ヴァンパイアの城/BL/

>駿
……いや、これで終いだ。(上着をきつく絞って、パンッと軽快な音を立てて広げれば皺のない綺麗な状態でハンガーに掛け、適当な場所に干す。しかし、何もさせないのでは気負われ兼ねない。少し考えて「新しい紅茶を頼めるか？……ついでにそれも返してきてくれ。」と、トレイとカップを指差し)

>ディム

了解。(何処か気にしているのか短く応答しては、トレイとカップを持ちながら部屋出ていき目的地へ到着。従者に事情説明してから二人分の紅茶とトレイ渡されては、再び部屋へ戻りそっとテーブルに置いて)ふぅ...、今度は大丈夫だ。本当御免な。あと、有難う

>駿
気にするな、と言ったはずだが。(相手が出て行き、戻って来てからの言葉にそう返しては、時間潰しに読み始めた本を早々に閉じた。「……まぁ礼を言われて悪い気はしないが。」と小さくクスリと笑んで)

>ディム

んん。...っと、紅茶は此処に置いておくから、飲みたくなったらどうぞ。(彼の言葉に肯定しつつも、テーブルとんとん、と軽く叩いてから、直ぐにベッドに移動し「実は最初から気になってたんだけど、これ絶対ふかふかだよな。転がってみていいか?」なんて問い今にもベッドに転がる勢いの体制で←)

>駿
……ああ、戴く。(ベッドからテーブル前のソファーに移動しつつ、反対にベッドに向かった相手の問いにキョトン、としつつも「好きにしろ。」と)

>ディム

有難う、...っ、やっぱりふかふかだ。で、地味に暖かいのはさっきお前が寝てたからか?(其の侭寝転がればシーツに頬を当てて目を瞑り上記を小さく問いつつ、何処か心地良さげに表情緩め)いつもこういう所で寝てるのか...、良いな。よく眠れそう。

>駿
ああ、多分な……。(相手の表情や仕草を見て子供のようだなんて思いながら曖昧に答えた。「使いたければ使えば良い。シェイビー以外なら。」と、何か嫌な気配(シェイビー←)を感じたらしく苦笑しながら言って)

>ディム

え、これはお前のベッドだろ!?さすがに寝る事まではしないけど、あぁでも、まったりはしていたい。(なんて曖昧な事を述べつつ枕抱き締め←「あのおしゃべりにゃんこは自分のベッドあるんじゃないのか?」と問い)

>駿
俺は別にお前と二人で寝ても構わないんだが。(と、他意があるのかないのか分からない微妙なラインの返しをしては、枕を抱く相手に「絵本でも読んでやろうか？」なんて。「シェイビーは……何だか知らんがこの部屋を狙ってる。」←)

>ディム

さっき、そばにいようかって言ったら断ったのにかっ(なんて問いかけながらも枕離して元の位置に戻せば隣ぽんとして「子供じゃないんだぞ、寧ろ隣に寝転がるか?」と)あれか、おしゃべりにゃんこはお前がこう弱ってる所がお好みなのか...←言い方

>駿
……体調の優れない時は別だ。(と返しつつ、「それは残念。……ああ、じゃあ少しだけ。」と横に腰掛けて。「……アイツは悪趣味だからな」←w)

>ディム

嗚呼、そういう事か。...今更だけど、お前って吸血鬼なのに血とか好きじゃなさそうだよな。(納得した様に頷けば欠伸漏らしながら、相手を見詰めては普段から血を飲んでいる様子が無い為そう思い込み)さすが、おしゃべりにゃんこ...

>駿
……。(黙り込み、暫しの沈黙と共に考えていたが、漸く口を開いたにも関わらず「……俺にもわからん。血は……出来る限り見たくない。なのに、身体は欲する。」と至極曖昧な返答をしては、時に極限に血に餓えて見境のなくなる己を恥ながら嘲笑を浮かべた。「……だが、良い所もあるんだ。幼い頃の俺を救ったのは……アイツだからな。」と)

>ディム
……(起きる気配もなく屍のように暫く寝ていたがふと目が覚めて瞼を開くと身体を起こして辺りを見回し「…よく寝たけど寝すぎた…」と半分寝ぼけながら呟き立ち上がる毛布を綺麗に四角くたたむが暇なので城内を観察ついでに散歩に出かけようと部屋を出て

