピの方へPFを投下して確認していただくのが良いでしょうか。お手隙の際にお答えを頂けると幸いです。)


  • No.95 by 眠り鼠  2018-10-17 15:13:46 



――うれしいなぁ、……見てるだけで眠たくなっちゃうねぇ。(部屋に入り、頼まれた分の同居人のプレゼントは確りと避けて。自分用にと渡された"秘密"のプレゼントに愈々我慢は出来なくて。可愛らしいキラキラと反射し光るようなシェルピンクの紐をほどいて、中身を取り出せばそれは正に眠り鼠である自分にお誂え向きのプレゼントで。許可なく勝手に中身を見てしまったことに行儀の悪さを覚えていない辺り、育ちが伺えてしまうが。枕カバーを手に取れば目尻は下がりっぱなし、ほこほこと喜びに眼を細めつつ「ありがとう、こんなに嬉しいプレゼント、初めてもらったよう」何よりも、眠ってばかりの自分だと知った彼女が自分の為に選んでくれたと言う事が嬉しくて堪らない。むぎゅう、とカバーを抱きしめて伝えても伝えても伝えきれないその気持ちを再度感謝の言葉に変えて。"一緒に"と言うのは考えてもいなかった魅力的な誘いで、思わずその言葉の意味を理解するには数秒の時間を要してしまうほど。「僕が一緒に行っていいの?、」つい、口を付いたその確認の発言とは予想外だと言うそれを在り有りに表に出したもので。「一緒に、……一緒に行きたい。帽子屋と三月兎には――ひみつ。」人差し指を伸ばせば自分の口元へそっと添えて、"しい"と息を潜めて共に出向く希望を伝え)

  • No.96 by 眠り鼠  2018-10-17 15:15:59 



(/ご相談を有難う御座います!、此方こそクロエちゃんの可愛らしさを日々堪能させて頂いております…!、そして新規の息子様との事ですが、いつでもどうぞ迷い込み下さいませ!。その際には、此方でも本トピでもどちらでも大丈夫ですので背後様のやりやすいようにして頂ければと…!、息子様にお会いできることも楽しみにしています!)

  • No.97 by クロエ・ルイス  2018-10-17 17:22:33 



初めてって、おおげさねぇ。アタシだって、誰かのために何かを作るなんて初めてだったから……ほ、ほら、そのせいで怪我までしたんだからね! ありがたぁく使いなさいよ!(包装を開けるところから、のんびりと、だけどしっかりと喜びを伝えてくれるところまで、全てが相手らしく微笑ましい。初めて、なんて形容されてはそれに釣られてつい余計なことを口走ったと気がついて、慌てて誤魔化すように、実際の怪我よりも演出過多に包帯の巻かれた指をヒラヒラと揺らして見せる。「ダメなら聞いたりしないわよ、おばか。一人よりもアンタが居てくれた方が楽しいし、初めて行く場所には道案内が必要でしょ」こちらから誘ったのに、重ねて確認をしてくるところは相手らしい。そう理解しつつも、はあ、とわざとらしく呆れたように溜息を一つ。包帯を見せるために上げていた手をそのまま相手の頬へ持って行くと、むにり、と柔らかくつねり。「さ、そうと決まったらどこに行く? 取り敢えず、人魚の所は行くって約束してんの。あとは、アンタのオススメはどこかある?」そのまま肌の感触を楽しむように、むにむにと伸ばしてみたり押してみたりしながらこれからのプランを尋ねて)


(/お返事をありがとうございます。それでは、あちらの参加者様方の邪魔にならぬよう、折を見てこちらに投下させて頂きます。その際はよろしくお願い致します……!/蹴り可)


