ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>741様
(/シロ背後のペラペラの紙と申します!参加希望ありがとうございます、是非ご参加ください…pfはお時間のある時にゆっくり投下していただければ大丈夫ですので明日の参加をお待ちしています)
>シロ
やあ、シロ。お前は相変わらず働き者だね。
(肌に触れた夜の温度の風は案外強いものだったが寝ぼけた体には丁度良い。ふと、こちらの存在に気付いた使用人に手を振って返せば柔い笑みを浮かべて。いつも近い距離で接しているからかずいぶん遠くに感じるが、それも今夜の月を見上げてしまえば気にならなくなってしまう。それくらい立派な月なのだ。そういえば狼は満月の夜に吠えるんだったか、それは狼人間の話だったか――なんとなく気になって近しい存在の使用人に尋ねてみて)
いい月夜だね。こんな夜は狼らしく吠えてみたくもなるものかな?
>ルイン様
ルイン様は相変わらず意地悪でいらっしゃる。吠えませんよ、野良は分かりませんが私は飼い犬です。
(頭を上げ、揺れる手と変わらない声に律儀に返事をしてから目を伏せる。満月は好きではない、爪は伸びそうになるし、ところ構わず噛みつきたくなるし、カップのような硝子を持てば割る。執事としては最悪で狼としては本能が許される最高の日。一瞬強く噛み締めた唇からは微かに血の味がして頭が少し冷静になったのか、再度ルインを見上げては)
…ご主人様、お食事はどうしましょう。お望みとあらばウサギでも赤ずきんでも捕って参りますよ
ペラペラの紙でございます
あまり顔を出せずにおりましたが、これからは多少なり頻繁に顔を出せそうで嬉嬉としております!
さて、住人の皆様におかれましては…冬眠に入られた方、部屋から出てこない方、まあ様々ではありますが
住人は随時募集中です
家賃も無し、掃除洗濯も執事にお任せ下さい…もちろん使用人も募集中です
シロも仲間が増えたと喜ぶことでしょう!
それでは、お声かけはお気軽に
以上、ペラペラの紙がお送りしました!
(/また張り紙ですか…困ったものですね(ペラペラの紙を燃やしつつ)今日も蒸し暑いですが、屋敷の空調は完璧かと思います。どうぞ、お越しくださいませ)
>シロ
意地悪だなんてひどいな、躾が上手な御主人様だろう? ああ、それと食事は軽いものを頼みたい。
(飼い犬だって躾が鳴っていなければ吠えるだろうが、彼女はよく躾された犬であると。なるほど確かに、彼女は大変出来の良い使用人だ。そんな使用人から食事はどうするかと尋ねられると考える素振りを見せ、獲物を捕ってくる気満々の相手をやんわりとなだめるように軽食の準備を頼んで)
>ルイン様
嗚呼、躾のとてもお上手なご主人様。直ぐにお食事の御用意をさせていただきます。
(いつかと同じ言葉に緩く口角を上げると嫌味な程に丁寧な一礼を披露し屋敷の玄関へと向かい。その足で向かったのは厨房…しかしいくつか問題がある。料理は良い予め用意したものがある、飲み物も良い、デザートもだ…が、問題は食器だ。棚からグラスを取り出そうと手を伸ばし、掴めばいとも簡単に割る。破片が床に散らばる様子を眺めては溜め息を吐いて拾おうと手を伸ばし…爪が手袋に穴を空けているのを見てはまた溜め息をつく。躾の出来たペットとは程遠い自分に何故だか呆れて苦笑が漏れ)
>シロ
全く、可愛げがないなあ…よろしく頼むよ。
(嫌味たっぷりの礼をして見せた使用人に相変わらずだなあと引きつった笑みを浮かべ。相手を見送っては窓を閉め、カーテンは月が見える程度に開けておき。窓辺を照らすには月明かりで十分そうだ。テーブルの上と散らかった書物をゆっくり片付けながら食事が運ばれて来るのを待とう。)
>ルイン様
失礼致します
(何故お皿と決闘する心持ちで作業しなければならない…と眉を寄せつつ何とかスモークサーモンのリゾットやら冷製トマトスープやらレモンケーキやらを皿に盛り付けた頃には皿は5枚程命を落としていた。溜息をつきつつ手袋を替え、カートに乗せて主人の部屋へ。扉を開け声をかけては頭を下げ、執事然と振る舞っては従順な犬であろうと手を握り込み部屋へとカートを招き入れ「お待たせ致しました、ご主人様」と続け)
(/今宵も住人の帰りをお待ちしております。もちろん、新しい入居者も歓迎でございます。嗚呼、屋敷のことも手が回りきらないと困りますし使用人仲間も勿論お待ちしておりますよ)
>シロ
ああ、シロ。ありがとう。
(部屋のドアが開いた音に反応して顔を上げて礼を言い。物が退いてさっぱりしたテーブルを前に椅子に腰掛けて料理が目の前に運ばれて来るのを待ち。軽食を用意するにしてはいつもより時間が掛かったような気が……まあ、彼女にとやかく言うつもりはないが。)
>ルイン様
…ご主人様は、私に吠えたくなるかとお尋ねになりましたが
(テーブルへと口を開くことはなく料理を運び、全てがテーブルに並んだことを確認してからふと目を細めつつ主人をみやり口を開き。「私がもし狼らしく貴方様に吠え、噛み付き、貪ったとしたらどうするつもりだったのです?」と、興味本位だが、それを本当にすることは今の自分なら容易いはずで)
>シロ
そうだね……どうしようか。
(目の前に並べられた料理を見るとどれも美味しそうで思わず笑みが零れる。料理に早速手をつけようとした矢先、ふと尋ねられたことで一瞬呆気に取られ相手を見ながらぱちくりと瞬きして。吠えられるまではいいとして、その気になった彼女に噛み付かれるなり貪られるなりされれば正直こちらに成す術はないだろう。そこまで考えると困ったように笑って誤魔化して)
シロはずっと利口だったからそういうことをするのが想像できないね。
>ルイン様
…卑怯で残酷な方だ、まったく
(主人の食事の邪魔をしてしまった申し訳なさと、満月故に執事としての業務を全う出来ない歯痒さと、利口だったと誤魔化すように褒めるその言葉に奥歯を噛み締め小さく呟いて。それからどこか安心したように目を細めては「どうぞお召し上がりください、ご主人様の身体を美味しく新鮮に保つのは狼の仕事ですから」と嫌味を)
(/日が長くなりましたねぇ!暑い夜が続きますが夜は我々の世界です、楽しみましょう…え?何?私は紙?紙だっていいでしょう!!夜は!!紙も!暑く!感じるんです!湿気でふやけるんです!もう!住人をお待ちしております!)
(/すっかりふやけてしまいました…まったく、早くシロにアイロンをかけてもらわなくてはいけませんね。何はともあれ今日も皆様の帰りをお待ちしておりますぞ!)
>シロ
全く酷い言い様だね。
(お召し上がりください、と言われれば食事を再開して食物を口へと運んでいき。いつも通りの美味しい食事。特にこの冷静スープが身体に染み渡る。しばらくそれを空いた腹に入れるのに夢中になって入れていたがスープを飲み終えたところで思いついたように口を開き。出てきた提案は、それはそれは軽率なもので。)
…ねえ、シロ。お前がいつも手間暇かけて世話している主人の味を知りたくないかい? 果たして吸血鬼の血肉は狼にとって美味しいものかどうか、俺自身も気になるからね。
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