トピ主 2014-03-25 09:14:25 |
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>駿
……俺には、もう血を喰らう必要はない。この身体も……そう遠くない未来に消えてなくなるだろうから。(微かな声に小さく呟けば、「気持ちだけは有り難く受け取ろう。……ありがとうな。」と微笑んで相手の髪を撫で。「……ああ。だが、敵であったらと考えると酷く恐ろしい。」なんて)
>ネロ
ああ……そうだな。俺の服で良ければ。(と、背を向ければ自室へ向けて歩き出し。「服の調達ならば、シェイビーを連れていけ。アイツがいれば街の連中も何も出来まい。」自室の前まで来ればそんな事を言って、扉を開けて入るよう促し)
>ネロ
じゃあ、こうぐるぐる旅してるんだ。(彼の言葉に納得した模様、軽く頷きながら上記を告げ。ふと空を眺めては空気吸い込み、ふぅと吐いて再び彼見つめ)俺が此処を管理してる訳じゃないから、すすめるのもおかしいけど...此処の主に頼んでここで過ごしてみたらどうだ?
>ディム
...。(己が生きている間の未来では無いとはあっても酷く寂しく思えたのか、自然と手を掴んでから退かした。起き上がれば表情見せたくは無いが故に顔を逸らした侭「お礼、されることじゃ...」と呟き)仲間でよかったな、おしゃべりにゃんこ。...
>駿
……俺は嬉しかった。だから礼をする。それじゃ駄目なのか?(掴んで退けられた手を宛てなく彷徨かせて、やっと己の膝に落ち着かせて問い。「……全くだな。」なんて苦笑して)
>ディム
...あ、いや、別に駄目じゃない。(首を横に振って苦笑すれば上記を告げつつ、背向けて再びごろんと寝転がって「ただ吸血鬼にも命の終わりっていうのがあるんだな。」と小さく呟き己の手を見詰め)
>駿
化け物とて生物だ。……食事を摂らなければ餓えて死ぬし、致命傷を受ければ等しく死ぬ……存外に脆い生き物なんだ。(相手の背に苦笑浮かべれば、ぽんぽんと軽く背を撫でてベッドから降りた。もう冷めてしまった紅茶を手に、ソファーに腰掛ければカップの水面見つめ)
>ディム
じゃあ、お前は血を吸えば将来は消える事ないのか?(背を撫でる手が何処か温かみを感じ目を細めて。途端ベッドが軋む音、彼が降りたのだろう。くるりと寝返りうちうつ伏せになれば頬杖付きながら、バレないように横目で彼ちらりと見て)
>駿
ああ。……血を喰らえば死ぬことも、力が衰えることもない。(そう頷いて、しかし曇った表情で「……だが、俺は……もう誰も傷付けたくはない……」と掠れた声で呟いて)
>ディム
ディムが消えたら、体の傷はなくとも寂しい思いする人たちいるんじゃないか?取り残された、従者達はどんな気持ちになるんだろ。(目を伏せつつ上記を問うては、ふと窓の外に視線を移してから、再び彼へと視線を向けて)
>駿
皆、同意の上でここに残っている。俺が消えた後はシェイビーに任せてあるしな……。だが、やはり生きろとせがむ者もいる。(苦渋の表情で呟けば、目を瞑って俯いて)
>ディム
正直どちらの選択もお前にとっては辛い選択って事なんだろうな。(ぐ、と身を起こしては決意した様に立ち上がり扉まで移動し「...でも、片方の選択はお前にとってもやっぱり苦かもしれないけど、与える者が心底良いと言ってるんだ。...どっちかっていったら、そっちの方が良いと...俺は思う。」とドアノブ掴んで背を向けた侭上記告げたのち、扉開けて部屋出て行き)
>駿
……。(じ、と相手の背を見つめたまま微動だに出来ず、出ていく様を見ていた。は……と肺に溜まった息を吐き出しては俯いたまま頭を抱えて「……どうすればいいんだ……アリア……」)
>ディム
あ、あの刃物とコップ、それからこう包帯...貰っても?(厨房にて従者に申し訳無さげに上記を告げては暫らくして、其れらを渡され幾つもの扉の内適当な所に入ればテーブルにコップを置き右側の前腕部の裏辺りに刃物を当てればサ、と切り溢れた血をコップに注ぎいれ。暫らくして包帯を患部に力強く巻けば、右腕の巻いていた袖下ろしコップ片手持って彼の部屋向かい)って、コップに血ってシュールだなおい...
>駿
……、血……。(くん、と微かな血の香りを嗅げば、それが近付いているのに気付いて表情を歪めた。「駄目だ駄目だ駄目だ……」胸を押さえて蹲り、血の香りを嗅がないようにして)
……血の匂い。
(門番の如く門の前で昼寝をしていたが、身体を起こして長い尾を揺らし)
……どうやら決断の時が来たようだよ、主。
>ディム
どうも…(相手の後ろをマイペースについて行きながらも城を見回していると招かれているので扉を開けながら「わかった、ね…シェイビーにね」猫と言いそうになるのを抑えて言い直すと落ち着きがないように部屋に入り
>後藤
簡単に言えば…な(やっと森から目を離し相手を見ると肩の力を抜くように息をはき「…そうしてみるか、でももう少し外にいるからお前はお前のことをしてな」と言い切るとその場に座り
>ディム
血って美味しくなさそう...。(無論彼の今の様子など知らず足を進めていれば、扉を開いて「ディム、これ...、...おい?」と彼の様子に目見開き、駆け寄ったのち顔覗き込もうとし)どうしたんだ...?おい、
>ネロ
そか、寒くなる前には中に入るんだぞー。風邪引くといけないからな。(上記伝えておけば、何となく今はそっとしておいた方が良いのかもと己は中に入り。取りあえず暖かい飲み物でも持っていってあげるか、と思えば厨房へ足進め)さて、紅茶嫌いじゃないといいけど。
>ネロ
ああ。機嫌が良ければついてくるはずだ。(頷いて自室へ入れば、真っ直ぐクローゼットに向かい、シャツ、上着、ズボンと必要な辺りの服を適当にバサバサと出して「好きに着替えろ。それと……本はここに置いておく。読み終わったら書斎へ置いておけ。」と述べれば、着替えを見るのも失礼かと自室を出て)
>駿
……。(伏せた顔を上げる事なく、相手の声を聞いてギリ、と奥歯を鳴らした。漸く小さく「……切ったのか?」と問えば、ゆっくりと上げたその瞳からはポロポロと涙がこぼれ落ちて。)
>ディム
...っ、ディム?(彼が涙をこぼすなんて事は思いもしなかった為に目を丸くしては、驚き隠せずに硬直するもそっとテーブルにコップ置き。彼の目前で視線合わせるように屈んでは、頬に手添え親指で涙抜くう様にし力無く笑って)そんな顔してほしかった訳じゃないけどな。...お前は消えない方が良いと思う。
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