大丈夫っスよ、いくらでも待つっス(相手の謝罪に、気にしないで、とでもいうように首を緩く左右に振って見せて。差し出された手に、堂々と自分の手を絡めては、どうせ遅かれ早かれバレることだ、隠すこともない、なんて思えば、『今朝のお返しっスよ、』なんて悪戯っぽく笑って、相手の頬へと口づけを施して。