  • No.98 by 眠り鼠  2018-10-17 17:54:44 



てづくり、__てづくりなの!。(嬉しい、嬉しい、と見てわかる程に喜びを表に出している中で伝えられたのは初めて作ったと言う言葉。その言葉が己の聞き間違いで無いのならば、これは彼女が自分だけの為に作ってくれた物だと言う事になる。驚きと嬉しさが同時に込み上げてくると抑えきれずにもぐもぐと何もない口を動かして。彼女の包帯は仮装の為だと思っていたし、温かみのある色合いの品は雑貨店で入手したものだと疑っていなかった。だからこそその驚きは一入と言うべきで、「どうしよう、もったいなくて使えないかも」ぽつり、と零れたそれはまごうことの無い本音で。頬に受けた擽ったい刺激に合わせて瞳を瞑ったり開いたり、その動作もすっかり慣れた所と言った様子で「――遊園地、双子が遊園地も気合が入ってたって言ってたから、行ってみたいな。後は――めりいの雑貨屋さん、今しか手に入らない可愛いのが有るって聞いたから」片手をゆるりと伸ばせば自らがされている行為を真似る様に片方の手でふにふにと頬を撫でて「僕はかわいい吸血鬼と一緒なら、どこでも楽しいから。___どっちがいい?」誘いを受けた時点でもう既に楽しいが始まっている。そして未だ楽しいが控えているとなれば表情を緩めるなと言う方が難しく。ゆるりと頭を傾けてから尋ねかけ)

  • No.99 by クロエ・ルイス  2018-10-17 20:17:53 



もったいないって何よ。使わないでしまっておく方がもったいないでしょうが(手作りと言っただけでこんなに喜んでくれるだなんて、自分の口角が自然と上がっていくのがよく分かる。「汚れたりしたらまた新しいの作ってあげるから、ちゃんと使ってよね」と、トドメとばかりに両手で頬を軽く押しつぶしてから手を離し。「遊園地……って、あのバ管理人の。買い物も捨てがたいけど、今日は遊園地!」そのワードを聞けば思い出されるのは必然的にあのミラーハウスでの出来事で。赤くなった顔を隠すように自分の頬へ手をあてがって冷ますと、もう片方の手を相手へ差し出して「じゃあ、狼男さん。手まで毛むくじゃらにならないうちに」なんて冗談めかしながら誘い出し)


  • No.100 by 眠り鼠  2018-10-17 23:52:03 



ぼくは裁縫なんて出来ないから、作って貰えたっていうのがとても嬉しいんだ。__ありがとう、たくさん使うねぇ。(最初こそ汚してしまっては勿体ない、だとか、大事な物だからこそ飾っておくべきか、だとか、大切だと思うからこそ考えてしまっていた。増してや誰よりも身近な存在として裁縫を得意とする人物がいるからか、縫物の難しさと言う物も手間が掛かる過程と言う物も知っていると自覚している。そうまでしてプレゼントしてくれたその気持ちが改めて嬉しくて、押しつぶされた頬のせいで唇は嘴のように先尖りになりつつ、今度は約束するように伝えて。"バ管理人"と言うのが"ドードー鳥"だと言う事はその役職から理解が追い付く。とは言え、それを語る彼女の顔色が仄かに赤く染まった事は理解が及ばずに頭をかしげるばかり。疑問に傾けたままの頭はゆっくりと正面に戻り、差し出された手にそっと重ねるとその手を引いて「喜んで、__でも、満月の前に帰らなきゃ。狼男は可愛い吸血鬼を食べちゃうぞう」ぱくん、と冗談に乗りかかる様に口を動かして、遊園地への道を誘導し)

  • No.101 by クロエ・ルイス  2018-10-18 18:16:35 



――遊園地っていうか、すっかりお化け屋敷ね。(たどり着いた場所は帽子屋邸とは異なるハロウィンらしさを全面に見せていて、そのおどろおどろしさは思わず息をのむほど。そういった類の映画はよく観ていたし、お化け屋敷だって作り物だと分かっているからきゃーきゃー悲鳴をあげるようなこともない。けれど、それはゴールが見えているからであって、空間すべてに”こわい”が充満しているというのは初めての経験で。口では軽く言ってみせるけれど、何かを身構えるように深呼吸をすると眠り鼠の手をぎゅっと握り直し。「アンタがいきなりゾンビとかに変わってたら怒るからね! 絶対に離れないでよね!」と、くれぐれも自分から離れないようにと忠告の言葉を繋げて)