>後藤
さっきから黙ってたが俺を誰かと重ねるのはやめやがれ、俺は俺。そいつはそいつ。…俺と似てるなんて言われてもその誰だかは快くおもわねぇぞ(怒っているわけでなく、年下を相手にするような口調で話相手に背を向けて「知らねぇ…人間共がどんな心境でどう強くなろうと関係ねぇ、それに次いで俺らもうまく生きる術を見つければいい話…」と話終われば背を向けたまま歩きだし

>ディム

わ、わからない...!?、まぁでもつまりは、本能的には血を欲してる...ってことか。(曖昧な答えに首を捻らすも上記告げては、シーツ撫でながら話に耳を傾け「おしゃべりにゃんこが...お前を...?」と)

>ネロ

あ、御免。そういうつもりじゃなかったんだ、ただ言っていることが似ているなって。ってどっちも変わらないか。(案外素直な所があるのか、己の行動改まっては苦笑浮かべつつ謝罪述べて。また背を向けた彼を見詰めては、あとを追いつつ「...どこいくんだ?傷が治るまでは休憩した方が良いだろ...危ないぞ?」と)

>ネロ
……？もう大丈夫なのか？(書斎から本を数冊抱えて出てきた所へ、丁度相手の姿を見掛けては声を掛け)

>駿
……だから、あまり近付くなと言っているんだ。今は平気だが……いつ抑えが利かなくなるかわからない。(相手から視線を逸らしつつ述べて、何処か懐かしそうに目を細めては「ああ。……この城は一度、人間の手で陥落した。だが、城は一日で奪還されたんだ。……城を奪還したのは、迷いの森を生み出したのは……何よりこの城を隠したのは……アイツだ。アイツは『憎むことより、愛でることの方がキミにはお似合いだ。キミの剣は盾でもあるんだよ』そう俺に言って笑ってた。……当時の俺には理解できなかったが……今なら、解る。」と。)

>後藤
…馬鹿だな、お前(クスリと口許を手で抑えながらも小さく笑を零すも後ろを振り向かず歩き続ければ「怪我が治るまで此処にいさせてもらうが、今は外の風にあたりてぇんだ」と外への扉を開けると目を細めて風にあたり

>ディム
かなり寝たから心配するな…(思いっきり背伸びをすると身体が起きたのか軽くなるのを感じ相手の本に目を向けると「そこが書斎か…でその本は何？」相手の出てきたとこを書斎と判断すると気になった本について尋ね

>ネロ
くれぐれも無理はするなよ。(そうとだけ告げれば、立ち去ろうとした背に掛かった問いに「これか？……小説だ。読みたければ貸すぞ。」と振り返って返し)

>ディム

...俺の血はそんなに良いものじゃないかもしれないけど、お前が血に飢えた時は提供しても良いぞ。(己の首元抑えながら彼に聞こえるか聞こえないか位の小さな声で呟いては目を伏せ「そうなんだ。おしゃべりにゃんこがいなかったら...今のお前はいなかったのかもな。...何だかんだであいつ、すげぇ良いやつじゃないか。少し見直した」なんて小さく笑って)


>ネロ

外の風か。...なら、俺も当たろう。(彼の馬鹿、という発言が耳に入るものの聞かなかった事にしようと一人勝手に頷いては、己も後に続いて外に出。すーとした風が髪を撫でれば心地良さそうに目を細めるも、横目で彼見て)傷、早く治るといいな。...でも、治ったら行く宛あるのか?

>ディム
さっき誓ったからしねぇ(寝る前の会話を思い出し首をふって言うと己のボロボロの服に気がつき「1冊貸して欲しいのと…服を一着貸してくれねぇか？こんなんじゃ、新しい服も買いにいけねぇ」と振り返った相手の顔を申し訳なくて直視できず少し俯き

>後藤
…元から宛なんてねぇから、フラフラ街回って過ごしてんだ。だから、今更行く宛がなくても困らねぇ(真っ直ぐと森の中を見ながら呟くと暫く動かず息をしながら遠くを見つめるだけの状態でいるがその顔は浮かない表情で