ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>シロ
…得な性分してる。
(気を抜けば刺さる嫌味を受け流すように目を閉じて。ブランケットに包まって暖炉に当たれば眠気に襲われるのは自然な事、
>ユタ
…お休みになられるのでしたら、寝床の方がよろしいかと
(暖炉の前、椅子に丸々姿では寝起きに辛いだろうと横目に見上げ一言。暖炉の火を消してしまえば移動するだろうかと立ち上がれば近くに置いてあるはずの水の入ったバケツを目で探し)
>シロ
面倒臭いから此処でいい。
(このまま寝るにしては薄寒い気もするが風邪引きの悪魔なんてお笑い、有り得ない。どうせ此処で眠っていたって誰も気にとめやしないだろうと都合の良い考えの元、意識は半ば夢の中
>ユタ
…このまま食べてしまいますよ、捕食者の前でこうも無防備に眠りに入られては困ります。
(あまりにも無防備だ。責めるように呟いては既に夢の世界へと意識が向きつつある悪魔を見下ろし少しずり落ちていたブランケットを引き上げ、上記を呟いて呆れ顔。触れてはきっと前のように怒らせるだろうと羽にも肌にも触れずにじっと見下げるだけ)
>シロ
…こんなの誰も食べないって。
(捕食者、そう言えばこの屋敷には吸血鬼や狼や、そんな類の生き物しか居ないのだっけ、当たり前の事を今更思い出して、それで染み付いた怠惰な習慣が治る筈もなく。適当に返事すると小さな寝息を立て始め
>ユタ
…まったく、この方は
(寝息を立てる悪魔を見下ろし呆れたような目で見下ろしては少し逡巡してから近くのソファーに座り小さく息を吐き。主人のいないこの空間はどうにも落ち着かない。だから居候に突っかかるのだと自覚はあるが直りはしないそれに小さく舌打ち)
>シロ
(浅く緩やかな睡眠のおまけは、昔食べた人間が持っていた物と自分が長年積み重ねた物との色々な記憶達が混ざりあう不安定な夢、目が覚めたならどうせ忘れてしまう歪な情景は現実と錯覚する程の温度で、
>ユタ
…聖なる夜に惰眠を貪る居候、夢はそのまま悪夢に変われ
(出ていこうとすればすぐにでも出ていけるはずの悪魔が居座る理由なんて空腹しかないのだろう、と勝手に思ってはいるが規則正しく揺れる背中に恨みっぽく呟いてはソファーの背もたれに頭を乗せ天井を仰ぐ。異様な程の空腹はいつもの事、生肉なんてこの屋敷に滅多にくるものじゃない。人間の魂と同じように貴重なのだ)
(/いやあ、クリスマスですねぇ。先程シロがターキーとケーキを広間へ運んでおりましたよ…サンタなんてこの真っ黒な屋敷にはやって来ないでしょうが、新しい住人ならいつでもお待ちしておりますよ!)
>シロ
(ぱちり、と目が覚めた先は本当に現実か、開き切った瞳孔で捉えたのは眠る前と変わらず傍にいる馬鹿犬。やけに長い夢を見た気もするが実際には5分程しか経っていないのだろう、「まだ居たのか。」 と退屈そうな執事に一言呟いて
>ユタ
…随分とお早いお目覚めですね。夢見が良くありませんでしたか?
(聞こえた声に微かに身体を揺らし頭を戻しては悪魔を見やり、もし悪夢であったなら願ったり叶ったりだとは口にしないまでも。ソファーに腰掛けたまま脚を組み小首を傾ける姿を生意気だと笑うだろうか?)
>シロ
忘れたよ、もう。
(夢の内容を思い出そうにももうとっくに記憶は靄がかっていて、こんなに頭が怠いという事から取り敢えず断言出来るのは甘く楽しい夢では無かったという事だけ。近くに人の気配があるせいだ、と半ば八つ当たり気味の低い声もきっと相手は不敵な笑みを浮かべたまま受け流すのだろうと
>ユタ
…それは残念
(聞こえた低い声にゆらり、ソファから立ち上がれば喉の奥で珍しく笑いつつ悪魔へ近寄る。嗚呼、なんだか今日はやけに意地悪な感情が渦巻く。手を伸ばし悪魔の背中へ、触れようとしつつ「悪夢なら是非お聞かせ願いたかったのですが」なんて言葉を)
(/嗚呼、眠れないのです。今夜一夜だけ…では満足出来るかもわかりませんが、お時間のある方、この狼の相手をしていただけませんか_誠心誠意お仕え致します)
>シロ
久しぶりねシロ。
(分厚い本を片手に相手の後から声をかけ)
(/お久しぶりです!リアの背後です!もう1度参加しても宜しいですか?)
>リア様
(/お帰りなさいませ!シロ背後のペラペラの紙です、またお会いできてとても嬉しく思っております!)
…お久しぶりです、リア様
(見えた影は懐かしい姿を映し出し、そちらへ向き直れば頭を下げる。いつぶりか、懐かしい香りも声も見目もセピアに色褪せた記憶を塗り替えるような姿に安堵したように微笑めば名前を呼んで)
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