  • No.102 by 眠り鼠  2018-10-18 23:55:21 



―――ほんとう、だねぇ。………、ハロウィーンの遊園地に来たのは初めてなんだ。(到着した遊園地は今までの勝手知ったる物とはかけ離れた出来栄えで、時折耳を掠める風さえもが演出の一つのように背筋をぶるりと震わせるほど。過去のハロウィンを思い出しても、この時期は自らを外に連れ出してくれる誘いは無く、てんやわんやとパーティの準備に追われていた。だからこそ初めての光景を楽しむ様にぽかん、と口を三角の形にするように開いて。忠告の言葉を受ければそんな彼女が可愛らしくて、同時に確りしなければと緒が締められるそんな思いに至り。こくこく、と頭を縦に数回程揺らしてからその手を確りと繋ぎとめて「全部がホラーハウスだねぇ。__あっ、でも、こわいだけじゃないんだよ。ピンク色の髪をした"フラミンゴ"を見つけて、運が良ければ今しかもらえない限定の兎のマスコットが貰えるんだって」ふふふ、と含む様にわくわくを抑え込みつつ笑みを交えて早速とばかりにきょろきょろと周囲を見渡して)

  • No.103 by クロエ・ルイス  2018-10-24 12:50:06 



そうなの? 誘ってよかったわ(いつものぼんやりと違い、何かがぽっかりと空洞になってしまったような顔をしている相手を横目に見て緊張が解けるとともに、連れて来たことが間違いではなかったと思えば小さな笑みを浮かべる余裕さえ生まれて。手がしっかりと握られる感覚も心地よく、遊園地の装飾をいくらか楽しんで見ることができそうな気持ちになってきた。「フラミンゴって……ああ、一度会ったことがあるわ。あの格好だったらすぐに見つかりそうだけど……」景品があると言われれば挑戦しないわけがない。かつてミラーハウスでドードー鳥を止めてくれた相手の容姿を思い返せば、このどんよりとした雰囲気の遊園地では見つけやすそうだと首を傾げる。とはいえ、相手も仮装をしているかもしれないし、運が良ければ、というのも少し気になる。眠り鼠の手を引き、きょろきょろと辺りを見回しながらあの特徴的な髪を探し、ふと足を止め。「あ、ねぇ、あれ、……あそこに居るの、そうじゃない?」眠り鼠とは違う明るいピンクの髪を持つ後姿を見つけると、指をさして隣を歩く相手に確かめて)


(/ゲームの描写ですが、このような文で良かったでしょうか……! 何かニュアンスが違いましたら書き直しますので、ご指摘くださいませ)


  • No.104 by 眠り鼠  2018-10-24 18:03:42 



___そう!、きっとそう。追い掛けなきゃ、(遊園地の敷地はただでさえ広い、その上、いくらイベントの一つだとは言えども引き籠りがちで人との接点を極力取ろうとしない彼が見つかるとは大凡思えずに。そんな心配を切り裂くべく、彼女があげた言葉に耳をぴくりと揺らしては反射的に声が示した方角を視線で追いかけて。見つけた!__見間違えの無いそのピンク色の髪に普段の寝坊助眼は幾許もしゃきんとして、彼女の手を確りと取りながらその後姿を追い掛けに行き。「フラミンゴ、ひさしぶり。」まったり、としたマイペースな声色でその男を引き留めて)

フラミンゴ:―――。よォ、眠り鼠と……こないだのアリス。(じゃら、じゃら、と引き摺り歩くのは飾り用の軽い足枷で。行う仮装は白黒ボーダーの囚人服、頭部には包帯を緩く巻きつけて、血のりを用いた怪我メイクを行ったそんな姿で遊園地内を徘徊中。イベントの一つとして行われる自らがメインのその内容に渋っていても仕方が無い、決められた時間は確りと遂行する。と、ばかりに歩いていた中で自らを呼び止めるその声に気が付いて。ずるずると引き摺るように歩いていた足を止めれば振り返り、其処に居たその姿を確認してから見覚えのある彼女の姿に困り眉を一層と深くしてから「この間は悪かったな」と詫びる言葉を添えて。「――ハッピーハロウィン、人形は……」まだ残っていただろうか、配布用の籠を覗いて)

