【黒バス】好きな人【赤黄】

…黄瀬を誰にも渡したく無い。俺のお前への大好きは、愛…恋愛対象して、だ。
（普段と違う様子で真剣に問うて来た相手に、此方も一つ息を吸って真っ直ぐに相手を見据えて答える。相手を傷付けてしまったのは申し訳ないが、思い出話も出来、大好きな相手にやっと気持ちを伝えられたのだと安堵が混じった笑みを浮かべて、相手の手をそっと取り「お前に懐かれた黒子や、後をついて回られる青峰に何度も嫉妬した。俺は、黄瀬の事が好きだよ」と述べて、ゆっくり息を吐きながら相手の目を見つめ）

赤司っちっ…！！（相手の言葉を聞けば、いきなり抱きついて、嬉しさのあまり、滅多に見せない涙を流して、嗚咽混じりに、『ありがとうっス…！俺も、恋愛対象としてっ…赤司っちが、好きっス…!』と自分も内に秘めた思いを伝えて、心底安心したのか、『よかっ、たぁ…』と言いながら、座り込んでしまい、『大好きっス、もう、離さないし、離さないでほしいっス…』とゆっくり、落ち着きを取り戻しながら相手の顔を見て言葉を続けて

黄瀬……。離す訳無いだろう？
（本当か？と確認しようとしたが涙を流し座り込む相手を見れば聞くまでも無く、しゃがんで相手を強く抱き締めて。暫く目を伏せて抱き締めたまま相手の言葉を聞いていたが、そっと体を離すと己の指で優しく相手の涙を拭い。「同じ気持ちだったなら、もっと早く言えば良かった…。待たせてしまって悪かったね」と幸せそうに微笑み、相手の涙を拭い終えると再度強く抱き締めて）

そうっスね、もっと、早く、言えば良かった、っス、（此方も優しく微笑めば、涙をぬぐってもらい、強く抱き締められれば、『赤司っち、赤司っち、大好き、っスよ』と呟き、此方からも強く抱き返して、

俺も黄瀬がずっと大好きだったよ、大好きだよ。まさか同じ気持ちだとは思わなかった。
（呟きながら相手の背中を優しく撫でると「だから、もう泣くのはやめろ。目が赤くなってしまうだろう」と言いながら体を離し、相手の目元を優しく指でなぞって）

うん、もう泣かないっスよ…（目元なぞられれば、相手の言葉に頷きながら、ふふ、と笑って見せて、『そういえば、今日、放課後練習終わったら、赤司っちの家に遊びにいきたいっス！』といきなり目を輝かせて提案して。

あぁ、勿論良いよ。部活が終わったらそのまま遊びにおいで。
（泣き止んだ相手に目を細めて頭を撫でてやれば、相手の提案に直ぐさま頷いて。一限目の授業を終えるチャイムが聞こえて来た為、小さく息を吐けば「そろそろ行かないとな。同じクラスじゃないのは残念だが…」と悲しそうに相手の手に自分の手を絡めて呟き）

そしたら、一緒に帰っていいっすか？（嬉しそうに問うその背後には尻尾が見えたり隠れたり、そこで授業を終えるチャイムを聞けば、立ち上がり、絡む相手と自分の手を見れば、照れくさそうに笑って、『クラスは違っても、心はいつも一緒っス』なんて自分に言い聞かせるように言い、クラスへとかえればきっと部員からの質問の嵐だろう、その光景を想像してはただただ苦笑い浮かべて、『行きましょ、赤司っち！』と相手と繋いだ手を引き、歩き始めて。

当たり前だろう？部室と体育館を閉めないといけないから少し遅くなるが。
（嬉しそうに問うて来る相手に何を今更、と答えれば、見え無い筈の尻尾が見えているような気になり相手の頭を優しく撫でて。相手に手を引かれて歩き出せば「良い事言うね、心は一緒だ」と頷き、相手の教室まで来ると相手が手を離す前に、急にぐいっと己の方へ引き寄せ、頬にキスをして「また昼休み、迎えに来るよ」と微笑んでから手を離し）