(/イベント参加を有難う御座います…!早速お返事を返させて頂きます!此方の投稿秒数が6よりも小さければマスコットを受け取った描写でイベント成功、此方の方が大きければマスコットは品切れでイベント失敗となります…!/蹴り推奨)

  • No.105 by クロエ・ルイス  2019-11-26 16:22:41 




(/もう何度目の挨拶か分かりませんが、お久しぶりです……!
本トピが度々上げられているのを拝見し、キャラリセされたアリスも……という文字を読んで、一縷の望みをかけて書き込みをさせて頂きます。

度重なるお返事の延長や長期の無断失踪を重ね、本当であればこのように戻ってくることもおこがましいとは分かっているのですが、やはり読み返すたびにこの世界でクロエとして過ごした楽しい時間が忘れられず……。

もし宜しければ、また交流をさせて頂けないでしょうか。ご検討をお願い致します……!)



  • No.106 by 赤の女王  2019-11-26 17:47:41 



(/お久しぶりで御座います…!
トピを上げていいものかと悩んではこらえておりました。ふたたびこのトピが上がっているのを見てとても嬉しく思っております…!
私生活があっての事ですので、どうぞ此処は時間がある時の暇つぶしとして活用していただければとても嬉しいです!
またクロエちゃんと物語が綴れると言うことがとても嬉しいです…!もし、逆に個トピがご負担になるという事でしたらお時間があった時にお話が出来る本スレに移行しても大丈夫ですので、背後様にとって一番ご負担のない方法で続けられればと思います…!
再度お声がけ頂き有難う御座いました!お時間のある時にお返事を頂ければ幸いです。)

  • No.107 by クロエ・ルイス  2019-11-26 19:20:18 



(/お早いお返事をありがとうございます……!
私こそ、こうしてまたお話して頂けることが本当に嬉しく、感謝の気持ちが募るばかりです。

トピックに関しては、主様がお声がけ下さったこと、クロエを想って部屋を作って下さったこと、そして何より、此処で紡がれた思い出の数々を残しておきたいということから、どうかこのお部屋で交流を続けさせて頂きたいと思っています。

最後の交流がハロウィンイベントの物になってしまったので、新たな場面から始めさせて頂けるでしょうか……! 折角綴って頂いたのに、本当に申し訳ありません。
もしも宜しければ、手作りお菓子に挑戦させたいなと思っているので、図書館でレシピ本探しか、キッチンで実践か……を考えています。その際のお相手は、主様が選んでくださいませ。)


  • No.108 by 赤の女王  2019-11-27 22:23:17 

(/それでは引き続きこちらでお相手をして頂けると幸いです…!
早速ではありますが図書館でのダリア、キッチンでのジャックを出しておきますのでお手すきの際にお好きなほうを拾っていただけると幸いです…!お返事はいつでも大丈夫ですのでお暇なときにして頂けると…!)



ダリア:(ふんふん、とご機嫌な鼻歌をこぼしながら返却された本を正しい棚へと戻す。暫しその時間を繰り返せば腕に抱えていた分の最後の一冊をグっと押し込んで達成感に腰を伸ばして満足げな笑みを表情に。いったん休憩をはさむつもりか、そのまま頭部を右から左へとゆっくり動かせば固まっていた骨がコキコキと音を鳴らして。そんな音の合間に扉が開く音が広がると「芋虫?戻ってきたの?」と扉の先にいる主を想定した声を送り)