はいっス！（いきなりの頬への接吻を受ければ、急激に頬が赤くなるのを感じる、昼休みに迎えに来る、という相手の言葉に頷き、昼休みこそは反撃してやろう、と思っていて。真っ赤な顔のまま教室へとはいれば女子の黄色い声、それを華麗に無視して席へとつけば次にバスケ部からの質問の嵐、どうにかはぐらかしてことを済ませて、その後の授業は、相手のことばかり浮かんでまともに話など頭にはいってこなかった、そうこうしているうちに時間は早いもので、昼休みの始まりのチャイムがなり、相手が来るのを心待にしているようで。

…黄瀬、少し遅くなってすまなかった。
（授業中は何とか切り替え勉強に支障が出ないよう努めたものの、やはり多少は影響する物で。告白した時の事や別れ際に頬にキスした時の相手の真っ赤な顔ばかりが頭に思い浮かび、やっと昼休みになったと思えば緑間に今朝の事を尋ねられ、遅くなってしまい。教室へ入り相手の席へ直行すれば、何やら騒ぐ生徒達を無視して、人目も気にせず手を繋ごうと相手に手を差し伸べ）

大丈夫っスよ、いくらでも待つっス（相手の謝罪に、気にしないで、とでもいうように首を緩く左右に振って見せて。差し出された手に、堂々と自分の手を絡めては、どうせ遅かれ早かれバレることだ、隠すこともない、なんて思えば、『今朝のお返しっスよ、』なんて悪戯っぽく笑って、相手の頬へと口づけを施して。

有難う…だが、お前を待たせるのは、俺自身が許せないな。
（大丈夫だと首を左右に振る相手を見れば、ますます愛しさが増してしまい。そんな時、相手から己の頬にキスされれば驚いて頬を微かに赤く染め、しっかり絡めた相手の手を強めに引いて騒がしい人ごみを抜け出して。階段を上がり屋上へ出れば相手を強く抱き締め「皆の前で、あまり可愛い事をするな。お前の可愛い姿は俺だけが見れば良い」と小さな声で囁いて）

え？あ、はいっス（相手の小さな声で囁かれた言葉に、少し不思議そうにしながらも頷いて、それでも繋がれた手を見れば、嬉しそうな幸せそうな笑みを見せて、『大丈夫じゃ足りないくらい好きっスよ、』と相手にくっついて。

俺も、大好きというか…愛してる、かな。
（不思議そうにしながらも頷いた相手に、大好き、より相手に愛が伝わる言葉を考えると愛してる、しか思い浮かばず、少し照れ臭いものの真っ直ぐ口にして。くっ付いて来る相手の手を引き屋上のベンチに座れば「早く昼食を済ませて、それからだね…俺の仕返しは」と悪戯っぽく微笑み弁当を取り出して）

俺も、愛してるっスよ、赤司っちよりも！（なんて変な主張をして、ベンチに引かれるがまま座れば『仕返しあるんスか？！』なんてオーバーなリアクションをしては、おべんとうを食べはじめて。

（／↑の名前間違いました、ごめんなさい！）

俺より？それはあり得無いよ、俺の方が黄瀬を愛してるから。
（何食わぬ顔で言い返し、弁当を食べる相手をじーっと見れば、くすっと笑みを零して「仕返しするに決まってるだろう、それも…昼食の後じゃなくて今だね。ご飯粒付いてるよ」なんて相手に顔を寄せ、相手の頬に付いているご飯粒をぺろっと舌で取ればそのまま食べて）

（/大丈夫ですよ！）

(/すみません！本体のアホが自分の携帯の画面割っちゃったんで、父さんの携帯借りてやってます！明日携帯帰ってくるんで、それまで、できないです、自分のじじょうですみませんが、待ってていただけますか？？

俺の方っ…！？(俺の方っス！なんて言おうとすれば相手にお仕置きと称して頬を舐められれば、真っ赤になって硬直して、「しょうがないっすね、赤司っちに譲るッス…！」なんていかにも負け惜しみのようにしか聞こえない言葉を発して、

真っ赤な顔でそんな事言われても、負け惜しみにしか聞こえないな。
（真っ赤になって硬直する相手を見れば、満足そうに目を細めて、くすっと笑みを零し。己の弁当箱から卵焼きを箸で摘まむとそのまま相手の口の前へ持って行き「黄瀬」と相手の名前を読んで、口を開けるよう促して）

（/勿論、待たせて頂きます！急がなくて大丈夫ですよ、わざわざ丁寧なご説明有難うございます！）