ジャック:(煙草休憩に出ていた戻りか、ほんのりと煙たい香りを衣類に纏いながら場内の廊下を進む。時折通りすがるメイドに次ぐ仕事の指示を出しては一人のメイドにつかまった。”アリスがキッチンを貸してほしいと”と彼女の話を教えられれば一瞬ばかりきょとんと眼を丸くしてから「ライオンが使ってなければ良いんじゃない?、あ。いや、いいよ、俺が引き受ける___アリスはどこに居んの?」と尋ねかけるように話題の人物について尋ねかけて)

  • No.109 by クロエ・ルイス  2019-11-28 19:10:36 



(お菓子を作ろう。自分がそんなことを思いつくなんて、これまでの生活ではありえなかっただろう。帽子屋邸や人魚と行った出店街に並ぶ色鮮やかな菓子達を見ているうち、自分でも作ってみたくなったのだ。技術に関しては、きっと城のメイドか誰かが手伝ってくれるだろうけれど、そもそも何を作るのか。それを考えようと廊下を歩くメアリアンの一人に尋ねると、図書館ならば多くのレシピ本があるだろうと教えてもらい。図書館だって自分には縁遠い場所だったからわずかに顔を歪めたものの、ひとまず礼を述べて教えてもらった場所へ向かい。大きな戸の前で深く呼吸をしてから、ギィ、と音を立ててそれを押し。明るいとも暗いともないその空間は、全ての音が本に吸い込まれていくかのようにしんと静まり返っていて。おそらく、どこかに司書のような人が居るはず。レシピ本の在り処を聞こうと辺りを見回した所で、ふいに声をかけられて顔を上げ。「だ、誰が芋虫よ! こんな美人を捕まえてなんてこと……」想定外に話しかけられたことへの驚き、それが人違い、よりによって芋虫と間違われたとあればつい声を荒げてしまったが、此処が図書館であることを思い出すと慌てて口元を押さえ。バツが悪そうに俯きながら声の主の元へ近寄り、「アタシはアリスよ。アンタが待ってる相手じゃなくて悪かったわね。……ところで、ここの案内係みたいな人ってどこに居るのか知ってる? お菓子のレシピが載ってる本を探してるのよ」図書館など慣れない場所で、どの程度声を抑えたら良いのか分からず、つい内緒話をするように相手へ顔を寄せてそう話すと、再び辺りを見回して)


(/とても素敵なお二人をありがとうございます。どちらにお相手頂くか、本当に悩んだのですが……今回はダリアさんにお願いをします。キッチンでの実践の際には、またジャックさんにお相手して頂けたら、と思っております。
また、本当に久しぶりですので、文章の拙さやキャラクターの迷子が散見されると思われます。何かありましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ……!

それでは、改めてよろしくお願い致します。)

  • No.110 by ダリア  2019-11-28 21:11:03 



ぅお――驚いたぁ。(いの一番に此処の管理者の名前を挙げるあたり、普段からアリスの利用者がいないと言う事を現しており。だからこそ、訪れたのがアリスだとわかれば驚きに眼を丸めることとなり。加えて荒げられた声で否定を受ければ暫し遅れて迎えたその姿にくすくすと楽しそうな笑い声をこぼし「此処ってさ芋虫と俺くらいしか来ないから間違っちゃった」んべ、と舌先を少しだけ伸ばして間違いを誤魔化すように言い訳を一つ。案内係と聞けば自信がある、胸を張ってみせてから片腕を小さく控えめに挙手し「本を探してるなら俺が力になれるよ。本当はさ、芋虫のほうが詳しいんだけど……こんな美人を待たせるのは失礼だもんね」に、と口角を持ち上げれば先の彼女の発言を引っ張り出してからかうように軽口を。寄せられる顔に少しだけくすぐったいと言った雰囲気で眼を細めて「気にしなくていいよ、今は俺とアリスしかいないから」と彼女の心遣いを察してか片手をひらひらと力を抜きながら揺らして続け。「アリスはお菓子作りが好きなの?」ゆっくりとした歩調で歩き始めるのは調理本の並ぶ棚で、横目に彼女の姿をとらえながらマイペースさの伺えるそんな尋ねかけを送り)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック